JP2008269694A - 記録装置及び記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録したデータ中に再生ができないプログラムが存在する、また記録装置が認識できないデータが存在し、記録媒体の空き容量が少なく見える。
【解決手段】再生を行うために必要なデータが不足・欠損していて明らかに再生ができないと判断可能な場合、データを自動的に削除する。また、記録媒体に記録されたデータの一部に認識できない情報が存在する場合、当該認識できないデータを自動的に削除する。
【選択図】図1

Description

技術分野はコンテンツを記録する記録媒体及び記録方法に関する。
近年、放送コンテンツをデジタルデータとして記録媒体に記録することが行われている。また、記録媒体として可搬型記録媒体が使用されている。
特許文献1では、「携帯型情報機器および据置型情報機器で記録した可搬型記憶媒体の内容を異なる可搬型記憶媒体に複写し、その可搬型記憶媒体を異なる携帯型情報機器および据置型情報機器で再生するためには、データの種類・規格との互換性を保持した状態で複写する必要がある」ことを課題として、その解決手段として「複写元可搬型記憶媒体から複写先可搬型記憶媒体へデータを複写するだけでなく、所定規則に則りデータを複写することによって、携帯型情報機器および据置型情報機器で再生する際に必要な、データの種類・規格との互換性を保つための煩雑な保存ディレクトリ名やファイル名の変更作業が不要になる。また、複写元可搬型記憶媒体から複写先可搬型記憶媒体へデータを複写する以前から複写先可搬型記憶媒体に保存されていたデータの上書き・消去をすることがなくなるため、データの損失を防ぐことが可能となる」ことが開示されている。
特開2007−26139号公報
デジタル放送では、映像データをデジタルデータとして扱い、映像データを圧縮して送信するMPEG(Moving Picture Experts Group)などの画像圧縮技術などが用いられ、受信環境による画像の劣化などの問題が少ないという利点がある。
また、映像データは、通常、ファイルシステムのファイルとして、HDD(Hard Disk Drive)などに記録される。ユーザは、録画指定により、番組をファイルとして記録し、その番組を視聴したいときには、そのファイルをHDDより読み出し、再生する。デジタル放送においては、放送局からテレビジョン受信装置には、MPEG2のTS(Transport Stream)により伝送され、HDD上では、MPEG2のTSあるいはPS(Program Stream)により保存される。
このようにデジタル放送では、番組をファイルとして保存することが容易であるため、そのファイルに様々な情報を付加することにより、ユーザに多様なユーティリティ機能を提供することができる。
ユーティリティ機能の一つとして、デジタル放送を記録する着脱可能な記録媒体の利用が考えられる。ディレクトリ・ファイル構成が規格で定められ、一つの着脱可能な記録媒体を各機器間で相互利用することが可能である。
また、そのようなユーティリティ機能の一つとして、ある記録媒体に記録したコンテンツを別の記録媒体にコピー・移動する機能がある。
例えば、特許文献1には、任意の携帯型情報機器および据置型情報機器で着脱可能な記録媒体に記録した内容を異なる携帯型情報機器および据置型情報機器で再生を可能にする技術が開示されている。
着脱可能な記録媒体においては動作の互換を保つために、ハードウェアの仕様、データを記録する際のフォルダの構成方法や各ファイルのデータ形式、記録再生手順などを規格化している。特許文献1にも示されているように、規格化をすることによって、規格に準拠した装置で記録したコンテンツを、規格に準拠した異なる再生装置で再生することを可能にする。
しかし、例えば一部の情報が欠損しているがために規格に則していないコンテンツが存在する場合、あるいはディレクトリ・フォルダ構成は規格どおりであるが実データが記録されていない場合には、当該コンテンツが再生できないおそれや、記録されているコンテンツの一覧を表示する際に再生不可能なコンテンツの情報を表示して使用者を混乱させてしまうおそれがある。
また、例えば規格において各ベンダの記録装置が独自のデータ形式によってファイルを記録することを許容している場合、この独自のデータは記録を行った記録装置と同じベンダの記録装置でのみ有効であることが考えられる。この場合、他ベンダの記録装置では当該独自のデータは形式が不明なため使用不可能な情報であり、そのデータのサイズ分だけ記録容量が減少しているように見えてしまうおそれがある。
そこで、本発明の一実施の態様は、上記の課題に対して再生を行うために必要なデータが不足・欠損していて明らかに再生ができないと判断可能な場合、データを自動的に削除する。
本発明の他の実施の態様は、記録媒体に記録されたデータの一部に認識できない情報が存在する場合、当該認識できないデータを自動的に削除する。
上記手段によれば、記録媒体をより効率よく利用できる。具体的には、例えば記録媒体の記録可能なコンテンツ数を正しく確保し、記録可能な容量を増やすことができる。
図1を用いて本発明の実施形態に係る記録装置の構成例について説明する。
図1に示した記録装置10は、デジタル放送を受信する受信部101、受信した番組を画像・音声データを処理する画像音声信号処理部102、記録媒体への記録、記録媒体からの読出しを制御する記録再生制御部103、表示部20へ映像・音声などの表示を制御する表示制御部104、リモコン40を用いたユーザからの指示を受け付けるリモコン受光部105、同じくユーザからの指示を受け付けるボタンなどから構成される操作部106、記録装置10の動作を制御する制御部107、データを保存するための不揮発性メモリ108、データを伝送するシステムバス109、記録媒体を接続するスロット110を備える。
表示部20は記録装置10からの出力をユーザに表示する。表示部20は例えば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等である。
受信部101は例えば地上波デジタル放送を受信する場合であれば当該放送を受信するアンテナやチューナである。また、例えばインターネット回線を利用したコンテンツの配信であればインターネット回線を接続するコネクタ、無線LANモデム等である。
画像音声信号処理部102は例えば受信部101で受信したTSから任意のチャンネルのトランスポートパケットを分離し、当該トランスポートパケットから映像と音声のPES(Packetized Elementary Streamの略。画像ESまたは音声ESを適当な大きさに分割してパケット化したもの。)又はES(Elementary Streamの略称。符号化された画像・音声のそれぞれのこと。)を分離、抽出する分離・抽出部、当該分離・抽出部で分離、抽出された映像及び/又は音声のPES又はESを取出し復号(デコード)する復号部等である。また、復号部はトランスポートパケットに含まれる復号のタイミングを示すDTS(Decoding Time Stamp)に基づき映像、音声を復号するタイミングを取るようにしてもよいし、トランスポートパケットに含まれる表示のタイミングを示すPTS(Presentation Time Stamp)に基づき映像、音声を出力するタイミングを取るようにしてもよい。
記録再生制御部103、表示制御部104、制御部107は例えばメモリとCPU(Central Processing Unit)で実現される。メモリは例えば不揮発性メモリ108でもよい。
また、スロット110により着脱可能な記録媒体30を装着する事ができるようになっている。記録媒体30は取り外しが可能であり、記録装置10で記録したデータを他の装置で利用することが可能である。
上記着脱可能な記録媒体30には、例えばテレビ放送をMPEG2トランスポートストリーム(以降TS)形式で記録される。スロット110に装着されると、記録再生制御部103を介して、記録、再生を行うことができる。例えば制御部107が制御して受信部101で受信した放送波から画像音声処理部102にて記録する番組のデータを抽出し、記録再生制御部103を介して記録媒体30へ記録する。記録したデータを再生する場合は記録再生制御部103を介して映像・音声データを記録媒体30から出力し、画像音声処理部102が映像データ、ならびに音声データをデコード処理し、表示制御部104が表示部20に表示する映像を生成する。
リモコン40は、例えばユーザの当該記録装置に対する記録や再生といった指示を行う。
図2は本発明の各実施形態に係る記録媒体30におけるディレクトリおよびファイルのデータ構造の一例を表す図である。
図2に示すデータ構造では、ツリー状構造でデータが管理され、ルートディレクトリ201に、一つ以上のコンテンツ管理ディレクトリ202が配される。
コンテンツ管理ディレクトリ202の下には、プログラム情報管理ファイル203、プログラム♯i(iは整数)のファイル204、209、オリジナル番組情報用インデックス管理ディレクトリ210、装置独自情報218のファイル、装置独自情報219のディレクトリが配される。
プログラム情報管理ファイル203は、複数種類の作成が可能である。204などのプログラム情報をリストで管理するオリジナル番組情報リスト、任意のプログラムの任意の部分を複数つなぎ合わせて再生を行うプレイリスト機能に関する、プレイリストの情報をリストで管理するプレイリスト番組情報リストなどがこれに当てはまる。一つの記録媒体に記録可能なプログラム数、プレイリスト数には上限値が規定されていてもよい。録画したコンテンツが無い場合にはこれらのファイルも存在しない。
プログラム♯iのファイル204、209は、ユーザが視聴する番組のデータストリームを格納するファイルであり、そのプログラムの情報を管理するためのストリームディレクトリ205と対応付けられている。録画したコンテンツが無い場合には本ファイルは一つも存在しない。
ストリームディレクトリ205の下には、アクセス位置情報206、プログラム情報207、装置独自情報208が配される。
アクセス位置情報206は、データストリームの再生のための位置情報が格納され、これを利用してプログラム途中からの普通再生や早送りなどの特殊再生をすることができ、例えば記録コンテンツの一定データ量ごとにアクセス位置を記録するファイルが一つあるいは複数存在する。
プログラム情報207は、例えば記録した時間や番組の放送されたチャンネルなど、その対応するプログラムの管理情報を格納するファイルである。
装置独自情報208は、当該プログラムに対して、ベンダ各社が固有の情報を任意の形式で記録するファイルである。
オリジナル番組情報用インデックス管理ディレクトリ210は、各プログラム#iに対するインデックス情報を管理するディレクトリであり、その下に、プログラム数と同数のプログラム♯iのディレクトリ211が配され、プログラム♯iのディレクトリ211の下には、インデックスを管理するファイルであるインデックス管理ファイル212と装置独自の情報である装置独自情報213が配される。
インデックスは、プログラムのストリーム中にマーク付けを行うものであり、このインデックスを用いて、再生時にマーク付けされた場面から再生を再開する機能、例えばチャプタ機能とかスキップ機能などと言われる機能、を実現することができる。
プレイリスト番組情報用インデックス管理ディレクトリ214は、各プレイリスト用のインデックス情報を管理するためのディレクトリであり、その下に、生成されたプレイリストの数だけプレイリスト♯iのディレクトリ215が配され、プレイリスト♯iのディレクトリ215の下には、インデックス管理ファイル216と装置独自情報217が配される。
また、装置独自情報213、217は、ベンダ固有の情報を格納することができる。
装置独自情報218のファイル、装置独自情報219のディレクトリは、この装置に対して、ベンダがこの装置固有の任意の情報を記録するためのファイルおよびディレクトリである。
図2において各ディレクトリ、ファイル、ストリームディレクトリ等の数は図2に示すものに限定されず、必要に応じて数を増やしてもよい。
本発明の第一の実施形態に係る記録装置について、図3を用いて説明する。
本発明の第一の実施形態に係る記録装置は、装置起動時や録画完了時、着脱可能な記録媒体30を挿入された際などに、例えば下記に示す手順によりディレクトリ、ファイルの構成を確認する。
図3は、本発明の第一の実施形態に係る記録装置のファイル削除動作例について説明するフローチャートである。当該処理は、例えば記録再生制御部103及び/又は制御部107によって行われる。また当該処理は、装置起動時や録画完了時、着脱可能な記録媒体30を挿入された際等に開始される。
ステップ(以降Sと省略する)301では変数iを初期化してS302へ進む。
S302ではプログラム#iについて、データストリームが再生可能であるか否かを調査してS303へ進む。再生可能であるか否かの判断の具体例としては、プログラム#iの再生に必要なデータストリームファイル204は存在しているものの、データ容量が0である、ないしは再生開始可能なデータ量が無い場合などは、実際には再生できないため再生不可能と判断してもよい。
別の具体例として、データストリームファイル204は正常だけれども、それに付随するアクセス位置情報ファイル206が存在しない、あるいはファイル206は存在してもデータ量が0である場合、再生不可能と判断してもよい。
また別の具体例として、プログラム情報207のデータが一部ないし全部欠損しており、記録した時間などの管理情報が正しく認識できずに再生を開始できないおそれがある場合、再生不可能と判断してもよい。
アクセス位置情報ファイル206が無くデータストリームファイル204が存在する場合、アクセス位置情報ファイル206を利用した特殊再生は不可能であるが、データストリームファイル204を先頭から読み出して、以降連続してデータを読み出す再生は可能であり、この場合再生可能とも不可能とも解釈できるため、装置によって再生の可否の基準を設定してもよい。
このように再生可能かどうかを判断するにあたって使用する情報は記録装置の実装方法に依存するため、適宜装置が再生を行う際に必要とする情報について調査を行い、再生不可能を判断してもよい。あるいはどの情報が欠損している場合に再生不可能と判定してコンテンツを削除するかを別途操作メニューからユーザが指定できるようにしてもよい。
例えば特殊再生が不可能であるが普通再生が可能なコンテンツは削除しない、あるいはプログラム情報207のデータが一部ないし全部欠損しているが、普通再生、特殊再生は可能であるコンテンツは削除しないといった設定を行ってもよい。
なお、これらの判断基準を総称して所定の規則とも呼ぶ。
S303ではS302の判定がエラーであればS304へ進み、エラーでなければS305へ進む。なお、上述のようにエラーがあるため特殊再生は不可能であるが通常再生は可能であるコンテンツであった場合に、当該装置においてこのようなコンテンツは削除しないと設定した場合は、当該エラーはエラーでないとしてS305へ進むようにしてもよい。
S304ではプログラム#iに関連する情報を全て削除してS305へと進む。関連する情報には、プログラム情報管理ファイル内のプログラム#iに関連する情報、プログラム♯iのデータストリームを格納するファイル204に付随するストリームディレクトリ205以下に存在するファイル、オリジナル番組情報用インデックス管理ディレクトリ210以下にあるプログラム#i用のインデックス管理ファイル及び装置独自情報、またプログラム#iがプレイリストに利用されている場合、利用されているプレイリスト用のインデックス管理情報に含まれる該当するインデックス情報、装置独自情報に含まれる該当する情報、などがある。このように所定の単位で削除する。
S305では変数iに1を加えS306へ進む。
S306では全てのプログラムについて確認完了していたら、すなわち変数iの値が総プログラム数を上回れば、処理を終了する。終了していなければS302へと進む。
これによって、明らかに再生ができないプログラムによって記録可能なプログラム数が余計に消費されてしまうのを防ぐ事が可能である。
なお、ディレクトリ、ファイル構造の確認のタイミングは上記に限らず、例えば保守を行う者が専用のメニューと実行画面を設けて実行できるようにするなどしてもよい。
以上に示した実施形態によって記録媒体に記録されたあるコンテンツについて、再生に必要なデータに不完全なデータが含まれる際に、そのコンテンツのデータおよび関連するデータを削除することで記録媒体に記録できるコンテンツ数を正しく確保すると共に、一覧表示に誤って再生できないコンテンツ情報を表示することを回避し、記録媒体の空き容量を増加させることが可能である。
上述したようにどのレベルで情報が欠損している場合に削除するかを指定できる場合には、一覧表示において情報が欠損しているコンテンツを表示するようにしてもよい。その場合、アイコンなどを用いて情報の欠損がわかるような表示を行うようにしてもよい。例えば特殊再生できない場合やコンテンツの番組内容といった詳細情報が表示できないなど、種類によって差異がわかるような表示を行うようにしてもよい。
本発明の第二の実施形態に係る記録装置について、図4から図6を用いて説明する。
図4は、本発明の第二の実施形態に係る記録装置に着脱可能な記録媒体30が挿入された際等の処理例について説明するフローチャートである。特に、図2に示すフォルダ・ファイル構成を持った規格に則りデータが記録されており、別ベンダの装置で装置独自情報(208、213、217、218、219)のファイルを含む可能性がある着脱可能な記録媒体を装着した際の処理について説明している。
当該処理は例えば記録再生制御部103及び/又は制御部107によって行われる。また、ここでは当該処理が着脱可能な記録媒体30を挿入された際に開始される場合について説明しているが、処理の開始は装置起動時や録画完了時等であってもよい。
S401ではスロット110に着脱可能な記録媒体30が挿入されたことを例えば通電状態の変化などを元に検知し、制御部107に情報を伝達してS402へ進む。
S402では制御部107が例えば記録媒体30のマウント処理(記録媒体30を当該記録装置に認識させ、操作可能にする処理)などの初期化処理を行う。
S403ではS402の処理結果が正常終了であれば記録媒体の内容が認識できる状態でS405へと進む。異常終了であれば、S404へと進む。
S404では初期化処理が正しく終了しなかったことを表示して処理を終了する。マウント処理が異常で終了した場合には、例えばユーザに着脱可能な記録媒体30のフォーマットを促すなどの対応も可能である。
S405ではディレクトリ、ファイルの検索を行い、他のベンダの記録装置によって記録された装置独自情報や、当該記録装置で利用できない装置独自情報等があるかを検知、すなわち記録装置が読み取り不可能であるファイルがあるかどうかをチェックしS406へ進む。この装置独自情報は、例えばOther Named Streamとして記録されている。読取不可能であるファイルであるかどうかは、記録媒体の規格により記録装置間で共通に定められている仕様か否かで判断してもよいし、共通で定められている仕様又は当該記録装置で対応している装置独自情報の仕様であるか否かで判断してもよい。この前者の判断基準を第1の基準、後者の基準を第2の基準、総称して第3の基準(所定の基準)とも呼ぶ。
S406では読み取ることができないファイルがある場合にS407へ、ない場合は処理を終了する。
S407では自動的にそのファイルを削除するかどうかを判定し、削除することになっている場合にはS408へ進む。削除することになっていない場合には処理を終了する。削除実行の可否は、図5に示されるようにS407にてユーザに問い合わせるようにしてもよいし、システムの環境変数として持たせて別途ユーザに変更できるようにさせてもよいし、当該記録装置においてあらかじめ設定されていてもよい。
すなわちS407でユーザに問い合わせる場合には、図5に示されるように画面501に問い合わせウィンドウ502を表示して、ユーザにリモコン40や操作部106のボタンなどから選択させる。ユーザは情報を削除することに同意すれば503の”はい”ボタンを選択し、削除しないのであれば504の”いいえ”ボタンを選択する。
S408では不要なファイルを削除してS409へ進む。また、このとき処理の履歴を不揮発性メモリ108上に記録してもよい。
S409ではファイルを削除したことをユーザに伝えるメッセージを表示して処理を終了する。
図6はS409にて表示するメッセージの一例である。601は表示部20を示し、602は表示するメッセージの一例である。
以上に示した実施形態によって着脱可能な記録媒体に記録装置が認識できないデータが存在する場合に、装置に装着した際に該当データを削除することで記録媒体の空き容量を増加させることが可能である。またユーザが不要な情報の削除をしないよう設定することによって再度他の記録装置で着脱可能な記録媒体30を利用する場合にユーティリティ機能の利用可能性を保つことができる。削除はファイル単位で実行するのが望ましい。ファイル単位未満のデータを残しても再生できず容量が無駄になってしまうからである。
本発明の第三の実施形態に係る記録装置について、図7及び図8を用いて説明する。
図7は本発明の第三の実施形態に係る記録装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。図1のブロック図と異なる点は、記録装置に内蔵された記録媒体701を備える点と、当該記録媒体701を備えたことにより着脱可能な記録媒体30を接続するスロットの配置が変わった点である(配置が変わったスロットをスロット111とする。)。
図8は記録媒体間でファイルを移動・コピー時に認識できないファイルを削除する際の処理例について説明するフローチャートである。当該処理は例えば記録再生制御部103及び/又は制御部107によって行われる。
第二の実施形態では、着脱可能な記録媒体30を装着した時点にてユーザが不要な情報を削除するかどうかを決定する機能を持つものであった。本実施形態では第一、第二の実施形態と同じく図2に示すデータ構造のもとで、複数の記録媒体間でファイルの移動・コピーを行う際に不要なファイル削除ができるようにするものである。
本実施形態に係る記録装置の構成では、図7に示す通り記録装置に内蔵された記録媒体701を持つ。この場合、記録媒体701および着脱可能な記録媒体30ともに同じ規格に基づいてコンテンツの記録や再生を行うものとし、図2で示したようなファイル・フォルダ構成を夫々が持つものである。このとき記録媒体701と記録媒体30との間でデータの移動・コピーが可能となる。
S801ではユーザが移動またはコピーしたいコンテンツを、制御部107の制御により着脱可能な記録媒体30から内蔵の記録媒体701へ記録再生制御部103を介して必要なデータの転送を行い、処理終了後S802へ進む。このときデータの移動ないしコピーを試みて失敗した場合、内蔵の記録媒体701上に中途半端に追加されたデータは削除してもよい。
S802では制御部107でS801の処理結果を判断し、正常に終了すればS804へ進み、異常終了していればS803へと進む。
S803は処理が失敗した旨のメッセージを表示し、処理を終了する。
S804では転送されたデータを検索、解析し他の記録装置によって記録された装置独自情報が有るかを検知、すなわち本実施形態に係る記録装置が読み取り不可能であるファイルがあるかどうかをチェックしS805へ進む。
以降S805からS808までの処理はそれぞれS406からS409までの処理に等しい。
以上の実施形態では、内蔵の記録媒体701と着脱可能な記録媒体30との間でのファイルの移動・コピーについて説明を行ったが、複数の着脱可能な記録媒体間でのファイルの移動・コピーでも同様のファイル・フォルダ構成、移動・コピー処理にて不要なデータの削除を実現する事が可能である。
以上に示した実施形態によって記録媒体に記録装置が認識できないデータが存在する場合に、記録媒体間のデータの移動・コピー時に該当データを削除することで記録媒体の空き容量を増加させることが可能である。
また、ユーザが不要な情報の削除をしないよう設定することによって再度他ベンダの記録装置で着脱可能な記録媒体30を利用する場合にユーティリティ機能の利用可能性を保つことができる。
S804からのデータ削除の処理とS801からのデータ転送の処理とは手順が逆すなわち先に着脱可能な記録媒体30内で転送対象のデータに対するデータ解析,削除を行った後に内臓の記録媒体701へデータの転送を行うという手順であっても同様の効果が得られる。
また、本実施形態に係る記録装置のハードウェア構成においては、第一の実施形態で説明した再生不可能なコンテンツの削除については内蔵の記録媒体701に対しても、記録媒体30に対しても等しく行えるものである。
また、本実施形態に係る記録装置のハードウェア構成において、例えば記録媒体701と着脱可能な記録媒体30との間でのデータ移動中に停電やユーザ操作などが原因で装置の電源が切れ、次回起動時にファイルの修復を行う場合を考える。
データの移動は転送元の記録媒体から転送先の記録媒体に該当するデータをコピーした後に、転送元の記録媒体にある該当するデータを削除する、という手順で行うものである。したがって電源が切れた瞬間には、転送元と転送先の記録媒体両方に同じ内容のデータが存在する。
データ転送開始時に制御部107は不揮発性メモリ108にいずれの記録媒体のどのコンテンツのデータを移動しているという情報を記録しておく。例えば記録媒体701から着脱可能な記録媒体30へデータ転送中に装置の電源が切れた場合、記録媒体701にはコンテンツがそのまま残されており、着脱可能な記録媒体30にはタイミングによってはコピーが完了したデータのみ記録されており、一部データが欠損した状態のコンテンツが記録されている。
起動時に不揮発性メモリ108に情報が記録されていれば、修復処理を行う。第一の実施形態と同様の手順で着脱可能な記録媒体30の該当するデータを調査し、正常に再生できると判断すれば記録媒体107に記録されている該当するデータをS304と同様の手順で削除する。
一方、正常に再生できないのであれば、着脱可能な記録媒体30の該当するデータをS304と同様の手順で削除する。
削除処理が終了したら、不揮発性メモリ108に記録した情報を削除して初期化処理を終了する。
これによってデータ移動の中断によって、再生できないデータを記録媒体に残してしまうことや、複数の記録媒体に同じデータが存在することを回避可能である。
なお、図1及び図7に示したブロック図を構成する各ブロックはハードウェアで実現されていてもよいし、その一部をソフトウェアで実現してもよい。
記録装置の構成の一例を示すブロック図 ディレクトリ・ファイルの構成の一例を示す模式図 不要なコンテンツ情報を削除する動作の一例を示すフローチャート 不要な独自情報を削除する動作の一例を示すフローチャート 独自情報を削除するかどうかをユーザに問い合わせる場合に表示するメッセージの一例を示す模式図 独自情報を削除した場合に表示するメッセージの一例を示す模式図 記録装置の構成の一例を示すブロック図 不要な独自情報を削除する動作の一例を示すフローチャート
符号の説明
10:記録装置
20:表示部
30:着脱可能な記録媒体
40:リモコン
101:受信部
102:映像音声信号処理部
103:記録再生制御部
104:表示制御部
105:リモコン受光部
106:操作部
107:制御部
108:不揮発性メモリ
109:システムバス
110:スロット
701:記録媒体

Claims (6)

  1. データを記録する記録媒体を接続する接続部と、
    前記接続部に接続された記録媒体へのデータの記録を制御する制御部とを有し、
    前記制御部は前記接続部に接続された記録媒体に記録されているデータが利用できるか否かを判断し、当該データが利用できないと判断した場合当該データを削除する記録装置。
  2. データが記録される記録媒体の接続を受け、
    当該接続を受けた記録媒体に記録されているデータが利用できるか否か判断し、
    当該データが利用できないと判断した場合は当該データを削除する記録方法。
  3. 記録媒体を着脱可能な記録媒体装着部と、
    前記記録媒体装着部に装着された記録媒体からデータを読み出す読出部と、
    前記記録媒体装着部に装着された記録媒体に記録されているデータのデータ構造が所定の規則に則しているか判断する判断部と、
    前記判断部によって前記所定の規則に反すると判断されたデータ構造を含む、任意の纏まった単位のデータの削除を実行する削除部とを有する記録装置。
  4. 請求項3に記載の記録装置においてさらに、
    前記判断部で前記所定の規則に反すると判断されたとき、メッセージ画面を表示する表示部を有する記録装置。
  5. 請求項3に記載の記録装置において、
    前記削除部は、前記装着部に記録媒体が装着されたときに前記削除を実行する記録装置。
  6. 請求項3に記載の記録装置においてさらに、
    複数の記録媒体間でのデータ転送を行う転送部を有し、
    前記削除部は、前記転送部によってデータ転送を行うときに前記削除を実行する記録装置。
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