JP2008281375A - 異物検査装置および検出回路 - Google Patents

異物検査装置および検出回路 Download PDF

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幕内雅巳
Ritsuro Orihashi
折橋律郎
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Uen Ri
李▲ウェン▼
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今川健吾
Takahiro Jingu
神宮孝広
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Abstract

【課題】
複数の増幅器を配設してレンジ毎に切り替えて信号検出を行う検出回路において、レンジ切替えによる検出誤差を抑制し、高精度な高ダイナミックレンジ検出方法を提供する。
【解決手段】
検出部3は、基準電圧生成部103により基準電圧を印加した際に、複数の検出系データから補正データを算出する減算部115、補正データを保持するデータ保持部117、検出データに補正処理を行う加算部116、検出データと切替えデータを比較する比較部121、比較部出力により補正データを含む複数の検出系データを切り替えるセレクタ122などを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体ウェハを検査対象とする異物検査装置に関し、特に信号検出技術に関する。
半導体ウェハ表面の異物を検査する異物検査装置は、ウェハ表面にレーザ光を照射する照射光学系と、ウェハ表面から散乱された光を検出する検出光学系と、検出光学系で検出された散乱光を電気信号に変換して補正する検出ユニットと、異物を判別して表示する表示ユニットとを有して構成される。ここで、検出ユニットには検出回路が組み込まれており、通常、これを介して信号が出力されて異物の判別が行われる。図5に、本発明者が本発明の前提として検討した半導体ウェハの異物検査装置について、その検出回路の概要を示す。すなわち、従来の異物検査装置では、回転させたウェハにレーザ光を照射し、ウェハ上に存在する異物等からの散乱反射光を光電子増倍管(PMT:Photo Multiplier Tube)1によって検出する。すなわち、PMT1は、入射光を光電子増倍作用により増倍し、入射光強度に応じて電流を出力するものであり、異物からの散乱反射光をもとに異物検出信号電流として出力する。検出部10では、該異物検出信号電流に基づき、抵抗4と演算増幅器5とで構成したI−V変換部2において検出電圧信号に変換する。さらに検出回路3において、検出回路3への入力電圧8となる該検出電圧信号に対して対数増幅器6によりA/D変換回路7の最小分解能でも微小な電圧を検出できるように対数増幅し、該増幅電圧をA/D変換器7を用いてデジタル値に変換する。その後、該デジタル値を出力コード9としてデータ処置回路(図示せず)に出力して異物等の判別を行う。
一般に、微小粒径の異物からの散乱光強度は、異物の直径の約6乗に比例すると言われている。従って、光を照射しその散乱光によって異物を検出する場合、検査対象ウェハ上の異物が小さくなるほど検出信号は微小になり、これを検出する検出回路では検出信号の振幅範囲に応じて広いダイナミックレンジが要求される。さらに、ウェハの検査時間を短縮するため、ウェハの回転数を上げることによりウェハ表面を走査する速度が速くなり、検出信号の時間あたりの変化率が増大し、検出部では高速化も要求される。
ところで、一般に、A/D変換回路は、速度とダイナミックレンジの間に基本的なトレードオフの関係が存在し、高速化にともなってA/D変換回路のダイナミックレンジは減少し、最小分解能が増大する傾向にある。
そのため、従来では、特許文献1に記載の技術のように、検出電流を異なる増幅倍率で増幅する複数の増幅器を並列に配置して、複数の増幅器出力のうち適切なレンジの出力によってダイナミックレンジ拡大を実現する方法が提案されている。
特開平8−145899号公報
特許文献1に記載の技術によれば、複数の増幅器で受け持つレンジ毎にA/D変換回路を配置することで、高速化により各A/D変換回路のダイナミックレンジが制限された状態においても、検出部全体としてダイナミックレンジの拡大が実現できる。
ただし、複数の増幅器で異なるレンジの検出を行うことから、複数の増幅器の増幅率に対して、調整あるいは部品の選別などにより比率を設計値にあわせ込む必要があり、本質的にレンジ間の切替えで検出誤差が発生し、測定精度が低下するという問題がある。
本発明は以上のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、検出回路の高速化とダイナミックレンジ拡大を実現し、検出レンジ間の切替えによる検出誤差を補正することにより、高精度化を実現することのできる検出方法および、これを用いた半導体ウェハの異物検査装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の検出方法およびこれを用いた半導体ウェハの異物検査装置では、異なる増幅率を設定した複数の増幅部とA/D変換器と対数変換部とで構成した複数の検出系を検出部に配設し、少なくとも一方の検出系出力の出力コードを切替えデータと比較し、他方の検出系出力の出力コードと切り替えて出力することを特徴としている。
また、本発明における検出部では、基準電圧出力部により基準電圧を生成し、入力電圧と基準電圧とを切り替えて複数の検出系に印加する切替え手段を配設する。複数の検出系に基準電圧を印加し、複数の該検出系回路の各出力コードの差を補正データとして演算して保持する手段を配設する。これにより、検出信号電圧入力時において、一方の検出系出力コードに対して補正データの演算処理を行うことで、基準電圧と同一の検出電圧が入力された際に、複数の検出系出力コードが一致することを特徴としている。
このような検出方法により、複数の検出系により高速化とダイナミックレンジの拡大を行い、さらに複数の検出系出力を切り替える際にレンジ間の検出誤差を補正することで、検出部の高精度化を実現することを特徴とする。
ここで、本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
(1)ウェハ表面上の異物を検査する異物検査装置であって、前記ウェハ表面にレーザ光を照射する照射光学系と、前記ウェハ表面から散乱された光を検出する検出光学系と、前記検出光学系で検出された散乱光を電気信号に変換して補正する検出ユニットと、を備え、前記検出ユニットは、異なる増幅率を有する複数の検出回路を有し、予め保持された前記複数の検出回路間の増幅率差に基づく補正データを用いて前記電気信号を補正する手段を有することを特徴とする異物検査装置である。
(2)(1)記載の異物検査装置であって、前記検出ユニットは、前記複数の検出回路のうちの第一の検出回路から出力されたデータと、前記複数の検出回路のうち前記第一の検出回路と異なる第二の検出回路から出力されたのち前記補正データに基づいて補正されたデータと、を切り替えて出力する切替え手段を有することを特徴とする異物検査装置である。
(3)(2)記載の異物検査装置であって、前記第一の検出回路は、第一の増幅手段と、前記第一の増幅手段の出力をサンプリングする第一のA/D変換器を有し、前記第二の検出回路は、第二の増幅手段と、前記第二の増幅手段の出力をサンプリングする第二のA/D変換器を有し、前記補正データは、基準電圧を前記第一の増幅手段と前記第二の増幅手段とに印加して前記第一のA/D変換器の出力データと前記第二のA/D変換器の出力データから算出されたものであることを特徴とする異物検査装置である。
(4)電圧を検出して対応するコードを出力する検出回路であって、基準電圧を生成し出力する基準電圧生成手段と、入力と該基準電圧生成手段とを切り替える手段と、前記切替え手段を増幅する第一の増幅手段と、前記第一の増幅手段の出力をサンプリングする第一のA/D変換器と、前記切替え手段を増幅する第二の増幅手段と、前記第二の増幅手段の出力をサンプリングする第二のA/D変換器と、前記切替え手段により前記基準電圧を前記第一の増幅手段と前記第二の増幅手段とに印加して前記第一のA/D変換器の出力データと前記第二のA/D変換器の出力データから補正データを算出する演算手段と、前記演算手段により算出した補正データを用いて少なくとも一つのA/D変換器出力データに対して補正を行う補正手段と、前記A/D変換器の出力データまたは補正により求めた補正データとを切り替えて出力する切替え手段とを備えたことを特徴とする検出回路である。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下の通りである。
すなわち、本発明によれば、半導体ウェハの異物検査装置において、ダイナミックレンジを高精度に拡大することができる。
また、本発明によれば、異物検査装置の検査回路において、基準電圧をもとに補正データを検出して検出レンジ間の切替えによる検出誤差を補正することにより、検出回路の高速化とダイナミックレンジ拡大を実現し、さらに高精度化を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
また、異物検査装置における照射光学系、検出光学系、検出ユニット、表示ユニットのうち、特に検出ユニットにおける検出部について以下の実施例で説明するが、他の構成については適宜公知の技術を用いればよいことはいうまでもない。
図1は、本発明の実施の形態1における半導体ウェハの異物検査装置の検出部について構成を示す。本実施の形態1の検出部は、例えば、図5で図示した半導体ウェハの異物検査装置において、I−V変換部2が出力する検出電圧信号をもとに、以下に述べる所定の動作によりデジタル値を出力するものである。
この検出部3は、入力電圧8が印加されるスイッチ101と、基準電圧の生成を行う基準電圧生成部103と、基準電圧生成部103で生成した基準電圧が印加されるスイッチ102と、スイッチ101,102に対して切替え制御信号105を介して切替え制御を行うキャリブレーション制御部と、スイッチ101,102を介して電圧を入力される増幅部107,108と、増幅部107,108で増幅した電圧を入力とするA/D変換器111、112と、A/D変換器111、112の出力したコードを対数変換する対数変換部113、114と、切替えデータ保持部120に保持された切替えデータと対数変換部113の出力したデータ(A)とを比較する比較部121と、対数変換部114の出力したデータ(B)とデータ(A)を元に(A)−(B)となる減算処理を行う減算部115と、キャリブレーション制御部104からの保持制御信号106により減算部115の出力データを保持するデータ保持部117と、データ保持部117に保持されたデータとデータ(B)との加算処理を行ってデータ(C)を出力する加算部116と、比較部121からの切替え制御信号123に応じてデータ(A)とデータ(C)を切り替えて検出部の出力コード9として出力するセレクタ122とで構成される。
増幅部107、108はそれぞれK1倍、K2倍に増幅率を設定されている。ここで、(式1)K1<K2となるように増幅率が設定されているとすると、A/D変換器111、112を介して対数変換部113、114が出力するデータ(A)、データ(B)は、図2(1)に示すように同一の入力電圧に対してデータ(B)の方が大きくなる。図2では、入力電圧軸を対数スケールで表示しており、対数変換部113,114で変換することにより図2(1)に示す変換特性を得る。すなわち、データ(A)とデータ(B)の特性線は、対数変換部113、114により対数変換を行ったため、前記増幅率の比は、図2(1)において一定のコード差となる。図2(1)においてデータ(B)は入力電圧の増加に従って増加していくものの、増幅部112の出力が飽和するか、あるいはA/D変換器112の入力が飽和することにより、一定の出力コードで飽和する特性を示す。
まず、検出部3での検出動作に先立ち、外部からの制御信号(図示せず)によりキャリブレーション動作を行う。キャリブレーション動作において、キャリブレーション制御部104は、切替え制御信号105を介してスイッチ101をオフ状態、スイッチ102をオン状態とし、基準電圧生成部103からの基準電圧が増幅部107、108に印加されるように制御する。この状態において、減算部115が出力するコード((A)−(B))を補正データとしてデータ保持制御信号106を介してデータ保持部117に保持する。これにより、加算部116の出力であるデータ(C)は、データ(B)を補正データで補正することによりデータ(A)と等しくなる。すなわち、データ(C)の特性がデータ(A)の特性に等しくなる。
次に、検出部3で検出動作を行うため、外部からの制御信号(図示せず)により検出動作状態とする。すなわち、キャリブレーション制御部104から切替え制御信号105を介してスイッチ101をオン状態、スイッチ102をオフ状態とし、検出回路入力電圧8が増幅部107、108に印加されるように制御する。検出部3ではデータ(A)と切替えデータであるデータ(D)とを常時比較しており、データ(A)がデータ(D)以上の場合にセレクタ122を介してデータ(A)が出力コード9として出力され、データ(A)がデータ(D)未満の場合にデータ(C)が出力コード9として出力される。この状態において、前記のとおりデータ(A)とデータ(C)の特性は等しくなっており、検出部3の入力電圧に対する検出部3の出力コード9は、図2(2)に示す変換特性を得る。
以上のように、実施の形態1の検出部によれば、複数の増幅器で異なるレンジの検出を行う際に、基準電圧を印加して検出した補正データをもとに複数の増幅器における増幅率の比を補正するため、レンジ切替え時のレンジ間検出誤差を抑制し、検出部の高精度化を実現することができる。
なお、本実施の形態1の検出部について、前記では動作原理について図1および図2に示したように簡略化して説明したが、基準電圧生成回路103において基準電圧を任意のレベルに切り替え、補正データを複数の点で検出し、これをもとにCPUなどで補正データを演算処理してもよい。この場合、加算部116で構成した部分についてLUT(Look Up Table)などのメモリ機能とし、前記CPUからデータを書き込んで対応できることは言うまでもない。
次に、図3を参照しながら、本発明の実施の形態2における半導体ウェハの異物検査装置の検出部について説明する。実施の形態2では、検出部3において、対数増幅部109とリニア増幅部110とを備えることが主な特徴であり、その他の部分については前記実施の形態1の構成と同様である。
前記実施の形態1において、検出回路入力電圧8の振幅が大きく増幅部107の出力電圧がA/D変換器111の入力範囲を超える場合、A/D変換気111の出力コードは飽和するため、検出回路入力電圧8を正確に検出することができない。
そこで、実施の形態2の検出部では、図3に示すように、A/D変換気111の入力に対数増幅部109を配設し、検出部入力電圧8に対して対数変換を行うことによって、検出部入力電圧8の振幅が大きい場合においてもA/D変換機111の飽和を防止することが可能となる。
この場合、A/D変換器111の後段には、実施の形態1で説明したデジタル的な対数変換部113を配設せず、A/D変換器111の出力データを直接、検出データ(A)とする。また、対数変換部114における対数変換特性は、対数増幅部109と同様とすることで、検出部3における検出部入力電圧8と出力コード9との関係は図2(2)に示した特性を得ることができる。
また、対数変換部109の変換特性のばらつきを補正するため、基準電圧生成部103の出力電圧を任意のレベルに切替え可能とし、複数のレベルにおいて補正データを検出・保持あるいはCPUなどを用いて演算処理を行って、前記LUTなどのメモリ機能により検出データに対して補正を行う構成とすることも可能である。
次に、図4を参照しながら、本発明の実施の形態3における半導体ウェハの異物検査装置の検出部について説明する。実施の形態3では、検出部3において、A/D変換器111の出力データ(A)とA/D変換器112の出力データ(B)とで補正データ((A)÷(B))を演算する除算部118と、データ保持部117に保持した補正データと前記データ(B)とを乗算処理しデータ(C)を出力する乗算部119と、セレクタ122の出力データに対して対数変換を行い出力コードを出力する対数変換部124とを備えることが主な特徴であり、その他の部分については前記実施の形態1の構成と同様である。
実施の形態3の検出部では、前記構成により、除算部118によりデータ(A)とデータ(B)との比率を算出し、乗算部119において、この比率をデータ(B)に乗算することで、異なる増幅率に設定した増幅部107と108の増幅率の比を補正する。これにより、データ(A)とデータ(C)は実質的には同一の増幅率で検出することと等価であり、対数変換部124を介して出力することで検出部入力電圧8と出力コード9との間の関係は図2(2)に示した特性となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されたものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態においてはいずれも検出回路が2つの場合を示したが、これに限られず3つ以上の検出回路を用いてもよい。
本発明の実施の形態1における検出回路の構成を示す図である。 (1)〜(2)は、本発明の実施の形態1の検出回路における入力電圧と出力コードの関係を示す図である。 本発明の実施の形態2における検出回路の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3における検出回路の構成を示す図である。 本発明の前提として検討した従来の異物検査装置における検出部の構成を示す図である。
符号の説明
1…光電子増倍管(PMT)、2…I−V変換回路、3…検出回路、4…抵抗、5…演算増幅器、6…対数増幅器、7…A/D変換器、8…検出部入力電圧、9…出力コード、10…検出部、101,102…スイッチ、103…基準電圧生成部、104…キャリブレーション制御部、105…切替え制御信号、106…データ保持制御信号、107、108…増幅部、109…対数増幅部、110…リニア増幅部、111、112…A/D変換器、113、114…対数変換部、115…減算部、116…加算部、117…データ保持部、118…除算部、119…乗算部、120…切替えデータ保持部、121…比較部、122…セレクタ、123…切替え制御信号、124…対数変換部

Claims (10)

  1. ウェハ表面上の異物を検査する異物検査装置であって、
    前記ウェハ表面にレーザ光を照射する照射光学系と、
    前記ウェハ表面から散乱された光を検出する検出光学系と、
    前記検出光学系で検出された散乱光を電気信号に変換して補正する検出ユニットと、
    を備え、
    前記検出ユニットは、異なる増幅率を有する複数の検出回路を有し、
    予め保持された前記複数の検出回路間の増幅率差に基づく補正データを用いて前記電気信号を補正する手段を有することを特徴とする異物検査装置。
  2. 請求項1記載の異物検査装置であって、
    前記検出ユニットは、
    前記複数の検出回路のうちの第一の検出回路から出力されたデータと、
    前記複数の検出回路のうち前記第一の検出回路と異なる第二の検出回路から出力されたのち前記補正データに基づいて補正されたデータと、
    を切り替えて出力する切替え手段を有することを特徴とする異物検査装置。
  3. 請求項2記載の異物検査装置であって、
    前記切替え手段は、予め設定された切替えデータとの比較に基づいて切り替えることを特徴とする異物検査装置。
  4. 請求項3記載の異物検査装置であって、
    前記切替え手段は、前記切替えデータと前記第一の検出回路から出力されたデータとを比較し、その大小関係に応じて切り替えることを特徴とする異物検査装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれかに記載の異物検査装置であって、
    前記第一の検出回路は、第一の増幅手段と、前記第一の増幅手段の出力をサンプリングする第一のA/D変換器を有し、
    前記第二の検出回路は、第二の増幅手段と、前記第二の増幅手段の出力をサンプリングする第二のA/D変換器を有し、
    前記補正データは、基準電圧を前記第一の増幅手段と前記第二の増幅手段とに印加して前記第一のA/D変換器の出力データと前記第二のA/D変換器の出力データから算出されたものであることを特徴とする異物検査装置。
  6. 電圧を検出して対応するコードを出力する検出回路であって、
    基準電圧を生成し出力する基準電圧生成手段と、入力と該基準電圧生成手段とを切り替える手段と、
    前記切替え手段を増幅する第一の増幅手段と、
    前記第一の増幅手段の出力をサンプリングする第一のA/D変換器と、
    前記切替え手段を増幅する第二の増幅手段と、
    前記第二の増幅手段の出力をサンプリングする第二のA/D変換器と、
    前記切替え手段により前記基準電圧を前記第一の増幅手段と前記第二の増幅手段とに印加して前記第一のA/D変換器の出力データと前記第二のA/D変換器の出力データから補正データを算出する演算手段と、
    前記演算手段により算出した補正データを用いて少なくとも一つのA/D変換器出力データに対して補正を行う補正手段と、
    前記A/D変換器の出力データまたは補正により求めた補正データとを切り替えて出力する切替え手段とを備えたことを特徴とする検出回路。
  7. 請求項6に記載の検出回路であって、
    少なくとも1つのA/D変換器出力データに対して対数変換を行うことを特徴とする検出回路。
  8. 請求項6又は7記載の検出回路であって、
    さらに入力信号を対数増幅する手段を備えたことを特徴とする検出回路。
  9. 請求項6乃至8のいずれかに記載の検出回路において、
    さらに少なくとも1つのA/D変換器出力データまたは前記出力データを補正した補正データと任意のデータとを比較する比較手段を備え、
    前記比較手段の比較結果に応じて前記切替え手段によりA/D変換器出力データまたは該出力データを補正した補正データのいずれかを出力することを特徴とする検出回路。
  10. ウェハ表面上の異物を検査する異物検査装置であって、
    前記ウェハ表面にレーザ光を照射する照射光学系と、
    前記ウェハ表面から散乱された光を検出する検出光学系と、
    前記検出光学系で検出された散乱光を電気信号に変換して補正する検出ユニットと、
    を備え、
    前記検出ユニットは、請求項6乃至9のいずれかに記載の検出回路を有することを特徴とする異物検査装置。
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