JP2008281676A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】出力する用紙の用途を区別して、効率良く排紙トレイの切替及び必要な限り画像形成を継続させることが可能が画像形成システムを提供する。
【解決手段】印刷ジョブに基づかずに(機械都合により)画像形成した制御用紙、を排紙させているサブ排紙トレイが満杯検知手段により満杯検知した場合には、次の制御用紙の画像形成が行われるまでは、メイン排紙トレイに排紙させる本出力用紙の画像形成を継続するように制御することを特徴とする画像形成システムとする。
【選択図】図5

Description

複数の排紙トレイを有する画像形成システムに関するものである。
画像形成装置の後処理装置として、複数の排紙トレイを有する後処理装置が知られている。複数の排紙トレイは、複数ページからなる複数部の印刷物を出力する場合に一部毎にソート出力する場合や、各排紙トレイをユーザと対応付けて使用することによりメールビンとして用いられる場合がある。
特許文献1では、複数の積載トレイそれぞれのシート積載量を検知して、その検知した積載量を積載可能量と比較結果により、他の空いているシートを積載する積載トレイを切り替えるとともに、比較結果を表示する画像形成装置が開示されている。
また特許文献2では、複数のスタックトレイを有する画像形成装置において、記録紙を排出しているトレイがスタックオーバになった場合に、他に空きがあるスタックトレイがある場合には画像形成を停止させることなく他のスタックトレイに切り替えるとともに、スタックオーバとなったスタックトレイの記録紙を取り除くメッセージを表示する画像形成装置が開示されている。
特開2001−39605号公報 特開2001−278536号公報
近年、電子写真方式の画像形成装置が軽印刷の分野に用いられるようになっており、高精度で高品質の印刷物が求められている。このような画像形成装置では、印刷ジョブに基づいて連続して用紙に画像形成を行うとともに、その合間に制御用紙を出力する場合がある。制御用紙とは、印刷物の性能及び出来具合を確認するための確認用画像を印刷する用紙、等である。
特許文献1又は特許文献2に記載の画像形成装置では、出力する用紙の用途を区別せずに、いずれかの排紙トレイが容量オーバであるか否かを判断して、容量オーバである場合には画像形成を停止させるものである。
本発明は上記問題に鑑み、出力する用紙の用途を区別して、効率良く排紙トレイの切り替え及び必要な限り画像形成を継続させることが可能な画像形成システムを提供することを目的とするものである。
上記の目的は、下記に記載する発明により達成される。
(1)用紙に画像形成する画像形成装置と、
画像形成された用紙を載置させる複数の排紙トレイと、前記排紙トレイのそれぞれの満杯を検知する満杯検知手段と、を有する後処理装置と、
制御手段と、
を備えた画像形成システムであって、
前記制御手段は、印刷ジョブに基づいて画像形成した本出力用紙と、印刷ジョブに基づかずに画像形成した制御用紙と、を異なる排紙トレイに排紙させ、
前記本出力用紙を排紙させている排紙トレイが満杯検知手段により満杯検知した場合には、以降用紙への画像形成を停止させる又は、他の排紙トレイに切り替えて排紙させるように制御し、
前記制御用紙を排紙させている排紙トレイが満杯検知手段により満杯検知した場合には、次の制御用紙の画像形成が行われるまでは、本出力用紙の画像形成を継続するように制御することを特徴とする画像形成システム。
(2)各種設定をする操作手段を有し、
複数の前記排紙トレイから前記制御用紙を排紙させる排紙トレイの選択は、
ユーザが前記操作手段を操作することによる設定、所定の排紙トレイを設定、のいずれかにより行うことを特徴とする(1)に記載の画像形成システム。
(3)前記制御用紙は、確認用の画像を形成した用紙、印刷ジョブの出力を行わない不要なタブ用紙、のいずれかであることを特徴とする(1)又は(2)に記載の画像形成システム。
(4)前記操作手段を操作することにより前記制御用紙を排紙させている排紙トレイに、前記本出力用紙を排紙させる設定とすることが可能であり、
前記制御手段は、前記制御用紙を排紙させている排紙トレイに、前記本出力用紙を排紙させた場合には、該排紙トレイが満杯検知手段により満杯検知した場合には、以降用紙への画像形成を停止させるよう制御することを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の画像形成システム。
本発明によれば、出力する用紙の用途を区別して、効率良く排紙トレイの切り替え及び必要な限り画像形成を継続させることが可能な画像形成システムを得ることが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成システムの全体図である。画像形成システムは、画像形成装置A、後処理装置Bからなる。図2は、図1に示した本発明の実施の形態に係る後処理装置の拡大図である。
[画像形成装置]
画像形成装置Aは、回転する感光体ドラム1、帯電装置2、書込装置3、現像装置4、転写装置5A、分離装置5B及びクリーニング装置6、自動原稿搬送ユニット付きの画像読取装置A2を有する。帯電装置2によって感光体ドラム1の表面に一様帯電を行った後に、書込装置3のレーザビームによって原稿から読み取られた画像データに基づく露光走査を行って潜像を形成し、該潜像を現像装置4により反転現像して感光体ドラム1の表面にトナー像を形成する。
一方、用紙収納トレイ7Aから給紙された用紙Pは転写位置へと送られる。転写位置において転写装置5Aにより前記トナー像が用紙P上に転写される。その後に、用紙Pは分離装置5Bにより感光体ドラム1から分離され、中間搬送部7Bにより搬送され、引き続き定着装置8により加熱定着処理され、排紙部7Cから後処理装置Bに送られる。
用紙Pの両面に画像形成を行う場合には、定着装置8により加熱定着処理された用紙Pを、切換案内部7Dにより通常の排紙通路から分岐し、反転搬送部7Eにおいてスイッチバックして表裏反転した後、再び転写位置を通過し、用紙Pの裏面に画像を形成し、定着装置8を経て、排紙部7Cから装置外に排出される。排紙部7Cから排出された用紙Pは、後処理装置Bの導入口に送り込まれる。
一方、感光体ドラム1の画像処理後の表面は、クリーニング装置6により表面に残留している現像剤が除去される。
画像形成装置Aの上部には、原稿移動型読み取り方式の自動原稿送り装置を備えた画像読取装置A2が設置されている。
[後処理装置]
後処理装置Bは用紙Pの所定位置に孔あけ処理を行う穿孔装置10、排紙方向に直角な方向の位置を変えて排紙するシフト処理装置11及び用紙Pの所定位置で綴じ処理を行う綴じ処理装置12を有し、搬送ローラR及び切替案内部18、19によりこれら処理装置10〜12を通過させた後に排紙ローラ14Aと14Bとにより形成される排紙口又は排紙経路H3を経て排紙トレイ17Jに排紙される。
13は、中間スタッカであり、中間スタッカ13には、各画像形成ジョブにおいて設定された枚数の用紙Pが堆積し、整合され、綴じ処理装置12により綴じ処理される。
排紙ローラ14Aはベルトで連結された一対にローラ14A1、14A2からなり、ローラ14A2は、図2に示すように上下に移動可能であり、通過する紙の厚さにより上下する。排紙ローラ14Bは、駆動ローラでありシフト装置11又は中間スタッカ13から搬送された用紙を排紙する。
固定支持枠15Aにより、昇降支持枠15B、15Cが支持される。昇降支持枠15Bには、4個の排紙トレイ17A〜17Dが設けられ、一体として稼働する、昇降指示枠15Cには排紙トレイ17Kが設けられている。排紙トレイ17Kには多量の用紙を載置させることが可能である。
前記のように、昇降支持枠15B、15Cは上下に移動し、排紙トレイ17K、排紙トレイ17A〜17Dがそれぞれ、排紙ローラ14A、14Bが設けられた排紙口から排紙される用紙Pを受け取る位置に設定可能である。図1に示す例では、排紙トレイ17Cが用紙受け位置に設定されており、図2に示す例では、排紙トレイ17Kが用紙受け位置に設定されている。
なお、同図に示す様に4個の排紙トレイを一体として移動させずに、各排紙トレイが個々に独立して移動可能なものを用いてもよい。更に排紙トレイ17Kを複数設けることも可能である。
図1、2に示す例では、初期設定としては、排紙トレイ17Jをサブ排紙トレイとして使用し、その他の排紙トレイ17A〜17D、17Kをメイン排紙トレイとして使用する。そしてサブ排紙トレイ17Jには、排紙経路H3を経て原則として制御用紙(用紙P)が排紙される。
[制御用紙]
ここで「制御用紙」とは、印刷ジョブに基づかずに(機械都合により)画像形成した用紙のことであり、例えば「確認用の画像を形成した用紙」、印刷ジョブの出力を行わない「不要なタブ用紙」、等がある。
「確認用の画像を形成した用紙」とは、印刷ジョブに基づき多量印刷(画像形成)を実行した場合に数百枚に1枚程度の割合で、出力が正常であることを確認するための画像のことである(サンプル画像とも称す)。確認用の画像はユーザが目視等により確認する。確認した結果、画像形成装置の異常あるいは用紙の不良により所定の品質を満足していなかった場合には、対応する本出力用紙に対しては、確認して同様に品質を満足していなかった場合には、廃棄等の処理を行う。
「不要なタブ用紙」について説明する。図3は、タブを側端部に付与したタブ用紙の例を示す図である。図3(a)に示す様にタブ用紙は一方の側端部にタブを有している。またタブは見出しとして用いることからその位置を少しずつ異ならしている。同図は、タブの位置が異なったa〜d4種類のタブ用紙の例である。同図の様なタブ用紙では4種類(4枚)のタブ用紙を一組としてこれを図3(b)に示すように複数組重ねた状態で用紙収納トレイ7Aに収納しておく。収納した用紙(タブ用紙)に対して印刷ジョブに基づいて画像形成を行う。一般的には、タブ用紙は章分け等のページ区切りに用いられるので、一般的にはタブ用紙とともに通常の用紙に対しても併せて画像形成を行っている。
このときに、4種類のタブ用紙を全て使用する場合には、不要なタブ用紙は発生しないが、例えばa〜dのタブ用紙のうち、a〜cの3種類しか使用しない場合には、dの形状のタブ用紙は使用しないことになる。前述の様にタブ用紙はa〜dの4種類のタブ用紙を一組として複数組を重ねて用紙収納トレイ7Aに収納しているので、a、b、cのタブ用紙を1枚ずつ使用した後のdのタブ用紙は「不要なタブ用紙」となる。つまりこのような場合には一組(4枚)に1枚ずつ不要なタブ用紙が含まれることになる。
表1は、複数の印刷ジョブを実行した際の、出力した印刷用紙の内容とその用途を示すものである。印刷は表1に示す順番で画像システムにより行う。表1に示す様に、印刷ジョブに基づく本出力用紙の合間に制御用紙を出力させている。
Figure 2008281676
図1、図2の説明に戻る。排紙トレイ17A〜17D、17Kの昇降は不図示のモータにより行う。モータは例えば、ワイヤ駆動機構により各排紙トレイを昇降させて、排紙トレイを用紙受け位置に設定する。
排紙トレイ17Kの上下位置は、センサS1及びS2の信号に基づいて次のように設定される。センサS1は排紙トレイ17Kに載置している用紙Pの上面を検知するものであり、センサS1の出力がONでモータが駆動して排紙トレイ17Kを降下させる。そして、センサS1のOFFでモータが停止する。このようにして、排紙トレイ17Kに載置している用紙Pの上面は常に一定に維持される。
更に用紙Pを載置させ、その結果載置量が排紙トレイ17Kの容量に到達したとき、つまり満杯となったときに、センサS2がONして、排紙トレイ16の満杯が警告される。この警告は、ブザー等の音によるか又は操作部4に警告文を表示するにより行われる。また、この際には画像形成を停止するように制御する。
S3〜S6は排紙トレイ17A〜17Dにおける用紙Pの満杯検知センサである。またS7は排紙トレイ17J(サブ排紙トレイ)における用紙Pの満杯検知センサである。
図4は、画像形成システムの制御ブロック図である。なお、同図では本実施形態の動作説明に必要な部分の周囲を中心に記載してあり、その他の画像形成システムとして既知の部分については省略してある。また以降の図においては説明の重複を避けるために、共通する部分は同一符号を付すことにより説明に代える。
100AはCPUでありプログラムに従って画像形成装置Aの各種制御を実行する制御手段として機能する。101AはROMであり画像形成装置Aを制御するためのプログラムやデータを含む各種プログラムやデータを記憶している。102AはRAMでありCPU100Aによってワークエリアとして利用され、CPU100Aが画像形成装置Aの制御を実行する際に必要なプログラムやデータあるいは印刷ジョブを一時的に記憶する。
ここでいう印刷ジョブとは画像データと画像形成に必要な設定情報を関連づけたものである。設定情報とは例えば倍率、濃度情報、出力枚数、出力部数、後処理設定等のことである。なお、以下においては、このような画像データと設定情報との組み合わせを印刷ジョブと呼ぶ。印刷ジョブは、画像読取部A2が読み取った画像データあるいは、外部のネットワークに接続しているPC端末等からの受信することにより入力される。
そして、CPU100Aは、制御手段として機能しRAM102Aに展開されたプログラム、データ、印刷ジョブに基づき、画像形成装置Aの制御を実行する。110AはLAN等のネットワークを介した通信を行う通信手段としてのインターフェイス(I/F)である。
画像読取手段A2は、操作手段A4の入力に基づいて原稿を読み取って画像データを生成する。生成された画像データは、CPU100Aにより処理が施され、画像メモリ106Aに記憶される、又は画像形成手段A1に出力される。画像形成手段A1は、CPU100Aにより処理が施された画像データに基づいて用紙上に画像形成(印刷)を行う。給紙部7は、用紙収納トレイ7Aに収容されている本身用紙S1又は給紙カセット7Bに収容されている表紙用紙S2を画像形成手段A1に向けて搬送する。
操作手段A4は、液晶パネルで構成される表示部にタッチスクリーンを重ねて配置したタッチパネルを備えている。操作手段A4により各種操作画面の表示や、排紙する排紙トレイの設定等の指示入力が行われる。またインターフェイス110Aを経由してネットワークから画像データを含む印刷ジョブを受信し、その印刷ジョブを画像メモリ106Aに記憶しておいてもよい。
104Aは通信部であり、後処理装置Bに接続され、後処理装置Bとの間で各種データを送受信する。105Aはバスであり、ROM101A、RAM102A、不揮発性メモリ103A、画像読取手段A2、画像形成手段A1、操作手段A4、給紙部7、送信手段である通信部104A等が相互に接続されている。
後処理装置Bは、プログラムに従って後処理装置Bの各種制御を実行するCPU100Bを中心に、バス105Bにより、ROM101B、RAM102B、不揮発性メモリ103B、搬送部70、満杯検知手段S(S1〜S6)及び通信部104B等が相互に接続されている。ROM101Bは、各種プログラムやデータを記憶しており、CPU100Bがこれらプログラムやデータを利用して後処理装置Bの制御を実行する。RAM102Bは、CPU100Bによってワークエリアとして利用され、CPU100Bが制御を実行する際に必要なプログラムとデータを一時的に記憶する。通信部104Bは、画像形成装置Aに接続され、画像形成装置Aとの間で各種データを送受信する。なお、当該CPU100Bが制御手段として機能し、画像形成装置AのCPU100Aとデータ通信を行うことにより排紙を制御するようにしてもよい。
排紙トレイの切り替えは、図4に示す搬送部70、CPU100B、及び図2に示す切替案内部18、19、が連携することにより行われる。
図5は、本実施形態に係る画像形成システムの制御フローを示す図である。まずステップS11では、印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行する。印刷処理した用紙としては大きく分けて2種類あり、一つは印刷ジョブに基づいて用紙に画像形成した「本出力用紙」であり、もうひとつは印刷ジョブに基づかずに画像形成した「制御用紙」である。また「本出力用紙」は、商品価値のある印刷物であり、「制御用紙」は商品価値のない、通常は廃棄処理を行う印刷物のことである。
ステップS12では、ステップS11で印刷された用紙(印刷物)がサブ排紙トレイに排紙する用紙か、メイン排紙トレイに排紙する用紙か(つまり制御用紙であるか否か)を制御手段(100A)により判断する。
ここで「サブ排紙トレイ」とは主に制御用紙を排紙する排紙トレイであり、原則として所定の排紙トレイが割り当てられる。「メイン排紙トレイ」とは、サブ排紙トレイ以外の排紙トレイのことを意味し、本出力用紙のみを排紙させる。本実施形態では、排紙トレイ17Jをサブ排紙トレイとして用い、それ以外の排紙トレイ17A〜17Kをメイン排紙トレイとして用いる。そして初期設定としてメイン排紙トレイのうち排紙トレイ17Kを優先順位が最も高い排紙トレイとしている。
[メイン排紙トレイでの満杯検知時の制御フロー]
ステップS12において、ステップS11で印刷処理を行った用紙がサブ排紙トレイに排紙する用紙でないと判断した場合(ステップS12:No)には、メイン排紙トレイとして用いる排紙トレイ17Kに排紙させる(ステップS31)。
ステップS32では、ステップS31での排紙に伴い、排紙トレイ17Kの満杯検知センサS1のセンサがON、つまり満杯になったか否かを制御手段が判断する。満杯検知センサS1がONでなければ(ステップS32:No)ステップS11に戻り、印刷ジョブにより印刷処理を継続する。
一方、満杯検知センサS1がON状態であれば(ステップS32:Yes)、印刷停止処理(ステップS33)を実行して、終了する(END)。
ここで印刷停止処理とは、画像形成中(印刷中)の用紙、より具体的には満杯を検知した時点で既に用紙収納トレイ7Aから給紙されている用紙、に対して画像形成を行って排紙トレイに排紙させ、以降、用紙の給紙は行わずに画像形成を停止させる。なお、満杯検知センサS1〜S7は、各排紙トレイ17A〜D、17K、17Jの満杯を検知しても、不具合を生じさせずに数枚程度は継続して排紙を行うことができる。
なお、本実施形態においては、メイン排紙トレイとして機能する排紙トレイ17Kの満杯検知センサS1が満杯を検知した場合に直ぐに印刷停止処理を実行する例について説明したが、これに限られず、空いている他の排紙トレイ(17A等)に切り替えて印刷を継続するようにしてもよい。
[サブ排紙トレイでの満杯検知時の制御フロー]
一方、ステップS12で、サブ排紙トレイに排紙する用紙であると判断した場合(ステップS12:Yes)には、サブ排紙トレイとして用いる排紙トレイ17Jに排紙させる。
ステップS14では、ステップS13での排紙に伴い、排紙トレイ17Jの満杯検知センサS7のセンサがON、つまり満杯になったか否かを制御手段が判断する。満杯検知センサS7がONでなければ(ステップS14:No)ステップS11に戻り印刷処理を継続する。ONであれば(ステップS14:Yes)、次のステップに移行する(番号20)。
図6は、図5に続く制御フローを示す図である。図5に示した様に、メイン排紙トレイで満杯検知した場合には直ぐに印刷停止するように制御するが、サブ排紙トレイで満杯検知しても、印刷処理は継続するように制御させる。図6はその継続させる印刷処理に関する制御フローである。なお、同図におけるステップS21〜S23、S31〜S33は、図5のステップS11〜S13、S31〜S33に対応しているので説明は省略する。
ステップS21の処理の後、ステップS22でサブ排紙トレイに排紙する用紙であれば(ステップS22:Yes)、ステップS23の処理を実行して、続くステップS24でサブ排紙トレイ(17J)の満杯検知センサS7がONを継続中か否かを判断する。
前述のステップS14の際の満杯検知に伴い、ユーザへの警告の目的で、あらかじめ操作手段A4の表示部の画面に、サブ排紙トレイが満杯であることを表示させている。この表示によってユーザがサブ排紙トレイから用紙を取り除いた場合には、満杯検知センサはOFFに変化することになる。
上記の様なユーザによる排紙トレイに載置された用紙を取り除く行為、があった場合にはサブ排紙トレイの満杯検知センサはONが継続していないことになる。この場合(ステップS24:No)には、以降図5のステップS11のフローを行う。
一方、そのような取り除き行為がなく、サブ排紙トレイの満杯検知センサONが継続中の場合(ステップS24:Yes)には、印刷停止処理(ステップS33)を実行する。
このように、印刷出力する用紙の用途を区別して、制御用紙を排紙させているサブ排紙トレイが満杯検知手段により満杯検知した場合には、次の制御用紙の画像形成が行われるまでは、本出力用紙の画像形成を継続するように制御することにより、効率良く排紙トレイの切り替え及び必要な限り画像形成を継続させることが可能が画像形成装置を提供することが可能となる。
図7は、他の実施形態に係る画像形成システムの制御フローを示す図である。サブ排紙トレイには原則として制御用紙を排紙させるが、例外としてユーザの設定により、本出力用紙をサブ排紙トレイに排紙させるように設定することができる。同7に示す制御フローは、そのような設定とした場合における制御フローである。またこのような設定は、ユーザが操作手段A4を操作して排紙する(出力する)排紙トレイを指定することにより行う。例えば前述の表1に示す例において、印刷ジョブ1(のみ)をサブ排紙トレイとして用いる排紙トレイ17Jに排紙させるように設定した場合である。
図7の説明を行う、同図においては、図5、図6と共通する制御処理は同符号を付すことにより説明は省略する。
ステップS402でサブ排紙トレイに排紙する用紙か否かを判断する。サブ排紙トレイに排紙する用紙であれば(ステップS402:Yes)、サブ排紙トレイに排紙する(ステップS13)。
ステップS404ではサブ排紙トレイに排紙させた用紙が本出力用紙であるか否かを判断する。これは前述のユーザ指定によって本出力用紙をサブ排紙トレイに排紙させる設定としておいた場合に発生する。本出力用紙であればステップS405で「本出力用紙有りフラグ」を立てる。これによりサブ排紙トレイに制御用紙だけでなく本出力用紙が排紙されているか否かの履歴管理を制御手段側(CPU100A)ですることができる。なお本フラグのリセットは、サブ排紙トレイの満杯検知センサがOFFになったことにより行う。
ステップS14で、ステップS13の排紙にともない、サブ排紙トレイの満杯検知センサがONに変化した場合には、印刷停止処理(ステップS33)を実行する。これはサブ排紙トレイには、本出力用紙、つまり商品価値のある用紙が排紙されているので、印刷ジョブの継続よりも、本出力用紙の確認を優先させるためである。
一方、ステップS404で本出力用紙でなかった場合には(ステップS404:No)、次にステップS406の処理を行う。サブ排紙トレイの満杯検知センサがONに変化した場合(ステップS406:Yes)には、ステップS407で「本出力用紙有りフラグ」が立っているかを制御手段が判断する。
「本出力用紙有りフラグ」が立っている場合(ステップS407:Yes)には、サブ排紙トレイには本出力用紙が混在して排紙されているので、印刷停止処理(ステップS33)を実行する。一方、「本出力用紙有りフラグ」が立っていない場合(ステップS407:No)、つまりサブ排紙トレイには制御用紙のみが排紙されている場合には、前述の図6の制御フローに移行する(番号20)。
このように、サブ排紙トレイに本出力用紙が排紙されているか否かを履歴管理することにより、サブ排紙トレイに本出力用紙が排紙されていて、満杯となっているのにもかかわらず、印刷を継続するという状態を生じさせずにすむという利点がある。
本発明の実施の形態に係る画像形成システムの全体図である。 図1に示した本発明の実施の形態に係る後処理装置の拡大図である。 タブを側端部に付与したタブ用紙の例を示す図である。(a)は一組のタブ用紙の例である。(b)は複数組のタブ用紙の例である。 画像形成システムの制御ブロック図である。 本実施形態に係る画像形成システムの制御フローを示す図である。 図5に続く制御フローを示す図である。 他の実施形態に係る画像形成システムの制御フローを示す図である。
符号の説明
A 画像形成装置
A4 操作手段
100A CPU(制御手段)
B 後処理装置
17A、17B、17C、17D、17K、17J 排紙トレイ
S1、S2、S3、S4、S5、S6、S7 満杯検知センサ
18、19 切替案内部
100B CPU

Claims (4)

  1. 用紙に画像形成する画像形成装置と、
    画像形成された用紙を載置させる複数の排紙トレイと、前記排紙トレイのそれぞれの満杯を検知する満杯検知手段と、を有する後処理装置と、
    制御手段と、
    を備えた画像形成システムであって、
    前記制御手段は、印刷ジョブに基づいて画像形成した本出力用紙と、印刷ジョブに基づかずに画像形成した制御用紙と、を異なる排紙トレイに排紙させ、
    前記本出力用紙を排紙させている排紙トレイが満杯検知手段により満杯検知した場合には、以降用紙への画像形成を停止させる又は、他の排紙トレイに切り替えて排紙させるように制御し、
    前記制御用紙を排紙させている排紙トレイが満杯検知手段により満杯検知した場合には、次の制御用紙の画像形成が行われるまでは、本出力用紙の画像形成を継続するように制御することを特徴とする画像形成システム。
  2. 各種設定をする操作手段を有し、
    複数の前記排紙トレイから前記制御用紙を排紙させる排紙トレイの選択は、
    ユーザが前記操作手段を操作することによる設定、所定の排紙トレイを設定、のいずれかにより行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記制御用紙は、確認用の画像を形成した用紙、印刷ジョブの出力を行わない不要なタブ用紙、のいずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 前記操作手段を操作することにより前記制御用紙を排紙させている排紙トレイに、前記本出力用紙を排紙させる設定とすることが可能であり、
    前記制御手段は、前記制御用紙を排紙させている排紙トレイに、前記本出力用紙を排紙させた場合には、該排紙トレイが満杯検知手段により満杯検知した場合には、以降用紙への画像形成を停止させるよう制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
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