JP2008275697A - 光源装置およびこれを備えた投射型表示装置 - Google Patents

光源装置およびこれを備えた投射型表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光の利用効率を確保しつつ、光源装置から外部へ漏洩する電磁波の量をより確実に所定の規制値以下になるように低減することが可能な光源装置およびこれを備えた投射型表示装置を提供する。
【解決手段】光源装置1では、高周波電流を流すことで放電発光する無電極放電ランプ2を備えているとともに、液晶ライトバルブ63b,65b,71b等の光変調素子まで光を導く各種光学部品(レンズアレイ21,22、PSコンバータ8、コンデンサレンズ9、ミラー61等、レンズ63a等)を、導電性のケース部11によって覆っている。ケース部11は、光が入射する第1開口11aと、光を出射する第2開口11bとを有している。
【選択図】図6

Description

本発明は、高周波の電磁界を外部から印加することで発光する無電極放電ランプを用いた光源装置およびこれを備えた投射型表示装置に関する。
空間光変調素子を用いた投射表示装置は、空間光変調素子を照明する光に映像信号に応じた光変調を与え、変調された変調光を拡大投影するものである。このような投射表示装置では、高輝度が望まれるため、光源としてメタルハライド、キセノンランプ等の高輝度な放電ランプが採用されている。
また、上記メタルハライド、キセノンランプ等の有電極放電ランプは、放電によって電極が消耗しランプの寿命が短いことから、近年、電極を有さない長寿命の無電極放電ランプを用いた光源装置が提供されている。ところが、無電極放電ランプは、高周波で放電点灯するという発光原理を有するため発光時に強い電磁波が発生する。このため、周辺電子機器への影響(いわゆる、不要輻射)等を防止するために、電磁波を遮蔽するための電磁波遮蔽手段が必要となる。
なお、このような不要輻射を防止するための漏洩した電磁波の量を規定した規格として、IEC(The International Electrotechnical Commission)や、FCC(Federal Communications Commission)、EMC(Electromagnetic Compatibility)等がある。よって、光源装置を製品化していくためには、光源装置からの電磁波の漏洩量を、このような規格において定められた所定値以下にすることが重要である。
例えば、特許文献1には、無電極放電ランプを用いた場合でも、電磁波の漏洩を低減し外部取り出し効率の高い発光が得られるようにするために、焦点位置に接地用導体ケースの孔を配置した光源装置が開示されている。
特開2003−178605号公報(平成15年6月27日公開)
しかしながら、上記従来の装置では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示された装置では、ランプから出射された光が集光された位置に小さな開口を設けることにより、光の利用効率をできるだけ落とすことなく、漏洩電磁波の量を所定値以上低減する構成を採用している。しかし、無電極放電ランプに印加される高周波は一般的に基本波880MHz〜2GHzとされているが、ランプの出力波形の歪みによって3.0〜6.0GHzの高調波が発生するおそれがある。この場合、上記従来の構成では、電磁波の低減量が必ずしも十分ではなく、外部へ電磁波の漏洩を確実に防止できるとは言い難い。
本発明の課題は、光の利用効率を確保しつつ、光源装置から外部へ漏洩する電磁波の量をより確実に所定の規制値以下になるように低減することが可能な光源装置およびこれを備えた投射型表示装置を提供することにある。
第1の発明に係る光源装置は、高周波によって放電発光する無電極放電ランプと、集光レンズと、筐体部と、筒状部材と、を備えている。集光レンズは、無電極放電ランプから出射された光を集光させる。導電性の筐体部は、無電極放電ランプの光出射方向に開口部を有しており、無電極放電ランプおよび集光レンズを内包して無電極放電ランプから放出される電磁波を遮蔽する。導電性の筒状部材は、筐体部の開口部側に取り付けられており、光の進行方向に沿って配置され光を光変調素子まで導く複数の光学部品までの構成を覆う。さらに、筒状部材は、少なくとも筐体部と接続される一方の端部と反対側の端部とにそれぞれ光が通過する開口を有する。
ここでは、誘導コイルに対して高周波電流を流すことによって、水銀蒸気が封入されたバルブ内に高周波電磁界を発生させ、この高周波電磁界により発生する誘導電界が水銀蒸気を励起させて生じた紫外線をバルブ内面の蛍光体に当てて発光させる無電極放電ランプを搭載した光源装置において、発光過程において発生する電磁波が外部に漏れて不要輻射となることを防止しつつ、高い光利用効率を得られるように、以下のような構成を採用している。
具体的には、無電極放電ランプを光源として用いた光源装置において、無電極放電ランプと集光レンズとを収納した導電性の筐体部に形成された開口部に対して導電性の筒状部材を取り付けている。そして、この筒状部材は、光源から照射された光を光変調素子まで導く複数の光学部品までを覆うように形成されている。
ここで、上記光学部品には、光変調素子として液晶パネルを用いる場合には、色分解・合成系のミラーやレンズ等、光変調素子としてDMD(Digital Micromirror Device)を用いる場合には、カラーホイールやリレーレンズ等が含まれる。
通常、液晶パネルやDMDを用いた投射型表示装置では、無電極放電ランプを光源として用いた場合には、電磁波の遮蔽とともに、下流側に入射される光の利用効率を向上させる必要がある。このため、光路を妨げることのないように光束に比べて大きな開口を設ける一方で、この開口からの電磁波の漏洩を低減する必要がある。
本発明の光源装置では、光源だけでなく、光の進行方向における下流側に配置された集光レンズや光変調素子まで光を導く各種光学部品までの構成を、導電性の筐体や筒状部材によって覆っている。
これにより、光源装置内において発生した電磁波の漏洩をより効果的に抑制しつつ、光の利用効率の低下を防止することができる。この結果、無電極放電ランプにおいて出力波形の歪みによって高調波(例えば、3〜6GHz)が発生して通常よりも大きな電磁波が発生した場合でも、電磁波を筒状部材の内部において確実に低減することで、電磁波の外部への漏洩をより確実に防止することができる。
第2の発明に係る光源装置は、第1の発明に係る光源装置であって、筒状部材は、光が集光する位置に開口を有している。
ここでは、例えば、集光レンズ等によって集光された光束の径が最も小さくなる位置に開口を設けている。
ここで、上記開口は、筒状部材の上下流側における両端の開口であってもよいし、その途中に形成された開口であってもよい。
これにより、最小に形成された開口によって、光路が妨げられることなく、電磁波については効果的に低減することができる。そして、光の集束部分を筒状部内において複数箇所設けて開口の数を増やした場合には、光が開口を通過するたびに段階的に電磁波の量を低減させることができる。よって、光源装置内で高調波が発生した場合でも、より効果的に電磁波の漏洩量を抑制することができる。
第3の発明に係る光源装置は、第1または第2の発明に係る光源装置であって、筒状部材は、光変調素子において変調された光を表示画面上に投射する投射レンズまで覆うように形成されている。
ここでは、筒状部材が、スクリーン等の表示画面上に光を拡大して投射する投射レンズの配置された部分まで覆うように構成されている。
これにより、光の進行方向におけるさらに下流側までの部分を導電性の筒状部材によって覆うことができる。この結果、高調波が発生した場合でも、さらに効果的に電磁波の漏洩量を低減することができる。
第4の発明に係る光源装置は、第1から第3の発明のいずれか1つに係る光源装置であって、光学部品は、カラーホイールあるいはリレーレンズを含んでいる。
ここでは、光源装置が、光変調素子としてDMDを用いた光源装置に含まれるカラーホイールやリレーレンズを光学部品として備えている。
これにより、光変調素子としてDMDを用いた光源装置であっても、DMDに対してRGB3原色のカラー光を供給するカラーホイール等まで導電性の光学部品によって覆うことで、高調波発生時における外部への電磁波の漏洩を効果的に防止することができる。
第5の発明に係る光源装置は、第1から第3の発明のいずれか1つに係る光源装置であって、光学部品は、色分解・合成用のミラー、レンズを含んでいる。
ここでは、光源装置が、光変調素子として液晶パネルを用いた光源装置に含まれる色分解・合成用のミラー、レンズを光学部品として備えている。
これにより、光変調素子として液晶パネルを用いた光源装置であっても、RGB3原色のカラー光を生成する分解・合成ミラー、レンズ等まで導電性の光学部品によって覆うことで、高調波発生時における外部への電磁波の漏洩を効果的に防止することができる。
第6の発明に係る光源装置は、第1から第5の発明のいずれか1つに係る光源装置であって、開口の付近に配置された光学部品は、少なくとも光の通過する領域に透明導電性膜を含んでいる。
ここでは、開口部の付近にセットされたレンズ等の光学部品が、その光が通過する部分の表面あるいは内部に、透明な導電性膜を含むように構成されている。
これにより、光の通過を妨げることなく、開口から漏れ出そうとする電磁波を透明導電性膜によって捕獲して、外部への漏洩量をさらに効果的に低減することができる。この結果、装置内において高調波が発生しても、外部への電磁波の漏洩を効率よく防止することができる。
第7の発明に係る光源装置は、第1から第6の発明のいずれか1つに係る光源装置であって、筒状部材は、金属製、あるいは金属製のメッキによって形成されている。
ここでは、例えば、部品全体をアルミや銅等の金属製とするか、樹脂製の部品をアルミ等の金属製のメッキ処理することによって、筒状部材に導電性を付与している。
これにより、比較的安価かつ容易に筒状部材に対して導電性を付与することができる。
第8の発明に係る投射型表示装置は、第1から第7の発明のいずれか1つに係る光源装置を備えている。
これにより、高調波が発生した場合でも、電磁波を筒状部材の内部において確実に低減することで、電磁波の外部への漏洩をより確実に防止することができる、という上記と同様の効果を得ることが可能な投射型表示装置を提供することができる。
本発明に係る光源装置によれば、高調波が発生した場合でも、電磁波を筒状部材の内部において確実に低減することで、電磁波の外部への漏洩をより確実に防止することができる。
本発明の一実施形態に係る光源装置を搭載した三板式液晶プロジェクタ(投射型表示装置)60について、図1〜図8を用いて説明すれば以下の通りである。
[液晶プロジェクタ60全体の構成]
本実施形態に係る液晶プロジェクタ60は、いわゆる三板式液晶プロジェクタ60であって、光源装置1と、ダイクロイックミラー61,64と、反射ミラー62,67,69と、液晶ライトバルブ63b,65b,71bと、入射側レンズ66と、リレーレンズ68と、出射側レンズ63a,65a,71aと、ダイクロイックプリズム73と、投射レンズ74と、を含むように構成されている。
無電極放電ランプ2より照射された光は、まず赤反射ダイクロイックミラー61において赤色光が反射し、青、緑色光は透過される。
赤色光は、反射ミラー62で反射され、出射側レンズ63aを経て第1液晶ライトバルブ63bに達する。一方、赤反射ダイクロイックミラー61において透過された青色光および緑色光のうち緑色光は、緑反射ダイクロイックミラー64において反射され、出射側レンズ65aを経て第2液晶ライトバルブ65bに達する。青色光は、緑反射ダイクロイックミラー64を透過した後、入射側レンズ66、リレーレンズ68、出射側レンズ71aから形成されるリレーレンズ系に反射ミラー67,69を加えて構成された導光手段により第3液晶ライトバルブ71に導かれる。第1・第2・第3液晶ライトバルブ63b,65b,71bにおいて各色に対応した映像信号にあわせて変調された光は、ダイクロイックプリズム73に入射する。ダイクロイックプリズム73は、赤反射の誘電体多層膜と青反射の誘電体多層膜とを十字状に交差させて有しており、それぞれの変調光束を合成する。ここで合成された光は、投射レンズ74を透過して、図示しないスクリーン上に映像を形成する。なお、ダイクロイックミラー61とダイクロイックミラー64、ダイクロイックプリズム73のそれぞれの分光特性を変更することで、赤色、青色、緑色のルートを変更することができる。
[光源装置1の構成]
光源装置1は、主として、液晶プロジェクタやリアプロジェクションテレビ等の投射型表示装置に搭載される光源であって、図2に示すように、無電極放電ランプ2と、光インテグレータ3と、金属マスク4、筐体部5と、PSコンバータ8と、コンデンサレンズ9と、を備えている。
(無電極放電ランプ2)
無電極放電ランプ2は、600MHz〜1GHzの高周波電力を印加することにより発光する光源であって、図2に示すように、放電発光するバルブ2aと、高周波電源回路2bと、反射鏡2cと、レンズ2d,2eを有している。
バルブ2aは、上記高周波電源回路2bから高周波電力が付与されることで、水銀蒸気が封入されたバルブ2a内に高周波電磁界が発生し、この高周波電磁界により発生する誘導電界が水銀蒸気を励起させて生じた紫外線がバルブ2aの内面の蛍光体に当たって発光する。
高周波電源回路2bは、上記バルブ2aの内部に電磁界を発生させる誘導コイル(図示せず)に高周波電力を供給する。
反射鏡2cは、バルブ2aにおいて発光した光を所定の方向(出射方向)に送り出すために、バルブ2aの周りを覆うように配設されている。
レンズ2d,2eは、バルブ2aから照射された光を平行光に調整するために、バルブ2aからみて光の出射方向に配置されている。
(光インテグレータ3)
光インテグレータ3は、無電極放電ランプ2から照射される光の照度を照射面方向において均一化するための光学系の部品であって、第1レンズアレイ21と、第2レンズアレイ22と、を有している。
第1レンズアレイ21は、無電極放電ランプ2の光出射側に配設されており、複数の矩形状の微小レンズ(レンズ群)21aが、アレイ状に配列されている。
第2レンズアレイ22は、図2に示すように、第1レンズアレイ21の焦点位置近傍に配置されており、第1レンズアレイ21と同様に、微小レンズ21aに対応して複数の微小レンズ22aが、アレイ状に配列されている。
(金属マスク4)
金属マスク4は、図2に示すように、光インテグレータ3を構成する第2レンズアレイ22とPSコンバータ8との間に、光出射方向と略直交する方向に沿って配置されている。そして、金属マスク4は、第2レンズアレイ22側からPSコンバータ8における所定の領域にのみ光を入射させて、PSコンバータ8に入射する有効光のクオリティを高めている。
(筐体部5)
筐体部5は、無電極放電ランプ2から放射される電磁波を遮蔽するための電磁波シールド部材であって、光源シールド部6と、光出射方向に突出したインテグレータシールド部7と、を有している。具体的には、筐体部5は、図2に示すように、グランドに接地されており、筐体部5で遮蔽した電磁波を電気的にグランドに放電させている。
光源シールド部6は、図2に示すように、無電極放電ランプ2を形成するバルブ2a、高周波電源回路2b、反射鏡2cおよびレンズ2d,2eを覆うように配置されている。そして、光源シールド部6は、無電極放電ランプ2の光出射方向側にインテグレータシールド部7を取り付けるための開口部(開口部)6aを有している。無電極放電ランプ2から照射された光は、この開口部6aを介してインテグレータシールド部7内に出射される。なお、本実施形態の光源装置1においては、無電極放電ランプ2と、光源シールド部6とで、光源ユニット18を構成している。
インテグレータシールド部7は、図2、図3(a)および図3(b)に示すように、両端部(取付開口(開口)7a,端部開口(開口)7b)が開放された略円筒状の部材であって、図2および図4に示すように、光インテグレータ3を形成する第1レンズアレイ21および第2レンズアレイ22と、金属マスク4と、PSコンバータ8と、を支持している。また、インテグレータシールド部7は、一方の端部である取付開口7a側が光源シールド部6の開口部6a側に、他方の端部開口7bが後述するケース部(筒状部材)11の第1開口11a側に、それぞれ連結される。これにより、光源シールド部6に内包されている無電極放電ランプ2から照射された光は、開口部6aおよび取付開口7aを通過し、光インテグレータ3等が配置されたインテグレータシールド部7内を通過して、もう一方の端部(端部開口(開口)7b)から出射される。そして、出射された光は、上述した液晶ライトバルブ63b,65b,71b等を収納したケース部11の第1開口11aから進入し、ダイクロイックミラー61等を経由してRGB3原色に分離されて各色に対応する液晶ライトバルブ63b,65b,71bを通過し、合成された後で第2開口11bから出射される。なお、本実施形態の光源装置1では、第1レンズアレイ21、第2レンズアレイ22、金属マスク4、PSコンバータ8およびコンデンサレンズ9が、この順番で取付開口7a側からインテグレータシールド部7の内面側において支持された状態で取り付けられてインテグレータユニット19を構成している。そして、このインテグレータユニット19は、光源ユニット18に対して着脱可能な状態で取り付けられている。また、インテグレータシールド部7には、図4および図5(a)に示すように、取付開口7a側から第1レンズアレイ21が、図4および図5(b)に示すように、端部開口7b側から金属マスク4とPSコンバータ8とが、それぞれ取り付けられる。
筐体部5を構成する光源シールド部6およびインテグレータシールド部7は、導電性の良好なアルミニウムや銅等の金属によって形成されており、無電極放電ランプ2から放射される電磁波を遮蔽することが可能である。具体的には、光源シールド部6およびインテグレータシールド部7の少なくとも一方がグランドに接地されており、遮蔽した電磁波を電気的にグランドに導通させている。これにより、筐体部5から外部へ漏洩する電磁波の量を所定の規制値以下になるように維持することが可能となり、外部機器への不要輻射の影響を低減することができる。
(PSコンバータ8)
PSコンバータ8は、図2に示すように、光出射方向における金属マスク4の直下流側に隣接して配置されており、入射する光の偏光成分(P偏光、S偏光)を揃えて一方向の直線偏光成分、例えば、S偏光成分をP偏光成分に変換する。
PSコンバータ8では、上述した金属マスク4によって、プリズムにのみ光が入射するように設定されている。このため、PSコンバータ8に入射した光は、プリズム内を通過して偏光分離膜において偏光分離される。このとき、P偏光成分は、偏光分離膜をそのまま通過して出射される一方、S偏光成分については偏光分離膜において反射されて反射膜の方へ導かれたのち、半波長板を通過して出射されることで、PSコンバータ8に入射したランダムな偏光成分を全てP偏光成分へと変換して出力することで、光の利用効率の向上が図れる。
(コンデンサレンズ9)
コンデンサレンズ9は、PSコンバータ8によって偏光面が統一された直線偏光成分(ここでは、P偏光成分)を液晶ライトバルブ63b,65b,71b等の空間光変調素子に導くレンズであって、PSコンバータ8の光出射方向における直下流側に配置されている。
(ケース部11)
ケース部11は、図1および図6に示すように、上述したダイクロイックミラー61,64や反射ミラー62,67,69、投射レンズ74を含むレンズ類66,68,63a,65a,71a、液晶ライトバルブ63b,65b,71bおよびダイクロイックプリズム73を収納する導電性の筐体である。また、ケース部11は、上流側に配置されたインテグレータシールド部7側から出射された光の光路として、光路上における上流側の端部に第1開口11a、下流側の端部に第2開口11bを有している。さらに、ケース部11は、図7に示すように、第1部材11cと第2部材11dとによって構成されている。
第1開口11aは、コンデンサレンズ9の取付位置近傍に形成された略四角形の開口であって、PSコンバータ8から出射された光をケース部11内へと取り込んでいる。
第2開口11bは、投射レンズ74の取付位置近傍に形成された略四角形の開口であって、RGB3原色に対応する各液晶ライトバルブ63b,65b,71bを経由してダイクロイックプリズム73において合成されたカラー光を出射する。
第1部材11cは、ケース部11の蓋として機能する部材であって、第2部材11dに対して着脱可能な状態で取り付けられている。
第2部材11dは、図8に示すように、蓋として機能する第1部材11cが取り外されると、上述したダイクロイックミラー61,64や反射ミラー62,67,69、投射レンズ74を含むレンズ類66,68,63a,65a,71a、液晶ライトバルブ63b,65b,71bおよびダイクロイックプリズム73の取付部分が露出される。
ここで、ケース部11は、ベース部分を樹脂成形した後、アルミニウムメッキ処理が施されて導電性が付与される。そして、ケース部11は、同じく導電性の筐体部5(インテグレータシールド部7および光源シールド部6)を介して、グランドに接地される。
本実施形態の光源装置1では、以上のように、無電極放電ランプ2から照射された光の光路上に配置されたレンズ2d,2eから第1・第2レンズアレイ21,22、PSコンバータ8、コンデンサレンズ9だけでなく、その下流側に配置された液晶ライトバルブ63b,65b,71b等を含む光学部品までを、導電性の筐体部5およびケース部11によって覆っている。
これにより、光路における下流側の光学部品の方までが導電性のケース部11によって覆われているため、無電極放電ランプ2において発生する電磁波を、下流側に進むにつれて十分に減衰させることができる。この結果、発生する電磁波の量が、通常時の880MHz〜2.0GHzから、高調波の発生によって一時的に3.0〜6.0GHzにまで増加した場合でも、十分な減衰効果によって外部へ漏洩することを回避して、不要輻射の影響を最小限とすることができる。
[本光源装置1の特徴]
(1)
本実施形態の光源装置1では、図1および図6に示すように、高周波電流を流すことで放電発光する無電極放電ランプ2を備えているとともに、液晶ライトバルブ63b,65b,71b等の光変調素子まで光を導く各種光学部品(レンズアレイ21,22、PSコンバータ8、コンデンサレンズ9、ミラー61,62,64,67,69、レンズ63a,65a,66,68,71a等)が、導電性のケース部11によって覆われている。そして、ケース部11は、光が入射する第1開口11aと、光を出射する第2開口11bとを有している。
これにより、光源であるバルブ2aから照射されて液晶ライトバルブ63b,65b,71bへ至る光路において、下流側の方に配置されたミラー61,62,64,67,69等の光学部品を導電性のケース部11によって覆うことができる。このため、筐体部5だけを導電性として電磁波を遮蔽する構成と比較して、電磁波を遮蔽する効果をさらに向上させることができる。この結果、無電極放電ランプ2において発生する高調波に起因する一時的な発生電磁波の増大に対しても、十分な減衰効果によって外部への漏洩を確実に防止することができる。
(2)
本実施形態の光源装置1では、図6等に示すように、導電性のケース部11は、光路上において、スクリーン等の表示画面に対して光を拡大して投射する投射レンズ74までの位置を覆うように形成されている。
これにより、表示画面を投射するために設けられた最後の光学部品である投射レンズ74までを覆うことで、光路上における最も下流側の位置までを導電性のケース部11内に収納することができる。この結果、高調波の発生に起因して一時的に電磁波が増大した場合でも、光の進行方向における下流側に進むにつれて電磁波を確実に低減し、外部への電磁波の漏洩を確実に防止することができる。
(3)
本実施形態の光源装置1では、図6等に示すように、導電性のケース部11が、通過した光をRGB3原色に分解するダイクロイックミラー61,64や、3原色に分解された光を合成するダイクロイックプリズム73等を内部に収納している。
これにより、液晶ライトバルブ63b,65b,71bによって画像表示を行う液晶プロジェクタ60において、外部へ漏洩する電磁波の量を低減して不要輻射の影響を最小限とすることができる。
(4)
本実施形態の光源装置1では、図7および図8に示すように、ケース部11は、ベース部分を樹脂によって成形された後、アルミニウムのメッキ処理が施されている。
これにより、比較的安価かつ容易に、ケース部11に導電性を付与することができる。
(5)
本実施形態の液晶プロジェクタ60は、図1に示すように、上述した光源装置1を搭載している。
これにより、スクリーン等の表示画面に近い位置までを導電性のケース部11によって覆うことで、電磁波の減衰効果を向上させて外部への電磁波の漏洩を確実に低減することができる。この結果、高調波の影響により一時的に電磁波が3.0〜6.0GHz程度まで増大した場合でも、ケース部11等による十分な減衰効果によって漏洩電磁波を低減して、不要輻射による悪影響を確実に低減することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、投射型の表示素子として、液晶ライトバルブ63b,65b,71bを用いた投射型表示装置に搭載された光源装置1に対して、本発明を適用した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図9に示すように、表示素子としてDMD(Digital Micromirror Device)123を用いた投射型表示装置の光源装置101に対して本発明を適用してもよい。なお、ここでは、上記実施形態において説明した部材と同一の機能、形状を有する部材については同一の符号を付し、その説明を省略する。
この場合には、光源装置101の下流側に、カラーホイール121やライトトンネル126、集光レンズ122、DMD123、投射レンズ系124およびスクリーン125を配置している。
カラーホイール121は、光源装置101の直下流側であって光の焦点近傍に配置された色抽出部材であって、RGB3原色を含むカラーフィルタ121aを有している。カラーフィルタ121aは、RGB3原色の1色ごとに120度に均等分割された略扇形の各色のフィルタを組み合わせて構成されている。また、カラーホイール121は、このカラーフィルタ121aのRGB3原色が順番に光の焦点部分を通過するように所定の回転速度によって時計回りに回転することで、カラーホイール121に入射した光は、時系列的にRGB3原色の光に分離される。
集光レンズ122は、光源装置101から出射された光を、DMD123へと導くためにカラーホイール121の直下流側に設けられており、DMD123に含まれる複数のマイクロミラーに対してカラーホイール121を通過した3色の光を集光する。
DMD123は、駆動可能な微小な反射鏡を1チップの表面にマトリクス状に多数集積して構成されており、このマイクロミラーの姿勢(傾き)を制御して反射光の反射角度を切り換えることによって光変調を行う。具体的には、ある画素のマイクロミラーがオフ状態の場合には、このマイクロミラーにおける反射光は投射レンズ系124には入射されない。一方、マイクロミラーがオン状態の場合には、このマイクロミラーにおける反射光は投射レンズ系124に入射される。このように、各マイクロミラーの傾きを、上述したカラーホイール121によるRGB3原色の光の出射タイミングに同期させるように切り換えることで、投射レンズ系124を介して拡大されたカラー画像をスクリーン125上に投射することができる。
投射レンズ系124は、DMD123において変調された光を、スクリーン125上に拡大して投射するためのレンズであって、DMD123において反射した有効光の進行方向に配置されている。
スクリーン125は、DMD123において光変調された各色の光が、投射レンズ系124を介して拡大されて表示される表示部であって、投射レンズ系124の下流側であって、光源装置101から出射された光の進行方向における最下流側に配置されている。
ライトトンネル126は、カラーホイール121の直下流側に配置された筒状の部材であって、一方の端部から入射した光を内周面に配置された4枚のミラーによって反射させながら均一化して出射する。
本実施形態では、光源装置101に含まれる導電性のインテグレータシールド部107内に、レンズ103a〜103cを収納している。そして、光源装置101に含まれる導電性のケース部111内に、上述したカラーホイール121や集光レンズ122、DMD123、投射レンズ系124を配置している。そして、ケース部111は、インテグレータシールド部107の端部開口107bに連結される入射側に第1開口111a、投射レンズ系124が取り付けられる出射側に第2開口111bを有している。
これにより、光の進行方向における下流側の光学部品までを導電性のケース部111によって覆うことができるため、ケース部111内において電磁波を確実に減衰させることができる。この結果、上記実施形態と同様に、高調波の発生に起因して一時的に電磁波が3.0〜6.0GHzにまで増大した場合でも、ケース部111内において十分に減衰させることができるため、開口111bが開放されていても、ここから外部へ漏洩する電磁波の量を大幅に低減することができる。そして、このように光変調素子としてDMD123を用いた投射型表示装置であっても、外部へ漏洩する電磁波の量を低減して不要輻射の影響を最小限とすることができる。
また、本実施形態の光源装置101では、図10に示すように、光が集光して光径が小さくなった位置に開口(第1開口111a)を設けることにより、光の利用効率を低下させることなく、かつ電磁波を効果的に遮断することができる。
(B)
上記実施形態では、三板式液晶プロジェクタ60に搭載された光源装置1に対して、本発明を適用した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図11に示すように、単板式液晶プロジェクタ(投射型表示装置)40に搭載される光源装置として、上述した光源装置1を採用してもよい。
単板式液晶プロジェクタ40は、光源装置1によって照明される透過型液晶表示素子42と、変調光を拡大投影する投射レンズ44と、透過型液晶表示素子42の光入射側と光出射側に配置された偏光板41,43とを備えている。偏光板41と偏光板43とは互いに、その透過軸が互いに直交する関係に配置されている。なお、光源装置1については上記実施形態と同様の構成であるので、ここではその説明は省略する。
無電極放電ランプ2より照射され、第1レンズアレイ21の微小レンズ21aを透過した光は、対応する第2レンズアレイ22の微小レンズ22aに入射する。そして、第2レンズアレイ22の各微小レンズ22aを透過した光は、コンデンサレンズ9によって照明対象である透過型液晶表示素子42上に微小レンズ22aの矩形形状の像を結像する。この場合、一般に、微小レンズ22aの矩形形状は透過型液晶表示素子42の表示領域の形状と相似形に形成される。透過型液晶表示素子42の前後には、透過軸を直交させた偏光板41,43が配置されているために、照明光のうち偏光板41の透過軸と一致した振動面を有する直線偏光のみが、偏光板41を透過して透過型液晶表示素子42に達する。透過型液晶表示素子42に入射した光は、この透過型液晶表示素子42で映像信号に対応した光変調を受けて出射される。そして、直線偏光の照明光と振動面が90°ずれた振動面を有する変調光成分のみが偏光板43を透過することで、投射レンズ44によって図示しないスクリーン等に映像が拡大表示される。
このように、上記実施形態に係る光源装置1を備えた単板式液晶プロジェクタ40によれば、無電極放電ランプ2の使用によってランプ寿命を大幅に延長し、かつ光源装置1から外部へ漏洩する電磁波の量を所定の規制値以下になるように維持しつつ、無電極放電ランプ2から照射された光の利用効率を向上させた単板式液晶プロジェクタ40を提供することができる。そして、光源装置1に含まれる投射レンズ44等の光学部品を導電性の筒状部材161によって覆うことで、高調波が発生した場合でも、電磁波の漏洩量をさらに低減することができるという、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
(C)
また、上記実施形態係る光源装置1を備えた単板式反射型液晶プロジェクタ(投射型表示装置)50について、図12を用いて説明すれば以下の通りである。
単板式反射型液晶プロジェクタ50は、光源装置1と、不定偏光を直線偏光に変換する偏光ビームスプリッタ51と、偏光ビームスプリッタ51の透光面51aに面して配置した反射型液晶表示素子52と、偏光ビームスプリッタ51を通過した反射型液晶表示素子52からの変調光を拡大投影する投射レンズ53と、を備えている。なお、光源装置1については上記実施形態と同様の構成であるので、ここではその説明は省略する。
無電極放電ランプ2より照射された光は、反射型液晶表示素子52上に第1レンズアレイ21の各微小レンズ21aの矩形形状の像を重畳して結像するように入射する。その際、照明光は偏光ビームスプリッタ51の偏光分離面51bにおいて、この偏光分離面51bの入射面に平行な振動面を有するP偏光成分と、垂直な振動面を有するS偏光成分とに分離される。反射型液晶表示素子52に入射したP偏光成分は、この反射型液晶表示素子52において映像信号に対応した光変調を受け出射する。この場合、反射型液晶表示素子52を出射する変調光のうちP偏光成分のみが偏光ビームスプリッタ51の偏光分離面51bを透過することで、投射レンズ53によって図示しないスクリーンに映像が拡大表示される。
このように、上記実施形態に係る光源装置1を備えた単板式反射型液晶プロジェクタ50によれば、無電極放電ランプ2の使用によってランプ寿命を大幅に延長し、かつ光源装置1から外部へ漏洩する電磁波の量を所定の規制値以下になるように維持しつつ、無電極放電ランプ2から照射された光の利用効率を向上させた単板式反射型液晶プロジェクタ50を提供することができる。そして、光源装置1に含まれる投射レンズ53等の光学部品を導電性の筒状部材211によって覆うことで、高調波が発生した場合でも、電磁波の漏洩量をさらに低減することができるという、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
(D)
上記実施形態では、図6等に示すように、光路上に配置された部品のうち、最下流側に配置された投射レンズ74までの光学部品の大部分を、導電性の筐体部5やケース部11によって覆うことで、電磁波の漏洩を防止する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
必ずしも投射レンズまでの光学部品を覆ってしまう必要はなく、例えば、その手前の液晶ライトバルブやレンズ、ミラー等までを、導電性のケース部内に収納した構成であってもよい。
(E)
上記実施形態では、光路上における下流側の光学部品を、導電性のケース部11によって覆うことにより、電磁波の漏洩を防止した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、光路上に配置された光学部品のうち、少なくとも1つのレンズに対して、透明な導電性膜等を形成してもよい。この場合には、導電性のケース部によって覆われたことによる遮蔽効果とともに、光路に沿って進む電磁波をレンズを通過するたびに減衰させることができる。また、導電性膜を透明とすることで、光を遮ることなく電磁波だけを確実に遮蔽することができる。なお、この導電性膜は、レンズの表面や内部に形成されていればよい。また、透明導電性膜を、PSコンバータの表面や内部等の光の通過領域に設けてもよい。
(F)
上記実施形態では、ケース部11に対して導電性を付与するために、アルミニウムのメッキ処理を施した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、メッキ処理の替わりに、アルミや銅等の合金によってケース部を作成することで、導電性を付与するようにしてもよい。あるいは、蒸着によって金属膜を形成することで導電性を付与してもよいし、導電性塗料によってケース部11を塗装することで導電性を付与してもよい。
本発明の光源装置は、光源として無電極放電ランプを用いた場合でも、部品点数を増加させることなく、光源装置の外部への電磁波の漏洩による不要輻射の問題を低減し、かつ下流側に配置されたカラーフィルタ等に入射する光の利用効率を向上させることが可能な光源装置を得ることができるという効果を奏することから、液晶プロジェクタ、リアプロジェクションテレビ等の各種投射型表示装置に搭載される光源装置として広く適用可能である。
本発明の一実施形態に係る光源装置を搭載した三板式の液晶プロジェクタの構成を示す全体断面図。 図1の液晶プロジェクタに含まれる光源装置の上流側の構成を示す断面図。 (a),(b)は、図1の液晶プロジェクタに含まれるインテグレータシールド部の構成を示す斜視図。 図3(a)等のインテグレータシールド部の構成を示す断面図。 (a),(b)は、図4等のインテグレータシールド部の正面図および背面図。 図1の液晶プロジェクタに含まれる光源装置の下流側の構成を示す断面図。 図6の光源装置の下流側に配置された光学部品を収納するケース部の外観構成を示す平面図。 図7のケース部を構成する一方の部品の内部構成を示す斜視図。 本発明の他の実施形態に係る光源装置を搭載した投射型表示装置の概念的な構成を示す斜視図。 図9の光源装置の内部構成を示す断面図。 本発明のさらに他の実施形態に係る光源装置を搭載した単板式液晶プロジェクタの内部構成を示す断面図。 本発明のさらに他の実施形態に係る光源装置を搭載した他の単板式液晶プロジェクタの内部構成を示す断面図。
符号の説明
1 光源装置
2 無電極放電ランプ
2a バルブ
2b 高周波電源回路
2c 反射鏡
2d,2e レンズ
3 光インテグレータ
4 金属マスク
5 筐体部
6 光源シールド部
6a 開口部
7 インテグレータシールド部
7a 取付開口(開口)
7b 端部開口(開口)
8 PSコンバータ(光学部品)
9 コンデンサレンズ(光学部品)
10 光源装置
11 ケース部(筒状部材)
11a 第1開口(開口)
11b 第2開口(開口)
11c 第1部材
11d 第2部材
18 光源ユニット
19 先端ユニット
21 第1レンズアレイ(光学部品)
21a 微小レンズ
22 第2レンズアレイ(光学部品)
22a 微小レンズ
40 単板式液晶プロジェクタ(投射型表示装置)
41 偏光板(光学部品)
42 透過型液晶表示素子(光学部品)
43 偏光板(光学部品)
44 投射レンズ(光学部品)
50 単板式反射型液晶プロジェクタ(投射型表示装置)
51 偏光ビームスプリッタ(光学部品)
51a 透光面
51b 偏光分離面
52 反射型液晶表示素子(光学部品)
53 投射レンズ(光学部品)
60 液晶プロジェクタ(投射型表示装置)
61,64 ダイクロイックミラー(光学部品)
62,67,69 反射ミラー(光学部品)
63a 出射側レンズ(光学部品)
63b 第1液晶ライトバルブ(光学部品)
65a 出射側レンズ(光学部品)
65b 第2液晶ライトバルブ(光学部品)
66 入射側レンズ(光学部品)
68 リレーレンズ(光学部品)
71a 出射側レンズ(光学部品)
71b 第3液晶ライトバルブ(光学部品)
73 ダイクロイックプリズム(光学部品)
74 投射レンズ(光学部品)
101 光源装置
103 光学部品
103a 第1レンズ
103b 第2レンズ
103c 集光レンズ
105 筐体部
107 インテグレータシールド部
111 ケース部(筒状部材)
120 投射型表示装置
121 カラーホイール
121a カラーフィルタ
122 集光レンズ
123 DMD
123a マイクロミラー
124 投射レンズ系
125 スクリーン
126 ライトトンネル
161 筒状部材
211 筒状部材

Claims (8)

  1. 高周波によって放電発光する無電極放電ランプと、
    前記無電極放電ランプから出射された光を集光させる集光レンズと、
    前記無電極放電ランプの光出射方向に開口部を有しており、前記無電極放電ランプおよび前記集光レンズを内包して前記無電極放電ランプから放出される電磁波を遮蔽する導電性の筐体部と、
    前記筐体部の前記開口部側に取り付けられており、前記光の進行方向に沿って配置され前記光を光変調素子まで導く複数の光学部品までの構成を覆うとともに、少なくとも前記筐体部と接続される一方の端部と反対側の端部とにそれぞれ光が通過する開口を有する導電性の筒状部材と、
    を備えている光源装置。
  2. 前記筒状部材は、前記光が集光する位置に開口を有している、
    請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記筒状部材は、前記光変調素子において変調された光を表示画面上に投射する投射レンズまで覆うように形成されている、
    請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 前記光学部品は、カラーホイールあるいはリレーレンズを含んでいる、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の光源装置。
  5. 前記光学部品は、色分解・合成用のミラー、レンズを含んでいる、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の光源装置。
  6. 前記開口の付近に配置された前記光学部品は、少なくとも前記光の通過する領域に透明導電性膜を含んでいる、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の光源装置。
  7. 前記筒状部材は、金属製、あるいは金属製のメッキによって形成されている、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の光源装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の光源装置を備えている投射型表示装置。
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