JP2008277412A - ヒューズ素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】微細化しても溶断位置の制御が容易なヒューズ素子を得ること。
【解決手段】半導体基板に形成された回路素子と、半導体基板上に形成された複数の層間絶縁膜と、複数の層間絶縁膜それぞれに設けられて層間接続された複数の配線とを有する半導体装置に設けられるヒューズ素子を構成するにあたり、半導体基板上に、または複数の層間絶縁膜IL1〜IL3のいずれかにヒューズ本体43を配置すると共に、複数の層間絶縁膜のいずれかに電気伝導には寄与しない複数のダミービア45a〜45dを金属材料により形成し、複数のダミービアの各々は、ヒューズ本体に一端を接続してヒューズ本体での長手方向の一方の端部と他方の端部とに分けて配置する。
【選択図】 図3−2

Description

本発明はヒューズ素子に関し、特に半導体基板上に、または半導体基板上に形成された複数の層間絶縁膜のいずれかに設けられるヒューズ素子に関する。
今日では、電子機器の小型化、高性能化を図るために、SRAM(Static Random Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の記憶素子での大記憶容量化が進められている。また、大記憶容量の記憶素子を高い歩留りの下に得るために、冗長回路技術の向上も図られている。
冗長回路は、大記憶容量の記憶素子を製造する過程で不可避的に生じる不良のメモリセルを記憶素子から電気的に切り離し、予め余分に形成しておいて複数のメモリセルの中の良品のメモリセルを上記不良のメモリセルに代えて記憶素子の回路に組み込むものであり、一般に電気溶断型のヒューズ素子またはブロー型のヒューズ素子を用いて回路の切替えが行われる。
電気溶断型のヒューズ素子は、通電により生じるジュール熱によって溶断を起こさせるタイプのヒューズ素子であり、ブロー型のヒューズ素子は、レーザ光の照射によって加熱して溶断を起こさせるタイプのヒューズ素子である。電気溶断型のヒューズ素子は、記憶素子を構成している半導体基板上に電気絶縁膜(層間絶縁膜を除く)を介して、または当該記憶素子を構成している複数の層間絶縁膜のうちの所望の層間絶縁膜に配置される。また、ブロー型のヒューズ素子は、記憶素子を構成している複数の層間絶縁膜のうちの最上層の層間絶縁膜または最上層側の層間絶縁膜に配置される。これらのヒューズ素子を用いて冗長回路を構成すれば、例えば半導体基板上に所望のシステムを組み上げてシステムLSI(Large Scale Integration)を得た後であっても当該冗長回路に所定の電気信号を印加して、記憶素子での不良救済を行うことができる。
上記電気溶断型のヒューズ素子としては、例えば特許文献1に記載されているように金属シリサイド製のものが多用されているが、例えば非特許文献1に記載されているように、90nmノード世代以降の半導体装置では、信号線や電力線として用いられる金属配線層の膜厚や線幅が小さな値とされ、これに伴って電気抵抗値が比較的高い値となるので、当該金属配線層によって電気溶断型のヒューズ素子を構成することが可能である。また、上記の金属配線層によってブロー型のヒューズ素子を構成することも可能である。これら金属配線層によって構成されたヒューズ素子は、他の金属配線層の形成時に当該ヒューズ素子を一緒に形成することが可能であるので、工数を増加させることなく設けることができる。
ただし、電気溶断型のヒューズ素子の溶断時にはヒューズ素子を被覆している層間絶縁膜に変形やクラックが生じるので、電気溶断型のヒューズ素子を用いて冗長回路を構成した場合には、電気溶断型のヒューズ素子の溶断に伴って層間絶縁膜に変形やクラックが生じる可能性がある領域を「遊び領域」にして、当該遊び領域には回路素子や配線、ビアコンタクトを設けないようにすることが望まれる。
特開2000−91438号公報 上田等、「90nmノードから45nmノード以降に適用可能な新しい銅配線電気ヒューズ構造と書き込み手法(クラックアシストモード)」、VLSIシンポジウム2006、Volume 64.
例えば65nm世代以降の半導体装置で用いられる金属配線層のように膜厚や線幅が小さな値の微細な金属配線層を用いてヒューズ素子を形成する場合、その膜厚や線幅の製造バラツキを抑えることは極めて困難である。このような金属配線層を電気溶断型のヒューズ素子として用いたときにはジュール熱の発生量が多い箇所で、換言すれば膜厚や線幅の製造バラツキによって電気抵抗値が他の箇所よりも高くなった箇所で溶断が起こるので、溶断位置を制御することも極めて困難である。その結果として、当該ヒューズ素子を用いたときには上述の「遊び領域」を比較的広くとらざるを得なくなり、冗長回路の小型化が妨げられる。ヒューズ素子としての金属配線層の線幅を広くすれば製造バラツキの影響を低減させることができるが、このようなヒューズ素子を溶断させるためには当該ヒューズ素子への電流の供給量を増大させなければならず、結果として冗長回路が大型化する。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、微細化しても溶断位置の制御が容易なヒューズ素子を得ることを目的とする。
上記の目的を達成する本発明のヒューズ素子の一形態では、金属材料により形成されて電気伝導には寄与しない複数のダミービアが、ヒューズ本体における長手方向両端部に分散配置される。このヒューズ素子は、半導体基板に形成された回路素子と、半導体基板上に形成された複数の層間絶縁膜それぞれに設けられて層間接続された複数の配線とを有する半導体装置に設けられるものであり、ヒューズ本体は上記の半導体基板上に、または層間絶縁膜に配置される。また、ダミービアは層間絶縁膜に配置される。
上記の形態のヒューズ素子では、ヒューズ本体に通電したときに、またはヒューズ本体にレーザ光を照射したときに各ダミービアが放熱体として機能する。このため、ダミービアの近傍ではヒューズ本体の昇温が抑えられ、ダミービアから離れた領域ではヒューズ本体が昇温する。ダミービアの配置を適宜選定することにより、たとえヒューズ本体の微細化によって当該ヒューズ本体での膜厚や線幅の製造バラツキが比較的大きくなっても、ヒューズ本体での昇温位置を制御することができる。
すなわち、上記の形態のヒューズ素子では、微細化しても溶断位置の制御が容易である。このヒューズ素子を用いて冗長回路を構成すれば、前述した「遊び領域」を狭くすることができるので、当該冗長回路を備えた記憶素子の小型化、ひいては当該記憶素子を備えた半導体装置の小型化を図ることが容易になる。
以下、本発明のヒューズ素子の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明は以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、冗長回路を有する記憶素子が設けられている半導体装置の一例を示す概念図であり、図2は、上記の冗長回路でのヒューズ素子の一例を概略的に示す平面図である。図1に示す半導体装置20では、半導体基板1に所定数の回路素子を形成し、その上に所望数の層間絶縁膜と、各層間絶縁膜に設けられて層間接続された所定パターンの配線とを形成することで、CPU(Central Processing Unit)コア部5、アナログ−ディジタル/ディジタル−アナログ変換部7、2つのランダムアクセスメモリ(RAM)部9,11、リードオンリーメモリ(ROM)部13、および論理回路部15が形成されている。また、半導体装置20での最上層上には、複数の入出力パッドPが形成されている。
上記のRAM部9は、冗長回路が形成された領域である冗長回路部9aを有し、RAM部11は、冗長回路が形成された領域である冗長回路部11aを有している。個々の冗長回路部9a,11aに形成されている冗長回路では、例えば電流供給線に複数のヒューズ素子それぞれの一端が接続され、各ヒューズ素子の他端はセレクタ回路に接続される。セレクタ回路により選択されたヒューズ素子にのみ電流供給線から電流が供給され、電流の供給に伴うジュール熱により当該ヒューズ素子が昇温して溶断を起こす。
図2には、1つの電流供給線ESに接続された4つのヒューズ素子FE1〜FE4と、セレクタ回路(図示せず)からの4つの引出し配線OL1〜OL4とが示されている。個々のヒューズ素子FE1〜FE4に1つの引出し配線OL1,OL2,OL3,またはOL4が対応し、接続されている。
図3−1は、本発明のヒューズ素子の一例を概略的に示す上面図であり、図3−2は、図3−1に示したヒューズ素子を概略的に示す断面図である。これらの図に示すヒューズ素子50は、例えば冗長回路でのヒューズ素子として用いられるものであり、ヒューズ本体43と4つのダミービア45a〜45dとを有している。冗長回路を構成する電流供給線およびセレクタ回路については図示を省略するが、これらは所望の層間絶縁膜に設けられて、ヒューズ本体43に接続される。
上記のヒューズ本体43は、ダマシン配線材料として用いられる銅やアルミニウム等の金属材料によって形成されたものであり、当該ヒューズ本体43は、半導体基板1(図1参照)上に積層された層間絶縁膜IL1に設けられている。層間絶縁膜IL1は例えばシリコン酸化物やシリコン酸炭化物等によって形成され、この層間絶縁膜IL1の上部にヒューズ本体43が埋め込まれている。タンタル(Ta)やチタン(Ti)等の金属あるいは当該金属の窒化物等により形成されたバリアメタル膜BM1が、ヒューズ本体43の側面および底面を覆っている。また、各ダミービア45a〜45dとの接続箇所を除き、シリコン炭窒化物等により形成されたライナー膜LL1がヒューズ本体43の上面を覆っている。
個々のダミービア45a〜45dは、ダマシン配線材料として用いられる銅やアルミニウム等の金属材料によって形成されたダミービア本体VBと、ダミービア本体VBの側面および底面を覆うバリアメタル膜BM3とを有しているが、電気伝導には寄与しない。これらのダミービア45a〜45dは、ライナー膜LL1上に積層された層間絶縁膜IL2を貫通しており、個々のダミービア45a〜45dの一端はヒューズ本体43の上面に接続されている。各ダミービア45a〜45dは、ヒューズ本体43の長手方向両端に分散配置されており、ヒューズ本体43における長手方向の一方の端部に2つのダミービア45a,45dが、また他方の端部に残り2つのダミービア45c,45dが配置されている。
なお、各バリアメタル膜BM3は、例えば上述したバリアメタル膜BM1と同じ材料により形成され、層間絶縁膜IL2は、シリコン酸化物やシリコン酸炭化物等によって形成される。この層間絶縁膜IL2上には、例えば上述したライナー膜LL1と同じ材料によって形成されて各ダミービア45a〜45dの上面を覆うライナー膜LL2が設けられている。図示の例では、ライナー膜LL2上に層間絶縁膜IL3が設けられている。
上述の構成を有するヒューズ素子50では、ヒューズ本体43に通電したときに各ダミービア45a〜45dが放熱体として機能する。このため、個々のダミービア45a〜45dの近傍ではヒューズ本体43の昇温が抑えられ、これらのダミービア45a〜45dから離れた領域では放熱が抑えられてヒューズ本体43が昇温する。各ダミービア45a〜45dの配設位置を適宜選定することにより、たとえヒューズ本体43の微細化によって当該ヒューズ本体43での膜厚や線幅の製造バラツキが比較的大きくなっても、ヒューズ本体43での昇温箇所、換言すれば溶断位置を制御することができる。図示の例では、ダミービア45bとダミービア45cとの間の領域において、ヒューズ本体43の溶断が起こる。
このように、ヒューズ素子50では微細化しても溶断位置の制御が容易であるので、当該ヒューズ素子50を用いた冗長回路では、前述した「遊び領域」を狭くすることができる。その結果として、当該冗長回路を備えた記憶素子の小型化、ひいては当該記憶素子を備えた半導体装置の小型化を図ることが容易である。
また、ヒューズ本体43は、層間絶縁膜IL1にダマシン配線を形成する際に当該ダマシン配線と一緒に形成することができ、各ダミービア45a〜45dは、層間絶縁膜IL2にダマシン配線を形成する際に当該ダマシン配線と一緒に形成することができるので、ヒューズ素子50を有する半導体装置は、工数を増加させることなく作製することが可能である。すなわち、ヒューズ素子50を有する半導体装置は、ダミービアを有していない以外はヒューズ素子50と同じ構成のヒューズ素子を有する半導体装置と同じ工数の下に作製することが可能である。
実施の形態2.
図4は、本発明のヒューズ素子の他の例を概略的に示す断面図である。同図に示すヒューズ素子60は、ヒューズ本体53と4つのダミービア55a〜55dとを有している。図4に示す構成要素のうちの各層間絶縁膜および各ライナー膜については、図3−2で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
上記のヒューズ本体53は、層間絶縁膜IL2の上部に埋め込まれている。また、個々のダミービア55a〜55dは、一端をヒューズ本体53の下面に接続された状態で層間絶縁膜IL2を貫通するダミービア本体VBと、ダミービア本体VBの側面および底面を覆うバリアメタル膜BM5とを有しているが、電気伝導には寄与しない。ヒューズ本体53における長手方向の一方の端部に2つのダミービア55a,55bが配置され、他方の端部に残り2つのダミービア55c,55dが配置されている。なお、バリアメタル膜BM5は、ヒューズ本体53の側面および底面も覆っている。
上述のヒューズ本体53および各ダミービア本体VBは、例えば実施の形態1で説明したヒューズ本体43の材料またはダミービア本体VB(図3−2参照)の材料と同じ材料により形成されて、互いにシングルダマシン構造またはデュアルダマシン構造を形成している。図4においては、ヒューズ本体53と各ダミービア本体VBとの境界を、便宜上、破線で示している(後掲の図5〜図7、図8−1、および図8−2においても同じ)。
上述の構成を有するヒューズ素子60では、実施の形態1で説明したヒューズ素子50(図3−2参照)と同様に、ヒューズ本体53に通電したときに各ダミービア55a〜55dが放熱体として機能する。このため、ヒューズ素子50における理由と同様の理由から、たとえヒューズ本体53の微細化によって当該ヒューズ本体53での膜厚や線幅の製造バラツキが比較的大きくなっても、ヒューズ本体53での溶断位置を制御することができる。図示の例では、ダミービア55bとダミービア55cとの間の領域において、ヒューズ本体53の溶断が起こる。
したがって、ヒューズ素子60においては、ヒューズ本体53を微細化したときでも当該ヒューズ本体53での溶断位置を制御することが容易である。このため、ヒューズ素子60を用いた冗長回路では前述した「遊び領域」を狭くすることができ、結果として、当該冗長回路を備えた記憶素子の小型化、ひいては当該記憶素子を備えた半導体装置の小型化を図ることが容易である。また、ヒューズ素子60は、層間絶縁膜IL2にダマシン配線を形成する際に当該ダマシン配線と一緒に形成することができるので、ヒューズ素子60を有する半導体装置は、ダミービアを有していない以外はヒューズ素子60と同じ構成のヒューズ素子を有する半導体装置と同じ工数の下に作製することが可能である。
実施の形態3.
図5は、本発明のヒューズ素子の更に他の例を概略的に示す断面図である。同図に示すヒューズ素子70は、図4に示したヒューズ素子60に4つのダミー配線68a〜68dを付加した構成を有している。また、ヒューズ本体53と各ダミービア本体VBとは、ビアファーストのデュアルダマシン加工により形成されており、ライナー膜LL1はポイゾニングの原因となり得る物質を含有している。
ここで、「ビアファーストのデュアルダマシン加工」とは、層間絶縁膜にビアホールを先ず形成し、次いでダマシン配線が設けられるトレンチを当該層間絶縁膜に形成し後、ビアホールおよびトレンチを所望の導電材料で埋めることでデュアルダマシン配線を形成する加工方法を意味する。
また、「ポイゾニング」とは、層間絶縁膜上に有機感光性材料製のエッチングマスクを形成する際のプリベーク時に下地層で生じた物質が上記の感光性有機材料と反応して、エッチングマスク形成時のパターニング精度が低下する現象を意味する。例えば化学的気相蒸着(CVD)法によりシリコン炭窒化物製のライナー膜を形成し、その上にCVD法によりシリコン酸炭化物製の層間絶縁膜を形成すると、当該層間絶縁膜にビアファーストのデュアルダマシン加工を施す過程で、特に層間絶縁膜に上記のトレンチを形成する際に用いるエッチングマスクの形成過程で、ポイゾニングが起こり易くなる。
図5に示したヒューズ素子70では、ポイゾニングを防止するために、電気伝導に寄与しないダミー配線68a〜68dが各ダミービア55a〜55dの下方の層間絶縁膜IL1に形成されている。1つのダミービアに1つのダミー配線が対応している。個々のダミー配線68a〜68dの側面および底面は、バリアメタル膜BM7により覆われている。図5に示した構成要素のうちで図4に示した構成要素と共通するものについては、図4で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
層間絶縁膜IL1に上記のダミー配線68a〜68dを配置すると、ビアファーストのデュアルダマシン加工によりヒューズ本体53と各ダミービア本体VBとを形成する過程で、特にヒューズ本体53が設けられるトレンチを形成する際に用いるエッチングマスクの形成過程で、ポイゾニングが起きてしまうのを防止することができる。また、ダミービア本体VBが形成されるビアホールを層間絶縁膜IL2に形成する際に各ダミー配線68a〜58dがエッチングストッパとして機能するので、ビアエッチングあるいはライナー膜のエッチングが層間絶縁膜IL1にまで及ぶことに起因してダミービア本体VBまたはヒューズ本体73の形成時にこれらにボイドが生じるのを抑制することができる。これらの結果として、ヒューズ本体53の膜厚や線幅の製造バラツキを抑え易くなる。
そのためヒューズ素子70では、ヒューズ本体53に通電したときに各ダミービア55a〜55dと各ダミー配線68a〜68dとが一体となって放熱体として機能することと相俟って、ヒューズ本体53を微細化したときでも当該ヒューズ本体53での溶断位置を制御することが容易である。当該ヒューズ素子70を用いた冗長回路では前述した「遊び領域」を狭くすることができ、結果として、当該冗長回路を備えた記憶素子の小型化、ひいては当該記憶素子を備えた半導体装置の小型化を図ることが容易である。また、各ダミー配線68a〜68dおよび各バリアメタル膜BM7は、層間絶縁膜IL1にダマシン配線を形成する際に当該ダマシン配線と一緒に形成することができるので、ヒューズ素子70を有する半導体装置は、ダミービアおよびダミー配線をそれぞれ有していない以外はヒューズ素子70と同じ構成のヒューズ素子を有する半導体装置と同じ工数の下に作製することが可能である。
実施の形態4.
図6は、本発明のヒューズ素子の更に他の例を概略的に示す断面図である。同図に示すヒューズ素子80は、ヒューズ本体73と、4つのダミービア75a〜75dと、4つのダミー配線78a〜78dとを有している。ヒューズ本体73における長手方向の一方の端部に2つのダミービア75a,75bが配置され、他方の端部に残り2つのダミービア75c,75dが配置されている。また、各ダミー配線78a〜78dは、1つのダミービアに1つのダミー配線が対応するようにして層間絶縁膜IL1に形成されて、対応するダミービアの下端に接続されている。
なお、図6に示す構成要素のうちのダミービア本体、ダミービア本体の側面および底面を覆うバリアメタル膜、ダミー配線の側面および底面を覆うバリアメタル膜、各層間絶縁膜、および各ライナー膜については、図5で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
上述のヒューズ素子80は、実施の形態3で説明したヒューズ素子70(図5参照)の構成と同様の構成を有しており、ヒューズ本体73および各ダミービア本体VBは、例えば実施の形態1で説明したヒューズ本体43の材料またはダミービア本体VB(図3−2参照)の材料と同じ材料により形成されて、互いにシングルダマシン構造またはデュアルダマシン構造を形成している。ただし、当該ヒューズ素子80では、ダミービア75aとダミービア75bとの間隔、およびダミービア75cとダミービア75dとの間隔が、図5に示したダミービア55aとダミービア55bとの間隔、およびダミービア55cとダミービア55dとの間隔よりも狭くなっている。具体的には、ダミービア75aとダミービア75bとの間隔、およびダミービア75cとダミービア75dとの間隔が、各ダミービア75a〜75dの外径寸法の2倍以下程度となっている。
このため、ダミービア75a,75bが形成されることになるビアホールを層間絶縁膜IL2に形成する過程で、層間絶縁膜IL2のうちでダミービア75aとダミービア75bとの間に設計上介在する領域の上部がエッチングにより除去され、いわゆる「肩落ち」が生じる。同様に、層間絶縁膜IL2のうちでダミービア75cとダミービア75dとの間に設計上介在する領域の上部も、ダミービア75a,75bが形成されることになるビアホールを層間絶縁膜IL2に形成する過程でエッチングにより除去され、いわゆる「肩落ち」が生じる。
その結果として、最終的に得られるヒューズ素子80では、ダミービア75a,75b間でのヒューズ本体73の実効膜厚T1、およびダミービア75c,75d間でのヒューズ本体73の実効膜厚T2が、ヒューズ本体73の長手方向中央部での平均膜厚Taveよりも厚くなっている。
このような膜厚分布を有するヒューズ素子80では、ヒューズ本体73の長手方向中央部での電気抵抗よりもダミービア75a,75b間でのヒューズ本体73の電気抵抗、およびダミービア75a,75b間でのヒューズ本体73の電気抵抗の方が小さいことから、ヒューズ本体73に通電したときには長手方向中央部でのジュール熱の発生量が相対的に多くなる。各ダミービア75a〜75dが放熱体として機能することと相俟って、ヒューズ本体73に通電したときには、ダミービア75b,75cの間で溶断が起こる。
したがって、ヒューズ素子80では微細化しても溶断位置の制御が容易である。当該ヒューズ素子80を用いた冗長回路では前述した「遊び領域」を狭くすることができ、結果として、当該冗長回路を備えた記憶素子の小型化、ひいては当該記憶素子を備えた半導体装置の小型化を図ることが容易である。また、実施の形態3で説明したヒューズ素子70を有する半導体装置と同様に、ヒューズ素子80を有する半導体装置は、ダミービアおよびダミー配線をそれぞれ有しておらず、かつヒューズ本体の実効膜厚が実質的に一様のヒューズ素子を有する半導体装置と同じ工数の下に作製することが可能である。
実施の形態5.
図7は、本発明のヒューズ素子の更に他の例を概略的に示す断面図である。同図に示すヒューズ素子90は、ヒューズ本体83と4つのダミービア85a〜85dとを有している。ヒューズ本体83における長手方向の一方の端部に2つのダミービア85a,85bが配置され、他方の端部に残り2つのダミービア85c,85dが配置されている。実施の形態4で説明したヒューズ素子80におけるのと同様に、ダミービア85a,85b間でのヒューズ本体83の実効膜厚、およびダミービア85c,85d間でのヒューズ本体83の実効膜厚は、ヒューズ本体83の長手方向中央部での平均膜厚よりも厚くなっているが、各ダミービア85a〜85dの下方にダミー配線は配置されていない。
なお、図7に示す構成要素のうちのダミービア本体、ダミービア本体の側面および底面を覆うバリアメタル膜、各層間絶縁膜および各ライナー膜については、図5で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
上述のヒューズ素子90でのヒューズ本体83および各ダミービア本体VBは、例えば実施の形態1で説明したヒューズ本体43の材料またはダミービア本体VB(図3−2参照)の材料と同じ材料により形成されて、互いにシングルダマシン構造またはデュアルダマシン構造を形成している。ただし、各ダミービア85a〜85dでのダミービア本体VBの平面視上の外径寸法は、層間絶縁膜IL2に形成されているダマシン配線95でのビアコンタクト92の外径寸法よりも所定の大きさだけ小さくなっている。
このため、ダミービア本体VBが形成されることになる凹部とビアコンタクト92が形成されることになるビアホールとをドライエッチングで層間絶縁膜IL2に一緒に形成すると、ダミービア本体VBが形成されることになる凹部では、その深さがある程深くなった時点で層間絶縁膜IL2のエッチング量と反応生成物の付着量とが平衡状態に達し、エッチングが自ずと停止する。ビアコンタクト92が形成されることになるビアホールの形成条件の下では、ダミービア本体VBが形成されることになる凹部は層間絶縁膜IL2を貫通しない。
結果として、各ダミービア本体VBも層間絶縁膜IL2を貫通しない。このため、各ダミービア85a〜85dの下方にダミー配線を配置しなくても前述のポイゾニングを防止することが可能になる。なお、図7中の参照符号「93」はダマシン配線95における配線部を示し、参照符号「94」はビアコンタクト92および配線部93の周囲に形成されたバリアメタル膜を示す。また、参照符号「100」は層間絶縁膜IL1に設けられてダマシン配線95に接続されたダマシン配線を示し、参照符号「98」はダマシン配線100での配線部を示し、参照符号「99」は配線部98の周囲に形成されたバリアメタル膜を示す。
このような構成を有するヒューズ素子90では、実施の形態4で説明したヒューズ素子80におけるのと同様の理由から、ヒューズ本体83に通電したときには長手方向中央部でのジュール熱の発生量が相対的に多くなり、各ダミービア85a〜85dが放熱体として機能することと相俟って、ダミービア85b,85cの間で溶断が起こる。
したがって、ヒューズ素子90では微細化しても溶断位置の制御が容易である。当該ヒューズ素子90を用いた冗長回路では前述した「遊び領域」を狭くすることができ、結果として、当該冗長回路を備えた記憶素子の小型化、ひいては当該記憶素子を備えた半導体装置の小型化を図ることが容易である。また、ダミー配線が不要であることから各ダミービア85a〜85dについての配置の自由度が向上し、各ダミービア85a〜85dをより密に配置することが可能であるので、ヒューズ素子90自体の小型化を図ることも容易である。そして、実施の形態3で説明したヒューズ素子70を有する半導体装置と同様に、ヒューズ素子90を有する半導体装置は、ダミービアを有しておらず、かつヒューズ本体の実効膜厚が実質的に一様のヒューズ素子を有する半導体装置と同じ工数の下に作製することが可能である。
なお、ダミービア本体VBが形成されることになる上述の凹部とビアコンタクト92が形成されることになる上述のビアホールとをドライエッチングで層間絶縁膜IL2に一緒に形成するにあたって用いられるエッチングマスクは、有機感光性材料からなる層(フォトレジスト層)を例えば所定の位相シフトマスクを用いて露光し、その後に現像することで作製可能である。
実施の形態6.
図8−1は、本発明のヒューズ素子の更に他の例を概略的に示す上面図であり、図8−2は、図8−1に示したヒューズ素子を概略的に示す断面図である。これらの図に示すヒューズ素子110は、ヒューズ本体103と2つのダミービア105a,105bとを有している。ヒューズ本体103における長手方向の一方の端部にダミービア105aが配置され、他方の端部にダミービア105bが配置されている。実施の形態5で説明したヒューズ素子90におけるのと同様に、各ダミービア105a,105bの下方にダミー配線は配置されていない。
なお、図8−1または図8−2に示す構成要素のうちのダミービア本体、ダミービア本体の側面および底面を覆うバリアメタル膜、各層間絶縁膜および各ライナー膜については、図5で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
上述のヒューズ素子110でのヒューズ本体103および各ダミービア本体VBは、例えば実施の形態1で説明したヒューズ本体43の材料またはダミービア本体VB(図3−2参照)の材料と同じ材料により形成されて、互いにシングルダマシン構造またはデュアルダマシン構造を形成している。また、ヒューズ本体103の長手軸と各ダミービア105a,105bでの長手軸とが実質的に平行になっている。個々のダミービア105a,105bの平面形状は、矩形または該矩形の角部を丸めた形状である。
このため、層間絶縁膜IL2にダマシン配線(図示せず)形成用のビアホールをドライエッチングで形成する際にダミービア本体形成用の凹部を一緒に形成すると、ダミービア本体形成用の凹部では、その深さがある程深くなった時点で層間絶縁膜IL2のエッチング量と反応生成物の付着量とが平衡状態に達してエッチングが自ずと停止する。実施の形態5で説明したヒューズ素子90を作製する場合と同様に、ダマシン配線(図示せず)形成用のビアホールの形成条件の下では、ダミービア本体形成用の凹部は層間絶縁膜IL2を貫通しない。
その結果として、各ダミービア本体VBも層間絶縁膜IL2を貫通しない。このため、各ダミービア105a,105bの下方にダミー配線を配置しなくても前述のポイゾニングを防止することが可能になる。このような構成を有するヒューズ素子110では、各ダミービア105a,105bが放熱体として機能することから、ダミービア105a,105bの間で溶断が起こる。
したがって、ヒューズ素子110では微細化しても溶断位置の制御が容易である。当該ヒューズ素子110を用いた冗長回路では前述した「遊び領域」を狭くすることができ、結果として、当該冗長回路を備えた記憶素子の小型化、ひいては当該記憶素子を備えた半導体装置の小型化を図ることが容易である。また、実施の形態3で説明したヒューズ素子70を有する半導体装置と同様に、ヒューズ素子110を有する半導体装置は、ダミービアを有していないヒューズ素子を有する半導体装置と同じ工数の下に作製することが可能である。
実施の形態7.
図9は、本発明のヒューズ素子の更に他の例と、該ヒューズ素子に通電したときの温度分布とを示す概略図である。同図に示すヒューズ素子120は、ダミービア45aとダミービア45bとの間隔の方が、ダミービア45cとダミービア45dとの間隔よりも狭くなっているという点を除き、実施の形態1で説明したヒューズ素子50と同じ構造を有している。図9においては、各構成要素に図3−2で用いた参照符号と同じ参照符号を付してある。
上記のヒューズ素子120では、ヒューズ本体43において各ダミービア45a,45bが接続されている側の端が当該ヒューズ本体43への電流の供給端となっており、各ダミービア45c,45dが接続されている側の端が当該ヒューズ本体43から電流の流出端となっている。一般に、ヒューズ本体でのジュール熱の発生量は、たとえヒューズ本体の膜厚および幅が一定であっても一様ではなく、当該ヒューズ本体での電流の供給端側で相対的に多く、当該ヒューズ本体での電流の流出端側で相対的に少ない。このため、ヒューズ本体での電流の供給端側および電流の流出端側にそれぞれの複数のダミービアを配置するにあたって、電流の供給端側において互いに近接するダミービアの間隔を相対的に狭くし、電流の流出端側において互いに近接するダミービアの間隔を相対的に広くすると、ヒューズ本体の溶断箇所を更に緻密に制御することができる。
図9中のグラフに示すように、ヒューズ素子120に通電したときには、ヒューズ本体43におけるダミービア45bの接続位置とダミービア45cの接続位置との間の領域の略中央部で、当該ヒューズ本体43の温度が溶断温度MPを超える。このため、ヒューズ素子120では、実施の形態1で説明したヒューズ素子50に比べて更に正確にヒューズ本体43での溶断位置を制御することができる。
以上、本発明のヒューズ素子について実施の形態を7つ挙げて説明したが、前述のように本発明はこれらの形態に限定されるものではない。例えば、本発明のヒューズ素子は電気溶断型に限らず、ブロー型であってもよい。本発明のヒューズ素子をブロー型とした場合でも、各ダミービアが放熱体として機能する結果として、当該ヒューズ素子を微細化したときの溶断位置の制御が容易になる。
また、ヒューズ本体およびダミービア本体は、ダマシン配線材料として用いられる銅やアルミニウム等の金属材料の他に、金属シリサイドによって形成することもできる。この場合、ヒューズ本体は半導体基板上に電気絶縁膜(層間絶縁膜を除く)、例えばフィールド酸化膜を介して配置され、各ダミービアはその一端をヒューズ本体の上面に接続させた状態で最下層の層間絶縁膜に形成される。
本発明のヒューズ素子を電気溶断型およびブロー型のいずれにするかに拘わらず、またヒューズ本体およびダミービア本体を金属材料および金属シリサイドのいずれにより形成するかに拘わらず、ダミービアの水平断面形状は、正方形、正方形の角部を丸めた形状、矩形、円形等、適宜選定可能である。また、ダミービアの総数は、2以上の所望数とすることができる。本発明のヒューズ素子については、上述した以外にも種々の変更、修飾、組合せ等が可能である。
冗長回路を有する記憶素子が設けられている半導体装置の一例を示す概念図である。 冗長回路でのヒューズ素子の一例を概略的に示す平面図である。 本発明のヒューズ素子の一例を概略的に示す上面図である。 図3−1に示したヒューズ素子を概略的に示す断面図である。 本発明のヒューズ素子の他の例を概略的に示す断面図である。 本発明のヒューズ素子の更に他の例を概略的に示す断面図である。 本発明のヒューズ素子の更に他の例を概略的に示す断面図である。 本発明のヒューズ素子の更に他の例を概略的に示す断面図である。 本発明のヒューズ素子の更に他の例を概略的に示す上面図である。 図8−1に示したヒューズ素子を概略的に示す断面図である。 本発明のヒューズ素子の更に他の例と、該ヒューズ素子に通電したときの温度分布とを示す概略図である。
符号の説明
1 半導体基板
9a,11a 冗長回路部
20 半導体装置
43 ヒューズ本体
45a〜45d ダミービア
50 ヒューズ素子
53 ヒューズ本体
55a〜55d ダミービア
60 ヒューズ素子
68a〜68d ダミー配線
70 ヒューズ素子
73 ヒューズ本体
75a〜75d ダミービア
78a〜78d ダミー配線
80 ヒューズ素子
83 ヒューズ本体
85a〜85d ダミービア
90 ヒューズ素子
92 ビアコンタクト
103 ヒューズ本体
105a,105b ダミービア
110 ヒューズ素子
120 ヒューズ素子
FE1〜FE4 ヒューズ素子
IL1〜IL3 層間絶縁膜

Claims (8)

  1. 半導体基板上に形成された複数の層間絶縁膜と、該複数の層間絶縁膜に設けられて層間接続された複数の配線とを有する半導体装置に設けられたヒューズ素子であって、
    前記半導体基板上に、または前記層間絶縁膜に配置されたヒューズ本体と、
    前記ヒューズ本体に一端が接続され、電気伝導には寄与しない金属材料よりなる複数のダミービアと、
    を有し、
    前記複数のダミービアは、前記ヒューズ本体での長手方向両端部に分散配置されていることを特徴とするヒューズ素子。
  2. 前記複数のダミービアそれぞれの前記一端は、前記ヒューズ本体の上面に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のヒューズ素子。
  3. 前記複数のダミービアは層間絶縁膜に形成され、該複数のダミービアそれぞれの前記一端は、前記ヒューズ本体の下面に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のヒューズ素子。
  4. 前記複数のダミービアそれぞれの下方に1つずつ配置され、対応するダミービアの他端に接続されたダミー配線を更に有し、該ダミー配線の各々は電気伝導には寄与しないことを特徴とする請求項3に記載のヒューズ素子。
  5. 前記ヒューズ本体の長手方向両端部にそれぞれ複数のダミービアが配置され、互いに近接するダミービア間での前記ヒューズ本体の実効膜厚は、該ヒューズ本体の長手方向中央部での平均膜厚よりも厚いことを特徴とする請求項3または4に記載のヒューズ素子。
  6. 前記複数のダミービアそれぞれの平面視上の大きさは、該ダミービアが配置された層間絶縁膜に形成されて層間接続を行うビアコンタクトの平面視上の大きさよりも小さいことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1つに記載のヒューズ素子。
  7. 前記複数のダミービアの各々は、平面視上、前記ヒューズ本体の長手軸と実質的に平行な長手軸を有することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1つに記載のヒューズ素子。
  8. 前記ヒューズ本体の長手方向両端部にそれぞれ複数のダミービアが配置され、互いに近接するダミービアの間隔は、前記ヒューズ本体への電流の供給端側で狭く、前記電流の流出端側で広いことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のヒューズ素子。
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