JP2006340147A - 画像再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 他のデータ処理装置より画像データを含むデータを受信して再生することが出来る画像再生装置において、搭載する記録媒体の使用効率を低下させずに、不特定多数の外部のデータ処理装置から送信されるデータのうち必要十分なデータ形式で記録する。
【解決手段】 他のデータ処理装置より画像データを含むデータを受信して再生することができる画像再生装置において、
受信後に受信したデータが該画像再生装置で再生不可能なフォーマットを含むデータであるか否かを判定し、再生不可能なフォーマットを含むデータであった場合に、受信データから該画像再生装置で再生不可能なデータを検出する、検出手段と、該データを削除することによって前記受信データを再生可能な画像フォーマットデータに再構成するデータ編集手段を備える。ユーザにとって必要最小限のデータを記録して記録媒体の使用効率を向上させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、画像データを受信し再生が可能な画像再生装置に関する。
デジタルフォーマットの画像データは銀塩カメラやその他の撮像装置で撮影したアナログの画像データと異なり、画像の編集や通信等が容易である。ユーザーはデジタルカメラを使ってフィルムの現像を待つことなく撮った画像をすぐその場で見たり、削除したり、或いは編集したりすることができる。特に複数のユーザーがそれぞれ撮影した画像を共有するときは画像の焼き増しが必要なく、互いのデータ処理装置間で通信することで容易なデータ共有が可能である。
こうした画像データ利用の利便性向上に伴い、主に通信機能を利用したサービスの提供が可能である。例えば契約、登録したメンバーにコンテンツ配信会社が画像を定期的に送信したり、ある個人がデジタルカメラ等で撮影した画像を、登録したグループメンバーに配信したりすることができる。このような画像データの配信は、現在主に配信先としてパーソナルコンピュータを想定したものであるが、今後は携帯電話やデジタルカメラを含む携帯端末へと拡大していく傾向にある。現在でも既に携帯端末で画像データを受信することは可能である。例えば撮像装置を搭載した携帯電話で撮像した画像を別の携帯電話に配信するような機能は現在提供されているサービスに存在する。
今後携帯端末は、不特定多数のデータ処理装置から配信される画像データを受信することが必要になる。この場合、上記の例に示すように同様のサービスに加入した登録者、或いは登録した端末間で決められたデータフォーマットだけでなく、様々なフォーマットを有するデータを受信しなければならない。しかし本来携帯端末は携帯性を重視した仕様のため、ある特定の機能に特化した構成にしかなっていない。従って、他のフォーマットを有するデータを再生することが不可能であり、これを仮にデータとして受信した場合には、再生可能な他のデータ処理装置に転送して再生しなければならない。
このような問題を回避するために、従来ではデータ処理機器間のデータ送受信はプロトコルによってデータを管理し、データフォーマットの検出を行って、送信側の機器が受信側の機器にとって未対応のフォーマットを送信した場合には受信側の機器がそのデータの受信を拒否することが可能である。
しかし受信側の機器が本来そのフォーマットデータの再生を目的としないようなデータの受信を拒否する場合であれば、問題ないが、未対応ではあるが類似したデータフォーマットの再生を目的とするデータを受信するケースも考えられる。以下に具体例を示す。
例えば、デジタルカメラによるデータ受信を考える。本来デジタルカメラ単体では画像データの再生のみを目的としており、ドキュメントデータや実行ファイル形式のデータなどの再生はそもそも無意味であり、それらのデータをデジタルカメラが受信する必要はない。その場合、受信側のデジタルカメラは送信側データ処理装置とのプロトコル通信によってそれらを拒否することは妥当な処理であるといえる。しかし、今度は互いに機能仕様が異なるデジタルカメラ間で画像データを送受信する場合を考える。例えば、送信側のデジタルカメラが音声入力装置を有し、MPEG動画像データを音声付きで記録することが可能で、受信側のデジタルカメラは音声出力装置を持たないため、音声データの再生が不可能である場合の動画像データ送受信についてである。受信側のデジタルカメラは音声無しでMPEG動画像再生が可能な場合は、これをプロトコル通信によって受信を拒否するのは妥当ではない。また仮に音声付きのMPEGフォーマットのデータを受信しても再生時には音声データ部を無視するだけで、動画像の再生が可能である。ユーザーにとって一部でも対応フォーマットデータがあれば受信できる許容範囲を持っておくことが好ましい。しかしこの場合、再生不可能なデータがデジタルカメラに搭載した、或いは着脱可能な記録媒体を占有することになる。
携帯端末は省スペースを重視した設計のため、装置に搭載可能な記録媒体のメモリ容量は限られている。そのため上記のような無駄なデータが存在することはメモリと携帯端末、上記の例ではデジタルカメラであるが、の本来の使用効率を低下させる原因となる。従って、上記の音声データを含むMPEG動画データのように対応可能な画像データだけを残し、未対応の音声データを削除して記録媒体に記録しておくことが、メモリの使用効率の面から考えて望ましい。
上記のデータ編集は画像再生装置の受信後に行うことも可能であるが、将来不特定多数のデータ処理装置から送信されるデータに対してユーザーの手を介して行うことは作業が煩雑であり、ユーザーの満足度の面から考えると再生装置による自動的な処理が求められている。
特開平8−116526、特開2000−090019では主に送信元の機器が送信先の機器の製品仕様を検出し、その製品仕様に応じて送信元機器がデータの編集、加工をおこなって送信する提案がなされている。しかし、本発明においては送信元のデータ処理装置も多数の再生装置への画像データの配信を前提としているため、それぞれ送信先の機器の製品仕様を検出してデータの編集を行うことは非常に処理が大変である。従って本発明は主に受信側の再生装置としての処理に特化した提案であり、上記の公知の発明においては言及されていない内容である。
特開平8−116526号公報 特開2000−090019号公報
本発明は以上の点を考慮してなされたものであり、本出願の発明の目的は、再生可能なフォーマットデータの一部に再生が未対応なフォーマットデータが含まれている場合でも、それを受信すると共に装置に搭載の記録媒体のメモリ使用効率を損ねないデータ再生装置を提案することである。
他のデータ処理装置より画像データを含むデータを受信して再生することができる画像再生装置において、
受信後に受信したデータが該画像再生装置で再生不可能なフォーマットを含むデータであるか否かを判定し、再生不可能なフォーマットを含むデータであった場合に、受信データから該画像再生装置で再生不可能なデータを検出する、検出手段と、該データを削除することによって前記受信データを再生可能な画像フォーマットデータに再構成するデータ編集手段、
を備えていることを特徴とする。
他のデータ処理装置より画像データを含むデータを受信して再生することができる画像再生装置において、
受信後に受信したデータが該画像再生装置で再生不可能なフォーマットを含むデータであるか否かを判定し、再生不可能なフォーマットを含むデータであった場合に、受信データから該画像再生装置で再生不可能なデータを検出する、検出手段と、該データを削除することによって前記受信データを再生可能な画像フォーマットデータに再構成するデータ編集手段、
を備えたアルゴリズムを有するソフトウェア及びそれを記憶した媒体を備えていることを特徴とする。
請求項1における前記検出手段は受信した動画像データの中に音声データフォーマットを含むか否かを判定し、音声データが含まれている場合にはそのデータ領域を検出することを特徴とする。
請求項1における前記データ編集手段は受信した動画像データの中の音声データフォーマットを削除して、動画像データを再構成することを特徴とする。
他のデータ処理装置より画像データを含むデータを受信して再生することができる画像再生装置において、
受信後に受信したデータが該画像再生装置で再生不可能なフォーマットを含むデータであるか否かを判定する検出手段と、該データから再生可能な画像フォーマットデータ抽出するデータ編集手段、
を備えていることを特徴とする。
他のデータ処理装置より画像データを含むデータを受信して再生することができる画像再生装置において、
受信後に受信したデータが該画像再生装置で再生不可能なフォーマットを含むデータであるか否かを判定する検出手段と、該データから再生可能な画像フォーマットデータ抽出するデータ編集手段、
を備えたアルゴリズムを有するソフトウェア及びそれを記憶した媒体を備えていることを特徴とする。
請求項5における前記検出手段は受信した動画像データが静止画データ群で構成されているかを判定することを特徴とする。
請求項5における前記データ編集手段は受信した動画像データの中から静止画データをサンプリングして複数枚の静止画像データを抽出することを特徴とする。
請求項1の請求によると、他のデータ処理装置より画像データを含むデータを受信して再生することができる画像再生装置において、受信後に受信データから該画像再生装置で再生不可能なデータ領域を検出した場合に、該データを削除して前記受信データを再生可能な画像フォーマットデータに再構成することによって、記録媒体の使用効率を低下させることなく、ユーザーによる画像再生を可能にする。
請求項2の請求によると、請求項1記載のアルゴリズムを搭載することにより、他の画像再生装置で上記機能を実現することができる。
請求項3の請求によると、前記検出手段において受信した動画像データの中に音声データフォーマットを含むか否かを判定し、音声データが含まれている場合にはそのデータ領域を検出することにより上記機能を実現することができる。
請求項4の請求によると、前記データ編集手段において受信した動画像データの中の音声データフォーマットを削除して、動画像データを再構成することによって上記機能を実現することができる。
請求項5の請求によると、他のデータ処理装置より画像データを含むデータを受信して再生することができる画像再生装置において、
受信後に受信したデータが該画像再生装置で再生不可能なフォーマットを含むデータであった場合に、該データから再生可能な画像フォーマットデータ抽出することで再生できなかったり、記録媒体の使用効率が低下したりする問題を回避することができる。
請求項6の請求によると、請求項5記載のアルゴリズムを搭載することにより、他の画像再生装置で上記機能を実現することができる。
請求項7の請求によると、前記検出手段において受信した動画像データが静止画データ群で構成されているかを判定することによって上記機能を実現することができる。
請求項8の請求によると、前記データ編集手段において受信した動画像データの中から静止画データをサンプリングして複数枚の静止画像データを抽出ことによって上記機能を実現することができる。
以下、この発明の実施例を図面と共に詳述する。
(第1の実施例)
本実施例では音声出力装置を有しないデジタルカメラに、音声データ入りMPEG画像データが送信された場合に、そのデータ受信後に音声データパックを削除して映像のみのデータに再構成して付属の記録媒体に記録する手法について説明する。
本実施例におけるデジタルカメラのシステム構成を図1に示す。ここで、1はデジタルカメラ全体、2は撮影光学系、3はレンズ、4はCCD、5はCDS/AGC、6はA/Dコンバータ、7は信号処理装置A、8はV−ドライブ、9はタイミングジェネレータ(以下TGと略す)、10は信号処理装置B、11はデータバス、12はCPUバス、13はROM等の不揮発性メモリ、14はCPU、15は画像データの記録を行うメモリカード、16は操作部材を持つユーザーインターフェース、17はディスプレイコントローラ、18はVRAM、19はDRAM等の揮発性メモリ、20は液晶モニタである。
さらに本発明において、フォーマット検知手段21、受信データ編集手段22、通信手段23を含む。
まず、デジタルカメラ1の撮影表示に関する動作について説明する。以下の制御は全て揮発性メモリ19のプログラムメモリ上にメモリカード15或いは不揮発性メモリ13からロードしたソフトウェアをCPU14上で起動することで行う。まず撮影光学系2のレンズ3によってCCD4に結像した画像をCDS/AGC5によって電気信号の振幅やゲインを調整する。さらにA/Dコンバータ6を用いてアナログ信号からデジタル信号に変換する。次にこのデジタル信号を、信号処理装置A7を用いて、画像の色座標系上の値に変換する。ここで色座標系にはY−C座標系のほか、RGB座標系等、様々な色空間の座標系が存在するが、本発明中では限定されるものではない。
信号処理装置A7からはCCD4の撮影画素数に応じたデータが画素クロックに同期して出力する。すなわち図1において信号処理装置A7から出力する制御線上の値は画素クロックであり、データ線上の値は実際に撮影光学系2から取得した実画像データとなる。さらに、同様に信号処理装置A7の制御線上には画素クロックと同時にCCD4の撮影エリアのサイズに対応した制御信号を出力する。すなわち撮影エリアの1ラインが始まる度にHDの信号を、撮影エリアの1フィールドおきにVDの信号を出力する。
このようにして、撮影光学系2によって撮影して色変換した信号を信号処理装置A7の発生する制御信号と同期して出力し、信号処理装置B10に入力する。信号処理装置B10は主に揮発性メモリ19とのデータの読み書き、メモリカード15とのデータの読み書き、ディスプレイコントローラ17の駆動、液晶モニタ20画像表示用データのVRAM18への書き込み、CPU14からの信号の変換、撮影光学系への制御信号の送信、デジタルカメラ1外部への画像データの送信を制御する。信号処理装置B10によって作成した画像データは静止画撮影の場合はJPEG画像フォーマットに、動画撮影の場合はMPEG画像フォーマットに、従った圧縮処理を行って記録データを生成し、メモリカード15に書き込み記録する。また、撮影時のプレビューや再生時に画像を液晶モニタ20に表示するためには、画像データを、データバス11を通じてVRAM18に書き込み、同時にCPUバス12を通じてディスプレイコントローラ17を駆動する。ディスプレイコントローラ17はVRAM18のデータを液晶モニタ20に表示する。その他ユーザーインターフェース16はユーザーからの撮影、再生、モード設定、液晶モニタ20ON/OFF、メモリカード15カードの着脱を行う。以上のようにしてユーザーは画像の撮影、記録、再生を行うことができる。
一方、外部のデータ処理装置から送信されたデータはつんしん手段23を介して受信することができる。このとき外部のデータ処理装置との接続形態はUSBやIEEE1394といった有線のケーブルである場合や赤外線などの無線接続である場合があるが本発明においては限定するものではない。また本実施例では通信手段23において外部データ処理装置とプロトコルによる通信を行っており、画像以外のドキュメントデータや実行ファイル形式データはプロトコル通信によって受信拒否されている。従って、デジタルカメラ1が受信することができるデータは少なくとも画像再生が可能なフォーマットである。但し、対応するフォーマットには全て再生可能なデータ含まれているとは限らない。受信したデータは一度揮発性メモリ19に入って最終的にメモリカード15に記録されるがこのときフォーマット検知手段21と受信データ編集手段22による本発明の処理が入る。いま外部のデータ処理装置からMPEGフォーマットデータが送信されたときの処理について以下に詳述する。
そこでまずMPEG動画像データのフォーマットについて図4に示す。但し、このフォーマット表示はMPEGの1例であり、このフォーマットに限定されるものではない。MPEG動画像データはパック301という単位ごとのデータブロックからなる。それぞれのパックにはパックヘッダ302とシステムヘッダ303と複数のパケット304から成り、パックヘッダ302にはパックの開始コードや基準時間情報、そして多重化に用いるビットレートに関する情報が入っている。システムヘッダ303には映像、音声各データストリームビットレート等の情報が記述される。パケット304はさらにパケットヘッダ305と個別のストリーム306に分割され、パケットヘッダ305には個別のストリームを識別するIDやパケットサイズ、その他同期再生のための時間情報等が記述される。ストリーム306はそれぞれ映像データ、音声データ、その他のデータの実データであり、時分割多重されて一つのストリーム群を構成する。再生時にこれらをそれぞれに分割して映像表示と音声出力を同期して行う。
いまMPEG動画像データがそのままメモリカード15に記録され、再度デジタルカメラ1の不揮発性メモリ13に記録されている画像再生手段によって再生された場合、MPEGデータを映像と音声のデータに分割して映像データはディスプレイコントローラ17を駆動してVRAM18から液晶モニタ19に表示されるがデジタルカメラ1はスピーカー等の音声出力装置を有していないため、出力が不可能である。そのためメモリカード15にはデジタルカメラ1で再生不可能な音声データがメモリ領域を占有していることになり、配信される様々な画像データを取得ために多くの記録容量が必要とされている状況において無駄なデータが存在することはメモリ容量の使用効率を低下させる原因となる。
このような問題に対して、前述した通信手段23によるデータ受信においてプロトコルによるデータの受信拒否をする方法も考えられるが、不特定多数の外部のデータ処理装置から送信される多岐にわたる画像フォーマット仕様のうち、受信可能なデータが限定されることになる。これはユーザーにとって満足度の高い画像配信を受けるためにはユーザーの持つ機器に制約を課すことになり、自由度がなくなってしまう。そこで一旦ユーザー側の再生装置に取り込み、ユーザーの手で自由に編集する方法も考えられるが、今後常時取り込みを可能とするようなサービスに対してそのつどユーザーに画像編集を強いる方法は大きな負荷となる。従って、少なくとも再生可能なフォーマットが送信された場合にはそれを受信して、その中で再生に必要十分なフォーマットデータだけでデータを再構成して記録しておくことが好ましい。
そこで通信手段23から入力した画像を一度揮発性メモリ19に格納した時点で次にフォーマット検知手段21とデータ編集手段22を起動する。以下に上記2つによる受信データフォーマットの変換シーケンスのフローチャートを、図2を使って説明する。
まず通信手段23によって揮発性メモリ19に受信データが蓄積される(S101)と、フォーマット検知手段21によってどのフォーマットを受信したかを検知する。本実施例では通信手段23による外部のデータ処理装置とのプロトコル通信においてデジタルカメラ1が全て再生不可能なフォーマットを有するデータの受信を拒否しているため、受信したデータは少なくとも再生可能なフォーマットを有するデータである。しかし、MPEGフォーマットのように映像データと音声データが混在するデータフォーマットでは、デジタルカメラ1では音声データが再生不可能である。ここではS101でMPEGデータが受信された場合について記す。
次にフォーマット検知手段21が、受信したデータがMPEGデータフォーマットであることを検知するとMPEGフォーマットのパック領域をデータの先頭から検索する(S102)。そしてパック領域のなかでさらにパケットヘッダを検索し、その識別情報からストリームが音声データであるのか映像データであるのかを識別する(S103)。ここでそのパケットが音声データストリームでない、すなわち映像データストリームである場合には、このデータはデジタルカメラ1で再生可能であるので、記録する。しかし、このパケットが音声データストリームである場合には(S104)、デジタルカメラ1での再生にとって不要なデータであるため、そのパケットを削除して(S105)、その空きのパケット領域に次に入るべきパケットを詰めてパックを再構成する(S106)。
これをパックに含まれるパケット全てについて行い(S107)、さらに全てのパックに行って(S108)、受信したMPEGフォーマットのデータを全て再構成する。ここで改めて再構成して揮発性メモリ19に蓄積したデータをメモリカード15に記録して(S109)、データ変換を終了する(S110)。
以上のように音声出力機能を有しないデジタルカメラが外部のデータ装置から受信したMPEGフォーマットデータのうち、再生に不要な音声データを削除して付属の記録媒体に記録することによって、記録媒体を無駄に占有するデータを削除しつつ、再生可能なデータを再構成して記録することができる。
ところで、本実施例においては動画と音声を含むデータフォーマットとしてMPEGフォーマットについて述べたが、これはこのフォーマットに限定されるものではない。また、外部のデータ処理装置との通信にはプロトコル通信を使用しているが、プロトコルのない通信において、デジタルカメラ側がスレーブ装置として動作している場合でも同様である。さらに、本実施例において受信側の画像再生装置としてデジタルカメラを挙げたが、映像出力装置と記録媒体を有する画像再生装置であれば、いずれの装置にも限定されるものではない。
(第2の実施例)
本実施例では動画出力装置を有しないデジタルカメラに、Motion−JPEG画像データが送信された場合に、そのデータ受信後に複数枚の静止画JPEGデータに分割すると共にそのうちの数枚を抽出して付属の記録媒体に静止画として記録する手法について説明する。本実施例の構成は第1の実施例と同様、図1に示す通りである。但し、図1のデジタルカメラは動画再生機能を持たないカメラである点が第1の実施例と異なる。
Motion−JPEGデータフォーマットはJPEGフォーマットデータをそのまま時系列につなぎ合わせたものである。音声データは独立にあるため、本実施例の説明では省略する。
本実施例における受信データ記録方法について説明する。図3にそのフローチャートを示す。まずフォーマット検知手段21が、受信したデータがMotion−JPEGデータフォーマットであることを検知する(S201)とJPEGデータ領域をデータの先頭から検索する(S202)。本実施例ではMotion−JPEGで分割した静止画JPEGデータのうち5枚周期でサンプリングして抽出し、それらのみをメモリカード15に記録する機能を持つ。従ってS202において受信したデータの先頭からのJPEGデータのカウンタNを設定し
mod(N,5)
を計算する。この計算式はNを5で割ったときの余りを示すものであり、これが0であるかどうかを比較する(S203)。すなわち5で割り切れるカウンタ値のJPEGデータのみを抽出する。ここで5枚目、10枚目、15枚目・・・のデータは静止画として抽出し、メモリカード15にそのまま記録する(S204)。しかしそれ以外のJPEGデータは削除する(S205)。本実施例では動画の記録時間のうち、サンプリングしたあるコマ分の静止画のみを記録する仕様になっている。しかし、Motion−JPEGはJPEGフォーマットの静止画データ群の集まりであるため、全ての静止画像を抽出して静止画として記録することは可能である。またサンプリング間隔を広げて少ないコマ数の静止画や或いはある任意の1枚のみのJPEG画像だけを記録することも可能である。これについては受信に用いるデジタルカメラやユーザーの機能仕様に基づいており、本実施例に限定されるものではない。
これをMotion−JPEGデータに含まれる全てのJPEGフォーマットデータについて行い(S206)、データ記録を終了する(S207)。
以上のように動画出力装置を有しないデジタルカメラが外部のデータ装置から受信したMotion−JPEG画像データが送信された場合に、そのデータ受信後にサンプリングした静止画JPEGデータのみを記録媒体に静止画として記録する手法にもともと再生不可能な動画像フォーマットのデータからユーザーのニーズに応じて必要十分なデータを再生可能な静止画として記録することが可能になる。
ところで、本実施例においては動画と音声を含むデータフォーマットとしてMotion−JPEGフォーマットについて述べたが、これはこのフォーマットに限定されるものではない。また、外部のデータ処理装置との通信にはプロトコル通信を使用しているが、プロトコルのない通信において、デジタルカメラ側がスレーブ装置として動作している場合でも同様である。さらに、本実施例において受信側の画像再生装置としてデジタルカメラを挙げたが、映像出力装置と記録媒体を有する画像再生装置であれば、いずれの装置にも限定されるものではない。
第1の実施例におけるデジタルカメラの構成図 第1の実施例におけるフローチャート 第2の実施例におけるフローチャート MPEG動画像データのフォーマットを示す図
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮影光学系
3 レンズ
4 CCD
5 CDS/AGC
6 A/Dコンバータ
7 信号処理装置A
8 Vドライブ
9 タイミングジェネレータ
10 信号処理装置B
11 データバス
12 CPUバス
13 不揮発性メモリ
14 CPU
15 メモリカード
16 ユーザーインターフェース
17 ディスプレイコントローラ
18 VRAM
19 メモリ
20 液晶モニタ
21 フォーマット検知手段
22 データ編集手段
23 通信手段

Claims (8)

  1. 他のデータ処理装置より画像データを含むデータを受信して再生することができる画像再生装置において、
    受信後に受信したデータが該画像再生装置で再生不可能なフォーマットを含むデータであるか否かを判定し、再生不可能なフォーマットを含むデータであった場合に、受信データから該画像再生装置で再生不可能なデータを検出する、検出手段と、該データを削除することによって前記受信データを再生可能な画像フォーマットデータに再構成するデータ編集手段、
    を備えた画像再生装置。
  2. 他のデータ処理装置より画像データを含むデータを受信して再生することができる画像再生装置において、
    受信後に受信したデータが該画像再生装置で再生不可能なフォーマットを含むデータであるか否かを判定し、再生不可能なフォーマットを含むデータであった場合に、受信データから該画像再生装置で再生不可能なデータを検出する、検出手段と、該データを削除することによって前記受信データを再生可能な画像フォーマットデータに再構成するデータ編集手段、
    を備えたアルゴリズムを有するソフトウェア及びそれを記憶した媒体。
  3. 請求項1における前記検出手段は受信した動画像データの中に音声データフォーマットを含むか否かを判定し、音声データが含まれている場合にはそのデータ領域を検出することを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。
  4. 請求項1における前記データ編集手段は受信した動画像データの中の音声データフォーマットを削除して、動画像データを再構成することを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。
  5. 他のデータ処理装置より画像データを含むデータを受信して再生することができる画像再生装置において、
    受信後に受信したデータが該画像再生装置で再生不可能なフォーマットを含むデータであるか否かを判定する検出手段と、該データから再生可能な画像フォーマットデータ抽出するデータ編集手段、
    を備えた画像再生装置。
  6. 他のデータ処理装置より画像データを含むデータを受信して再生することができる画像再生装置において、
    受信後に受信したデータが該画像再生装置で再生不可能なフォーマットを含むデータであるか否かを判定する検出手段と、該データから再生可能な画像フォーマットデータ抽出するデータ編集手段、
    を備えたアルゴリズムを有するソフトウェア及びそれを記憶した媒体。
  7. 請求項5における前記検出手段は受信した動画像データが静止画データ群で構成されているかを判定することを特徴とする請求項5記載の画像再生装置。
  8. 請求項5における前記データ編集手段は受信した動画像データの中から静止画データをサンプリングして複数枚の静止画像データを抽出することを特徴とする請求項5記載の画像再生装置。
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