JP2008279164A - 電気器具のプラグ受け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラグ受けを器具外殻の外面に開放する取付口に嵌めた電気器具のプラグ受け装置において、プラグ受けの側面からアークの火花の逃げ口を減らす。
【解決手段】リード線22の一端に設けた環状の接続端子23をプラグ受け7の電極ピン21に通してナット28で固着することにより、電極ピン21等の側面を取り囲むバリア壁29を形成することを可能とし、そのバリア壁29を、リード線22の引き出し口30を除いて取り囲むものとすることにより、アークの火花の逃げ口を減らした。
【選択図】図3

Description

この発明は、電気ポット、電気鍋等の電気器具におけるプラグ受け装置に関する。
電気器具においては、電源コードのプラグを着脱自在に接続可能であることが求められる。この要求に応えた電気器具として、プラグ受けの後面で一対の電極ピンのそれぞれにリード線の接続端子を固着し、そのプラグ受けを器具外殻の外面に開放する取付口に嵌めたプラグ受け装置を備えたものがある。
前記の電源コード側のプラグには、一対の雌型電極ピンと磁石片が設けられ、器具外殻側のプラグ受けにはこれらと対応して一対の雄型電極ピンと磁性体片が設けられている。プラグ受けの電極ピンに接続されたリード線を通じて器具外殻内のヒーター、制御基板等に電源が供給される。
プラグ受けは、プラグを受ける前部が形成されたプラグ受け本体と、そのプラグ受け本体に設けられた一対の電極ピン及び磁性体片とを有する。プラグ受け本体は、アークへの耐性を付与するため、フェノール樹脂等の耐熱性、絶縁性に十分な合成樹脂により形成されている(例えば、特許文献1参照)。
この種のプラグ受け装置は、器具外殻内に設置スペースを要するため、小型化が要求されている。この要求に応えるため、従来から、リード線の一端に設けた接続端子を、電極ピンに対し直交する向きに配置して固着し、リード線をプラグ受け本体の側面からプラグ受け外部に引き出すようにしたプラグ受け装置がある。接続端子とそれに接続されたリード線はプラグ受けの側面の方向に配線されると、接続端子と電極ピントを真直ぐに配置した場合と比して、プラグ受け装置が薄型になる。
また、リード線をプラグ受け本体の側面から引き出せば、電極ピンに接続端子を接続した後、これらの後方を絶縁板で遮蔽することが簡単になる。すなわち、絶縁板にリード線を通す面倒な作業がない。
前掲の特許文献1のものは、プラグ受け本体に下受け板部、上押さえ部、及び突起が形成されており、絶縁板の下端を下受け板部に受けさせ、その状態から絶縁板の上縁を上押さえ部に押し込むと、突起が当該絶縁板の孔に嵌るようになっている。これらプラグ受け本体と絶縁板との係合により、当該絶縁板がプラグ受け本体に保持される。なお、絶縁板には、マイカ板が利用されている。
器具外殻の取付口は、外面に開放されており、プラグ受けは、電極ピンにリード線の接続端子を固着し、絶縁板を取り付けた状態で、プラグ受け本体を取付口に外側から嵌めるようになっている。ここで、リード線を電極ピンに接続した状態でプラグ受けを器具外殻の外側から嵌めるようにしたのは、内側から嵌めるのは作業を行ない難くいからである。
例えば、前掲の特許文献1のものは、前記の嵌合において、取付口の両側縁の弾性片部と、プラグ受け本体に形成された両側縁の爪部とが、圧入により弾性的に係合するようになっている。この係合により、プラグ受けの前側への抜けが規制される。また、本体部のつばが器具外殻に掛るようになっている。このつば掛りにより、プラグ受けの後側への抜けが規制される。また、プラグ受けは、器具外殻に対して所定の姿勢に決められる。リード線は、接続端子と他端側端とが分離されており、プラグ受けを取付口に嵌めた後、器具外殻内の固定接続部に接続された他端側とプラグ受け側とをコネクタで接続するようになっている。これは、電極ピンにリード線の接続端子を固着する作業を簡単に行なえるようにするためである。
特開2005−130933号(要約書、明細書:段落0010〜0013、図4〜図6)
しかしながら、前掲の特許文献1のようなプラグ受け装置は、プラグ受けの側面のうち爪部と他の部分との間に切れ目が形成されている。このような切れ目は、アークの火花の逃げ口となる。
そこで、この発明の課題は、プラグ受けを器具外殻の外面に開放する取付口に嵌めた電気器具のプラグ受け装置において、プラグ受けの側面からアークの火花の逃げ口を減らすことにある。
上記の課題を解決するため、この発明は、プラグ受けの後面で一対の電極ピンのそれぞれにリード線の接続端子を固着し、前記プラグ受けを、器具外殻の外面に開放する取付口に嵌めた電気器具のプラグ受け装置において、前記リード線の接続端子を環状とし、その接続端子を前記電極ピンに通して当該電極ピンに螺合するナットで固着し、そのプラグ受けの側面に、前記一対の電極ピン及びこれらに固着された前記リード線の接続端子の側面を前記リード線の引き出し口を除いて取り囲むようにバリア壁を形成した構成を特徴とするものである。
なお、ここにいう「側面」は左右両側面と上下両側面を含むものである。
前記リード線の接続端子を環状とし、その接続端子を前記電極ピンに通して当該電極ピンに螺合するナットで固着すれば、電極ピンの後方から前後方向の固着作業を行うことができ、前記一対の電極ピン及び接続端子の側面を取り囲むようなバリア壁を形成することが可能になる。
前記プラグ受けの側面に、前記一対の電極ピン等の側面を前記リード線の引き出し口を除いて取り囲むようにバリア壁を形成すれば、リード線を支障なく引き出し、プラグ受けの側面からアークの火花の逃げ口を減らすことができる。
上記のプラグ受けの取り付け構造としては、前記バリア壁に前記一対の電極ピン間に突き出たねじ穴部を形成し、前記プラグ受けを、前記取付口に嵌めて前記ねじ穴部でねじ止めした構成を採用することができる。
前記バリア壁に前記一対の電極ピン間に突き出たねじ穴部を形成すれば、前記一対の電極ピン間のスペースを利用してねじ穴部が形成されるので、プラグ受けの大型化を防止することができ、前記ねじ穴部と前記バリア壁が一体に形成されるので、使用樹脂量を節約することができる。
また、前記プラグ受けをねじ止めにすれば、プラグ受けの抜け止めをしっかりと行うことができ、取付用の爪部を形成するための切れ目が不要になる。
前記電極ピン及び前記接続端子の後方を遮蔽する絶縁板を備えた構成を採用すれば、アークの火花が前記プラグ受けから後方に逃げ難くなる。
ここで、前記バリア壁の側面に、前記絶縁板をスライド挿入させるスリットと位置決め孔とを形成すれば、絶縁板の取り付けが簡単になる。そのスリットと位置決め孔を前記絶縁板で閉塞されるようにすれば、スリットと位置決め孔からアークの火花が逃げる恐れがなく、バリア壁側面の閉塞性を維持することができる。
前記リード線を両端間にコネクタが無いものとした構成を採用すれば、コネクタに係るコストを無くすことができる。
ここで、前記リード線を、器具外殻内の固定接続部に接続された状態で当該接続端子を前記取付口から器具外殻外へ導出可能とし、そのリード線を、前記プラグ受けが器具外殻外で当該器具外殻と交差しない向きに保持された状態で当該接続端子を前記電極ピンに配置可能な長さを有するものとした構成を採用すれば、前記リード線を器具外殻内の固定接続部に接続し、前記接続端子を前記取付口に通して器具外殻外へ導き出し、前記プラグ受けの前記電極ピンとリード線との接続を器具外殻の外でねじ止めした後、プラグ受けを器具外殻の外側から取付口に嵌めることができる。したがって、リード線からコネクタを無くしても、プラグ受けとリード線の接続を広い作業空間で行なうことができる。
上述のように、この発明は、プラグ受けを器具外殻の外面に開放する取付口に嵌めた電気器具のプラグ受け装置において、上記特徴的構成の採用により、プラグ受けの側面からアークの火花の逃げ口を減らすことができる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、この発明に係るプラグ受け装置を備えた電気器具である電気ポットの一例を示している。この電気ポットの器具外殻1は、内部に内容器2を収納している。器具外殻1は、胴部材3とその上端部に設けられた肩部材4とからなる。
胴部材3の底面に開口が形成されており、この開口を塞ぐ底板5が着脱可能に取り付けられている。器具外殻1には、肩部材4と閉じ合う蓋6が開閉自在に取付けられている。胴部材3の後面下端近傍にプラグ受け7が取付けられている。
器具外殻1にノーズ部8が設けられ、そのノーズ部8の内部空間を利用して操作部9が設けられている。ノーズ部8の下端に吐出口部10が設けられ、そのノーズ部8と反対側において前記の蓋6がヒンジを介して取付けられている。ハンドル11は半環状に形成され、その両端部が器具外殻1の両側面に回転自在に取付けられている。
図2(a)は、前記の電気ポットを分解し、内容器2を上下逆転した状態の斜視を示している。内容器2の底面に遮熱板12を介して装着されたポンプ13、水位管14、制御基板ボックス15等が取り付けられている。図2(b)は、制御基板ボックス15の組み立て状態を縦断面で示している。
遮熱板12と内容器2との間にヒータ16が設けられており、制御基板ボックス15の取付け部15aは、足金具17を介して遮熱板12にねじ止めされている。
制御基板ボックス15は、耐熱性合成樹脂の一体成形品からなり、その内側に、制御基板18を支持するリブ15bと、基板押さえ15cと、ねじ穴部15dと、係止爪15eが形成されている。
制御基板18は、図2(b)中に2点鎖線と1点矢線で示したように、水平に対し傾けた姿勢で制御基板ボックス15に近づけ、基板押さえ15cの下方に一端を潜り込ませた後、他端を係止爪15eの弾性に抗して係止爪15eの下方まで押し込むと、リブ15bとねじ穴部15d上に載って水平に支持された状態になる。この状態でねじ穴部15dを利用したねじ19の締結により、制御基板18は、制御基盤ボックス15に確実に固定されている。
ねじ穴部15d及び係止爪15eは、制御基板18の同側に配置されており、衝撃で係止爪15eが振動しても、ねじ19の締結作用により、制御基板18は制御基板ボックス15から外れる心配はない。
また、コネクタ20は、ねじ19の近傍に配置されている。コネクタ20の着脱時に制御基板18が撓み難くなり、破損を防止することができる。なお、コネクタ20を基板押さえ15cの近傍に配置した場合も同様に破損を防止することが可能である。
図1、図3に示すように、前記のプラグ受け7は、プラグ受け7の後面で一対の電極ピン21のそれぞれにリード線22の接続端子23を固着し、そのプラグ受け7を器具外殻1の胴部材3の外面に開放する取付口24に嵌めるものである。
リード線22は、被覆導線からなり、制御基板18の固定接続部と接続端子23との間にコネクタが無い。
より具体的には、図1、図4、図5に示すように、プラグ受け7は、プラグを受ける前部が形成されたプラグ受け本体を有している。プラグ受け本体は、アークへの耐性を付与するため、フェノール樹脂等の耐熱性、絶縁性に十分な合成樹脂により形成されている。一対の電極ピン21は、プラグ受け本体に左右に並設されている。
プラグ受け本体の前端つば部25は、取付口24に嵌めた状態で胴部材3の外面に沿うつば状になっている。プラグ受け本体の前端つば部25が胴部材3の外面に掛ることでプラグ受け7の後側への抜けが規制されている。
プラグ受け本体の前端つば部25から後方に取付口24内に入り込む嵌合部26が連設されている。プラグ受け本体の嵌合部26は、取付口24の内周に接触することで、プラグ受け7の胴部材3に対する姿勢を保つ。
プラグ受け本体の嵌合部26に、一対の電極ピン21の前端部が突き出ている。磁性体片27は一対の電極ピン21の間で前面に露出しており、プラグ側の磁石に吸着される。
プラグ受け本体の嵌合部26の後面において各電極ピン21の後端側が若干突き出している。リード線22の一端側に設けた接続端子23は、環状になっており、プラグ受け7の後面側から電極ピン21に通される。電極ピン21は、ねじ部を有しており、各電極ピン21に通された各接続端子23は、ナット28によるねじ止めで電極ピン21に固着される。
特に、接続端子23は、電極ピン21に対し直交する向きに配置して当該電極ピン21に固着されており、プラグ受け装置の薄型化が図られている。
プラグ受け本体の嵌合部26から後方に、一対の電極ピン21及びこれらに固着された接続端子23の側面を取り囲むようにバリア壁29が連設されている。
バリア壁29の下側面は、取付口24の内周下部に接触しており、プラグ受け7の姿勢保持を助けている。
バリア壁29の上側面に、リード線22の引き出し口30が形成されており、ここから各リード線22が側方に引き出され、制御基板ボックス15に取り付けられた制御基板18の固定接続部へと至る。
引き出し口30は、前後方向のスリット状に形成されており、これにより、リード線22に前後方向の遊びをもたせている。このようにすれば、リード線22にコネクタが無くとも、プラグ受け7の取り付け時に、バリア壁29にリード線22が引っ張られ難くなり、断線が防止される。
バリア壁29の上下左右側面に、嵌合部26よりも側方に突出する爪部等は形成されていない。
バリア壁29の下側面部に一対の電極ピン21間に突き出たねじ穴部31が形成されている。胴部材3の下端に、プラグ受け7は、取付口24に正規に嵌めた状態でねじ穴部31に連通するねじ通し孔32が形成されている。前記の正規嵌めされた状態で、ねじ通し孔32からねじ33をねじ穴部31に螺合することにより、プラグ受け7は、胴部材3に確実に抜け止めされ、上記の姿勢保持と相俟ってしっかりと取り付けられる。すなわち、プラグ受け7の側面に爪部が無い取り付け構造が実現されており、プラグ受け7の器具外殻内に位置する部分は大型にならない。
なお、ねじ穴部31は、めくら穴になっており、ねじ33と電極ピン21等の絶縁が配慮されている。また、ねじ穴部31は、バリア壁29の内側に形成された隔壁34と一体に設けられている。これにより、一対の電極ピン21間を仕切って火花の飛散が防止されつつ、プラグ受け7の成形樹脂量が節約されている。
また、バリア壁29の上側面に、絶縁板35を上方から挿入するスリット36が形成され、下側面部に、絶縁板35の下から受けるための位置決め孔37が形成されている。絶縁板35は、上方からスリット36に通され、スライド移動させられることにより、その下端突片部が位置決め孔37に入る。この間、絶縁板35は、隔壁34の後端に形成された突起38を乗り越えながら挿入され、突起38が絶縁板35の孔に嵌ると、絶縁板35がバリア壁29に保持されるようになっている。これにより、絶縁板35がバリア壁29に取り付けられ、一対の電極ピン21及び接続端子23の後方が遮蔽される。
絶縁板35とバリア壁29は、バリア壁29の内面隅R状の部分だけを空けてバリア壁29の内部を閉じている。
なお、引き出し口30、絶縁板35、スリット36は、絶縁板35により引き出し口30を閉じるように構成されており、絶縁板35をスリット36に挿入した後は、リード線22が絶縁板35の挿入の邪魔にならない。
バリア壁29の側面は、リード線22の引き出し口30を除いて閉塞されている。これにより、火花の逃げ口はバリア壁29の側面において最小限に留められており、上記従来例が側面に4箇所の逃げ口を有するのに対し、引き出し口30の2箇所で済んでいる。スリット36、位置決め孔37は、絶縁板35が嵌るため、火花の逃げ口にならない。なお、スリット36、位置決め孔37をバリア壁29の側面に貫通させたのは、バリア壁29の一体射出成形を実現するためである。
上記のプラグ受け7の取り付け構造を、取付手順と合わせてより具体的に説明する(図1、図3)。
先ず、器具外殻1を組み立てる前に、各リード線22は、接続端子23と反対側の接続端において、内容器2と一体化された制御基板18の固定接続部に接続される。その後、器具外殻1が組み立てられ、その内部で内容器2が器具外殻1と一体化される。
このように器具外殻1が組み立てられた状態で、制御基盤ボックス15と取付口24との間に内部空間が形成されるようになっている。胴部材3の底面を底板5で閉じる前に、各リード線22の接続端子23は、前記の内部空間に通されて取付口24から器具外殻1外に導き出される。
その後、プラグ受け7は、器具外殻1の外で当該器具外殻1と交差しない向きに保持される。各リード線22は、その接続端子23を電極ピン21に挿入し、引き出し口30から側方に引き出すのに十分な長さを有している。したがって、各接続端子23は、電極ピン21にナット28を仮止めし、プラグ受け7の後方からボックスドライバやレンチ等のねじ回し具をナット28に当てることができる。このナット28により、接続端子23は、電極ピン21に固着される。すなわち、この実施形態によれば、リード線22からコネクタを無くしても、プラグ受けとリード線の接続を広い作業空間で行なうことができる。
その後、絶縁板35がバリア壁29に取り付けられる。これにより、リード線22は、外れる恐れが無くなる。
そのような状態で、プラグ受け7は、取付口24に外側から嵌められる。この間、リード線22は、引き出し口30内で前後に遊ぶため、断線、接続緩みは防止される。
プラグ受け7の前端つば部25、嵌合部26及びバリア壁29が取付口24の内周に接触してプラグ受け7は、正規の姿勢に決められると共に、後側に抜け止めされる。
この状態で、器具外殻1の下方から、プラグ受け7のねじ穴部31、胴部材3のねじ通し孔32、及びねじ33によりプラグ受け7が器具外殻1にねじ止めされる。これにより、プラグ受け7は、前側に抜け止めされ、後側への抜け止めがさらに強まる。したがって、
プラグ受け7は、胴部材3に確実に抜け止めされ、上記の姿勢保持と相俟って器具外殻1にしっかりと取り付けられる。
なお、この実施形態は、リード線22を特にプラグ受け7の上側面に引き出し、接続端子23の地上高を得て、電気ポットが流し台に底漬された場合に、流し台に溜められた水と接続端子23との接触を少しでも避けることができる。また、電気ポットが丸洗いされた後、上下逆さまに乾された場合でも、接続端子23と流下した水との接触を少しでも避けることができる。
また、この実施形態では、バリア壁29の上下左右側面に、嵌合部26よりも側方に突出する爪部等は形成されていないが、ねじ止めに代えて、又はねじ止めと共に取付用の爪部を採用することができる。
実施形態に係る電気器具の全体構成を示す縦断面図 aは図1の電気器具の内容器の分解斜視図、bはaの制御基板ボックスの縦断面図 図1のプラグ受けの取り付けを示す分解斜視図 aは図1のプラグ受けを斜め後方から示す分解斜視図、bはaの状態からプラグ受けを組み立てた状態を示す斜視図 aは図1のプラグ受けの上側面図、bはaのb−b線の断面図、cはaのc−c線の断面図
符号の説明
1 器具外殻
2 内容器
3 胴部材
4 肩部材
5 底板
6 蓋
7 プラグ受け
8 ノーズ部
9 操作部
10 吐出口部
11 ハンドル
12 遮熱板
13 ポンプ
14 水位管
15 制御基板ボックス
15a 取付け部
15b リブ
15c 基板押さえ
15d ねじ穴部
15e 係止爪
16 ヒータ
17 足金具
18 制御基板
19 ねじ
20 コネクタ
21 電極ピン
22 リード線
23 接続端子
24 取付口
25 前端つば部
26 嵌合部
27 磁性体片
28 ナット
29 バリア壁
30 引き出し口
31 ねじ穴部
32 ねじ通し孔
33 ねじ
34 隔壁
35 絶縁板
36 スリット
37 位置決め孔
38 突起

Claims (4)

  1. プラグ受けの後面で一対の電極ピンのそれぞれにリード線の接続端子を固着し、前記プラグ受けを、器具外殻の外面に開放する取付口に嵌めた電気器具のプラグ受け装置において、
    前記リード線の接続端子を環状とし、その接続端子を前記電極ピンに通して当該電極ピンに螺合するナットで固着し、そのプラグ受けの側面に、前記一対の電極ピン及びこれらに固着された前記リード線の接続端子の側面を前記リード線の引き出し口を除いて取り囲むようにバリア壁を形成したことを特徴とする電気器具のプラグ受け装置。
  2. 前記バリア壁に前記一対の電極ピン間に突き出たねじ穴部を形成し、前記プラグ受けを、前記取付口に嵌めて前記ねじ穴部でねじ止めした請求項1に記載の電気器具のプラグ受け装置。
  3. 前記電極ピン及び前記接続端子の後方を遮蔽する絶縁板を備え、前記バリア壁の側面に、前記絶縁板をスライド挿入させるスリットと位置決め孔とを形成し、そのスリットと位置決め孔を前記絶縁板で閉塞されるようにした請求項1又は2に記載の電気器具のプラグ受け装置。
  4. 前記リード線を両端間にコネクタが無いものとし、そのリード線を、器具外殻内の固定接続部に接続された状態で当該接続端子を前記取付口から器具外殻外へ導出可能とし、前記リード線を、前記プラグ受けが器具外殻外で当該器具外殻と交差しない向きに保持された状態で当該接続端子を前記電極ピンに配置可能な長さを有するものとした請求項1から3のいずれかに記載の電気器具のプラグ受け装置。
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