JP2008265619A - 雨量検知装置、及び雨量検知装置を備える情報提供システム - Google Patents

雨量検知装置、及び雨量検知装置を備える情報提供システム Download PDF

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Abstract

【課題】ワイパーブレードにより運ばれる雨が周囲に飛散することを防止又は抑制でき、車両周辺の雨量を検知できる雨量検知装置及び雨量検知装置を備えた情報提供システムを提供すること。
【解決手段】ウインドガラス10面を払拭するワイパーブレード21a、21bと、ワイパーブレード21bの払拭範囲内12bの検知面11上の水滴を検知し、水滴の量に応じた電気信号を出力するレインセンサ30と、レインセンサ30が出力する検知面11上の水滴の量に応じた電気信号に基づき、車両周辺の雨量を検知する雨量検知手段44と、を備えた雨量検知装置において、雨量検知手段44により車両周辺の雨量を検知するとき、ウインドガラス10面を払拭するワイパーブレード21a、21bの払拭速度を遅くする制御、及びウインドガラス10面を払拭するワイパーブレード21a、21bの払拭範囲を検知面11の周辺に限定する制御のうち少なくともいずれか1つの制御を行うワイパーブレード制御手段45を備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両のウインドガラス面の検知面に付着した水滴の量から、車両周辺の雨量を検知する雨量検知装置、及び雨量検知装置を備える情報提供システムに関する。
従来から、車両のウインドガラス面の一部に設けられた検知面に光を照射し、検知面から反射した光の反射率に基づき、検知面上のワイパーブレードにより運ばれる雨滴の量を検出し、車両周辺の雨量を検知する雨量検知装置が知られている(例えば、特許文献1)。
上記従来の構成の雨量検知装置では、検知した車両周辺の雨量に基づき、ウインドガラス面を払拭するワイパーブレードの払拭速度及び払拭周期を制御する。ワイパーブレードの払拭速度及び払拭周期の制御は、ワイパースイッチが有するオフ、INT、LOW、HIGHの4段階のスイッチを切り替えることにより行う。具体的には、雨量検知装置は、車両周辺の雨量が第1所定値以上のとき、ワイパースイッチの設定を自動的にHIGHにし、ワイパーブレードを高速で駆動させる。また、車両周辺の雨量が第1所定値未満、第2所定値以上のとき、ワイパースイッチの設定を自動的にLOWにし、ワイパーブレードを低速で駆動させる。車両周辺の雨量が第2所定値未満、第3所定値以上のとき、ワイパースイッチの設定を自動的にINTにし、ワイパーブレードを低速で、且つ間欠的に駆動させる。車両周辺の雨量が第3所定値未満の時、ワイパースイッチの設定を自動的にオフにし、ワイパーブレードの駆動を中止する。このため、雨の降り終わり時や、降雨時に車両がトンネルに進入した時、雨量検知装置がワイパースイッチの設定を自動的に変更し、車両を運転する運転者がワイパースイッチの設定を変更する必要がなくなる。
再表03/076240号公報
しかしながら、上記従来の構成の雨量検知装置は、ワイパーブレードがウインドガラス面の略全面を払拭するため、ワイパーブレードにより運ばれる雨量が多く、ワイパーブレードにより運ばれる雨が周囲に飛散することがある。また、上記従来の構成の雨量検知装置は、ワイパースイッチの設定がINT又はLOWであっても、ウインドガラス面を払拭するワイパーブレードの払拭速度が速いため、ワイパーブレードにより運ばれる雨が周囲に飛散することがある。特に、車両が駐車状態の場合、歩行者が安心して車両の近くを歩行し、ワイパーブレードにより運ばれる雨が歩行者等に飛散する恐れがある。また、ユーザが車両から離れた遠隔地にいる場合、ユーザが車両周辺の歩行者等の有無を確認できず、ワイパーブレードにより運ばれる雨が歩行者等に飛散する恐れがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ワイパーブレードにより運ばれる雨が周囲に飛散することを防止又は抑制でき、車両周辺の雨量を検知できる雨量検知装置及び雨量検知装置を備えた情報提供システムの提供を目的とする。
前記目的を達成するため、第1の発明は、ウインドガラス面を払拭するワイパーブレードと、
前記ワイパーブレードの払拭範囲内の検知面上の水滴を検知し、水滴の量に応じた電気信号を出力するレインセンサと、
前記レインセンサが出力する前記検知面上の水滴の量に応じた前記電気信号に基づき、車両周辺の雨量を検知する雨量検知手段と、
を備えた雨量検知装置において、
前記雨量検知手段により車両周辺の雨量を検知するとき、前記ウインドガラス面を払拭する前記ワイパーブレードの払拭速度を遅くする制御、及び前記ウインドガラス面を払拭する前記ワイパーブレードの払拭範囲を前記検知面の周辺に限定する制御のうち少なくともいずれか1つの制御を行うワイパーブレード制御手段を備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明に係る雨量検知装置を備えた情報提供システムにおいて、駐車状態の車両のスライドルーフ、サイドウインドガラス等の窓の開閉状態を判定する窓開閉判定手段と、
駐車状態の車両のサイドドアの開閉状態を判定するドア開閉判定手段と、
前記窓開閉判定手段により駐車状態の車両の窓が開状態であると判定されたとき、又は、ドア開閉判定手段により駐車状態の車両のサイドドアが開状態であると判定されたとき、前記雨量検知手段により車両周辺の雨量を検知し、車両の窓又はサイドドアが開状態であることの情報、及び前記雨量検知手段により検知した車両周辺の雨量の情報をユーザの受信機器に送信する情報送信手段と、
を備えることを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明に係る雨量検知装置を備えた情報提供システムにおいて、ユーザの送信機器から送信された、車両周辺の雨量を検知する指示内容の指令を受信する指令受信手段と、
前記指令受信手段により車両周辺の雨量を検知する指示内容の指令を受信したとき、前記雨量検知手段により車両周辺の雨量を検知し、前記雨量検知手段により検知した車両周辺の雨量の情報をユーザの前記受信機器に送信する情報送信手段と、
を備えることを特徴とする。
第1の発明によれば、車両周辺の雨量を検知するとき、ウインドガラス面を払拭するワイパーブレードの払拭速度を遅くする制御、及びウインドガラス面を払拭するワイパーブレードの払拭範囲を検知面の周辺に限定する制御、のうち少なくともいずれか1つの制御を行うことができ、ワイパーブレードにより運ばれる雨の飛散を防止又は抑制できる。
第2の発明によれば、駐車状態の車両の窓が開状態であると判定されたとき、又は、駐車状態の車両のサイドドアが開状態であると判定されたとき、車両の窓又はサイドドアが開状態であることの情報、及び車両周辺の雨量の情報をユーザに送信でき、ユーザは、遠隔地にいても、車両内が濡れている可能性があることを知ることができる。
第3の発明によれば、ユーザからの指令に応じて、車両周辺の雨量を検知し、車両周辺の雨量の情報をユーザへ送信でき、ユーザは、遠隔地にいても、車両周辺の雨量を知ることができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本実施例の雨量検知装置を車両に搭載した状態を模式的に示した図である。本実施例の雨量検知装置は、図1に示すように、ウインドガラス10面を払拭するワイパーブレード21a、21bと、レインセンサ30とを備える。ワイパーブレード21a、21bがウインドガラス10を払拭すると、ワイパーブレード21bの払拭範囲にある水滴がウインドガラス10面の検知面11に運ばれて、レインセンサ30が検知面11上の水滴を検出する。
図2は、本実施例の雨量検知装置を備えた情報提供システムとその周辺装置の構成を示したブロック図である。本実施例の雨量検知装置は、図2に示すように、ワイパー機構20と、レインセンサ30と、ワイパーECU40(Electrical Control Unit)とから構成される。また、本実施例の情報提供システムは、図2に示すように、雨量検知装置と、ボディECU50と、車載の無線通信機器61とから構成される。
図3は、本実施例の雨量検知装置のワイパー機構20の構成を示した概略図である。ワイパー機構20は、一対のワイパーブレード21a、21bと、ワイパーアーム22a、22bと、リンク機構23a、23bと、正逆回転する電動モータ24a、24bと、電動モータ24a、24bの回転角に応じた電気信号を出力する回転角センサ25a、25b(図2参照)とから構成される。電動モータ24a、24bの軸が回転すると、リンク機構23a、23bを介して、ワイパーアーム21a、21bが回動される。ワイパーアーム21a、21bが回動されると、ワイパーブレード21a、21bは、停止位置と反転位置との間のウインドガラス10の払拭領域12a、12bをそれぞれ往復払拭する。尚、電動モータ24a、24bの制御の詳細については、後述する。
回転角センサ25a、25bには、例えば、ホール素子(磁電変換素子)を用いる。ホール素子は、ホール素子に作用する磁気量に応じて、ホール効果により電圧を発生する。電動モータ24a、24bの回転軸には、磁石が取り付けられており、この磁石により発生するホール素子の電圧は、電動モータ24a、24bの回転角に依存する。このため、ホール素子の電気信号(電圧又は電流)を検知することにより、電動モータ24a、24bの軸の回転角を検出できる。この回転角センサ25a、25bは、図2に示すように、回転角センサ25a、25bから出力された電気信号に基づき電動モータ24a、24bの軸の回転角を演算する電動モータ回転角演算手段54を有するワイパーECU40に接続されている。
ワイパーECU40は、マイクロコンピュータによって構成されており、例えば、CPU、制御プログラムを格納するROM、演算結果等を格納する読書き可能なRAM、時間を計測するタイマ、演算等の処理の回数を計測するカウンタ、入力インターフェイス、及び出力インターフェイス等を有する。このワイパーECU40には、図2に示すように、CANなどの適切なバスを介して、ボディECU50、レインセンサ30をオン・オフするレインセンサスイッチ33、及びワイパー機構20をオン・オフするワイパースイッチ26が接続されている。ワイパーECU40は、電動モータ回転角演算手段41と、ワイパーブレード位置演算手段42と、電動モータ電力制御手段43と、雨量検知手段44とを備える。
電動モータ回転角演算手段41は、回転角センサ25a、25bから出力された電気信号を受信し、電動モータ24a、24bの軸の回転角を演算する。具体的には、電動モータ回転角演算手段41は、車両製造時にワイパーECU40のROMに記録された、回転角センサ25a、25bの電気信号と電動モータ24a、24bの軸の回転角との関係を定めた対照表を読み出して、回転角センサ25a、25bの電気信号から電動モータ24a、24bの軸の回転角を演算する。
ワイパーブレード位置演算手段42は、電動モータ回転角演算手段41により演算された電動モータ24a、24bの軸の回転角からワイパーブレード21a、21bの位置を演算する。具体的には、ワイパーブレード位置演算手段42は、車両製造時にワイパーECU40のROMに記録された、電動モータ24a、24bの軸の回転角とワイパーブレード21a、21bの位置との関係を定めた対照表を読み出して、電動モータ24a、24bの軸の回転角からワイパーブレード21a、21bの位置を演算する。
電動モータ電力制御手段43は、ワイパーブレード位置演算手段42により演算されたワイパーブレード21a、21bの位置に基づき、電動モータ24a、24bへの供給電力を制御する。具体的には、電動モータ電力制御手段43は、運転者がオフ状態にあるワイパースイッチ26をオン状態(INT、LOW、HIGH)に操作すると、図示しない電源から電動モータ24a、24bへの電力の供給を開始し、電動モータ24a、24bを駆動させ、停止位置にあるワイパーブレード21a、21bを反転位置に向けて回転させる。ワイパーブレード位置演算手段42により演算されたワイパーブレード21a、21bの位置が停止位置、反転位置に接近すると、電動モータ電力制御手段43は、電動モータ24a、24bへの供給電力を徐々に低下させ、電動モータ24a、24bの駆動力を低下させる。また、電動モータ電力制御手段43は、ワイパーブレード位置演算手段42により演算されたワイパーブレード21a、21bの位置が停止位置、反転位置になると、電動モータ24a、24bへの供給電流の向きを反転させ、電動モータ24a、24bの軸の回転方向を反転させる。このため、ワイパーブレード21a、21bは、停止位置と反転位置との中間において、その払拭速度が最大となり、停止位置、反転位置に接近すると、その払拭速度が遅くなり、停止位置、反転位置では、払拭方向が反転され、停止位置と反転位置との間の払拭領域12a、12bをそれぞれ往復払拭する。
また、電動モータ電力制御手段43は、ワイパースイッチ26のINT、LOW、HIGHの3段階のスイッチの切り替えに応じて、電動モータ24a、24bへの供給電力の最大値を制御する。すなわち、ワイパースイッチ26がHIGHに設定された場合、ワイパースイッチ26がINT、LOWに設定される場合に比較して、電動モータ24a、24bへの供給電力の最大値を高く設定し、ワイパーブレード21a、21bの払拭速度を速くする。また、電動モータ電力制御手段43は、ワイパースイッチ26がINTに設定された場合、電動モータ24a、24bへの供給電力の最大値を、ワイパースイッチがLOWに設定される場合と同じに設定する。しかし、ワイパースイッチ26がINTに設定された場合、ワイパースイッチがLOWに設定される場合と異なり、ワイパーブレード21a、21bの位置が停止位置になると、所定時間を経過するまで、電動モータ24a、24bへの供給電力を遮断し、ワイパーブレード21a、21bを一時的に停止させる。このため、ワイパーブレード21a、21bは、間欠的にウインドガラス10を払拭する。
レインセンサ30は、ウインドガラス10の車内側の面に設置され、図1に示すように、バックミラー(図示せず)の影に隠れて、運転者の視界を妨げないウインドガラス10の中央上部付近に設置される。レインセンサ30は、レインセンサ30とは反対側のウインドガラス10の検知面11上の水滴を検知する。この検知面11は、図1に示すように、ワイパーブレード21bの払拭範囲12b内であって、ワイパーブレード20aの払拭範囲12a外にある。
レインセンサ30は、図2に示すように、検知面11に光を照射するLED31と、検知面11からの光を受光して光量に応じた電気信号を出力する光電変換素子32とから構成される。検知面11上に水滴がない状態で、LED31から光が照射されると、ウインドガラス10に入射した光は、ウインドガラス10の検知面11で全反射されて、ウインドガラス10から光電変換素子32に入射する。検知面11上に水滴がある状態で、LED31から光が照射されると、ウインドガラス10に入射した光の一部は、ウインドガラス10の検知面11で水滴により車両外側方向に散乱されるため、ウインドガラス10から光電変換素子32に入射する光の光量が減少する。光電変換素子32に入射する光の光量は、検知面11上の水滴の量に応じて減少し、光電変換素子32は、受光する光の光量に応じて光起電力効果により電圧を発生する。このため、光電変換素子32の電気信号(電圧又は電流)を検知することにより、ウインドガラス10の検知面11上の水滴量を検知できる。この光電変換素子32は、レインセンサ30から出力される光電変換素子32の電気信号に基づき車両周辺の雨量を検知する雨量検知手段44を有するワイパーECU40に接続されている。
雨量検知手段44は、例えば、レインセンサ30から出力された光電変換素子32の電圧の変化量に基づき、車両周辺の雨量を演算する。ワイパーブレード21a、21bによりウインドガラス10が払拭されると、ワイパーブレード21bにより運ばれる水滴が検知面11を通過し、光電変換素子32の電圧が低下する。雨量検知手段44は、光電変換素子32の電圧の低下量と、ワイパーブレード21bの停止位置から検知面11までの距離、又はワイパーブレード21bの反転位置から検知面11までの距離と、ワイパーブレード21bの払拭周期とに基づき車両周辺の雨量を演算する。ここで、ワイパーブレード21bの停止位置から検知面11までの距離、ワイパーブレード21bの反転位置から検知面11での距離は一定であり、ワイパーブレード21bの払拭周期もワイパースイッチ26の3段階(INT、LOW、HIGH)の3種類しかない。そこで、雨量検知手段44は、ワイパースイッチ26の設定毎にワイパーECU40のROMに記録された、光電変換素子32の電圧の低下量と車両周辺の雨量との関係を示した対照表を参照して、光電変換素子32の電圧の低下量から車両周辺の雨量を演算できる。また、車両周辺の雨量の演算の精度は、ワイパーブレード21bを複数回往復払拭させ、光電変換素子32の電圧の低下量の平均値から車両周辺の雨量を演算することにより、向上できる。
或いは、雨量検知手段44は、雨量を演算することなく、雨量が0であるか否かのみを検知しても良い。すなわち、雨量検知手段44は、雨量を演算することなく、雨が降っているか否かのみを検知しても良い。この場合、雨量検知手段44は、ワイパーブレード21bが検知面11を払拭した後、所定時間の間にレインセンサ30が出力する光電変換素子32の電圧Vが所定値Va以下に低下したとき、雨が降っていると判定し、ワイパーブレード21bが検知面11を払拭した後、所定時間の間にレインセンサ30の電圧Vが所定値Va以下に低下しないとき、雨が降っていないと判定する。
本実施例のワイパーECU40は、その特徴的な構成として、図2に示すように、ワイパーブレード制御手段45を備え、ワイパーブレード制御手段45をオン・オフするワイパーブレード制御モードスイッチ46に接続されている。
ワイパーブレード制御手段45は、ワイパーブレード制御モードスイッチ46がオンに操作されている場合、ワイパーブレード21a、21bのウインドガラス10の払拭領域12a、12bを検知面11の周辺に限定する制御、又はワイパーブレード21a、21bの払拭速度をワイパースイッチ26がINT及びLOWに設定されている場合の払拭速度より低速にする制御、のうち少なくともいずれか1つの制御を行う。
ワイパーブレード制御手段45によるワイパーブレード21bのウインドガラス10の払拭領域を検知面11の周辺に限定する制御は、電動モータ24a、24bへの供給電流の向きを反転するワイパーブレード21a、21bの位置を検知面11の周辺に限定することにより行う。つまり、ワイパーブレード制御手段45は、電動モータ電力制御手段43による電動モータ24a、24bへの供給電力の向きを反転するワイパーブレード21a、21bの位置を、一時的に、停止位置、反転位置から、図3に示すように、検知面11を間に挟む第1位置、第2位置へ変更させる。このため、ワイパーブレード21a、21bの払拭範囲を第1位置と第2位置の間に限定でき、ワイパーブレード21a、21bにより運ばれる雨量を少なくでき、ワイパーブレード21a、21bにより運ばれる雨が周囲に飛散することを防止又は抑制できる。第1位置、第2位置は、車両製造時にワイパーECU40のROMに記録され、必要に応じて読み出して用いられる。
また、ワイパーブレード制御手段45によるワイパーブレード21a、21bの払拭速度をワイパースイッチ26がINT及びLOWに設定されている場合の払拭速度より低速にする制御は、電動モータ24a、24bへの供給電力の最大値を低下させることにより行う。つまり、ワイパーブレード制御手段45は、電動モータ電力制御手段43による電動モータ24a、24bへの供給電力の最大値を、ワイパースイッチ26がINT及びLOWに設定されている場合の電動モータ24a、24bへの供給電力の最大値より低下させる。このため、ワイパーブレード21a、21bの払拭速度をワイパースイッチ26がINT及びLOWに設定されている場合の払拭速度より低速にでき、ワイパーブレード21a、21bにより運ばれる雨が周囲に飛散することを防止又は抑制できる。ワイパーブレード制御手段45による制御時の電動モータ24a、24bへの供給電力の最大値は、車両製造時にワイパーECU40のROMに記録され、必要に応じて読み出して用いられる。
ワイパーブレード制御手段45により、ワイパーブレード21a、21bの払拭領域を限定する制御、払拭速度を低速にする制御が行われているとき、雨量検知手段44による車両周辺の雨量の演算は、前述の雨量検知手段44による車両周辺の雨量の演算と異なる。すなわち、雨量検知手段44は、レインセンサ30が出力する光電変換素子32の電圧の低下量と、ワイパーブレード21bの第1位置から検知面11までの距離、又はワイパーブレード21bの第2位置から検知面11までの距離と、ワイパーブレード21bの払拭周期とに基づき車両周辺の雨量を演算する。ここで、ワイパーブレード21bの第1位置から検知面11までの距離、ワイパーブレード21bの第2位置から検知面11までの距離は一定であり、ワイパーブレード21bの払拭周期も一定である。そこで、雨量検知手段44は、ワイパーECU40のROMに記録された、ワイパーブレード制御手段45による制御時のレインセンサ30の光電変換素子32の電圧の低下量と車両周辺の雨量との関係を示した対照表を読み出し、レインセンサ30の光電変換素子32の電圧から車両周辺の雨量を演算できる。
尚、ワイパーブレード制御手段45により、ワイパーブレード21a、21bの払拭領域を限定する制御、払拭速度を低速にする制御が行われているとき、雨量検知手段44は、車両周辺の雨量を演算することなく、雨が降っているか否かのみを検知しても良い。すなわち、雨量検知手段44は、雨量を演算することなく、雨が降っているか否かのみを検知しても良い。この場合、雨量検知手段44は、ワイパーブレード21bが検知面11を払拭した後、所定時間の間にレインセンサ30の電圧Vが所定値Va以下に低下したとき、雨が降っていると判定し、ワイパーブレード21bが検知面11を払拭した後、所定時間の間にレインセンサ30の電圧Vが所定値Va以下に低下しないとき、雨が降っていないと判定する。
本実施例の情報提供システムは、図2に示すように、雨量検知装置と、ボディECU50と、車両周辺の無線通信基地局と通信できるインターネット通信機器等の無線通信機器61とから構成される。ボディECU50には、エンジンをオン・オフするイグニションスイッチ62、操作レバーの位置により車両の前進、後退、駐車を切り替える変速機63、車両のスライドルーフ、サイドウインドガラス等の各窓の開閉状態を感知する感圧センサ64、及び車両の各サイドドアの開閉状態を検知し開閉状態に応じてオン、オフされるカーテシスイッチ65が接続されている。ボディECU50は、窓開閉判定手段51と、ドア開閉判定手段52と、情報送信手段53と、指令受信手段54とを備える。ボディECU50は、車両のエンジンのイグニションスイッチ62がオフにされた後でも、一定時間が経過すると自動的にオンにされ、窓開閉判定手段51、ドア開閉判定手段52により車両の駐車状態をチェックする。
窓開閉判定手段51は、車両が駐車状態のとき、例えば、車両のスライドルーフ、サイドウインドガラス等の各窓の開閉状態を感知する感圧センサ64から、窓の開閉状態を示す電気信号を、CANを介して取得し、車両の各窓が開状態か否か判定する。窓開閉判定手段51は、車両の各窓のうちのいずれかの窓が開状態の場合、車両の窓が開状態であると判定し、車両の各窓のうち全ての窓が閉じられている場合、車両の窓が閉状態であると判定する。
尚、車両が駐車場状態か否かの判定は、変速機63の操作レバーの操作位置により判定し、変速機63の操作レバーの操作位置が前進又は後退に操作されているとき車両が走行状態にあると判定し、変速機63の操作レバーの操作位置が駐車に操作されているとき車両が駐車状態にあると判定する。
ドア開閉判定手段52は、車両が駐車状態のとき、例えば、車両の各サイドドアの開閉状態を検知し開閉状態に応じてオン、オフされるカーテシスイッチ65から、ドアの開閉状態を示す電気信号を、CANを介して取得し、車両の各ドアが開かれているか否か判定する。ドア開閉判定手段52は、車両の各サイドドアのうちのいずれかのサイドドアが開かれている場合、車両のサイドドアが開状態であると判定し、車両の各サイドドアのうち全てのサイドドアが閉じられている場合、車両のサイドドアが閉状態であると判定する。
窓開閉判定手段51により車両の窓が開状態であると判定されたとき、又はドア開閉判定手段52により車両のサイドドアが開状態であると判定されたとき、情報送信手段53は、雨量検知手段44により車両周辺の雨量を検知し、車両周辺の雨量の情報、及び車両の窓及びサイドドアの開閉状態の情報を、無線通信機器61から車両周辺の無線通信基地局を介してユーザの携帯電話、PC等の受信機器へ送信する。情報送信手段53が送信する情報の形態は、例えば、電子メールを用いる。電子メールの定型文章は、車両製造時に、ボディECU50のROMに記録させ、必要に応じて読み出して、送信される。このため、ユーザは、遠隔地にいても、携帯電話、PC等の受信機器で車両内が濡れている可能性があることを知ることができる。
指令受信手段54は、ユーザの携帯電話、PC等の送信機器から、車両周辺の無線通信基地局、無線通信機器61を介して、車両周辺の雨量を検知する指示内容の指令を受信する。指令受信手段54が受信する情報の形態は、例えば、電子メールの形態を用いる。電子メールの定型文章は、ユーザの送信機器に記録されており、必要に応じて読み出されて、車両周辺の無線通信基地局を介して無線通信機器61に送信される。このようにして、指令受信手段54は、ユーザから車両周辺の雨量を検知する指示内容の指令を受信できる。
指令受信手段54によりユーザから車両周辺の雨量を検知する指示内容の指令を受信したとき、情報送信手段53は、雨量検知手段44により車両周辺の雨量を検知し、車両周辺の雨量の情報を、無線通信機器61から車両周辺の無線通信基地局を介して、ユーザの携帯電話、PC等の受信機器へ送信する。情報送信手段53が送信する情報の形態は、例えば、電子メールを用いる。電子メールの定型文章は、車両製造時に、ボディECU50のROMに記録させ、必要に応じて読み出して、ユーザの受信機器へ送信される。このため、ユーザは、遠隔地にいても、携帯電話、PC等の受信機器で車両周辺の雨量を知ることができる。ユーザは、その情報に基づき、例えば、車両が自宅に駐車されているときは、自宅周辺の雨量を知ることができ、自宅のベランダに干した洗濯物が濡れている可能性を知ることができる。
尚、情報送信手段53は、車両周辺の雨量の情報と共に、車載のGPS受信機から取得した車両の現在の住所の情報をユーザに送信でき、ユーザは、車両の現在位置を確認できる。或いは、情報送信手段53は、車両周辺の雨量の情報と共に、ボディECU50から取得した日時の情報をユーザに送信でき、ユーザは、情報が送信された時刻を確認できる。
ここで、ワイパーECU40が実行する処理について図4のフローチャートを参照して説明する。
ワイパーECU40は、図4のS11において、車両が駐車状態か否かをチェックする。S11において、車両が走行状態である場合(S11、No)は、今回の処理を終了する。
また、上記S11において、車両が駐車状態である場合(S11、Yes)は、S12に進み、ワイパースイッチ26がオン(INT、LOW、HIGH)に操作されたか否かをチェックする。S12でワイパースイッチ26がオフに操作されている場合(S12、No)、今回の処理を終了する。
また、上記S12でワイパースイッチ26がオンに操作されている場合(S12、Yes)、S13に進み、レインセンサスイッチ33がオンに操作されたか否かをチェックする。S13でレインセンサスイッチ33がオフに操作されている場合(S13、No)、今回の処理を終了する。
また、上記S13でレインセンサスイッチ33がオンに操作されている場合(S13、Yes)、S14に進み、ワイパーブレード制御モードスイッチ46がオンに操作されたか否かをチェックする。S14でワイパーブレード制御モードスイッチ46がオフに操作さている場合(S14、No)、今回の処理を終了する。
また、上記S14でワイパーブレード制御モードスイッチ46がオンに操作されている場合(S14、Yes)、S15に進み、ワイパーブレード21a、21bの払拭範囲を、第1位置と第2位置との間に限定し、且つ、ワイパーブレード21a、21bの払拭速度をワイパースイッチ26がINT及びLOWにされる場合の払拭速度より低速にさせ、車両周辺の雨量を検知して、今回の処理を終了する。
このように、本実施例の雨量検知装置は、車両周辺の雨量を検知するとき、ワイパーブレード21a、21bの払拭範囲を検知面11の周辺に限定でき、且つ、ワイパーブレード21a、21bの払拭速度を低速にでき、ワイパーブレード21a、21bにより運ばれる水滴が飛散することを防止、又は抑制できる。
次に、ボディECU50が実行する処理について図5のフローチャートを参照して説明する。
ボディECU50は、図5のS21において、車両が駐車状態か否かチェックする。S22で車両が走行状態の場合(S21、No)、S32に進み、レインセンサ30、ワイパーECU40、ボディECU50、無線通信機器61をオフにして、今回の処理を終了する。
また、上記S21で車両が駐車状態の場合(S21、Yes)、S22に進み、車両の窓が開状態か否かチェックする。S22で車両の窓が閉状態の場合(S22、No)、S23に進み、車両のサイドドアが開状態か否かチェックする。S23で車両のサイドドアが閉状態の場合(S23、No)、車両に雨が浸入する恐れはないので、S32に進み、レインセンサ30、ワイパーECU40、ボディECU50、無線通信機器61をオフにして、今回の処理を終了する。
また、S22で車両の窓が開状態の場合(S22、Yes)、又はS23で車両のサイドドアが開状態の場合(S23、Yes)、車両に雨が浸入する恐れがあるので、S24に進み、レインセンサ30、ワイパーECU40、及び無線通信機器61をオンにする。
続いて、S25では、光電変換素子42の電圧Vが所定値Va以下か否かチェックする。S25において、光電変換素子42の電圧Vが所定値Va超の場合(S25、No)、検知面に水滴が付着していないので、S26に進み、車両の周辺で雨が降っていないことの情報、及び車両の窓又はサイドドアが開状態である情報を、無線通信機器61から車両周辺の無線通信基地局を介しユーザの受信機に送信した後、上記S32に進み、レインセンサ30、ワイパーECU40、ボディECU50、無線通信機器61をオフにして、今回の処理を終了する。
また、上記S25において、光電変換素子42の電圧Vが所定値Va以下の場合(S25、Yes)、検知面11に水滴が付着しており、過去に雨が降った可能性、又は現在雨が降っている可能性があるので、S27に進み、ワイパーブレード21a、21bを第1位置と第2位置の間で1回往復払拭させる。
続いて、S28では、所定時間経過後、光電変換素子42の電圧Vが所定値Va以下か否かチェックする。S28において、光電変換素子42の電圧Vが所定値Va超の場合(S28、No)、検知面11に水滴が付着していないので、S29に進み、過去に車両周辺で雨が降った可能性があることの情報、及び車両の窓又はサイドドアが開状態である情報を、無線通信機器61から車両周辺の無線通信基地局を介しユーザの受信機に送信した後、上記S32に進み、レインセンサ30、ワイパーECU40、ボディECU50、無線通信機器61をオフにして、今回の処理を終了する。
また、上記S28で、光電変換素子42の電圧Vが所定値Va以下の場合(S28、Yes)、検知面11に水滴が付着しており、現在車両周辺で雨が降っているので、S30に進み、ワイパーブレード21a、21bを第1位置と第2位置の間で所定回数、往復払拭させ、車両周辺の雨量を検知する。
続いて、S31では、車両周辺の雨量の情報、及び車両の窓又はサイドドアが開状態である情報を、無線通信機器61から車両周辺の無線通信基地局を介しユーザの受信機に送信した後、S32に進み、レインセンサ30、ワイパーECU40、ボディECU50、無線通信機器61をオフにして、今回の処理を終了する。
このように、本実施例の情報提供システムは、車両の窓又はサイドドアが開状態の場合、車両の窓又はサイドドアが開状態であることの情報、及び車両周辺の雨量の情報をユーザに送信でき、ユーザは、遠隔地にいても、車両内が濡れている可能性があることを知ることができる。また、車両周辺の雨量を検知するとき、ワイパーブレード21a、21bの払拭範囲を検知面11の周辺に限定でき、ワイパーブレード21a、21bにより運ばれる水滴が飛散することを防止、又は抑制できる。
図6は、ボディECU50が実行する処理の別の例を示したフローチャートである。以下、図6の各ステップについて説明するが、図5のステップと同一のステップについては、同一の符号を付して、説明を省略する。
ボディECU50は、図6のS21で車両が駐車状態の場合(S21、Yes)、S41に進み、無線通信機器61の受信機が、ユーザの送信機から車両周辺の無線通信基地局を介して、車両周辺の雨量を検知する指示内容の指令を受信したか否かチェックする。S41で車両周辺の雨量を検知する指示内容の指令を受信していない場合(S41、No)、上記S32に進み、レインセンサ30、ワイパーECU40、ボディECU50、無線通信機器61をオフにして、今回の処理を終了する。
また、S41で車両周辺の雨量を検知する指示内容の指令を受信していた場合(S41、Yes)、上記S24に進み、S24以降の処理を行う。
S42では、上記S27の代わりに、ワイパーブレード21a、21bを低速で、第1位置と第2位置の間で1回往復払拭させる。
S43では、上記S30の代わりに、ワイパーブレード21a、21bを低速で、第1位置と第2位置の間で所定回数往復払拭させる。
このように、本実施例の情報提供システムは、車両周辺の雨量を検知する指示内容の指令を受信した場合、車両周辺の雨量の情報をユーザに送信でき、ユーザは、遠隔地にいても、車両周辺の雨量を知ることができる。また、車両周辺の雨量を検知するとき、ワイパーブレード21a、21bの払拭範囲を検知面11の周辺に限定でき、且つ、ワイパーブレード21a、21bの払拭速度を低速にでき、ワイパーブレード21a、21bにより運ばれる水滴が飛散することを防止、又は抑制できる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、本実施例のワイパーブレード制御手段45は、電動モータ24a、24bへの供給電力を制御したが、ワイパーブレード21bが第1位置と第2位置との間を払拭できる限り、電動モータ31aへの供給電力を遮断し、電動モータ31bへの供給電力のみを制御しても良い。
また、本実施例の雨量検知装置、及び雨量検知装置を備えた情報提供システムは、車両が駐車状態の場合に、ワイパーブレード制御手段45によりワイパーブレード21a、21bの払拭範囲、払拭速度を制御したが、車両が走行状態の場合であっても、雨天走行時の運転者の視界を確保できる限り、ワイパーブレード制御手段45によりワイパーブレード21a、21bの払拭範囲、払拭速度を制御しても良い。
また、本実施例のワイパーブレード位置演算手段42は、電動モータ回転角演算手段41により演算した電動モータ24a、24bの軸の回転角から、ワイパーブレード21a、21bの位置を演算したが、回転角センサ25a、25bが出力する電気信号からワイパーブレード21a、21bの位置を演算しても良い。
本実施例の雨量検知装置を車両に搭載した状態を模式的に示した図である。 本実施例の雨量検知装置を備えた情報提供システムとその周辺装置の構成を示したブロック図である。 本実施例の雨量検知装置のワイパー機構20の構成を示した概略図である。 ワイパーECU40が実行する処理の一例を示したフローチャートである。 ボディECU50が実行する処理の一例を示したフローチャートである。 ボディECU50が実行する処理の別の例を示したフローチャートである。
符号の説明
10 ウインドガラス
11 検知面
12a、12b ワイパーブレードの払拭範囲
21a、21b ワイパーブレード
30 レインセンサ
44 雨量検知手段
45 ワイパーブレード制御手段
51 窓開閉判定手段
52 ドア開閉判定手段
53 情報送信手段
54 指令受信手段

Claims (3)

  1. ウインドガラス面を払拭するワイパーブレードと、
    前記ワイパーブレードの払拭範囲内の検知面上の水滴を検知し、水滴の量に応じた電気信号を出力するレインセンサと、
    前記レインセンサが出力する前記検知面上の水滴の量に応じた前記電気信号に基づき、車両周辺の雨量を検知する雨量検知手段と、
    を備えた雨量検知装置において、
    前記雨量検知手段により車両周辺の雨量を検知するとき、前記ウインドガラス面を払拭する前記ワイパーブレードの払拭速度を遅くする制御、及び前記ウインドガラス面を払拭する前記ワイパーブレードの払拭範囲を前記検知面の周辺に限定する制御のうち少なくともいずれか1つの制御を行うワイパーブレード制御手段を備えることを特徴とする雨量検知装置。
  2. 請求項1に記載の雨量検知装置と、
    駐車状態の車両のスライドルーフ、サイドウインドガラス等の窓の開閉状態を判定する窓開閉判定手段と、
    駐車状態の車両のサイドドアの開閉状態を判定するドア開閉判定手段と、
    前記窓開閉判定手段により駐車状態の車両の窓が開状態であると判定されたとき、又は、ドア開閉判定手段により駐車状態の車両のサイドドアが開状態であると判定されたとき、前記雨量検知手段により車両周辺の雨量を検知し、車両の窓又はサイドドアが開状態であることの情報、及び前記雨量検知手段により検知した車両周辺の雨量の情報をユーザの受信機器に送信する情報送信手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  3. 請求項1に記載の雨量検知装置と、
    ユーザの送信機器から送信された、車両周辺の雨量を検知する指示内容の指令を受信する指令受信手段と、
    前記指令受信手段により車両周辺の雨量を検知する指示内容の指令を受信したとき、前記雨量検知手段により車両周辺の雨量を検知し、前記雨量検知手段により検知した車両周辺の雨量の情報をユーザの前記受信機器に送信する情報送信手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
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