JP2008278682A - ステータ - Google Patents

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Kazutsugu Kusabetsu
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Abstract

【課題】分割コアと一体成形されたインシュレータの亀裂等の発生を抑制しうるステータを提供する。
【解決手段】ステータは、粉体金属を圧縮成形した後に焼結して構成された,いわゆる圧粉コアである分割コア11と、分割コア11を中子として一体成形されたインシュレータ20とを備えている。インシュレータ20は、スロット領域や、分割コア11のヨーク部11aの前面11yから軸方向に直交する側縁11zに亘る領域を覆っている。分割コア11のヨーク部11aの軸方向に直交する側縁11zと、前面11yとが交わる上下2つの角線部が面取りされていることにより、分割コア11に対するインシュレータ20の一体成形時や、成形後におけるモータ駆動時のサーマルショックを受けても、インシュレータ20の亀裂、割れ,剥離などの発生が抑制される。
【選択図】図4

Description

本発明は、モータや発電機のステータに係り、特にインシュレータの亀裂等の抑制対策に関する。
近年、各種電気機器、電気自動車,ハイブリッド車,ロボットなどの新技術の進展に伴い、それらに用いられる回転電機(モータや発電機)に要求される性能が高度化してきている。たとえば、産業用モータ、電気自動車やハイブリッド車などにおいては、省スペース化が求められている。
そこで、従来より、コイルを高密度に巻くことによって、省スペース化を図る技術が提案されている。コイルを高密度に巻く手段の1つとして、コアのティース部の4側面のうち3側面上においてコイルを整列させる一方、残りの1側面上において、コイルのクロス処理を行う方法がある。
そのため、たとえば特許文献1では、コイルとコアとの絶縁を確保するインシュレータを、組み付け構造としつつ軸方向に分割する構造にしている(同文献の図23参照)。この構造では、インシュレータのスロット領域に位置する部分における成形時の抜き勾配が不要となるので、スロット領域に位置する部分の肉厚を薄く均一にすることができ、コイルの占積率の向上を図ることができる。
一方、特許文献2には、インシュレータをコアに対して一体的に成形(いわゆるインサート成形)する技術が提案されている。この方法では、金型にコアを中子のようにセットしてコア周囲の空間に樹脂を流し込むことにより、インシュレータを成形することになる。この方法によると、インシュレータのスロット領域に位置する部分の薄肉化が可能となり、コイルの占積率が向上することになる。
特開平9−191588号公報 特開2004−208366号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術を用いると、インシュレータの組み付け誤差、成形誤差、コイル巻き時のずれなどが集積することにより、コイルの高密度巻きが困難になる。反面、特許文献2の技術では、一体成形時における熱膨張差やモータ駆動時のサーマルショックによるインシュレータの亀裂,割れ,破損などにより、絶縁信頼性が確保されないおそれがあった。
本発明の目的は、ステータのコアにインシュレータを一体的に成形する構造を採用しながら、インシュレータの亀裂,割れ,破損などの発生を抑制しうるステータを提供することにある。
本発明のステータは、いわゆる圧粉コアと、コアとの一体成形により形成されたインシュレータとを備えており、コアのヨーク部のステータ軸方向に直交する端面と、ティース部側の面とが交わる2つの角線部のうち少なくとも一方の角線部が、面取りされている。ここで、面取りされているとは、面と面とが交差する角線部に、斜面または丸みが付けられていることをいう。
これにより、ヨーク部のティース部側の面からステータ軸方向に直交する側縁に亘る領域上において、一体成形時あるいは成形後のモータ駆動時におけるインシュレータの亀裂,割れ,剥離などの発生の低減が確認された。したがって、コイル部材−コア間の絶縁信頼性が確保されるとともに、コイル端末処理がしやすくなり、作業性の向上を図ることができる。
さらに、2つの角線部をいずれも面取りすることにより、一体成形時における溶融樹脂の流れがスムーズになるので、さらなるインシュレータの薄肉化が可能になり、放熱性の向上を図ることができる。
本発明のステータによると、コアと一体成形されるインシュレータにおける亀裂,割れ,剥離などの発生を抑制することができる。
図1は、実施の形態における回転電機(モータや発電機)のステータ10の概略的な構造を示す断面図である。図1に示すように、ステータ10は、複数の分割コア11を環状に組み合わせた後、図示しないリング部材等を用いて外側から囲み込んで組み立てられる。本実施形態では、コアとして分割コア11を集合させたものを用いているが、コアが分割されずに一体化されたものであってもよい。
ステータ10の内方には、永久磁石を設けたロータ(図示せず)が配置される。分割コア11は、ヨーク部11aと、ヨーク部11aからロータ側に突出したティース部11bと、ティース部11bの先端から外方に拡大した鍔部11cとを有し、本実施の形態では、絶縁皮膜を有する磁性粉末を圧縮成形して形成された,いわゆる圧粉コアである。
そして、分割コア11のヨーク部11aと、ティース部11bと、鍔部11cとによって囲まれるコイルサイド側の領域(スロット領域Rsl)には、インシュレータ20を挟んで、コイル12が整列して巻き付けられている。本実施の形態では、インシュレータ20は、後述するように、インサート成形により分割コア11と一体的に形成されたものである。
図2は、本実施の形態における分割コア11の構造を示す斜視図である。図2は、鍔部11c側から見た構造を表している。同図に示すように、ヨーク部11aは、ティース部側の面である前面11yと、前面11yに対向する面である背面11xと、軸(ステータ軸)方向に直交する側縁(上面および下面)11zと、周方向に直交する側縁(側面)11wとを有している。そして、ヨーク部11aの軸方向に直交する2つの側縁11zと背面11xとが交わる2つの角線部は、面取りがされている。ここで、面取りされているとは、面と面とが交差する角線部に、斜面または丸みが付けられていることをいう。図2には、2つの角線部に丸み(R)付けされている状態が示されているが、斜面をつけてもよい。
図3は、本実施の形態におけるインサート成形時の構造を示す図である。図3に示す分割コア11は、図2に示すIII-III線における断面構造を表している。同図に示すように、射出成形金型は、下金型31と、上金型33と、側方金型34とを備えている。側方金型34は、本件では二方ないし四方に分割されている。そして、分割コア11と、下金型31,上金型33および側方金型34とによって囲まれる空間に樹脂が射出されて、インシュレータ20が形成される。つまり、分割コア11を覆うようにインシュレータ20が形成され、分割コア11とインシュレータ20とが一体的に形成される(いわゆるインサート成形)。図3に示すように、インシュレータ20は、ティース部11bの外周面だけでなく、分割コア11の前面11yと、軸方向に直交する側縁11zとに亘る領域を覆うように形成される。
インサート成形に使用される樹脂は、射出成形が可能な樹脂であればよいが、耐熱性とコイルを巻き付ける際の加重に耐えうる強度を必要とするので、PPS樹脂(ポリフェニルサルファイド樹脂),LCP樹脂(液晶ポリマー樹脂)などのいわゆるエンジニアリングプラスチックが好ましい。
図4は、射出成形後における分割コア11およびインシュレータ20の形状を概略的に示す斜視図である。同図に示すように、インシュレータ20は、分割コア11のヨーク部11aの前面11yおよび軸方向に直交する側縁11zと、ティース部11bの外側面と、鍔部11cの内側面とを覆い、かつ、鍔部11cよりもさらに外方に突出した形状を有している。つまり、インシュレータ20は、スロット領域Rsl全体をカバーして、コイル12(図1参照)と分割コア11とを確実に絶縁している。そして、インシュレータ20は分割コア11と一体成形されているので、インシュレータ20に継ぎ目は存在していない。また、分割コア11の前面11yと、軸方向に直交する側縁11zとが交わる2つの角線部が画面取りされていることから、インシュレータ20の対応する角線部も相似形の面取りが施されている。
本実施の形態によると、分割コア11の前面11yと、軸方向に直交する側縁11zとが交わる角線部が画面取りされている。つまり、ヨーク部11aのコイルエンド側に位置する角線部が面取りされていることになる。そして、このように、面取りを施すことにより、分割コア11の前面11yから側縁11zに亘る領域を覆うインシュレータ20において、一体成形時に熱膨張率差に起因する熱応力を受けたり、あるいは成形後のモータ駆動時に、サーマルショックを受けても、亀裂,割れ,剥離などの発生を抑制しうることがわかった。したがって、絶縁信頼性が向上するだけでなく、インシュレータ20が安定していることからコイルの端末処理が容易になり、作業性の向上も図ることできる。
また、分割コア11の前面11yと、軸方向に直交する側縁11zとが交わる2つの角線部が面取りされていることにより、成形時の樹脂の流れがスムーズになるので、インシュレータ20の薄膜化が可能である。よって、分割コア11の放熱性の向上を図ることができる。
(他の実施の形態)
上記開示された本発明の実施の形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明のステータは、産業用モータ、ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車,ロボットなどに配置されるモータや発電機に利用することができる。
実施の形態におけるステータの概略的な構造を示す断面図である。 分割コアの構造を示す斜視図である。 実施の形態におけるインサート成形時の構造を示す図である。 一体成形後の分割コアおよびインシュレータの構造を示す斜視図である。
符号の説明
10 ステータ
11 分割コア
11a ヨーク部
11b ティース部
11c 鍔部
11x 背面
11y 前面
11z 側縁
11w 側縁
12 コイル
20 インシュレータ
20a ヨーク被覆部
20b ティース被覆部
20c 鍔被覆部
31 下金型
33 上金型
34 側方金型

Claims (2)

  1. 磁性材料を主成分とし、ヨーク部および該ヨーク部の中央部から突出したティース部を有するコアと、
    前記コアのティース部との一体成形により形成されたインシュレータと、
    前記インシュレータの上に巻き付けられたコイル部材と、
    を備えたステータであって、
    前記コアは、絶縁皮膜を有する磁性粉末を圧縮成形して形成されており、
    前記ヨーク部のステータ軸方向に直交する側縁面と、ティース部側の面とが交わる2つの角線部のうち少なくとも一方の角線部は、面取りされている、ステータ。
  2. 請求項1記載のステータにおいて、
    前記2つの角線部が、いずれも面取りされている、ステータ。
JP2007121326A 2007-05-01 2007-05-01 ステータ Pending JP2008278682A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011067055A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Mitsuba Corp ステータの製造方法、およびステータ

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Effective date: 20091221