JP2008262948A - 電子部品ユニット - Google Patents

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【課題】金属板と基体との密着性を高め、放熱性を向上させることを目的とする。
【解決手段】この目的を達成するため本発明は、基体10と、この基体10上に取り付けられた金属板11と、この金属板11上に形成された絶縁層12と、この絶縁層12上方に配置された電子部品14とを備え、金属板11は、基体10との対向面に凹部16を有し、この凹部16および基体10の内部には、金属板11と基体10とを接合する結合部材15が圧入されているものとした。これにより本発明は、所望の位置に結合部材15を配置することができ、結果として、金属板11と基体10との密着性を高め、放熱性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、基体に基板を取り付けた電子部品ユニットに関する。
図8に示すように、従来の電子部品ユニット1は、基体2と、この基体2上に取り付けられた金属板3と、この金属板3上に形成された絶縁層4と、この絶縁層4上に形成された導体パターン5と、この導体パターン5上に実装された電子部品6とを備えている。
このように金属板3を基体2に取り付けることで、電子部品6からの熱を、金属板3を介して基体2へ放出することができるのである。
そして従来、基体2と金属板3とはビス留めされており、ビス7は金属板3上面から突出するように貫通している。そしてこの突出した部分にナット8等をはめ、金属板3と基体2とを上下で挟み込むようにして接合しているのである。したがって、ビス留めは、ビス孔に絶縁層4用の樹脂が流れ込まないよう、絶縁層4の形成されていない部分で行う必要があり、さらに電子部品6とビス7との電気的絶縁距離を確保するため、金属板3の端部で行われるのが一般的であった。
特開平7−297572号公報
上記の従来の電子部品ユニット1では、金属板3と基体2との間に隙間ができ、放熱性が低下することがあった。
それは、ビス7は金属板3の端部など、絶縁層4の形成されていない限られた場所でしか用いることができなかったためである。
したがって、金属板3と基体2との間の密着性が低下し、結果として熱抵抗が増大し、放熱性が低下してしまうのであった。
また電子部品6が発熱すると、絶縁層4と金属板3との熱膨張率の差により、金属板3の中央部分が凸状に反ってしまうため、この問題は特に顕著となっていた。
そこで本発明は、金属板と基体との密着性を高め、放熱性を向上させることを目的とする。
この目的を達成するため本発明は、基体と、この基体上に取り付けられた金属板と、この金属板上に形成された絶縁層と、この絶縁層上方に配置された電子部品とを備え、金属板は、基体との対向面に凹部を有し、この凹部および基体の内部には、金属板と基体とを接合する結合部材が圧入されているものとした。
これにより本発明は、金属板と基体との密着性を高め、放熱性を向上させることができる。
それは、金属板の凹部および基体の内部に結合部材を圧入することにより、金属板と基体とを接合したためである。
すなわち本発明は、金属板および基体の内部で発生した抗力および摩擦力によって金属板と基体とを接合できるため、絶縁層や電子部品の下方など、所望の位置に結合部材を配置することができる。
そしてその結果、金属板と基体との密着性を高め、放熱性を向上させることができるのである。
(実施の形態1)
図1(a)(b)に示すように、本実施の形態の電子部品ユニット9は、基体10と、この基体10上に接合された金属板11と、この金属板11上に形成された絶縁層12と、この絶縁層12上に表面が露出するように埋め込まれた導体パターン13と、この導体パターン13に実装された複数の電子部品14とを備えている。そして図1(b)に示すように金属板11および基体10の内部には、これらの金属板11と基体10とを接合する結合部材15が複数個圧入されている。
なお、これらの結合部材15は、金属板11に形成された複数の凹部16と、これらの凹部16に対向するように基体10に形成された孔17に圧入されたものである。本実施の形態では、結合部材15は角柱形のものを用い、凹部16および孔17は円柱形とし、角柱形の結合部材15を凹部16および孔17に圧入することにより、凹部16および孔17の内壁が弾性変形し、結合部材15の表面と面接触するように密着している。
また本実施の形態では、図2の金属板11の下面図のように、金属板11の四隅(端部)に圧入されている結合部材15aと、金属板11の端部であって長辺の略中点近傍に圧入されている結合部材15bと、その内側であり、金属板11の略中心およびその近傍に圧入されている結合部材15cとがあり、内側の結合部材15cは絶縁層12の下方に相当する部分に配置されている。なお、以下結合部材15a〜15cを特に区別しない場合は、結合部材15と表記する。
また本実施の形態では、図1(b)に示すように、端部の結合部材15b(図2の15aも含む)は内側の結合部材15cよりも長く、基体10を貫通し、この基体10から外方へ突出している。
また本実施の形態では、結合部材15の弾性率は、基体10および金属板11より大きく(硬く)、さらに結合部材15の熱膨張率は基体10および金属板11より大きいものを用いた。
以下に本実施の形態における部材の材料等について説明する。
本実施の形態では、結合部材15として、銅または鉄を、断面が1.5mm×1.5mmの正方形、高さが0.5mm〜3.0mm程度の角柱形に加工した物を用いた。
基体10は厚み0.5mm〜3.0mm程度のアルミ板を用いた。このアルミ板の代わりにアルミ等で出来たヒートシンクや箱体を用いてもよく、また基体10とヒートシンクとを接着したものを用いてもよい。
また金属板11としては0.5mm〜3.0mm程度のアルミ板または銅板などの熱伝導性に優れた金属板11を用いた。
絶縁層12としては、エポキシ樹脂あるいはフェノール樹脂などの熱硬化性樹脂に、平均粒径1μm〜50μmのアルミナあるいは窒化アルミなどの無機フィラを70重量%〜95重量%程度含有させた熱伝導性の良い(熱伝導率が1W/m・K以上)複合材料を用いた。
また本実施形態では、このフィラ入りエポキシ樹脂に予め熱可塑性樹脂粉末からなるプレゲル材を添加した。このプレゲル材は、未硬化の熱硬化性樹脂の液状成分を吸収して膨張し、素早くゲル化させるため、樹脂が硬化する前に金型から取り出すことが出来る。
なお、本実施の形態では、絶縁層12の基材として熱硬化性樹脂を用いたが、液晶ポリマーやPPSなどの高熱伝導性熱可塑性樹脂を用いてもよい。
また導体パターン13としては、厚み0.1mm〜2.0mm程度の銅板を用いた。
以下に、本実施の形態の放熱基板7の製造工程を説明する。
まず、図3に示す金属板11の下面に直径約2φの複数の凹部16を形成し、これらの凹部16に結合部材15を圧入する。このとき、結合部材15の端面と凹部16の底面とがピッタリ密着するまで圧入する。このように圧力をかけても、本実施の形態では、凹部16に結合部材15を圧入するため、結合部材15が金属板11上面に突出することがなく、金属板11内部で後述の基体との接合が可能となるのである。
また本実施の形態では、結合部材15としては端部側には長いものを圧入し、内側には短いものを圧入した。
次に銅板に回路をパターニングし導体パターン13を形成する。このパターニングは、プレス打ち抜きあるいはレーザなどで加工すればよい。
その後、導体パターン13上であって、電子部品14を実装する部分の反対面側に、無機フィラ入りの樹脂の塊を、中央が凸になるように丸型(あるいは蒲鉾型、台形、円柱、球状)にまとめて置く。
そしてこの無機フィラ入り樹脂を加熱プレス、あるいは真空加熱プレス等によってシート状となるように延伸し、絶縁層12を形成する。その後この絶縁層12上に金属板11を乗せ、さらにプレスする。このとき、導体パターン13の上面が絶縁層12の上面で露出するように埋め込む。このように埋め込むと、導体パターン13の側面および下面が熱伝導樹脂で被覆され、かつ金属板11との距離が短くなって熱伝導性が向上する。
次にこの絶縁層12を200℃で1〜2分間加熱し、形状が維持できる程度に固まった後金型から取り外し、さらに200℃の炉に8〜10分程度入れ、本硬化させる。
なお、導体パターン13には本実施形態のように回路をパターニングしているものだけでなく、単なる熱拡散用あるいは部品半田付け用の銅板も含むものとする。また絶縁層12に埋め込まなくとも、熱伝導性の高い接着剤などで貼り付けてもよい。
その後、導体パターン13上に電子部品14を半田付けして実装する。回路パターンが不要な電子部品14は導体パターン13を介さず絶縁層12上に実装してもよく、さらに絶縁体で被覆されている電子部品14は、絶縁層12を介さず、直接金属板11上に実装してもよい。
その後、基体10に直径約2φの孔17を形成する。この孔17は、金属板11の凹部16と対向する位置に設ける。そしてまず長い結合部材15b(図1(b)の15aも含む)を端部の孔17に圧入し、その後短い結合部材15cを内側の孔17に圧入し、金属板11と基体10とを接合させる。このように形成すると、図1(a)(b)に示すような電子部品ユニット9となる。
なお、本実施の形態では、結合部材15のみを用いて金属板11を基体10に取り付けたが、絶縁層の形成されていない端部はネジ留め等の他の取り付け機構と併用してもよい。
本実施の形態の効果を以下に説明する。
本実施の形態では、金属板11と基体10との密着性を高め、放熱性を向上させることができる。
それは、金属板11および基体10の内部に結合部材15を圧入することにより、金属板11と基体10とを接合したためである。
すなわち図8に示すような従来の電子部品ユニット1では、金属板3と基体2とを、ビス7などによって上下に挟み込むようにして接合させていたため、ビス孔に絶縁層4用の樹脂が流れ込まないよう、金属板3の端部など、絶縁層4の形成されていない限られた場所しかビス留めすることができなかった。また電子部品6や導体パターン5との電気的絶縁距離を確保しようとすると、金属板3の端部でビス留めするのが一般的であった。
このように従来は任意の位置にビス留めすることができないため、隣接するビス7の間隔が長くなり、金属板3と基体2との間の密着性が低下し、結果として熱抵抗が増大し、放熱性が低下してしまうのであった。
それに対して本実施の形態では、図1(b)に示すように、金属板11および基体10の内部に結合部材15を圧入することにより、金属板11と基体10とを接合させている。つまり、金属板11および基体10の内部で発生した抗力および摩擦力によって金属板11と基体10とを接合させていることになる。
したがって、結合部材15を金属板11上面から突出させることなく、金属板11および基体10の内部で両者を接合することができる。また金属板11形成したのは凹部16であるから、絶縁層12との接合面までは貫通しておらず、絶縁層12用の樹脂が流れ込むこともない。よって、絶縁層12や電子部品14の下方など、所望の位置に結合部材15を配置することができる。
そしてその結果、金属板11と基体10との密着性を高め、放熱性を向上させることができるのである。
なお、本実施の形態のように結合部材15を圧入する場合、金属板11および基体10内部で発生する圧力によって両者を接合することができるため、金属板11が1.0mm以下と薄い場合でも強固に接合することができる。
さらにビス留めの場合と比較し、結合部材15と電子部品15との絶縁距離を考慮しなくてよいため、小型化が可能になる。
また電子部品14が発熱すると、絶縁層12と金属板11との熱膨張率の差により、金属板11の中央部分、すなわち絶縁層12の下方に相当する部分が凸状に反ってしまうことがあるが、本実施の形態のように、絶縁層12の下方相当部分に結合部材15cを圧入しておくことによって金属板11の反りを低減することができ、結果として金属板11と基体10との密着性を高め、放熱性を向上させることができる。また本実施の形態のように、熱源である電子部品14の下方に相当する部分に結合部材15cを圧入することによって、熱源に近い部分の金属板11と基体10との隙間を低減することができ、より放熱性を向上させることができる。
また本実施の形態では、結合部材15の弾性率は、基体10および金属板11よりも大きい(硬い)ものとし、結合部材15の断面は正方形であり、金属板11の凹部16および基体10の孔17の断面は円形とした。またこの円の直径は、結合部材15断面の正方形における対角線長さより2%から10%ほど小さくしている。
したがって、結合部材15を凹部16および孔17に圧入すると、これらの凹部16および孔17がわずかに弾性変形して結合部材15により密着させることができ、放熱性を向上させることができる。
さらに本実施の形態における結合部材15の熱膨張率は、基体10および金属板11よりも大きいため、電子部品14の発熱時に金属板11および基体10が熱膨張しても、微小な結合部材15が押しつぶされるのを抑制することができる。
また本実施の形態では、複数の結合部材15のうち、端部に配置された結合部材15a、15bは、基体10を貫通し、この基体10から外方へとより大きく突出している。したがって、金属板11の凹部16に圧入した結合部材15a〜15cを基体10の孔17に圧入する時、端部の長い結合部材15a、15bを先に孔17へ圧入することができ、複数の結合部材15a〜15cの位置決めを容易に行うことができる。
なお本実施の形態では、基体10より先に金属板11に結合部材15を圧入したため、より熱源(電子部品14)に近い方を密着・圧入しやすくなる。また本実施の形態では、導体パターン13として0.1mm以上の厚さの銅板を用いたこと、および絶縁層12を、無機フィラを高濃度に充填し、熱伝導率を1W/m・K以上にまで向上させたことにより、電子部品14から基体10への熱伝導がよりスムーズになり、放熱性向上に寄与する。
(実施の形態2)
本実施の形態と実施の形態1との違いは、図4に示すようにパワー半導体素子あるいはトランスなど、発熱性の非常に高い発熱性電子部品18を実装した点である。
そして本実施の形態では、発熱性電子部品18下方に相当する部分と、金属板11の内側とに圧入された結合部材15cは、金属板11の端部の結合部材15b(図2に示す四隅の結合部材15aも含む。以下本実施の形態において同じ。)や金属板11よりも熱伝導率のよい銅(熱伝導率0.923 cal/cm2/sec/℃/cm)を用いて形成した。なお、本実施の形態では、端部の結合部材15bは熱伝導率約0.145 cal/cm2/sec/℃/cmの鉄製であり、金属板11は熱伝導率約0.487 cal/cm2/sec/℃/cmのアルミ製である。また金属板11の端部には内側の結合部材15c(銅の弾性率約1300×103/cm2)よりも弾性率の大きい(硬い)鉄(弾性率約2100×103/cm2)からなる結合部材15bを圧入した。
また本実施の形態では、導体パターン13は回路が形成されていない単なる銅板であり、この銅板は絶縁層12上に熱伝導性接着剤などで貼り付けられている。また電子部品14および発熱性電子部品18はこれらの導体パターン13上に実装されている。
本実施の形態における効果を以下に説明する。
本実施の形態では、金属板11より熱伝導率の大きい銅からなる結合部材15cを発熱性電子部品18の下方に圧入したため、この結合部材15cが発熱性電子部品18下方における金属板11と基体10との隙間を低減できるとともに、結合部材15c自体がヒートパイプの機能も果たし、放熱性を向上させることができる。
また本実施の形態では、端部の結合部材15bは内側の結合部材15cよりも弾性率が大きい(硬い)ため、金属板11端部における基体10との接合がより強固となり、接合の機械的強度を向上させることができる。
そして端部の接合強度を向上させておけば、内側の結合部材15cは、機械的強度より熱伝導性を優先して材料を選定することができ、結合部材15a〜15cを用いて接合強度向上と熱伝導性向上との両立を図ることができる。
また銅は比較的高価な材料であるが、限られた場所にのみ銅製の結合部材15cを用いればよいため、製品のコストダウンにつながる。
なお、本実施の形態では、実施の形態1と同様に、予め結合部材15を金属板11に圧入してから、最後に基体10の孔17に圧入したが、図5に示すように、基体10に予め結合部材15を圧入し、最後に金属板11の凹部16に圧入してもよい。
また端部に配置した位置決め用の結合部材15bは、先端を細くしておけば、孔17や凹部16に圧入しやすくなる。
その他の構成、効果は実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
(実施の形態3)
本実施の形態と実施の形態1との違いは、図6に示すように、結合部材15の側面に突起19を設けた点である。この突起19によって凹部16や孔17内壁における摩擦力が大きくなり、金属板11と基体10との接合強度を向上させることが出来る。
なお本実施の形態では、実施の形態1と同様に、加工の容易性から金属板11の凹部16および基体10の孔17は円柱形とし、接合強度向上のため結合部材15は角柱形としたが、凹部16および孔17から摩擦力および抗力を受け、結合部材15と凹部16及び孔17内壁とが面接触するならば、結合部材15は円柱形でもよい。またこの場合は、凹部16および孔17を角柱形としておけば、金属板11および基体10との接合をより強固に行うことができる。
その他の構成、効果は実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
なお、上記実施の形態では、基体10には孔17を形成し、結合部材15を圧入させたが、図7に示すように、基体10に凹部20を設け、この凹部20に結合部材15を圧入してもよい。
以上のように本発明は、反りやすい金属板も基体に密着させて取り付けることができ、放熱性を向上させることができるため、高性能化にともない発熱量が増大する電子部品ユニットに大いに利用することができる。
(a)本発明の一実施の形態における電子部品ユニットの上面図、(b)同電子部品ユニットの断面図(図1(a)におけるXX断面) 本発明の一実施の形態における金属板の下面図 本発明の一実施の形態における製造工程を示す電子部品ユニットの断面図 本発明の一実施の形態における電子部品ユニットの断面図 本発明の一実施の形態における製造工程を示す電子部品ユニットの断面図 本発明の一実施の形態における電子部品ユニットの断面図 本発明の一実施の形態における電子部品ユニットの断面図 従来の電子部品ユニットの断面図
符号の説明
9 電子部品ユニット
10 基体
11 金属板
12 絶縁層
13 導体パターン
14 電子部品
15 結合部材
15a、15b、15c 結合部材
16 凹部
17 孔
18 発熱性電子部品
19 突起
20 凹部

Claims (10)

  1. 基体と、
    この基体上に取り付けられた金属板と、
    この金属板上に形成された絶縁層と、
    この絶縁層上方に配置された電子部品とを備え、
    前記金属板は、
    前記基体との対向面に凹部を有し、
    この凹部および前記基体の内部には、
    前記金属板と前記基体とを接合する結合部材が圧入されている電子部品ユニット。
  2. 前記凹部は、
    前記絶縁層の下方に相当する部分に形成され、
    前記凹部および前記基体の内部には、
    前記結合部材が圧入されている請求項1に記載の電子部品ユニット。
  3. 前記凹部は、
    前記電子部品の下方に相当する部分に形成され、
    前記凹部および前記基体の内部には、
    前記結合部材が圧入されている請求項1または2に記載の電子部品ユニット。
  4. 前記結合部材は、
    前記基体および前記金属板よりも弾性率の大きいものとした請求項1から3の何れか一つに記載の電子部品ユニット。
  5. 前記結合部材は、
    前記基体および前記金属板よりも熱膨張率が大きいものとした請求項1から4の何れか一つに記載の電子部品ユニット。
  6. 前記金属板および前記基体の内部には、
    複数の結合部材が圧入され、
    端部に配置された結合部材の少なくとも何れか一つは、
    前記基体を貫通し、
    この基体から外方へ突出している請求項1から5の何れか一つに記載の電子部品ユニット。
  7. 前記金属板および前記基体の内部には、
    複数の結合部材が圧入され、
    端部に配置された結合部材は、
    内側に配置された結合部材よりも弾性率が大きいものとした請求項1から6の何れか一つに記載の電子部品ユニット。
  8. 前記金属板および前記基体の内部には、
    複数の結合部材が圧入され、
    内側に配置された結合部材は、
    端部に配置された結合部材よりも熱伝導率が大きいものとした請求項1から7の何れか一つに記載の電子部品ユニット。
  9. 前記電子部品は一個または複数個実装されるとともに、
    これらの電子部品のうち少なくとも何れか一つは発熱性電子部品であり、
    この発熱性電子部品の下方に相当する部分であって、
    前記金属板および基体の内部には、
    前記金属板よりも熱伝導率の大きい前記結合部材が圧入された請求項1から8の何れか一つに記載の電子部品ユニット。
  10. 前記結合部材の側面には、
    突起部が形成されている請求項1から9の何れか一つに記載の電子部品ユニット。
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