JP2008280250A - パーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スルホキシド類、過酸化物および鉄化合物の存在下、ハロゲン化パーフルオロアルキル類とα,β−不飽和カルボニル化合物とを反応させることにより、医農薬の合成中間体として有用なパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物を効率良く製造する。
【選択図】なし
Description
トリフルオロメチル化剤を用いたα位にパーフルオロアルキル基、β位に水酸基をもつα,β−不飽和カルボニル化合物の直接製造方法としては、トリフルオロ酢酸を用いて電極反応でトリフルオロメチル基を導入する方法(非特許文献1)、(4−フルオロフェニル)(3−ニトロフェニル)(トリフルオロメチル)スルホニウム塩を用いてトリフルオロメチル基を導入する方法(特許文献1)が開示されている。しかしながら、前者は、−40℃で反応を行う必要があり、また後者は特殊な反応試剤を用いるため、いずれも工業的には使用し難い。
また、本発明のβ位に無置換または一置換のアミノ基をもつα,β−不飽和カルボニル化合物のα位にトリフルオロメチル基が導入された化合物は知られていない。
Chemistry Letters,853ページ,1998年
すなわち、本発明は、一般式(1)
また、本発明は、一般式(2)
一般式(1)、(1a)および(2)において、R1で示される炭素数1から8のアルキル基としては、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、シクロプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、シクロブチル基、シクロプロピルメチル基、2,2−ジメチルプロピル基、2−メチルブチル基、2−メチル−2−ブチル基、3−メチルブチル基、3−メチル−2−ブチル基、ペンチル基、2−ペンチル基、3−ペンチル基、シクロペンチル基、シクロペンチル基、2,3−ジメチル−2−ブチル基、3,3−ジメチルブチル基、3,3−ジメチル−2−ブチル基、2−エチルブチル基、ヘキシル基、2−ヘキシル基、3−ヘキシル基、2−メチルペンチル基、2−メチル−2−ペンチル基、2−メチル−3−ペンチル基、3−メチルペンチル基、3−メチル−2−ペンチル基、3−メチル−3−ペンチル基、4−メチルペンチル基、4−メチル−2−ペンチル基、シクロヘキシル基、2,2−ジメチル−3−ペンチル基、2,3−ジメチル−3−ペンチル基、2,4−ジメチル−3−ペンチル基、4,4−ジメチル−2−ペンチル基、3−エチル−3−ペンチル基、ヘプチル基、2−ヘプチル基、3−ヘプチル基、2−メチル−2−ヘキシル基、2−メチル−3−ヘキシル基、5−メチルヘキシル基、5−メチル−2−ヘキシル基、2−エチルヘキシル基、6−メチル−2−ヘプチル基、4−メチル−3−ヘプチル基、オクチル基、2−オクチル基、3−オクチル基、2−プロピルペンチル基、2,4,4−トリメチルペンチル基、シクロオクチル基などが例示できる。
本発明のパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物(1),(1a)の具体例としては、3−オキソ−2−トリフルオロメチルブタン酸エチル、4−メチル−3−オキソ−2−トリフルオロメチルペンタン酸エチル、4−ヒドロキシ−3−トリフルオロメチル−3−ペンテン−2−オン、5−ヒドロキシ−4−トリフルオロメチル−4−ヘプテン−3−オン、3−オキソ−2−トリフルオロメチルブタン酸オクチル、3−ヒドロキシ−3−フェニル−2−トリフルオロメチル−2−プロペン酸エチル、2−ヒドロキシ−3−トリフルオロメチル−2−ノネン−4−オン、3−(N−tert−ブトキシカルボニル)アミノ−2−トリフルオロメチルクロトン酸メチル、3−アミノ−2−トリフルオロメチル−2−シクロヘキセン−1−オンなどが挙げられる。
本発明のパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物(1),(1a)は、α,β−不飽和カルボニル化合物(2)を、スルホキシド類(3)、過酸化物、鉄化合物および場合によって酸の存在下に、ハロゲン化パーフルオロアルキル類(4)と反応させて得られる。
本発明は、スルホキシド類(3)をそのまま溶媒として用いても良いが、反応に害を及ぼさない溶媒を用いることもできる。具体的には、水、N,N−ジメチルホルムアミド、酢酸、トリフルオロ酢酸、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、酢酸エチル、アセトン、1,4−ジオキサン、tert−ブチルアルコール、エタノール、メタノール、イソプロピルアルコール、トリフルオロエタノール、ヘキサメチルリン酸トリアミド、N−メチル−2−ピロリドン、N,N,N’,N’−テトラメチル尿素またはN,N’−ジメチルプロピレン尿素などが挙げることができ、適宜これらを組み合わせて用いても良い。収率が良い点で、水、スルホキシド類(3)、または水とスルホキシド類(3)の混合溶媒を用いることが望ましい。
α,β−不飽和カルボニル化合物(2)とハロゲン化パーフルオロアルキル類(4)とのモル比は、1:1から1:100が望ましく、収率が良い点で1:1.5から1:10がさらに望ましい。
過酸化水素は、水で希釈して用いても良い。その際の濃度は、3重量%から70重量%であれば良いが、市販の35重量%をそのまま用いても良い。収率が良くかつ安全な点で、水で希釈して10重量%から30重量%とすることがさらに望ましい。
α,β−不飽和カルボニル化合物(2)と過酸化物のモル比は、1:0.1から1:10が望ましく、収率が良い点で1:1.5から1:3がさらに望ましい。
これらの鉄化合物は、固体のまま用いても良いが、溶液として用いることもできる。溶液として用いる場合、溶媒としては上記の溶媒のいずれでも良いが、中でも水が望ましい。その際の鉄化合物溶液の濃度は、収率が良い点で、0.1mol/Lから10mol/Lが望ましく、0.5mol/Lから5mol/Lがさらに望ましい。
α,β−不飽和カルボニル化合物(2)と鉄化合物のモル比は、1:0.01から1:10が望ましく、収率が良い点で1:0.1から1:1がさらに望ましい。
反応時間は、通常、1〜300分、好ましくは10〜60分程度である。
反応を密閉系で行う場合、大気圧(0.1MPa)から1.0MPaの範囲から適宜選ばれた圧力で行うことができるが、大気圧でも反応は充分に進行する。また、反応の際の雰囲気は、アルゴン、窒素などの不活性ガスでも良いが、空気中でも充分に進行する。
一般式(4)のハロゲン化パーフルオロアルキル類(4)が、室温で気体の場合は、気体のまま用いても良い。その際、アルゴン、窒素、空気、ヘリウム、酸素などの気体で希釈して混合気体としても良く、ハロゲン化パーフルオロアルキル類(4)のモル分率が1%から100%の気体として用いることができる。密閉系で反応を実施する場合、ハロゲン化パーフルオロアルキル類(4)または混合気体を反応雰囲気として用いることができる。その際の圧力は、大気圧(0.1MPa)から1.0MPaの範囲から適宜選ばれた圧力で行うことができるが、大気圧でも反応は充分に進行する。また、開放系でハロゲン化パーフルオロアルキル類(4)または混合気体をバブリングして反応溶液中に導入しても良い。その際のハロゲン化パーフルオロアルキル類(4)または混合気体の導入速度は、反応のスケール、触媒量、反応温度、混合気体のハロゲン化パーフルオロアルキル類(4)のモル分率にもよるが、毎分1mLから200mLの範囲から選ばれた速度で良い。
また、硫酸の酸性塩を用いても良い。酸性塩としては、硫酸水素テトラメチルアンモニウム、硫酸水素テトラエチルアンモニウム、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、硫酸水素テトラフェニルホスホニウムなどを例示できる。
これらの酸は、希釈して用いても良い。その際の溶媒は上記の溶媒であれば良く、中でも水またはスルホキシド類(3)が望ましい。
α,β−不飽和カルボニル化合物(2)と酸のモル比は、1:0.001から1:5が望ましく、収率が良い点で1:0.01から1:2がさらに望ましい。
また、一般式(1)、(1a)または(2)の化合物で、Yが置換されていても良い窒素原子の場合、溶媒やpHによっては、イミノ−アミノ互変異性体の平衡混合物となるが、本発明はこれらを全て含むものである。
さらに、一般式(1a)または(2)の化合物で、Yが酸素原子の場合、溶媒やpHによっては、ケト−エノール互変異性体の平衡混合物となるが、本発明はこれらを全て含むものである。
下記の反応式に基づいて、化合物(1a)を製造した。
19F−NMR(重ジメチルスルホキシド):δ−63.7.
MS(m/z):198[M]+
19F−NMR(重ジメチルスルホキシド):δ−63.7.
MS(m/z):226[M]+
下記の反応式に基づいて、化合物(1a)を製造した。
3−トリフルオロメチル−2,4−ペンタンジオン
19F−NMR(重ジメチルスルホキシド):δ−62.7.
MS(m/z):168[M]+
4−ヒドロキシ−3−トリフルオロメチル−3−ペンテン−2−オン
19F−NMR(重ジメチルスルホキシド):δ−51.3.
下記の反応式に基づいて、化合物(1a)を製造した。
4−トリフルオロメチル−3,5−ヘプタンジオン
19F−NMR(重ジメチルスルホキシド):δ−62.5.
MS(m/z):196[M]+
5−ヒドロキシ−4−トリフルオロメチル−4−ヘプテン−3−オン
19F−NMR(重ジメチルスルホキシド):δ−50.7.
下記の反応式に基づいて、化合物(1a)を製造した。
1H−NMR(重ジメチルスルホキシド):δ0.87(t,3H,J=6.9Hz),1.22−1.35(m,10H),1.61(tt,2H,J=6.7Hz,6.7Hz)2.34(s,3H),4.21(t,2H,J=6.7Hz),5.38(q,1H,JHF=9.0Hz).
19F−NMR(重ジメチルスルホキシド):δ−63.7(d,JFH=9.0Hz).
MS(m/z):281[M−1]+
下記の反応式に基づいて、化合物(1a)を製造した。
3−オキソ−3−フェニル−2−トリフルオロメチルプロピオン酸エチル
1H−NMR(重ジメチルスルホキシド):δ1.09(t,3H,J=7.1Hz),4.17(q,2H,J=7.1Hz),6.31(q,1H,JHF=8.5Hz),7.58−7.63(m,2H),7.71−7.77(m,1H),8.05−8,09(m,2H).
19F−NMR(重ジメチルスルホキシド):δ−63.4(d,JFH=8.5Hz).
MS(m/z):260[M]+
3−ヒドロキシ−3−フェニル−2−トリフルオロメチル−2−プロペン酸エチル
19F−NMR(重ジメチルスルホキシド):δ−57.1.
下記の反応式に基づいて、化合物(1a)を製造した。
3−トリフルオロメチル−2,4−ノナンジオン
1H−NMR(重ジメチルスルホキシド):δ0.85(t,3H,J=7.1Hz),1.17−1.31(m,4H),1.49(tt,2H,J=7.2Hz,7.2Hz)2.28(s,3H),2.65(t,2H,J=7.2Hz),5.45(q,1H,JHF=9.3Hz).
19F−NMR(重ジメチルスルホキシド):δ−62.6(d,JFH=9.3Hz).
MS(m/z):224[M]+
2−ヒドロキシ−3−トリフルオロメチル−2−ノネン−4−オン
19F−NMR(重ジメチルスルホキシド):δ−50.7.
下記の反応式に基づいて、化合物(1)を製造した。
1H−NMR(重クロロホルム):δ1.50(s,9H),2.60(q,JHF=2.45Hz,3H),3.81(s,3H),11.22(brs,1H).
13C−NMR(重クロロホルム):δ17.1(q,JCF=4.4Hz),27.3,52.0,82.2,98.3(q,JCF=32.1Hz),124.5(q,JCF=269.5Hz),146.7,161.4(q,JCF=1.88Hz),167.3.
19F−NMR(重クロロホルム):δ−52.3(d,JHF=2.45Hz).
MS(m/z):283[M]+
下記の反応式に基づいて、化合物(1)を製造した。
1H−NMR(重メタノール):δ1.89(tt,J=6.5,6.0Hz,2H),2.32(t,J=6.5Hz,2H),2.58(t,J=6.0Hz,2H).
13C−NMR(重メタノール):δ21.4,31.9,38.1(q,JCF=1.3Hz),99.8(q,JCF=26.3Hz),127.2(q,JCF=272.7Hz),168.9,195.6.
19F−NMR(重メタノール):δ−57.4.
MS(m/z):179[M]+
二口フラスコに3−アミノ−2−シクロヘキセン−1−オンを0.11g(1.0mmol)量り取り、容器内をアルゴンで置換した。ジメチルスルホキシド2.0mL、硫酸の1Nジメチルスルホキシド溶液1.0mL、ヨウ化トリフルオロメチルの3.0mol/Lジメチルスルホキシド溶液1.0mL、1.0mol/L硫酸鉄(II)水溶液0.3mLおよび30%過酸化水素水0.2mLを加えた。40から50℃で20分間撹拌した後、反応溶液を室温まで冷却した。2,2,2−トリフルオロエタノールを内部標準物質とした19F−NMRにより、3−アミノ−2−トリフルオロメチル−2−シクロヘキセン−1−オンの生成を確認した(生成率56%)。
二口フラスコに3−アミノ−2−シクロヘキセン−1−オンを0.11g(1.0mmol)およびフェロセンを0.056g(0.3mmol)量り取り、容器内をアルゴンで置換した。ジメチルスルホキシド2.0mL、硫酸の1Nジメチルスルホキシド溶液1.0mL、ヨウ化トリフルオロメチルの3.0mol/Lジメチルスルホキシド溶液1.0mLおよび30%過酸化水素水0.2mLを加えた。40から50℃で20分間撹拌した後、反応溶液を室温まで冷却した。2,2,2−トリフルオロエタノールを内部標準物質とした19F−NMRにより、3−アミノ−2−トリフルオロメチル−2−シクロヘキセン−1−オンの生成を確認した(生成率49%)。
Claims (17)
- 一般式(1)のR1が炭素数1から8のアルコキシ基であり、R2が炭素数1から4のアルキル基であり、Rfがトリフルオロメチル基である請求項1に記載のパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物。
- 一般式(1)のR1とR2が結合する原子と一体となってシクロヘキセン環を形成し、Rfがトリフルオロメチル基である請求項1に記載のパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物。
- 一般式(2)
[式中、R1は水素原子、炭素数1から8のアルキル基または炭素数1から8のアルコキシ基を示し、R2は炭素数1から4のアルキル基またはフェニル基を示す。R1とR2は結合する原子と一体となって環を形成しても良い。Yは酸素原子または置換されていても良い窒素原子を示す。]で表されるα,β−不飽和カルボニル化合物を、一般式(3):R3aS(=O)R3b[式中、R3aおよびR3bは、炭素数1から12のアルキル基または置換されていても良いフェニル基を示す。]で表されるスルホキシド類、過酸化物、鉄化合物および場合によっては酸の存在下に、一般式(4):Rf−X[式中、Rfは、炭素数1から6のパーフルオロアルキル基を示し、Xは、ハロゲン原子を示す。]で表されるハロゲン化パーフルオロアルキル類と反応させることを特徴とする、一般式(1a)
[式中、Rf、R1、R2およびYは、上記と同じ内容を示す。]で表されるパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物の製造方法。 - 一般式(2)のR1が、炭素数1から8のアルコキシ基であり、R2が炭素数1から4のアルキル基であり、Yが置換されていても良い窒素原子である請求項4に記載のパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物の製造方法。
- 一般式(2)のR1とR2が結合する原子と一体となってシクロヘキセン環を形成し、Yが置換されていても良い窒素原子である請求項4に記載のパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物の製造方法。
- 一般式(4)のXが、ヨウ素原子または臭素原子である請求項4から6のいずれかに記載のパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物の製造方法。
- 一般式(4)のRfがトリフルオロメチル基またはパーフルオロエチル基である請求項4から7のいずれかに記載のパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物の製造方法。
- 鉄化合物が、硫酸鉄(II)、硫酸鉄(II)アンモニウム、テトラフルオロホウ酸鉄(II)、塩化鉄(II)、臭化鉄(II)、ヨウ化鉄(II)、酢酸鉄(II)、シュウ酸鉄(II)、ビスアセチルアセトナト鉄(II)、フェロセン、ビス(η5−ペンタメチルシクロペンタジエニル)鉄または鉄粉である請求項4から8のいずれかに記載のパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物の製造方法。
- 鉄化合物が、硫酸鉄(II)またはフェロセンである請求項4から9のいずれかに記載のパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物の製造方法。
- 過酸化物が、過酸化水素、過酸化水素−尿素複合体、tert−ブチルペルオキシドまたは過酢酸である請求項4から10のいずれかに記載のパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物の製造方法。
- 過酸化物が、過酸化水素である請求項4から11のいずれかに記載のパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物の製造方法。
- 酸が、硫酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、リン酸、ヘキサフルオロリン酸、テトラフルオロホウ酸、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、シュウ酸、p−トルエンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸またはトリフルオロ酢酸である請求項4から12のいずれかに記載のパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物の製造方法。
- 酸が、硫酸である請求項4から13のいずれかに記載のパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物の製造方法。
- 一般式(3)のR3aおよびR3bが、メチル基である請求項4から14のいずれかに記載のパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物の製造方法。
- 反応温度が20℃から100℃の範囲から選ばれた温度である請求項4から15のいずれかに記載のパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物の製造方法。
- 反応圧が大気圧(0.1MPa)から1.0MPaの範囲から選ばれた圧力である請求項4から16のいずれかに記載のパーフルオロアルキル基を有するα,β−不飽和カルボニル化合物の製造方法。
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