JP2008282645A - 燃料電池に用いられる膜電極接合体、および、その製造方法 - Google Patents

燃料電池に用いられる膜電極接合体、および、その製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】燃料電池に用いられ、電解質膜の少なくとも一方の表面に、互いに異なる特性を有する複数種類の触媒層が形成された膜電極接合体において、燃料電池の発電効率の低下や、電解質膜の劣化を抑制する。
【解決手段】膜電極接合体は、電解質膜の少なくとも一方の表面に形成された第1の触媒層と、第1の触媒層の電解質膜と反対側の表面に形成された第2の触媒層とを備える。第1の触媒層は、互いに異なる特性を有する複数種類の触媒層からなる。そして、この複数種類の触媒層は、電解質膜の表面に沿って、互いに並んで形成される。第2の触媒層は、第1の触媒層において、並んで形成された複数種類の触媒層の境界に生じる隙間を埋めるように形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池に用いられる膜電極接合体、および、その製造方法に関するものである。
水素と酸素との電気化学反応によって発電する燃料電池がエネルギ源として注目されている。この燃料電池は、プロトン伝導性を有する電解質膜の両面に、それぞれガス拡散電極(アノード、および、カソード)を接合してなる膜電極接合体を、セパレータによって挟持することによって構成される。そして、アノード、および、カソードは、それぞれ上記電気化学反応を促進するための触媒層を備える。また、アノード、および、カソードは、それぞれ燃料電池の外部から供給された反応ガス(燃料ガス、および、酸化剤ガス)を拡散させつつ、触媒層に供給するためのガス拡散層をさらに備える場合もある。このような燃料電池では、例えば、上記電気化学反応によって生成された生成水によって、フラッディングが生じ、発電に供する反応ガスのガス拡散電極における拡散が阻害される場合がある。
そこで、従来、このような膜電極接合体について、種々の技術が提案されている。例えば、下記特許文献1には、固体高分子型燃料電池において、触媒層は触媒粉末および電解質を含むものとして構成し、この触媒層内の電解質量を、触媒層の厚さ方向および面方向に沿って変化させることによって、触媒層内での反応ガスの拡散性を向上させる技術が記載されている。この技術では、電解質の配合割合を変化させた複数種類のペースト(いわゆる触媒ペースト)を用意し、これらをカーボンペーパあるいはカーボンクロスからなるガス拡散層上に、触媒層内の電解質量が触媒層の厚さ方向および/または面方向に沿って変化するようにそれぞれ塗布し、この触媒層を電解質膜の両面に接合することによって膜電極接合体を製造する。なお、このような膜電極接合体は、複数種類の触媒ペーストを、ガス拡散層ではなく、電解質膜に塗布するようにして製造することも可能である。
特開2001−319663号公報
しかし、ガス拡散層、あるいは、電解質膜の表面に、複数種類の触媒ペーストを塗布して、面方向に沿って複数種類の触媒層を形成する場合、これらを隙間なく形成することは困難であった。そして、複数種類の触媒層の境界には、自ずと隙間が生じることとなり、この隙間領域では、発電が行われないため、燃料電池の発電効率の低下を招いたり、電解質膜の劣化を招いたりする場合があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、燃料電池に用いられ、電解質膜の少なくとも一方の表面に、互いに異なる特性を有する複数種類の触媒層が並んで形成された膜電極接合体において、燃料電池の発電効率の低下や、電解質膜の劣化を抑制することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するために以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]燃料電池に用いられ、電解質膜の両面にそれぞれ触媒層を形成した膜電極接合体であって、前記電解質膜の少なくとも一方の表面に形成された第1の触媒層と、前記第1の触媒層の前記電解質膜と反対側の表面に形成された第2の触媒層と、を備え、前記第1の触媒層は、互いに異なる特性を有する複数種類の触媒層からなり、前記複数種類の触媒層は、前記電解質膜の表面に沿って、互いに並んで形成されており、前記第2の触媒層は、前記並んで形成された前記複数種類の触媒層の境界に生じる隙間を埋めるように形成されていることを要旨とする。
こうすることによって、燃料電池に用いられ、電解質膜の少なくとも一方の表面に、互いに異なる特性を有する複数種類の触媒層が並んで形成された膜電極接合体において、燃料電池の発電効率の低下、および、電解質膜の劣化を抑制することができる。
[適用例2]適用例1の膜電極接合体において、前記第2の触媒層は、該第2の触媒層のほぼ全面に亘ってほぼ同一の特性を有する触媒層からなるようにしてもよい。
[適用例3]適用例1または2の膜電極接合体において、前記第1の触媒層は、触媒を担持した担体と、電解質と、を含み、前記第1の触媒層における前記複数種類の触媒層は、前記特性を規定するパラメータとして、前記担体に対する前記電解質の重量比率、前記触媒の種類、前記担体における前記触媒の比表面積、前記担体における前記触媒の重量パーセントのうちの少なくとも1つが互いに異なるようにしてもよい。これらのパラメータ値を変更することによって、互いに異なる特性を有する複数種類の触媒層(上記第1の触媒層)を形成することができる。
[適用例4]適用例1ないし3のいずれかの膜電極接合体において、前記第1の触媒層における前記複数種類の触媒層は、前記膜電極接合体を燃料電池に適用したときの、前記燃料電池による発電に供する反応ガスの入口、および、出口のうちの少なくとも一方からの距離に基づいて、前記電解質膜上に設定された複数の領域に、それぞれ配置されているようにすることが好ましい。
一般に、電解質膜の両面に均質な(全面に亘って同一の特性を有する)触媒層をそれぞれ備える膜電極接合体を適用した燃料電池では、反応ガスの入口から出口にかけて、発電によって反応ガスが消費され、反応ガスの濃度が低下するため、これに伴い、反応ガスの入口から出口にかけて、発電量も低下する傾向にある。本適用例では、反応ガスの入口、および、出口のうちの少なくとも一方からの距離に基づいて、すなわち、入口から出口にかけて、電解質膜上に設定された複数の領域に、複数種類の触媒層がそれぞれ互いに並んで配置されるため、これら複数種類の触媒層の特性を規定するパラメータ値を、それぞれ適切に設定することによって、少なくとも膜電極接合体における発電分布を均一化することができる。
[適用例5]適用例4の膜電極接合体において、前記第1の触媒層における前記複数種類の触媒層は、前記特性を規定するパラメータとして、少なくとも前記担体に対する前記電解質の重量比率が互いに異なる触媒層からなり、前記複数種類の触媒層のうちの、前記反応ガスの出口側に配置された触媒層における前記担体に対する前記電解質の重量比率は、前記反応ガスの入口側に配置された触媒層における前記担体に対する前記電解質の重量比率よりも低く設定されているようにすることが好ましい。
一般に、燃料電池では、発電時に生成された生成水は、反応ガスの流れによって、反応ガスの流れ方向の上流側から下流側に移動するため、膜電極接合体における反応ガスの入口に近い領域において、ドライアップ(過乾燥)が生じやすくなり、膜電極接合体における反応ガスの出口に近い領域において、フラッディング(水分過多)が生じやすくなる傾向にある。また、触媒層において、上記担体に対する上記電解質の重量比率を低く設定すると、上記担体間の空隙が広くなるため、生成水の排水経路や、反応ガスの拡散経路の断面積が広くなる。一方、触媒層において、上記担体に対する上記電解質の重量比率を高く設定すると、上記担体間の空隙が狭くなるため、生成水の排水経路や、反応ガスの拡散経路の断面積が狭くなる。
本適用例では、第1の触媒層における複数種類の触媒層において、反応ガスの出口側に配置された触媒層おける上記担体に対する上記電解質の重量比率が、反応ガスの入口側に配置された触媒層おける上記担体に対する上記電解質の重量比率よりも低く設定されている。したがって、第1の触媒層における複数種類の触媒層において、反応ガスの出口に近い領域に配置された触媒層における上記担体間の空隙を、反応ガスの入口に近い領域に配置された触媒層における上記担体間の空隙よりも広くし、生成水の排水経路や、反応ガスの拡散経路の断面積を広くすることができる。この結果、上述した膜電極接合体におけるフラッディングを抑制することができる。
一方、本適用例では、第1の触媒層における複数種類の触媒層において、反応ガスの入口側に配置された触媒層における上記担体に対する上記電解質の重量比率が、反応ガスの出口側に配置された触媒層における上記担体に対する上記電解質の重量比率よりも高く設定されている。したがって、第1の触媒層における複数種類の触媒層において、反応ガスの入口に近い領域に配置された触媒層における上記担体間の空隙を、反応ガスの出口に近い領域に配置された触媒層における上記担体間の空隙よりも狭くし、生成水の排水経路の断面積を狭くすることができる。この結果、上述した膜電極接合体におけるドライアップを抑制することができる。
[適用例6]適用例5の膜電極接合体において、さらに、前記第2の触媒層における前記担体に対する前記電解質の重量比率が、前記第1の触媒層における前記複数種類の触媒層のうちの、いずれの触媒層における前記担体に対する前記電解質の重量比率よりも低く設定されているようにすることが好ましい。こうすることによって、第2の触媒層における生成水の排水経路や、反応ガスの拡散経路の断面積を、第1の触媒層における生成水の排水経路や、反応ガスの拡散経路の断面積よりも広くし、第1の触媒層に水が滞留することによるフラッディングを抑制することができる。
本発明は、上述の膜電極接合体としての構成の他、膜電極接合体の製造方法や、この膜電極接合体を用いた燃料電池や、燃料電池の製造方法の発明として構成することもできる。なお、それぞれの態様において、先に示した種々の付加的要素を適用することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき説明する。
A.膜電極接合体の構成:
図1は、本発明の一実施例としての膜電極接合体100の概略構成を示す説明図である。図1(a)に、膜電極接合体100の断面図を示した。また、図1(b)に、図1(a)において、破線で示した領域Rの拡大図を示した。この膜電極接合体100は、電解質膜110として、プロトン伝導性を有する固体高分子膜(例えば、ナフィオン(登録商標))を備えており、固体高分子型の燃料電池に用いられる。電解質膜110として、固体高分子とは異なる他の材料を用いるものとしてもよい。図1(a)中に、燃料電池(膜電極接合体100)のアノードに供給される燃料ガスとしての水素、および、アノードから排出されるアノードオフガスの流れ方向と、燃料電池(膜電極接合体100)のカソードに供給される酸化剤ガスとしての空気、および、カソードから排出されるカソードオフガスの流れ方向とを、矢印で示した。
図示するように、膜電極接合体100は、電解質膜110の一方の面に、アノード側触媒層120aを備えている。また、膜電極接合体100は、電解質膜110の他方の面に、カソード側触媒層120cを備えている。
本実施例では、カソード側触媒層120cは、2層構造を有しており、電解質膜110の表面上に形成された第1のカソード側触媒層として、互いに特性が異なる2種類の触媒層、すなわち、触媒層120c1、および、触媒層120c2を備えている。触媒層120c1、および、触媒層120c2は、電解質膜110の表面に沿って、互い並んで形成されている。そして、この第1のカソード側触媒層において、触媒層120c1は、空気の流れ方向の上流側(入口側)に形成されており、触媒層120c2は、下流側(出口側)に、触媒層120c1と並んで形成されている。また、カソード側触媒層120cは、第1のカソード側触媒層の電解質膜110と反対側の表面上に形成された第2のカソード側触媒層として、触媒層120c3を備えている。なお、触媒層120c1と、触媒層120c2との境界は、後述するように、膜電極接合体100の湿度分布に基づいて、任意に設定可能である。カソード側触媒層120cにおける触媒層120c1と、触媒層120c2との特性の差異については、後述する。
触媒層120c1、および、触媒層120c2は、後述するように、電解質膜110上に、それぞれ触媒インクを塗布することによって形成されている。そして、図1(b)に示したように、触媒層120c1と、触媒層120c2との間には、自ずと隙間が生じている。そして、触媒層120c3は、この隙間を埋めるように形成されている。これらの製造方法については、後から詳述する。
B.カソード側触媒層:
カソード側触媒層120cにおいて、触媒層120c1と、触媒層120c2と、触媒層120c3とは、触媒を担持した担体と、電解質とを含んでいる。本実施例では、触媒として、白金(Pt)を用いるものとした。また、触媒を担持する担体として、カーボンブラックを用いるものとした。また、電解質として、ナフィオン(登録商標)を用いるものとした。
ところで、触媒層に関し、その特性を規定する種々のパラメータが存在する。このパラメータとしては、例えば、触媒を担持した担体に対する電解質の重量比率や、担体に担持される触媒の種類や、触媒を担持した担体における触媒の比表面積や、触媒を担持した担体における触媒の割合(重量パーセント)等が挙げられる。そして、本実施例では、触媒層120c1と、触媒層120c2と、触媒層120c3とでは、上述した種々のパラメータのうち、触媒を担持した担体に対する電解質の重量比率、または、触媒を担持した担体における触媒の割合が異なるものとした。以下、触媒を担持した担体(C:カーボンブラック)に対する電解質(N:ナフィオン)の比率を「N/C比率」と呼ぶ。また、触媒を担持した担体における触媒の割合を、単に、「触媒の割合」と呼ぶ。
図2は、本実施例における触媒層120c1と、触媒層120c2と、触媒層120c3とのN/C比率、および、触媒の割合を示す説明図である。図示するように、触媒層120c1のN/C比率は、1.0であり、触媒の割合は、70(wt%)であるものとした。また、触媒層120c2のN/C比率は、0.85であり、触媒の割合は、70(wt%)であるものとした。また、触媒層120c3のN/C比率は、0.75であり、触媒の割合は、60(wt%)であるものとした。以下、触媒層120c1、および、触媒層120c2のN/C比率、および、触媒の割合を、上述した値に設定した理由について説明する。
図3は、膜電極接合体のカソード側触媒層を2層構造とし、第1の触媒層として触媒層120c1を用い、第2の触媒層として触媒層120c3を用いた膜電極接合体を適用した燃料電池(以下、燃料電池Aと呼ぶ)の発電特性と、第1の触媒層として触媒層120c2を用い、第2の触媒層として触媒層120c3を用いた膜電極接合体を適用した燃料電池(以下、燃料電池Bと呼ぶ)の発電特性とを示す説明図である。横軸をカソード加湿水量とし、縦軸をセル電圧としたグラフを示した。この図において、実線で示した曲線は、燃料電池Aの発電特性を示している。また、破線で示した曲線は、燃料電池Bの発電特性を示している。
図から分かるように、燃料電池Aと燃料電池Bとでは、カソード加湿水量がH1である条件を境に、セル電圧が逆転している。すなわち、カソード加湿水量がH1よりも少ない条件下では、燃料電池Aのセル電圧の方が、燃料電池Bのセル電圧よりも高い。そして、カソード加湿水量がH1よりも多い条件下では、燃料電池Bのセル電圧の方が、燃料電池Aのセル電圧よりも高い。つまり、カソード加湿水量がH1よりも少ない条件下では、燃料電池Aの発電性能の方が、燃料電池Bの発電性能よりも高く、カソード加湿水量がH1よりも多い条件下では、燃料電池Bの発電性能の方が、燃料電池Aの発電性能よりも高い。
カソード加湿水量がH1よりも少ない条件下において、燃料電池Aの発電性能が、燃料電池Bの発電性能よりも高い理由は、燃料電池Aにおける触媒層120c1のN/C比率が、燃料電池Bにおける触媒層120c2のN/C比率よりも高いため、触媒層120c1における担体間の空隙が、触媒層120c2における担体間の空隙よりも狭くなっており、燃料電池Aにおいてドライアップが抑制されたためである。一方、カソード加湿水量がH1よりも多い条件下において、燃料電池Bの発電性能が、燃料電池Aの発電性能よりも高い理由は、燃料電池Bにおける触媒層120c2のN/C比率が、燃料電池Aにおける触媒層120c1のN/C比率よりも低いため、触媒層120c2における担体間の空隙が、触媒層120c1における担体間の空隙よりも広くなっており、燃料電池Bにおいてフラッディングが抑制されたためである。
一般に、燃料電池では、発電時に生成された生成水は、反応ガスの流れによって、反応ガスの流れ方向の上流側から下流側に移動する。このため、膜電極接合体における反応ガスの入口に近い領域において、ドライアップが生じやすくなり、膜電極接合体における反応ガスの出口に近い領域において、フラッディングが生じやすくなる傾向にある。そして、本実施例の膜電極接合体100では、ドライアップが生じやすい空気の入口側に、ドライアップを抑制する効果を有する触媒層120c1を配置し、また、フラッディングが生じやすいカソードオフガスの出口側に、フラッディングを抑制する効果を有する触媒層120c2を配置している。したがって、膜電極接合体100全体としての発電性能を向上させることができる。また、本実施例の膜電極接合体100では、第2のカソード側触媒層として、触媒層120c1、および、触媒層120c2のN/C比率よりも低い値が設定された触媒層120c3が形成されているため、触媒層120c3における担体間の隙間が、触媒層120c1、および、触媒層120c2における担体間の隙間よりも広くなっている。したがって、触媒層120c1、および、触媒層120c2に生成水が滞留することによるフラッディングを抑制することができる。
C.膜電極接合体の製造工程:
図4は、膜電極接合体100の製造工程を示す説明図である。まず、電解質膜110の一方の表面に、アノード側触媒層120aを形成し(ステップS100)、電解質膜110の他方の表面に、第1のカソード側触媒層として、先に説明した触媒層120c1、および、触媒層120c2を、電解質膜110の表面に沿って、互いに並んで形成する(ステップS110)。アノード側触媒層120a、および、カソード側の触媒層120c1,120c2は、電解質膜110の両面に、アノード側触媒層120a用、触媒層120c1用、触媒層120c2用に用意された各触媒インクを塗布して乾燥させることによって、それぞれ形成される。本実施例では、触媒インクは、触媒金属としての白金(Pt)を担持したカーボンブラックと、電解質(ナフィオン)と、溶媒とを含む溶液である。これらの混合割合等は、各触媒層に要求される特性に応じて、任意に設定可能である。
次に、第1のカソード側触媒層(触媒層120c1,120c2)上に、第2のカソード側触媒層として、触媒層120c3を形成する(ステップS120)。本実施例では、触媒層120c3は、触媒層120c3用に用意された触媒インクを、触媒層120c1,120c2上にスプレイ塗工して乾燥させることによって形成するものとした。こうすることによって、触媒層120c1と、触媒層120c2との間に自ずと生じる隙間を容易に埋めることができる。
以上の製造工程によって、膜電極接合体100を製造することができる。また、さらに、この膜電極接合体100の両面に、それぞれガス拡散層を形成し、これをセパレータによって挟持することによって、燃料電池を製造することができる。
以上説明した本実施例の膜電極接合体100の製造工程によれば、電解質膜110のカソード側の表面に、互いに異なる特性を有する2種類の触媒層120c1,120c2を並んで形成したときに、触媒層120c1,120c2の境界に自ずと生じる隙間を、第2の触媒層としての触媒層120c3によって埋めることができる。したがって、燃料電池の発電効率の低下、および、電解質膜110の劣化を抑制することができる。
D.変形例:
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、以下のような変形が可能である。
D1.変形例1:
上記実施例では、カソード側触媒層120cにおける第1のカソード側触媒層として、2種類の触媒層(触媒層120c1,触媒層120c2)を備えるものとしたが、本発明は、これに限られない。カソード側触媒層120cにおける第1のカソード側触媒層を、3種類以上の触媒層によって構成するものとしてもよい。また、上記実施例では、カソード側触媒層120cを2層構造としたが、本発明は、これに限られず、3層構造以上としてもよい。
D2.変形例2:
上記実施例では、カソード側触媒層120cを構成する各触媒層120c1,120c2,120c3について、触媒層の特性を規定するパラメータとして、触媒を担持した担体に対する電解質の重量比率、および、触媒を担持した担体における触媒の割合(重量パーセント)を適用したが、本発明は、これに限られない。触媒を担持した担体に対する電解質の重量比率、触媒の種類、触媒を担持した担体における触媒の比表面積、触媒を担持した担体における触媒の割合のうちの少なくとも1つを適用するようにすればよい。
D3.変形例3:
上記実施例では、カソード側触媒層120cにおける触媒層120c1、触媒層120c2、触媒層120c3について、N/C比率、および、触媒の割合を、先に説明した値に設定するものとしたが、本発明は、これに限られない。各触媒層の特性を規定する種々のパラメータの各値は、各触媒層に要求される特性、例えば、ガス拡散性や、排水性や、触媒性能等に基づいて、それぞれ任意に設定可能である。
D4.変形例4:
上記実施例では、本発明をカソード側触媒層120cに適用した場合について説明したが、アノード側触媒層120aに適用してもよい。
D5.変形例5:
上記実施例では、触媒層120c3は、触媒層120c3のほぼ全面に亘ってほぼ同一の特性を有する触媒層からなるものとしたが、本発明は、これに限られない。触媒層120c3を、複数種類の触媒層によって構成するようにしてもよい。
本発明の一実施例としての膜電極接合体100の概略構成を示す説明図である。 本実施例における触媒層120c1と、触媒層120c2と、触媒層120c3とのN/C比率、および、触媒の割合を示す説明図である。 膜電極接合体のカソード側触媒層を2層構造とし、第1の触媒層として触媒層120c1を用い、第2の触媒層として触媒層120c3を用いた膜電極接合体を適用した燃料電池の発電特性と、第1の触媒層として触媒層120c2を用い、第2の触媒層として触媒層120c3を用いた膜電極接合体を適用した燃料電池の発電特性とを示す説明図である。 膜電極接合体100の製造工程を示す説明図である。
符号の説明
100…膜電極接合体
110…電解質膜
120a…アノード側触媒層
120c…カソード側触媒層
120c1,120c2…第1のカソード側触媒層
120c3…第2のカソード側触媒層

Claims (7)

  1. 燃料電池に用いられ、電解質膜の両面にそれぞれ触媒層を形成した膜電極接合体であって、
    前記電解質膜の少なくとも一方の表面に形成された第1の触媒層と、
    前記第1の触媒層の前記電解質膜と反対側の表面に形成された第2の触媒層と、を備え、
    前記第1の触媒層は、互いに異なる特性を有する複数種類の触媒層からなり、
    前記複数種類の触媒層は、前記電解質膜の表面に沿って、互いに並んで形成されており、
    前記第2の触媒層は、前記並んで形成された前記複数種類の触媒層の境界に生じる隙間を埋めるように形成されている、
    膜電極接合体。
  2. 請求項1記載の膜電極接合体であって、
    前記第2の触媒層は、該第2の触媒層のほぼ全面に亘ってほぼ同一の特性を有する触媒層からなる、膜電極接合体。
  3. 請求項1または2記載の膜電極接合体であって、
    前記第1の触媒層は、触媒を担持した担体と、電解質と、を含み、
    前記第1の触媒層における前記複数種類の触媒層は、前記特性を規定するパラメータとして、前記担体に対する前記電解質の重量比率、前記触媒の種類、前記担体における前記触媒の比表面積、前記担体における前記触媒の重量パーセントのうちの少なくとも1つが互いに異なる、膜電極接合体。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の膜電極接合体であって、
    前記第1の触媒層における前記複数種類の触媒層は、前記膜電極接合体を燃料電池に適用したときの、前記燃料電池による発電に供する反応ガスの入口、および、出口のうちの少なくとも一方からの距離に基づいて、前記電解質膜上に設定された複数の領域に、それぞれ配置されている、膜電極接合体。
  5. 請求項4記載の膜電極接合体であって、
    前記第1の触媒層における前記複数種類の触媒層は、前記特性を規定するパラメータとして、少なくとも前記担体に対する前記電解質の重量比率が互いに異なる触媒層からなり、
    前記複数種類の触媒層のうちの、前記反応ガスの出口側に配置された触媒層における前記担体に対する前記電解質の重量比率は、前記反応ガスの入口側に配置された触媒層における前記担体に対する前記電解質の重量比率よりも低く設定されている、膜電極接合体。
  6. 請求項5記載の膜電極接合体であって、
    さらに、前記第2の触媒層における前記担体に対する前記電解質の重量比率は、前記第1の触媒層における前記複数種類の触媒層のうちの、いずれの触媒層における前記担体に対する前記電解質の重量比率よりも低く設定されている、膜電極接合体。
  7. 燃料電池に用いられ、電解質膜の両面にそれぞれ触媒層を形成した膜電極接合体の製造方法であって、
    前記電解質膜の少なくとも一方の表面に、第1の触媒層を形成する第1触媒層形成工程と、
    前記第1の触媒層の前記電解質膜と反対側の表面に、第2の触媒層を形成する第2触媒層形成工程と、を備え、
    前記第1触媒層形成工程は、互いに異なる特性を有する複数種類の触媒層を、前記電解質膜の表面に沿って、互いに並べて形成する工程を含み、
    前記第2触媒層形成工程は、前記第2の触媒層を、前記並べて形成された前記複数種類の触媒層の境界に生じる隙間を埋めるように形成する工程を含む、
    製造方法。
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