JP2008260597A - 送付・返送併用式物流方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の物流方法に改良を加えて簡便な方法を提供する。
【解決手段】返品を必要とする品物を送付する物流方法において、容器の表側に蓋部を設けかつ該蓋部を着脱自在となるように取付け前記容器の蓋部には送付先を表記しかつ容器の表側には返送先を表記して送付し一方返品する場合は蓋部を容器から剥して返送する送付・返送併用式物流方法の提供にあり、更にこの物流方法は送付先の返送に限定せず第三者にも転送させることのできる物流方法の提供でもある。
【選択図】図1
【解決手段】返品を必要とする品物を送付する物流方法において、容器の表側に蓋部を設けかつ該蓋部を着脱自在となるように取付け前記容器の蓋部には送付先を表記しかつ容器の表側には返送先を表記して送付し一方返品する場合は蓋部を容器から剥して返送する送付・返送併用式物流方法の提供にあり、更にこの物流方法は送付先の返送に限定せず第三者にも転送させることのできる物流方法の提供でもある。
【選択図】図1
Description
本発明は宅配便などの物流方法に関するが詳しくは送付用と返送用に使用される容器などを併用して使用する送付・返送併用式物流方法に関するものである。
従来の宅配便などで送付する場合は、所望の容器に品物を入れ密封したものを配送所に持ち込み、店内の係員から送付用の伝票をもらって送り先と送り主の住所氏名を記入した伝票を容器に貼りつけて発送する方法が一般的である。この方法は、送付先に一方的に品物を送るだけであるから、受取先では品物を取り出したあとの容器は廃棄処分していた。すなわち、従来方法は常に一方的に送付するだけが目的であるから、返品などが必要な場合は別の容器に入れ換えて返送(送付と同じ)することになり、多くの手間ひまがかかるばかりか、2つの容器が必要となり経済的にも問題があった。
特開2004−91048号公報 従来方法としては、本願出願人が開発して特開2004−91048号公報で開示した「送返信兼備の往復式郵送方法とその使用封筒」があるが、この方法は郵便物専用の郵送方法であり、その使用封筒に特徴を有するものである。
従来の郵送方法は、従来の往復式封筒を改良して簡単容易に返信封筒を作成して返送できるようにするものであり、その解決手段は送信用と返信用とを兼ね備えた往復式郵送用の封筒において、前記封筒裏側の上端に指先で開封可能な半円形状の開封部を形成しかつ封筒の裏側が上面になるようにフラップ部分の上面に糊り付けしてなる往復式封筒本体を設け、該封筒本体の開口部を指先で左右に移動させて開封し、かつフラップ部分を糊り付けして返信することを特徴とする送返信兼備の往復式郵送方法と、その使用封筒の提供にある。
具体的には、図6(a)から図6(c)に示すように往復式封筒本体1は送信宛名Aを表記する表側2と返信宛名Bを表記する裏側3とから構成されている。更に、裏側3の一端には開封部4が設けられている。このように構成されている往復式封筒本体1は、図1(c)で示しているように1枚の紙を中央から折り曲げ紙面に糊付部5を設けて糊付けされている。また裏側3の一端には、ミシン目7と脱着片6とを有するフラップ8が一体形成されている。このように構成されているので、次のような多くの効果が得られる。
ア、本発明からなる往復式の封筒を用いて送信と返信の郵送をすれば、簡単容易にしかも 多くの手間ひまもかからずに送信用の封筒で返信することができる。
イ、また本発明の封筒を使用すれば、アンケートやダイレクトメールなどによる回答率や 返信率を高めることができるので営業的に有効な郵送方法といえる。
ウ、また本発明の封筒を使用することによって、送信用の封筒をそのまま返信用の封筒と して利用することができるので、廃棄ゴミによる環境問題に役立つばかりか省エネ問題 にも大いに役立つことになる。
エ、また本発明の封筒はいたって構造が簡単であるから、低コストで大量生産が可能とな るので経済性や実用性にも富んでいるといえる。
オ、更に本発明による封筒を用いて往復用として郵送をすれば、1通の封筒で返信用の郵 便情報などを送信時には目に見えない方法で送信することができるとともに、目に見え る方法で送信と返信することができる。
ア、本発明からなる往復式の封筒を用いて送信と返信の郵送をすれば、簡単容易にしかも 多くの手間ひまもかからずに送信用の封筒で返信することができる。
イ、また本発明の封筒を使用すれば、アンケートやダイレクトメールなどによる回答率や 返信率を高めることができるので営業的に有効な郵送方法といえる。
ウ、また本発明の封筒を使用することによって、送信用の封筒をそのまま返信用の封筒と して利用することができるので、廃棄ゴミによる環境問題に役立つばかりか省エネ問題 にも大いに役立つことになる。
エ、また本発明の封筒はいたって構造が簡単であるから、低コストで大量生産が可能とな るので経済性や実用性にも富んでいるといえる。
オ、更に本発明による封筒を用いて往復用として郵送をすれば、1通の封筒で返信用の郵 便情報などを送信時には目に見えない方法で送信することができるとともに、目に見え る方法で送信と返信することができる。
このような従来方法は、専ら往復式の郵送用封筒に改良を加えて送信用と返信用とを併用できるようにしたものであり、郵便用の封筒以外には使用することができない方法である。そこで、本願出願人が郵便方法以外の宅配便などの物流方法にも利用できるように改良を加えたところに本発明が解決しようとする課題を有する。
本発明は上記の如き課題を解決するために開発したものであって、返品を必要とする品物を送付する方法において前記品物を容器に入れて送付しかつ返品するのに同一の容器にて送付しかつ返送することを特徴とする送付・返送併用式物流方法の提供にあり、また前記物流方法において容器の表側に蓋部を設けかつ該蓋部を着脱自在となるように取付け、前記容器の蓋部には送付先を表記しかつ容器の表側には返送先を表記して送付し一方返品する場合は蓋部を容器から剥して返送する送付・返送併用式物流方法の提供にあり、また前記物流方法において送付先を容器の蓋部に直接印刷又は別刷した伝票を両面テープで貼着し一方返送先は容器の表側に直接印刷又は別刷した伝票を貼着してなる送付・返送併用式物流方法の提供にあり、また前記物流方法において容器の表面に蓋部を設けずに容器の表側に直接送付先と返送先を表記した伝票を貼り付けて送付しかつ返送時に送付先伝票を剥がして返送先伝票のみ貼着したまま返送する送付・返送併用式物流方法の提供にあり、また前記物流方法において送付後に転送又は第三者に返送する送付・返送併用式物流方法の提供にあり、また前記物流方法において送付後に製造元又は販売元から消費者又は回収業者に返送する送付用と返送用とを併用した物流方法の提供にあり、また前記物流方法において使用される容器の素材がいかなる素材でもよくまたいかなる形状でもよく、更に水・油・酒等の液体をビン・カン詰めなどにしてケースに収納し送付又は返送する送付・返送併用式物流方法の提供にある。
本発明は、返品を必要とする品物を送付する方法において前記品物を容器に入れて送付しかつ返品するのに同一の容器にて送付しかつ返送することを特徴とする送付・返送併用式物流方法であり、また前記物流方法において容器の表側に蓋部を設けかつ該蓋部を着脱自在となるように取付け前記容器の蓋部には送付先を表記しかつ容器の表側には返送先を表記して送付し一方返品する場合は蓋部を容器から剥して返送する送付・返送併用式物流方法であり、また前記物流方法において送付先を容器の蓋部に直接印刷又は別刷した伝票を両面テープで貼着し一方返送先は容器の表側に直接印刷又は別刷した伝票を貼着してなる送付・返送併用式物流方法であり、また前記物流方法において容器の表面に蓋部を設けずに容器の表側に直接送付先と返送先を表記した伝票を貼り付けて送付しかつ返送時に送付先伝票を剥がして返送先伝票のみ貼着したまま返送する送付・返送併用式物流方法であり、また前記物流方法において送付後に転送又は第三者に返送する送付・返送併用式物流方法であり、また前記物流方法において送付後に製造元又は販売元から消費者又は回収業者に返送する送付用と返送用とを併用した物流方法であり、また前記物流方法において使用される容器の素材がいかなる素材でもよくまたいかなる形状でもよく、更に水・油・酒等の液体をビン・カン詰めなどにしてケースに収納し送付又は返送する送付・返送併用式物流方法であるから、従来不可能とされた郵便方法以外の物流に対しても送付用と返送用とを併用した物流方法を提供することが可能となった。更に、具体的な効果は次のとおりである。
ア、本発明方法によれば、郵便方法と同様な方法を宅配便などの流通方法に採用すること で郵便方法と同様な効果が得られる。
イ、郵便方法の場合は使用封筒の形状・大きさなどが指定されているのと、その使用封筒 を送信用と返信用とに成形加工しなければならない。その結果、封筒の加工が複雑とな り加工費用が高額となるばかりか、送信時と返信時に多くの手間ひまがかかりすぎるば かりか封筒以外には応用することができないが、本発明方法によれば簡単容易に送付し 返送することができる。
ウ、本発明方法によれば宅配便などの物流には最適であり、いかなる形状・大きさの容器 であっても送付用と返送用の伝票のみで送付して返送することが可能となる。
エ、また単に送付したものを返送するだけでなく、第三者を介して転送できるとともに用 後のビン・カンなどの容器も回収することが可能となるので、リサイクルにも活用でき る。
ア、本発明方法によれば、郵便方法と同様な方法を宅配便などの流通方法に採用すること で郵便方法と同様な効果が得られる。
イ、郵便方法の場合は使用封筒の形状・大きさなどが指定されているのと、その使用封筒 を送信用と返信用とに成形加工しなければならない。その結果、封筒の加工が複雑とな り加工費用が高額となるばかりか、送信時と返信時に多くの手間ひまがかかりすぎるば かりか封筒以外には応用することができないが、本発明方法によれば簡単容易に送付し 返送することができる。
ウ、本発明方法によれば宅配便などの物流には最適であり、いかなる形状・大きさの容器 であっても送付用と返送用の伝票のみで送付して返送することが可能となる。
エ、また単に送付したものを返送するだけでなく、第三者を介して転送できるとともに用 後のビン・カンなどの容器も回収することが可能となるので、リサイクルにも活用でき る。
本発明の最良な実施形態は、返品を必要とする品物を送付する方法において前記品物を容器に入れて送付しかつ返品するのに同一の容器にて送付しかつ返送することを特徴とする送付・返送併用式物流方法であるから、郵便物の送返信併用の方法を郵便方法以外の物流方法に応用したものである。しかも、郵便方法よりも簡便な方法によって宅配便などの物流方法においても最適といえる。
また本発明の最良な実施形態は、前記物流方法において容器の表側に蓋部を設けかつ該蓋部を着脱自在となるように取付け前記容器の蓋部には送付先を表記しかつ容器の表側には返送先を表記して送付し一方返品する場合は蓋部を容器から剥して返送する送付・返送併用式物流方法であり、また前記物流方法において送付先を容器の蓋部に直接印刷又は別刷した伝票を両面テープで貼着し一方返送先は容器の表側に直接印刷又は別刷した伝票を貼着してなる送付・返送併用式物流方法であり、また前記物流方法において容器の表面に蓋部を設けずに容器の表側に直接送付先と返送先を表記した伝票を貼り付けて送付しかつ返送時に送付先伝票を剥がして返送先伝票のみ貼着したまま返送する送付・返送併用式物流方法であるから、送付した容器をそのまま返送用の容器として再利用できるので省エネにも最適である。
また本発明の最良な実施形態は、物流方法において送付後に転送又は第三者に返送する送付・返送併用式物流方法であり、また前記物流方法において送付後に製造元又は販売元から消費者又は回収業者に返送する送付・返送併用式物流方法であるから、廃品回収が簡単容易にできしかもリサイクルすることも可能となる。
また本発明の最良な実施形態は、前記の物流方法において使用される容器の素材がいかなる素材でもよくまたいかなる形状でもよく、更に水・油・酒等の液体をビン・カン詰めなどにしてケースに収納し送付又は返送する送付・返送併用式物流方法であるから、従来廃棄処分された使用後のビンやカンを再利用することができるので経済的でもある。
以下、図面によって本発明の実施例について説明する。
図1と図2は本発明方法で使用される容器を示したものであり、1はその流通容器本体である。流通容器本体1は、宅配便などで使用されている容器表面部2と該容器表面部2の表面に重ね合せる容器表面蓋部3とから構成されている。容器表面蓋部3と容器表面部2の上下又は左右の2ケ所に両面テープ4が貼着されており、この両面が着脱自在となるように構成されている。すなわち、容器表面部2に容器表面蓋部3が蓋状になるように重ね合せて貼着されている。5と6は宅配便などに使用されている送付用の伝票であり、5はその送付用伝票で6は返送用伝票である。送付用伝票5は、一般的に使用されている送付伝票であり、返送用伝票6は送付された物品などを返送する場合の返送伝票である。この返送用伝票6は、流通容器本体1の容器表面蓋部3に送付用伝票5を貼り付け一方容器表面部2には返送用伝票6を貼り付け、更に容器表面蓋部3を容器表面部2に両面テープ4を介して貼着する。
次に、図3と図4とによって本発明使用方法について説明すれば、まず図3に示すように容器表面蓋部3を両面テープ4、4を介して容器表面部2(図示せず)に貼り付ける。その際、容器表面蓋部3に送付先の住所・氏名を記入した送付用伝票5を貼り付ける。この容器表面蓋部3に送付先の住所氏名を記入した送付用伝票5を貼り付けることが条件となる。本実施例では、容器表面蓋部3に送付用伝票5を貼着する方法が示されているが、送付用伝票5と返送用伝票6(図示せず)とを重ね合わせて容器表面部2に直接貼着することも可能である。すなわち、あらかじめ図4に示すように返送先の住所・氏名を記入した返送用伝票6を送付先の住所・氏名を記入した送付用伝票5の一部とをノリ付などで貼り付けて2枚の伝票5、6を流通容器本体1の表面に貼着し、送付時は送付用伝票5を表面にして発送して返送時には送付伝票5を剥がして発送すれば流通容器本体1の表面に返送(実質的の送付先)することができる。また、前記送付用伝票5及び返送用伝票6を使用せずに容器表面部2及び容器表面蓋部3に直接送付用伝票5及び返送用伝票6を印刷することも可能である。なお、図5(a)(b)(c)は、流通容器本体1の他の実施例を図示したものであり、(a)は筒状(b)は三角錐状(c)は球状のものを示したものである。
1 流通容器本体 2 容器表面部
3 容器表面蓋部 4 両面テープ
5 送付用伝票 6 返送用伝票
7 貼着部 11 往復式封筒本体 12 表側 13 裏側
14 開封部 15 糊付部
16 脱着片 18 フラップ
3 容器表面蓋部 4 両面テープ
5 送付用伝票 6 返送用伝票
7 貼着部 11 往復式封筒本体 12 表側 13 裏側
14 開封部 15 糊付部
16 脱着片 18 フラップ
Claims (8)
- 返品を必要とする品物を送付する方法において、前記品物を容器に入れて送付しかつ返品するのに同一の容器にて送付しかつ返送することを特徴とする送付・返送併用式物流方法。
- 請求項1記載の物流方法において、容器の表側に蓋部を設けかつ該蓋部を着脱自在となるように取付け、前記容器の蓋部には送付先を表記しかつ容器の表側には返送先を表記して送付し、一方返品する場合は蓋部を容器から剥して返送する請求項1記載の送付・返送併用式物流方法。
- 請求項2記載の物流方法において、送付先を容器の蓋部に直接印刷又は別刷した伝票を両面テープで貼着し、一方返送先は容器の表側に直接印刷又は別刷した伝票を貼着してなる請求項2記載の送付・返送併用式物流方法。
- 請求項3記載の物流方法において、容器の表面に蓋部を設けずに容器の表側に直接送付先と返送先を表記した伝票を貼り付けて送付し、かつ返送時に送付先伝票を剥がして返送先伝票のみ貼着したまま返送する請求項3記載の送付・返送併用式物流方法。
- 請求項1記載の物流方法において、送付後に転送又は第三者に返送する請求項1記載の送付・返送併用式物流方法。
- 請求項1記載の物流方法において、送付後に製造元又は販売元から消費者又は回収業者に返送する請求項1記載の送付・返送併用式物流方法。
- 請求項1記載の物流方法において、使用される容器の素材がいかなる素材でもよくまたいかなる形状でもよい請求項1から5に記載の送付・返送併用式物流方法。
- 請求項6記載の物流方法において、水・油・酒等の液体をビン・カン詰めなどにしてケースに収納し送付又は返送する請求項6記載の送付・返送併用式物流方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007102863A JP2008260597A (ja) | 2007-04-10 | 2007-04-10 | 送付・返送併用式物流方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007102863A JP2008260597A (ja) | 2007-04-10 | 2007-04-10 | 送付・返送併用式物流方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008260597A true JP2008260597A (ja) | 2008-10-30 |
Family
ID=39983374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007102863A Pending JP2008260597A (ja) | 2007-04-10 | 2007-04-10 | 送付・返送併用式物流方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008260597A (ja) |
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2007
- 2007-04-10 JP JP2007102863A patent/JP2008260597A/ja active Pending
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