JP2008264170A - フィルムドレッシング - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フィルム2の片面に粘着剤層3が設けられてなるフィルムドレッシング本体1と、該粘着剤層3の粘着面を覆う剥離ライナー4と、前記フィルム2の背面を覆うキャリア5とを有するフィルムドレッシングである。キャリア5にキャリア分断部5dを設け、キャリア第一部分51、第二部分52に分断する。キャリア分断部5dを覆うフラップ層7を積層し、該フラップ層7にフラップ層分断部7dを設け、フラップ層第一部分71、第二部分72に分断し、これらをそれぞれ部分的に、キャリア第一部分51、第二部分52に接合する。剥離ライナー4にも分断部4d1、4d2を設けることが好ましい。
【選択図】図1
Description
フィルムドレッシングは、使用前(流通段階など)の状態では、通常、前記の粘着シートに、さらに次の(a)、(b)の構成要素が加えられた多層の積層構造となっている。
(a)粘着剤層面(粘着面)を覆う剥離ライナー。
(b)フィルムの他方の主面(背面)に剥離可能な支持体層として積層されたキャリア(キャリアは、粘着シートに剛性を与え、剥離ライナーを除去しても粘着シートの取り扱い性が悪くならないようにするためのものである)。
フィルムドレッシングは、主として医療の現場で使用されるために、前記の一連の貼付作業は、一般に医療用ゴム手袋などを着用した状態で行われる。前記問題とは、キャリアが薄く、適切な掴みしろが無いために、ゴム手袋を装着したままでは、キャリアの剥離が容易ではないという問題である。
しかしながら、該公報に記載されたような構成では、2つに分断されたキャリアの片方だけは「支持体剥離片」によって剥離されるが、もう片方のキャリアは残され、その剥離は依然として困難である。
また、本発明のさらなる目的は、キャリアに関する上記問題を解決しながら、さらに、剥離ライナーの操作性をも改善し、粘着面を露出させ貼付しキャリアを剥離するという一連の貼付操作の作業性が改善されたフィルムドレッシングを提供することにある。
また、これに加えて、剥離ライナーに分断部を設けることによって、剥離ライナーを部分的に取り除いた状態でもフィルム全体を保持するための掴みしろ(持ちしろ)を確保することができ、キャリア側および剥離ライナー側の両面について操作性良好なフィルムドレッシングを完成するに至った。
フィルムの一方の面に粘着剤層が設けられてなるフィルムドレッシング本体と、前記粘着剤層の粘着面を覆って剥離可能に積層された剥離ライナーと、前記フィルムの他方の面を覆って剥離可能に積層されたキャリアとを有するフィルムドレッシングであって、
前記キャリアには、その外形を分断するキャリア分断部が設けられ、それによって該キャリアは、キャリア第一部分とキャリア第二部分とに分断されており、
前記キャリア上には、キャリア分断部を覆うフラップ層がさらに積層され、該フラップ層にはその外形を分断するフラップ層分断部が設けられ、それによって該フラップ層は、フラップ層第一部分とフラップ層第二部分とに分断されており、
フラップ層第一部分は、掴みしろが残るように一部の領域においてキャリア第一部分に接合され、フラップ層第二部分も、掴みしろが残るように一部の領域においてキャリア第二部分に接合されている。
本発明の好ましい態様では、キャリア分断部が線状であって、キャリア第一部分とキャリア第二部分とが、該キャリア分断部で互いに接触しているか、または、
キャリア分断部が帯状であって、キャリア第一部分とキャリア第二部分とが、該キャリア分断部を間に挟んで、互いに離れている。
本発明の他の好ましい態様では、キャリア分断部に接する領域またはキャリア分断部の近傍の領域において、フラップ層第一部分がキャリア第一部分に接合されており、フラップ層第二部分も、キャリア分断部に接する領域またはキャリア分断部の近傍の領域において、キャリア第二部分に接合されている。
本発明の他の好ましい態様では、キャリア分断部が帯状であって、キャリア第一部分とキャリア第二部分とが、該キャリア分断部を間に挟んで、互いに離れており、さらに、
該帯状のキャリア分断部内には、該キャリア分断部と略同様の幅と、略同様の厚さとを有する充填層が、フィルムの他方の面に対して剥離可能にはめ込まれており、該充填層には、キャリア分断部の方向に沿って分断部が設けられ、それによって該充填層は、充填層第一部分と充填層第二部分とに分断されており、
フラップ層第一部分が、充填層第一部分とキャリア第一部分とにまたがって接合され、フラップ層第二部分が、充填層第二部分とキャリア第二部分とにまたがって接合されている。
本発明の他の好ましい態様では、フラップ層分断部の進行方向が、キャリア分断部の進行方向と略同一である。
本発明の他の好ましい態様では、フラップ層が、フレキシブルなフィルムからなる層であるか、または、フレキシブルな不織布からなる層である。
本発明の他の好ましい態様では、剥離ライナーに、該剥離ライナーの外形を分断する線状の剥離ライナー分断部が1本以上設けられている。
本発明の他の好ましい態様では、剥離ライナーに、進行方向が互いに略同一の剥離ライナー分断部が2本設けられている。
本発明の他の好ましい態様では、剥離ライナー分断部の進行方向が、キャリア分断部の進行方向と略同一である。
次に、本発明では、前記キャリア分断部を覆うフラップを設けており、該フラップを分断し、それぞれを、キャリア第一部分とキャリア第二部分とに接合して、掴みしろとしている。これによって、医療用ゴム手袋を装着したままの状態でも、分断した2つのキャリアを、フラップをつまんで容易に剥離できる。
特に、互いに同じ方向に進行する2本の分断線を設けて剥離ライナーを3分割することによって、中央の剥離ライナーを取り除いても、両側に剥離ライナーが残る。それによって、粘着面に触れることなく、両手で確実に当該ドレッシングを保持することができるので、貼付の操作性がより向上する。即ち、剥離ライナーを剥がし、当該ドレッシングを生体表面へ貼付し、キャリアを剥がすという、一連の貼付作業を、ゴム手袋をしたままで、スムーズに行なうことが可能になる。
図1は、当該ドレッシングの一実施例の積層構造を模式的に示した側面図である。同図に示すように、当該ドレッシングは、可撓性を有するフィルム2の一方の面に粘着剤層3が設けられてなるフィルムドレッシング本体1を有する。当該ドレッシングは、さらに、粘着剤層3の粘着面3aを覆って剥離可能に積層された剥離ライナー4を有し、前記フィルム2の他方の面2bに支持体層として剥離可能に積層されたキャリア5を有する。
キャリア5上には、キャリア分断部5dを覆うようにフラップ層7がさらに積層されている。図1では、接着剤層61、62を誇張して厚く描いているため、フラップ層7がキャリア5から大きく離れているように見えるが、実際の接着剤層61、62は薄く、フラップ層7はキャリア5に接した状態となっている。フラップ層7には、その外形を分断するフラップ層分断部7dが設けられ、それによってフラップ層7は、フラップ層第一部分71とフラップ層第二部分72とに分断されている。
ここで、フラップ層第一部分71は、掴みしろ7aが残るように一部の領域においてキャリア第一部分51に接合され、フラップ層第二部分72も、掴みしろ7bが残るように一部の領域においてキャリア第二部分52に接合されている。即ち、フラップ層第一部分71は、接着剤層61によって局所的にキャリア第一部分51に接合されており、それによって、掴みしろ7aは、接着剤層61によって片持ち状態とされ、自由端を有するフラップの態様となっている。フラップ層第二部分72も、同様であって、接着剤層62によって局所的にキャリア第二部分52に接合されており、それによって、掴みしろ7bは、接着剤層62によって片持ち状態とされ、自由端を有するフラップの態様となっている。
当該ドレッシングの外周形状や寸法に限定はない。一例を挙げると、定尺品において、正方形や長方形などの方形状に裁断した場合では、幅50mm〜100mm、長さ80mm〜250mm程度のものが汎用的な製品として挙げられる。定尺品の外周形状は、方形状(角部には適宜の丸みがつけられてよい)の他、円形、楕円形、異形など、任意のデザインが挙げられる。長尺品の場合は、帯幅が50mm〜150mm程度のものが汎用的である。
当該ドレッシングは、放射線等により滅菌処理してもよく、滅菌袋に個別包装してもよい。
キャリアの素材としては、プラスチックフィルム(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、およびこれらの積層複合体等)、紙(例えば上質紙、クラフト紙等)などが、好ましいものとして挙げられる。これらのなかでも、透明性を有するプラスチックフィルムは、貼付場所を当該ドレッシングを通して見ながら貼付することができ、カテーテル等の医療器具を固定する際には、その有用性が特に顕著となる。
キャリアをフィルムの背面に剥離可能に貼り合わせるには、インフレーション成型、押出ラミネート成型、積層成型、キャスティングなど、公知の方法を用いることができる。
例えば、図2(a)に示す態様では、キャリア分断部5dは、キャリアを完全には分断しておらず、切れ込みがキャリアの上面から入って途中で止まっている。しかし、そのような不完全な分断であっても、切れ込みの残部が薄く十分に脆弱であれば、該キャリア分断部5dにおいて、キャリアを2つに分断しながら、別個に剥離することができる。
図2(b)に示す態様では、キャリア分断部5dは、最初からキャリアを完全に分断しており、切れ込みは、キャリアの上面から入って下面に達している。
これら、図2(a)、(b)の態様では、キャリアの上面を見たとき、キャリア第一部分51とキャリア第二部分52とは、キャリア分断部5dで互いに接触しており、キャリア分断部5dは線状を呈している。
一方、帯状のキャリア分断部5dの利点は、線状のキャリア分断部よりもさらにカテーテル固定性や追従性が向上することである。
キャリア分断部が描くパターンは、キャリアの外周の任意の箇所から出発し、キャリアの中央部を通過して、キャリアの外周の対向側へ達するパターンが好ましい。図3、図4では、いずれの例でも、キャリア分断部5dは、方形状のドレッシングの一辺から対向辺へと渡って全体を略2等分し、キャリア第一部分51とキャリア第二部分52とに分けている。
図3(b)、図4(b)では、キャリア分断部5dは、サイン波などの波線状である。
図3(c)、図4(c)では、キャリア分断部5dは、三角波やノコギリ波などの波線状である。
図3(d)、図4(d)では、キャリア分断部5dは、矩形波など波線状である。
図3(e)、図4(e)では、キャリア分断部5dは、矩形波のピーク部分を半円にした振幅の大きい波線状である。
フラップ層には、他の層と識別し易いように、有色で透明な着色を施してもよい。
フラップ層の好ましい柔軟性や剛性を数値で表すと、例えば、JIS L1069に準じたループ圧縮法によるループ硬さが80mN以下、特に、15〜60mNのものが好ましい。
フラップ層の厚さは、材料の機械的強度、弾性、柔軟性、剛性によっても異なるが、例えば、プラスチックフィルムで形成する場合、10〜200μm程度が好ましく、20〜150μmがより好ましい。
図5(a)に示すように、フラップ層7は、キャリア分断部5dをまたぐようにキャリア5上に積層され、かつ、フラップ層分断部7dが設けられて、フラップ層第一部分71とフラップ層第二部分72とに分断されている。同図の例では、キャリア分断部5dのラインと、フラップ層分断部7dのラインとは完全に一致している。
フラップ層第一部分71、フラップ層第二部分72は、それぞれ、下層の接着剤層61、62によって、局所的にキャリア第一部分51、キャリア第二部分52に接合されている。接着剤層61、62は、フラップ層の下層にあるが、同図では、濃いハッチングによって、位置を示している。
図5(a)に示すように、この例では、接着剤層61、62は、分断部に近い側に設けられており、それによって、図5(b)に示すように、フラップ層第一部分71、フラップ層第二部分72は、それぞれ、分断部から遠い側がフラップとなっている。図5(b)は、このフラップを引っ張って、キャリアを剥がそうとしている状態を示している。
ここで、2つの分断部の進行方向が互いに同一であるとは、2本の平行線を含む概念であって、2つの分断部が波動的なパターンであっても、それぞれが面内を伝播する方向が総じて互いに同じであることを意味する。例えば、2つの分断部がそれぞれサイン波を描いている場合、各波線を局所的に比べると、位相がずれているために平行であるとは言えない場合があるが、全体を見た場合に同じような方向に進行しているならば、進行方向が互いに同一であるとして、全体的には、2本の平行線と同様の作用を示す。
図6は、フラップ層の上面を見た図であって、フラップ層分断部が描くパターンを例示している。下層のキャリアと区別しやすいように、フラップ層にはハッチングを施している。
図6(a)では、フラップ層分断部7dは、単純な直線状である。
図6(b)では、フラップ層分断部7dは、サイン波などの波線状である。
図6(c)では、フラップ層分断部7dは、三角波やノコギリ波などの波線状である。
図6(d)では、フラップ層分断部7dは、矩形波など波線状である。
図6(e)では、フラップ層分断部7dは、矩形波のピーク部分を半円にした振幅の大きい波線状である。
フラップ層分断部を波状のパターンとする場合には、その波形、振幅、波長は、目的に応じて自由に選択し組み合わせてよい。
このように、フラップ層第一部分と、フラップ層第二部分とは、それぞれ、局所的に、キャリア第一部分と、キャリア第二部分とに接合されていればよい。
図8(a)の態様では、キャリア分断部5dは帯状であって、キャリア第一部分51とキャリア第二部分52とは、距離をおいて互いに離れている。フラップ層7は、帯状のキャリア分断部5dを覆って積層されており、フラップ層分断部7dは、帯状ではなく線状となっており、キャリア分断部5dを覆い隠している。この態様では、フラップとして指先で掴む部分は外側となっている。
これに対して、図8(b)の態様では、キャリア分断部5dが、図8(a)の態様よりも幅の広い帯状となっているために、フラップとして指先で掴む部分は、フラップ層分断部7dの側となっている。即ち、図に矢印で示したように、フラップ層は中央で開かれ、それに続いてキャリアが剥がされて行く。
接着剤層の形成領域は、帯状に連なっていても、点在していてもよい。また、分断部が波線を描く場合には、それに沿って波線を描くように形成してもよいし、少し離れた位置に直線帯状に形成してもよい。後者のように、接着剤層を直線帯状に形成する態様は、フラップ層を剥離する際の力が小さくてすむので好ましい。
接着剤層を帯状とする場合、その帯幅は、当該ドレッシングの大きさにもよるが、1mm〜10mm程度が好ましい。
接着剤層の厚さは、特に限定はされないが、30μm〜200μm程度が好ましい範囲である。
距離Lの好ましい値は、当該ドレッシングの大きさによっても異なるが、0mm〜5mm程度が好ましく、0.5mm〜3mmがより好ましい距離である。距離Lが0mmの場合、接着剤成分がキャリア分断部5dに浸透してキャリアとドレッシングとを接着してしまう可能性があるので、0<Lとすることを推奨する。また、距離Lが上限5mmよりも大きくなると、フラップ層とキャリアとを一体で剥がす際に、キャリアをフィルムから剥離する力が大きくなり、フィルムドレッシングが皮膚面から剥がれてしまったり、浮きが生じたりする恐れがあり、また、フラップ層がキャリアから剥がれるなどの問題が生じる可能性がある。
該充填層8には、キャリア分断部の進行方向(図では、紙面に垂直)に沿って分断部8dが設けられており、それによって該充填層8は、充填層第一部分81と、充填層第二部分82とに分断されている。そして、その上を覆ってフラップ層7が設けられ、フラップ層第一部分71が(即ち、接着剤層61が)、充填層第一部分81とキャリア第一部分51とにまたがって接合され、フラップ層第二部分72が(即ち、接着剤層62が)、充填層第二部分82とキャリア第二部分52とにまたがって接合されている。
図10に示すような充填層を設けるための製造方法としては、例えば、公知の積層方法、例えば、接着剤を用いたり熱融着などの方法が挙げられる。
剥離ライナーの厚さは、限定はされないが、通常、50〜250μm程度が好ましく、75〜200μm程度がより好ましい。
剥離ライナー分断部の好ましい態様は、進行方向が略同一のものを2本設ける態様である。即ち、該分断部が直線の場合には、平行な2本の剥離ライナー分断部を設ける態様が好ましい。その利点は発明の効果で説明したとおりである。
同図の剥離ライナー分断部4d1、4d2は、図11(a)では単純な直線状であり、図11(b)ではサイン波などの波線状であり、図11(c)では三角波やノコギリ波などの波線状であり、図11(d)では矩形波などの波線状であり、図11(e)では矩形波のピーク部分を半円にした振幅の大きい波線状である。
(フィルムドレッシング本体)
ポリウレタンからなる厚さ30μmのフィルム上に、アクリル系粘着剤よりなる粘着剤層を厚さ30μmとなるように設け、フィルムドレッシング本体とした。
(剥離ライナー)
前記粘着剤層の粘着面に、厚さ100μmの紙の表面にシリコーン樹脂処理を施してなる剥離ライナーを貼り合わせた。
(キャリア)
フィルムドレッシング本体の背面に、キャリアとして、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)からなる厚さ40μmのフィルムを押出しラミネート成型によって剥離可能に貼り合わせた。
該キャリアの中央部には、直線状の切込み線を、図2(b)に示すように、キャリアを完全に分断するように加え、キャリア分断部とした。キャリア分断部の形成は、ダイカットロールを用いて行なった。
不織布からなる厚さ40μm、全幅50mmのフラップ層を、キャリア分断部を覆うように積層した。該フラップ層には、キャリア分断部と一致するパターンにて、フラップ層分断部を形成した。フラップ層分断部の形成は、ダイカットロールを用いて行なった。
2分割によって形成されたフラップ層第一部分とフラップ層第二部分とを、それぞれ、キャリア第一部分、キャリア第二部分に接着した。接着剤には、スチレン−イソプレン−スチレン系のホットメルト接着剤を用いた。
また、キャリア分断部から接着部までの距離は、2mmとした。
当該フィルムドレッシングの外形を一辺100mm×100mmの正方形として、剥離ライナーへは、互いに対向する2辺から、それぞれ15mmのところに、前記2辺に平行で直線的な分断部(切り込み)を入れ、フィルムドレッシングとした。キャリア分断部と剥離ライナー分断部の進行方向は同一である。
皮膚上に厚さ2mmに折り畳んだガーゼを配置し、それを当該ドレッシングで覆って皮膚に固定する際の操作性と固定性を評価した。
先ず、中央部の剥離ライナーを取り除いても両端に剥離ライナーが残っているため、これを掴みしろとし、ゴム手袋を装着した状態でも容易にガーゼを固定することが可能であった。
また、フィルムドレッシングを皮膚に貼付した後、2つのフラップ層の外側にあるフラップをそれぞれ引っ張ることにより、キャリアを容易に皮膚からの浮きも無く、きれいに貼付し得た。
ガーゼの固定状態は良好であった。
本実施例では、フラップ層を厚さ30μmのOPPフィルムによって形成したこと、および、キャリア分断部から接着部までの距離を4mmとしたこと以外は、上記実施例と同様に、当該ドレッシングを製作した。
操作性と固定性は、該実施例1と同様に、良好であった。
本実施例では、線状のキャリア分断部に替えて、直線状に延びる幅10mmの帯状のキャリア分断部とし、該帯状のキャリア分断部の端から接着部までの距離を4mmとし、剥離ライナー分断線を片側の1本だけとしたこと以外は、上記実施例2と同様に、当該ドレッシングを製作した。
操作性と固定性は、該実施例2と同様に、良好であった。
本実施例では、幅20mmの帯状のキャリア分断部とし、該帯状のキャリア分断部の端から接着部までの距離を2mmとし、剥離ライナーの分断部は実施例1と同様の2本としたこと以外は、上記実施例3と同様に、当該ドレッシングを製作した。
操作性と固定性は、該実施例3と同様に、良好であった。
本実施例では、図10に示すように、幅15mmの帯状のキャリア分断部とし、該帯状のキャリア分断部の内部に、ポリエステルからなる、幅15mm、厚さ38μmのフィルムを充填層としてはめ込み、その上を覆ってOPPフィルムからなるフラップ層を積層した。該充填層には、キャリア分断部の方向に沿って分断部を設けて、該充填層を、充填層第一部分と充填層第二部分とに分断した。そして、フラップ層第一部分を充填層第一部分とキャリア第一部分とにまたがって接合し、フラップ層第二部分を、充填層第二部分とキャリア第二部分とにまたがって接合したこと以外は、上記実施例4と同様に、当該ドレッシングを製作した。
操作性と固定性は、該実施例4と同様に、良好であった。
本実験では、キャリア分断部から接着部までの距離(図9(a)の距離L)の好ましい値を調べるために、L=6mmとしたこと以外は、実施例1と同様にして、フィルムドレッシングを製作した。
その結果、剥離ライナーの除去から貼付までは、実施例1と同様に良好であった。しかし、貼付後のキャリアの剥離については、キャリア分断部から接着部までの距離を大きく取ったために、キャリアを分断部から皮膚面に垂直に順にめくり上げて行くという最も好ましい操作状態には至らず、キャリアの面に沿う方向に大きな力が作用し、それによって、フィルムドレッシング本体にも力が伝わり、該ドレッシング本体が、ガーゼや皮膚から多少浮くといった状態が生じた。
本実験によって、キャリア分断部から接着部までの距離を、大きく取り過ぎると、本発明品であっても、キャリアの剥離性は良好ではなくなることがわかった。
その結果、L=0mmの場合には、キャリアは剥離できたが,キャリア分断部からフィルムドレッシング面へ接着剤が浸入するという現象が生じ、1mm≦L≦3mmの場合には特に好ましく剥離でき、3mm<L≦5mmでは、多少の不具合が生じ、Lの値が5mmを超えると、キャリアの剥離は困難となった。
本実験では、キャリア分断部から接着部までの距離Lを6mmとし、フラップ層をOPP製のフィルムによって形成し、剥離ライナー分断部を片側1本としたこと以外は、実施例1と同様にして、フィルムドレッシングを製作した。
その結果、上記実験1と同様に、剥離ライナーの除去から貼付までは良好であったが、貼付後のキャリアの剥離については、剥離操作は困難であった。
本比較例では、フラップ層を設けず、剥離ライナーの分断線を1本のみとしたこと以外は実施例1と同様にしてフィルムドレッシングを製作した。
その結果、剥離ライナーに分断部を1本設けたので、実施例3と同様に、ゴム手袋を装着した状態でも容易にガーゼを固定することが可能であったが、キャリアを取り除く操作では、キャリアに掴みしろが無いために、操作が困難であった。
本比較例では、フラップ層を設けなかったこと以外は、実施例3と同様にして、フィルムドレッシングを製作した。
その結果、剥離ライナーに分断部を1本設けたので、実施例3と同様に、ゴム手袋を装着した状態でも容易にガーゼを固定することが可能であったが、キャリアを取り除く操作では、キャリアに掴みしろが無いために、操作が困難であった。
本比較例では、帯状のキャリア分断部の幅を10mmとし、かつ、剥離ライナーへは分断部を形成しなかったこと以外は、実施例4と同様にして、フィルムドレッシングを製作した。
その結果、剥離ライナーを全面的に取り除く必要があり、ゴム手袋を装着した状態ではゴム手袋に粘着面が接触し操作性が悪かった。
尚、帯状のキャリア分断部の幅を10mmとしたことで、キャリアを剥がす操作は良好であった。
さらに、本発明のフィルムドレッシングは、剥離ライナーを部分的に除去することができるので、粘着面を露出させても剥離ライナーが部分的に残っており、それが掴みしろとなって、貼付操作の作業性が良好である。
2 フィルム
3 粘着剤層
4 剥離ライナー
4d1 剥離ライナー分断部
4d2 剥離ライナー分断部
5 キャリア
5d キャリア分断部
51 キャリア第一部分
52 キャリア第二部分
7 フラップ層
7d フラップ層分断部
71 フラップ層第一部分
72 フラップ層第二部分
Claims (9)
- フィルムの一方の面に粘着剤層が設けられてなるフィルムドレッシング本体と、前記粘着剤層の粘着面を覆って剥離可能に積層された剥離ライナーと、前記フィルムの他方の面を覆って剥離可能に積層されたキャリアとを有するフィルムドレッシングであって、
前記キャリアには、その外形を分断するキャリア分断部が設けられ、それによって該キャリアは、キャリア第一部分とキャリア第二部分とに分断されており、
前記キャリア上には、キャリア分断部を覆うフラップ層がさらに積層され、該フラップ層にはその外形を分断するフラップ層分断部が設けられ、それによって該フラップ層は、フラップ層第一部分とフラップ層第二部分とに分断されており、
フラップ層第一部分は、掴みしろが残るように一部の領域においてキャリア第一部分に接合され、フラップ層第二部分も、掴みしろが残るように一部の領域においてキャリア第二部分に接合されている、
フィルムドレッシング。 - キャリア分断部が線状であって、キャリア第一部分とキャリア第二部分とが、該キャリア分断部で互いに接触しているか、または、
キャリア分断部が帯状であって、キャリア第一部分とキャリア第二部分とが、該キャリア分断部を間に挟んで、互いに離れている、
請求項1記載のフィルムドレッシング。 - キャリア分断部に接する領域またはキャリア分断部の近傍の領域において、フラップ層第一部分がキャリア第一部分に接合されており、フラップ層第二部分も、キャリア分断部に接する領域またはキャリア分断部の近傍の領域において、キャリア第二部分に接合されている、請求項1または2記載のフィルムドレッシング。
- キャリア分断部が帯状であって、キャリア第一部分とキャリア第二部分とが、該キャリア分断部を間に挟んで、互いに離れており、さらに、
該帯状のキャリア分断部内には、該キャリア分断部と略同様の幅と、略同様の厚さとを有する充填層が、フィルムの他方の面に対して剥離可能にはめ込まれており、該充填層には、キャリア分断部の方向に沿って分断部が設けられ、それによって該充填層は、充填層第一部分と充填層第二部分とに分断されており、
フラップ層第一部分が、充填層第一部分とキャリア第一部分とにまたがって接合され、フラップ層第二部分が、充填層第二部分とキャリア第二部分とにまたがって接合されている、
請求項1〜3のいずれかに記載のフィルムドレッシング。 - フラップ層分断部の進行方向が、キャリア分断部の進行方向と略同一である、請求項1〜4のいずれかに記載のフィルムドレッシング。
- フラップ層が、フレキシブルなフィルムからなる層であるか、または、フレキシブルな不織布からなる層である、請求項1〜5のいずれかに記載のフィルムドレッシング。
- 剥離ライナーに、該剥離ライナーの外形を分断する線状の剥離ライナー分断部が1本以上設けられている、請求項1〜6のいずれかに記載のフィルムドレッシング。
- 剥離ライナーに、進行方向が互いに略同一の剥離ライナー分断部が2本設けられている、請求項7記載のフィルムドレッシング。
- 剥離ライナー分断部の進行方向が、キャリア分断部の進行方向と略同一である、請求項7または8記載のフィルムドレッシング。
Priority Applications (1)
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JP2007110698A JP5036385B2 (ja) | 2007-04-19 | 2007-04-19 | フィルムドレッシング |
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JP2007110698A JP5036385B2 (ja) | 2007-04-19 | 2007-04-19 | フィルムドレッシング |
Publications (2)
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