JP2008276052A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置内の温度変動によらず装置の動作状態の補正をより高精度に制御することが可能な画像形成装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】感光体ドラム11a〜11dと、ライン129を有し、感光体ドラム11a〜11dに形成されたトナー画像が重畳転写される中間転写ベルト31と、ライン129を検知するマーク検知センサ122、123と、マーク検知センサ122、123のいずれかがライン129を二回検知する時間間隔をカウントするインターバルカウンタ200と、インターバルカウンタ200のカウント値と、マーク検知センサ122、123の配置間隔値とが対応した補正テーブルを格納し、カウント値に対応する配置間隔値を選択する補正テーブル201と、選択された配置間隔値とマーク検知センサ122、123のマーク検知タイミング情報とにより中間転写ベルト31の搬送速度を補正する搬送速度制御部300とを備えた画像形成装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置及びその制御方法に関するものである。特に、静電記録方式や電子写真記録方式等を採用した画像形成装置及びその制御方法に関するものである。
従来、様々な形式のカラー画像形成装置が提案されている。その1つに、中間転写方式のカラー画像形成装置がある。このカラー画像形成装置には、各色のトナー毎に画像形成ユニットが設けられ、各画像形成ユニットにおいて像担時体としての感光体ドラムに周知の画像形成プロセスにて各色の顕画像を形成する。そして、これらの顕画像を無端循環運動(周回駆動)する搬送体(中間転写体)、いわゆる中間転写ベルト上に順次転写(一次転写)し、供給される記録紙に一括転写(二次転写)した後に定着して、カラー画像を得る。
このような中間転写方式の画像形成装置においては、感光体ドラム上の各色の顕画像を中間転写ベルト上で重ね合わせ、一つのカラー画像を得ている。そのためこのような画像形成装置には、中間転写ベルト上に各色のレジストレーション補正用パターン画像を形成し、これらのずれ量を検出して色ずれを補正する補正手段を有するものがある。
この色ずれの主な要因の一つとしては、中間転写ベルトの速度変動によるものがある。そこで、中間転写ベルトの速度を検知して画像形成装置の動作状態を補正する技術が提案されている。例えば、中間転写ベルト上に、ベルトの搬送方向に間隔をあけて二つのマークを設け、このマークがマーク検知センサを通過する時間を検知し、二つのマーク通過時間から中間転写ベルトの搬送速度を算出するもの等がある。
この場合、中間転写ベルトの速度変動要因である画像形成装置内の昇温が発生すると、中間転写ベルトも膨張し、二つのマーク間の距離も変わってしまう。そのため、正確なベルト速度変動を検知することができなかった。
これに対し、次のようなベルト搬送装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、二つのセンサを中間転写ベルトの搬送方向に間隔をあけて配置し、二つのセンサがマークを検知する時間間隔から中間転写ベルトの搬送速度を検知し、その搬送速度が一定になるよう中間転写ベルトの駆動速度を制御するというものである。
また、二つのセンサがマークを検知する時間間隔から中間転写ベルトの搬送速度を検知し、色ずれ補正後の該速度を記憶し、その後の中間転写ベルトの搬送速度が記憶された速度と合うよう補正していくものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3344614号公報 特開2005−156877号公報
前記従来例は、二つのセンサがマークを検知する時間間隔から中間転写ベルトの搬送速度を検知するため、中間転写ベルトの熱膨張の影響を受けることなく、中間転写ベルトの搬送速度を検知することができる。
しかしながら、前記従来例によっても、2つのセンサを支持する支持部材が熱の影響を受けて膨張した場合に、この熱膨張の影響で検知速度に誤差が生じるという問題があった。
この支持部材の熱膨張による色ずれ量は、近年の高画質化の要望に対して無視できない量となっている。以下、支持部材の熱膨張による色ずれについて説明する。
線膨張係数αの支持部材で2つのセンサを所定の間隔で支持し、該支持部材の温度変動がΔTあった場合、センサ間隔rは線膨張により、
r´=(1+α*ΔT)*r・・・(1)
となる。よって、2つのセンサの検知時間間隔をtbとすると、中間転写ベルトの速度Vは、
V=(1+α*ΔT)*r/tb・・・(2)
で表わされる。
一方、従来例のように支持部材の線膨張を考慮しないで中間転写ベルト速度を計測すると、計測上のベルト速度Veは、
Ve=r/tb・・・(3)
となる。
よって、この計測上のベルト速度Veと中間転写ベルトの真の速度Vとの差ΔVが支持部材の線膨張による誤差となる。
ΔV=V−Ve=α*ΔT*r/tb・・・(4)
この速度誤差ΔVによる中間転写ベルトの色ずれ量ΔXは以下のようになる。
すなわち、複数の画像形成ユニットのうち最も距離が離れた2つの画像形成ユニットの間隔をLとする。すると画像形成装置は、1つ目の画像形成ユニットの画像が中間転写ベルトに転写されてから距離Lだけ搬送された時間に、距離Lだけ離れた画像形成ユニットでの画像が重畳転写されるように装置の補正を行う。ここで、タイミングを合わせるターゲットの時間taは、計測上のベルト速度Veで中間転写ベルトがLだけ進む時間なので、
ta=L/Ve・・・(5)
である。この時間taの間に速度誤差ΔVで生じる位置ずれ量がΔXとなる。
よって、
ΔX=ΔV*ta・・・(6)
となる。したがって、色ずれ量ΔXは、式(6)に式(3)、(4)、(5)を代入して
ΔX=L*α*ΔT・・・(7)
となる。
ここで、例えば2つのセンサの支持部材が、線膨張係数11.7×10−6の鉄であり、4つある画像形成ユニットの間隔が100[mm]の画像形成装置とする。そして、支持部材に5[℃]の温度変動が生じたとする。この場合、両端画像形成ユニット間で生じる色ずれ量は、両端画像形成ユニット間隔Lが300[mm]であるから、
ΔX=300×11.7×10−6×5=0.01755[mm]
となり、約18μmの色ずれ発生となる。
これは、現在の画像目標値に対してまったく無視できない量である。
本発明は、かかる状況下でなされたものであり、装置内の温度変動によらず画像形成装置の動作状態の補正をより高精度に制御することが可能な画像形成装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、以下の構成を備える。
(1)複数の像担持体と、マークが設けられ、前記複数の像担持体のそれぞれに形成された現像剤像が重畳転写される中間転写体とを備え、前記中間転写体に重畳転写された現像剤像を記録媒体に転写して画像を形成する画像形成装置であって、前記マークを検知する第一マーク検知手段及び第二マーク検知手段と、前記第一マーク検知手段あるいは第二マーク検知手段のいずれかが、前記マークを二回検知する時間間隔をカウントする周期カウント手段と、前記周期カウント手段のカウント値と、前記第一マーク検知手段及び第二マーク検知手段の配置間隔値とが対応した補正テーブルを格納し、前記周期カウント手段のカウント値に対応する前記配置間隔値を選択する補正テーブル手段と、前記補正テーブル手段により選択された配置間隔値と、前記第一マーク検知手段及び第二マーク検知手段によるマーク検知タイミング情報とに基づいて、前記中間転写体の搬送速度を補正する搬送速度補正手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(2)複数の像担持体と、マークが設けられ、前記複数の像担持体のそれぞれに形成された現像剤像が重畳転写される中間転写体と、前記マークを検知する第一マーク検知手段及び第二マーク検知手段とを備え、前記中間転写体に重畳転写された現像剤像を記録媒体に転写して画像を形成する画像形成装置の制御方法であって、前記第一マーク検知手段あるいは第二マーク検知手段のいずれかが、前記マークを二回検知する時間間隔をカウントする周期カウント工程と、前記周期カウント工程におけるカウント値と、前記第一マーク検知手段及び第二マーク検知手段の配置間隔値とが対応した補正テーブルから、前記周期カウント工程におけるカウント値に対応する前記配置間隔値を選択する補正テーブル工程と、前記補正テーブル工程において選択された配置間隔値と、前記第一マーク検知手段及び第二マーク検知手段によるマーク検知タイミング情報とに基づいて、前記中間転写体の搬送速度を補正する搬送速度補正工程と、を含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
本発明によれば、装置内の温度変動によらず画像形成装置の動作状態の補正をより高精度に制御することが可能な画像形成装置及びその制御方法を提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づいて説明する。
ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
以下、本実施例に係る画像形成装置について、図面を参照しながら説明する。本実施例に係る画像形成装置は、一例として、電子写真方式を採用し、複数の画像形成ユニットを併設して、中間転写体としての中間転写ベルトを用いた4ドラム型カラー画像形成装置とした。
図1は本実施例の画像形成装置の概略断面図である。
画像形成装置1には画像出力部1Pが設けられている。画像出力部1Pは、大別して画像形成部10(4つの同一構成の画像形成ユニット(ステーション)a、b、c、dが並設されている)、給紙ユニット20、中間転写ユニット30、定着ユニット40及び不図示の制御ユニットで構成されている。
ここで、個々の部、ユニットについて説明する。
画像形成部10には、図中矢印C方向に回転駆動される感光体ドラム11a、11b、11c、11d(像担持体)がその中心で軸支されている。各感光体ドラム11a〜11dには、その外周面に対向して、その回転方向に順に一次帯電器12a、12b、12c、12d、露光部13a、13b、13c、13d(光学系)、現像装置14a、14b、14c、14dが配置されている。
感光体ドラム11a〜11dは、一次帯電器12a〜12dによってその表面に均一な帯電量の電荷が与えられる。次いで、露光部13a〜13dによって、記録画像信号に応じて変調した例えばレーザービーム等の光線が感光体ドラム11a〜11d上に露光されて、各感光体ドラム11a〜11dに静電潜像を形成される。そして、各静電潜像は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色のトナー(現像剤)をそれぞれ収納した現像装置14a〜14dによってトナー画像(現像剤像)として顕像化される。
現像装置14a〜14dの感光体ドラム回転方向下流側には、感光体ドラム11a〜11dと中間転写ベルト31とが当接し、感光体ドラム11a〜11dに形成されたトナー画像を中間転写ベルト31に転写する一次転写部Ta、Tb、Tc、Tdが形成される。一次転写部Ta〜Tdの感光体ドラム回転方向下流側では、感光体ドラム11a〜11d上に残されたトナーがクリーニング装置15a、15b、15c、15dによって掻き落とされて、感光体ドラム11a〜11dの表面が清掃される。
以上説明したプロセスを経て各トナーによる画像形成が順次行われる。
一方、給紙ユニット20は、記録材P(記録媒体)を収納するためのカセット21a、21b及び手差しトレイ27を有する。カセット21a、21b、手差しトレイ27には、それぞれ収容された記録材Pを1枚ずつ送り出すためのピックアップローラ22a、22b、26が設けられている。各ピックアップローラ22a、22b、26から送り出された記録材Pは、給紙ローラ対23により給紙ガイド24を通って搬送される。そして、記録剤Pは、画像形成部10での画像形成タイミングに合わせて記録材Pを二次転写部Teへ送り出すためのレジストローラ25a、25bに搬送される。なお、カセット、手差しトレイの設置個数等については特にこれに限定されない。
中間転写ユニット30は中間転写ベルト31(中間転写体)を有している。また、中間転写ユニット30は、中間転写ベルト31に駆動力を伝達し、搬送駆動する駆動ローラ32(駆動手段)、レジマーク検出センサ60、61に対向して設けられたバックアップローラ62を有する。さらに、不図示のバネ等の加圧機構の付勢力によって中間転写ベルト31に適度な張力を与えるテンションローラ33、中間転写ベルト31を挟んで後述する二次転写装置36に対向する位置に配置された二次転写内ローラ34を有する。中間転写ベルト31は、駆動ローラ32と、バックアップローラ62と、テンションローラ33と、二次転写内ローラ34とに巻回されている。なお、中間転写ベルト31の材質としては、例えばPI[ポリイミド]やPVdF[ポリフッ化ビニリデン]等が選定される。
駆動ローラ32とバックアップローラ62の間には、一次転写平面Aが形成される。駆動ローラ32は、金属ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタン又はクロロプレン)がコーティングされて形成され、これにより中間転写ベルト31とのスリップが防がれている。なお、駆動ローラ32は不図示のパルスモータによって回転駆動される。不図示の加圧機構によって付勢されるテンションローラ33はアライメントが調整可能になっており、中間転写ベルト31の蛇行を補正することができる。
各感光体ドラム11a〜11dと中間転写ベルト31が対向する一次転写部Ta〜Tdには、中間転写ベルト31を挟んで感光体ドラム11a〜11dに対向する位置に一次転写装置35a、35b、35c、35dが配置されている。また、中間転写ベルト31を挟んで二次転写内ローラ34に対向する位置に二次転写装置36が配置されて、二次転写部Teが形成される。
二次転写部Teの中間転写ベルト31搬送方向(図中矢印B方向)下流側には、中間転写ベルト31のトナー画像担持面をクリーニングするためのクリーニング装置50が配置される。クリーニング装置50は、クリーナブレード51と廃トナーを収納する廃トナーボックス52で構成されている。なお、クリーナブレード51の材質としてはポリウレタンゴム等が用いられる。
定着ユニット40は、内部にハロゲンヒータ等の熱源を備えた定着ローラ41aと、定着ローラ41aに圧接する加圧ローラ41bを有する。加圧ローラ41bにも熱源を備える構成であってもよい。また、定着ユニット40は、定着ローラ41aと加圧ローラ41bのニップ部へ記録材Pを導くための搬送ガイド43、定着ローラ41aと加圧ローラ41bから排出された記録材Pを装置外部に導き出すための内排出ローラ44、外排出ローラ45等を有する。
制御ユニットは、前記各部、ユニット内の機構の動作を制御するための制御基板90や不図示のモータドライブ基板等で構成されている。
次に、本画像形成装置の動作について説明する。
画像形成動作開始信号が発せられると、まず、例えばピックアップローラ22aによってカセット21aから記録材Pが1枚ずつ送り出される。そして、記録材Pは給紙ローラ対23によって給紙ガイド24の間を案内されてレジストローラ25a、25bまで搬送される。このとき、レジストローラ25a、25bは停止しており、記録材Pの先端はレジストローラ25a、25bで形成されるニップ部に突き当たる。
その後、画像形成部10が画像形成を開始するタイミングに合わせて、レジストローラ25a、25bは回転を開始する。レジストローラ25a、25bの回転開始タイミングは、記録材Pと、画像形成部10から中間転写ベルト31に一次転写されたトナー画像とが、二次転写部Teにおいて一致するように設定されている。
一方、画像形成部10では、画像形成動作開始信号が発せられると、前述したプロセスを経て中間転写ベルト31の回転方向最上流側の感光体ドラム11dにトナー画像が形成される。形成されたトナー画像は、高電圧が印加された一次転写装置35dによって、一次転写部Tdにおいて中間転写ベルト31に一次転写される。そして、中間転写ベルト31に一次転写されたトナー画像は次の一次転写部Tcまで搬送される。中間転写ベルト31搬送方向下流側の次の感光体ドラム11cには、各ステーション間をトナー画像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われている。感光体ドラム11cに形成されたトナー画像は、感光体ドラム11dから中間転写ベルト31に転写された画像の上にレジストを合わせて転写される。そして、同様の工程が繰り返されて、最終的に4色のトナー画像が中間転写ベルト31に重畳されて一次転写される。重畳転写されたカラートナー画像は、二次転写部Teに搬送される。
その後、記録材Pが二次転写部Teに進入して中間転写ベルト31に接触すると、記録材Pの通過タイミングに合わせて二次転写装置36に高電圧が印加される。そして、前述したプロセスによって中間転写ベルト31に形成された4色のトナー画像が記録材Pに転写される。トナー画像が転写された記録材Pは、搬送ガイド43によって定着ユニット40の定着ローラ41aと加圧ローラ41bのニップ部まで案内される。そして、定着ローラ41a、加圧ローラ41bの熱及びニップの圧力によって、トナー画像が記録材Pに定着され、トナー画像が定着された記録材Pは内排出ローラ44と外排出ローラ45によって搬送されて機外に排出される。
続いて、レジストレーション補正機構について説明する。
図5は、レジストレーション補正機構を説明するための概略図である。
レジマーク検出センサ60及び61は、光源としてのLEDと反射光を検出する受光素子とで構成され、主走査方向(記録材搬送方向と直角方向)に間隔をおいて配置される。レジマーク検出センサ60及び61から得られた電気信号は、CPU80に送られ、CPU80の画像位置検出回路81にて色ずれ量が算出される。
図6、図7を用いてレジマーク70及び71について説明する。
k枚目の記録材Pに転写される画像とk+1枚目の記録材Pに転写される画像との間にレジマーク70及び71が形成される。図6中の矢印は、画像の搬送方向を示している。レジマーク70及び71は、中間転写ベルト31の、それぞれレジマーク検出センサ60及び61のスラスト位置と一致した位置に形成される。そして、レジマーク検出センサ60、61の直下をレジマーク70、71が通過する際に、所定の電気信号が得られる。
例えば、レジマーク70、71は図7に示すように、任意の基準色の斜めラインKa及びKbの間に形成された補正対象色の斜めラインCaと、基準色の斜めラインKc及びKdの間に形成された補正対象色の斜めラインCbとで構成される。ここで、主走査方向(記録材搬送方向と直角方向)にΔV、副走査方向(記録材搬送方向と平行方向)にΔHの色ずれが生じている場合、斜めラインCa及びCbは、理想位置の斜めラインCaS及びCbSからそれぞれΔV及びΔHだけずれた位置に形成される。
このとき、レジマーク検出センサ60及び61の出力としては、画像がない部分(中間転写ベルト31の下地部分)ではHiの出力が、画像がある部分(斜めラインKa、Ca、Kb、Kc、Cb、Kdの部分)ではLoの出力が得られる。それぞれのLo出力部分の重心間距離をA1、A2、B1、B2とすると、主走査方向の色ずれ量ΔVと副走査方向の色ずれ量ΔHは、以下の式に基づいて算出される。
ΔV={(B2−B1)/2−(A2−A1)/2}/2
ΔH={(B2−B1)/2+(A2−A1)/2}/2
画像位置検出回路81にて色ずれ量が算出されると、次に、色ずれ量ΔV及びΔHを補正するために必要な補正量を、補正量算出回路82にて算出する。さらに制御回路83は、補正量算出回路82で算出された補正量に応じて、露光部13a〜13d内の不図示のレンズあるいはミラーを調整し、かくして色ずれが補正される。
この色ずれ補正を、任意の基準色以外の全ての色を対象色として実施すれば、全ての色が基準色と一致するように補正することができる。
前述のように中間転写ベルト31上にレジマーク70、71を形成し、これを検知することで行うレジストレーション補正は、その時点では色ずれを高精度に補正することができる。しかしながら、このレジマークを形成して行うレジストレーション補正は、実際にトナーによりレジマークを形成する都合から、トナー消費につながる。また、レジマーク形成、クリーニング等により画像形成装置のダウンタイムが生じることになる。そこで、所定の間隔や装置内の温度変動状況に応じて、該レジストレーション補正を行うことになる。
ここで、前述のレジストレーション補正から次のレジストレーション補正までの間においても、画像形成装置内の温度変動はあるため、その間に色ずれが発生することが問題となる。レジストレーション補正間の変動で最も色ずれに影響を及ぼす要因の一つは、中間転写ベルト31の駆動ローラ32の温度変動による直径変化である。駆動ローラ32の外径が昇温により変化すると、中間転写ベルト31の搬送速度の変化となって現れる。そのため、前記レジストレーション補正によって合わせた各画像形成ユニットでの画像形成位置と、中間転写ベルト31によって搬送される他色の画像の位置とが合わなくなり、色ずれ画像が生じてしまう。
これを防ぐために、本実施例においては中間転写ベルト31の搬送速度を検知して、補正するための速度検知部120(速度検知手段)及び搬送速度制御部300(搬送速度補正手段)を設けている。図4に示すように、速度検知部120は支持部材121を有し、支持部材121にマーク検知センサ122(第二マーク検知手段)、マーク検知センサ123(第一マーク検知手段)を保持している。そして、速度検知部120は、中間転写ベルト31の内面に対向して配置されている。また、中間転写ベルト31の内面には予め不滅インクで形成されたライン129(マーク)が設けられており、マーク検知センサ122、123はライン129が通過する際に出力信号を変化させるように構成されている。
また、搬送速度制御部300は、速度算出回路126、比較回路127、制御回路128を有する。
続いて、速度検知部120及び搬送速度制御部300の動作について説明する。
図4に示すように、中間転写ベルト31が搬送されると、ライン129がマーク検知センサ122、123の対向位置を通過する。その際にマーク検知センサ122、123から、センサ間の距離分タイミングがずれたライン通過タイミング情報が出力され、速度算出回路126に入力される。速度算出回路126では、マーク検知センサ122、123のライン通過タイミングの差分Δt[sec]、マーク検知センサ122、123間の設計距離R[mm]から、ベルト搬送速度V1[mm/sec]=R/Δtが導かれる。
比較回路127において、速度算出回路126で算出されたベルト搬送速度V1と、中間転写ベルト31のレジストレーション補正時の搬送速度V0[mm/sec]が比較される。そして、比較回路127から、レジストレーション補正時の搬送速度V0を維持するための増減速信号が制御回路128に送信される。制御回路128は、駆動ローラ32の駆動速度補正を行うべく、駆動ローラ32に回転駆動力を伝達するモータ202に制御パルスを送信する。
次に、装置内の温度変動を間接的に検知し、マーク検知センサ122、123間の設計距離Rの補正値R’をテーブルから選択する構成、動作について説明する。図8は、中間搬送ベルト搬送速度制御のフローチャートである。
この処理は、本画像形成装置のCPU(不図示)がROM(不図示)に格納された制御プログラムに基づいて、各部を制御しながらRAM(不図示)を作業領域として用いて実行するものである。
図8において、感光体ドラム11a〜11d及び中間転写ベルト31の駆動モータがオンして(ステップS1)、中間転写ベルト31が駆動を開始する。次に、マーク検知センサ123がライン129を検知したか否かを判断する(ステップS2)。マーク検知センサ123がライン129を検知したら、マーク検知センサ122がライン129を検知したか否かを判断する(ステップS3)。マーク検知センサ122がライン129を検知したら、速度算出回路126はライン129のセンサ間移動時間を記憶する(ステップS4)。
その後、再び、マーク検知センサ122がライン129を検知したか否かを判断する(ステップS5)。その後、図4に示すインターバルカウンタ200(周期カウント手段)は、マーク検知センサ122がライン129を二回検知した時間間隔をカウントし、中間転写ベルト31の周期のカウント値として出力する。本実施例ではマーク検知センサ122を用いて中間転写ベルト31の周期を検知しているが、マーク検知センサ123を用いても差し支えない。装置内の温度上昇時は、駆動ローラ32が膨張してその径が増大し、中間転写ベルト31がより速い速度で搬送される。そのため、図2に示すように、インターバルカウンタ200が出力するカウント値は、所定の定温時がITVL_1とすると、温度上昇時のITVL_2はITVL_1より短くなる。
201は、インターバルカウンタ200のカウント値に対応した、マーク検知センサ122、123の配置間隔値が格納されている補正テーブル(補正テーブル手段)である。すなわち、予め所定温度下でのインターバルカウンタ200のカウント値と、マーク検知センサ122、123の配置間隔値との対応関係を実験により求めておく。そして、図3に示すように、インターバルカウンタ200のカウント値がある所定レンジの時に、それに相当するマーク検知センサ間隔情報が選択されるように、ベルト周期とセンサ間隔の対応が補正テーブル201に格納されている。
例えば、定温時のカウント値ITVL_1が、ベルト周期t4〜t5の範囲にあるとすると、マーク検知センサの間隔値はR’4が選択される。そして、温度上昇時のカウント値ITVL_2が、ITVL_1よりも短くなり、ベルト周期t3〜t4の範囲にあるとすると、マーク検知センサの間隔値はR’4より長いR’3が選択される(ステップS6)。
選択されたセンサ間隔値R’は、速度算出回路126においてマーク検知センサ122、123間の設計距離Rに置き換わり、ステップS4において記憶されたセンサ間移動時間とから中間転写ベルト31の搬送速度が算出される(ステップS7)。その後、比較回路127でレジストレーション補正時の搬送速度V0(目標速度)との比較が行われる。その比較結果が制御回路128に送信され、モータ速度の増減制御が行われる(ステップS8)。
その後、駆動モータがオフしていないか否かを判断し(ステップS9)、オンしていれば、前述の制御を再び開始し、オフしていれば制御を終了する(ステップS10)。
以上、本実施例においては、中間転写ベルトの周期を、1つのマーク検知センサがマークを二回検知するインターバルをカウントすることによって求める。そして、その情報から、予め実験により相関関係が把握されているマーク検知センサの配置間隔値を求め、中間転写ベルトの搬送速度算出に適用する。これにより、温度センサを用いることなく、中間転写ベルトのマーク検知センサの支持部材の膨張具合を検知することができる。そして、環境温度の影響でマーク検知センサの支持部材が膨張した場合でも、中間転写ベルトの速度変動を把握でき、これを駆動ローラの回転速度制御にフィードバックすることにより、安定した中間転写ベルトの速度制御が遂行できる。
また、支持部材の熱膨張による中間転写ベルトの搬送速度誤差の影響を低減するための一つの方法としては、レジストレーション補正を頻繁に行うという方法が考えられる。しかしながら、前述のとおりレジストレーション補正にはレジストレーションパターンの形成等に時間を要するため、ダウンタイムが発生し画像形成装置の生産性が低下するという問題がある。また、レジストレーションパターンの形成はトナーを用いて行うため、トナー消費の増加を招くという問題がある。これに対し、本発明によれば、画像形成装置の高い生産性を維持し、かつトナー消費の増加を回避しつつ、装置内の温度変動によらず画像形成装置の動作状態の補正をより高精度に制御することができる。
実施例1の画像形成装置の概略断面図 中間転写ベルトの周速変動を示す模式図 ベルト周期とセンサ間隔の対応を格納した補正テーブルを示す図 速度検知部及び搬送速度制御部の概略図 レジストレーション補正機構を説明するための概略図 レジマークを説明するための概略図 レジマークを説明するための概略図 中間搬送ベルト搬送速度制御のフローチャート
符号の説明
P 記録材(記録媒体に対応)
11a、11b、11c、11d 感光体ドラム(像担持体に対応)
31 中間転写ベルト(中間転写体に対応)
122 マーク検知センサ(第二マーク検知手段に対応)
123 マーク検知センサ(第一マーク検知手段に対応)
129 ライン(マークに対応)
200 インターバルカウンタ(周期カウント手段に対応)
201 補正テーブル(補正テーブル手段に対応)
300 搬送速度制御部(搬送速度補正手段に対応)

Claims (4)

  1. 複数の像担持体と、マークが設けられ、前記複数の像担持体のそれぞれに形成された現像剤像が重畳転写される中間転写体とを備え、前記中間転写体に重畳転写された現像剤像を記録媒体に転写して画像を形成する画像形成装置であって、
    前記マークを検知する第一マーク検知手段及び第二マーク検知手段と、
    前記第一マーク検知手段あるいは第二マーク検知手段のいずれかが、前記マークを二回検知する時間間隔をカウントする周期カウント手段と、
    前記周期カウント手段のカウント値と、前記第一マーク検知手段及び第二マーク検知手段の配置間隔値とが対応した補正テーブルを格納し、前記周期カウント手段のカウント値に対応する前記配置間隔値を選択する補正テーブル手段と、
    前記補正テーブル手段により選択された配置間隔値と、前記第一マーク検知手段及び第二マーク検知手段によるマーク検知タイミング情報とに基づいて、前記中間転写体の搬送速度を補正する搬送速度補正手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記中間転写体を搬送駆動する駆動手段を備え、
    前記搬送速度補正手段は、前記補正テーブル手段により選択された配置間隔値と、前記第一マーク検知手段及び第二マーク検知手段によるマーク検知タイミング情報とに基づいて前記中間転写体の搬送速度を算出し、算出された前記搬送速度を所定の目標速度と比較し、比較結果を基に前記駆動手段の駆動速度の制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記所定の目標速度は、前記中間転写体に所定の現像剤像を形成し、該現像剤像の形成位置を検知することで前記複数の像担持体に形成される現像剤像の位置を補正するレジストレーション補正における前記中間転写体の搬送速度であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 複数の像担持体と、マークが設けられ、前記複数の像担持体のそれぞれに形成された現像剤像が重畳転写される中間転写体と、前記マークを検知する第一マーク検知手段及び第二マーク検知手段とを備え、前記中間転写体に重畳転写された現像剤像を記録媒体に転写して画像を形成する画像形成装置の制御方法であって、
    前記第一マーク検知手段あるいは第二マーク検知手段のいずれかが、前記マークを二回検知する時間間隔をカウントする周期カウント工程と、
    前記周期カウント工程におけるカウント値と、前記第一マーク検知手段及び第二マーク検知手段の配置間隔値とが対応した補正テーブルから、前記周期カウント工程におけるカウント値に対応する前記配置間隔値を選択する補正テーブル工程と、
    前記補正テーブル工程において選択された配置間隔値と、前記第一マーク検知手段及び第二マーク検知手段によるマーク検知タイミング情報とに基づいて、前記中間転写体の搬送速度を補正する搬送速度補正工程と、を含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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