JP2008282494A - 光ピックアップ - Google Patents

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Abstract

【課題】システムに起因して発生した収差を反対極性の収差を対物レンズ自体に発生させることによりアクティブに相殺補正する。
【解決手段】レーザ光源8から発したレーザ光はビームスプリッタ9を経てコリメータレンズ22によって平行光とされた後に対物レンズ7によって収束され、ディスクDの記録面R上にスポットを形成する。この記録面Rでの反射光は、対物レンズ7コリメータレンズ22を経てビームスプリッタ9により分離され、センサーレンズ25を経て受光素子26に入射する。この受光素子26は対物レンズ7によって収束されたレーザ光を受光しFE信号、RF信号及びTE信号を制御ブロック30に入力する。制御ブロック30はRF信号の振幅が最大になる時のFE信号の値及びTE信号の振幅が最大になる時のFE信号の値の差として非点収差の方向及び量を算出し、位相が進んでいる方角に設置されている発熱ヒータにのみ電流を供給する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ディスクの記録面に情報記録又は記録読出しのためにレーザ光を照射する光ピックアップに、関する。
CD(コンパクトディスク)やDVDのような光ディスクに記録されている光情報を読み出したり、光ディスクに対して光情報を書き込むための各種光ディスクドライブ装置に用いられる光ピックアップは、一般に、レーザ光源から射出されたレーザ光を、光記録媒体の記録面に収束する構成となっている。
ところで、光ディスクの記録面に記録された個々のピットのサイズは、光ディスクの記録密度を最大限にするために、その光ディスクに使用されるレーザ光の波長オーダーとなっている。よって、かかる光ピックアップに用いられる対物レンズの結像性能としては、いわゆるマレシャル限界と呼ばれる許容値を満足するような波面収差(RMS<0.07λ)が要求される他、その成分である球面収差や非点収差やコマ収差も良好に補正されている必要がある。
ところで、現在では、光ピックアップ全体を軽量化し、製造コストを抑制するために、DVD及びCD用の光ピックアップの対物レンズとしては、主として、プラスチックの非球面単レンズが用いられている。他方、次世代DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)であるブルーレイディスクの規格では、NA0.85の対物レンズが必要となる。
特開2006-079671
しかしながら、プラスチックの非球面単レンズを高NA化すると、システムの製造誤差や組付誤差に起因する非点収差やコマ収差の発生量の比率が大きくなってしまう。かかる収差の発生を防止するには、原因となる誤差が生じないようにすれば良いのではあるが、あまりに高精度に製造を行おうとすると、コストアップが避けられない。
そこで、本発明は、システムに起因して発生した収差を、反対極性の収差を対物レンズ自体に発生させることにより、アクティブに相殺補正することができる光ピックアップ装置の提供を、課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。
即ち、本発明による光ピックアップは、レーザ光源から発したレーザ光を、光ディスクの記録面に照射する光ピックアップであって、前記レーザ光源から発したレーザ光を、前記光ディスクの記録面に収束する対物レンズと、電流を供給されることにより発熱して前記対物レンズを加熱するために、当該対物レンズの周囲に配置された複数のヒータと、前記レーザ光源と前記対物レンズとの間に設けられ、前記レーザ光源から発したレーザ光を前記対物レンズに向けて導光するとともに、前記光ディスクの記録面にて反射して前記対物レンズを透過した前記レーザ光の反射光を、前記レーザ光源から発したレーザ光の光路から分離するビームスプリッタと、前記ビームスプリッタにより分離された前記反射光を受光することにより、前記対物レンズによって収束された前記レーザ光のビーム断面内における位相の分布を検知する位相検知手段と、前記対物レンズに対して前記位相検知手段によって他の方角よりも位相が進んでいると検知された方角と同じ方角に配置されている加熱ヒータに対してのみ前記電流を供給する電流供給回路とを、備えたことを特徴とする。
このように構成されると、対物レンズから射出されて光ディスクに照射されるレーザ光のビーム断面における位相の分布が、位相検知手段によって検知される。電流供給回路は、対物レンズに対して位相検知手段によって検出された位相分布において位相が進んでいる方角と同じ方角に配置されている加熱ヒータにのみ電流を供給する。すると、この加熱ヒータによって対物レンズが部分的に加熱される。即ち、位相が進んでいると検知された方角のみから加熱される。このようにして加熱された部分においては、対物レンズの媒質の屈折率が低下するので、当該対物レンズ自体の当該部分における位相に遅れが生じる。この対物レンズ自体の位相の遅れが、前記レーザビームの位相の進みを打ち消すので、結果として、対物レンズから射出されるレーザ光の位相分布が低減される。
本発明によれば、システムに起因して発生した収差を、反対極性の収差を対物レンズ自体に発生させることにより、アクティブに相殺補正することができる。
以下、図面に基づいて本発明による光ピックアップの実施の形態を、説明する。図1は、本発明を実施した形態である光ディスクドライブ装置の斜視図である。図1に示すように、この光ディスクドライブ装置は、図示せぬパーソナルコンピュータ,ビデオレコーダー等の筐体に組み込まれる薄型の箱状のケーシング1と、このケーシング1から引き出し状に進退可能なトレー2とから、構成されている。このトレー2は、ケーシング1から引き出された状態では光ディスクDの着脱を可能とし、ケーシング1に押し込まれた状態では光ディスクDをケーシング1内に収容するとともに、このケーシング1の開口を閉じる。さらに、本例においては、光ディスクドライブ装置全体の厚さを薄くするために、トレー2には、光ディスクドライブ装置としての本来の機能を発揮するための主要部品であるスピンドル3及びキャリッジ4が組み込まれている。なお、所謂ノートパソコンに採用される薄型の光ディスクドライブ装置としては、スピンドル3及びキャリッジ4がケーシング側に組み込まれ、このケーシングの上面が蓋によって開閉自在となっているものがあるが、このような光ディスクドライブ装置であっても、本願発明を適用することは可能である。
図1に示す光ディスク装置では、トレー2の上面には、光ディスクDを搭載してその回転を可能とするように、光ディスクの円形の外縁に合わせて凹んだディスク載置部2aが、形成されている。このディスク載置部2aの中心に、スピンドル3が埋め込まれている。このスピンドル3は、光ディスクDの中央に穿たれた穴にその先端が嵌め込まれてこれをクランプする軸を、内蔵したダイレクトドライブモータによって回転させる。その結果、スピンドル3は、光ディスクDを回転させることができるのである。
キャリッジ4は、光ピックアップを内蔵しており、ディスク載置部2aの底面にスピンドル3を中心とした径方向に沿って穿たれた略矩形の切り欠き2b内に、2本のレール5,6によって、スライド自在に保持されている。即ち、両レール5,6は、後述する対物レンズ7が移動することになるスピンドル3を中心とした径方向を向いた一本の移動軌跡と平行に(従って、相互に平行に)、切り欠き2b内に掛け渡されている。そして、キャリッジ4の一側縁から突出した一対のガイドフォロワ4aを、一方のレール6が貫通し、他方の側縁から突出したフォーク4bが、他方のレール5を銜え込んでいる。その結果、キャリッジ4は、後述する対物レンズ7が、スピンドル3を中心とした径方向(即ち、光ディスクDのトラッキング方向)に移動するように、切り欠き2b内でスライドするのである。なお、図示を省略したが、ガイドフォロワ4aの先端にはラックが形成されている一方、これに相対する切り欠き2bの内側面には、これと噛合するウォームギアが、レール6と平行に組み込まれている。よって、この図示せぬウォームギアが、図6に示すトラッキングモータ27によって回転駆動されることによって、キャリッジ4の位置が制御されるのである。
このキャリッジ4の上面には、光ピックアップに含まれる対物レンズ7を露出する窓4dが穿たれており、キャリッジ4の内部には、光ピックアップを収容するための空洞が形成されている。
図2は、このキャリッジ4内に内蔵された光ピックアップを構成する各光学部品の光学構成(但し、反射鏡等の反射部材やプリズム等の屈折部材の図示を省略して、光路を直線化して示している),及び、制御回路のブロック構成を示している。
光ピックアップを構成する光学部品とは、レーザ光源8,ビームスプリッタ9,コリメートレンズ22,対物レンズ7,センサーレンズ25,及び受光素子26である。
レーザ光源としてのレーザ光源8は、ブルーレイディスクの規格に則り、青紫色帯域(405nm)のレーザ光を発する。
ビームスプリッタ9は、レーザ光源8から発散光として射出されたレーザ光の光路中に保持され、このレーザ光を透過させるとともに、光ディスクDによって反射された反射光を、センサーレンズ25に向けて反射するプリズム(偏光ビームスプリッタ)である。
コリメートレンズ22は、レーザ光源8から発してビームスプリッタ9を透過したレーザ光を発散光から平行光に変換するように屈折させる正レンズである。
対物レンズ7は、コリメートレンズ22を透過したレーザ光を、光ディスクDの記録層Rに集束させる集光レンズ(正レンズ)である。この対物レンズ7は、ブルーレイディスクの規格に則って作成されたプラスチック単玉レンズであり、よって、開口数(NA)は0.85である。
図3は、この対物レンズアクチュエータ10の斜視図である。図3において、矢印zは、対物レンズ7の光軸に平行な方向(即ち、スピンドル3にクランプされた光ディスクDに垂直な方向,以下、「フォーカシング方向」という)を示し、矢印xは、スピンドル3にクランプされたディスクDの径方向(以下、「トラック列方向」という)を示し、矢印yは、ディスクDの記録面Rにおける各トラックのピット列に対する接線方向,即ち、トラック列方向に直交する方向(以下、「ピット列方向」という)を示す。
図3に示すように、この対物レンズアクチュエータ10は、トラック列方向に短軸方向を向けた略角柱状の形状を有し、キャリッジ4の内側に固定されているワイヤー固定マウント11と、トラック列方向に長軸方向を向け且つワイヤー固定マウント11と略同じ長さの略角柱形状を有し、4×2本のワイヤーWを介して揺動可能にワイヤー固定マウント11に支持されているとともに、その中央に対物レンズ7が嵌め込まれる貫通孔(図示略)が形成されたレンズホルダー12と、このレンズホルダー12におけるピット列方向を向いた各側面の中央に夫々固定された一対のフォーカスマグネット18,18と、当該各側面における各フォーカスマグネット(永久磁石)18,18の両脇(トラック列方向における両隣)に夫々固定された計4個のトラッキングマグネット(永久磁石)20と、ギリシア十字型の板の各腕木相当部分を断面U字状となるように折り曲げたのと等価な形状を有するとともに、レンズホルダー12をトレー2側から囲むようにキャリッジ4内に固定されたベース30と、このベース30におけるフォーカシング方向に伸びた各部分の内面において夫々各フォーカスマグネット18,18と対向して固定された一対のフォーカスコイル15,16と、ベース30におけるフォーカシング方向に伸びた各部分におけるトラック列方向を向いた各側面において、夫々各トラッキングマグネット20と対向して固定された計4個のトラッキングコイル13,13,14,14と、レンズホルダ12の上面における貫通孔(図示略)の縁12cの四周に夫々固定され、外形が略直方体の4個の加熱ヒータ40〜43(即ち、対物レンズ7を挟んでトラック列方向に並ぶ加熱ヒータ(A)40及び(C)42,並びに、対物レンズ7を挟んでピット列列方向に並ぶ加熱ヒータ(B)43及び(D)41)とから、構成されている。
ワイヤー固定マウント11の両端は、ワイヤーWの有効長さを稼ぐために、ピット列方向の肉厚が薄くなった耳11a,11aとして形成されている。
同様に、レンズホルダー12のトラック列方向における両端も、ワイヤーWの有効長さを稼ぐために、ピット列方向の肉厚が薄くなった耳12a,12aとして形成されている。ワイヤー固定マウント11とレンズホルダー12との互いに対向する耳11a,12a同士の間には、夫々ピット列方向に軸方向を向けているとともにフォーカシング方向に並べられた4本のワイヤーWが夫々貫通して固定されている。その結果、レンズホルダー12は、対物レンズ7の光軸をフォーカシング方向に向ける姿勢を維持しつつ、トラック列方向及びフォーカシング方向に夫々平行移動可能となっている。なお、計4×2本のワイヤーWは、制御ブロック30(後述する制御回路311)から各加熱ヒーター40〜43へ個別に電流(発熱体制御信号)を供給するための供給線を兼ねている。
なお、対物レンズ7によって記録層に集光されたレーザ光は、この記録層Rにより反射されることにより、記録層Rに記録された情報に応じた変調光となり、発散しつつ対物レンズ7に入射し、対物レンズ7によって平行光に変換され、コリメートレンズ22に入射する。そして、このコリメートレンズ22によって、収束光に変換され、ビームスプリッタ9に入射して、その一部が反射されて、センサーレンズ(シリンドリカルレンズ)25に入射する。センサーレンズ25は、入射した反射光を受光素子26上に収束する。
受光素子26は、図4に示すように、センサーレンズ25の光軸(従って、対物レンズ7及びコリメータレンズ22の光軸)を中心として4個の受光領域に分割されており、そのうちの一対B,Dが、当該光軸を挟んでトラック列方向と等価な方向に並び、他の一対A,Cが、当該光軸を挟んでピット列方向と等価な方向に並んでいる。
そして、受光素子26は、これらの4個の受光素子によって受光された受光量の総和(各受光素子から出力された信号の総和)を、再生信号(RF信号)として、図示せぬ再生回路及び制御ブロック30(後述するアンプ312)へ出力する。
また、受光素子26は、公知の非点収差法を用いて、フォーカスエラー信号(FE信号)を生成する。即ち、対物レンズ7から射出されたレーザ光に、図5に示すように非点収差が生じていると、そのビームウェスト附近では、位相が進んでいる面内において先に(円形ビーム位置よりも対物レンズ7に近い位置で)収束し、位相が遅れている面内において後から(円形ビーム位置よりも対物レンズ7から離れた位置で)収束する。その結果、レーザービームの断面形状は、円形ビーム位置よりも対物レンズ7に近い位置(図5bにおけるαの位置)において一旦線状(位相が遅れている面の方向[ピット列方向,図5の例ではトラック列方向と合致]と平行な線状)に収束した後に、長軸がピット列方向を向いた楕円形を経て、両線状の中間付近(図5bにおけるβの位置)にて円形となり、長軸がトラック列方向を向いた楕円形を経て、ビームウェストよりも対物レンズ7から離れた位置(図5bにおけるγの位置)において再度線状(位相が進んでいる面の方向[トラック列方向,図5の例ではビット列方向と合致]と平行な線状)に収束する。記録面Rに形成された当該レーザ光のスポット形状(即ち、記録面Rでの断面形状)は、対物レンズ7及びコリメータレンズ22を通じてそのまま(或いは、これらの素子による非点収差の影響を再度受けた状態で)受光素子26上に投影される。従って、当該受光素子26を構成する各受光領域のうち一対A,Cによって受光された光量の和と、他の一対B,Dによって受光された光量の和との差分((A+C)-(B+D))を算出すれば、ビームウェストが記録面Rに位置している場合に零となる信号となる。受光素子26は、この信号をフォーカスエラー信号(図7に示すように、ビームウェストが記録面Rと一致する位置において“ゼロ”となり、ビームウェストが記録面Rよりも対物レンズ7に近い側にあるときに+の極性をとり、遠い側にあるときに−の極性をとるFE値を示すFE信号)として、制御ブロック30(後述するアンプ317)に入力する。
また、受光素子26は、公知のプッシュプル法を用いて、トラッキングエラー(TE信号)を生成する。即ち、トラック列方向に並ぶ一対の受光領域B,Dにて夫々受光された光量の差を、トラッキングエラー信号(TE信号)として算出して、制御ブロック30(後述するアンプ313)に入力する。
次に、制御ブロック30は、スピンドル3を制御してディスクDを回転させ、トラッキングモータ27を制御してキャリッジ4をトラック列方向に移動させるとともに、光ピックアップに対して各種制御信号(レーザ光源8に対する駆動信号,対物レンズアクチュエータ10に対するフォーカシング信号及びトラッキング誤差補正信号)を入力することによって、トラッキングサーボ(トラッキングモータ27を制御するとともに、対物レンズアクチュエータ10にトラッキング誤差補正信号を入力することによりトラッキング誤差を微調整することにより、各トラックのピット列にレーザ光の照射を追従させること)及びフォーカスサーボ(対物レンズアクチュエータ10に対してフォーカシング信号を入力することにより、ディスクDに対する対物レンズ7の相対位置を一定に保持すること)を行いつつ、ディスクDの記録面Rからのデータの読み出しを行う。この間、制御ブロック30は、対物レンズ7から射出されるレーザ光の収差の状態を検知して、その収差の状態に応じて発熱体制御信号を対物レンズアクチュエータ10に入力することにより、後述する発熱体を選択的に発熱させて、上記収差を補正する。
この制御ブロック30は、具体的には、図6にその一部を示す回路構成を有している。即ち、この制御ブロックは、上述した受光素子26から出力されたRF信号,TE信号及びFE信号を夫々増幅するアンプ312,313,317,アンプ312及び317の出力信号が夫々入力されるRF信号振幅最大時FE値検出演算回路314,アンプ313及び317の出力信号が夫々入力されるTE信号振幅最大時FE値検出演算回路315,これら両演算回路314,315の出力信号同士の差分を算出してFE値差として出力する差動アンプ316,アンプ317の出力信号及びFE値差信号が入力されるとともに上述したスピンドル3,トラッキングモータ27の制御信号,ピックアップ制御信号及び発熱体制御信号を夫々出力する制御回路311から構成されている。
これらのうち、RF信号振幅最大時FE値検出回路314は、制御回路311と協働して、RF信号の振幅が最大となる対物レンズ7の位置に対応したFE信号の値を示す「RF信号振幅最大時FE値」を出力する。即ち、「RF信号振幅最大時FE値」を得ようとする場合には、制御回路311は、上述したトラッキングサーボ機能及びフォーカスサーボ機能を用いて、上述した対物レンズアクチュエータ10に対するフォーカシング信号及びトラッキング誤差補正信号とトラッキングモータ27に対する制御信号を適宜出力しつつ、レーザ光源8からレーザ光を射出させるとともに、スピンドル3によってディスクDを回転させる。更に、対物レンズアクチュエーター10を制御することによって、受光素子26から出力されるFE信号が所定の下限値から所定の上限値へと変化するように、対物レンズ7を、ディスクDに近接した位置から離反する方向へ、相対移動させる。その間に、受信したRF信号(記録面Rにおけるピットにレーザ光が照射された時には高い値となり、ピット以外の部位にレーザ光が照射された時には低い値をとるので、ディスクDの回転に伴って一定周期で振動する信号となる)の振幅を監視し、最大振幅となった際におけるFE信号の値を、「RF信号振幅最大時FE値」としてクランプして差動アンプ316に入力するのである。
他方、TE信号振幅最大時FE値検出回路315は、制御回路311と協働して、TE信号の振幅が最大となる対物レンズ7の位置に対応したFE信号の値を示す「TE信号振幅最大時FE値」を出力する。即ち、「TE信号振幅最大時FE値」を得ようとする場合には、制御回路311は、公知のフォーカスサーボ機能を用いて上述した対物レンズアクチュエータ10に対するフォーカシング信号を適宜出力しつつ、レーザ光源8からレーザ光を射出させるとともに、トラッキングモータ27に対する制御信号を適宜出力することによって、レーザ光照射対象トラックのジャンプを、隣接するトラック間で高速に繰り返す。更に、対物レンズアクチュエーター10を制御することによって、受光素子26から出力されるFE信号が所定の下限値から所定の上限値へと変化するように、対物レンズ7を、ディスクDに近接した位置から離反する方向へ、相対移動させる。その間に、受信したTE信号(記録面Rにおけるトラック[ピット列]上にレーザ光が照射された時には高い値となり、トラック間にレーザ光が照射された時には低い値をとるので、トラック間でのジャンプに伴って一定周期で振動する信号となる)の振幅を監視し、最大振幅となった際におけるEF信号の値を、「TE信号振幅最大時FE値」としてクランプして差動アンプ316に入力するのである。
差動アンプ316は、入力されたRF信号振幅最大時FE値及びTE信号振幅最大時FE値の差分(RF信号振幅最大時FE値−TE信号振幅最大時FE値)を算出して、FE値差信号として制御回路311に入力する。このFE値差信号の意義を、図5,図7及び図8を用いて説明する。図5を用いて上述したように、対物レンズ7から射出された光ビームに非点収差がある場合、レーザ光は、直交する二つの切断面(球欠切断面及び子午切断面)内で別々に収束するので、一旦楕円状に収束した後に、円形スポットを形成し(β)、更に、直交方向において楕円状に収束する(γ)。図5の例では、最初にレーザ光が収束する直線の方向がトラック列方向と合致しているので、図7(a)〜(c)に順に示すように、対物レンズ7をディスクDに近接した位置から漸次離間させていくと、最初に、トラック列方向に長軸を向けた楕円状のレーザ光が記録面Rに投影され(a)、次に、円形のスポットが記録面Rに投影され(b)、最後に、ピット列方向に長軸を向けた楕円状のレーザ光が記録面Rに投影される(c)。そして、(a)の状態では、ピット列方向においてはレーザ光が最も収束しているので、ピット上での反射光とピット間での反射光とのコントラストが最も強くなり、よって、RF信号振幅が最大となる。これに対して、トラック列方向においてはレーザ光は発散したままであるので、トラック上での反射光とトラック間での反射光とのコントラストは弱く、よって、TE信号振幅は小さい。他方、(c)の状態では、ピット列方向においてはレーザ光は発散しているので、ピット上での反射光とピット間での反射光とのコントラストが弱くなり、よって、RF信号振幅も小さくなる。これに対して、トラック列方向においてはレーザ光が最も収束しているので、トラック上での反射光とトラック間での反射光とのコントラストが最も強くなり、よって、TE信号振幅が最大となる。
以上に示したレンズ位置(即ち、FE値)とRF信号振幅及びTE信号振幅との相関関係を、図8に示す。図8において、横軸はレンズ位置(即ち、FE値差)を示し、縦軸が、RF信号振幅及びTE信号振幅の値を取る。このように、レーザ光に非点収差が生じている場合には、RF信号振幅最大時FE値(a)とTE信号振幅最大時FE値(c)とはズレており、両者間のズレ量(FE値差)が、非点収差量を示しているのである。
なお、以上に示した例では、非点収差の発生する方向(即ち、位相の遅れが発生する方向及び進みが発生する方向)が、夫々ピット列方向及びトラック列方向と一致していたので、各振幅の最大値の絶対量が最大となっているが、これらの方向がずれた場合であっても、絶対量はそれよりも低くなるものの、各振幅のピークが夫々別の位置に生じるので、非点収差量の検出に支障はない。何れにしても、この方法で検出できるのはトラック列ピット列方向の非点収差(成分)であり、このトラック列方向とピット列方向との非点収差が検出信号の劣化に寄与するので、検出された非点収差に応じた制御を行うことで、この信号劣化を最小限に抑えることができる。以上より、受光素子26,RF信号振幅最大時FE値検出回路314,TE信号振幅最大時FE値検出回路315,差動アンプ316及び制御回路311が、対物レンズによって収束されたレーザ光のビーム断面内における位相の分布を検知する位相検知手段に相当する。
制御回路311による制御の目標であるレーザ光に非点収差が全く生じていない状態を、図9に示す。この場合、レーザ光のビーム形状は、ビームウェストの前後に亘って真円となる。従って、図8と同じディメンションのグラフである図10に示すように、RF信号振幅もTE信号振幅も、ビームウェストが記録面Rに投影される位置(FE値)において最大となる。よって、この場合、FE値差は、非点収差が無いことを示す“ゼロ”となる。
そこで、制御回路311は、電流制御手段として、後述する4個の加熱ヒータ40〜43に対して個別に電流(発熱体制御信号)を供給することにより、これら加熱ヒータ40〜43を個別に発熱させ、よって、対物レンズ自体に、レーザ光に生じていた非点収差を打ち消す特定の非点収差を発生させ、結果として、記録面Rに照射されるレーザ光の非点収差がゼロになる状態を作り出そうとするのである。
具体的には、制御回路311は、入力されたFE値差信号が示すFE値差の極性が−である場合(即ち、対物レンズ7から見てRF信号振幅が最大となる位置がTE信号振幅が最大となる位置よりも対物レンズ寄りにある場合,即ち、図5,7,8に示す状態にある場合)には、ピット列方向に並ぶ一対の加熱ヒータ(B)43及び(D)41に、夫々、電流(発熱体制御信号)を供給する。その時点で既にトラック方向に並ぶ一対の加熱ヒータ(A)40及び(C)42に電流(発熱体制御信号)が供給されている場合には、その電流供給量を減らす。これにより、対物レンズ7におけるピット列方向に沿った直径方向のみが、他の部分よりも熱せられ、その部分における媒質の屈折率が低下し、当該対物レンズ7自身におけるピット列方向に沿った断面のみに、屈折力の低下,従って、位相の遅れが生じる。即ち、これにより、対物レンズ7自身に、非点収差が発生するのである。図11は、対物レンズ7が室温(摂氏25°)の環境下にある場合に、加熱ヒータ(B)43及び(D)41に対してのみ、0[mA]から徐々に増加するように電流を供給した場合に、この対物レンズ7の温度上昇に伴って、この対物レンズ7に生じる非点収差の方向及び量[λrms](FE値差に対応)をプロットしてなるグラフである。このグラフは、両加熱ヒーター41,43へ供給する電流の値[mA]が大きくなればなる程、対物レンズ7自身に発生する非点収差の値が+側に増加する傾向を、示している。その結果、各種誤差に因りレーザビームに生じていた非点収差が、対物レンズ7自身に生じた非点収差と相殺される。
これに対して、入力されたFE値差信号が示すFE値差の極性が+である場合(即ち、対物レンズ7から見てRF信号振幅が最大となる位置がTE信号振幅が最大となる位置よりも対物レンズから遠くにある場合)には、トラック列方向に並ぶ一対の加熱ヒータ(A)40及び(C)42に、夫々、電流(発熱体制御信号)を供給する。その時点で既にトラック列方向に並ぶ一対の加熱ヒータ(A)40及び(C)42に電流(発熱体制御信号)が供給されている場合には、その電流供給量を減らす。これにより、対物レンズ7におけるトラック列方向に沿った直径方向のみが、他の部分よりも熱せられ、その部分における媒質の屈折率が低下し、当該対物レンズ7自身におけるトラック列方向に沿った断面のみに、屈折力の低下,従って、位相の遅れが生じる。図12は、対物レンズ7が室温(摂氏25°)の環境下にある場合に、加熱ヒータ(A)40及び(C)42に対してのみ、0[mA]から徐々に増加するように電流を供給した場合に、この対物レンズ7の温度上昇に伴って、この対物レンズ7に生じる非点収差の方向及び量[λrms](FE値差に対応)をプロットしてなるグラフである。このグラフは、両加熱ヒーター40,42へ供給する電流の値[mA]が大きくなればなる程、対物レンズ7自身に発生する非点収差の値が−側に増加する傾向を、示している。その結果、各種誤差に因りレーザビームに生じていた非点収差が、対物レンズ7自身に生じた非点収差と相殺される。
以上により、制御回路311は、上記FE値差の検知及び加熱ヒータ40〜43に対する電流供給量の調整からなる一連のプロセスを繰り返すことにより、最終的に、図9の状態に収束させることができるのである。
(変形例)
本発明は、対物レンズ7の周囲に配置した複数の加熱ヒータ40〜43を選択的に発熱させることにより、対物レンズ7自身に収差を発生させ、これにより、各種誤差によりレーザ光に発生していた収差を打ち消すものである。従って、レーザ光に生じている収差の種類,方向及び量を検知でき、しかも、対物レンズ7を部分的に加熱することによって、これを打ち消すことのできる収差を逆特性の収差を対物レンズ7自身に発生させることができるのであれば、他の収差を補正するためにも、本発明を適用することができる。例えば、コマ収差は、特開2002−025091号に開示された方法により検出でき、その位相を示すと、図13(a)に示す通りとなる。なお、同図(b)は、同図(a)におけるア−ウ線に沿った断面における位相の分布を示している。この図13に示すように、コマ収差は、巨視的に見ると、ある直径における一方の方角(アの方角)のみ位相が進み他の方角(ウの方角)では位相が遅れている収差(厳密に言えば、波面が原点を通り、二度の変極点のある3次状の曲線を描く位相分布の収差)である。従って、図13(a)におけるイ,ウ,エの各箇所における位相を進めることにより、収差を打ち消すことが可能となる。
そのためには、制御回路311は、位相が遅れている方角(ウ)と同じ方角に在る加熱ヒータには電流(発熱体制御信号)を供給せず、その方角(ウ)とは逆の方角(ア)に在る加熱ヒータには電流を供給し、他の二つの加熱ヒータには、方角(ア)の加熱ヒータに供給している電流と比較して半分の電流を供給すれば良い。例えば、加熱ヒータ(C)42が方角(ウ)に在る場合には、この加熱ヒータ(C)42には電流を供給しないが、それとは逆の方角(ア)に在る加熱ヒータ(A)には所定量の電流を供給し、他の二つの加熱ヒータ(B)43,(D)41には、上記所定量の半分の電流を夫々供給する。
図14は、対物レンズ7が室温(摂氏25°)の環境下にある場合に、加熱ヒータ(A)40に対して0[mA]から徐々に増加するように電流を供給し、加熱ヒータ(B)43,(D)41に対してはその半分の電流を供給した場合に、この対物レンズ7の温度上昇に伴って、この対物レンズ7におけるトラック列方向に生じるコマ収差の方向及び量[λrms](FE値差に対応)をプロットしてなるグラフである。このグラフは、加熱ヒーター40,41,43へ供給する電流の値[mA]が大きくなればなる程、対物レンズ7におけるトラック列方向に発生するコマ収差の値が−側に増加する傾向を、示している。
また、図15は、対物レンズ7が室温(摂氏25°)の環境下にある場合に、加熱ヒータ(D)41に対して0[mA]から徐々に増加するように電流を供給し、加熱ヒータ(A)40,(C)42に対してはその半分の電流を供給した場合に、この対物レンズ7の温度上昇に伴って、この対物レンズ7におけるピット列方向に生じるコマ収差の方向及び量[λrms](FE値差に対応)をプロットしてなるグラフである。このグラフは、加熱ヒーター40,41,42へ供給する電流の値[mA]が大きくなればなる程、対物レンズ7におけるピット列方向に発生するコマ収差の値が−側に増加する傾向を、示している。
その結果、各種誤差に因りレーザビームに生じていたコマ収差が、対物レンズ7自身に生じたコマ収差と相殺される。
本発明の実施例1による光ディスクドライブ装置の全体斜視図 光ピックアップを構成する光学部品の光学構成を及び回路ブロックを示す図 図2の光ピックアップの斜視図 受光素子を構成する受光領域の配置を示す図 非点収差を概念的に示す図 制御ブロックの回路構成の一部を示すブロック図 FE値の説明図 FE値とRF信号振幅及びTE信号振幅との相関関係を示すグラフ 非点収差がゼロの場合を概念的に示す図 非点収差がゼロの場合におけるFE値とRF信号振幅及びTE信号振幅との相関関係を示すグラフ 加熱ヒータに供給する電流と非点収差との相関を示すグラフ 加熱ヒータに供給する電流と非点収差との相関を示すグラフ コマ収差を概念的に示す図 加熱ヒータに供給する電流とコマ収差との相関を示すグラフ 加熱ヒータに供給する電流とコマ収差との相関を示すグラフ
符号の説明
7 対物レンズ
8 レーザ光源
9 ビームスプリッタ
10 対物レンズアクチュエータ
40〜43加熱ヒータ
25 センサーレンズ
26 受光素子
30 制御ブロック
311 制御回路
314 RF信号振幅最大時FE信号検出演算回路
315 TE信号振幅最大時FE信号検出演算回路
316 差動アンプ

Claims (3)

  1. レーザ光源から発したレーザ光を、光ディスクの記録面に照射する光ピックアップであって、
    前記レーザ光源から発したレーザ光を、前記光ディスクの記録面に収束する対物レンズと、
    電流を供給されることにより発熱して前記対物レンズを加熱するために、当該対物レンズの周囲に配置された複数のヒータと、
    前記レーザ光源と前記対物レンズとの間に設けられ、前記レーザ光源から発したレーザ光を前記対物レンズに向けて導光するとともに、前記光ディスクの記録面にて反射して前記対物レンズを透過した前記レーザ光の反射光を、前記レーザ光源から発したレーザ光の光路から分離するビームスプリッタと、
    前記ビームスプリッタにより分離された前記反射光を受光することにより、前記対物レンズによって収束された前記レーザ光のビーム断面内における位相の分布を検知する位相検知手段と、
    前記対物レンズに対して前記位相検知手段によって他の方角よりも位相が進んでいると検知された方角と同じ方角に配置されている加熱ヒータに対してのみ前記電流を供給する電流供給回路と
    を備えたことを特徴とする光ピックアップ。
  2. 前記位相検知手段は、
    前記対物レンズの光軸を中心として分割された4つの受光領域を有する受光素子と、
    当該受光素子における各受光領域にて検出された受光量に基づきトラッキングエラー信号,フォーカスエラー信号及び再生信号を生成し、前記トラッキングエラー信号の振幅が最大となる状態における前記フォーカスエラー信号の値と、前記再生信号の振幅が最大となる状態における前記フォーカスエラー信号の値との差として、前記位相の分布を検知する制御回路と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  3. 前記光ディスクを回転させるスピンドル,前記対物レンズを光軸に沿って移動させるアクチュエータ,及び、前記レンズをトラッキング方向に移動させるトラッキングモータを更に備えるとともに、
    前記制御回路は、
    前記スピンドルを制御でき、前記アクチュエータを制御でき、また、前記トラッキングモータを制御できるとともに、
    前記トラッキングモータを制御することにより前記レーザ光の照射対象トラックを前記光ディスクにおける隣接するトラック間で交互にジャンプさせる間に、前記光ディスクのトラック列方向と同じ方向に並ぶ前記受光素子の一対の受光領域の出力信号の差を前記トラッキングエラー信号とし、
    前記スピンドルを制御することにより前記光ディスクを回転させる間に、前記受光素子の出力信号を前記再生信号とし、
    前記アクチュエータを制御することにより前記対物レンズを光軸方向に進退させる間に、前記トラック列方向と同じ方向に並ぶ一対の受光領域の出力信号の和と前記ピット列方向と同じ方向に並ぶ一対の受光素子の出力信号の和との差を前記フォーカスエラー信号として扱う
    ことを特徴とする請求項2記載の光ピックアップ信号。
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