JP2008272363A - ミシン - Google Patents
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Abstract
【課題】作業者が希望する位置で操作を行うこと。
【解決手段】縫い針を上下動させて被縫製物に縫製を行う針上下動機構と、この針上下動機構を動作させるミシンモータと、を有するミシン本体2と、ミシンモータの駆動を制御する制御装置と、を備えるミシン1において、制御装置に対して電気的に接続自在に構成されるとともに、ミシン本体の表面の任意の箇所に着脱自在に設けられ、ミシンモータの駆動のON/OFFの指示入力を制御装置に対して行う操作装置4を備える。
【選択図】図1
【解決手段】縫い針を上下動させて被縫製物に縫製を行う針上下動機構と、この針上下動機構を動作させるミシンモータと、を有するミシン本体2と、ミシンモータの駆動を制御する制御装置と、を備えるミシン1において、制御装置に対して電気的に接続自在に構成されるとともに、ミシン本体の表面の任意の箇所に着脱自在に設けられ、ミシンモータの駆動のON/OFFの指示入力を制御装置に対して行う操作装置4を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、ミシンに関する。
図8に示すように、ミシン100には、作業者と対向する正面側に縫製の開始/停止の指示入力を行うためのS/Sスイッチ101、縫製速度を調節する速度ボリューム102が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
これにより、作業者は、ミシン100に手を伸ばすだけで、縫製の開始/停止、縫製速度の調節を行うことができる。
特開2005−253612号公報
これにより、作業者は、ミシン100に手を伸ばすだけで、縫製の開始/停止、縫製速度の調節を行うことができる。
しかし、S/Sスイッチ101や速度ボリューム102は、一般的に、右利きの作業者が操作しやすい位置に配置されているため、左利きの作業者、怪我等により右手が使えない作業者にとっては操作しづらいという問題があった。
また、右利きの作業者であっても、S/Sスイッチ101や速度ボリューム102の配置には好みがあるため、全作業者の希望を満足するものとはなっていなかった。
また、上級者が初心者にミシンの使い方を指導する際において、初級者が誤った操作をして上級者が縫製の停止等をしたい場合に、S/Sスイッチ101や速度ボリューム102はミシンに対向する作業者を基準に配置されているため、隣又は背後にいる上級者は即時にミシンを操作することが困難であった。
また、右利きの作業者であっても、S/Sスイッチ101や速度ボリューム102の配置には好みがあるため、全作業者の希望を満足するものとはなっていなかった。
また、上級者が初心者にミシンの使い方を指導する際において、初級者が誤った操作をして上級者が縫製の停止等をしたい場合に、S/Sスイッチ101や速度ボリューム102はミシンに対向する作業者を基準に配置されているため、隣又は背後にいる上級者は即時にミシンを操作することが困難であった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、作業者が希望する位置で操作を行うことができるミシンを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、縫い針を上下動させて被縫製物に縫製を行う針上下動機構と、この針上下動機構を動作させるミシンモータと、を有するミシン本体と、前記ミシンモータの駆動を制御する制御装置と、を備えるミシンにおいて、前記制御装置に対して電気的に接続自在に構成されるとともに、前記ミシン本体の表面の任意の箇所に着脱自在に設けられ、前記ミシンモータの駆動のON/OFFの指示入力を前記制御装置に対して行う操作装置を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ミシンモータのONにより針上下動機構が動作して被縫製物の縫製が行われるが、ミシンモータの駆動のON/OFFの指示入力を制御装置に対して行う操作装置は、ミシン本体の表面の任意の箇所に着脱自在とされているので、作業者は希望する位置に操作装置を設けて操作することができる。
これにより、作業者の利き手に関係なく、操作装置の操作性が向上する。また、作業者の好みにも対応可能となる。また、作業者を指導する者の近くに操作装置を設けることにより、かかる指導者もミシンの操作性が向上し、作業者はミシンモータのON/OFFに気をそれ程遣うことなく、縫製作業に集中できる。
これにより、作業者の利き手に関係なく、操作装置の操作性が向上する。また、作業者の好みにも対応可能となる。また、作業者を指導する者の近くに操作装置を設けることにより、かかる指導者もミシンの操作性が向上し、作業者はミシンモータのON/OFFに気をそれ程遣うことなく、縫製作業に集中できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のミシンにおいて、前記操作装置は、前記ミシンモータの駆動のON/OFFの指示入力を行う操作スイッチと、前記操作スイッチを前記ミシン本体に対して着脱自在に取り付ける着脱部材と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、操作装置は、操作スイッチと着脱部材という簡易な構成であるため、容易に小型化でき、軽量化を図ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のミシンにおいて、前記ミシン本体は、前記ミシンモータの駆動のON/OFFの指示入力を行う第二の操作装置と、前記制御装置に電気的に接続され、前記制御装置がどちらの操作装置からの入力によって前記ミシンモータの駆動を制御するかを切り替える切替装置と、を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、制御装置に電気的に接続された切替装置の操作により制御装置がどちらの操作装置からの入力によってミシンモータの駆動を制御するかを切り替えることができる。
これにより、作業者は、利き手や好みに応じて操作しやすい操作装置に切り替えて作業をすることができるので、ミシンの操作性を向上させることができる。
これにより、作業者は、利き手や好みに応じて操作しやすい操作装置に切り替えて作業をすることができるので、ミシンの操作性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載のミシンにおいて、前記ミシン本体は、前記ミシンモータの駆動のON/OFFの指示入力を行う第二の操作装置を有し、前記制御装置は、前記操作装置が前記制御装置に電気的に接続された場合に前記第二の操作装置からの入力を無効とすることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、制御装置は、操作装置が制御装置に電気的に接続された場合に第二の操作装置からの入力を無効とするので、作業者は何ら操作をすることなく、操作装置の操作を優先させることができる。
請求項1に記載の発明によれば、作業者は希望する位置に操作装置を設けて操作することができる。
これにより、作業者の利き手に関係なく、操作装置の操作性が向上する。また、作業者の好みにも対応可能となる。また、作業者を指導する者の近くに操作装置を設けることにより、かかる指導者もミシンの操作性が向上し、作業者はミシンモータのON/OFFに気をそれ程遣うことなく、縫製作業に集中できる。
これにより、作業者の利き手に関係なく、操作装置の操作性が向上する。また、作業者の好みにも対応可能となる。また、作業者を指導する者の近くに操作装置を設けることにより、かかる指導者もミシンの操作性が向上し、作業者はミシンモータのON/OFFに気をそれ程遣うことなく、縫製作業に集中できる。
請求項2に記載の発明によれば、操作装置は、操作スイッチと着脱部材という簡易な構成であるため、容易に小型化でき、軽量化を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、作業者は、利き手や好みに応じて操作しやすい操作装置に切り替えて作業をすることができるので、ミシンの操作性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、作業者は何ら操作をすることなく、操作装置の操作を優先させることができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るミシンの最良の形態について詳細に説明する。
<ミシンの構成>
図1、図2に示すように、ミシン1は、縫い針を上下動させて被縫製物に縫製を行う針上下動機構21と、この針上下動機構21を動作させるミシンモータ22と、を内部に収容するミシン本体2と、ミシンモータ22の駆動を制御する制御装置3と、制御装置3に対して電気的に接続自在に構成されるとともに、ミシン本体2の表面の任意の箇所に着脱自在に設けられ、ミシンモータ22の駆動のON/OFFの指示入力を制御装置3に対して行う操作装置4と、を備えている。
<ミシンの構成>
図1、図2に示すように、ミシン1は、縫い針を上下動させて被縫製物に縫製を行う針上下動機構21と、この針上下動機構21を動作させるミシンモータ22と、を内部に収容するミシン本体2と、ミシンモータ22の駆動を制御する制御装置3と、制御装置3に対して電気的に接続自在に構成されるとともに、ミシン本体2の表面の任意の箇所に着脱自在に設けられ、ミシンモータ22の駆動のON/OFFの指示入力を制御装置3に対して行う操作装置4と、を備えている。
(ミシン本体)
針上下動機構21は、ミシンモータ22に接続された主軸と、この主軸にリンクを介して接続された針棒と、この針棒の先端で保持される縫い針等を備えている。
ミシンモータ22は、ミシン1の動力源となるものであり、その機能の一つとして、主軸を回転させて針棒を上下動させ、縫製を行う。
針上下動機構21は、ミシンモータ22に接続された主軸と、この主軸にリンクを介して接続された針棒と、この針棒の先端で保持される縫い針等を備えている。
ミシンモータ22は、ミシン1の動力源となるものであり、その機能の一つとして、主軸を回転させて針棒を上下動させ、縫製を行う。
また、ミシン本体2には、ミシンモータ22の駆動のON/OFFの指示入力を行う第二の操作装置としてのS/Sスイッチ23が設けられている。S/Sスイッチ23は、ミシン本体2の正面(作業者に対向する面をいう)の顎部2a付近に設けられている。S/Sスイッチ23は、制御装置3に電気的に接続されており、作業者による押下によりON/OFFの切り替えを行う。ここで、ミシンモータ22の駆動が停止している場合にS/Sスイッチ23がONにされると、その信号が制御装置3に伝達され、その信号に基づいて制御装置3はミシンモータ22を駆動させる。一方、ミシンモータ22が駆動している場合にS/Sスイッチ23がOFFにされると、その信号が制御装置3に伝達され、その信号に基づいて制御装置3はミシンモータ22を停止させる。
また、ミシン本体2には、縫製速度を調節する速度ボリューム24が設けられている。速度ボリューム24は、ミシン本体2の正面におけるS/Sスイッチ23の上方に設けられている。速度ボリューム24は、制御装置3に電気的に接続されており、作業者による操作により縫製速度の増減の調節を行う。すなわち、速度ボリューム24が操作されると、その信号が制御装置3に伝達され、その信号に基づいて制御装置3はミシンモータ22の回転速度を変化させる。
また、ミシン本体2には、制御装置3に電気的に接続され、制御装置3がS/Sスイッチ23と操作装置4のうち、いずれの入力によってミシンモータ22の駆動を制御するかを切り替える切替装置としての切り替えスイッチ25が設けられている。切り替えスイッチ25による切り替え操作により、S/Sスイッチ23と操作装置4のうち、選択した一方からの操作のみが有効とされる。
(制御装置)
図2に示すように、制御装置3は、S/Sスイッチ23、速度ボリューム24、切り替えスイッチ25、操作装置4等から入力された指示信号に基づいてミシンモータ22等の駆動制御を行うCPU31と、CPU31が処理するプログラムやデータ等が記憶されたROM32と、CPU31がROM32に記憶されたプログラムやデータを展開して処理する作業領域となるRAM33とを備えている。
制御装置3には、入力インターフェイス34を介して、S/Sスイッチ23、速度ボリューム24、切り替えスイッチ25が接続されている。また、制御装置3には、ミシン本体2に対して着脱自在とされた操作装置4のコネクタ43が入力インターフェイス34を介して接続されている。また、制御装置3には、出力インターフェイス35、駆動回路36を介してミシンモータ22が接続されている。
図2に示すように、制御装置3は、S/Sスイッチ23、速度ボリューム24、切り替えスイッチ25、操作装置4等から入力された指示信号に基づいてミシンモータ22等の駆動制御を行うCPU31と、CPU31が処理するプログラムやデータ等が記憶されたROM32と、CPU31がROM32に記憶されたプログラムやデータを展開して処理する作業領域となるRAM33とを備えている。
制御装置3には、入力インターフェイス34を介して、S/Sスイッチ23、速度ボリューム24、切り替えスイッチ25が接続されている。また、制御装置3には、ミシン本体2に対して着脱自在とされた操作装置4のコネクタ43が入力インターフェイス34を介して接続されている。また、制御装置3には、出力インターフェイス35、駆動回路36を介してミシンモータ22が接続されている。
(操作装置)
図1〜図5に示すように、操作装置4は、ミシンモータ22の駆動のON/OFFの指示入力を行う操作スイッチ41と、この操作スイッチ41をミシン本体2に対して着脱自在に取り付ける着脱部材としての吸盤42と、を備えている。
操作スイッチ41は、押下式のスイッチであり、作業者が押下することによりミシンモータ22の駆動のON/OFFの指示入力を制御装置3に伝達する押しボタン41aと、この押しボタン41aを支持する本体ケース41bと、を備えている。本体ケース41bは、直方体状に形成されており、一方の面に押しボタン41aが突出するように設けられている。また、本体ケース41bのうち、押しボタン41aが設けられる面の裏側の面には、ミシン本体2に操作スイッチ41を取り付けるための吸盤42が設けられている。
図3に示すように、吸盤42は、公知のものであり、ミシン本体2に対して着脱自在であり、繰り返してミシン本体2への着脱を行うことができる。なお、ミシン本体2の表面は、全面にわたって吸盤42を吸着させることができるような表面であることは必要ではないが、少なくとも着脱位置を任意に変化できるように複数の異なる位置に吸着可能な面を有していることが好ましい。
操作装置4には、制御装置3に接続するためのコネクタ43が設けられており、このコネクタ43は、信号ケーブル44を介して押しボタン41aに接続されている。
図1〜図5に示すように、操作装置4は、ミシンモータ22の駆動のON/OFFの指示入力を行う操作スイッチ41と、この操作スイッチ41をミシン本体2に対して着脱自在に取り付ける着脱部材としての吸盤42と、を備えている。
操作スイッチ41は、押下式のスイッチであり、作業者が押下することによりミシンモータ22の駆動のON/OFFの指示入力を制御装置3に伝達する押しボタン41aと、この押しボタン41aを支持する本体ケース41bと、を備えている。本体ケース41bは、直方体状に形成されており、一方の面に押しボタン41aが突出するように設けられている。また、本体ケース41bのうち、押しボタン41aが設けられる面の裏側の面には、ミシン本体2に操作スイッチ41を取り付けるための吸盤42が設けられている。
図3に示すように、吸盤42は、公知のものであり、ミシン本体2に対して着脱自在であり、繰り返してミシン本体2への着脱を行うことができる。なお、ミシン本体2の表面は、全面にわたって吸盤42を吸着させることができるような表面であることは必要ではないが、少なくとも着脱位置を任意に変化できるように複数の異なる位置に吸着可能な面を有していることが好ましい。
操作装置4には、制御装置3に接続するためのコネクタ43が設けられており、このコネクタ43は、信号ケーブル44を介して押しボタン41aに接続されている。
ミシン本体2に対する操作装置4の取り付け位置は、例えば、図4に示すように、左利きの作業者が操作しやすいように、ミシン本体2のアーム部分の左端としてもよい。
また、図5に示すように、作業者の隣にいる指導者が操作装置4の操作をしやすくなるよう、ミシン本体2のベッド部分の右側としてもよい。
また、図5に示すように、作業者の隣にいる指導者が操作装置4の操作をしやすくなるよう、ミシン本体2のベッド部分の右側としてもよい。
<スイッチの切り替えについて>
次に、上述のようにミシン本体2にS/Sスイッチ23が設けられている場合において、操作装置4を設けたときの制御装置3の処理について説明する。
次に、上述のようにミシン本体2にS/Sスイッチ23が設けられている場合において、操作装置4を設けたときの制御装置3の処理について説明する。
(切り替えスイッチが設けられている場合)
図6に示すように、制御装置3のCPU31は、切り替えスイッチ25により操作装置4による操作が有効となるように切り替えられているか否かを判断する(ステップS1)。ここで、CPU31が、操作装置4による操作が有効となるように切り替えられていると判断した場合(ステップS1:YES)、CPU31は、操作スイッチ41がONとなっているか否かを判断する(ステップS2)。一方、CPU31が、操作装置4による操作が有効となるように切り替えられていない、言い換えると、ミシン本体2のS/Sスイッチ23による操作が有効となるように切り替えられていると判断した場合(ステップS1:NO)、CPU31は、S/Sスイッチ23がONとなっているか否かを判断する(ステップS3)。
ステップS2において、CPU31が、操作スイッチ41がONであると判断した場合(ステップS2:YES)、又は、ステップS3において、CPU31が、S/Sスイッチ23がONであると判断した場合(ステップS3:YES)、CPU31は、ミシンモータ22を始動又は停止させる(ステップS4)。
ステップS2において、CPU31が、操作スイッチ41がONではないと判断した場合(ステップS2:NO)、又は、ステップS3において、CPU31が、S/Sスイッチ23がONではないと判断した場合(ステップS3:NO)、CPU31は、ステップS1の判断に戻る。
図6に示すように、制御装置3のCPU31は、切り替えスイッチ25により操作装置4による操作が有効となるように切り替えられているか否かを判断する(ステップS1)。ここで、CPU31が、操作装置4による操作が有効となるように切り替えられていると判断した場合(ステップS1:YES)、CPU31は、操作スイッチ41がONとなっているか否かを判断する(ステップS2)。一方、CPU31が、操作装置4による操作が有効となるように切り替えられていない、言い換えると、ミシン本体2のS/Sスイッチ23による操作が有効となるように切り替えられていると判断した場合(ステップS1:NO)、CPU31は、S/Sスイッチ23がONとなっているか否かを判断する(ステップS3)。
ステップS2において、CPU31が、操作スイッチ41がONであると判断した場合(ステップS2:YES)、又は、ステップS3において、CPU31が、S/Sスイッチ23がONであると判断した場合(ステップS3:YES)、CPU31は、ミシンモータ22を始動又は停止させる(ステップS4)。
ステップS2において、CPU31が、操作スイッチ41がONではないと判断した場合(ステップS2:NO)、又は、ステップS3において、CPU31が、S/Sスイッチ23がONではないと判断した場合(ステップS3:NO)、CPU31は、ステップS1の判断に戻る。
(切り替えスイッチが設けられていない場合)
図7に示すように、制御装置3のCPU31は、操作装置4がミシン本体2に接続されているか否かを判断する(ステップS11)。ここで、CPU31が、操作装置4がミシン本体2に接続されていると判断した場合(ステップS11:YES)、CPU31は、操作スイッチ41がONとなっているか否かを判断する(ステップS12)。一方、CPU31が、操作装置4がミシン本体2に接続されていないと判断した場合(ステップS11:NO)、CPU31は、S/Sスイッチ23がONとなっているか否かを判断する(ステップS13)。
ステップS12において、CPU31が、操作スイッチ41がONであると判断した場合(ステップS12:YES)、又は、ステップS13において、CPU31が、S/Sスイッチ23がONであると判断した場合(ステップS13:YES)、CPU31は、ミシンモータ22を始動又は停止させる(ステップS14)。
ステップS12において、CPU31が、操作スイッチ41がONではないと判断した場合(ステップS12:NO)、又は、ステップS13において、CPU31が、S/Sスイッチ23がONではないと判断した場合(ステップS13:NO)、CPU31は、ステップS11の判断に戻る。
図7に示すように、制御装置3のCPU31は、操作装置4がミシン本体2に接続されているか否かを判断する(ステップS11)。ここで、CPU31が、操作装置4がミシン本体2に接続されていると判断した場合(ステップS11:YES)、CPU31は、操作スイッチ41がONとなっているか否かを判断する(ステップS12)。一方、CPU31が、操作装置4がミシン本体2に接続されていないと判断した場合(ステップS11:NO)、CPU31は、S/Sスイッチ23がONとなっているか否かを判断する(ステップS13)。
ステップS12において、CPU31が、操作スイッチ41がONであると判断した場合(ステップS12:YES)、又は、ステップS13において、CPU31が、S/Sスイッチ23がONであると判断した場合(ステップS13:YES)、CPU31は、ミシンモータ22を始動又は停止させる(ステップS14)。
ステップS12において、CPU31が、操作スイッチ41がONではないと判断した場合(ステップS12:NO)、又は、ステップS13において、CPU31が、S/Sスイッチ23がONではないと判断した場合(ステップS13:NO)、CPU31は、ステップS11の判断に戻る。
<作用効果>
このように、ミシン1によれば、ミシンモータ22のONにより針上下動機構21が動作して被縫製物の縫製が行われるが、ミシンモータ22の駆動のON/OFFの指示入力を制御装置3に対して行う操作装置4は、ミシン本体2の表面の任意の箇所に着脱自在とされているので、作業者は希望する位置に操作装置4を設けて操作することができる。
これにより、作業者の利き手に関係なく、操作装置4の操作性が向上する。また、作業者の好みにも対応可能となる。よって、作業者のストレスを軽減できる。また、作業者を指導する者の近くに操作装置4を設けることにより、かかる指導者もミシン1の操作性が向上し、作業者はミシンモータ22のON/OFFに気をそれ程遣うことなく、縫製作業に集中できる。
このように、ミシン1によれば、ミシンモータ22のONにより針上下動機構21が動作して被縫製物の縫製が行われるが、ミシンモータ22の駆動のON/OFFの指示入力を制御装置3に対して行う操作装置4は、ミシン本体2の表面の任意の箇所に着脱自在とされているので、作業者は希望する位置に操作装置4を設けて操作することができる。
これにより、作業者の利き手に関係なく、操作装置4の操作性が向上する。また、作業者の好みにも対応可能となる。よって、作業者のストレスを軽減できる。また、作業者を指導する者の近くに操作装置4を設けることにより、かかる指導者もミシン1の操作性が向上し、作業者はミシンモータ22のON/OFFに気をそれ程遣うことなく、縫製作業に集中できる。
また、操作装置4は、操作スイッチ41と吸盤42という簡易な構成であるため、容易に小型化でき、軽量化を図ることができる。また、吸盤42を用いることにより、何度でも取り付け位置を変更することができ、あらゆる縫製条件に対応させることができる。
また、制御装置3に電気的に接続された切り替えスイッチ25の操作により制御装置3がどちらのスイッチからの入力によってミシンモータ22の駆動を制御するかを切り替えることができる。
これにより、作業者は、利き手や好みに応じて操作しやすいスイッチに切り替えて作業をすることができるので、ミシン1の操作性を向上させることができる。
これにより、作業者は、利き手や好みに応じて操作しやすいスイッチに切り替えて作業をすることができるので、ミシン1の操作性を向上させることができる。
また、制御装置3は、操作スイッチ41が制御装置3に電気的に接続された場合にS/Sスイッチ23からの入力を無効とするので、作業者は何ら操作をすることなく、操作装置4の操作を優先させることができる。
<その他>
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、操作装置4は、ミシンモータ22のON/OFFを操作するのみであったが、速度ボリューム24の機能を設けてもよい。この場合においても、ミシン本体2の速度ボリューム24と操作装置4の速度ボリュームのいずれかを使用することが可能である。
また、ミシン1の他の機能である返し縫い、糸切り、半針回転等を行うスイッチを操作装置4に設けてもよい。
また、上記実施形態においては、操作装置4の取り付けに吸盤42を使用しているが、ミシン本体2に対して着脱可能であるならば、接着剤、両面テープ、磁石、面ファスナー、フック等を使用してもよい。
また、操作装置4のサイズを大きなものにすれば、手の不自由な方でも操作しやすくなるし、足での操作も可能となる。
また、操作装置4を緊急停止用のスイッチとして使用してもよい。
また、操作装置4をミシン本体2に接続したときにミシン1の各スイッチ(S/Sスイッチ23を除く)を操作可能にしてもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、操作装置4は、ミシンモータ22のON/OFFを操作するのみであったが、速度ボリューム24の機能を設けてもよい。この場合においても、ミシン本体2の速度ボリューム24と操作装置4の速度ボリュームのいずれかを使用することが可能である。
また、ミシン1の他の機能である返し縫い、糸切り、半針回転等を行うスイッチを操作装置4に設けてもよい。
また、上記実施形態においては、操作装置4の取り付けに吸盤42を使用しているが、ミシン本体2に対して着脱可能であるならば、接着剤、両面テープ、磁石、面ファスナー、フック等を使用してもよい。
また、操作装置4のサイズを大きなものにすれば、手の不自由な方でも操作しやすくなるし、足での操作も可能となる。
また、操作装置4を緊急停止用のスイッチとして使用してもよい。
また、操作装置4をミシン本体2に接続したときにミシン1の各スイッチ(S/Sスイッチ23を除く)を操作可能にしてもよい。
1 ミシン
2 ミシン本体
3 制御装置
4 操作装置
22 ミシンモータ
23 S/Sスイッチ(第二の操作装置)
25 切り替えスイッチ(切替装置)
41 操作スイッチ
42 吸盤(着脱部材)
2 ミシン本体
3 制御装置
4 操作装置
22 ミシンモータ
23 S/Sスイッチ(第二の操作装置)
25 切り替えスイッチ(切替装置)
41 操作スイッチ
42 吸盤(着脱部材)
Claims (4)
- 縫い針を上下動させて被縫製物に縫製を行う針上下動機構と、この針上下動機構を動作させるミシンモータと、を有するミシン本体と、
前記ミシンモータの駆動を制御する制御装置と、を備えるミシンにおいて、
前記制御装置に対して電気的に接続自在に構成されるとともに、前記ミシン本体の表面の任意の箇所に着脱自在に設けられ、前記ミシンモータの駆動のON/OFFの指示入力を前記制御装置に対して行う操作装置を備えることを特徴とするミシン。 - 前記操作装置は、
前記ミシンモータの駆動のON/OFFの指示入力を行う操作スイッチと、
前記操作スイッチを前記ミシン本体に対して着脱自在に取り付ける着脱部材と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のミシン。 - 前記ミシン本体は、
前記ミシンモータの駆動のON/OFFの指示入力を行う第二の操作装置と、
前記制御装置に電気的に接続され、前記制御装置がどちらの操作装置からの入力によって前記ミシンモータの駆動を制御するかを切り替える切替装置と、
を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のミシン。 - 前記ミシン本体は、前記ミシンモータの駆動のON/OFFの指示入力を行う第二の操作装置を有し、
前記制御装置は、前記操作装置が前記制御装置に電気的に接続された場合に前記第二の操作装置からの入力を無効とすることを特徴とする請求項1又は2に記載のミシン。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103966779A (zh) * | 2014-05-23 | 2014-08-06 | 新杰克缝纫机股份有限公司 | 缝纫机操作面板的安装结构及安装方式 |
CN105926194A (zh) * | 2016-06-07 | 2016-09-07 | 佛山市日宇自动化设备有限公司 | 一种具有升降机头的平车缝纫机 |
CN109338606A (zh) * | 2018-10-11 | 2019-02-15 | 上海鲍麦克斯电子科技有限公司 | 一种包缝机包缝系统及包缝方法 |
-
2007
- 2007-05-07 JP JP2007122515A patent/JP2008272363A/ja active Pending
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