JP2008277160A - 導通部品およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】導通部材を下地部材に接続する作業を簡素化するための導通部品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】導通部品の製造工程では、熱硬化性樹脂ロール26xから熱硬化性樹脂フィルム26yを巻きだして、熱硬化性樹脂フィルム26yの一方の面にシランカップリング剤などの粘着剤を塗布する。そして、熱風を粘着剤24xに吹き付けて、粘着剤を乾燥させて、粘着層24を形成する。そして、ピンチロール71a,71bにおいて、金属配線シート23xを熱硬化性樹脂フィルム26y上の粘着層24に貼り付ける。導通部品は、熱硬化性樹脂フィルム26yと、粘着層24と、金属配線23とを備えており、導通部品を下地部材に設置して加熱すると、配線形成工程が完了する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体デバイスなどの電子部品の実装に用いられる導通部品およびその製造方法に関する。
従来より、特許文献1に開示されるように、半導体デバイスの実装工程において、エポキシ樹脂、ガラスエポキシ樹脂などからなる樹脂シートと配線板とを重ね合わせて、下地部材上に熱圧着することにより、下地部材と配線板とを樹脂シートを介して強固に接合する技術が知られている。
エポキシ樹脂などの接着剤を用いる場合、下地部材上に塗布することも多く行われるが、エポキシシートなどの樹脂シートを用いる(たとえば、段落[0033]参照)ことにより、取り扱いが簡単であり、製造工程の容易化を図ることができる。
特開2006−339224号公報
しかしながら、上記特許文献1の方法で、エポキシシートなどの樹脂シートを用いる際、手作業で処理しなければならないことも多く、さらなる工程の容易化が望まれる。
本発明の目的は、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を用いて導通部材を下地部材に接続する作業の簡素化を図りうる導通部品およびその製造方法を提供することにある。
本発明の導通部品は、熱硬化性樹脂フィルムの少なくとも1つの面上に粘着層を設け、粘着層の上に導通部材を貼り付けたものである。
これにより、半導体デバイスなどの電子部品の実装の際、配線板等の導通部材と熱硬化性樹脂フィルムとを一体として取り扱うことができ、配線パターンなどの導通部材パターンを形成する際には、導通部材を熱硬化性樹脂フィルムと共に打ち抜き・切断などによってパターニングすることができるので、製造工程における作業の簡素化を図ることができる。
熱硬化性樹脂フィルムの別の面上に形成されたもう1つの粘着層をさらに備えることにより、もう1つの粘着層を下地部材に貼り付けると、導通部品を下地部材上に一時的に固定することができるので、作業の容易性がより高まる。
その場合、もう1つの粘着層に貼り付けられた剥離可能なフィルムをさらに備えることにより、導通部品を保管するのに便利である。
粘着層としては、熱硬化性樹脂フィルムの表面自体に粘着性をもたせることもできるが、シランカップリング剤などの粘着剤を付着させることで、確実な粘着機能が得られる。
本発明の導通部品の製造方法は、熱硬化性樹脂フィルムの少なくとも1つの面上に粘着層を形成して、粘着層の上に、導通部材を貼り付ける方法である。
その場合、粘着層は、熱硬化性樹脂フィルムの表面自体に粘着性をもたせる処理によって形成することもできるが、上述のように、シランカップリング剤などの粘着剤を付着させることにより、確実に粘着機能をもたせることができる。
熱硬化性樹脂フィルムの別の面上に粘着剤を塗布することで、下地部材に貼り付けることが可能な導通部品が得られる。その場合、熱硬化性樹脂フィルムを粘着剤液に浸漬することで、熱硬化性樹脂フィルムの両面に、粘着剤を容易に付着させることができる。
また、別の面上の粘着剤の上にフィルムを貼り付けることにより、保管に便利な導通部品が得られる。
本発明の導通部品またはその製造方法によると、半導体デバイスなどの実装の製造コストの削減を図りつつ、接合部の信頼性を確保しうるパワーモジュールの提供を図ることができる。
(実施の形態1)
図1(a),(b)は、順に、実施の形態1に係る導通部品の製造工程を示す図、および導通部品の断面図である。
図1(a)に示すように、本実施の形態に係る導通部品の製造工程では、エポキシなどの熱硬化性樹脂ロール26xから熱硬化性樹脂フィルム26yを巻きだして、噴霧器70により、熱硬化性樹脂フィルム26yの一方の面にシランカップリング剤などの粘着剤を塗布する。そして、ファン74から熱風を粘着剤に吹き付けて、粘着剤を乾燥させて、粘着層24を形成する。そして、ピンチロール71a,71bにおいて、導通部材である金属配線シート23xを熱硬化性樹脂フィルム26y上の粘着層24に貼り付ける。さらに、ポンチ72aとダイ2bとによって、熱硬化性樹脂フィルム26y,粘着層24および金属配線シート23xを打ち抜いて、図1(b)に示す導通部品を形成する。
なお、粘着剤は、噴霧器による吹きつけに限らず、印刷など、他の方法により付着させることができる。
図1(b)に示すように、本実施の形態に係る導通部品は、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂フィルム26yと、熱硬化性樹脂フィルム26yの1つの面上に塗布された粘着剤からなる粘着層24と、粘着層24に貼り付けられた導通部材である金属配線23とを備えている。
なお、図1(b)に示す最終の打ち抜き工程は、必ずしも必要でない。つまり、本発明の導通部品は、金属配線シート23xに、粘着層24と熱硬化性樹脂フィルム26yを貼り合わせたものであってもよい。後述する実施の形態2,3についても同様である。
図4(a)〜(d)は、実施の形態1の導通部品を用いたパワーモジュールの製造方法工程を示す断面図である。
まず、図4(a)に示す工程で、焼結Alからなり、平板部21aとフィン部21bとを有するヒートシンク21を準備する。そして、ヒートシンク21の平板部21aの上面上に、熱硬化性樹脂フィルム26y,粘着層24および金属配線23からなる導通部品を載置した後、加熱により絶縁性エポキシ樹脂などの熱効果樹脂を硬化させる。このとき、加熱によってシランカップリング剤は蒸発し、絶縁樹脂層26によって、金属配線23が、下地層であるヒートシンク21の平板部21aの上面に固着される。
その後、図4(b)に示す工程で、ヒートシンク21の平板部21aの上に、モジュール樹脂枠53を取り付ける。モジュール樹脂枠53の内部および外表面には、電極端子層56が一体成形により形成されている。そして、モジュール樹脂枠53の内側には、電極端子層56の一部が露出している。
次に、図4(c)に示す工程で、金属配線23の上に、Pbフリー半田を吐出,印刷等し、Pbフリー半田の上に、半導体チップ11をマウントした後、パワーモジュールをリフロー炉に投入し、半導体チップ11と金属配線23とを接合する半田層14を形成する。さらに、比較的大径(たとえば400μm径)のAlワイヤを用いたワイヤボンディングを行なって、半導体チップ11の上面電極(図示せず)同士や、上面電極と金属配線23との間、金属配線23と電極端子層56との間を接続する大電力用配線18を形成する。
その後、小径(たとえば125μm径)のAlワイヤを用いたワイヤボンディングを行なって、半導体チップ11の上面電極と電極端子層56との間を接続する信号配線17を形成する。
また、シリコンゲルを用いたポッティングにより、モジュール樹脂枠53の内方を埋めるゲル層40を形成する。これにより、ヒートシンク21の上面に設けられている、半導体チップ11,信号配線17,大電力用配線18,金属配線23,半田層14,絶縁樹脂層26などの部材が、ゲル層40内に埋め込まれる。これにより、パワーモジュール10が完成する。
次に、図4(d)に示す工程で、準備されている容器の天板50aの矩形状貫通穴の周縁部に設けられた環状溝にOリング25を設置した後、天板50aの矩形状貫通穴にヒートシンク21のフィン部21bを挿通させて、パワーモジュール10を放熱器50にマウントし、ボルト54により、パワーモジュール10を天板50aに固定する。同様に、複数のパワーモジュールを、天板50aの複数の矩形状貫通穴に、それぞれ取り付ける。
ここで、金属配線23および樹脂絶縁層26を形成する作業について、本実施の形態の製造工程と、従来の製造工程とを比較する。
図5(a)〜(c)は、従来の技術による金属配線の形成工程を示す断面図である。まず、図5(a)に示す工程で、ヒートシンク21の平板部21aの上面上に、エポキシ樹脂などの樹脂シートからなる絶縁樹脂層26を配置する。次に、図5(b)に示す工程で、所定形状にパターニングされた金属配線23を絶縁樹脂層26の上に位置合わせしてマウントし、図5(c)に示す工程で、絶縁樹脂層26を加熱・硬化させて、金属配線23をヒートシンク21の平板部21aの上面に接続する。つまり、樹脂シートの設置、金属配線23の位置合わせ、および設置、という3つの作業が必要である。
ところが、本実施の形態の工程では、導通部品を使用することにより、図4(a)に示す工程で、樹脂絶縁層26と金属配線23とを形成する際に、熱硬化性樹脂フィルム26y,粘着層24および金属配線23からなる導通部品を設置する1つの作業で済む。しかも、金属配線23を熱硬化性樹脂フィルム26yに位置合わせする必要がないので、作業の容易化・効率化を図ることができる。
(実施の形態2)
図2(a),(b)は、順に、実施の形態2に係る導通部品の製造工程を示す図、および導通部品の断面図である。
図2(a)に示すように、本実施の形態に係る導通部品の製造工程では、エポキシなどの熱硬化性樹脂ロール26xから熱硬化性樹脂フィルム26yを巻きだして、容器75内の粘着剤液76に浸漬する。これにより、熱硬化性樹脂フィルム26yの両面にそれぞれシランカップリング剤などの粘着剤を塗布する。そして、ファン74a,74bからそれぞれ熱風を両面の粘着剤に吹き付けて乾燥させ、第1粘着層24aおよび第2粘着層24bを形成する。そして、ピンチロール71a,71bにおいて、導通部材である金属配線シート23xを熱硬化性樹脂フィルム26y上の第1粘着層24aに貼り付ける。このとき、少なくとも一方のピンチロール71bは、表面または全体がポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂などからなる、第2粘着層24bに粘着しない材料によって構成されている。
さらに、ポンチ72aとダイ2bとによって、熱硬化性樹脂フィルム26y,第1,第2粘着層24a,24bおよび金属配線シート23xを打ち抜いて、図2(b)に示す導通部品を形成する。
図2(b)に示すように、本実施の形態に係る導通部品は、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂フィルムである絶縁樹脂層26と、絶縁樹脂層26の両面上に塗布された粘着剤からなる第1,第2粘着層24a,24bと、第1粘着層24aに貼り付けられた層通部材である金属配線23とを備えている。
本実施の形態の導通部品を用いた場合、図4(a)に示す工程で、第2粘着層24bを下地層であるヒートシンク21の平面部21aに貼り付けることができる。したがって、図4(b)に示す工程までに、金属配線23や絶縁樹脂層26が移動するのを確実に防ぐことができる。すなわち、実施の形態1に比べて、金属配線23や絶縁樹脂層26の移動を防ぐために他の処理を行う必要がないので、作業の容易性がさらに向上する。
なお、図2(a)に示す製造工程で、破線で示すような剥離樹脂フィルム28を剥離樹脂ロール28xから巻きだして、ピンチロール71a,71bで、第2粘着層24bに剥離樹脂フィルム28を貼り合わせてもよい。その場合には、図2(b)の破線に示すように、第2粘着層24bの上に貼り付けられた剥離樹脂フィルム28をさらに備える導通部品が得られる。剥離樹脂フィルム28は、たとえばフッ素樹脂フィルムである。このような構造の導通部品は、保管する際に第2粘着層24bの上に異物が付着するのを確実に防止することができる利点がある。
その場合、1対のピンチロールを、ピンチロール71a,71bの後方に配置すれば、剥離樹脂フィルム28の貼り合わせを、熱硬化性樹脂フィルム26yと金属配線シート23xとの貼り合わせの後で行うことができる。また、表面または全体がフッ素樹脂などからなる(つまり、粘着層に粘着しない)1対のピンチロールを、ピンチロール71a,71bの前方に配置すれば、剥離樹脂フィルム28の貼り合わせを、熱硬化性樹脂フィルム26yと金属配線シート23xとの貼り合わせの前に行うこともできる。
なお、図2(a)に示すごとく粘着剤液76に侵漬する代わりに、図1(a)に示す粘着剤のスプレー塗布を熱硬化性樹脂フィルム26yの両面から行なってもよい。
(実施の形態3)
図3(a),(b)は、順に、実施の形態3に係る導通部品の製造工程を示す図、および導通部品の断面図である。
図3(a)に示すように、本実施の形態に係る導通部品の製造工程では、エポキシなどの熱硬化性樹脂フィルム26yと、その両面に設けられた第1粘着層24aおよび第2粘着層24bと、第2粘着層24bに貼り付けられた剥離樹脂フィルム28とを有する貼り合わせ樹脂フィルム29を巻き取った貼り合わせ樹脂ロール29xを、予め準備しておく。そして、貼り合わせ樹脂ロール29xから貼り合わせ樹脂フィルム29を巻きだして、ピンチロール71a,71bにおいて、導通部材である金属配線シート23xを熱硬化性樹脂フィルム26y上の第1粘着層24aに貼り付ける。さらに、ポンチ72aとダイ2bとによって、熱硬化性樹脂フィルム26y,粘着層24a,24bおよび金属配線シート23xを打ち抜いて、図3(b)に示す導通部品を形成する。
本実施の形態の導通部材を使用する場合、図4(a)に示す工程で、剥離樹脂フィルム28を剥がして、第2粘着層24bをヒートシンク21の平面部21aに貼り付ける。したがって、図4(b)に示す工程までに、金属配線23や絶縁樹脂層26が移動するのを確実に防ぐことができる。すなわち、実施の形態1に比べて、金属配線23や絶縁樹脂層26の移動を防ぐために他の処理を行う必要がないので、作業の容易性がさらに向上する。また、保管する際に第2粘着層24bの上に異物が付着するのを確実に防止することができる利点がある。
ここで、上記各実施の形態では、粘着層24を構成する材料として、シランカップリング剤を用いているが、本発明の粘着層を構成する材料はこれに限定されるものではない。たとえば、エポキシ樹脂を半硬化状態にとどめることによって粘着性を保たせることができ、その表面領域を粘着層とすることもできる。
また、天然および合成ゴム、カゼイン、獣血、血清アルブミン(PVA配合,グリセリン配合)、PVA系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、などを用いることができる。
また、本実施の形態のパワーモジュール10は、Pbフリー半田からなる半田層14を備えている。本実施の形態では、低融点のPbフリー半田、たとえば、Sn−3.0%Ag−0.5%Cu(液相点220℃)を用いているが、これに限定されるものではない。
絶縁樹脂層26には、本実施の形態では、金属やセラミクスの充填剤を含むエポキシ樹脂が用いられている。エポキシ樹脂の使用可能温度は、種類によって異なるが、300℃を超えるものを選択することは容易であり、本実施の形態では、Pbフリー半田の液相点よりも高いものを用いている。したがって、パワーモジュールの組み立て工程において、絶縁樹脂層26を形成した後で、Pbフリー半田のリフロー工程を行うことが可能になる。たとえば、エポキシ樹脂に、アルミナ,シリカ,アルミニウム,窒化アルミニウムなどを充填したものを用いることができ、熱伝導率が1.0(W/m・K)以上であることが好ましく、5.0(W/m・K)以上であることがより好ましい。また、ガラスエポキシ樹脂など、他の熱硬化性樹脂を用いてもよい。
絶縁樹脂層26の厚みは、0.4mm以下であることが好ましく、0.2mm以下、たとえば0.1mm〜0.2mm程度であることがより好ましい。絶縁樹脂層26の熱抵抗は、熱伝導率と厚みに依存して定まるが、厚みが薄いほど熱抵抗が小さくなる。したがって、厚みが0.4mm以下であることにより、放熱機能が高くなることになる。
本実施の形態では、ヒートシンク21の材料として、Alを用いているが、これに限定されるものではない。たとえば、Cu,Cu合金などの金属、AlN,SiN,BN,SiC,WCなどのセラミックス、或いは、Al−SiC,Cu−W,Cu−Moなどの複合材料を用いてもよい。
また、金属配線23の厚みは約0.6mmであり、大電力が流れるために電気抵抗をできるだけ抑制するようにしている。また、本実施の形態では、金属配線23の材料として、CuまたはCu合金を用いている。CuまたはCu合金の場合、電気抵抗値がAlよりも小さく、熱伝導率もAlより大きいので、配線材料として好ましい。ただし、これに限定されるものではない。たとえば、Al,Al合金,DBA基板,DBC基板や、Al−SiC,Cu−W,Cu−Moなどの複合材料を用いてもよい。
上記開示された本発明の実施の形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明の導通部品は、半導体デバイスを搭載したパワーモジュールだけでなく、配線(バスバ)を組み込んだ各種電子部品に利用することができる。
(a),(b)は、順に、実施の形態1に係る導通部品の製造工程を示す図、および導通部品の断面図である。 (a),(b)は、順に、実施の形態2に係る導通部品の製造工程を示す図、および導通部品の断面図である。 (a),(b)は、順に、実施の形態3に係る導通部品の製造工程を示す図、および導通部品の断面図である。 (a)〜(d)は、実施の形態1の導通部品を用いたパワーモジュールの製造方法工程を示す断面図である。 (a)〜(c)は、従来の技術による金属配線の形成工程を示す断面図である。
符号の説明
10 パワーモジュール
11 半導体チップ
14 半田層
17 信号配線
18 大電力用配線
21 ヒートシンク
21a 平板部
21b フィン部
23 金属配線
23x 金属配線シート
24 粘着層
24a 第1粘着層
24b 第2粘着層
25 Oリング
26 絶縁樹脂層
26x 熱硬化性樹脂ロール
26y 熱硬化性樹脂フィルム
28 剥離樹脂フィルム
28x 剥離樹脂ロール
40 ゲル層
50 放熱器
50a 天板
51 空間
53 モジュール樹脂枠
56 電極端子層
70 噴霧器
71a,71b ピンチロール
72a ポンチ
72b ダイ
74 ファン
75 容器
76 粘着剤液

Claims (10)

  1. 互いに対向する第1平面および第2平面を有する熱硬化性樹脂層フィルムと、
    前記熱硬化性樹脂フィルムの少なくとも前記第1平面上に形成された粘着層と、
    前記粘着層の上に貼り付けられた導通部材と、
    を備えている導通部品。
  2. 請求項1記載の導通部品において、
    前記熱硬化性樹脂フィルムの第2平面上に形成されたもう1つの粘着層をさらに備えている導通部品。
  3. 請求項2記載の導通部品において、
    前記もう1つの粘着層に貼り付けられた剥離可能なフィルムをさらに備えている導通部品。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の導通部品において、
    前記粘着層は、前記熱硬化性フィルムに粘着剤を付着させることにより形成されている、導通部品。
  5. 互いに対向する第1平面および第2平面を有する熱硬化性樹脂フィルムを準備して、該熱硬化性樹脂フィルムの少なくとも前記第1平面上に粘着層を形成する工程(a)と、
    前記粘着層の上に、導通部材を貼り付ける工程(b)と、
    を含む導通部品の製造方法。
  6. 請求項5記載の導通部品の製造方法において、
    前記工程(a)では、前記熱硬化性樹脂フィルムの前記第1平面上に粘着剤を付着させることにより粘着層を形成する、導通部品の製造方法。
  7. 請求項6記載の導通部品の製造方法において、
    前記工程(a)では、前記熱硬化性樹脂フィルムの第2平面上にも粘着剤を付着させる、導通部品の製造方法。
  8. 請求項7記載の導通部品の製造方法において、
    前記工程(a)は、前記熱硬化性樹脂フィルムを粘着剤液に浸漬することにより行われる、導通部品の製造方法。
  9. 請求項7記載の導通部品の製造方法において、
    前記工程(b)と同時,その前またはその後に、前記第2平面上の粘着層に剥離が可能なフィルムを貼り付ける工程(c)
    をさらに含む導通部品の製造方法。
  10. 請求項5記載の導通部品の製造方法において、
    前記工程(a)では、前記第1および第2平面上に粘着層を有する熱硬化性樹脂フィルムと、前記第2平面上の粘着層に貼り付けられた剥離可能なフィルムとを有する樹脂シートを形成する、導通部品の製造方法。
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