JP2008279966A - ブレーキ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡略な構成によって全てのバルブ温度を正確に推定可能とするブレーキ制御装置を提供する。
【解決手段】 ホイルシリンダの液圧を減圧および増圧可能な液圧制御弁と、減圧時にホイルシリンダから排出したブレーキ液を貯留するリザーバと、前記リザーバに貯留されたブレーキ液をマスタシリンダに戻すポンプと、車輪のロックを回避するように前記ホイルシリンダの液圧を減圧するアンチスキッド制御手段とを備えたブレーキ制御装置において、前記アンチスキッド制御手段は、前記液圧制御弁の温度を推定する第1、第2温度推定手段を備え、前記液圧制御弁に対する入力信号が正常である場合は前記第1温度推定手段によって前記液圧制御弁の温度を推定し、前記入力信号が異常である場合は前記第2温度推定手段によって前記液圧制御弁の温度を推定することとした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ホイルシリンダの液圧を増減制御することにより、車輪のロックを防止するブレーキ制御装置に関する。
従来、特許文献1に記載のアンチスキッド(アンチロックブレーキシステム:ABS)制御装置にあっては、作動油の増減を行う複数の液圧制御バルブ(ソレノイドバルブ)のうち、1つのバルブについてコイルの電圧、電流、および抵抗に基づいてコイル温度を推定している。また、他のバルブの温度は推定の対象となるバルブと同温とみなし、1つのバルブにつき推定された温度を全てのバルブに適用している。
特表2002−532337号公報
しかしながら上記従来技術にあっては、コイル電圧、電流および抵抗すべてを把握するための手段が必要になり、装置が複雑化するとともに、全てのバルブの温度を正確に把握することができない、という問題があった。
本発明は上記問題に着目して成されたもので、その目的とするところは、簡略な構成によって全てのバルブ温度を正確に推定可能とするブレーキ制御装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明では、ホイルシリンダの液圧を減圧および増圧可能な液圧制御弁と、減圧時にホイルシリンダから排出したブレーキ液を貯留するリザーバと、前記リザーバに貯留されたブレーキ液をマスタシリンダに戻すポンプと、車輪のロックを回避するように前記ホイルシリンダの液圧を減圧するアンチスキッド制御手段とを備えたブレーキ制御装置において、前記アンチスキッド制御手段は、前記液圧制御弁の温度を推定する第1、第2温度推定手段を備え、前記液圧制御弁に対する入力信号が正常である場合は前記第1温度推定手段によって前記液圧制御弁の温度を推定し、前記入力信号が異常である場合は前記第2温度推定手段によって前記液圧制御弁の温度を推定することとした。
よって、簡略な構成によって全てのバルブ温度を正確に推定可能とするブレーキ制御装置を提供できる。
以下、本発明のブレーキ制御装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
[ブレーキ制御装置のシステム構成]
実施例1につき図1ないし図4に基づき説明する。図1は本願ブレーキ制御装置のシステム構成図である。ブレーキ制御装置は、コントロールユニット1(アンチスキッド制御手段)、ブレーキユニット2、Gスイッチ3、車輪速センサ31〜34を有する。
コントロールユニット1は、車輪速センサ31〜34により検出された車輪速VW(FL)〜VW(RR)(入力信号)、Gスイッチ3により検出された車両前後方向及びヨー方向加速度G、Yに基づきブレーキユニット2に制御指令を出力する。この指令に基づき、ブレーキユニット2は各車輪FL,FR,RL,RRの制動力を最適に制御する。
[油圧回路]
図2は、ブレーキ制御装置の油圧回路図である。ブレーキユニット2はポンプ20、第1、第2制御バルブ21,22(液圧制御弁)、リザーバ23を有する。第1、第2制御バルブ21,22はそれぞれコントロールユニット1からの指令に基づき駆動され、常開の第1制御バルブ21はマスタシリンダ40と第2制御バルブ22との連通/遮断を切り替える。第2制御バルブ22はホイルシリンダ50とポンプ20、またはホイルシリンダ50と第1制御バルブ21との連通を切り替える。さらに、ポンプ20と第2制御バルブ22の間にはリザーバ23が設けられ、減圧時にホイルシリンダ50内の作動油を一時的に滞留させる。
車輪速センサ31〜34により検出された車輪速VW(FL〜RR)に基づき、コントロールユニット1は車輪FL〜RRのロックを回避するためABS(アンチスキッド)制御を実行する。車輪速VWが制御しきい値である制御目標速度を下回った場合、コントロールユニット1は各制御バルブ21,22を駆動してホイルシリンダ50の減圧を行い、車輪ロックを回避する。
[車輪速センサ信号異常とバルブコイルの発熱防止制御]
ABS(アンチスキッド)制御に異常が発生した場合、コントロールユニット1は車輪スリップを誤検出し、不要なABS制御を実行してしまう。このため各バルブ21,22に不要な通電が行われ、通電時間が長くなって各バルブ21,22に設けられたコイルが発熱するおそれがある。
したがって本願実施例では、ABS制御が異常と考えられる場合には各バルブ21,22の推定コイル温度を算出し、一定温度(温度しきい値:本願では250℃)以上となった場合はシステムを遮断してコイル発熱を防止する。推定コイル温度は、あらかじめ設定されたマップを用いて算出する(図3参照)。
図3は、各バルブ21,22がONされてからの経過時間と推定温度の関係を示すマップである(第1、第2温度推定手段)。バルブ駆動時における温度上昇をより正確に推定するため、バルブ21,22がONされてからの経過時間に基づき温度推定を行う。
太実線はコイル異常が検出された際の推定コイル温度(第2温度推定手段)、破線は台上測定(出荷前測定)で検出されたコイルの実温度である。なお、細実線はABS制御が正常な場合において各バルブ21,22が最も作動する際の推定コイル温度(第1温度推定手段)である。
異常時の推定コイル温度特性は台上測定の実温度よりも高めに設定されている。コイル異常が検出された際は発熱回避のためコイル温度を高めに推定し、台上測定の実温度よりも早く温度しきい値に到達させることで、余裕を持ってシステムを遮断し、発熱を回避するものである。
また、ABS制御が正常である場合、走行中に最もコイルが高温となるのはABSABS作動頻度が高くなって各バルブ21,22が頻繁に作動する場合である。したがって、異常時の推定コイル温度特性(第2温度推定手段)をABS作動頻度が高いときの温度特性(第1温度推定手段)よりも高く設定し、走行中にABS制御が作動した際にシステム遮断が起こることを回避する。
さらに、実施例1では前輪のみABS制御が実行された場合、または後輪のみABS制御が実行された場合はABS制御が異常と判断する。一般に、スプリットμ路等、走行中に左右輪で異なる路面μが存在することはあり得るが、前後輪の路面μが異なり、前輪または後輪のみにABS制御が作動することは想定しづらい。
そのため前輪のみ、または後輪のみABS制御が実行された場合、ABS制御が異常と判断し、ABS制御の異常判断を正確に行う。加えて、ブレーキスイッチ(運転者がブレーキ操作を行うとONされる)がOFFの際にABS制御が作動した場合も、ABS制御が異常と判断する。
[コイル発熱防止制御処理]
図4は、コイル発熱防止制御処理の流れを示すフローチャートである。以下、各ステップにつき説明する。
ステップS101ではブレーキスイッチOFF、かつ前輪ABS作動信号FASF=1(前輪ABSが作動状態)、かつ後輪ABS作動信号FASR=1(後輪ABSが作動状態)であるかどうかが判断され、YESであればステップS102へ移行し、NOであればステップS103へ移行する。
ステップS102ではABS制御は正常と判断され、コイル温度を低めに設定してステップS104へ移行する。。すなわち、温度上昇推定係数TINCを低め温度上昇係数TINCL♯とし、温度下降推定係数TDECを低め温度下降係数TDECL♯とする。
ステップS103ではABS制御が異常と判断され、コイル温度を高めに設定してステップS104へ移行する。すなわち、温度上昇推定係数TINCを高め温度上昇係数TINCH♯とし、温度下降推定係数TDECを高め温度下降係数TDECH♯とする。
ステップS104ではバルブ21,22が通電状態であるかどうかが判断され、YESであればステップS105へ移行し、NOであればステップS106へ移行する。
ステップS105では推定コイル温度TEMPSOLに温度上昇推定係数TINCを加算し、ステップS107へ移行する。
ステップS106では推定コイル温度TEMPSOLに温度下降推定係数TDECを加算し、ステップS107へ移行する。
ステップS107では推定コイル温度TEMPSOL≧温度しきい値(本願では250℃)であるかどうかが判断され、YESであればステップS108へ移行し、NOであればステップS101へ戻る。
ステップS108ではシステムを遮断し、制御を終了する。
[実施例1の効果]
(1)ホイルシリンダ50の液圧を減圧および増圧可能な制御バルブ21,22(液圧制御弁)と、減圧時にホイルシリンダ50から排出したブレーキ液を貯留するリザーバ23と、リザーバ23に貯留されたブレーキ液をマスタシリンダ40に戻すポンプと、車輪のロックを回避するようにホイルシリンダ50の液圧を減圧するコントロールユニット1(アンチスキッド制御手段)とを備えたブレーキ制御装置において、コントロールユニット1は、制御バルブ21,22の温度を推定する第1、第2温度推定手段を備え、制御バルブ21,22に対する入力信号が正常である場合は第1温度推定手段によって制御バルブ21,22の温度を推定し、入力信号が異常である場合は第2温度推定手段によって制御バルブ21,22の温度を推定することとした。
これにより、簡略な構成によって全てのバルブ温度を正確に推定し、コイルの発熱を防止することができる。
(2)第1、第2温度推定手段によって算出される推定温度の温度上昇率は、第2温度推定手段のほうが高いこととした。
ABS制御が正常である場合に最もコイルが高温となるのはABS作動頻度が高くなって各バルブ21,22が頻繁に作動する場合である。したがって、(2)の構成をとることにより、走行時におけるABS制御作動中にシステム遮断が起こることを回避できる。
(3)推定温度の上昇率は、制御バルブ21,22の駆動時間に対する温度上昇率であることとした。これにより、バルブ駆動時における温度上昇をより正確に推定することができる。
(4)コントロールユニット1は、アンチスキッド制御が正常に実行されている際、入力信号は正常と判断し、アンチスキッド制御が正常に実行されていない場合、入力信号は異常と判断することとした。
これにより、ABS制御が異常と考えられる場合には、入力信号が異常である場合に適用される第2温度推定手段を用いて各バルブ21,22の推定コイル温度を算出し、一定温度(温度しきい値)以上となった場合はシステムを遮断してコイル発熱を防止することが可能となる。よって、コイルの耐久性を向上させることができる。
(6)コントロールユニット1は、前輪のみアンチスキッド制御が実行された場合、または後輪のみアンチスキッド制御が実行された場合はアンチスキッド制御が異常と判断することとした。
スプリットμ路等、走行中に左右輪で異なる路面μが存在することはあり得るが、前後輪の路面μが異なり、前輪または後輪のみにアンチスキッド制御が作動することは想定しづらいため、前輪のみ、または後輪のみアンチスキッド制御が実行された場合、アンチスキッド制御が異常と判断することにより、アンチスキッド制御の異常判断を正確に行うことができる。
(7)コントロールユニット1は、アンチスキッド制御が異常と考えられる場合には制御バルブ21,22の推定温度を算出し、一定温度(温度しきい値:本願では250℃)以上となった場合はシステムを遮断することとした。これにより、確実にコイル発熱を防止することができる。
実施例2につき図5、図6に基づき説明する。基本構成は実施例1と同様である。実施例1ではブレーキ非操作中、または前輪、後輪いずれかがABS制御中でなければ車輪速センサ31〜34は異常と判断したが、実施例2では車輪速センサ31〜34のセンサ値の急変を検出した場合、異常と判断する点で異なる。
[車輪速センサ値急変判定制御]
一般に、車輪速センサは車輪とともに回転する円板の周方向にスリット等の被検出部を複数設け、単位時間当たりの被検出部の検出回数によって車輪速を演算している。
ここで、スリットに小石が挟まった場合など、複数の被検出部のうちいずれかが検出できない場合、車輪速センサの値が一時的に急減する場合がある。このような車輪速センサ値の一時的な減少によってコントロールユニット1がスリップ路面と誤判断し、各液圧制御バルブ21,22に不必要な減圧指令を出力してしまう。
したがって実施例2では車輪速VWの急変を監視し、急変が発生した場合は液圧制御バルブ21,22に対する入力信号(車輪速VW)が異常と判断し、実施例1と同様に各バルブ21,22の推定コイル温度(台上測定の実温度よりも高く設定)を算出する。この推定コイル温度が一定温度となった場合、システムを遮断してコイル発熱を防止する。なお、車輪速VWの急変判断は車輪速VWの今回値が前回値よりも一定値以上減少した場合に急変と判定する。
[車輪速センサ値急変判定制御]
図6は、車輪速センサ値VWの急変判定制御処理の流れを示すフローチャートである。車輪速VWは10msごとに算出しているため、以下のフロー上では車輪速VWの前回値はVWin10ms前、今回値はVWinと記載する。
ステップS201では車輪速VWの今回値VWinが前回値VWin10ms前よりも9km/h以上減少したかどうかが判断され、YESであればステップS201へ移行し、NOであればステップS202へ移行する。
ステップS202では車輪速センサ31〜34に異常が発生したとして車輪速急変時判断タイマVWFAILCNTを100とし、ステップS204へ移行する。
ステップS203では車輪速センサ31〜34は正常として車輪速急変時判断タイマVWFAILCNTをデクリメントし、ステップS204へ移行する。
ステップS204では車輪速急変時判断タイマVWFAILCNTは0以外であるかどうかが判断され、YESであればステップS204へ移行し、NOであればステップS205へ移行する。
ステップS205では車輪速VWは異常としてコイル温度を高めに推定し、ステップS207へ移行する。設定方法は図4のステップS105と同様である。
ステップS206では車輪速VWは正常としてコイル温度を低めに推定し、ステップS207へ移行する。設定方法は図4のステップS106と同様である。
ステップS207では推定コイル温度TEMPSOL≧温度しきい値(本願では250℃)であるかどうかが判断され、YESであればステップS208へ移行し、NOであればステップS201へ戻る。
ステップS208ではシステムを遮断し、制御を終了する。
[車輪速センサ値急変判定制御とコイル発熱防止制御の経時変化]
図6は車輪速センサ値急変判定制御とコイル発熱防止制御のタイムチャートである。車両は一定速度で走行しているものとし、車輪速センサ31〜34のうち正常なセンサ値は一定である。
(時刻t1)
時刻t1において車輪速センサ31〜34のうち異常がある車輪速センサの検出速度が低下する。これに伴いコントロールユニット1から各制御バルブ21,22の駆動信号がONされ、推定温度が上昇する。一方、正常センサの検出速度は一定値を継続する。
(時刻t2)
時刻t2において異常のある車輪速センサ検出速度が正常値に復帰し、バルブ駆動信号がOFFされて推定コイル温度が低下する。以降、時刻t1〜t2を繰り返し、推定コイル温度が徐々に上昇する。
(時刻t3)
時刻t3において推定コイル温度が異常判断しきい値(250℃)に達し、システムが遮断されてバルブ駆動信号がOFFされ、制御バルブ21,22が開弁状態となる。これにより油圧回路は通常ブレーキとなる。またワーニングランプが点灯してシステムが遮断される。バルブ駆動信号がOFFされたため、OFFされない場合に比べ推定コイル温度は低下する。
[実施例2の効果]
(5)入力信号は車輪速VWであって、コントロールユニット1は、車輪速VWの急変を検出した場合、入力信号は異常と判断することとした。
これにより、車輪速センサ31〜34のスリットに小石が挟まった場合など、車輪速センサの値が一時的に急減した場合であっても、コントロールユニット1がスリップ路面と誤判断して不必要なABS制御が行われることを回避し、コイル発熱を防止することができる。
[他の実施例]
以上、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
本願ブレーキ制御装置のシステム構成図である。 ブレーキ制御装置の油圧回路図である。 バルブがONされてからの経過時間と推定温度の関係を示すマップである。 コイル発熱防止制御処理の流れを示すフローチャートである。 車輪速センサ値の急変判定制御処理の流れを示すフローチャートである。 車輪速の急変判定制御とコイル発熱防止制御のタイムチャートである。
符号の説明
1 コントロールユニット
2 ブレーキユニット
3 Gスイッチ
21,22 制御バルブ
23 リザーバ
31〜34 車輪速センサ
40 マスタシリンダ
50 ホイルシリンダ

Claims (7)

  1. ホイルシリンダの液圧を減圧および増圧可能な液圧制御弁と、
    減圧時にホイルシリンダから排出したブレーキ液を貯留するリザーバと、
    前記リザーバに貯留されたブレーキ液をマスタシリンダに戻すポンプと、
    車輪のロックを回避するように前記ホイルシリンダの液圧を減圧するアンチスキッド制御手段と
    を備えたブレーキ制御装置において、
    前記アンチスキッド制御手段は、
    前記液圧制御弁の温度を推定する第1、第2温度推定手段を備え、
    前記液圧制御弁に対する入力信号が正常である場合は前記第1温度推定手段によって前記液圧制御弁の温度を推定し、前記入力信号が異常である場合は前記第2温度推定手段によって前記液圧制御弁の温度を推定すること
    を特徴とするブレーキ制御装置。
  2. 請求項1に記載のブレーキ制御装置において、
    前記第1、第2温度推定手段によって算出される推定温度の温度上昇率は、前記第2温度推定手段のほうが高いこと
    を特徴とするブレーキ制御装置。
  3. 請求項2に記載のブレーキ制御装置において、
    前記推定温度の上昇率は、前記液圧制御弁の駆動時間に対する温度上昇率であること
    を特徴とするブレーキ制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のブレーキ制御装置において、
    前記アンチスキッド制御手段は、
    前記アンチスキッド制御が実行されている際、前記入力信号は正常と判断し、
    前記アンチスキッド制御が実行されていない場合、前記入力信号は異常と判断すること
    を特徴とするブレーキ制御装置。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のブレーキ制御装置において、
    前記入力信号は車輪速であって、
    前記アンチスキッド制御手段は、前記車輪速の急変を検出した場合、前記入力信号は異常と判断すること
    を特徴とするブレーキ制御装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のブレーキ制御装置において、
    前記アンチスキッド制御手段は、前輪のみ前記アンチスキッド制御が実行された場合、または後輪のみ前記アンチスキッド制御が実行された場合は、前記アンチスキッド制御が異常と判断すること
    を特徴とするブレーキ制御装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のブレーキ制御装置において、
    前記アンチスキッド制御手段は、前記アンチスキッド制御が異常と考えられる場合には液圧制御弁の推定温度を算出し、一定温度以上となった場合はシステムを遮断すること
    を特徴とするブレーキ制御装置。
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