JP2012018729A - 情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラム - Google Patents
情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】第1メディアの記録データを第2メディアに記録するコピー処理を実行する際に、第1メディアの記録データ対応の専用の再生プログラムと異なる再生プログラムを適用した場合に正常再生ができない可能性の高い問題データをプレイリストファイル等の再生制御情報ファイルを参照して判別する。問題データ判別処理における判別結果に応じて、問題データをコピー対象から削除する問題データ削除処理、またはコピーデータの正常再生ができない可能性をユーザに通知する警告通知処理等を実行する。
【選択図】図16
Description
その後ユーザ装置は、ディスク識別子(ID)等、予め規定された情報をサーバに送信する。
サーバは受信情報の正当性などを確認した後、コピー許可情報をユーザ装置に送信する。
ユーザ装置はサーバからのコピー許可情報の受領を条件としてコピー処理を開始する。
このようなシーケンスでディスク格納コンテンツの他メディアに対するコピー処理を許容するものである。
このコピー管理構成は、マネージドコピー(MC:Managed Copy)と呼ばれ、例えば特許文献1(特開2008−98765号公報)にその詳細が記載されている。
第1メディアの記録データを第2メディアに記録するコピー処理を実行するデータ処理部を有し、
前記データ処理部は、
前記第1メディアの記録データ対応の専用の再生プログラムと異なる再生プログラムを適用した再生処理において正常な再生ができない可能性の高い問題データを判別する問題データ判別処理を実行し、
前記問題データ判別処理における判別結果に応じて、
問題データをコピー対象から削除する問題データ削除処理、
またはコピーデータの正常再生ができない可能性をユーザに通知する警告通知処理、
上記各処理の少なくともいずれかの処理を実行する情報処理装置にある。
情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
データ処理部が、第1メディアの記録データを第2メディアに記録するコピー処理を実行するデータ処理ステップを有し、
前記データ処理ステップは、
前記第1メディアの記録データ対応の専用の再生プログラムと異なる再生プログラムを適用した再生処理において正常な再生ができない可能性の高い問題データを判別する問題データ判別処理を実行するステップと、
前記問題データ判別処理における判別結果に応じて、
問題データをコピー対象から削除する問題データ削除処理、
またはコピーデータの正常再生ができない可能性をユーザに通知する警告通知処理、
上記各処理の少なくともいずれかの処理を実行するステップを含む情報処理方法にある。
情報処理装置において情報処理を実行させるプログラムであり、
データ処理部に、第1メディアの記録データを第2メディアに記録するコピー処理を実行させるデータ処理ステップを有し、
前記データ処理ステップは、
前記第1メディアの記録データ対応の専用の再生プログラムと異なる再生プログラムを適用した再生処理において正常な再生ができない可能性の高い問題データを判別する問題データ判別処理を実行させるステップと、
前記問題データ判別処理における判別結果に応じて、
問題データをコピー対象から削除する問題データ削除処理、
またはコピーデータの正常再生ができない可能性をユーザに通知する警告通知処理、
上記各処理の少なくともいずれかの処理を実行させるステップを含むプログラムにある。
1.サーバ管理に基づくコンテンツのコピー制御処理の概要
2.コンテンツの記録構成例について
3.サーバ管理に基づくコンテンツのコピー処理シーケンスについて
4.コピーコンテンツの再生処理において発生する問題点と本発明の情報処理装置において実行する処理の概要について
5.コピー制御の実行のために参照する情報について
5−1.プレイリストファイルの参照情報について
5−2.クリップ情報ファイルの参照情報について
6.本発明の情報処理装置の実行するコピー制御の具体例について
7.本発明の情報処理装置の実行するコピー処理シーケンスについて
8.情報処理装置の構成例について
まず、図1を参照してサーバ管理に基づくコンテンツのコピー制御処理の概要について説明する。
例えばBD(Blu−ray Disc(登録商標))等に記録された映画等のコンテンツの多くは、所定の著作権管理の下で利用が許容される。従って、ディスクを購入したユーザであっても、ディスク記録コンテンツの利用には一定の制限がなされる。例えばディスク記録コンテンツを他のディスク等のメディアに無制限にコピーを行うといったことは許容されない。
情報処理装置20は、この第1メディア10に記録されたコンテンツを他のメディアである第2メディア30にコピーする処理が可能となる。第2メディア30は、情報処理装置20において記録可能なメディアであり、例えばハードディスク(HDD)やフラッシュメモリ、あるいはデータ記録可能なディスク(BD,DVDなど)等のメディアである。
次に、上記のマネージドコピー(MC:Managed Copy)の対象となる例えば著作権の管理された利用制御コンテンツを記録したメディア(図1の第1メディア10)に記録されたデータの構成例について説明する。
管理情報設定部51(AACSディレクトリ)には、CPSユニットキーファイルや利用制御情報ファイルなどが格納される。
インデックスファイル、
ムービーオブジェクトファイル、
プレイリストファイル、
クリップ情報ファイル、
クリップAVストリームファイル、
BDJOファイル、
例えば、これらのファイルが記録される。
プレイリストファイルは、コンテンツの再生シーケンスを設定したファイルである。ユーザの選択したタイトルによってあるプレイリストファイルが選択され、選択されたプレイリストファイルに含まれるプレイアイテムやパス情報に従って特定のクリップ情報ファイルを再生対象として指定する。
クリップAVストリームファイルは、再生対象となるAVストリームデータを格納したファイルである。
なお、クリップ情報ファイルとクリップAVストリームファイルを併せてクリップまたはクリップファイルと呼ぶ場合がある。
BDJOファイルは、JAVA(登録商標)プログラム、コマンド等を格納したファイルの実行制御情報を格納したファイルである。
まず、再生アプリケーションによってインデックスファイルから特定のタイトルを指定する。
指定されたタイトルに関連付けられた再生プログラムが選択される。
選択された再生プログラムのプログラム情報に従ってコンテンツの再生順等を規定したプレイリストが選択される。
選択されたプレイリストに規定されたクリップ情報によって、コンテンツ実データとしてのAVストリームやコマンドが読み出されて、AVストリームの再生や、コマンドの実行処理が行われる。
次に、図4以下を参照して、サーバ管理に基づくコンテンツのコピー処理シーケンスについて説明する。図4は、サーバ管理に基づくコンテンツのコピー処理の一例であるマネージドコピー(MC:Managed Copy)のシーケンスを説明する図である。
映画等のコンテンツ記録済みのROMディスクなどの第1メディア110、
第1メディア110からコンテンツ等のデータを読み取り、コピー処理を行なうユーザ装置としての情報処理装置120、
コンテンツのコピー先のメディアであり、ハードディスク(HDD)やフラッシュメモリ、あるいはR/REディスク等によって構成される第2メディア150、
さらに、
コンテンツコピーの許可情報等の提供処理を実行する管理サーバ(MCサーバ)140、
これらを示している。
(2)コピーデータ情報(dealManifest)
(2−1)プレイリストファイル名:コピー対象となるプレイリストのファイル名である。
(2−2)CPSユニットキー情報:コピー対象コンテンツの復号処理に適用するCPSユニットキーの識別情報である。
(2−3)コピーユニット識別子:管理コピー(MC:Managed Copy)のコピー単位を示すコピーユニット(MCユニット)のユニット識別情報である。
(3)コンテンツID:コピー対象となるコンテンツの識別子である。例えばコンテンツコード情報としてのISAN(International Standard Audiovisual Number)ナンバーが用いられる。
この際、コピー処理対象となるコンテンツに対応するコンテンツID等が管理サーバ140に送信される。
(a)コンテンツID:第1メディアに格納されたコンテンツの識別子
(b)コンテンツ証明書ID:上記コンテンツの正当性を確認するための証明書
(c)メディア識別子:コピー元となる第1メディアの識別子
(d)乱数:データ正当性確認用データ
(e)言語コード:情報処理装置の利用する言語のコード情報
これらの情報である。
上記情報中(a)〜(c)の各情報は、第1メディア110から読み取られる。(d)乱数は、情報処理装置120において生成する。(e)言語コードは、情報処理装置120のメモリに予め記録された言語コードを取得して送信する。
なお、言語コードは、管理サーバ140の提供する応答に含まれるオファー詳細情報の言語等を決定するために用いられる。
基本情報には以下の各情報が含まれる。
(1)オファー詳細情報
(1a)タイトル/要約/説明(title/abstract/description):コピー許容コンテンツに対応するタイトル、要約、説明の情報である。
(1b)コピーユニット識別子(MCU):コピー単位としてのコピーユニットを識別する識別子である。
(1c)価格情報(price):コピーの価格情報である。
(1d)価格補助情報(priceInfo):価格の補助情報である。
(1e)決済サーバURL(financialHTMLURL):コピー料金の決済処理を行うサーバのアクセス情報である。
(1f)コピー先情報(mcotInfo):コピー先機器として許容されるメディアの種類等を示す情報である。例えばHDD/フラッシュメモリなどのメディア種類が記録される。
(3)コピーデータ情報(File name to be copied)(=dealManifest)
(3a)プレイリストファイル名(PlayList file name):コピー対象となるプレイリストのファイル名である。なおプレイリストの特定によりクリップ情報ファイルやクリップAVストリームファイルも特定可能となる。
(3b)CPSユニットキー情報(Index to identify the CPS Unit Key):コピーコンテンツの復号用の鍵(CPSユニットキー)の識別情報である。
(3c)コピーユニット識別子(MCUi):コピー単位を示すコピーユニット(MCU)の識別情報である。
(4)サーバ公開鍵証明書(MCScert):暗号通信、署名確認等に利用するサーバの公開鍵を格納した証明書である。
(5)署名(signature):データ全体に対する改ざん確認のための署名データである。
例えば、同じコンテンツAであっても、コピーユニットは、コピー先メディアに応じて設定される。すなわち、
ハードディスクに対するコンテンツAのコピーユニット0001
フラッシュメモリに対するコンテンツAのコピーユニット0002
このような設定である。
(1)第1メディア110(コピー元メディア)からの暗号化コンテンツの読み出し、
(2)第1メディア110(コピー元メディア)対応の第1管理システムに従った暗号化コンテンツの復号処理、
(3)第2メディア150(コピー先メディア)対応の第2管理システムに従ったコンテンツの暗号化処理、
(4)暗号化コンテンツの第2メディア150(コピー先メディア)に対する記録処理、
このようなシーケンスで処理を行う。
なお、コピー先メディア(第2メディア150)対応の第2管理システムとは、AACSである場合もあるし、その他、CPRM、MagicGate、VCPSなど、メディアに応じた様々な規定に対応する管理システムが想定される。
プレイリストファイル(PLAYLIST):00001.mpls、
クリップ情報ファイル(CLIPINF):00011.clpi、00012.clpi
AVストリームファイル:0011.m2ts、0012m2ts
これらのファイルが選択されてコピーされる。
このように例えばあるコピー処理に際しては、インデックスファイルやムービーオブジェクトファイル等の管理情報ファィルのコピーは行われず、プレイリストファイル〜AVストリームファイルのみが記録される。
先に図7を参照して説明したように、サーバ応答情報(Offer Response)131には、(3)コピーデータ情報(File name to be copied)(=dealManifest)として、
(3a)プレイリストファイル名
(3b)CPSユニットキー情報
(3c)コピーユニット識別子(MCUi)
これらの情報が記録され、これらの情報を適用してコピー単位としてのコピーユニットを選択し、選択したコピーユニットに対応するプレイリストファイル名を取得してプレイリストファイルを取得する。さらに、取得したプレイリストファイルによって指定されるクリップ情報ファイルやクリップAVストリームファイルを取得する。さらに、コピーユニットに対応するCPSユニットキーを取得してクリップAVストリームファイル等のコンテンツの復号を実行する。その後、さらに、第2メディア150のDRMシステム対応の暗号化処理等を実行した後、第2メディア150であるハードディスク(HDD)にファイルを設定する。
上述したように、利用制御コンテンツであっても、サーバ管理下においてコピー処理(MC:マネージドコピー)が可能となり、ユーザは、コピー先メディアである第2メディアからコンテンツの再生を行うことができる。
図9にはコピー元となるオリジナルコンテンツを格納したディスクに設定されるプレイリストファイル#1を利用したコンテンツ再生処理例を示している。
オープニング映像の再生開始点(IN1)と再生終了点(OUT1)を持つ第1プレイアイテム、
映画本編の再生開始点(IN2)と再生終了点(OUT2)を持つ第2プレイアイテムである。
図10に示すプレイリストファイル#2には、映像コンテンツのクリップ情報ファイルに対する再生開始位置と終了位置を示す再生指定情報を持つプレイアイテムと、字幕の再生指定情報を持つサブパスが設定されている。プレイアイテムは、2つのプレイアイテムによって構成されている。
オープニング映像の再生開始点(IN1)と再生終了点(OUT1)を持つ第1プレイアイテム、
映画本編の再生開始点(IN2)と再生終了点(OUT2)を持つ第2プレイアイテムである。
サブパスは、字幕データの再生開始点(IN3)と再生終了点(OUT3)を持つ情報として構成されている。
例えば、英語の字幕を表示する場合には異なるプレイリストを利用することになる。
(ステップ1)
第1メディアから第2メディアに対するコンテンツのコピーを実行する際に、プレイリストファイル等の解析を行い、サブパスを使用しているプレイリストなど、専用プログラム以外の再生プログラムを利用した場合に正確な再生を妨げる可能性のあるデータを含むか否かを判定する。
サブパスを持つプレイリストファイルなど、専用プログラム以外の再生プログラムを利用した場合に正確な再生を妨げる可能性のあるデータを含むと判定した場合、問題のあるプレイリストファイルをコピー対象から排除する。
(ステップ2b)
あるいはプレイリストファイルのメインパス(プレイアイテム)以外のパスによって指定されるクリップ(クリップ情報ファイルやクリップAVストリームファイル)をコピー対象から排除する。
(ステップ2c)
あるいは、ユーザに対して正確な再生が行われないことの警告を行う。
少なくともこれら(2a〜2c)のいずれかの処理を行う。
サブパスを持つプレイリストファイルをコピーするが、そのプレイリストファイルのサブパスによって指定されるクリップ情報ファイルとクリップAVストリームファイルをコピー対象としない。
この処理を実行する場合、コピー処理を実行する装置は、さらに、サブパスの情報を持つプレイリストファイルの書き換え処理、すなわち、削除したクリップ情報ファイルの指定情報として設定されているサブパスをプレイリストファイルから削除するプレイリストファイルの更新処理を実行して、更新したプレイリストファイルをコピー先に記録する構成としてもよい。
例えばサブパス対応コンテンツの削除等を伴うコピー処理が実行されることをディスプレイ等を介してユーザに通知する処理として行われる。
また、警告に対するユーザによる了解(コピー開始要求の入力)に基づいて、コピー処理開始する構成としてもよい。
次に、本発明の情報処理装置がコンテンツのコピー処理において、専用の再生プログラム以外のプログラムを利用した場合に問題が発生する可能性があるデータを含むか否かを判別するために参照する情報について説明する。
本発明の情報処理装置は、この判断処理のために例えば以下のデータを参照する。
(a)プレイリストファイル
(b)クリップ情報ファイル
少なくともこれらの2つのファイルのいずれかを参照する。
以下、コピー制御のために参照する上記2つのファイルについて、順次、説明するる。
本発明の情報処理装置は、第1メディアに記録されたデータを第2メディアにコピーする際に、プレイリストファイルを参照して、コピーデータの再生に不具合の発生する可能性があるデータが含まれるか否かを判別し、含まれると判定された場合には、コピー対象から排除する、あるいはユーザに対する警告を出力する、あるいはプレイリストの更新(再構築)を実行するなどの処理を行う。
具体時には、例えば、サブパスの設定されたプレイリストファイルを識別してコピー対象から排除するといったコピー制御処理を行う。
このサブパスタイプ(SubPath_type)の設定例については、後段で図13を参照して後述する。
サブパスタイプ=0,1[SubPath_type=0,1]は、
リザーブ(reserved)とされている。
ブラウザブルスライドショーに適用するオーディオ(Audio presentation path of the Browsable slideshow)用のサブパスであることを示している。
例えば、プレイリスト内のメインパスであるプレイアイテムによって、ブラウザブルスライドショーに適用する画像クリップが指定され、サブパスタイプ=2のサブパスによって、ブラウザブルスライドショーに適用するオーディオデータクリップが指定されて再生を実行することで、BGM再生と静止画連続再生を並列に実行するブラウザブルスライドショーが行われる。
インタラクティブアプリケーション(Interactive graphics presentation menu)用のサブパスであることを示している。
例えば、プレイリスト内のメインパスとして設定されるプレイアイテムによって指定されるクリップに含まれる映画等のコンテンツに併せてポップアップメニュー(PopUpMenu)として例えばエピソードや監督コメントなど、メインコンテンツに対応する情報を提供するためのインタラクティブグラフィックスのメニューの表示を実行するためのサブパスである。
字幕(Text subtitle presentation path)用のサブパスであることを示している。
例えば、プレイリスト内のメインパスであるプレイアイテムによって、映画コンテンツを格納した画像クリップが指定され、サブパスタイプ=4のサブパスによって、その映画コンテンツ用のテキスト字幕クリップが指定されて再生を実行することで、映画に併せて字幕を表示する再生処理が行われる。
ピクチャインピクチャ(In−muxPiP)用のサブパスであることを示している。
メインパスとしてのプレイアイテムの表示領域内にこのサブパスによって取得される画像を表示するために用いられる。例えば、予告編、宣伝、エピソード等の画像表示に利用される。
リザーブ(reserved)とされている。
なお、図13を参照して説明したサブパスタイプの設定例は、一例であり、この図13に示すサブパスタイプの他にも様々なタイプの設定が可能である。また、サブパスタイプの番号と内容との対応関係も図13に対応関係に限らず、その他の対応関係とした設定も可能である。
なお、例えばサブバスのタイプ等に応じた具体的な処理例については後述する。
プレイリストファイルによって参照されるクリップ情報ファイルにも、クリップに含まれる再生データの種類についての情報として、アプリケーションタイプ情報(application_type)が記録されている。
クリップ情報ファイルに設定されるアプリケーションタイプ情報(application_type)の例について、図14を参照して説明する。
アプリケーションタイプ=0(application_type=0)は、
リザーブ(reserved)として設定されている。
アプリケーションタイプ=1(application_type=1)は、
映画のアプリケーション用のメイントランスポートストリーム(Main TS)のクリップであることを示す。ここで「Main TS」とは、プレイリスト(Playlist)においてメインパスであるプレイアイテムにより参照される再生対象データを持つトランスポートストリーム(Transport stream)、すなわちメインTS(Main TS)である。
タイムベーススライドショー(Time−based Slideshow)用のMain TS、即ち、画像のスライドショー用のMain TSのクリップであることを示している。
サブパス(SubPath)用のブラウザブルスライドショー(Browsable Slideshow)のTSのクリップであることを示している。
これは、例えば、上述したapplication_type=3と非同期で再生されるBGM(サウンド)データを保持するClip AVストリームに対してのClip Info()に付与される。
サブパス(SubPath)のインタラクティブグラフィックス用のTSのクリップであることを示している。
サブパス(SubPath)のテキストサブタイトル(テキスト字幕データ)用のTSのクリップであることを示している。
1つ以上のES(エレメンタリストリーム)を含むサブパス(SubPath)用のTSのクリップであることを示している。
リザーブ(reserved)として設定されている。
なお、図14を参照して説明したアプリケーションタイプの設定例は、一例であり、この図14に示すアプリケーションタイプの他にも様々なタイプの設定が可能である。また、アプリケーションタイプの番号と内容との対応関係も図14に対応関係に限らず、その他の対応関係とした設定も可能である。
先に説明したように、本発明の情報処理装置は、第1メディアに記録されたデータを第2メディアにコピーする際に、コピー先メディアからのコピーコンテンツの再生に専用の再生プログラム以外の再生プログラムを利用した場合に、正確な再生が困難となるデータが含まれるか否かを判別して判別結果に応じた様々なコピー制御を実行する。
以下では、プレイリストファイルやクリップ情報ファイルの記録情報に基づいて実行する処理の具体例として、コピー対象データが、以下のデータである場合の処理例について説明する。
(a)ブラウザブルスライドショー用データ
(b)インタラクティブアプリケーション用データ
(c)テキスト字幕用データ
(d)ピクチャインピクチャ(in−mux PinP)用データ
(e)インタラクティブグラフィックス(In−mux IG)用データ
コピー対象データがブラウザブルスライドショー用データであることの判定は、
プレイリストファイルのサブパスタイプ=2(SubPath_type=2)、
または、
クリップ情報ファイルのアプリケーションタイプ=3,4(application_type=3,4)、
これらのいずれかの設定情報に基づいて実行する。
(1)コピー対象データとしてユーザに提供するリストから除外し、コピー対象から除外する。
(2)ユーザに対して注意事項(コピー後に正しく再生されない可能性があることを通知)の警告表示を行う。
(3)コピー処理の実行に際して、データ変換(トランスコード)なしのビットバイビット(Bit by Bit)コピーを実行するか、データ変換を伴うコピー(Transcode Managed Copy)を実行するかをユーザに選択させ、データ変換を伴うコピー(Transcode Managed Copy)が選択された場合は、データ変換部(トランスコーダ)において、再生エラーの発生する可能性を含むデータを削除する。
さらに、データ削除実行に従い、プレイリストファイル、クリップ情報ファイル(EPマップ等)の更新を行う。
コピー対象データがインタラクティブアプリケーション用データであることの判定は、
プレイリストファイルのサブパスタイプ=3(SubPath_type=3)、
または、
クリップ情報ファイルのアプリケーションタイプ=5(application_type=5)、
これらのいずれかの設定情報に基づいて実行する。
(1)コピー対象データとしてユーザに提供するリストから除外し、コピー対象から除外する。
(2)ユーザに対して注意事項(コピー後に正しく再生されない可能性があることを通知)の警告表示を行う。
(3)コピー処理の実行に際して、データ変換(トランスコード)なしのビットバイビット(Bit by Bit)コピーを実行するか、データ変換を伴うコピー(Transcode Managed Copy)を実行するかをユーザに選択させ、データ変換を伴うコピー(Transcode Managed Copy)が選択された場合は、データ変換部(トランスコーダ)において、再生エラーの発生する可能性を含むデータ(例えばポップアップメニュー(PopUp Menu))を削除する。
さらに、データ削除実行に従い、プレイリストファイル、クリップ情報ファイル(EPマップ等)の更新を行う。
コピー対象データがテキスト字幕用データであることの判定は、
プレイリストファイルのサブパスタイプ=4(SubPath_type=4)、
または、
クリップ情報ファイルのアプリケーションタイプ=6(application_type=6)、
これらのいずれかの設定情報に基づいて実行する。
(1)コピー対象データとしてユーザに提供するリストから除外し、コピー対象から除外する。
(2)ユーザに対して注意事項(コピー後に正しく再生されない可能性があることを通知)の警告表示を行う。
(3)コピー処理の実行に際して、データ変換(トランスコード)なしのビットバイビット(Bit by Bit)コピーを実行するか、データ変換を伴うコピー(Transcode Managed Copy)を実行するかをユーザに選択させ、データ変換を伴うコピー(Transcode Managed Copy)が選択された場合は、データ変換部(トランスコーダ)において、再生エラーの発生する可能性を含むデータ(テキスト字幕用データ)を削除する。
さらに、データ削除実行に従い、プレイリストファイル、クリップ情報ファイル(EPマップ等)の更新を行う。
コピー対象データがピクチャインピクチャ(in−mux PinP)用データであることの判定は、
プレイリストファイルのサブパスタイプ=7(SubPath_type=7)、
この設定情報に基づいて実行する。
(1)コピー対象データとしてユーザに提供するリストから除外し、コピー対象から除外する。
(2)ユーザに対して注意事項(コピー後に正しく再生されない可能性があることを通知)の警告表示を行う。
(3)コピー処理の実行に際して、データ変換(トランスコード)なしのビットバイビット(Bit by Bit)コピーを実行するか、データ変換を伴うコピー(Transcode Managed Copy)を実行するかをユーザに選択させ、データ変換を伴うコピー(Transcode Managed Copy)が選択された場合は、データ変換部(トランスコーダ)において、再生エラーの発生する可能性を含むデータ(ピクチャインピクチャ(in−mux PinP)用データである第2ビデオ(Secondary Video)、第2オーディオ(Secondary Audio))を削除する。
さらに、データ削除実行に従い、プレイリストファイル、クリップ情報ファイル(EPマップ等)の更新を行う。
コピー対象データがインタラクティブグラフィックス(In−mux IG)用データであることの判定は、
プレイリストファイルのメインパス情報であるプレイアイテム情報に基づいて判定する。
(1)コピー対象データとしてユーザに提供するリストから除外し、コピー対象から除外する。
(2)ユーザに対して注意事項(コピー後に正しく再生されない可能性があることを通知)の警告表示を行う。
(3)コピー処理の実行に際して、データ変換(トランスコード)なしのビットバイビット(Bit by Bit)コピーを実行するか、データ変換を伴うコピー(Transcode Managed Copy)を実行するかをユーザに選択させ、データ変換を伴うコピー(Transcode Managed Copy)が選択された場合は、データ変換部(トランスコーダ)において、再生エラーの発生する可能性を含むデータ(インタラクティブグラフィックス(In−mux IG)用データ)を削除する。
さらに、データ削除実行に従い、プレイリストファイル、クリップ情報ファイル(EPマップ等)の更新を行う。
次に、図15以下に示すフローチャートを参照して、本発明の情報処理装置の実行するコピー処理シーケンスについて説明する。
まず、ステップS101において、情報処理装置に予め格納されたコピー処理プログラムを起動する。
なお、このコピー処理は、先に図4を参照して説明したサーバ管理の下で実行されるマネージドコピー(MC)処理として行われる。
この処理は、先に図4および図7を参照して説明した管理サーバ140からの応答情報(Offer Response)131を適用して、コピー許容コンテンツの一覧リスト(コピー許容リスト121)を情報処理装置の表示部に表示する処理に相当する。このリストには例えばコンテンツ各々についてコピーを実行する場合の価格(プライス)等が設定されている。
ステップS104において、ユーザによって選択されたコピー対象データに含まれるプレイリストファイルを解析する。なお、コピー対象データに含まれるプレイリストファイルが複数ある場合は、ステップS104以下の処理は各プレイリストファイルについて順次実行する。
いずれも含まれない場合は、ステップS106に進み、サーバから受領した応答情報(Offer Response)(図7参照)に記載されているプレイリストファイル名に従って、コピー対象となるプレイリストファィル(PlayList)と、選択したプレイリストから指定されるクリップ情報ファィル(ClipInfo)、クリップAVストリームファイル(m2ts)の各ファイルを第1メディアから読み取って、第2メディアにコピー記録する処理を行う。
なお、このコピー記録処理の態様としては、第1メディアの記録データをそのままコピーするビットバイビット(BitbyBit)コピー、またはデータ変換(Transcode)を伴うコピー処理のいずれかの態様によって実行可能である。
個の判定処理は、コピー処理を実行する装置において規定されたいずれかの処理を実行する構成としてもよいし、あるいは、ユーザに対する問い合わせを実行してユーザによって選択可能な設定としてもよい。
ステップS114では、サーバから受領した応答情報(Offer Response)(図7参照)に記載されているプレイリストファイル名に従って、コピー対象となるプレイリストファィル(PlayList)と、選択したプレイリストから指定されるクリップ情報ファィル(ClipInfo)、クリップAVストリームファイル(m2ts)の各ファイルを第1メディアから読み取って、第2メディアに対してデータ変換なしにビットバイビット(BitbyBit)コピーする処理を行う。
すなわち、プレイリストにサブパスが設定され、サブパス対応のデータ(クリップ)もそのままコピーされることになる。
従って、コンテンツ専用の再生プログラム以外の汎用の動画再生プログラムを利用してコピーコンテンツを再生してもサプパスが解釈されずに正しい再生ができない可能性がある。ただし、ステップS111においてユーザに対してその旨を通知済みであるので、ユーザにより故障であるといった誤った判断がなされる可能性は低減できる。
なお、このコピー対象データの選択情報としては、クリップのデータ位置情報としてのPTS(Presentation TimeStamp)が利用される。
なお、既にステップS105において処理対象とするプレイリストファイルは、サブパスまたはメインパスのTSに多重化されたインタラクティブグラフィックス(In−mux IG)を含むと判定されており、ステップS112の判定処理においてサブパスが存在しないと判定されたプレイリストは、メインパスのTSに多重化されたインタラクティブグラフィックス(In−mux IG)を含むものである。
個の判定処理は、コピー処理を実行する装置において規定されたいずれかの処理を実行する構成としてもよいし、あるいは、ユーザに対する問い合わせを実行してユーザによって選択可能な設定としてもよい。
ステップS122では、サーバから受領した応答情報(Offer Response)(図7参照)に記載されているプレイリストファイル名に従って、コピー対象となるプレイリストファィル(PlayList)と、選択したプレイリストから指定されるクリップ情報ファィル(ClipInfo)、クリップAVストリームファイル(m2ts)の各ファイルを第1メディアから読み取って、第2メディアに対してデータ変換なしにビットバイビット(BitbyBit)コピーする処理を行う。
すなわち、プレイリストに含まれるメインパスによって指定されるクリップのTS(トランスポートストリーム)にインタラクティブグラフィックス(In−mux IG)データが多重化されたデータとなる。
従って、コンテンツ専用の再生プログラム以外の汎用の動画再生プログラムを利用してコピーコンテンツを再生してもこのような多重化IG(In−mux IG)が解釈されずに正しい再生ができない可能性がある。ただし、ステップS111においてユーザに対してその旨を通知済みであるので、ユーザにより故障であるといった誤った判断がなされる可能性は低減できる。
ステップS131では、削除データを除いたコピー対象データのみからなるクリップAVストリームの再構成処理(多重化処理等)を実行する。
すなわちコピー対象として選択されたデータのみからなるAVストリームを再設定する。
ステップS132では、MPEGの符号化/復号単位としてのGOPの再設定や、ソースパケットナンバー(SPN)の再設定等を実行する。ソースパケットナンバー(SPN)はクリップAVストリーム中のパケットの先頭からの番号である。
ステップS151において、クリップAVストリームの再構成処理(多重化処理等)後のデータに基づいて、GOPの先頭のIピクチャのソースパケットナンバー(SPN)を計算する。
図19、図20を参照してEPマップについて説明する。図19に示すように、EPマップ(EP_map)210は、クリップ情報ファイルに含まれるデータである。EPマップは、例えばランダムアクセス開始可能なポイント(エントリポイント)となるMPEGデータの基準データとしてのIピクチャ位置の検出情報を持つ。Iピクチャ位置の検出処理について図20参照して説明する。図20(A)はクリップAVストリームを示し、各矩形は192バイトソースパケットを示している。各ソースパケットにはタイムスタンプが設定され再生処理時間が規定されている。
PTS_EP_start:シーケンスヘッダを含むsource packetに対応するタイムスタンプ(プレゼンテーションタイムスタンプ)。
SPN_EP_start:シーケンスヘッダを含むsource packetの先頭アドレス。
I_end_position_offset:シーケンスヘッダを含むsource packetから、Iピクチャの終わりを含むsource packetのオフセット
これらのデータ関係を示すのが図20(D)である。
ステップS152において、この計算されたソースパケットナンバー(SPN)をEPマップに記録する。
図21は、プレイリストファイルの更新処理例を示す図である。
図22は、クリップ情報ファイルの更新処理例を示す図である。
図21に示す例は、プレイリストファイルに設定されたサプパス情報(SubPath())を削除する例である。
TS_recording_rate:データ変換(Transcode)後のビットレートに変更する。
number_of_source_packets:データ変換(Transcode)後のパケット総数に変更する。
ProgramInfo():データ変換(Transcode)後にトランスポートストリーム(TS)に含まれているストリームの情報に合わせる変更処理を行う。
number_of_stream_in_ps:データ変換(Transcode)後のストリーム数に変更する。
PID,StreamCodingInfo():データ変換(Transcode)後のストリームに合わせた情報に変更する。なお、削除したストリームの情報は削除する。
EPマップのSPN:データ変換(Transcode)後のパケット番号に変更する。
例えばこれらの変更処理を伴うクリップ情報ファイルの更新処理を実行する。
この更新処理によって、第2メディアにコピーされて記録されるAVストリームファイルの内容に一致したプレイリストファイルとクリップ情報ファイルが生成される。
ステップS134では、コピー先メディアである第2メディアに対して、
更新したプレイリストファイル(PlayList)、
更新したクリップ情報ファイル(ClipInfo)、
サブパス対応のデータやIn−mux IG等のデータを削除したクリップAVストリームデータ(m2ts)、
これらのデータを記録する。
最後に、本発明の一実施例に係る情報処理装置120の構成例について図23を参照して説明する。情報処理装置120は、例えば、コピー元コンテンツの記録メディアである第1メディア110と、コンテンツのコピー先としての第2メディア150を装着可能な構成を持つ。なお、必ずしも2つのメディアを装着可能である必要はなく、例えばコピー先メディアは、USBケーブル、あるいは無線通信などによって接続された他の装置に装着してコピーデータを出力する構成としてもよい。
第2メディアインタフェース507は、第2メディア150を利用したデータ記録、再生処理、コピー処理に適用されるインタフェースである。データ処理部501の要求に従って、第2メディア150を利用したデータ書き込み、データ読み取り処理、データコピー処理などを行う。
20 情報処理装置
30 第2メディア
50 管理サーバ
110 第1メディア
111 コピー制御管理ファイル
112 管理データ
113 暗号化コンテンツ
120 情報処理装置
121 コピー許容リスト
122 コピー許可情報
131 サーバ応答情報
132 決済データ
140 管理サーバ
150 第2メディア
151 暗号化コンテンツ
501 データ処理部(制御部)
502 通信部
503 入力部
504 出力部
505 メモリ
506 第1メディアインタフェース
507 第2メディアインタフェース
Claims (14)
- 第1メディアの記録データを第2メディアに記録するコピー処理を実行するデータ処理部を有し、
前記データ処理部は、
前記第1メディアの記録データ対応の専用の再生プログラムと異なる再生プログラムを適用した再生処理において正常な再生ができない可能性の高い問題データを判別する問題データ判別処理を実行し、
前記問題データ判別処理における判別結果に応じて、
問題データをコピー対象から削除する問題データ削除処理、
またはコピーデータの正常再生ができない可能性をユーザに通知する警告通知処理、
上記各処理の少なくともいずれかの処理を実行する情報処理装置。 - 前記データ処理部は、
前記第1メディアに記録された再生制御情報の記録ファイルを参照して、前記問題データの判別処理を実行する請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記データ処理部は、
前記第1メディアに記録されたプレイリストファイルを参照し、プレイリストファイルがメインデータの再生指定情報であるプレイアイテムの他に、サブデータの再生指定情報であるサプパスを有するか否かを判別し、該サプパスを利用した再生データを前記問題データとして判別する処理を行う請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記データ処理部は、
前記第1メディアに記録されたプレイリストファイルを参照し、プレイリストファイルがメインデータの再生指定情報であるプレイアイテムの他に、サブデータの再生指定情報であるサプパスを有するか否かを判別し、さらに、プレイリストファイルに設定されたサブパスタイプ情報に従って前記問題データの判別処理を実行する請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記データ処理部は、
前記サプパスタイプが、ブラウザブルスライドショー、またはインタラクティブアブリケーション、またはテキスト字幕、またはピクチャインピクチャの少なくともいずれかのデータ再生に利用するサブパスであることを示す場合に、該サブパスを利用した再生データを問題データであると判定する処理を行う請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記データ処理部は、
前記第1メディアに記録されたプレイリストファイルを参照し、プレイリストファイルに設定されたメインデータの再生指定情報であるプレイアイテムに従って再生されるデータにインタラクティブグラフィックスデータの多重化されたストリームが含まれているか否かを判別し、含まれている場合に問題データであると判定する処理を行う請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記データ処理部は、
前記第1メディアに記録されたクリップ情報ファイルを参照し、クリップ情報ファイルに記録されたアプリケーションタイプ情報に従って、問題データの判別処理を実行する請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記データ処理部は、
前記問題データのコピー対象からの削除処理を実行した場合、該削除処理に併せて前記第2メディアに記録する再生制御情報の記録ファイルの更新処理を実行する請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記データ処理部は、
前記問題データのコピー対象からの削除処理を実行した場合、該削除処理に併せてプレイリストファイルを非削除データに対応した再生制御情報を有するファイルに設定するプレイリストファイル更新処理を実行する請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記データ処理部は、
前記問題データのコピー対象からの削除処理を実行した場合、該削除処理に併せてクリップ情報ファイルを、非削除データに対応した再生制御情報を有するファイルに設定するクリップ情報ファイル更新処理を実行する請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記データ処理部は、
前記問題データのコピー対象からの削除処理を実行した場合、該削除処理に併せてクリップ情報ファイルに含まれるEPマップを、非削除データに対応するパケット情報からなるEPマップに設定するEPマップ更新処理を実行する請求項10に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、さらに、
管理サーバとの通信を実行する通信部を有し、
前記データ処理部は、前記管理サーバからの受信情報に基づいて、前記第1メディアの記録データに含まれるコピー許容データのリストを表示し、表示情報に対するユーザ指定に基づいてコピー対象データを選択する請求項1〜11いずれかに記載の情報処理装置。 - 情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
データ処理部が、第1メディアの記録データを第2メディアに記録するコピー処理を実行するデータ処理ステップを有し、
前記データ処理ステップは、
前記第1メディアの記録データ対応の専用の再生プログラムと異なる再生プログラムを適用した再生処理において正常な再生ができない可能性の高い問題データを判別する問題データ判別処理を実行するステップと、
前記問題データ判別処理における判別結果に応じて、
問題データをコピー対象から削除する問題データ削除処理、
またはコピーデータの正常再生ができない可能性をユーザに通知する警告通知処理、
上記各処理の少なくともいずれかの処理を実行するステップを含む情報処理方法。 - 情報処理装置において情報処理を実行させるプログラムであり、
データ処理部に、第1メディアの記録データを第2メディアに記録するコピー処理を実行させるデータ処理ステップを有し、
前記データ処理ステップは、
前記第1メディアの記録データ対応の専用の再生プログラムと異なる再生プログラムを適用した再生処理において正常な再生ができない可能性の高い問題データを判別する問題データ判別処理を実行させるステップと、
前記問題データ判別処理における判別結果に応じて、
問題データをコピー対象から削除する問題データ削除処理、
またはコピーデータの正常再生ができない可能性をユーザに通知する警告通知処理、
上記各処理の少なくともいずれかの処理を実行させるステップを含むプログラム。
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