JP2008280989A - 排気管 - Google Patents

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Takashi Ezaki
孝志 江崎
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Abstract

【課題】排気ガスが排気管の終端から大気中に放出される際の気流騒音を一層低減可能な排気管を提供する。
【解決手段】排気ガスを大気中に放出する終端に大径な放出端3を形成した排気管1において、放出端3の直径Dを上流部2の直径dの1.1倍以上かつ1.3倍以下に形成するとともに、放出端3の長さLを上流部の直径dの20倍以上に形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は内燃機関などの排気ガスを車外などに導くための排気管に関する。
従来、内燃機関などの排気管の終端に大径な放出端を形成し、排気ガスを大気中に放出する際の渦流の発生を抑制することで気流騒音を低減することが行なわれている。しかし、このような放出端は、排気管の終端を拡径して形成するのが一般的で、十分に気流騒音を低減することはできなかった。
特開平6−280558
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、排気ガスが排気管の終端から大気中に放出される際の気流騒音を一層低減可能な排気管を提供することを主目的とするものである。
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、排気ガスを大気中に放出する終端に大径な放出端を形成した排気管において、前記放出端の直径Dを上流部の直径dの1.1倍以上かつ1.3倍以下に形成するとともに、前記放出端の長さLを上流部の直径dの20倍以上に形成したことを特徴とする排気管である。
本発明によれば、放出端内での速度分布を十分に発達させることができ、気流騒音を一層低減することができるといった効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明に係る排気管の終端の一例を示す図である。排気管1は、排気ガスを浄化するための触媒コンバータ(図示せず)や排気騒音を低減するための消音器(図示せず)を介して、内燃機関(図示せず)に接続されて、終端の開口4より大気中に排気ガスを放出するようになっている。また、排気管1の終端には、上流部2と一体に傾斜部3aを介して大径な放出端3が形成されている。
図2は、放出端3の直径Dを変化させた場合の音圧レベルLpをブロア試験により測定した結果を表したものであり、横軸は上流部2の直径dとの比で示している。なお、放出端3の長さLは上流部の直径dの43倍としたときの結果である。この結果より、放出端の直径Dを上流部の直径dの1.1倍以上かつ1.3倍以下に形成することにより、良好な気流騒音の低減効果が得られることが分かる。
図3は、放出端3の長さLを変化させた場合の音圧レベルLpをブロア試験により測定した結果を表したものであり、横軸は上流部2の直径dとの比で示している。なお、放出端3の直径Dを上流部2の直径dの1.1倍とした時の結果である。この結果より、放出端の長さLを上流部2の直径dの20倍以上に形成することにより、良好な気流騒音の低減の効果が得られることが分かる。
以上のように、排気管の終端に大径な放出端を形成し、放出端の直径Dを上流部の直径dの1.1倍以上かつ1.3倍以下に形成するとともに、放出端の長さLを上流部の直径dの20倍以上に形成することで、放出端内での速度分布を十分に発達させることができ、気流騒音を一層低減することができる。
以上、本発明の実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に包含される。
本発明に係る排気管の終端の一例を示す図。 放出端の直径Dを変化させた場合の音圧レベルLpをブロア試験により測定した結果を示す図。 放出端の長さLを変化させた場合の音圧レベルLpをブロア試験により測定した結果を示す図。
符号の説明
1 排気管
2 上流部
3 放出端
4 開口

Claims (1)

  1. 排気ガスを大気中に放出する終端に大径な放出端を形成した排気管において、前記放出端の直径Dを上流部の直径dの1.1倍以上かつ1.3倍以下に形成するとともに、前記放出端の長さLを上流部の直径dの20倍以上に形成したことを特徴とする排気管。
JP2007150951A 2007-05-09 2007-05-09 排気管 Withdrawn JP2008280989A (ja)

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