JP7244364B2 - スレーブユニット、及びサーボ駆動システム - Google Patents

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Description

本発明は、スレーブユニット、及びサーボ駆動システムに関する。
大型の工作機械や産業機械には、複数のアンプと複数のサーボモータを使用して1つの軸を駆動させるものや、複数のアンプを使用して複数の巻線を有するサーボモータを駆動させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
ここで、サーボモータを制御する規格の1つに、例えば、CiA402がある。CiA402の規格では、励磁がかかって駆動できる状態か否か等を示す、複数のサーボモータの各々の状態や複数の巻線の各々の状態が、PDS(Power Drive Systems)状態と呼ばれる「サーボ内部状態」で表される。サーボ内部状態は、上位コントローラからのCiA402規格のコントローラワード(6040H)を通じて変更することができ、サーボオン状態やサーボオフ状態等の指示をアンプに対して行うことができる。また、サーボ内部状態は、ステータスワード(6041H)で取得することができる。
ただし、複数のサーボモータを使用して1つの軸を厳密に同期させて駆動する、又は複数の巻線を有するサーボモータを駆動させる場合、複数のアンプ間は厳密な同期(軸間又は巻線間のサーボ制御の厳密な同期)が必要となる。
複数のアンプ間を同期させるには、サーボ制御部が配置される位置に応じて2通りの方法がある。
図8は、サーボ制御部が各アンプに配置される場合のサーボ駆動システムの一例を示す図である。
図9は、サーボ制御部がサーボ内部状態を記憶するスレーブユニットに配置される場合のサーボ駆動システムの一例を示す図である。なお、図8のブロック図と同様の機能を有する構成については、同じ符号を付す。
なお、図8及び図9では、サーボ駆動システムは、複数のサーボモータを駆動する場合について説明するが、複数の巻線のサーボモータの場合についても同様である。
図8に示すサーボ駆動システムは、上位コントローラ10、CiA402対応のスレーブユニット20、専用ユニット30、4つのアンプ40(1)~40(4)、4つのサーボ制御部41(1)~41(4)、4つのサーボモータ50(1)~50(4)、及び4つのサーボモータ50で1つの軸を駆動するための駆動機構60を有する。図8に示すように、サーボ制御部41(1)~41(4)の各々は、アンプ40(1)~40(4)の各々に配置される。そして、上位コントローラ10は、コントロールワード(6040H)で指令11をスレーブユニット20に出力し、スレーブユニット20に含まれるRAM(Random Access Memory)やHDD(Hard Disk Drive)等の不図示の記憶部に記憶されるサーボ内部状態21を変更する。そして、モーションコントローラ等の専用ユニット30は、アンプ40(1)~40(4)に同時に指令するために、更新されたサーボ内部状態21をサーボ制御部41(1)~41(4)の各々に同時に出力する。
また、専用ユニット30は、アンプ40(1)~40(4)及びサーボ制御部41(1)~41(4)の各々を介して、サーボモータ50(1)~50(4)の各々の状態を示す情報を取得し、スレーブユニット20のサーボ内部状態21に出力する。そして、上位コントローラ10は、ステータスワード(6041H)によりサーボ内部状態21を、状態出力12として取得する。
これにより、図8のサーボ駆動システムは、アンプ40(1)~40(4)間は厳密な同期が可能となり、サーボモータ50(1)~50(4)を使用して1つの軸を厳密に同期させて駆動することができる。
図9に示すサーボ駆動システムでは、上位コントローラ10A、CiA402対応のスレーブユニット20A、アンプ40(1)~40(4)、サーボモータ50(1)~50(4)、及び駆動機構60を有する。図9に示すように、サーボ制御部22は、スレーブユニット20Aに配置される。そして、上位コントローラ10Aは、アンプ40(1)~40(4)の各々に対する指令11A(1)~11A(4)の各々を、コントロールワード(6040H)でスレーブユニット20Aに出力する。これと同時に、上位コントローラ10Aは、ステータスワード(6041H)によりスレーブユニット20Aのサーボ内部状態21A(1)~21A(4)を、状態出力12A(1)~12A(4)として取得する。そして、スレーブユニット20Aのサーボ制御部22は、更新されたサーボ内部状態21A(1)~21A(4)の各々を、アンプ40(1)~40(4)の各々に同時に出力する。
これにより、図9のサーボ駆動システムは、アンプ40(1)~40(4)間は厳密な同期が可能となり、サーボモータ50(1)~50(4)を使用して1つの軸を厳密に同期させて駆動することができる。
特開2016-46833号公報
ところで、図8のサーボ駆動システムでは、専用ユニット30が必要となるため、コストが増大する場合がある。
一方、図9のサーボ駆動システムでは、サーボ内部状態21A(1)~21A(4)を含む通信パケット(通信データ)の通信が必要となるため、通信負荷が増大し、リソースの消費も増大することがある。また、図9のサーボ駆動システムでは、上位コントローラ10Aは、指令11A(1)~11A(4)の各々の出力と、状態出力12A(1)~12A(4)の各々の取得とを厳密に同時に行う必要がある。また、図9のサーボ駆動システムでは、上位コントローラ10Aは、アンプ40(1)~40(4)の各々に対するサーボ内部状態21A(1)~21A(4)に必要な指令11A(1)~11A(4)を用意する必要があり、処理負荷が増大する場合がある。これにより、図9のサーボ駆動システムでは、「応答時間の遅延」や「パフォーマンスが出ない」等の影響が出ることがある。
そこで、複数のサーボモータ及び/又は複数の巻線のサーボモータを含む動力源の駆動において、コストの増加や応答時間の遅延やパフォーマンスの低下を回避することが望まれている。
(1)本開示のスレーブユニットの一態様は、上位コントローラからの指令に基づき、複数のアンプを用いて、複数のサーボモータ及び/又は複数の巻線を有するサーボモータを含む動力源を駆動させるスレーブユニットであって、前記複数のサーボモータ及び/又は前記複数の巻線の各々の状態を示すサーボ内部状態と、設定されたパラメータの内容を示す判断用データと、少なくとも前記複数のアンプ及び前記動力源の構成を示すリソースデータを記憶する記憶部と、前記判断用データ及び前記リソースデータに基づいて、複数の前記サーボ内部状態のうち1つのサーボ内部状態をコピー元とし、残りの少なくとも1つのサーボ内部状態をコピー先とし、前記コピー元のサーボ内部状態を前記コピー先にコピーして共通化するかを判断するサーボ内部状態コピー判断部と、前記サーボ内部状態コピー判断部による判断結果に基づいて、前記コピー元のサーボ内部状態を前記コピー先にコピーするサーボ内部状態コピー実施部と、前記複数のアンプの各々に複数の前記サーボ内部状態の各々を出力し、前記動力源を駆動制御するサーボ制御部と、を備える。
(2)本開示のサーボ駆動システムの一態様は、上位コントローラと、(1)のスレーブユニットと、を備える。
一態様によれば、複数のサーボモータ及び/又は複数の巻線のサーボモータを含む動力源の駆動において、コストの増加や応答時間の遅延やパフォーマンスの低下を回避することができる。
一実施形態に係るサーボ駆動システムの機能的構成例を示す機能ブロック図である。 図1のスレーブユニットのコピー処理について説明するフローチャートである。 図2に示すサーボ内部状態コピー処理を説明するフローチャートである。 図2に示すサーボ内部状態監視処理を説明するフローチャートである。 複数の巻線を有するサーボモータの動力源を駆動するサーボ駆動システムの一例を示す図である。 サーボ駆動システムの一例を示す図である。 サーボ駆動システムの一例を示す図である。 サーボ制御部が各アンプに配置される場合のサーボ駆動システムの一例を示す図である。 サーボ制御部がサーボ内部状態を記憶するスレーブユニットに配置される場合のサーボ駆動システムの一例を示す図である。
以下、一実施形態について図面を用いて説明する。
<一実施形態>
図1は、一実施形態に係るサーボ駆動システム1の機能的構成例を示す機能ブロック図である。なお、図8のブロック図と同様の機能を有する構成については、同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
図1に示すように、サーボ駆動システム1は、上位コントローラ100、スレーブユニット200、アンプ40(1)~40(4)、及びサーボモータ50(1)~50(4)を有する。
なお、以下では、サーボ駆動システム1は、4つのアンプ40(1)~40(4)、及びサーボモータ50(1)~50(4)を有する場合の動作について説明するが、4以外の複数のアンプ40、及びサーボモータ50を有する場合の動作についても同様である。
上位コントローラ100とスレーブユニット200とは、不図示の接続インタフェースを介して互いに直接接続されてもよい。なお、上位コントローラ100とスレーブユニット200は、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して相互に接続されていてもよい。この場合、上位コントローラ100、及びスレーブユニット200は、かかる接続によって相互に通信を行うための図示しない通信部を備えてもよい。
上位コントローラ100は、後述するサーボ内部状態250(1)を変更するコントロールワード(6040H)の指令101を、不図示の接続インタフェースを介してスレーブユニット200に出力する。また、同時に、上位コントローラ100は、不図示の接続インタフェースを介して、ステータスワード(6041H)でサーボ内部状態250(1)を状態出力102として取得する。
<スレーブユニット200>
図1に示すように、本実施形態に係るスレーブユニット200は、CiA402対応のスレーブユニットであり、サーボ内部状態コピー判断部201、サーボ内部状態コピー実施部202、サーボ内部状態監視部203、サーボ制御部204、及び記憶部205を含んで構成される。
スレーブユニット200は、図1の機能ブロックの動作を実現するために、CPU(Central Processing Unit)等の図示しない演算処理装置を備える。また、スレーブユニット200は、各種の制御用プログラムを格納したROM(Read Only Memory)やHDD等の図示しない補助記憶装置や、演算処理装置がプログラムを実行する上で一時的に必要とされるデータを格納するためのRAMといった図示しない主記憶装置を備える。
そして、スレーブユニット200において、演算処理装置が補助記憶装置からOSやアプリケーションソフトウェアを読み込み、読み込んだOSやアプリケーションソフトウェアを主記憶装置に展開させながら、これらのOSやアプリケーションソフトウェアに基づいた演算処理を行なう。この演算結果に基づいて、スレーブユニット200が各ハードウェアを制御する。これにより、図1の機能ブロックによる処理は実現される。つまり、スレーブユニット200は、ハードウェアとソフトウェアが協働することにより実現することができる。
サーボ内部状態コピー判断部201は、後述する判断用データ251及びリソースデータ252に基づいて、コピーを行うか否かを決定し、また、コピーを行う場合、サーボ内部状態250のうち、例えば、サーボ内部状態250(1)をコピー元と決定する。サーボ内部状態コピー判断部210は、残りのサーボ内部状態250(2)~250(4)をコピー先とし、コピー元のサーボ内部状態250(1)を、コピー先のサーボ内部状態250(2)~250(4)の各々にコピーして共通化するか否かを判断する。サーボ内部状態コピー判断部201は、判断結果をサーボ内部状態コピー実施部202に出力する。
なお、サーボ内部状態コピー判断部201は、前記ではサーボモータ50(1)をコピー元と決定したがこれに限定されず、サーボモータ50(2)~50(4)のいずれかをコピー元に決定してもよい。
サーボ内部状態コピー実施部202は、サーボ内部状態コピー判断部201による判断結果に基づいて、記憶部205において、コピー元のサーボ内部状態250(1)を、コピー先のサーボ内部状態250(2)~250(4)の各々にコピーする。つまり、サーボ内部状態コピー実施部202は、サーボ内部状態250(1)~250(4)を共通化する。
これにより、本実施形態に係るサーボ駆動システム1は、1つの指令101をスレーブユニット200に出力すると同時に、1つの状態出力102を受信するだけで、サーボ内部状態250(1)~250(4)を容易に更新することができ、また、更新されたサーボ内部状態250(1)~250(4)の各々を、アンプ40(1)~40(4)の各々に同時に出力することができる。
サーボ内部状態監視部203は、例えば、コピー先のサーボ内部状態250(2)~250(4)を監視する。
より具体的には、サーボ内部状態監視部203は、例えば、コピー先の対象軸であるサーボ内部状態250(2)~250(4)の各々を、論理和(OR)で、コピー元のサーボ内部状態250(1)に集約する。サーボ内部状態監視部203は、例えば、いずれかのサーボモータ50でサーボ励磁状態が解消した場合や、いずれかのアンプ40が異常によりアラーム状態になった場合等に、集約したコピー元のサーボ内部状態250(1)を状態出力102として、上位コントローラ100に通知する。これにより、上位コントローラ100は、いずれかのアンプ40やサーボモータ50において異常が発生したかを検知することができる。
また、サーボ内部状態監視部203は、監視結果に基づいて、後述する判断用データ251、及びリソースデータ252を更新してもよい。
サーボ制御部204は、アンプ40(1)~40(4)の各々に、サーボ内部状態250(1)~250(4)の各々を出力し、サーボモータ50(1)~50(4)を含む動力源を駆動制御する。
記憶部205は、SSD(Solid State Drive)やHDD等であり、サーボ内部状態250(1)~250(4)、判断用データ251、リソースデータ252、及び運転状態253を記憶する。
サーボ内部状態250(1)~250(4)は、前述したように、CiA402の規格において、励磁されて駆動できる状態か否か等、サーボモータ50(1)~50(4)の各々の状態を示すデータを格納する。図1では、サーボ内部状態250(1)は、コピー元として、上位コントローラ100からの指令101に基づいて更新される。一方、サーボ内部状態250(2)~250(4)には、コピー先として、サーボ内部状態コピー実施部202によりコピー元のサーボ内部状態250(1)がコピーされ、サーボ内部状態250(1)~250(4)は共通化される。
なお、サーボ内部状態250(1)~250(4)では、サーボ制御部204が、アンプ40(1)~40(4)の各々を介して取得したサーボモータ50(1)~50(4)の各々の状態を示す情報に基づいて更新されてもよい。
判断用データ251は、例えば、アンプ40(1)~40(4)、及びサーボモータ50(1)~50(4)等に設定されているパラメータに関する設定内容等のデータを格納する。なお、判断用データ251は、サーボ内部状態監視部203の監視結果に基づいて、更新されてもよい。
リソースデータ252は、例えば、コピー可能なサーボ内部状態の数や、アンプ40(1)~40(4)及びサーボモータ50(1)~50(4)の構成に関するデータ等を格納する。また、リソースデータ252は、サーボ内部状態250のコピー元及びコピー先に関するデータを格納してもよい。さらに、リソースデータ252は、サーボ内部状態監視部203の監視結果に基づいて、更新されてもよい。
運転状態253は、サーボモータ50(1)~50(4)の駆動により動作する駆動対象の工作機械やロボット等の機械(不図示)の運転状態に関するデータを格納する。すなわち、運転状態253には、上位コントローラ100からの指令101に基づいて動作する機械(不図示)の動作内容が格納される。
<スレーブユニット200のコピー処理>
次に、一実施形態に係るスレーブユニット200のコピー処理に係る動作について説明する。
図2から図4は、図1のスレーブユニット200のコピー処理について説明するフローチャートである。
ステップS1において、サーボ内部状態コピー判断部201は、コピー処理を継続するか否かを判断する。コピー処理を継続する場合、処理はステップS2に進み、コピー処理を継続しない場合、処理は終了する。
ステップS2において、サーボ内部状態コピー判断部201は、記憶部205から判断用データ251及びリソースデータ252を読み出す。
ステップS3において、サーボ内部状態コピー判断部201は、ステップS2で読み出した判断用データ251及びリソースデータ252に基づいて、サーボ内部状態250(1)をコピー元とし、サーボ内部状態250(2)~250(4)をコピー先として決定する。
ステップS4において、サーボ内部状態コピー実施部202は、ステップS3で決定したコピー元のサーボ内部状態250(1)を、コピー先のサーボ内部状態250(2)~250(4)にコピーするサーボ内部状態コピー処理を行う。なお、サーボ内部状態コピー処理の詳細なフローについては、後述する。
ステップS5において、サーボ内部状態監視部203は、コピー先のサーボ内部状態250(2)~250(4)を監視するサーボ内部状態監視処理を行う。その後、処理はステップS1に戻る。なお、サーボ内部状態監視処理の詳細なフローについては、後述する。
図3は、図2のステップS4で示したサーボ内部状態コピー処理の詳細な処理内容を説明するフローチャートである。
ステップS41において、サーボ内部状態コピー実施部202は、コピー元のサーボ内部状態250(1)を記憶部205から取得する。
ステップS42において、サーボ内部状態コピー実施部202は、ステップS3で決定したコピー先に、ステップS41で取得したコピー元のサーボ内部状態250(1)をコピーする。
ステップS43において、サーボ内部状態コピー実施部202は、全コピー対象である全てのコピー先にコピー元のサーボ内部状態250(1)をコピーしたか否かを判定する。全コピー対象にコピー元をコピーした場合、サーボ内部状態コピー処理は終了し、処理はステップS5に進む。全コピー対象にコピー元をコピーしていない場合、処理はステップS41に戻る。
図4は、図2のステップS5で示したサーボ内部状態監視処理の詳細な処理内容を説明するフローチャートである。
ステップS51において、サーボ内部状態監視部203は、例えば、ステップS42でコピーされたコピー先のサーボ内部状態250(2)を、記憶部205から取得する。
ステップS52において、サーボ内部状態監視部203は、コピー元のサーボ内部状態250(1)に論理和として、ステップS51で取得したコピー先のサーボ内部状態250(2)をセット(集約)する。
ステップS53において、サーボ内部状態監視部203は、全コピー対象である全てのコピー先のサーボ内部状態250をセットしたか否かを判定する。全コピー対象のサーボ内部状態250をセットした場合、サーボ内部状態監視処理は終了し、処理はステップS1に戻る。全コピー対象のサーボ内部状態250をセットしていない場合、処理はステップS51に戻る。
以上の通り、一実施形態に係るスレーブユニット200は、1つのサーボ内部状態250(1)をコピー元とし、残りのサーボ内部状態250(2)~250(4)をコピー先と決定し、コピー元のサーボ内部状態250(1)をコピー先の各々にコピーする。これにより、サーボ駆動システム1は、1組の指令101と状態出力102の通信で、サーボモータ50(1)~50(4)を用いて1つの軸を同期させて駆動させることができ、通信負荷の増大、リソースの消費の増大、及び処理負荷の増大を抑制することができる。すなわち、サーボ駆動システム1は、応答時間の遅延やパフォーマンスの低下を回避することができる。
また、スレーブユニット200は、図8のサーボ駆動システムのように、専用ユニット30を用いることなく、アンプ40(1)~40(4)の各々にサーボ内部状態250(1)~250(4)を同時に出力することができ、コストを削減することができる。
また、スレーブユニット200は、コピー先のサーボ内部状態250(2)~250(4)を監視し、コピー先のサーボ内部状態250(2)~250(4)を論理和で、コピー元のサーボ内部状態250(1)に集約して、上位コントローラ100に通知する。これにより、上位コントローラ100は、いずれかのアンプ40やサーボモータ50において異常が発生したかを検知することができる。
以上、一実施形態について説明したが、サーボ駆動システム1は、上述の実施形態に限定されるものではなく、目的を達成できる範囲での変形、改良等を含む。
<変形例1>
上述の実施形態では、サーボ駆動システム1は、複数のサーボモータ50を用いて1つの軸を同期させて駆動させたが、複数の巻線を有するサーボモータを駆動させてもよい。
図5は、複数の巻線を有するサーボモータ50Aの動力源を駆動するサーボ駆動システムの一例を示す図である。アンプ40(1)~40(4)の各々は、サーボモータ50Aが有する不図示の4つ巻線の各々に接続される。また、サーボ内部状態250(1)~250(4)の各々は、不図示の4つ巻線の各々の状態を示すデータを格納する。
なお、図5では、サーボモータ50Aの巻線の数は、4つとしたが、4以外の複数でもよい。この場合、巻線の数に応じて、アンプ40及びサーボ内部状態250の数も変化する。
<変形例2>
また例えば、上述の実施形態では、サーボ駆動システム1は、1つのコピー元のサーボ内部状態250が、残りの全てのコピー先のサーボ内部状態250にコピーされたが、これに限定さない。
例えば、サーボ内部状態コピー判断部201は、コピー対象であるコピー先を、機械構成の変化に応じて動的に切り替えてもよい。例えば、サーボ内部状態コピー判断部201は、判断用データ251又はリソースデータ252に基づき、コピー先のサーボ内部状態250に対応するアンプ40やサーボモータ50において異常が発生したことを検知した場合、異常が発生したコピー先のサーボ内部状態250を、コピー対象から外してもよい。
また、サーボ内部状態コピー判断部201は、運転状態253が示す不図示の機械における動作内容に応じて、「省エネ優先」や「精度優先」等を判断用データ251として使用してもよい。例えば、上位コントローラ100から「省エネ優先」が指示された場合、サーボ内部状態コピー判断部201は、サーボ内部状態250(1)をコピー元と決定するとともに、3つのサーボ内部状態250(2)~250(4)のうちサーボ内部状態250(2)のみをコピー先として決定してもよい。これにより、サーボ駆動システム1は、不図示の機械において加工精度があまり要求されない動作内容の場合、一部のサーボモータ50で1つの軸を駆動させることで、省エネルギーを実現することができる。
また、上位コントローラ100から「精度優先」が指示された場合、サーボ内部状態コピー判断部201は、判断用データ251に基づいて、サーボ内部状態250(1)をコピー元と決定し、残り全てのサーボ内部状態250(2)~250(4)をコピー先として決定してもよい。これにより、サーボ駆動システム1は、不図示の機械において加工精度が要求される動作内容の場合、全てのサーボモータ50で1つの軸を駆動させることで、要求される加工精度を達成することができる。
換言すれば、サーボ内部状態コピー判断部201は、運転状態253が示す不図示の機械における動作内容に応じて、コピー対象であるコピー先を計画立て(スケジューリング)してもよい。そして、サーボ内部状態コピー判断部201は、判断用データ251及びリソースデータ252に基づいて、計画立てたコピー先に、コピー元のサーボ内部状態250をコピーし共通化することを判断してもよい。
<変形例3>
また例えば、上述の実施形態では、サーボ内部状態コピー実施部202は、コピー元のサーボ内部状態250を、コピー先にコピーしたが、コピー元の動作モード(位置/速度/トルク等の制御方式)を、コピー先にコピーしてもよい。あるいは、サーボ内部状態コピー実施部202は、コピー元のモーション指令(位置指令/速度指令/トルク指令等)を、コピー先にコピーしてもよい。
<変形例4>
また例えば、上述の実施形態では、サーボ駆動システム1は、4つのサーボモータ50(1)~50(4)の動力源を用いて1つの軸を同期させて駆動させたが、複数の単巻線のサーボモータ50と、複数の巻線のサーボモータとの組み合わせの動力源を用いて1つの軸を駆動してもよい。
図6は、サーボ駆動システム1の一例を示す図である。図6では、2つのサーボモータ50(1)、50(2)と、2巻線のサーボモータ50Bとを用いて1つの軸を同期させて駆動させる場合を示し、アンプ40(3)、40(4)の各々は、サーボモータ50Bが有する2つの巻線の各々に接続される。
<変形例5>
また例えば、上述の実施形態では、サーボ駆動システム1は、4つのサーボモータ50(1)~50(4)を用いて1つの軸を同期させて駆動させたが、複数の軸を駆動させてもよい。
図7は、サーボ駆動システム1の一例を示す図である。図7では、4つのサーボモータ50(1)~50(4)を用いて2つの軸を同期させて駆動させる場合を示す。すなわち、サーボモータ50(1)、50(2)は、駆動機構60A(1)を介して1つの軸を同期して駆動し、サーボモータ50(3)、50(4)は、駆動機構60A(2)を介して1つの軸を同期して駆動する。
この場合、スレーブユニット200は、サーボ内部状態250(1)、250(2)の一組と、サーボ内部状態250(3)、250(4)の一組とでそれぞれのグループを設定する。そして、スレーブユニット200は、上位コントローラ100から各グループに対する指令101A(1)、101A(2)を受けると同時に、状態出力102A(1)、102A(2)を出力してもよい。また、サーボ内部状態コピー判断部201は、判断用データ251及びリソースデータ252に基づいて、各グループ内で、コピーを行うか否か、コピーを行う場合にコピー元及びコピー先を決定してもよい。また、サーボ内部状態監視部203は、グループ毎に、サーボ内部状態250を監視してもよい。
より具体的には、サーボ内部状態コピー判断部201は、例えば、各グループにおいて、サーボ内部状態250(1)、250(3)をコピー元とし、サーボ内部状態250(2)、250(4)をコピー先と決定する。そして、サーボ内部状態コピー実施部202は、各グループにおいて、コピー元のサーボ内部状態250(1)をコピー先のサーボ内部状態250(2)にコピーするとともに、コピー元のサーボ内部状態250(3)をコピー先のサーボ内部状態250(4)にコピーする。また、サーボ内部状態監視部203は、各グループにおいて、コピー先のサーボ内部状態250(2)を論理和でコピー元のサーボ内部状態250(1)に集約するとともに、コピー先のサーボ内部状態250(4)を論理和でコピー元のサーボ内部状態250(3)に集約する。
なお、図7では、4つのサーボモータ50(1)~50(4)を用いて2つの軸を同期させて駆動させ、サーボ内部状態250(1)~250(4)を2つのグループに分けたが、これに限定されない。例えば、4以外の複数のサーボモータ50を用いて、2以上の複数の軸を駆動し、サーボ内部状態250を軸の数に応じた数のグループに分けてもよい。
なお、一実施形態における、サーボ駆動システム1及びスレーブユニット200に含まれる各機能は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせによりそれぞれ実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
サーボ駆動システム1及びスレーブユニット200に含まれる各構成部は、電子回路等を含むハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。ソフトウェアによって実現される場合には、このソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。また、これらのプログラムは、リムーバブルメディアに記録されてユーザに配布されてもよいし、ネットワークを介してユーザのコンピュータにダウンロードされることにより配布されてもよい。また、ハードウェアで構成する場合、上記の装置に含まれる各構成部の機能の一部または全部を、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、ゲートアレイ、FPGA(Field Programmable Gate Array)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)等の集積回路(IC)で構成することができる。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(Non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(Tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM、EPROM、フラッシュROM、RAM)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(Transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は、無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
以上を換言すると、本開示のスレーブユニット、及びサーボ駆動システムは、次のような構成を有する各種各様の実施形態を取ることができる。
(1)本開示のスレーブユニット200は、上位コントローラ100からの指令に基づき、複数のアンプ40を用いて、複数のサーボモータ50及び/又は複数の巻線を有するサーボモータ50Aを含む動力源を駆動させるスレーブユニットであって、複数のサーボモータ50及び/又は複数の巻線の各々の状態を示すサーボ内部状態250と、設定されたパラメータの内容を示す判断用データ251と、少なくとも複数のアンプ40及び動力源の構成を示すリソースデータ252を記憶する記憶部205と、判断用データ251及びリソースデータ252に基づいて、複数のサーボ内部状態250のうち1つのサーボ内部状態250(1)をコピー元とし、残りの少なくとも1つのサーボ内部状態250をコピー先とし、コピー元のサーボ内部状態250(1)をコピー先にコピーして共通化するかを判断するサーボ内部状態コピー判断部201と、サーボ内部状態コピー判断部201による判断結果に基づいて、コピー元のサーボ内部状態250(1)をコピー先にコピーするサーボ内部状態コピー実施部202と、複数のアンプ40の各々に複数のサーボ内部状態250の各々を出力し、動力源を駆動制御するサーボ制御部204と、を備える。
このスレーブユニット200によれば、複数のサーボモータ50及び/又は複数の巻線のサーボモータ50Aを含む動力源の駆動において、応答時間の遅延やパフォーマンスの低下を回避することができる。
(2)コピー先のサーボ内部状態250を監視するサーボ内部状態監視部203を備えてもよい。
そうすることで、いずれかのアンプ40、サーボモータ50又は巻線において異常が発生したかを検知することができる。
(3)リソースデータ252は、コピー可能なサーボ内部状態250の数を含んでもよい。
そうすることで、コピー先を容易に決定することができる。
(4)コピー先は、複数のアンプ40、複数のサーボモータ50又は複数の巻線の構成の変化に応じて切り替わってもよい。
そうすることで、サーボモータ50、50Aの駆動において、柔軟に対応することができる。
(5)サーボ内部状態コピー判断部201は、駆動対象の機械の運転状態に合わせてコピー先を決定してもよい。
そうすることで、機械(不図示)の運転状態に応じてサーボモータ50の駆動を柔軟に対応することができる。
(6)複数のアンプ40の各々に対応するサーボ内部状態250は、複数のグループに分けられ、サーボ内部状態コピー判断部201は、複数のグループの各々において、コピー元とコピー先を決定し、コピー元のサーボ内部状態をコピー先にコピーして共通化するかを判断し、サーボ内部状態コピー実施部202は、サーボ内部状態コピー判断部201による判断結果に基づいて、複数のグループの各々においてコピー元のサーボ内部状態250をコピー先にコピーしてもよい。
そうすることで、複数の軸を駆動させる場合でも、応答時間の遅延やパフォーマンスの低下を回避することができる。
(7)本開示のサーボ駆動システム1は、上位コントローラ100と、(1)から(6)のいずれかのスレーブユニット200と、を備える。
このサーボ駆動システム1によれば、上述の(1)から(6)のいずれかと同様の効果を奏することができる。
1 サーボ駆動システム
40(1)~40(4) アンプ
50(1)~50(4) サーボモータ
100 上位コントローラ
200 スレーブユニット
201 サーボ内部状態コピー判断部
202 サーボ内部状態コピー実施部
203 サーボ内部状態監視部
204 サーボ制御部
250(1)~250(4) サーボ内部状態
251 判断用データ
252 リソースデータ

Claims (7)

  1. 上位コントローラからの指令に基づき、複数のアンプを用いて、複数のサーボモータ及び/又は複数の巻線を有するサーボモータを含む動力源を駆動させるスレーブユニットであって、
    前記複数のサーボモータ及び/又は前記複数の巻線の各々の状態を示すサーボ内部状態と、設定されたパラメータの内容を示す判断用データと、少なくとも前記複数のアンプ及び前記動力源の構成を示すリソースデータを記憶する記憶部と、
    前記判断用データ及び前記リソースデータに基づいて、複数の前記サーボ内部状態のうち1つのサーボ内部状態をコピー元とし、残りの少なくとも1つのサーボ内部状態をコピー先とし、前記コピー元のサーボ内部状態を前記コピー先にコピーして共通化するかを判断するサーボ内部状態コピー判断部と、
    前記サーボ内部状態コピー判断部による判断結果に基づいて、前記コピー元のサーボ内部状態を前記コピー先にコピーするサーボ内部状態コピー実施部と、
    前記複数のアンプの各々に複数の前記サーボ内部状態の各々を出力し、前記動力源を駆動制御するサーボ制御部と、
    を備えるスレーブユニット。
  2. 前記コピー先の前記サーボ内部状態を監視するサーボ内部状態監視部を備える、請求項1に記載のスレーブユニット。
  3. 前記リソースデータは、コピー可能な前記サーボ内部状態の数を含む、請求項1又は請求項2に記載のスレーブユニット。
  4. 前記コピー先は、前記複数のアンプ、前記複数のサーボモータ又は前記複数の巻線の構成の変化に応じて切り替わる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のスレーブユニット。
  5. 前記サーボ内部状態コピー判断部は、駆動対象の機械の運転状態に合わせて前記コピー先を決定する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のスレーブユニット。
  6. 前記複数のアンプの各々に対応する前記サーボ内部状態は、複数のグループに分けられ、
    前記サーボ内部状態コピー判断部は、前記複数のグループの各々において、前記コピー元と前記コピー先を決定し、前記コピー元のサーボ内部状態を前記コピー先にコピーして共通化するかを判断し、
    前記サーボ内部状態コピー実施部は、前記サーボ内部状態コピー判断部による判断結果に基づいて、前記複数のグループの各々において前記コピー元のサーボ内部状態を前記コピー先にコピーする、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のスレーブユニット。
  7. 上位コントローラと、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のスレーブユニットと、を備えるサーボ駆動システム。
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