JP2008270867A - 電波信号報知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 受信部の構成は従来と同様にコストを抑えた典型的な構成を採ることができ、テレビやFMラジオ等の放送など他の強電力の電波を受信してしまうことでの誤動作を防止することができる電波信号報知装置を提供すること
【解決手段】 受信部2,RSSI検出部3,報知制御部4,表示部5,検波部6,検波出力レベル判定部7などを備えて、350MHzから400MHz等の帯域の電波を受信し、目標電波の受信時に音や光等の表示による報知を行う構成にする。受信モニタする帯域の周波数はカーロケーターシステム,車両速度測定のための連絡無線などに割り当てられている。検波出力レベル判定部7では検波出力レベルが所定範囲にあるときは目標電波であると判定し、検波出力レベルが所定以上では目標電波ではなく誤受信であると判定し、報知制御部4は判定結果が誤受信の際は報知動作の停止指示を出力する動作を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特定周波数帯域の電波を受信して目標電波の受信時に音や光等の表示による報知を行う電波信号報知装置に関するもので、より具体的には、受信した電波信号について真偽性の判定を行う判定動作の改良に関する。
本発明の対象とする電波信号報知装置は、いわゆる無線受信機であって車両等へ装備し、特定周波数帯域の電波を受信して目標電波の受信時に音や光等の表示による報知を行うようになっている。これは、例えば350MHzから400MHz等の帯域における電波を受信するように構成し、これらの周波数はカーロケーターシステム,各種連絡無線などに割り当てられている。
具体的には、カーロケーターシステムは、緊急車両の現在位置を動的に把握するためのシステムであり、これは移動する緊急車両から位置情報を407.725MHzの周波数によりデータ伝送し、それら位置情報データを受信した通信指令本部において地図画面上にリアルタイムで位置表示するようになっている。そこで、電波信号報知装置では、データ伝送の搬送波(407.725MHz)をモニタするので、そうした緊急車両が近辺に存在するか否かを検知することにより、緊急車両の走行の妨げにならないようにするなど、安全走行に役立てることができる。
しかし、テレビやFMラジオ等の送信所の近辺では当該送信による電波が強電界となるため混信を受けてしまい、誤動作を引き起こす問題がある。また、車両速度測定のための連絡無線やカーロケーターシステムでは変調方式はFM(周波数変調)であって占有周波数帯幅(周波数偏移)を±5kHzとする、いわゆるナロー(N−FM)を採用している。一方、テレビ放送やFMラジオでは周波数偏移は±5kHzを上回る、いわゆるワイド(W−FM)となっている。したがって、FMにおいてはよく知られるように、正式な技術用語ではないが「弱肉強食特性」と呼ばれる特性が顕著であり、同一の搬送波周波数の強い信号を受信した場合、弱い信号は強い信号によって隠されてしまい、マスキングが起きる。例えば、検出目標電波である連絡無線の送信出力が1W、テレビやFMラジオ等の放送など他の強電力の電波の送信出力が10kWである場合は出力差が40dBとなり、これでは目標電波は隠されてしまい、その存在が確認できなくなる。
そこで対策として、受信部に設けるフィルタを遮断特性がシャープで減衰特性の高い高性能なものとし、目標電波についての選択度特性を上げる構成にする考えがある。しかし強電界地域では、電波は必ずしもアンテナから入力するとは限らなく、回路の各部へ直接に飛び込んでくる高調波成分があるので、フィルタをむやみに高性能にしても混信は防止できない。また、フィルタを遮断特性,減衰特性が良好なものとするにはコストが上がり、インダクタ,コンデンサなどの回路素子を追加することになるので小型化が難しくなる。
この発明は上述した課題を解決するもので、その目的は、受信部の構成は従来と同様にコストを抑えた典型的な構成を採ることができ、テレビやFMラジオ等の放送など他の強電力の電波を受信してしまうことでの誤動作を防止することができる電波信号報知装置を提供することにある。
上述した目的を達成するために、本発明に係る電波信号報知装置は、350MHzから400MHz等の特定周波数帯域における電波を受信して目標電波の受信時に音や光等の表示による報知を行う電波信号報知装置であって、アンテナおよび電波受信のための受信部と、受信部で受信した電波の検波出力レベルについて検査して真偽性の判定を行う検波出力レベル判定部と、検波出力レベル判定部が出力する判定結果に応じて報知動作のための指示を出力する報知制御部と、報知制御部の指示に応じて音や光等の表示による報知動作を行う表示部とを備え、検波出力レベル判定部では検波出力レベルが所定範囲にあるときは目標電波であると判定し、検波出力レベルが所定以上では目標電波ではなく誤受信であると判定し、報知制御部は判定結果が誤受信の際は報知動作の停止指示を出力する構成にする(請求項1)。
係る構成にすることにより本発明では、検波出力レベルが所定範囲にあるときは目標電波であると判定し、検波出力レベルが所定範囲以上では目標電波ではなく誤受信であると判定し、報知制御部は判定結果が誤受信の際は報知動作の停止指示を出力する動作を行う。
目標電波のカーロケーターシステム,各種の連絡無線では占有周波数帯幅(周波数偏移)を±5kHzとするナロー(N−FM)を採用しており、これに対して、テレビやFMラジオでは周波数偏移は±5kHzを上回るワイド(W−FM)であることから、周波数偏移の差は検波出力の差で現れ、検波出力レベルを監視することにより、テレビやFMラジオ等の放送など他の強電力の電波による受信であるか否かを判定することができる。つまり、検波出力レベルが所定以上では目標電波ではなく、他の強電力の電波による受信であると判断することができる。
本発明に係る電波信号報知装置では、検波出力レベルが所定以上では目標電波ではなく誤受信であると判定する。この所定以上の電波は、テレビやFMラジオ等の放送など他の強電力の電波による受信が該当することになる。よって、誤受信であると判定した際は報知動作の停止指示を出力するので誤動作を防止できる。もちろんこの場合、受信部の構成は従来と同様にコストを抑えた典型的な構成を採ることができる。
図1は本発明の好適な一実施の形態を示している。本形態において、電波信号報知装置は、アンテナ1,受信部2,RSSI検出部3,報知制御部4,表示部5,検波部6,検波出力レベル判定部7などを備えて、特定周波数帯域の電波を受信して目標電波の受信時に音や光等の表示による報知を行う構成になっている。受信モニタする帯域は例えば350MHzから400MHz等の帯域とし、前述したように、これらの周波数はカーロケーターシステム(407.725MHz),車両速度測定のための連絡無線(350.1MHz)などに割り当てられている。
受信部2は、例えばスーパーヘテロダイン方式の構成とし、電波の受信には周波数スキャンを行っており、周波数の自動切り替えにより上述した特定周波数帯域をモニタしている。受信した電波信号は、RSSI検出部3と検波部6に与えられる。RSSI検出部3は、受信した電波のRSSI電圧が規定値以上か否かを判断し、規定値以上で受信状態と判定する。その判定結果が、報知制御部4に与えられる。
一方、検波部6は、受信した電波信号を検波し、その検波出力を検波出力レベル判定部7に与える。検波出力レベル判定部7は、検波出力レベルを検査することにより、テレビやFMラジオ等の放送など他の強電力の電波による受信か否かを判定し、受信した電波信号について真偽性の判定を行う。そして、その真偽性の判定結果を報知制御部4に送る。これら各処理部3,4,5,6の具体的な処理機能は、以下に示す通りである。
すなわち、まず、RSSI電圧が一定以上となりRSSI検出部3の出力が、信号受信と判断した場合に、「真の受信」か「偽の受信」のいずれかの受信があったとして処理される。
そして周波数スキャンの動作では、図2に示すように、周波数スキャンにおいて受信があった際は(S1,YES)、検波出力レベル判定部7は、検波出力レベルの検査を行う(S2)。ここで、検波出力レベルが、所定以上では目標電波ではなく「偽の受信」と判定し(S2,YES)、所定範囲にあるときは「真の受信」と判定する(S2,NO)。
検波出力レベル判定部7での判定結果が「真の受信」では、受信報知のため報知制御部4から表示部5へ報知音のオン指示を出力し(S3)、発光表示のオン指示を出力する(S4)。
検波出力レベル判定部7での判定結果が「偽の受信」では、報知制御部4において報知音および発光表示の指示状態を検査し(S5)、オフ指示の状態にあるときは(S5,NO)周波数スキャンの動作へ戻る。報知制御部4において報知音および発光表示のオン指示の状態にあるときは(S5,YES)、報知制御部4から表示部5へ報知音のオフ指示を出力し(S6)、発光表示のオフ指示を出力する(S7)。
何れの場合もその後は、次の周波数スキャンのため処理ルーチンの先頭へ戻る。つまり、検波出力レベル判定部7では、受信部2から検波出力を受け取り、その受信レベルが図3(a)に示すように、基準電圧下限から基準電圧上限の範囲にあるときは「真の受信」であると判定し、「真の受信」であることの判定結果を報知制御部4へ出力する。また、受信レベルが図3(b)に示すように、基準電圧下限から基準電圧上限の範囲を外れるときは「偽の受信」であると判定し、「偽の受信」であることの判定結果を報知制御部4へ出力する。
そして、報知制御部4は、検波出力レベル判定部7からの判定結果が、「真の受信」であるときは表示部5に対して報知音と発光表示のオン指示を出力し、「偽の受信」つまり誤受信であるときは表示部5に対して報知音と発光表示のオフ指示を出力する動作を行う。
このように、検波出力レベルが所定以上では目標電波ではなく誤受信であると判定するので、これにはテレビやFMラジオ等の放送など他の強電力の電波による受信が該当することになる。
すなわち、目標電波のカーロケーターシステム,取り締まり連絡無線では占有周波数帯幅(周波数偏移)を±5kHzとするナロー(N−FM)を採用しており、これに対して、テレビやFMラジオでは周波数偏移は±5kHzを上回るワイド(W−FM)であることから、周波数偏移の差は検波出力の差で現れ、検波出力レベルを監視することにより、テレビやFMラジオ等の放送など他の強電力の電波による受信であるか否かを判定することができる。したがって、検波出力レベルが所定以上では目標電波ではなく、他の強電力の電波による受信であると判断することができ、誤受信であると判定した際は報知動作の停止指示を出力するので誤動作を防止できる。もちろんこの場合、受信部2の構成は従来と同様にコストを抑えた典型的な構成を採ることができる。
本発明に係る電波信号報知装置の構成図である。 目標電波の受信における判定動作のフローチャートである。 判定動作における検波出力レベルのグラフであり、(a)は「真の受信」と判定する検波出力レベルの例、(b)は「偽の受信」と判定する検波出力レベルの例である。
符号の説明
1 アンテナ
2 受信部
3 RSSI検出部
4 報知制御部
5 表示部
6 検波部
7 検波出力レベル判定部

Claims (1)

  1. 350MHzから400MHz等の特定周波数帯域における電波を受信して目標電波の受信時に音や光等の表示による報知を行う電波信号報知装置であって、
    アンテナおよび電波受信のための受信部と、前記受信部で受信した電波の検波出力レベルについて検査して真偽性の判定を行う検波出力レベル判定部と、
    前記検波出力レベル判定部が出力する判定結果に応じて報知動作のための指示を出力する報知制御部と、
    前記報知制御部の指示に応じて音や光等の表示による報知動作を行う表示部と、を備え、
    前記検波出力レベル判定部は、前記検波出力レベルが所定範囲にあるときは前記目標電波であると判定し、前記検波出力レベルが所定以上では前記目標電波ではなく誤受信であると判定し、
    前記報知制御部は前記判定結果が誤受信の際は報知動作の停止指示を出力することを特徴とする電波信号報知装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011158361A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Yupiteru Corp マイクロ波検出器及びその調整方法
JP2015046865A (ja) * 2013-08-01 2015-03-12 日本無線株式会社 干渉波レプリカ生成回路及び干渉波抑圧回路

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