JP2008278427A - 信号出力装置、送受信システムおよび信号出力装置の制御方法 - Google Patents

信号出力装置、送受信システムおよび信号出力装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】出力信号の送信強度を自動で制御することを可能とする。
【解決手段】リモコン2は、第1通信回線を介してIR信号をTV部4に送信するIR制御部27を備えている。また、リモコン2は、第1通信回線とは異なる第2通信回線を介して、TV部4におけるIR信号の受信状況を示す強度過剰信号をPC部5から受信するRF制御部29と、強度過剰信号に基づいて、IR信号の送信強度を制御する信号強度制御部32と、を備えている。これにより、リモコン2は、ユーザの手を煩わせることなくIR信号の最適化を図りながら、IR信号をTV部4に送信することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば赤外線および電波を利用することが可能な信号出力装置、および送受信システムに関するものである。
複数の電子機器間において、例えば赤外線を利用した通信および/または電波を利用した無線通信を用いて情報の送受信を行うシステムがある。赤外線を利用した通信は、テレビ、ビデオ、パソコン等の電子機器と、これら電子機器を操作するためのリモコンとの間に用いられている。この場合、リモコンから発光される赤外線を電子機器が受光することによって、リモコンでの操作を電子機器に反映することができる。
しかしながら、この赤外線は、光と同様、直進性が強く物体を透過しない。従って、赤外線を発光する装置と受光する装置との間に遮蔽物が存在する場合には、赤外線が受光する装置に到達せずに通信が失敗に終わる可能性が高い。また、赤外線は、送信可能な角度の範囲(指向性)が狭いため、通信中に赤外線を発光する装置と受光する装置と対向するように保持しておく必要がある。
一方、指向性が広く、透過性のある電波を利用した無線通信では、電子機器間に遮蔽物が存在しても通信を行うことができると共に、電子機器同士を対向させることなく通信を行うことができる。また、赤外線を利用した通信が片方向通信であるのに対して、電波を利用した無線通信は双方向通信である。
ここで、特許文献1〜7には、この赤外線を利用した通信システムに、電波を利用した無線通信を組み入れた通信システムが開示されている。
具体的には、特許文献1では、遠隔指令を送信するリモコン送信器と、この遠隔指令に対する応答結果を返信するリモコン受信器とが、赤外線または電波のうちの一方を送信媒体とし、他方を受信媒体とする構成からなる双方向リモコンシステムが開示されている。
この構成によれば、リモコン送信器が送信する信号が赤外線の場合には、リモコン受信器が送信する信号を電波としている。この場合、リモコン受信器からの応答結果を受信するときのリモコン送信器の受信姿勢が自由となるため、複数のリモコン送信器に対して確実な同報返信が可能である。一方、リモコン受信器が送信する信号が電波であり、リモコン受信器が送信する信号が赤外線である場合には、リモコン送信器は、複数のリモコン受信器に同報送信できる一方、特定のリモコン受信器からの返信を選択受信することができる。
また、特許文献2では、赤外線を用いる赤外線方式送信器と電波を用いる高周波方式送信器とが送受信側にそれぞれ備えられ、赤外線による信号伝達が失敗したとき自動的に電波による信号伝達に切換える切換制御回路を受信側に備えたワイヤレスリモコンシステムが開示されている。
この構成では、障害物や距離などの問題が生じることにより、高信頼性を有しかつ指向性を有する赤外線を用いた信号伝達に失敗したときには、無指向で到達距離の長い電波を用いた信号伝達に自動的に切換える。これにより、各方式の優れた点を利用して信号伝達を行うことができるため、無指向で送信距離の長い高信頼性のワイヤレスリモコン操作を行うことができる。
さらに、特許文献3では、赤外線を射出する赤外線式リモコン装置と、射出された赤外線に基づいて電波信号を発生する送信部を備えたリモコン用アダプタとからなるリモコン装置が開示されている。
この構成によれば、赤外線式リモコン装置であっても電波信号を発生させることができるため、ユーザは、指向性や壁などの障害物を気にせずに、各種機器への制御操作をおこなうことができる。また、使用環境に応じてリモコン用アダプタを使用するか否かを決めることができるため、ユーザは、最適な制御方式を利用することができ、確実な制御操作を行うことができる。
また、特許文献4では、無線通信方式のデータを赤外線方式のデータに変換して転送する無線/赤外線変換アダプタが開示されている。そして、赤外線通信機能を有する電化製品等の機器と、無線通信方式のリモコン等との間で、この無線/赤外線変換アダプタを使用されるシステムが開示されている。
この構成によれば、無線通信方式のリモコン等で、赤外線通信機能を有する電化製品等を制御したり、無線通信方式の機器と赤外線通信機能を有する機器とのデータ交換を行うことができる。これにより、これらの機器を対向させることなく、至近距離に近づけることなく、そして遮断物の影響を受けることなく、無線通信の利点を生かして通信を行うことができる。
上述したように、指向性が広く、透過性のある電波を利用した無線通信では、通信を行う電子機器間に遮蔽物があっても、これら電子機器同士が対向していなくても、これら電子機器を至近距離に近づけなくても通信を行うことができる。しかしながら、電波を利用した無線通信の場合、例えば無線方式のリモコンで任意のテレビを操作させたい場合に、このテレビ以外の電子機器、または隣家の電子機器を誤作動させてしまう虞がある。このため、特許文献5および6には、無線通信によるこのような誤作動を回避するための技術が開示されている。
具体的には、特許文献5では、赤外線を利用した通信によって、リモコンと被制御機器との関連付け、および各被制御機器との関連付けを行うと共に、電波を利用した通信によって、リモコンと関連付けされた被制御機器を呼び出すグループ通信方法が開示されている。
この構成によれば、赤外線を利用した通信によって複数の被制御機器と関連付けを行うことによって被制御機器のグループ化を図ると共に、リモコンが電波を利用した場合には、関連付けされた複数の被制御機器を確認した上で、これら被制御機器とデータ通信を行うことができる。これにより、1台のリモコンで各種の機器を制御できると共に、ユーザの操作の手間やミスをなくすことができる。
また、特許文献6では、無線伝送路を介して通信可能なサーバ機器およびクライアント機器において、サーバ装置が赤外線通信を利用して暗号化キー信号を発信し、クライアント装置がこの暗号化キー信号を受信するホームネットワークシステムが開示されている。
この構成によれば、サーバ装置近傍のクライアント装置だけが暗号化キー信号を受信することができるため、外部のグループ化したくないクライアント装置が誤って暗号化キー信号を受信するのを回避することができ、セキュリティを保護することができる。
また、赤外線および電波を利用した通信システムでは、その使用状況に応じてユーザがこれら通信の何れを利用するかを選択することによって、消費電力の削減を図った技術が開示されている。具体的には、特許文献7では、図6に示すように、赤外線信号を送信する赤外線送信回路122と、電波信号を送信する電波送信回路124と、これら回路の何れかに、被制御機器118を制御する制御情報を供給する切換部120を備えたワイヤレス遠隔制御送信器100が開示されている。
具体的には、信号制御部116は、操作部114の操作に応じて被制御機器118を制御する制御情報を切換部120に供給する。切換部120は、操作部114の特定のキー等が操作されることによって、この制御情報を、赤外線送信回路122および電波送信回路124の何れに供給するかの切換制御を行う。そして、この制御情報は、赤外線送信回路122または電波送信回路124から被制御機器118に送信される。なお、赤外線送信回路122に供給された制御情報は、赤外線発光素子126を介して被制御機器118に送信され、電波送信回路124に供給された制御情報は、アンテナ128を介して被制御機器118に送信される。
この構成によれば、耐ノイズ性を重視するか、遠隔制御信号の到達距離を重視するかに応じて、制御情報は、赤外線送信回路122および電波送信回路124の何れか一方にのみ供給される。これにより、使用環境に最適な状態で制御情報を被制御機器118に送信することができると共に、両回路が同時に使用されることがないので消費電力を削減することができる。
実開平1−177680号公報(1989年12月19日公開) 特開平4−132396号公報(1992年5月6日公開) 実開平4−86384号公報(1992年7月27日公開) 特開2004−31999号公報(2004年1月29日公開) 特開平9−215064号公報(1997年8月15日公開) 特開2006−339806号公報(2006年12月14日公開) 実開平7−1676号公報(1995年1月10日公開)
しかしながら、特許文献1〜7の技術では、赤外線を利用した通信を行う場合、赤外線の発光出力(すなわち、送信強度)は、一定であるか、または数段階(例えば、高出力もしくは低出力)に調整できるにすぎない。また、この数段階の調整を行う場合、例えばリモコン等の赤外線を発光する装置を用いるユーザが手動で設定を行う必要がある。
すなわち、特許文献1〜7の技術では、例えば通信を行う電子機器間に遮蔽物が存在する等、通信を行う電子機器同士の使用環境によって赤外線を利用した通信を行うことができない場合には、電子機器を他方の電子機器に近づけたり、送信強度の設定をユーザが手動で変更する必要が生じる。
また、特許文献7の技術では、赤外線または電波を利用した通信の一方を選択的に用いているにすぎない。すなわち、この技術では、一方の通信が行われている間に他方の通信が行われないように制御することによって、消費電力の削減を図っているだけであり、両通信が同時に行われる状況における消費電力の削減を図ったものではない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、出力信号の送信強度を自動で制御することが可能な信号出力装置、送受信システムおよび信号出力装置の制御方法を提供することにある。
本発明に係る信号出力装置は、上記課題を解決するため、第1通信回線を介して出力信号を電子機器に送信する第1送信手段を備えた信号出力装置であって、上記第1通信回線とは異なる第2通信回線を介して、上記電子機器における上記出力信号の受信状況を示す受信状況情報を上記電子機器から受信する受信手段と、上記受信状況情報に基づいて、上記出力信号の送信強度を制御する信号強度制御手段と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明に係る信号出力装置の制御方法は、上記課題を解決するため、第1通信回線を介して出力信号を電子機器に送信する第1送信手段を備えた信号出力装置の制御方法であって、上記第1通信回線とは異なる第2通信回線を介して、上記電子機器における上記出力信号の受信状況を示す受信状況情報を上記電子機器から受信する受信ステップと、上記受信状況情報に基づいて、上記出力信号の送信強度を制御する信号強度制御ステップと、を含むことを特徴としている。
上記構成によれば、第1送信手段が第1通信回線を介して出力信号を送信し、受信手段が第1通信回線とは異なる第2通信回線を介して、電子機器における出力信号の受信状況を示す受信状況情報を受信する。そして、信号強度制御手段は、この受信状況情報に基づいて、第1送信手段から送信される出力信号の送信強度を制御する。
これにより、信号強度制御手段は、出力信号を受信した電子機器から受信状況情報を受信することで、出力信号の送信強度を自動的に制御するので、ユーザが使用状況にあわせて出力信号の送信強度を制御する必要がない。すなわち、ユーザの手を煩わせることなく出力信号の送信強度の最適化を図りながら、出力信号を電子機器に送信することができる。
さらに、本発明に係る信号出力装置は、上記受信状況情報は、上記電子機器における上記出力信号の受信強度の、上記電子機器が受信できる最も弱い最低受信強度からの過剰分を示しており、上記信号強度制御手段は、上記受信状況情報に示されている過剰分に基づいて、上記出力信号の送信強度を下げるように上記第1送信手段に指示してもよい。
上記構成によれば、信号強度制御手段は、電子機器における出力信号の受信強度の、上記電子機器が受信できる最も弱い最低受信強度からの過剰分に基づいて、出力信号の送信強度を下げるように第1送信手段に指示する。
これにより、ユーザの手を煩わせることなく出力信号の送信強度を下げることができるため、信号出力装置における消費電力を削減することができると共に、第1送信手段が受信強度の過剰分に応じて出力信号の送信強度を下げることができるため、出力信号の送信強度の最適化をさらに図ることが可能となる。
さらに、本発明に係る信号出力装置は、上記信号強度制御手段は、上記受信状況情報が、上記電子機器において上記出力信号が受信されていない状況であることを示すとき、上記出力信号の送信強度を上げるように上記第1送信手段に指示してもよい。
上記構成によれば、信号強度制御手段は、電子機器において出力信号が受信されていない状況であるときには、出力信号の送信強度を上げるように第1送信手段に指示する。これにより、信号出力装置は、出力信号の送信強度を自動的に上げることができるため、ユーザの手を煩わせることなく出力信号の送信強度の最適化を図ることができる。
さらに、本発明に係る信号出力装置は、上記第1通信回線とは異なる第3通信回線を介して、上記受信状況情報を要求する確認信号を上記電子機器に送信する第2送信手段をさらに備え、上記第2送信手段から送信した上記確認信号に対して上記電子機器から送信された上記受信状況情報を、上記受信手段が受信してもよい。
上記構成によれば、第2送信手段は、受信状況情報を要求する確認信号を第1通信回線とは異なる第3通信回線を介して電子機器に送信する。そして、受信手段は、この確認信号に対して電子機器から送信された受信状況情報を受信する。これにより、電子機器における出力信号の受信状況を、信号出力装置自らが電子機器に問い合わせることができる。なお、第2通信回線と第3通信回線とは異なる回線を示しているが、同じ回線であってもよい。
さらに、本発明に係る信号出力装置は、上記第1通信回線は、片方向の無線を利用した通信を行うものであってもよい。
上記構成によれば、信号出力装置から送信される出力信号が片方向の無線を利用した通信であっても、第2通信回線から受信状況情報を受信することができる。
さらに、本発明に係る送受信システムは、上記記載の信号出力装置と、上記第1通信回線を介して上記信号出力装置から送信された上記出力信号を受信すると、上記受信状況情報を上記第2通信回線を介して上記信号出力装置に送信する電子機器と、を含む構成である。
上記構成によれば、ユーザの手を煩わせることなく出力信号の送信強度の最適化を図りながら、出力信号を電子機器に送信することができる。
以上のように、本発明に係る信号出力装置は、上記第1通信回線とは異なる第2通信回線を介して、上記電子機器における上記出力信号の受信状況を示す受信状況情報を上記電子機器から受信する受信手段と、上記受信状況情報に基づいて、上記出力信号の送信強度を制御する信号強度制御手段と、を備えた構成である。
また、本発明に係る信号出力装置の制御方法は、上記第1通信回線とは異なる第2通信回線を介して、上記電子機器における上記出力信号の受信状況を示す受信状況情報を上記電子機器から受信する受信ステップと、上記受信状況情報に基づいて、上記出力信号の送信強度を制御する信号強度制御ステップと、を含む方法である。
それゆえ、本発明の構成によれば、ユーザの手を煩わせることなく出力信号の送信強度の最適化を図りながら、出力信号を電子機器に送信することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1〜図6に基づいて説明すると以下の通りである。
〔送受信システム例の概要〕
まず、図2に基づいて、本発明の概要について説明する。図2は、本発明の送受信システム1の概要の一例を示す説明図である。送受信システム1は、図2に示すように、リモコン(信号出力装置)2、TV部(電子機器)4およびPC部(電子機器)5を備えている。送受信システム1では、リモコン2は、IR(Infrared Ray、例えばIrSimple)信号によって、TV(テレビ)部4に動作コマンドを送信する。また、リモコン2とPC(パーソナルコンピュータ)部5とはRF(radio frequency)信号によって送受信を行っている。さらに、TV部4とPC部5とが接続されている。
ここで、本実施形態では、リモコン2からTV部4にIR信号が送信される回線を第1通信回線とする。また、リモコン2がPC部5からRF信号を受信する回線を第2通信回線、リモコン2からPC部5にRF信号が送信される回線を第3通信回線とする。なお、本実施形態では、第2通信回線と第3通信回線とは、RF信号が送受信される同じ回線を示している。
TV部4は、モニタ45を備えていると共にアンテナに接続されている。TV部4は、このアンテナを介してTV放送を受信し、その放送内容をモニタ45に表示させる。また、TV部4は、リモコン2から送信されるIR信号を受信することによって、リモコン2を用いるユーザの指定した動作コマンド(例えばチャンネル切替)の内容に基づいた動作を行うことができる。すなわち、TV部4は、一般的なTV機能を有しており、リモコン2から送信されたデータに基づいて、さまざまなTV機能を制御することができる。
また、PC部5は、リモコン2から送信されたデータに基づいた処理内容をTV部4に出力する。具体的には、リモコン2およびPC部5には、それぞれRF送受信部30、51が設けられているため、例えばリモコン2からのデータを受信することができる。そして、TV部4は、PC部5から送信されたデータに基づく処理内容をモニタ45に表示する。この場合、モニタ45には、例えばアイコン、カーソル等が表示される。
従って、本実施形態に係る送受信システム1では、TV部4とPC部5とが接続されているため、ユーザは、リモコン2を用いて、PCを動作させながらTV放送を視聴することができる。
なお、本実施形態に係る送受信システム1では、TV部4とPC部5とが接続されているが、双方向にデータを送受信できる接続方法であれば、有線であっても無線であってもよい。双方向にデータを送受信する無線としては、RF、ZigBee(登録商標)、UWB(ultra wide band)、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(local area network)またはWibree等が挙げられる。また、送受信システム1では、リモコン2とPC部5とがRF信号によって双方向の通信を行っているが、この双方向通信においても上記無線を利用することができる。なお、リモコン2とPC部5とは双方向通信が行われていればよいため、無線に限らず有線であってもよい。
また、送受信システム1では、TV部4とPC部5とがそれぞれ設けられているが、これに限られたものではなく、これらが一体に形成されていてもよい。さらに、TV部4は、リモコン2からIR信号を受信する構成となっているが、これに限られたものではなく、例えばリモコン2にIR受信部、TV部4にIR送信部を設けることにより、リモコン2とTV部4とで双方向の通信が行えるようにしてもよい。
リモコン2は、図2に示すように、その上面(リモコン2のユーザが操作を行う側の面)にタッチパッド21、および機能キー22を備えている。また、リモコン2は、通常のリモコン2の操作時にTV部4に向ける側の面に、IR送信部28とRF送受信部30とを備えている。
タッチパッド21は、その表面(リモコン2外部に露出している面)に指が接触したとき、タッチパッド21上のどの位置に接触があったのかを検知する。タッチパッド21としては、例えば、静電容量方式、または抵抗膜方式のタッチパッドが挙げられる。ここで、静電容量方式のタッチパッドとは、タッチパッド21の表面に指が触れることにより内部の電荷量が変化することを検出し、これによってタッチパッド21上の指の動きを検出する。また、抵抗膜方式のタッチパッドとは、タッチパッド21の表面と、この表面とわずかな間隔で取り付けたフィルムとに導電性の薄膜を貼り、これら薄膜が接して電気が通ったか否かを検出する。
このように、リモコン2では、タッチパッド21に指が触れることによって座標入力を行うことができるため、例えばTV部4のモニタ45に表示されたカーソルを移動させる等の処理をPC部5に実行させることができる。
また、タッチパッド21の下方(リモコン2の内部側)には、プッシュSW(スイッチ)23が設けられている。タッチパッド21は、プッシュSW23の方向に可動であり、タッチパッド21の押下に連動してプッシュSW23が押下されるようになっている。すなわち、タッチパッド21が押下された場合、プッシュSW23は押下された状態となり、タッチパッド21が押下されていない場合、プッシュSW23は押下されていない状態となる。そして、このプッシュSW23の押下状態は、キー状態信号として後述の機能キー制御部25に検出される。なお、プッシュSW23が押下されることにより、クリック操作、ドラッグ操作等の動作コマンドがPC部5に送信される。
このように、リモコン2では、ユーザがタッチパッド21に指を置いて移動させることによって座標入力を行うことができると共に、タッチパッド21を押下することによってクリック操作を行うことができる。
さらに、図2に示す機能キー22は、リモコン2を操作するユーザが押下することによって、特定の動作コマンドをTV部4またはPC部5に送信するためのものである。機能キー22としては、例えばチャンネル切替キー22Aがある。また、上記特定の動作コマンドとしては、電源のオン/オフの切替、PCモードとTVモードとの切替、TV放送等の各チャンネル切替、または画質等の設定等を行うための動作コマンドが挙げられる。
〔TV部およびPC部の構成〕
次に、図1に基づいて、TV部4およびPC部5の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る送受信システム1における、リモコン2、TV部4およびPC部5の概略構成を示すブロック図である。まず、TV部4は、図1に示すように、IR受信部41、IR制御部42、LANI/F(インタフェース)43、TV制御部44、モニタ45およびTVチューナ46を備えている。なお、上述したモニタ45については、その説明を省略する。
LANI/F43は、PC部5のLANI/F53と接続されており、TV部4とPC部5とのデータの送受信を可能にしている。また、TVチューナ46は、アンテナが受信したTVの電波を、モニタ45にてユーザが視聴できる映像信号に変換する。変換された映像信号はTV制御部44に送信される。
IR受信部41は、リモコン2のIR送信部28から送信されたIR信号を受信し、このIR信号をIR制御部42に送信する。なお、リモコン2のIR送信部28からTV部4のIR受信部41への通信にはIR信号が用いられているが、これに限られたものではなく、リモコン2からTV部4に片方向通信さえできれば、どのような信号であってもよい。
IR制御部42は、IR受信部41から送信されたIR信号をTV部4で処理できる信号に変換し、この変換した信号をTV制御部44に送信する。また、IR制御部42は、IR受信部41で受信したIR信号の受信強度を測定して、この受信強度を記憶しておく。
TV制御部44は、IR制御部42およびTVチューナ46からの信号の内容に基づいて、モニタ45の表示内容等を制御する。また、TV制御部44は、LANI/F43を介して受信するPC部5のデータの内容に基づいて、モニタ45の表示内容等を制御する。
また、TV制御部44は、受信強度検出部441と受信強度算出部442とを備えている。受信強度検出部441は、リモコン2から送信される後述の確認信号をPC部5を介して受信すると、TV部4に送信されたIR信号の受信強度を示す受信強度情報をIR制御部42から検出する。そして、受信強度検出部441は、検出したこの受信強度情報を後述のPC制御部54に送信する。
また、受信強度検出部441は、リモコン2からIR信号が送信されたが、TV部4においてこのIR信号を受信できなった場合、PC部5から送信された確認信号を受信しても、受信強度情報を検出することができない。この場合、受信強度検出部441は、この確認信号を受信すると、0を示す受信強度情報を生成し、PC制御部54に送信する。
受信強度算出部442は、後述のPC制御部54から算出指示信号を受信すると、この受信強度情報と、予め決められている、TV部4の最低受信強度(受信できる最も弱い受信強度)とから、強度過剰分を割合として求める。そして、受信強度算出部442は、求めた強度過剰分を示す値を強度過剰信号として、後述のPC制御部54に送信する。
次に、PC部5は、RF送受信部51、RF制御部52、LANI/F53、PC制御部54、HD(Hard Disk)55およびWAN(Wide Area Network)I/F56を備えている。
RF送受信部51は、RF制御部52から送信されたRF信号をリモコン2に送信する一方、リモコン2から送信されたRF信号をRF制御部52に送信する。RF制御部52は、PC制御部54からの信号を受信すると、この信号をRF信号に変換し、RF送受信部51に送信する。一方で、リモコン2から送信されたRF信号をRF送受信部51を介して受信すると、このRF信号をPC部5で処理できる信号に変換する。
LANI/F53は、上述のLANI/F43と同様の機能を有しており、TV部4のLANI/F43と接続されていることで、TV部4とPC部5とのデータの送受信を可能にしている。
HD55は、PC制御部54で使用されるデータまたはプログラム等を記憶している。また、WANI/F56は、特定の2地点間を結ぶデータ通信専用の回線または電話回線と接続されており、地理的に離れた地点にあるPC等のコンピュータとのデータの送受信を可能にしている。
PC制御部54は、リモコン2から送信された信号をRF制御部52から受信すると、この信号の内容に基づいてPC部5を制御すると共に、TV部4を制御するための信号をLANI/F53を介してTV部4に送信する。また、PC制御部54は、HD55およびWANI/F56と接続されており、これらの制御も行っている。
さらに、PC制御部54は、受信強度検出部441から送信された受信強度情報を受信すると、この受信強度情報が0を示すか否かを判定する。この受信強度情報が0以外を示す場合、PC制御部54は、受信強度算出部442に算出指示信号を送信する。そして、受信強度算出部442において求められた強度過剰分を示す値を強度過剰信号として受信すると、この強度過剰信号をRF制御部52に送信する。一方、受信強度検出部441から送信された受信強度情報が0を示す場合に、PC制御部54は、この値を強度過剰信号としてRF制御部52に送信する。
〔リモコンの構成〕
次に、リモコン2のより詳細な構成について図1に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る送受信システム1における、リモコン2、TV部4およびPC部5の概略構成を示すブロック図である。図示のように、リモコン2は、タッチパッド21、チャンネル切替キー22A、プッシュSW23、タッチパッド制御部24、機能キー制御部25、信号制御部(信号制御手段)26、IR制御部(送信手段)27、IR送信部28、RF制御部29、RF送受信部30、受信状況判定部31、信号強度制御部(信号強度制御手段)32および記憶部33を備えている。なお、上述したタッチパッド21、プッシュSW23については、その説明を省略する。また、チャンネル切替キー22Aは、上述した機能キー22の一例であるため、その説明は省略する。
タッチパッド制御部24は、タッチパッド21がその表面に何らかの入力があったことを検知すると、この検知結果を座標データに変換し、この座標データを信号制御部26に送信する。また、機能キー制御部25は、機能キー22が操作されたことを検知すると、この検知結果をキー状態信号に変換し、このキー状態信号を信号制御部26に送信する。
信号制御部26は、タッチパッド制御部24から送信される座標データ、または機能キー制御部25から送信されるキー状態信号を受信すると、この信号をIR制御部27またはRF制御部29に送信する。
すなわち、例えばチャンネル切替キー22Aにおけるチャンネル切替操作等の、TV部4で処理される動作コマンドを発生させる操作が行われたことを示す信号である場合、信号制御部26は、この信号をIR制御部27に送信する。一方、例えばタッチパッド21における座標入力操作等の、PC部5で処理される動作コマンドを発生させる操作が行われたことを示す信号である場合、信号制御部26は、この信号をRF制御部29に送信する。
また、信号制御部26は、受信したキー状態信号がIR制御部27に送信する信号であると判定した場合(TV部4の動作コマンドであると判定した場合)、IR信号がTV部4に到達したか否かを確認するための確認信号を生成する。そして、信号制御部26は、この確認信号をRF制御部29に送信する。
なお、信号制御部26は、キー状態信号をIR制御部27に送信しているが、これに限られたものではなく、タッチパッド制御部24から送信される座標データをIR制御部27に送信してもよい。この場合、リモコン2では、例えばある特定の座標データの組合せがTV部4の動作コマンドとして設定されている。
IR制御部27は、信号制御部26から送信されるキー状態信号を受信すると、この信号をIR信号に変換し、このIR信号をIR送信部28に送信する。IR送信部28は、IR制御部27からIR信号を受信すると、このIR信号をTV部4のIR受信部41に送信する。このとき、IR制御部27は、IR送信部28から送信されるIR信号の送信強度を測定し、記憶しておく。
また、IR制御部27は、後述の信号強度制御部32から送信される送信強度の下げ幅を用いて、キー状態信号を変換してTV部4にこれから送信されるIR信号の送信強度を下げる。一方、IR制御部27は、後述の信号強度制御部32での判定結果に基づいて、IR制御部27に記憶されている、IR信号の送信強度の上げ幅を用いて、キー状態信号を変換してTV部4にこれから送信されるIR信号、またはTV部4にすでに送信されたIR信号の送信強度を上げる。
RF制御部29は、PC部5のRF制御部52と同様の機能を有している。すなわち、信号制御部26から送信される、座標データ、キー状態信号または確認信号を受信すると、この信号をRF信号に変換し、変換した信号をRF送受信部30に送信する。一方、PC部5から送信されたRF信号をRF送受信部30を介して受信すると、このRF信号をリモコン2で処理できる信号に変換する。
RF送受信部30は、PC部5のRF送受信部30と同様の機能を有しており、RF制御部29から送信されたRF信号をPC部5に送信する一方、PC部5から送信されたRF信号をRF制御部29に送信する。
受信状況判定部31は、PC部5から送信される強度過剰信号に基づいて、リモコン2から送信されたIR信号がTV部4に到達していたか否かを判定する。そして、この判定結果を信号強度制御部32に送信する。また、受信状況判定部31は、IR信号がTV部4に到達していたと判定した場合、PC部5から送信された強度過剰信号を信号強度制御部32に送信する。
信号強度制御部32は、受信状況判定部31の判定結果に基づいて、キー状態信号を変換してTV部4にこれから送信されるIR信号の送信強度を下げる、または上げるようにIR制御部27に指示する。また、信号強度制御部32は、TV部4にすでに送信されたIR信号の送信強度を上げるようにIR制御部27に指示する。
また、信号強度制御部32は、IR信号の送信強度を適切に制御するために、TV部4に送信したIR信号が初回の送信であった否か、送信されたIR信号の送信強度が最大であったか否かを判定する。さらに、信号強度制御部32は、IR信号の送信強度を上げて再びTV部4にIR信号を送信する回数が予め決められた限度回数と一致したか否かを判定する。また、信号強度制御部32は、上記IR信号を送信する回数の管理も行っている。
記憶部33は、リモコン2から送信されるIR信号の最大送信強度、現在の再送回数および再送回数の最大値(限界回数)、送信強度の下げ幅を求めるためのテーブルもしくは計算式を格納している。なお、この最大送信強度、現在の再送回数および限界回数については、後述する。また、記憶部33は、リモコン2の各制御部で使用されるデータまたはプログラム等を格納している。
このように、リモコン2では、受信状況判定部31が、PC部5から送信される強度過剰信号に基づいて、IR信号がTV部4に到達していたか否かを判定する。そして、信号強度制御部32が、この判定結果に基づいて、IR制御部27にIR信号の送信強度を制御するように指示する。これにより、IR制御部27は、最適な送信強度のIR信号をTV部4に送信することができる。すなわち、ユーザの手を煩わせることなくIR信号の送信強度の最適化を図りながら、IR信号をTV部4に送信することができる。
なお、本実施形態では、TV部4におけるIR信号の受信状況の判定、およびリモコン2から送信されるIR信号の送信強度の制御をリモコン2で行っているが、これに限られたものではなく、上記判定および制御を例えばPC部5で行ってもよい。また、本実施形態では、IR信号の受信強度の検出および算出をTV部4で行っているが、これにかぎられたものではなく、上記検出および算出を例えばPC部5で行ってもよい。
〔IR信号の送信強度制御の流れ〕
次に、リモコン2から送信されるIR信号の送信強度の制御処理の流れについて説明する。図3は、リモコン2から送信されるIR信号の送信強度の制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。
信号制御部26は、機能キー制御部25から送信されたキー状態信号を受信すると、このキー状態信号がIR制御部27に送信される信号である否かを判定する。そして、信号制御部26は、このキー状態信号がIR制御部27に送信される信号であると判定した場合、このキー状態信号をIR制御部27に送信する。IR制御部27は、キー制御信号をIR信号に変換し、このIR信号をIR送信部28を介してTV部4に送信する(S1)。そして、TV部4のIR受信部41がこのIR信号を受信すると、IR制御部42は、このIR信号の受信強度を測定する。
次に、信号制御部26は、IR信号がTV部4に到達したか否かを確認するための確認信号を生成し、この確認信号をRF制御部29に送信する。RF制御部29は、この確認信号をRF信号に変換し、このRF信号をRF送受信部30を介してPC部5に送信する(S2)。
なお、本実施形態に係るリモコン2では、IR信号がTV部4に送信されると、信号制御部26において確認信号が生成され、この確認信号がPC部5に送信される。すなわち、リモコン2では、IR信号がTV部4に送信されると必ず確認信号がPC部5に送信されている。しかしながら、これに限られたものではなく、IR信号がTV部4に数回送信された後にPC部5に確認信号を送信する構成であってもよい。
PC部5のRF制御部52は、RF送受信部51を介してこのRF信号(確認信号)を受信すると、PC制御部54で制御できる信号に変換した後、PC制御部54に送信する。PC制御部54は、この信号、すなわち確認信号をLANI/F53を介して、TV部4の受信強度検出部441に送信する。
受信強度検出部441は、リモコン2から送信された確認信号をPC部5を介して受信すると、TV部4に送信されたIR信号の受信強度を示す受信強度情報をIR制御部42から検出する。そして、受信強度検出部441は、検出したこの受信強度情報をPC制御部54に送信する。
PC制御部54は、受信強度検出部441から受信強度情報を受信すると、この受信強度情報が0を示すか否かを判定する。ここでは、受信強度検出部441から受信強度情報をIR制御部42から検出できているため、受信強度情報は0を示していないと判定される。すなわち、リモコン2から送信されたIR信号がTV部4に到達していると判定される。PC制御部54は、この判定結果を算出指示信号として受信強度算出部442に送信する。このとき、PC制御部54は、この算出指示信号と共に、受信強度検出部441から送信された受信強度情報を送信する。なお、この受信強度情報は、受信強度算出部442が算出指示信号を受信したときに、受信強度検出部441から直接取得してもよい。
受信強度算出部442は、PC制御部54から算出指示信号を受信すると、この受信強度情報と、予め決められている、TV部4の最低受信強度(受信できる最も弱い受信強度)とから、強度過剰分を割合として求める。例えば、TV部4の最低受信強度の値を10、受信したIR信号の受信強度情報の示す受信強度の値を15とすると、受信強度算出部442で求められる値は、1.5となる。
受信強度算出部442は、求めた強度過剰分を示す値を強度過剰信号として、LANI/F43を介してPC部5のPC制御部54に送信する。そして、PC制御部54が受信した強度過剰信号は、RF制御部52でRF信号に変換された後、RF送受信部51を介してリモコン2のRF送受信部30に送信される。
一方、リモコン2からIR信号が送信されたが、TV部4においてこのIR信号を受信できなった場合、受信強度検出部441は、受信強度情報をIR制御部42から検出することができない。すなわち、受信強度検出部441は、PC部5から送信された確認信号を受信しても、検出すべき受信強度情報がない。この場合、受信強度検出部441は、この確認信号を受信すると、0を示す受信強度情報を生成し、PC制御部54に送信する。
つまり、PC制御部54が0以外を示す受信強度情報を受信した場合、PC制御部54は、受信強度算出部442において算出された強度過剰分を強度過剰信号として受信し、リモコン2に送信する。一方、PC制御部54が0を示す受信強度情報を受信した場合、PC制御部54は、受信強度算出部442において強度過剰分を算出する必要がないため、この受信強度情報を強度過剰信号としてリモコン2に送信する。すなわち、0を示す強度過剰信号がリモコン2に送信される。
なお、上述では、TV部4がIR信号を受信できた場合とできなかった場合とで、TV部4とPC部5との送受信の流れが異なるが、これに限られたものではなく、TV部4とPC部5との流れが同じであってもよい。
すなわち、TV部4がIR信号を受信できなかった場合、受信強度検出部441が確認信号を受信したときに、0を示す受信強度情報を生成し、この0を示す受信強度情報を受信強度算出部442に送信してもよい。この場合、受信強度算出部442は、0を示す受信強度情報と、TV部4の最低受信強度とから強度過剰分を求めるが、求められる強度過剰分はもちろん0を示す。そして、受信強度算出部442は、0を示す強度過剰信号をPC制御部54に送信する。
リモコン2のRF制御部29は、強度過剰信号を示すRF信号をRF送受信部30を介して受信すると、リモコン2で制御できる信号に変換した後、受信状況判定部31に送信する(S3)。
受信状況判定部31は、強度過剰信号を受信すると、この強度過剰信号に基づいて、S1においてリモコン2から送信されたIR信号がTV部4に到達していたか否かを判定する(S4)。具体的には、受信状況判定部31は、受信した強度過剰信号によって示される値が0である場合には、リモコン2が送信したIR信号がTV部4に到達していなかったと判定する一方、0以外である場合には、IR信号がTV部4に到達していたと判定する。そして、受信状況判定部31は、この判定結果を信号強度制御部32に送信する。
受信状況判定部31において、IR信号がTV部4に到達していたと判定された場合(S4でYES)、受信状況判定部31は、この判定結果を到達確認信号として信号強度制御部32に送信する。このとき、受信状況判定部31は、この到達確認信号と共に、受信強度算出部442で求められた値を示す強度過剰信号を信号強度制御部32に送信する。
信号強度制御部32は、強度過剰信号および到達確認信号を受信すると、TV部4へのIR信号の送信が初回の送信であったか否かを判定する(S5)。ここで、初回の送信とは、タッチパッドまたは機能キーがユーザによって操作されたときの送信を指す。すなわち、信号強度制御部32は、例えばチャンネル切替キー22Aが押下されるたびに送信されるIR信号は、すべて初回の送信であると判定する。
信号強度制御部32において、TV部4へのIR信号の送信が初回の送信であったと判定された場合(S5でYES)、信号強度制御部32は、受信強度の過剰分にあわせて、次回TV部4に送信されるIR信号の送信強度を下げるようにIR制御部27に指示し(S6)、送信強度の制御処理を終了する。次回TV部4に送信されるIR信号とは、IR制御部27が、信号制御部26から送信されるキー状態信号を再び受信することによって変換されるIR信号を指す。
具体的には、信号強度制御部32は、受信状況判定部31から受信した強度過剰信号の値から、この値を対応する送信強度の下げ幅を決定する。この送信強度の下げ幅は、記憶部33に記憶されているテーブルまたは計算式を参照することによって決定され、強度過剰信号の値(すなわち、受信強度算出部442で求められた強度過剰分を示す割合)が大きい程、大きくなるように設定されている。
そして、信号強度制御部32は、送信強度の下げ幅の示す値を送信強度制御信号としてIR制御部27に送信する。IR制御部27は、この送信強度制御信号を受信すると、送信強度制御信号に示される送信強度の下げ幅を一時的に記憶する。
ここで、図4は、信号強度制御部32が上記送信強度の下げ幅を決定するときに用いるグラフの一例を示している。このグラフでは、横軸が強度過剰信号の値(過剰だった割合)を示し、縦軸が送信強度の下げ幅を示している。また、グラフAは、強度過剰信号の示す値に対応して、信号強度制御部32がIR信号の送信強度の下げ幅を無段階に設定できる場合を示すものである。一方、グラフBは、強度過剰信号の示す値に対応して、信号強度制御部32が上記下げ幅を数段階に設定できる場合を示すものである。なお、縦軸の送信強度の下げ幅は、TV部4の最低受信強度ごとに決定される。
IR制御部27は、信号制御部26からキー状態信号を再度受信すると、このキー状態信号をIR信号に変換し、一時的に記憶した送信強度の下げ幅を用いることによって、このIR信号の送信強度を下げる。そして、このIR信号は、IR制御部27で設定された送信強度でTV部4に送信される。
従って、S1において送信されたIR信号の送信強度(TV部4においては受信強度)が、TV部4の最低受信強度より大きい場合、IR制御部27が次回送信されるIR信号の送信強度を下げることができる。これにより、リモコン2では、ユーザの手を煩わせることなくIR信号の送信強度の最適化を図りながら、IR信号をTV部4に送信することができる。また、信号強度制御部32がIR信号の送信強度を下げるように指示しているため、IR制御部27から送信されるIR信号の送信強度を抑制することができる。すなわち、リモコン2における消費電力を削減することが可能となる。
なお、信号強度制御部32において、TV部4へのIR信号の送信が初回の送信ではなかったと判定された場合(S5でNO)には、信号強度制御部32は、IR信号の送信強度をそのままに保って、送信強度の制御処理を終了する。
受信状況判定部31において、IR信号がTV部4に到達していなかったと判定された場合(S4でNO)、受信状況判定部31は、この判定結果を未到達確認信号として信号強度制御部32に送信する。信号強度制御部32は、この未到達確認信号を受信すると、IR制御部27において測定されたIR信号の送信強度を取得する。
そして、信号強度制御部32は、この測定されたIR信号の送信強度が最大であるか否かを判定する(S7)。具体的には、信号強度制御部32は、予め決められたIR信号の最大送信強度を記憶部33から読み出すと、上記IR信号の送信強度とこの最大送信強度とが一致するか否かを判定する。ここで、IR信号の最大送信強度とは、リモコン2から送信されるIR信号の送信強度の最大値を指す。
信号強度制御部32によって、IR制御部27で測定されたIR信号の送信強度が最大であると判定された場合、すなわちこのIR信号の送信強度と最大送信強度とが一致したと判定された場合(S7でYES)、これ以上送信強度を上げることができないため、送信強度の制御処理を終了する。
一方、信号強度制御部32によって、IR制御部27で測定されたIR信号の送信強度が最大でないと判定された場合、すなわちこのIR信号の送信強度と最大送信強度とが一致しなかった場合(S7でNO)、信号強度制御部32は、再送回数制限を超えたか否かを判定する(S8)。具体的には、信号強度制御部32は、IR信号の送信強度が最大でないと判定すると、記憶部33に記憶されている限度回数と現在の再送回数とを読み出し、この限度回数と現在の再送回数とが一致するか否かを確認する。
ここで、再送回数は、IR信号がTV部4に到達していない場合に、後述のS10において、IR制御部27が送信強度を上げて再びTV部4にIR信号を送信する回数を示している。なお、限界回数は、予め記憶部33に記憶された再送回数の最大値を示すものであり、0回以外の回数に設定されている。
また、現在の再送回数は、S1におけるIR信号の送信を0回とし、後述のS10において、IR信号をTV部4に再送する毎にカウントされる。信号強度制御部32は、後述のS10においてIR信号が再送されると、カウントした再送回数を記憶部33に記憶させる。
なお、IR制御部27は、信号制御部26からキー状態信号を受信すると、タッチパッド21または機能キー22が操作されたと判定し、再送回数リセット信号を信号強度制御部32に送信する。そして、信号強度制御部32は、この再送回数リセット信号を受信すると、記憶部33に記憶されている現在の再送回数を0にする。
信号強度制御部32が再送回数制限を超えたと判定した場合、すなわち限界回数と現在の再送回数とが一致した場合(S8でYES)、信号強度制御部32は、次回TV部4に送信されるIR信号の送信強度を上げるようにIR制御部27に指示し(S6)、送信強度の制御処理を終了する。このとき、信号強度制御部32は、記憶部に記憶されている現在の再送回数を0にする。
具体的には、信号強度制御部32は、限界回数と現在の再送回数が一致したと判定すると、この判定結果をIR制御部27に送信する。そして、IR制御部27は、この判定結果を受信すると、次回のIR信号を送信するときに、IR信号の送信強度を上げてTV部4に送信する。なお、IR信号の送信強度の上げ幅は、任意に定められた一定の値であり、予めIR制御部27に記憶されている。
IR制御部27は、信号制御部26からキー状態信号を再度受信すると、この信号をIR信号に変換し、予めIR制御部27に記憶されている送信強度の上げ幅を示す値だけ、このIR信号の送信強度を上げる。そして、このIR信号は、IR制御部27で設定された送信強度でTV部4に送信されることとなる。
また、信号強度制御部32が再送回数制限を超えていないと判定した場合、すなわち限界回数と現在の再送回数とが一致しなかった場合(S8でNO)、信号強度制御部32は、この判定結果をIR制御部27に送信する。そして、IR制御部27は、この判定結果を受信すると、IR信号の送信強度を上げて、このIR信号をIR送信部28を介してTV部4に再送信する(S10)。このとき用いられるIR信号の送信強度の上げ幅は、上記予めIR制御部27に記憶されている送信強度の上げ幅と同じ値である。なお、IR制御部27によってIR信号がTV部4に再送信されると、S2の処理に戻る。
このように、リモコン2では、IR信号がTV部4に到達していない場合であっても、受信状況判定部31が強度過剰信号を判定することにより、IR制御部27は、IR信号の送信強度を上げて、IR信号がTV部4に到達するまでIR信号の再送信を繰り返す。すなわち、リモコン2では、上記の場合であっても、IR信号の送信強度を徐々に上げてIR信号の再送信を行っているため、ユーザの手を煩わせることなくIR信号の送信強度の最適化を図りながら、IR信号を送信することができる。
さらに、リモコン2では、記憶部33に記憶されている限界回数と現在の再送回数が一致した場合には、信号強度制御部32は、次回のIR信号の送信強度を上げるように指示する。これにより、リモコン2では、IR信号の再送信をある程度繰り返してもTV部4に到達しない場合には送信強度の制御処理を終了するため、リモコン2で無駄に電力が消費されることを抑制しながら、IR信号の送信強度の最適化を図ることができる。
〔送受信システムのタイミングチャート〕
次に、図3におけるS1〜S3の処理(リモコン2がIR信号をTV部4に送信してから、PC部5から強度過剰信号を示すRF信号を受信するまでの処理)における送受信システム1での各種信号の送信タイミングについて説明する。図5は、図3におけるS1〜S3の処理における送受信システム1での各種信号の送信タイミングの一例を示すタイミングチャートである。
まず、リモコン2のIR制御部27は、受信したキー状態信号をIR信号に変換し、このIR信号をIR送信部28を介してTV部4に送信する(S21)。
次に、信号制御部26は、このIR信号がTV部4に到達したか否かを確認するための確認信号を生成し、この確認信号をRF制御部29に送信する。そして、RF制御部29は、この確認信号をRF信号に変換し、このRF信号をRF送受信部30を介してPC部5に送信する(S22)。
なお、信号制御部26で生成された確認信号がRF信号としてPC部5に送信されるタイミングは、IR信号がTV部4に送信された直後でもよいが、IR信号がTV部4に送信されるのと同時であってもよい。
PC部5のRF送受信部51がこのRF信号を受信すると、RF制御部52でこのRF信号がPC部5で処理できる信号(確認信号)に変換され、PC制御部54に送信される。PC制御部54は、この確認信号をLANI/F53を介してTV部4に送信する(S23)。
TV部4では、この確認信号がLANI/F43を介して受信強度検出部441に送信される。受信強度検出部441は、この確認信号を受信すると、IR制御部42から受信強度情報を検出し、この受信強度情報をLANI/F43を介してPC部5に送信する(S24)。
PC部5では、この受信強度情報がLANI/F53を介してPC制御部54に送信される。PC制御部54は、この受信強度情報が0を示すか否かを判定する。PC制御部54において受信強度情報が0でないと判定された場合、PC制御部54は、算出指示信号をLANI/F53を介してTV部4に送信する(S25)。
TV部4では、算出指示信号がLANI/F43を介して受信強度算出部442に送信される。受信強度算出部442は、この算出指示信号を受信すると、受信強度検出部441が検出した受信強度情報と、予め決められている最低受信強度とから強度過剰分を求める。そして、受信強度算出部442は、求められた強度過剰分を示す強度過剰信号をLANI/F43を介してPC部5に送信する(S26)。
PC部5では、この強度過剰信号がLANI/F53を介してPC制御部54に送信される。この強度過剰信号は、PC制御部54からRF制御部52に送信され、RF制御部52においてRF信号に変換される。そして、RF制御部52は、この強度過剰信号を示すRF信号をRF送受信部51を介してリモコン2に送信する(S27)。
なお、PC制御部54がこの受信強度信号が0を示すと判定した場合には、PC制御部54は、この0を示す受信強度情報を強度過剰信号としてリモコン2に送信する。すなわち、PC制御部54は、S24においてTV部4から受信強度信号を受信し、この受信強度信号が0を示すと判定した場合には、S25、S26の処理を行わず、S27の処理に移行する。
〔補足〕
最後に、本実施形態に係るリモコン2、TV部4およびPC部5の各ブロック、特に受信状況判定部31、信号強度制御部32、受信強度検出部441および受信強度算出部442は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、本実施形態に係るリモコン2、TV部4およびPC部5は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるリモコン2、TV部4およびPC部5の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記リモコン2、TV部4およびPC部5に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、本実施形態に係るリモコン2、TV部4およびPC部5を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを、通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係る信号出力装置は、出力信号の送信強度を自動で制御することができるので、例えば赤外線および電波を利用可能なリモコン等に有効に利用することができる。また、リモコンに限らず、TVまたはPC等、例えば赤外線および電波を利用可能な種々のデバイスにも適用可能である。
本発明の一実施形態に係る送受信システムにおける、リモコン、TV部およびPC部の概略構成を示すブロック図である。 図1に示すリモコン、TV部およびPC部を備えた送受信システムの概要を示す説明図である。 図1に示すリモコンから送信されるIR信号の送信強度の制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 信号強度制御部がIR信号の送信強度の下げ幅を決定するときに用いるグラフの一例を示すものである。 図3におけるS1〜S3の処理における送受信システムでの各種信号の送信タイミングの一例を示すタイミングチャートである。 従来技術を示すものであり、従来の送受信システムの一例を示すブロック図である。
符号の説明
2 リモコン(信号出力装置)
4 TV部(電子機器)
5 PC部(電子機器)
26 信号制御部(信号制御手段)
27 IR制御部(第1送信手段)
29 RF制御部(受信手段、第2送信手段)
32 信号強度制御部(信号強度制御手段)

Claims (7)

  1. 第1通信回線を介して出力信号を電子機器に送信する第1送信手段を備えた信号出力装置であって、
    上記第1通信回線とは異なる第2通信回線を介して、上記電子機器における上記出力信号の受信状況を示す受信状況情報を上記電子機器から受信する受信手段と、
    上記受信状況情報に基づいて、上記出力信号の送信強度を制御する信号強度制御手段と、を備えたことを特徴とする信号出力装置。
  2. 上記受信状況情報は、上記電子機器における上記出力信号の受信強度の、上記電子機器が受信できる最も弱い最低受信強度からの過剰分を示しており、
    上記信号強度制御手段は、上記受信状況情報に示されている過剰分に基づいて、上記出力信号の送信強度を下げるように上記第1送信手段に指示することを特徴とする請求項1に記載の信号出力装置。
  3. 上記信号強度制御手段は、上記受信状況情報が、上記電子機器において上記出力信号が受信されていない状況であることを示すとき、上記出力信号の送信強度を上げるように上記第1送信手段に指示することを特徴とする請求項1に記載の信号出力装置。
  4. 上記第1通信回線とは異なる第3通信回線を介して、上記受信状況情報を要求する確認信号を上記電子機器に送信する第2送信手段をさらに備え、
    上記第2送信手段から送信した上記確認信号に対して上記電子機器から送信された上記受信状況情報を、上記受信手段が受信することを特徴とする請求項1に記載の信号出力装置。
  5. 上記第1通信回線は、片方向の無線を利用した通信を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の信号出力装置。
  6. 請求項1に記載の信号出力装置と、
    上記第1通信回線を介して上記信号出力装置から送信された上記出力信号を受信すると、上記受信状況情報を上記第2通信回線を介して上記信号出力装置に送信する電子機器と、を含む送受信システム。
  7. 第1通信回線を介して出力信号を電子機器に送信する第1送信手段を備えた信号出力装置の制御方法であって、
    上記第1通信回線とは異なる第2通信回線を介して、上記電子機器における上記出力信号の受信状況を示す受信状況情報を上記電子機器から受信する受信ステップと、
    上記受信状況情報に基づいて、上記出力信号の送信強度を制御する信号強度制御ステップと、を含むことを特徴とする信号出力装置の制御方法。
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