JP2008265501A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】優れたトラクション性を発揮しながらも、横グリップ性を確保し、特に超低μ路面における走破性を向上する。
【解決手段】タイヤ周方向長さLと、タイヤ軸方向長さWとの比L/Wが0.3〜0.6の横長ブロックからなるブロックパターンを有する。最も車両外側に配される外の縦主溝3sに交わって開口する横溝4s、4mの開口部10s、10mは、外の縦主溝3sを挟んでブロック5に対向するブロック縁対向部分11s、11mを有し、その比率であるブロック縁対向率を50%より大とする。又最も車両内側に配される内の縦主溝3uに交わって開口する横溝4n、4uの開口部10n、10uは、内の縦主溝3uを挟んでブロック5に対向するブロック縁対向部分11n、11uを有し、その比率であるブロック縁対向率を50%以下、若しくは0%とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、不整地、特に濡れた未舗装路面を走行するラリー車両に好適に装着される空気入りタイヤに関する。
ラリー車両に好適に装着される空気入りタイヤでは、未舗装路面をしっかりとグリップして走破タイムを向上させるために、駆動力を路面に伝えるためのトラクション性と、タイヤの横滑りを抑制する横グリップ性とが重要となる。
そのため、例えば特許文献1には、図7(A)に示すように、車両装着時に車両外側に向くトレッド外側領域ysに、横グリップ性を重視してタイヤ周方向に長い縦長のブロックaを配列するとともに、トレッド内側領域yuにはトラクション性を重視して横長のブロックbを配列することが提案されている。
特開平11−268506号公報
しかしこのようなパターンのタイヤにおいても、例えば濡れた未舗装路面や砂利が多い路面など、摩擦係数μが極端に低い路面(以下に、超低μ路面という場合がある)を走行する場合には、コーナリング中の横グリップに多くを望むことができない。そこで近年においては、図7(B)に略示すように、横長のブロックbのみを用いてトラクション性に特化させ、横グリップを犠牲にしつつ、その高いトラクション性によって走破タイムを縮めることが提案されている。
本発明は、このような横長のブロックのみを用いたトレッドパターンの改良に係わるものであり、横長のブロックにより優れたトラクション性を発揮しながらも、横グリップ性を確保でき、特に超低μ路面における走破タイムをさらに向上しうる空気入りタイヤを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、トレッド部に、タイヤ周方向に連続してのびる複数本の縦主溝と、この縦主溝間及び縦主溝とトレッド縁との間をのびる複数本の横溝とを設けることにより、前記トレッド部に、ブロックがタイヤ周方向に隔置するブロック列を複数本形成した空気入りタイヤであって、
各前記ブロックは、タイヤ周方向のブロック長さLと、タイヤ軸方向のブロック長さWとの比L/Wが0.3〜0.6の横長ブロックであり、
かつ前記縦主溝は、車両装着時に最も車両外側に配される外の縦主溝と、最も車両内側に配される内の縦主溝とを含み、
前記外の縦主溝に交わって開口するタイヤ軸方向一方側及び他方側の横溝の開口部は、前記外の縦主溝のタイヤ軸方向他方側及び一方側に配されるブロックにおける前記外の縦主溝に面する縦ブロック縁とは、前記外の縦主溝を挟んで対向するブロック縁対向部分を有し、かつ前記開口部の周方向長さのうちで、前記ブロック縁対向部分の周方向長さが占める割合であるブロック縁対向率を50%より大きくするとともに、
前記内の縦主溝に交わって開口するタイヤ軸方向一方側及び他方側の横溝の開口部は、前記内の縦主溝のタイヤ軸方向他方側及び一方側に配されるブロックにおける前記内の縦主溝に面する縦ブロック縁に対するブロック縁対向率を50%以下、若しくは0%としたことを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記縦主溝は、前記外の縦主溝と内の縦主溝とタイヤ赤道上をのびる中央の縦主溝とからなることを特徴としている。
又請求項3の発明では、前記外の縦主溝に交わって開口するタイヤ軸方向一方側及び他方側の横溝の開口部のブロック縁対向率、及び前記中央の縦主溝に交わって開口するタイヤ軸方向一方側及び他方側の横溝の開口部のブロック縁対向率は、それぞれ100%であることを特徴としている。
又請求項4の発明では、前記内の縦主溝は、その溝巾を、他の縦主溝の溝巾よりも小としたことを特徴としている。
又請求項5の発明では、各前記ブロック列において、ブロックが路面と接地するブロック踏面の面積が最も狭い最小踏面面積は、ブロック踏面の面積が最も広い最大踏面面積の80%以上であることを特徴としている。
又請求項6の発明では、車両装着時に最も車両外側に配される外のブロック列は、ブロック踏面の面積の平均値が、他のブロック列におけるブロック踏面の面積の平均値よりも大であることを特徴としている。
又請求項7の発明では、各前記ブロック列において、最も狭い横溝の溝巾は、最も広い横溝の溝巾の90%以上であることを特徴としている。
本発明は叙上の如く、縦/横比である比L/Wが0.3〜0.6の横長ブロックを配したブロックパターンを採用しているため、優れたトラクション性を発揮する。特にラリー車両では、コーナリングでのタイヤ姿勢を正しく保つためにネガティブキャンバが付与されている。そのため直進走行時には、タイヤ赤道よりも車両内側となるトレッド内側領域に、タイヤの接地圧中心が移行するなど、前記トレッド内側領域は、直進走行おけるトラクション性への関与が大きい。
そこで本発明では、このトレッド内側領域におけるトラクション力を特に高めるために、内の縦主溝に交わって開口する横溝において、その開口部におけるブロック縁対向率を50%以下に減じている。ここで、ブロック縁対向率が50%以下の場合、内の縦主溝の両側に配される横溝同士は、周方向に大きく位置ズレすることなく略横並び状態で配列している。従って、両側の横溝同士が連なるなど、横溝内の泥土等が踏み固められやすくなり、かつ踏み固められた泥土等が相互に結合して強度が高められる。その結果、横長ブロックによるエッジ効果だけでなく、踏み固められた泥土等の剪断力が大となることによってトラクション力を高めることができる。
他方、コーナリング時の横滑りへの関与が大きいトレッド外側領域に関しては、外の縦主溝に交わって開口する横溝において、その開口部におけるブロック縁対向率を50%より大に高めている。ブロック縁対向率が50%より大の場合、外の縦主溝の両側に配される横溝同士は、周方向に大きく位置ズレした略千鳥状配列をなす。従って、横溝内で踏み固められた泥土等は、対向するブロック壁面によって遮られ、軸方向(横方向)の剪断力をうることができる。特に、踏み固められた泥土等が横長をなすため、軸方向への剪断力は大きなものとなる。しかも、前記ブロック壁面に対向して横溝が開口しているため、このブロック壁面のエッジが路面に引っかかりやすくなるなどエッジ効果も高まる。
そして、これら相互作用によって、優れたトラクション性を発揮しながらも、横グリップ性を充分に確保することができ、特に超低μ路面における走破タイムを向上することが可能となる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は本発明の空気入りタイヤが、ラリー車両に装着されるラリー車両用のタイヤである場合のトレッドパターンを示す展開図である。
図1に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ1は、トレッド部2に、タイヤ周方向に連続してのびる複数本の縦主溝3と、この縦主溝3、3間及び縦主溝3とトレッド縁Tとの間をのびる複数本の横溝4とを具え、これにより、前記トレッド部2に、ブロック5がタイヤ周方向に隔置してなるブロック列Rが複数本並ぶブロックパターンが形成される。
本例の如きラリー車両用のタイヤの場合、軟質路と硬質路との双方における走破性の観点から、前記ブロックパターンにおけるランド比(S/S0)を、44〜48%の範囲とするのが好ましい。なお前記ランド比(S0/S)は、トレッド部2の外表面の全面積S0(縦主溝3および横溝4を全て埋めたと仮定したときのトレッド部2の外表面の全面積)に対する全ブロック5のブロック踏面の面積の総和Sの比で定義される。又各ブロック列Rに配されるブロック5の数、即ちピッチ数は各ブロック列Rとも同数であり、ラリー車両用のタイヤの場合、40〜60個の範囲が好ましい。
次に、前記縦主溝3は、車両装着時に最も車両外側に配される外の縦主溝3sと、最も車両内側に配される内の縦主溝3uとを含む。本例では、前記縦主溝3が、前記外、内の縦主溝3s、3uと、その間に配されかつタイヤ赤道C上をのびる中央の縦主溝3cとの合計3本で構成される場合を例示している。
又前記横溝4は、
(1)車両外側に配される外のトレッド縁Tsと前記外の縦主溝3sとの間の陸部域Zsを横切ることにより、該陸部域Zsを、外のブロック5sからなるブロック列Rsとする複数本の外の横溝4sと、
(2)前記外の縦主溝3sと前記中央の縦主溝3cとの間の陸部域Zmを横切ることにより、該陸部域Zmを、中のブロック5mからなるブロック列Rmとする複数本の中の横溝4mと、
(3)前記中央の縦主溝3cと前記内の縦主溝3uとの間の陸部域Znを横切ることにより、該陸部域Znを、中のブロック5nからなるブロック列Rnとする複数本の中の横溝4nと、
(4)前記内の縦主溝3uと車両内側に配される内のトレッド縁Tuとの間の陸部域Zuを横切ることにより、該陸部域Zuを、内のブロック5uからなるブロック列Ruとする複数本の内の横溝4uと
から構成される。なお前記縦主溝3s、3c、3uを総称するとき縦主溝3とよび、前記横溝4s、4m、4n、4uを総称するとき横溝4とよび、又ブロック5s、5m、5n、5uを総称するときブロック5という。
そして、各ブロック5は、図2に中のブロック5mを代表して示すように、タイヤ周方向のブロック長さLと、タイヤ軸方向のブロック長さWとの比L/Wである縦/横比を0.3〜0.6の範囲とした横長ブロックによって形成される。なお前記タイヤ周方向の「ブロック長さL」は、ブロック5が路面と接地するブロック踏面におけるタイヤ周方向の最大長さとして定義され、又前記タイヤ軸方向の「ブロック長さW」は、前記ブロック踏面におけるタイヤ軸方向の最大長さとして定義される。
このような横長ブロックは、タイヤ軸方向のエッジ成分が大であること、及び前記横溝4が長くその内部で踏み固められる泥土等から大きな剪断力が得られることなどから、不整地において優れたトラクション力を生じさせることができる。なお前記比L/Wが0.6を上回ると、横長による前記効果が充分に発揮されず、逆に0.3を下回っても、ブロックが過度に横長形状となってブロック剛性が不足傾向となり、駆動時ないし制動時にブロックが腰砕け状に倒れ込むため、同様にトラクション力が有効に得られなくなる。
次に、前記ブロック5として、本例では、前記縦主溝3に面するタイヤ軸方向両側の縦ブロック縁6、6が、それぞれタイヤ周方向に対して角度αで傾斜する略平行四辺形形状のものを例示しているが、前記角度αを0°とした略長方形形状であっても良い。この角度αは、20°以下、さらには15°以下であることが好ましく、もし20°を越えて大きくなると、ブロックパターンに方向性が発生してしまい、直進安定性を確保するために左輪用タイヤ及び右輪用タイヤの2種類が必要となるなど汎用性が損なわれる傾向となる。
なおタイヤ軸方向側の前記縦ブロック縁6が傾斜する場合、前記縦主溝3は、前記縦ブロック縁6がジグザグエレメントをなすジグザグ溝と見なすことができる。このように前記縦主溝3は、前記ジグザグ溝として形成することも、又前記角度αを0°とした直線溝として形成することもできる。前記縦主溝3の溝巾Wgは、本例の如く前記縦ブロック縁6が傾斜する場合には、この縦ブロック縁6の中間点6Mを通るタイヤ周方向線X、X間のタイヤ軸方向の距離として定義される。なお縦主溝3の前記溝巾Wgは、軟質路及び硬質路の双方における走破性の観点からトレッド巾TW(図1に示す)の5〜10%の範囲とすることが好ましい。
又前記ブロック5のタイヤ周方向両側の横ブロック縁7、7は、タイヤ軸方向に対して10°以下の角度θで配されることが好ましい。即ち、横溝4が前記角度θで配されることが好ましい。もし前記角度θが10°を越えると、タイヤ周方向の前記ブロック長さLが増加するなど、前記比L/Wを0.6以下に減じることが難しくなり、トラクション性に不利を招くとともに、ブロックパターンに方向性が生じて汎用性が損なわれる傾向となる。
本例のブロック5においては、一方の横ブロック縁7側にはタイヤ周方向に突出する略横長矩形状の突起部8が形成されるとともに、他方の横ブロック縁7側には、前記突起部8とほぼ対向する位置に、略横長矩形状の凹部9が形成されている。この突起部8の突出量δ1、及び凹部9の凹み量δ2は実質的に等しく、本例のブロック5は、該ブロック5の略中央を通って縦ブロック縁6と平行な基準線Jを中心として、この基準線Jよりタイヤ軸方向一方側部分を他方側部分に比してタイヤ周方向に位置ズレさせた如き形状をなしている。このような突起部8、凹部9を設けることにより、ブロック5の総エッジ長さを増加させることができるため、トラクション性及び横グリップ性に有利となる。なお前記突起部8の突出量δ1、及び凹部9の凹み量δ2は、それぞれタイヤ周方向の前記ブロック長さLの10〜20%の範囲が好ましく、10%未満では総エッジ長さの十分な増加が期待できず、逆に20%を越えるとブロック剛性の低下を招くという問題が生じる。
次に、本実施形態のタイヤ1では、図3、4に拡大して示すように、前記外の縦主溝3sに交わって開口するタイヤ軸方向一方側及び他方側の横溝4の開口部10は、前記外の縦主溝3sのタイヤ軸方向他方側及び一方側に配されるブロック5における前記外の縦主溝3sに面する縦ブロック縁6とは、前記外の縦主溝3sを挟んで対向するブロック縁対向部分11を有し、かつ前記開口部10の周方向長さPSのうちで、前記ブロック縁対向部分11の周方向長さQSが占める割合であるブロック縁対向率PS/QSを50%より大きくしている。又前記内の縦主溝3uに交わって開口するタイヤ軸方向一方側及び他方側の横溝4の開口部10は、前記内の縦主溝3uのタイヤ軸方向他方側及び一方側に配されるブロック5における前記内の縦主溝3uに面する縦ブロック縁6に対するブロック縁対向率PU/QUを50%以下、若しくは0%としている。
具体的説明すると、前記図3の如く、前記外の縦主溝3sのタイヤ軸方向一方側(本例では車両外側)及び他方側(本例では車両内側)には、外の横溝4s及び中の横溝4mが配されるとともに、この外の横溝4s及び中の横溝4mは、前記外の縦主溝3sに交わって開口する開口部10s、10mを具える。そして、前記外の横溝4sの開口部10sは、前記外の縦主溝3sの車両内側に配される中のブロック5mにおける縦ブロック縁6mとは、前記外の縦主溝3sを挟んで対向するブロック縁対向部分11sを有する。そして、前記開口部10sの周方向長さPSsのうちで、前記ブロック縁対向部分11sの周方向長さQSsが占める割合であるブロック縁対向率PSs/QSsを50%より大きくしている。同様に、前記中の横溝4mの開口部10mは、前記外の縦主溝3sの車両外側に配される外のブロック5sにおける縦ブロック縁6sとは、前記外の縦主溝3sを挟んで対向するブロック縁対向部分11mを有する。そして、前記開口部10mの周方向長さPSmのうちで、前記ブロック縁対向部分11mの周方向長さQSmが占める割合であるブロック縁対向率PSm/QSmを50%より大きくしている。なおブロック縁対向率PSs/QSs、PSm/QSmを総称するときブロック縁対向率PS/QSという。
他方、前記図4に示す如く、前記内の縦主溝3uのタイヤ軸方向一方側(本例では車両外側)及び他方側(本例では車両内側)に配される中の横溝4n、及び内の横溝4uは、該内の縦主溝3uに交わって開口する開口部10n、10uを具える。そして、前記中の横溝4nの開口部10nは、前記内の縦主溝3uの車両内側に配される内のブロック5uにおける縦ブロック縁6uとは、前記内の縦主溝3uを挟んで対向するブロック縁対向部分11nを有する。そして、前記開口部10nの周方向長さPUnのうちで、前記ブロック縁対向部分11nの周方向長さQUnが占める割合であるブロック縁対向率PUn/QUnを50%以下、若しくは0%としている。同様に、前記内の横溝4uの開口部10uは、前記内の縦主溝3uの車両外側に配される中のブロック5nにおける縦ブロック縁6nとは、前記内の縦主溝3uを挟んで対向するブロック縁対向部分11uを有する。そして、前記開口部10uの周方向長さPUuのうちで、前記ブロック縁対向部分11uの周方向長さQUuが占める割合であるブロック縁対向率PUu/QUuを50%以下、若しくは0%としている。なおブロック縁対向率PUn/QUn、PUu/QUuを総称するときブロック縁対向率PU/QUという
なお本例では、図5に示すように、前記中央の縦主溝3cに交わって開口するタイヤ軸方向一方側及び他方側の横溝4の開口部10のブロック縁対向率PC/QCも50%より大きくしている。即ち前記中央の縦主溝3cのタイヤ軸方向一方側(本例では車両外側)及び他方側(本例では車両内側)に配される中の横溝4m、4nは、該中央の縦主溝3cに交わって開口する開口部10m、10nを具える。そして、前記中の横溝4mの開口部10mは、前記中央の縦主溝3cの車両内側に配される中のブロック5nにおける縦ブロック縁6nとは、前記中央の縦主溝3cを挟んで対向するブロック縁対向部分11mを有する。そして、前記開口部10mの周方向長さPCmのうちで、前記ブロック縁対向部分11mの周方向長さQCmが占める割合であるブロック縁対向率PCm/QCmを50%より大きくしている。同様に、前記中の横溝4nの開口部10nは、前記中央の縦主溝3cの車両外側に配される中のブロック5mにおける縦ブロック縁6mとは、前記中央の縦主溝3cを挟んで対向するブロック縁対向部分11nを有する。そして、前記開口部10nの周方向長さPCnのうちで、前記ブロック縁対向部分11nの周方向長さQCnが占める割合であるブロック縁対向率PCn/QCnを50%より大きくしている。なおブロック縁対向率PCm/QCm、PCu/QCuを総称するときブロック縁対向率PC/QCという
前述した如く、ラリー車両では、コーナリングでのタイヤ姿勢を正しく保つためにネガティブキャンバが付与されている。そのためコーナリングを終了し、立ち上がりの直進加速状態では、タイヤ赤道よりも車両内側となるトレッド内側領域yuに、タイヤの接地圧中心が移行するなど、前記トレッド内側領域yuは、直進走行おけるトラクション性への関与が大きい。
そこで、前記トレッド内側領域yuにおけるトラクション力を特に高めて加速性能を向上させるために、内の縦主溝3uに交わって開口する横溝4n、4uの開口部10n、10uにおけるブロック縁対向率PU/QUをそれぞれ50%以下に減じている。
ここで、ブロック縁対向率PU/QUが50%以下の場合、横溝4n、4u同士は、周方向に大きく位置ズレすることなく略横並び状態で配列している。そして両側の横溝4n、4u同士が横に連なることで容積が増し、横溝内の泥土等が踏み固められやすくなるとともに、踏み固められた泥土等のボリュームが増すため強度が高められる。その結果、横長ブロックによるエッジ効果だけでなく、踏み固められた泥土等の剪断力が大となり、トラクション力を高めることができる。
他方、コーナリング時の横滑りへの関与が大きいトレッド外側領域ysに関しては、外の縦主溝3sに交わって開口する横溝4s、4mの開口部10s、10mにおけるブロック縁対向率PS/QSをそれぞれ50%より大に高めている。ブロック縁対向率PS/QSが50%より大の場合、前記横溝4s、4m同士は、周方向に大きく位置ズレした略千鳥状配列をなす。従って、横溝4s、4m内で踏み固められた泥土等は、対向するブロック壁面5Sによって遮られ、軸方向(横方向)の剪断力をうることができる。特に、泥土等が横長に踏み固められるため、軸方向への剪断力は大きなものとなる。しかも、前記ブロック壁面5Sに対向して横溝4s、4mが開口しているため、このブロック壁面5Sのエッジ(即ち縦ブロック縁6)に路面が引っかかりやすくなり、エッジ効果も高まる。
そして、これら相互作用によって、優れたトラクション性を発揮しながらも、横グリップ性を充分に確保することができ、特に超低μ路面における走破性能を向上することが可能となる。この走破性能の向上の観点から、前記外の縦主溝3sに交わる横溝4s、4mの開口部10s、10mにおいては、そのブロック縁対向率PS/QSを100%とすることが好ましい。このとき、各開口部10s、10mの巾中心iと、それに対向する縦ブロック縁6m、6sの前記中間点6Mとが、それぞれ同一の軸方向線上にあるのがさらに好ましい。又前記内の縦主溝3uに交わる横溝4n、4uの開口部10n、10uにおいては、そのブロック縁対向率PU/QUを30%以下でできるだけ小とすることが好ましい。又前記中の縦主溝3cに交わる横溝4m、4nの開口部10m、10nにおいては、そのブロック縁対向率PC/QCを100%とすることが好ましい。このとき、各開口部10m、10nの巾中心iと、それに対向する縦ブロック縁6n、6mの前記中間点6Mとが、それぞれ同一の軸方向線上にあるのがさらに好ましい。
次に、車両が直進状態からステアリングを切り始めた初期の微小舵角の間では、接地圧中心がトレッド中央にあるため、中央の縦主溝3cが有効に作用する。その後、コーナリング中は、接地圧中心が車両外側に移行するため、外の縦主溝3sが有効に作用するようになる。そこで、本例の如く、外の縦主溝3s及び中央の縦主溝3cの各溝巾Wgs、Wgcを、内の縦主溝3uの溝巾Wguよりも大とする、即ち、Wgs>Wgu、Wgc>Wguとすることで、横方向のエッジの引っかかりを良くすることができ、初期から大舵角までのステアリングの応答性を高めることができる。この応答性の向上の観点からは、前記溝巾Wgcは、前記溝巾Wgsの90〜110%の範囲、さらには100%であるのが好ましい。又前記溝巾Wguは、狭すぎると接地圧が不均一化して偏摩耗を招く傾向となり、従って、前記溝巾Wguの下限値は、前記溝巾Wgsの50%以上、かつ溝巾Wgcの50%以上であるのが好ましい。
又超低μ路面を走行するとき、タイヤのスリップ率は非常に高いものとなる。そこで本例では、各ブロック列Rにおいて、ブロック踏面の面積(踏面面積)が最も狭い最小ブロックの踏面面積である最小踏面面積SAmin は、最も広い最大ブロックの踏面面積である最大踏面面積SAmax の80%以上であるなど踏面面積のバラツキが小さく、比較的均一な大きさのブロック5が配されている。又各ブロック列Rに配される横溝4においても、その溝巾Wyが最も狭い最狭横溝の溝巾Wymin は、最も広い最広横溝の溝巾Wymax の90%以上であるなど溝巾のバラツキが小さく、比較的均一な巾の横溝4が配されている。
このように各ブロック列Rにおいて、比較的均一な大きさのブロック5及び比較的均一な巾の横溝4を配置することにより、横ブロック縁7における接地圧を均等化することができる。その結果、この横ブロック縁7のエッジを有効に活用させることができ、即ちエッジ効果を高めることができ、高い超低μ路面におけるトラクション性を高め、スリップを抑えることが可能となる。又接地圧の均等化により耐偏摩耗性の向上も期待できる。
又外のブロック列Rsには、コーナリング時に大きな荷重が負荷される。そのため、外のブロック列Rsに配されるブロック5sのブロック踏面の面積の平均値SAsを、他のブロック列Rm、Rn、Ruに配されるブロック5m、5n、5uのブロック踏面の面積の平均値SAm、SAn、SAuよりも大としてブロック強度を高めることが、耐久性の観点から好ましい。特に、コーナリング時に荷重が小となる内のブロック列Ruにおける平均値SAuを最も小とするのがより好ましく、又残る中のブロック列Rm、Rnにおいては、その平均値SAm、SAnを互いに等しく設定することがさらに好ましい。
又横溝4の溝巾Wyについては、トラクション性と横グリップ性とのバランスの観点から、各ブロック列Rs、Rm、Rn、Ruに配される横溝4s、4m、4n、4uの溝巾Wys、Wym、Wyn、Wyuの平均値を、それぞれWAs、WAm、WAn、WAuとしたとき、WAs=WAm=WAn≦WAuであることが好ましい。しかし、前述のコーナリング時における荷重移動を考慮した場合、WAs≦WAm=WAn≦WAuとすることがさらに好ましい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
タイヤサイズが195/65R15のラリー車両用の空気入りタイヤを、表1の仕様に基づき試作し、各試供タイヤの不整地路での走破性をテストし互いに比較した。図6にテストに用いたタイヤのトレッドパターンを例示しており、各タイヤとも、ブロック配置以外は下記の仕様のとうり実質的に同一である。
・ブロック形状−−−−横長の長方形
・ブロックの縦横比L/W−−−−0.42
・ランド比(S/S0)−−−−45%
・ブロックのピッチ数−−−−49
・縦主溝の溝巾(Wgs、Wgc、Wgu)−−−−7mm
・横溝の溝巾(Wys、Wym、Wyn、Wyu)−−−−9.5mm
(1)テスト
各タイヤを、リム(6.5J)、内圧(210kPa)にて排気量2000ccのラリー競技用四輪駆動車の全輪に装着し、濡れた硬質路面の不整地テストコース(1周、2km)にてタイムトライアルを2回行い、そのときのベストの走破タイム、及び平均の走破タイムを比較した。又そのときの走破性をドライバーの官能により5点法で評価した。なお走破性として、下記の項目を評価した。
・直進時におけるトラクション性、制動性、
・コーナリング進入時における初期応答性、挙動安定性、
・コーナリング中におけるグリップ性、舵の追従性
・コーナリング出口におけるトラクション性、前後バランス
・高速走行時における応答性、前後バランス
・その他(剛性感、接地感、コントロール性)
Figure 2008265501
本発明の空気入りタイヤのトレッドパターンの一実施例を示す展開図である。 ブロックを拡大して示す平面図である。 外の縦主溝に交わる横溝の開口部におけるブロック縁対向率を説明する平面図である。 内の縦主溝に交わる横溝の開口部におけるブロック縁対向率を説明する平面図である。 中央の縦主溝に交わる横溝の開口部におけるブロック縁対向率を説明する平面図である。 表1のテストに用いたタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 (A)、(B)は、背景技術を説明する従来のトレッドパターンの展開図である。 従来タイヤのトレッドパターンの一例を示す展開図である。
符号の説明
2 トレッド部
3、3s、3c、3u 縦主溝
4、4s、4m、4n、4u 横溝
5、5s、5m、5n、5u ブロック
6、6s、6m、6n、6u 縦ブロック縁
10、10s、10m、10n、10u 開口部
11、11s、11m、11n、11u ブロック縁対向部分
C タイヤ赤道
R、Rs、Rm、Rn、Ru ブロック列
T トレッド縁

Claims (7)

  1. トレッド部に、タイヤ周方向に連続してのびる複数本の縦主溝と、この縦主溝間及び縦主溝とトレッド縁との間をのびる複数本の横溝とを設けることにより、前記トレッド部に、ブロックがタイヤ周方向に隔置するブロック列を複数本形成した空気入りタイヤであって、
    各前記ブロックは、タイヤ周方向のブロック長さLと、タイヤ軸方向のブロック長さWとの比L/Wが0.3〜0.6の横長ブロックであり、
    かつ前記縦主溝は、車両装着時に最も車両外側に配される外の縦主溝と、最も車両内側に配される内の縦主溝とを含み、
    前記外の縦主溝に交わって開口するタイヤ軸方向一方側及び他方側の横溝の開口部は、前記外の縦主溝のタイヤ軸方向他方側及び一方側に配されるブロックにおける前記外の縦主溝に面する縦ブロック縁とは、前記外の縦主溝を挟んで対向するブロック縁対向部分を有し、かつ前記開口部の周方向長さのうちで、前記ブロック縁対向部分の周方向長さが占める割合であるブロック縁対向率を50%より大きくとするとともに、
    前記内の縦主溝に交わって開口するタイヤ軸方向一方側及び他方側の横溝の開口部は、前記内の縦主溝のタイヤ軸方向他方側及び一方側に配されるブロックにおける前記内の縦主溝に面する縦ブロック縁に対するブロック縁対向率を50%以下、若しくは0%としたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記縦主溝は、前記外の縦主溝と内の縦主溝とタイヤ赤道上をのびる中央の縦主溝とからなることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記外の縦主溝に交わって開口するタイヤ軸方向一方側及び他方側の横溝の開口部のブロック縁対向率、及び前記中央の縦主溝に交わって開口するタイヤ軸方向一方側及び他方側の横溝の開口部のブロック縁対向率は、それぞれ100%であることを特徴とする請求項2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記内の縦主溝は、その溝巾を、他の縦主溝の溝巾よりも小としたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 各前記ブロック列において、ブロックが路面と接地するブロック踏面の面積が最も狭い最小踏面面積は、ブロック踏面の面積が最も広い最大踏面面積の80%以上であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 車両装着時に最も車両外側に配される外のブロック列は、ブロック踏面の面積の平均値が、他のブロック列におけるブロック踏面の面積の平均値よりも大であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 各前記ブロック列において、最も狭い横溝の溝巾は、最も広い横溝の溝巾の90%以上であることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の空気入りタイヤ。
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