JP2008263678A - サーボモータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】上位通信と下位通信との情報引渡しの無駄時間を低減する。
【解決手段】上位コントローラとのシリアル通信で得た上位情報をパラレルデータに変換する上位通信IF回路4と、装置を統括するCPU2と、CPUの処理情報を格納するメモリ3と、CPUの生成する下位情報のパラレルデータを複数ポートのシリアルデータに双方向変換する下位通信IFマスタ回路5と、を搭載したCPU基板1と、下位情報のシリアルデータをパラレルデータに双方向変換する下位通信IFスレーブ回路11と、下位通信IFスレーブ回路のパラレルデータに基づいてモータ駆動信号を生成するサーボ制御回路12と、モータ駆動信号を電力変換するパワー回路13と、を搭載したサーボ基板10と、を備えたサーボモータ制御装置において、上位通信IF回路と下位通信IFマスタ回路との間を専用通信線103にてシリアル通信接続した。
【選択図】図1

Description

本発明は、民生機器や産業機器にて利用されるシリアル通信を利用したサーボモータ制御装置に関する。
一般的なネットワークを利用したサーボモータ制御装置は、上位コントローラから通信により指令を受け、その指令値とモータに設置された位置検出センサのフィードバック値に基づきCPU(中央演算処理装置)にてサーボ制御演算を行い、モータへの指令値を電力変換してモータを動作させている。
最近では、1つのCPUにて多軸サーボを制御する際に、CPUのパラレルバスを複数のサーボ制御回路に接続するのではなく、シリアルバスに変換してサーボ制御回路に接続している。これは、基板パターンの省配線化やインターフェイスの標準化を狙ったものである。
図7は1つのCPUから構成されるサーボモータ制御装置を示す図である。この図において、1は装置を統括するCPU基板である。2は前記CPU基板に搭載され、装置の制御処理を行う統括CPUである。3は前記CPU基板に搭載され、統括CPUのプログラムやデータを格納するためのメモリである。4は前記CPU基板に搭載され、上位コントローラと通信するための上位通信IF回路である。5は前記CPU基板に搭載され、CPUのアドレス情報、データ情報、制御信号からなるパラレルバス100をシリアルバス102に変換するための下位通信IFマスタ回路である。10はサーボ制御を行うためのサーボ基板である。11は前記サーボ基板に搭載され、CPU基板とシリアルバスが接続され、CPUのアドレス情報、データ情報、制御信号からなるパラレルバス101に変換する下位通信IFスレーブ回路である。12は前記サーボ基板に搭載され、サーボ制御を行うためのサーボ制御回路である。13は前記サーボ基板に搭載され、サーボ制御回路から出力されるモータへの指令値を電力変換するモータパワー回路である。14はモータであり、15はモータに設置された位置検出センサである。
図7では、下位通信IFマスタ回路5に、複数のシリアルバスのインターフェイスが設置されており、複数のサーボ基板10を接続しており、多軸サーボモータの制御を行うことができるようになっている。
また、前記ハードウェア構成とは異なり、CPU基板とサーボ基板などをシリアル通信にて接続する構成もある(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
図9は1つのCPUから構成され、シリアル通信を使用したサーボ制御装置を示す図である。この図において、1は装置を統括するCPU基板である。2は前記CPU基板に搭載され、装置の制御処理を行う統括CPUである。3は前記CPU基板に搭載され、統括CPUのプログラムやデータを格納するためのメモリである。40は統括CPUのパラレルバスデータをシリアル通信107に変換するシリアルI/F回路である。41はシリアルI/Fを介してCPUの指令を受けるサーボ制御回路であり、10はサーボ制御回路を搭載したサーボ基板である。CPU基板と複数のサーボ基板間はシリアル通信線を介してマルチドロップ配線され、統括CPUはサーボ制御装置の制御処理を行っている。
特許第3363063号公報(第10頁、図1) 特許第2578773号公報(第5頁、図1) 特開平10−326107号(第18頁、図1)
ところが、上位コントローラからの情報をCPUにて送受信処理してサーボ基板と情報のやり取りを行う場合、CPUは上位通信IF回路から通信情報をメモリにコピー処理し、サーボ基板にて必要な情報を選択してメモリから下位通信IF回路へ引き渡すことになる。これは、上位コントローラからの情報をCPUにて何も加工せずにサーボ基板に引き渡す場合、あるいはサーボ基板の情報をCPUにて何も加工せずに上位コントローラに引き渡す場合は、CPUはただのデータコピー処理を行うことにより、システムとして通信の無駄時間が生じることになり、システムとして性能低下につながり問題となる。
また、特許文献1に示すようなシリアル通信を利用したシステムの場合、CPU基板とサーボ基板間はマルチドロップ配線されているため、複数のサーボ情報をシリアル通信線にて伝送することになる。これにより、シリアル通信時間が多くかかり、システムとして性能低下の原因となるため問題となる。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、上位通信と下位通信との情報引渡しの無駄時間を低減し、システムとしての性能低下を抑制したサーボモータ制御装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、上位コントローラとのシリアル通信て得た上位情報をパラレルデータに変換する上位通信IF回路と、前記上位情報をもとに装置を統括するCPUと、前記CPUの処理情報を格納するメモリと、前記CPUの生成する下位情報のパラレルデータを複数ポートのシリアルデータに双方向変換する下位通信IFマスタ回路と、を搭載したCPU基板と、前記下位情報のシリアルデータをパラレルデータに双方向変換する下位通信IFスレーブ回路と、前記下位通信IFスレーブ回路のパラレルデータに基づいてモータ駆動信号を生成するサーボ制御回路と、前記モータ駆動信号を電力変換するパワー回路と、を搭載したサーボ基板と、を備えたサーボモータ制御装置において、前記上位通信IF回路と前記下位通信IFマスタ回路との間が専用通信線にてシリアル通信接続されたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載のサーボモータ制御装置において、前記上位通信IF回路は、前記上位情報を送受信するための送信回路および受信回路と、送受信情報を格納するための送信メモリおよび受信メモリと、送受信メモリの一部情報を前記専用通信線にて下位通信IFマスタ回路へ送信するための専用通信送信バッファと、前記下位通信IFマスタ回路から送られてきた情報を受信するための専用通信受信バッファと、前記専用通信送信バッファと前記専用通信受信バッファのデータを前記送信メモリおよび前記受信メモリのどの領域に格納するかを示す専用通信データ選択アドレス設定レジスタとを備え、前記下位通信IFマスタ回路は、前記下位通信IFスレーブ回路からの情報を送受信するためのシリアルデータ送信回路およびシリアルデータ受信回路と、各送受信データを格納するための送信メモリおよび受信メモリと、送受信メモリの一部データを専用通信にて上位通信IF回路へ送信するための専用通信送信バッファと、前記上位通信IF回路から送られてきた情報を受信するための専用通信受信バッファと、前記専用通信送信バッファと前記専用通信受信バッファの情報を前記送信メモリおよび前記受信メモリのどの領域に格納するかを示す専用通信データ選択アドレス設定レジスタと、を備えたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載のサーボモータ制御装置において、前記上位通信IF回路と前記下位通信IFマスタ回路の間を前記専用通信線にて送受信する情報のバイト数を設定するためのバイト数設定レジスタと、そのバイト数分カウントアップするカウンタとを備え、前記カウンタの示すカウンタ値を専用通信データ選択アドレス設定レジスタのアドレス値と加算して前記送信メモリと前記受信メモリに指定することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3記載のサーボモータ制御装置において、上位通信IF回路と下位通信IFマスタ回路に内蔵されるバイト数設定レジスタとカウンタとカウンタ値を専用通信データ選択アドレス設定レジスタのアドレス値と加算して送受信メモリに指定する回路を複数備えたことを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1記載のサーボモータ制御装置において、前記上位通信IF回路と前記下位通信IFマスタ回路間の専用通信線のインターフェイスを複数ポート備えたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によると、上位コントローラから送られてきた情報を上位通信IF回路から下位通信IFマスタ回路へ専用通信線を利用して、CPUの介在なく転送することができる。また、サーボ基板から送られてきた情報を下位通信IFマスタ回路から上位通信IF回路へ専用通信線を利用して、CPUの介在なく転送することができる。これにより、1つのCPUにて多軸サーボを制御する場合、CPUの処理負荷を軽減することができるため、システムの性能向上につながることになる。
請求項2に記載の発明によると、上位コントローラから送られてきた上位通信IF回路の受信メモリに格納された情報のうち、サーボ基板へ転送したい情報のみを指定できる。また、サーボ基板から送られてきた下位通信IFマスタ回路の受信メモリに格納された情報のうち、上位コントローラへ転送したい情報のみを指定できる。これにより、1つのCPUにて多軸サーボを制御する場合、CPUの処理負荷を軽減することができるため、システムの性能向上につながることになる。
請求項3に記載の発明によると、上位コントローラから送られてきた上位通信IF回路の受信メモリに格納された情報のうち、数バイト連続した情報をサーボ基板へ転送することができる。また、サーボ基板から送られてきた下位通信IFマスタ回路の受信メモリに格納された情報のうち、数バイト連続した情報を上位コントローラへ転送することができる。これにより、1つのCPUにて多軸サーボを制御する場合、CPUの処理負荷を軽減することができるため、システムの性能向上につながることになる。
請求項4に記載の発明によると、上位コントローラから送られてきた上位通信IF回路の受信メモリに格納された情報のうち、数バイト連続した情報が数箇所に分かれていてもサーボ基板へ転送することができる。また、サーボ基板から送られてきた下位通信IFマスタ回路の受信メモリに格納された情報のうち、数バイト連続した情報が数箇所に分かれていても上位コントローラへ転送することができる。これにより、1つのCPUにて多軸サーボを制御する場合、CPUの処理負荷を軽減することができるため、システムの性能向上につながることになる。
請求項5に記載の発明によると、下位通信IFマスタ回路が複数設置されたシステムの場合でも1つの上位通信IF回路と専用通信線にて接続できる。これにより、1つのCPUにて大きなシステムを構成することが可能となり、システムのカスタマイズ性が向上する。また、大きなシステムの場合、CPUの処理負荷を軽減することができるため、システムの性能向上につながることになる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明のサーボモータ制御装置のブロック図である。図1において、1は装置を統括するCPU基板である。2は前記CPU基板に搭載され、装置の制御処理を行う統括CPUである。3は前記CPU基板に搭載され、統括CPUのプログラムやデータを格納するためのメモリである。4は前記CPU基板に搭載され、上位コントローラと上位情報を通信するための上位通信IF回路である。5は前記CPU基板に搭載され、CPUのアドレス情報、データ情報、制御信号からなるパラレルバス100をシリアルバス102に変換し下位情報を生成するための下位通信IFマスタ回路である。103は上位通信IF回路と下位通信IFマスタ回路とを接続する専用通信線である。10はサーボ制御を行うためのサーボ基板である。11は前記サーボ基板に搭載され、CPU基板とシリアルバスが接続され、CPUのアドレス情報、データ情報、制御信号からなるパラレルバス101に変換する下位通信IFスレーブ回路である。12は前記サーボ基板に搭載され、サーボ制御を行うためのサーボ制御回路である。13は前記サーボ基板に搭載され、サーボ制御回路から出力されるモータへの指令値を電力変換するモータパワー回路である。14はモータであり、15はモータに設置された位置検出センサである。
図2(a)は、本発明の第1実施例の上位通信IF回路の内部ブロック図である。図2(a)において、20は上位コントローラから伝送されてきた情報を受信するための受信回路である。21は上位コントローラへ情報を送信するための送信回路である。22は受信メモリ、23は送信メモリである。24は受信メモリの情報をサーボ基板へ転送するための専用通信送信バッファである。25はサーボ基板からの情報を受信して送信メモリへ転送するための専用通信受信バッファである。26は送受信メモリのアドレスを指定するための専用通信データ選択アドレス設定レジスタである。100はCPUローカルパラレルバス、103は専用通信線、104は上位コントローラと上位情報を通信する上位通信線である。200は専用通信送信データ選択アドレス、201は専用通信送信データ、202は専用通信受信データ選択アドレス、203は専用通信受信データである。
図2(b)は、本発明の第1実施例の下位通信IFマスタ回路の内部ブロック図である。図2(b)において、30はサーボ基板から伝送されてきた情報を受信するための受信回路である。31はサーボ基板へ情報を送信するための送信回路である。32は受信メモリ、33は送信メモリである。24は受信メモリの情報をCPU基板へ転送するための専用通信送信バッファである。25はCPU基板からの情報を受信して送信メモリへ転送するための専用通信受信バッファである。26は送受信メモリのアドレスを指定するための専用通信データ選択アドレス設定レジスタである。100はCPUローカルパラレルバス、102はサーボ基板と下位情報を通信するためのシリアルバス、103は専用通信線である。200は専用通信送信データ選択アドレス、201は専用通信送信データ、202は専用通信受信データ選択アドレス、203は専用通信受信データである。
図6は、本発明の上位通信IF回路と下位通信IFマスタ回路との間のデータの流れについて示した図である。また、図8は従来の上位通信IF回路と下位通信IFマスタ回路との間のデータの流れについて示した図である。
まず、図8について説明する。従来は、上位コントローラから上位通信IF回路にてデータを受信した場合、CPUは上位通信IF回路からその受信データを読み出す。読み出したデータは、CPUにて一旦メモリに書き込みされる。その後、下位通信IFマスタ回路へ書き込み処理を行う段階で、CPUはメモリから受信データを読み出し、下位通信IFマスタ回路へ書き込んだ後、サーボ基板へ送信される。また、サーボ基板から下位通信IFマスタ回路にてデータを受信した場合、CPUは下位通信IFマスタ回路からその受信データを読み出す。読み出したデータは、CPUにて一旦メモリに書き込みされる。その後、上位通信IF回路へ書き込み処理を行う段階で、CPUはメモリから受信データを読み出し、上位通信IF回路へ書き込んだ後、上位コントローラへ送信される。
一方、本発明の場合について、図6にて説明する。まず、システムの初期化処理として、上位通信IF回路から下位通信IFマスタ回路へ専用通信線を介して転送するデータを選択するため、専用通信データ選択アドレスを設定する。同様に、下位通信IFマスタ回路から上位通信IF回路へ専用通信線を介して転送するデータを選択するため、専用通信データ選択アドレスを設定する。システムの通常動作が開始された後は、上位コントローラから上位通信IF回路にてデータを受信した場合、CPUを介さずに上位通信IF回路から下位通信IFマスタ回路へ専用通信線にてデータを転送し、サーボ基板へ送信される。また、サーボ基板から下位通信IFマスタ回路にてデータを受信した場合、CPUを介さずに下位通信IFマスタ回路から上位通信IF回路へ専用通信線にてデータを転送し、上位コントローラへ送信される。
上記サーボモータ制御装置によれば、1つのCPUにて多軸サーボを制御する場合、CPUの処理負荷を大幅に軽減することができるため、システムの性能向上につながることがわかる。
図3は、本発明の第2実施例の上位通信IF回路の内部ブロック図である。下位通信IFマスタ回路にも同様の回路が構成されるが図を省略する。図3において、図2(a)から追加された機能は、27のカウンタと28のバイト数設定レジスタである。
図3では、まず、システム初期化の際に、上位通信IF回路から下位通信IFマスタ回路へ専用通信線を介して転送するデータブロックを選択するため、専用通信データ選択アドレスとそのアドレスから連続するバイト数を各レジスタに設定する。同様に、下位通信IFマスタ回路から上位通信IF回路へ専用通信線を介して転送するデータブロックを選択するため、専用通信データ選択アドレスとそのアドレスから連続するバイト数を各レジスタに設定する。
システムの通常動作が開始された後は、上位コントローラから上位通信IF回路にてデータを受信した場合、CPUを介さずに上位通信IF回路から下位通信IFマスタ回路へ専用通信線にて設定バイト数のデータを転送し、サーボ基板へ送信される。また、サーボ基板から下位通信IFマスタ回路にてデータを受信した場合、CPUを介さずに下位通信IFマスタ回路から上位通信IF回路へ専用通信線にて設定バイト数のデータを転送し、上位コントローラへ送信される。この際、カウンタでは、バイト数設定レジスタにて設定された値のカウントアップ動作を行い、そのカウンタ出力値と専用通信データ選択アドレス設定レジスタの設定値が加算され、送受信メモリのアドレス情報とされる。
これにより、上位コントローラから送られてきた上位通信IF回路の受信メモリに格納された情報のうち、数バイト連続した情報をサーボ基板へ転送することができる。また、サーボ基板から送られてきた下位通信IFマスタ回路の受信メモリに格納された情報のうち、数バイト連続した情報を上位コントローラへ転送することができる。
上記サーボモータ制御装置によれば、1つのCPUにて多軸サーボを制御する場合、CPUの処理負荷を大幅に軽減することができるため、システムの性能向上につながることがわかる。
図4は、本発明の第3実施例の上位通信IF回路の内部ブロック図である。下位通信IFマスタ回路にも同様の回路が構成されるが図を省略する。図4において、図3から追加された機能は、26の専用通信データ選択アドレス設定レジスタと27のカウンタと28のバイト数設定レジスタが夫々複数設置されている点である。
図4では、まず、システム初期化の際に、上位通信IF回路から下位通信IFマスタ回路へ専用通信線を介して転送する複数のデータブロックを選択するため、専用通信データ選択アドレスとそのアドレスから連続するバイト数を各レジスタに複数ブロック設定する。同様に、下位通信IFマスタ回路から上位通信IF回路へ専用通信線を介して転送する複数のデータブロックを選択するため、専用通信データ選択アドレスとそのアドレスから連続するバイト数を各レジスタに複数ブロック設定する。
システムの通常動作が開始された後は、上位コントローラから上位通信IF回路にてデータを受信した場合、CPUを介さずに上位通信IF回路から下位通信IFマスタ回路へ専用通信線にて設定バイト数の複数データブロックを転送し、サーボ基板へ送信される。また、サーボ基板から下位通信IFマスタ回路にてデータを受信した場合、CPUを介さずに下位通信IFマスタ回路から上位通信IF回路へ専用通信線にて設定バイト数の複数データブロックを転送し、上位コントローラへ送信される。この際、カウンタでは、バイト数設定レジスタにて設定された値のカウントアップ動作を行い、そのカウンタ出力値と専用通信データ選択アドレス設定レジスタの設定値が加算され、送受信メモリのアドレス情報とされる。
これにより、上位コントローラから送られてきた上位通信IF回路の受信メモリに格納された情報のうち、数バイト連続した複数データブロックの情報をサーボ基板へ転送することができる。また、サーボ基板から送られてきた下位通信IFマスタ回路の受信メモリに格納された情報のうち、数バイト連続した複数データブロックの情報を上位コントローラへ転送することができる。
上記サーボモータ制御装置によれば、1つのCPUにて多軸サーボを制御する場合、CPUの処理負荷を大幅に軽減することができるため、システムの性能向上につながることがわかる。
図5は、本発明の第4実施例のサーボモータ制御装置のブロック図である。
図5において、図1から追加された機能は、5の下位通信IFマスタ回路が複数個設置されている点である。
図5によると、上位通信IF回路には複数の専用通信線が設置されているため、下位通信IFマスタ回路が複数設置されたシステムの場合でも1つの上位通信IF回路と専用通信線にて接続できる。
本発明のサーボモータ制御装置によれば、1つのCPUにて大きなシステムを構成することが可能となり、システムのカスタマイズ性が向上できる。また、大きなシステムの場合、CPUの処理負荷を軽減する効果が大きいため、大幅なシステムの性能向上につながることになる。
本発明により、1つのCPUにて複数のサーボ基板を制御し、高性能なロボットシステムを実現することができる。
本発明の第1実施例を示すサーボモータ制御装置のブロック図 本発明の第1実施例の上位通信IF回路と下位通信IFマスタ回路の内部ブロック図 本発明の第2実施例を示す上位通信IF回路の内部ブロック図 本発明の第3実施例を示す上位通信IF回路の内部ブロック図 本発明の第4実施例を示すサーボモータ制御装置のブロック図 本発明の上位通信IF回路と下位通信IFマスタ回路との間のデータの流れについて示した図 従来の第1実施例を示すサーボモータ制御装置のブロック図 従来の上位通信IF回路と下位通信IFマスタ回路との間のデータの流れについて示した図 従来の第2実施例を示すサーボモータ制御装置のブロック図
符号の説明
1 CPU基板
2 CPU
3 メモリ
4 上位通信IF回路
5 下位通信IFマスタ回路
10 サーボ基板
11 下位通信IFスレーブ回路
12 サーボ制御回路
13 モータパワー回路
14 モータ
15 位置検出センサ
20 受信回路
21 送信回路
22 受信メモリ
23 送信メモリ
24 専用通信送信バッファ
25 専用通信受信バッファ
26 専用通信データ選択アドレス設定レジスタ
27 カウンタ
28 バイト数設定レジスタ
30 シリアルバス受信回路
31 シリアルバス送信回路
32 受信メモリ
33 送信メモリ
40 シリアルIF回路
41 サーボ制御回路
100 CPUローカルパラレルバス
101 パラレルバス
102 シリアルバス
103 専用通信線
104 上位通信線
105 専用通信線1
106 専用通信線2
107 シリアル通信
200 専用通信送信データ選択アドレス
201 専用通信送信データ
202 専用通信受信データ選択アドレス
203 専用通信受信データ

Claims (5)

  1. 上位コントローラとのシリアル通信で得た上位情報をパラレルデータに変換する上位通信IF回路と、前記上位情報をもとに装置を統括するCPUと、前記CPUの処理情報を格納するメモリと、前記CPUの生成する下位情報のパラレルデータを複数ポートのシリアルデータに双方向変換する下位通信IFマスタ回路と、を搭載したCPU基板と、
    前記下位情報のシリアルデータをパラレルデータに双方向変換する下位通信IFスレーブ回路と、前記下位通信IFスレーブ回路のパラレルデータに基づいてモータ駆動信号を生成するサーボ制御回路と、前記モータ駆動信号を電力変換するパワー回路と、を搭載したサーボ基板と、
    を備えたサーボモータ制御装置において、
    前記上位通信IF回路と前記下位通信IFマスタ回路との間を専用通信線にてシリアル通信接続されたことを特徴とするサーボモータ制御装置。
  2. 前記上位通信IF回路は、上位情報を送受信するための送信回路および受信回路と、送受信情報を格納するための送信メモリおよび受信メモリと、送受信メモリの一部情報を前記専用通信線にて下位通信IFマスタ回路へ送信するための専用通信送信バッファと、前記下位通信IFマスタ回路から送られてきた情報を受信するための専用通信受信バッファと、前記専用通信送信バッファと前記専用通信受信バッファのデータを前記送信メモリおよび前記受信メモリのどの領域に格納するかを示す専用通信データ選択アドレス設定レジスタとを備え、
    前記下位通信IFマスタ回路は、前記下位通信IFスレーブ回路からの情報を送受信するためのシリアルデータ送信回路およびシリアルデータ受信回路と、各送受信データを格納するための送信メモリおよび受信メモリと、送受信メモリの一部データを専用通信にて上位通信IF回路へ送信するための専用通信送信バッファと、前記上位通信IF回路から送られてきた情報を受信するための専用通信受信バッファと、前記専用通信送信バッファと前記専用通信受信バッファの情報を前記送信メモリおよび前記受信メモリのどの領域に格納するかを示す専用通信データ選択アドレス設定レジスタと、を備えたことを特徴とする請求項1記載のサーボモータ制御装置。
  3. 前記上位通信IF回路と前記下位通信IFマスタ回路の間を前記専用通信線にて送受信する情報のバイト数を設定するためのバイト数設定レジスタと、そのバイト数分カウントアップするカウンタとを備え、
    前記カウンタの示すカウンタ値を専用通信データ選択アドレス設定レジスタのアドレス値と加算して前記送信メモリと前記受信メモリに指定することを特徴とする請求項2記載のサーボモータ制御装置。
  4. 前記上位通信IF回路と前記下位通信IFマスタ回路に内蔵されるバイト数設定レジスタとカウンタとカウンタ値を専用通信データ選択アドレス設定レジスタのアドレス値と加算して送受信メモリに指定する回路を複数備えたことを特徴とする請求項3記載のサーボモータ制御装置。
  5. 前記上位通信IF回路と前記下位通信IFマスタ回路間の専用通信線のインターフェイスを複数ポート備えたことを特徴とする請求項1記載のサーボモータ制御装置。
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