JP2008259806A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】着脱自在なシート状フィルターを設置するものであって、吸引された塵埃およびシート状フィルターを廃棄する時の清潔性を向上させる電気掃除機を提供する。
【解決手段】集塵部2はケース体7とフィルター部8とから構成され、ケース体7はリブ13を具備し、フィルター部8はフィルター開口部8cの周囲に形成された袋形成手段設置部8bおよび函状の一次フィルター11を具備する。
袋形成手段10は一対の略コ字状のフレーム10a、10bと両者を回動自在に接合する一対のヒンジ10c、10dとを具備し、ヒンジ10c、10dが開いた際に形成される矩形状の中抜きの枠体にシート状フィルター9が着脱自在に設置された状態で、袋形成手段設置部8bに保持される。吸引された塵埃はシート状フィルター9の中央凹部に貯蓄され、ヒンジ10c、10dを閉じることによって形成される袋内に閉じ込められる。
【選択図】図2

Description

本発明は電気掃除機、特に、集塵部にフィルターを着脱自在に設置する電気掃除機に関するものである。
従来の掃除機において、集塵部に配置されたウレタン等からなるフィルターの清掃等を容易にするため、フィルターの吸気上流側に使い捨てのシート状フィルターを着脱自在に設置して、フィルターの目詰まりを抑制しようとする発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−318915号公報(第5頁、図2)
しかしながら、特許文献1に開示された電気掃除機は、シート状フィルターが集塵部の開閉扉として機能し、シート状フィルターにはフラットな取付面が形成されているため、集塵部に吸引された塵埃はシート状フィルターのフラットな面に付着するだけである。
このため、吸引された塵埃を廃棄するために集塵部を開けた際、塵埃の飛散が抑えられず、また、捕捉した塵埃が付着したシート状フィルターを廃棄する際、シート状フィルターからの舞い上がりを抑えることができず、周囲の清潔性が損なわれて使用者に不快感を与えるという問題があった。
そこで本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、着脱自在なシート状フィルターを設置可能にするものであって、吸引された塵埃およびシート状フィルターを廃棄する時の清潔性を向上させる電気掃除機を提供するものである。
本発明に係る電気掃除機は、吸引力を発生する電動送風機と,前記電動送風機の吸引力により外気と塵埃を吸引するための風路と,前記風路内に塵埃を捕集する集塵部と,前記集塵部内にシート状フィルターを設置可能な構成を有する電気掃除機であって、
塵埃を捕集した前記シート状フィルターを,折りたたんだり袋状に形成したりすることで塵埃を覆う袋形成手段を設けたことを特徴とするものである。
例えば,前記袋形成手段は、一対の略コ字状のフレームと、前記フレーム同士を回動自在に接合するヒンジと、を具備し、前記ヒンジを開いた際に形成される略矩形状の枠体に、前記シート状フィルターの周囲が保持されることを特徴とするものである。
また、前記フレーム内に形成される開口部が風路となるよう構成され、前記フレーム上に前記シート状フィルターを設置することで、塵埃をシート状フィルター上に捕集することができ、更に前記フレームの一端を回動させることにより、シート状フィルターを袋状に形成することが出来るものである。
したがって、本発明に係る電気掃除機は、シート状フィルターが袋状になり、該袋内に捕集された塵埃が収納されるため、集塵部を開けた際、塵埃の飛散が抑えられ、また、シート状フィルターを廃棄する際、捕捉した塵埃の舞い上がりを抑えることができるから、周囲の清潔性が向上して使用者に不快感を与えることがなくなる。
[実施の形態1]
図1〜図3は本発明の実施形態1に係る電気掃除機を模式的に示すものであって、図1は平面視の断面図、図2は集塵部の平面視の断面図、図3の(a)は袋形成手段の平面図、図3の(b)は袋形成手段の断面図である。
(掃除機本体)
図1において、電気掃除機100は、掃除機本体1と、掃除機本体1内に配置された、塵埃を集塵する集塵部2と、集塵部2を通過する風路を形成する電動送風機3とから構成されている。
掃除機本体1の上流側には本体ダストカバー4が設置され、本体ダストカバー4は集塵部2を覆っている。そして、本体ダストカバー4の一部に、ホース5が着脱自在に接続される吸気流入口6が形成されているから、吸気流入口6から集塵部2を経由して電動送風機3に至る風路が形成されることになる。
(集塵部)
図2において、集塵部2は、ケース体7と、フィルター部8とから構成されている。
(ケース体)
ケース体7は二重管構造であって、フィルター部8に回動自在に係止されケース外筒部7aと、ケース外筒部7aに連なるケース天井部7bに形成されたケース開口部7c、ケース開口部7cを包囲してケース天井部7bに設置されたケース内筒部(以下「リブ」と称す場合がある)13とを具備している、すなわち、ケース開口部7cは本体ダストカバー4の吸気流入口6に連通している。
(フィルター部)
フィルター部8は、フィルター外筒部8aと、フィルター外筒部8aの天井に形成された略矩形状のフィルター開口部8cと、フィルター開口部8cの周囲に形成された袋形成手段設置部8bと、を具備している。そして、着脱自在に設置されるシート状フィルター9を保持する袋形成手段10が袋形成手段設置部8bに設置されている。
また、フィルター開口部8cを取り囲む側面11aと、側面11aに接続された底面11bとを具備する一次フィルター11(たとえば、SUSメッシュならなる)が、フィルター外筒部8aの中に設置され、一次フィルター11の底面11bに対峙して二次フィルター12(たとえば、HEPAフィルターからなる)が設置されている。
(シート状フィルター)
シート状フィルター9は、以下の特徴を備えたシートである。
(1)通気性を有する
(2)柔軟性(可撓性)または伸縮性を有している
(3)燃えるごみとして廃棄できる
(4)一辺が180mm〜250mmの略平面形状で構成されている
例えば,ティッシュペーパー等の使用が考えられる。
このようなシート状フィルター9は、袋形成手段10のリブ13の下端にて押さえられている(袋形成手段10については、別途詳細に説明する)。このとき、リブ13の下端が袋形成手段10の開口部の周囲に略等しいため、袋形成手段10のほとんどの範囲はリブ13の外側(リブ13とフィルター外筒部8aとの間)に位置するため、袋形成手段10上にあるシート状フィルター9の周縁部に塵埃が堆積することが防止されている。
なお、シート状フィルター9は、当初袋形成手段10に略平面状に設置されるものであるが、電動送風機3の形成する風路内に置かれているため、下流側に張り出し、やがて、一次フィルター11の内面に張り付いて「懐」を形成している。したがって、吸引された塵埃は、当該懐内に貯留することになる。このとき、シート状フィルター9の空気通過面積(集塵面積に同じ)は、当初の略平面状から、側面11aの面積分だけ大きくなり、捕集することができる塵埃量も増している。
また、図20に示すように、リブ13を袋形成手段10の開口部の内側に位置し1次フィルタ11付近まで突入させるように形成することにより、確実にシート状フィルター9を「懐」状にすることができ、且つシート状フィルター9と1次フィルター11の間に隙間が出来ることによってシート状フィルター9が破損することを抑制することが出来る。
(袋形成手段塵)
図3の(a)は袋形成手段を吸気上流側から見た図であり、図3(b)は図3(a)の線A−Aの断面図である。図3において、袋形成手段10が、一対の略コ字状のフレーム10a、10bと、フレーム10aとフレーム10bをそれぞれの両先端において回動自在に接合する一対のヒンジ10c、10dと、を具備している。したがって、ヒンジ10c、10dを開いた際、一対のフレーム10a、10bによって矩形状の開口部10eを具備する「中抜きの枠体」が形成される。また、ヒンジ10c、10dを閉じた際、一対のフレーム10a、10bによって、相互に重なって略コ字状の二枚板が形成される。
(滑り止め材)
また、袋形成手段10のシート状フィルター9と接触する面(上流側の面に同じ)には、それぞれ摩擦係数が大きな滑り止め材14a、14bが設けられている。これにより、シート状フィルター9が袋形成手段10からずれて、外れることが防止されている。
なお、かかるずれ防止手段はこれに限定するものではない。
さらに、袋形成手段10のフレーム10aには、上流側に突出するフレームピン15が設けられ、フレーム10bにはフレーム孔16が設けられ、ヒンジ10c、10dを閉じた際、フレームピン15はフレーム孔16に侵入するようになっている。たとえば、フレーム孔16の内径が4mmのとき、フレームピン15は、外径3mmの円柱型で先端に平面をもち、フレーム孔16に4mm以上に入り込むよう(高さ4mm以上に同じ)に構成されている。したがって、後記するように、シート状フィルター9の二枚に重なった周縁部は容易に剥離しないことになる(これについては別途詳細に説明する)。
(集塵の廃棄要領)
図4〜図6は本発明の実施形態1に係る電気掃除機における集塵の廃棄要領を模式的に示す側面視の断面図であって、図4は塵埃の貯留形態、図5は集塵の廃棄形態、図6の(a)は一部の拡大図、図6の(b)はシート状フィルターの一部の拡大図である。なお、図2と同じ部分または相当する部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図4において、シート状フィルター9は、前記のように、一次フィルター11(図示しない)の内面に張り付いて「懐」を形成しているから、吸引された塵埃は、当該懐内に貯留している。
図5において、袋形成手段10のヒンジ10c、10dを回転して閉じると、一対のフレーム10a、10bは重なり、シート状フィルター9の開口部は閉じられて「袋」状になるから、貯留された塵埃は完全に覆われたことになる。
(シート状フィルターの嵌合)
図6の(a)において、フレーム孔16にフレームピン15が侵入した時、シート状フィルター9の二枚に重なった周縁部の当該範囲は、フレームピン15に押されて、穴16に押し込まれ、嵌合状態になる。このとき、シート状フィルター9の一部が引き伸ばされることにより「窪み跡」が形成される。シート状フィルター9の引き伸ばされた部分はささくれ立ち、加えて勘合時にシート状フィルター同士が圧着されるので、該窪み跡に大きな摩擦力が生じ、シート状フィルター9の当該範囲における嵌合状態が堅固に保持され、容易に離脱しないことになる(図6の(b)参照)。
また,勘合時には,フレームピン15に押し出される外側のシート状フィルター9も引っ張られることによりピン同士の間に折り目が形成され,塵埃がシート状フィルター外に漏れるのを抑制している。
なお、シート状フィルター9にティッシュペーパーを使用した場合、図21(a)に示すように、袋形成手段10のシート状フィルター9の折り曲げる位置(概ねヒンジ10c、10d付近)から最寄のピンまでの距離Xを13mm以下にすることにより、図21(b)に示すように、シート状フィルター9(テッシュペーパー)に前記折り目を確実に形成することができ、テッシュペーパーを確実に密閉性の高い「袋」状を形成することが出来る。
なお、かかる嵌合はこれに限定するものではなく、たとえば、袋形成手段10に、断面三角状の山および谷、断面波型の山と谷等の凹凸部あるいは凹凸溝を設け、それらの嵌合により、シート状フィルターの縁を閉じ合わせる構成であったり、シート状フィルターを袋形成手段10上に接着する構成(たとえば、両面テープ、接着剤、粘着剤、水分、熱、圧力などにより、縁を閉じ合わせる構成)であったりしてもよい。
したがって、袋形成手段10のヒンジ10c、10dを回転して開くと、シート状フィルター9の前記窪み跡はその形状のまま堅固に保持された状態で、フレーム孔16およびフレームピン15から離脱し、シート状フィルター9は袋状のまま、袋形成手段10(フレーム10a、10b)から取り外される。すなわち、シート状フィルター9の周辺部は堅固に重なったままであるから、略密閉された「袋」状が維持される。
よって、吸引された塵埃を、当該袋に閉じこめた状態で電気掃除機100から回収することができるから、かかる袋状のシート状フィルター9を廃棄するだけで、塵埃の舞い上がりを防ぎながら、塵埃と使用済みのシート状フィルター9との両方を廃棄することが可能になり、廃棄時の清潔性を向上させることができる。
なお、袋形成手段10は電気掃除機100に着脱自在に設置されるものであっても、フレーム10aまたはフレーム10bの何れか一方が電気掃除機100に固定(たとえば、着脱が容易でなく、たとえば、ネジ止めされている等)されているものであってもよい。
また、以上は一次フィルター11と二次フィルター12との両方が設置されたものを示しているが、一次フィルター11は通気性を具備してシート状フィルター9を所定の形状に保持できるものである限り、塵埃をろ過する機能を具備しないもの(いわゆるフィルター機能を具備しないもの)であってもよく、さらに、二次フィルター12が撤去されたものであってもよい。
(実施の形態1のバリエーション)
以上の説明から明らかなように、本発明における袋形成手段10において、フレーム10a、10bの大きさ・厚さ、ヒンジ10c、10dの形式、滑り止め材14a、14bの材質や設置方法、フレームピン15および穴16の形状、数量や設置間隔(分布)等、は図示するものに限定するものではない。
図7〜図9および図22は、本発明の実施形態1に係る電気掃除機における袋形成手段のバリエーションを例示するものであって、それぞれの(a)は上流側から見た平面図、それぞれの(b)は(a)の線A−Aにおける断面図である。なお、図2と同じ部分または相当する部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
(長円孔)
図7の(a)において、袋形成手段10xに設けられたフレーム孔16xは、ヒンジ10c、10dを結ぶ線(回動軸に同じ)に垂直な方向に長い略長円形(含む楕円)に形成され、フレームピン15は円柱状である。したがって、フレームピン15がフレーム孔16xに侵入する際、シート状フィルター9の重なった当該範囲が、回動軸に垂直な範囲で過剰に挟圧ないし摺動されることがなく、一方、回動軸に平行直な範囲では一定の間隔を維持したまま挟圧されることになる。
よって、前記窪み跡は、その形状のまま堅固に保持された状態で、安定して形成されることになる。
(傾斜ピン)
図8の(a)および(b)において、袋形成手段10yに設けられた穴16yの厚さ方向の形状が、ヒンジ10c、10dを結ぶ線(回動軸に同じ)に近い側が円弧状を呈し、遠い側が直線状を呈している。一方、フレームピン15は断面円形であって、回動軸側に係止した円弧状を呈している。このとき、穴16yの円弧およびフレームピン15の円弧は何れも、回動軸を中心とする同心円と略一致している。したがって、フレームピン15yがフレーム孔16yに侵入する際、シート状フィルター9の重なった当該範囲が、回動軸に近い範囲においても、回動軸に平行直な範囲と同様に、一定の間隔を維持したまま挟圧されることになる。よって、前記窪み跡は、その形状に、さらに堅固に保持された状態で、安定して形成されることになる。
(不均一高さピン)
図9の(a)および(b)において、袋形成手段10zに設けられたフレームピン15zの高さ(突出量)は、回動軸に近い程短く、回動軸から遠くなる程長い構成になっている。これにより、全てのフレームピン15zがフレーム孔16に略同時に侵入するため、シート状フィルター9の周縁部に前記窪み後が略同時に形成され、シート状フィルター9は袋状になることになる。
なお、以上例示した袋形成手段10x、10y、10zの各形態は、それぞれ組み合わせることができるものであるから、たとえば、長円孔に傾斜ピンを挿入したり、傾斜ピンの高さを不均一にしたりしてもよい。
(半球ピン)
図22の(a)および(b)において、袋形成手段10に設けられたフレームピン15の先端は、略半球状の構成になっている。これにより、フレームピン15がシート状フィルター9を押し込む際に発生する力の作用する範囲が円柱状に比べて小さいのでシート状フィルター9が破断しやすくなり、勘合時に必要な力を小さくすることが出来る。
(四角錐状または平面状の一次フィルター)
図10および図11は、本発明の実施形態1に係る電気掃除機における一次フィルターのバリエーションを例示する側面視の断面図である。なお、図2と同じ部分または相当する部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図10において、集塵部2xにおける一次フィルター11xは、フィルター開口部8cを取り囲む側面11cと、側面11cに接続された底面11dとを具備する略四角錘状であって、たとえば、SUSメッシュによって形成されている。すなわち、フィルター開口部8cの面積(縦および横の距離)が底面11dの面積(縦および横の距離)よりも大きく、側面11cが傾斜していることにより、塵埃をシート状フィルター9の中央付近に集めることができる。
また、ケース体7xは単管構造(二重管でない)であって、ケース外筒部7aのフィルター部8に近い位置に内側に突出するケースフランジ7dが設けられ、ケースフランジ7dに短いリブ13xが設置されている。
図11において、集塵部2yにおける一次フィルター11yは平面状であって、二次フィルター12に当接し、さらに、一次フィルター11yにシート状フィルター9が直接設置されている。 すなわち、フィルター部8は特別の袋形成手段設置部を具備していない。このため、シート状フィルター9には、袋形成手段10の厚さ部の凹部が形成され、かかる凹部に吸引した塵埃が貯留されることになる。
また、ケース体7yは単管構造(二重管でない)であって、ケース外筒部7aのフィルター部8に近い位置に内側に突出するケースフランジ7e、7fが設けられている。
そして、ケースフランジ7eは袋形成手段10のフレームピン15が形成されたフレーム10aを押さえ(フレームピン15に相当する位置に凹部が形成されている)、ケースフランジ7fは袋形成手段10のフレーム孔16が形成されたフレーム10bの略前面を押さえている。
[実施の形態2]
図12は本発明の実施形態2に係る電気掃除機を模式的に示す平面視の断面図である。
なお、実施の形態1(図1、図2)と同じ部分または相当する部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。図12において、電気掃除機200は、集塵部2に両端が開口した筒状の留め筒20を有し、留め筒20内に、底付きの筒状に成形されたシート状フィルター9が着脱自在に挿入されている。また、留め筒20の一方の端部(下流側)に連なって一次フィルター11と二次フィルター12が重なるように設置され、二次フィルター12の下流側に電動送風機3が設置されている。
したがって、すなわち、電動送風機3によって吸引された空気は、ホース5から、吸気流入口6を経由して集塵部2(留め筒20に同じ)に流入し、シート状フィルター9において集塵され、さらに一次フィルター11と二次フィルター12とを通過することになる。
(シート状フィルター)
図13は、図12に示す電気掃除機に設置されるシート状フィルターを模式的に説明する平面視の断面図であって、(a)は留め筒に挿入される前の状況、(b)は留め筒に挿入された後の状況、(c)は集塵状況、(d)は廃棄状況である。
図13の(a)において、シート状フィルター9は筒状に巻かれて、一方の端部側(図中、イ−ロの範囲、たとえば、該筒の長さの1/3範囲)が留め筒20の外面に巻き付いた様相を呈している(把持している場合と、部分的に隙間を有し回転または軸方向に容易に移動する場合とがある)。
図13の(b)において、シート状フィルター9は留め筒20内に挿入されている。このとき、シート状フィルター9の一方の端部側(図中、イ−ロの範囲)は留め筒20の外面に巻き付いた様相のままであるものの、シート状フィルター9の中央範囲(図中、ロ−ハの範囲)は留め筒20の内面に対峙し、シート状フィルター9の他方の端部側(図中、ハ−ニの範囲)は一次フィルター11に押し付けられた様相を呈している。
つまり、シート状フィルター9は挿入に際して内外が反転(裏返)されているから、図13の(a)において筒の外面であった面が、図13の(b)においては筒の内面になっている。
また、かかる挿入操作は、たとえば、一次フィルター11から流出する方向に留め筒20に空気を吸引することで実行されるものである。すなわち、かかる空気の吸引によって、シート状フィルター9の中央範囲および他方の端部側(図中、ロ−ニの範囲)は留め筒20内に引き込まれ、一次フィルター11に当接した範囲(図中、ハ−ニの範囲)は折り重なってコップ形状を形成することになる。
図13の(c)において、吸引された空気に混在した塵埃はシート状フィルター9のコップ形状の底部(折り重なった範囲を含む)において捕集され、かかるコップの内部に貯留されている。
図13の(d)において、コップ状のシート状フィルター9を留め筒20から抜き出して、一方の端部側(図中、イ−ロの範囲)またはその近くを閉じれば、開口部のない袋が形成されることになる。よって、吸引された塵埃を、当該袋に閉じこめた状態で電気掃除機200から回収することができるから、かかる袋状のシート状フィルター9を廃棄するだけで、塵埃の舞い上がりを防ぎながら、塵埃と使用済みのシート状フィルター9との両方を廃棄することが可能になり、廃棄時の清潔性を向上させることができる。
(筒形成装置)
図14は、図13に示すシート状フィルターを筒状に成形する筒形成装置を模式的に説明するものであって、(a)は斜視図、(b)は正面図である。
図14の(a)、(b)において、留め筒20は軸中心を中心にして回転駆動されるものであって、留め筒20との間に所定の隙間を形成する(あるいは当接する)引き込みローラ31と、留め筒20との間に所定の隙間を形成する引き込みガイド32と、留め筒20の外面の周速とローラ31の外面と周速とが等しくなるように、それぞれを回転駆動する図示しない回転駆動機構と、が設置されている。
したがって、留め筒20とローラ31とを回転駆動しながら、両者の隙間にシート状フィルター9を差し込めば、シート状フィルター9は留め筒20と引き込みガイド32との間に引き込まれる。このとき、前記隙間に差し込まれる幅は全幅の、たとえば、1/3程度であっても、かかる1/3幅の成形に伴って全幅が筒状に成形されることになる。
なお、引き込みローラ31の配置数量(円周方向の数量や間隔)や、引き込みガイド32の配置範囲(円周方向を覆う範囲)等は、図示するものに限定するものではなく、適宜選定可能な設計的事項である。また、引き込みローラ31の設置を省略して、留め筒20の回転のみで前記成形を実行するようにしてもよい。このとき、留め筒20の外面に円周方向に滑り難くする表面処理(たとえば、スプライン加工)を施してもよい。
[実施の形態3]
図15〜図18は本発明の実施形態3に係る電気掃除機を模式的に示すものであって、図15は一部を透視した斜視図、図16は平面視の断面図、図17はシート状フィルター9を筒状に成形する様子を示す斜視図、図18は使用状況を示す平面視の断面図である。なお、図12と同じ部分または相当する部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図15〜図17において、電気掃除機300は、集塵部2に連通する搬送路17が設置され、搬送路17に連通して退避室18が設けられている。退避室18には円筒形状の留め筒20が配置され、円筒状に成形されたシート状フィルター9が装着可能な構成となっている。
また、退避室18は開閉可能なカバー19に覆われており、集塵部2と搬送路17とは一体化したカバー体(図示しない)とともに、横方向にスライド可能な構成となっている。
また、留め筒20の吸気下流側の底面にメッシュ等の通気性のある仕切り(図示しない)が設置され、留め筒20から電動送風機3に向かう風路50が形成されている。したがって、前記要領によってシート状フィルター9は留め筒20に巻き取られ、円筒形を形成する。このとき、シート状フィルター9の片側を全幅の3分の1は留め筒20の側面に固定し、残りは自由端のまま、巻き取る構成とする。そうすると、吸気によってシート状フィルター9は留め筒20内に吸い込まれてコップ形状に成形される。
なお、集塵部2はサイクロン構造をもつものであって、集塵部2から電動送風機3に直接向かう風路40が形成され、風路40と風路50とを切り替える切替弁45が設置されている。したがって、切替弁45を回動して風路40を開通して風路50を閉鎖すると、集塵部2において集塵され、集塵部2がサイクロン構造によっていることから、集塵部2に堆積した塵埃は搬送路17を通って、退避室18(留め筒20に同じ)に移送される(図18の(a)参照)。
そこで、切替弁45を回動して風路50を開通して風路40を閉鎖すると、搬送路17および退避室18に移送されていた塵埃は、留め筒20内に吸引され、コップ形状のシート状フィルター9内に押し付けられた(パッキングされた)状態で収納される(図18の(b)参照)。
そうすると、実施の形態2において説明したように、塵埃は押し付けられた(パッキングされた)状態でコップ形状のシート状フィルター9内に略密封されたまま捨てることができるから、廃棄する頻度が減少すると共に、廃棄時の舞い上がりを防ぐことができる。
[実施の形態4]
図19は本発明の実施形態4に係る電気掃除機を模式的に示すものであって、図19の(a)は集塵部の平面視の断面図、図19の(b)は集塵状態における袋形成手段の断面図である。なお、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
電気掃除機400が有するフィルター部80は、袋形成手段設置部8bに複数の設置部ピン8dが設置されている。また、電気掃除機400に着脱自在に取り付けられる袋形成手段60は、一対の略コ字状のフレーム10a、10bと、フレーム10aとフレーム10bをそれぞれの両先端において回動自在に接合する一対のヒンジ10c、10dと、を具備している。
そして、袋形成手段60のフレーム10aには、複数の設置部ピン8dが貫通するフレーム孔16aが設けられ、同様に、フレーム10bにもフレーム孔16bが設けられている。このとき、設置部ピン8dの突出量(高さ)がフレーム10aの厚さよりも大きいため、ヒンジ10c、10dを閉じた際、設置部ピン8dは、フレーム孔16aを貫通して、フレーム孔16bに侵入する。
そうすると、袋形成手段60のヒンジ10c、10dを回転して閉じると、一対のフレーム10a、10bは重なり、シート状フィルター9の開口部は閉じられて「袋」状になり、貯留された塵埃は完全に覆われると共に、設置部ピン8dがフレーム孔16bに侵入するから、シート状フィルター9の二枚に重なった周縁部の当該範囲は、設置部ピン8dに押されて、フレーム孔16bに押し込まれ、嵌合状態になる。このとき、「窪み跡」が形成され、該窪み跡に生じる摩擦力によって、シート状フィルター9の当該範囲における嵌合状態が堅固に保持され、容易に離脱しないことになる(図6の(b)参照)。
よって、実施の形態1と同様に、簡単な作業によって、塵埃の舞い上がりを防ぎながら、塵埃と使用済みのシート状フィルター9との両方を廃棄することが可能になり、廃棄時の清潔性を向上させることができる。さらに、袋形成手段60は突出するピン部分を具備せず、しかもフレーム10aおよびフレーム10bを同一形状にすることができるため、軽量化(素材量の減少)および成形金型の集約等により製造コストが安価になる。また、設置部ピン8dが袋形成手段60を袋形成手段設置部8bに取り付ける際の、位置決め手段(案内手段)になるため、取り付けが容易になると共に、特別の位置決め手段を設ける必要がなくなる。
[実施の形態5]
図23は本発明の実施の形態5に係る電気掃除機を模式的に示すものであって、図23の(a)は集塵部の平面視の断面図、図23の(b)は塵埃圧縮状態における袋形成手段の断面図、図23の(c)は廃棄時の断面図である。なお、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図23(a)に示すように、集塵部2は、湾曲した一対のフレーム70からなる袋形成手段10と1次フィルター11とフィルター部8とで構成され、フレーム70はシート状フィルター9の四隅を少なくとも保持することが可能であり、フレーム70と1次フィルター11上にシート状フィルター9を設置する。塵埃吸引後、図23(b)のように、一対のフレーム70をそれぞれ中央に可動させることで、シート状フィルター9の両端部が近接する。これにより、シート状フィルター9を略袋状にすることが出来るので、図23(c)のように、塵埃を覆ったシート状フィルター9を取り出し、中の塵埃に触れることなく、塵埃を廃棄することが出来る。
なお、フレーム70は板状であっても良い。
以上より、本発明の電気掃除機は、使い捨て可能なシート状フィルターを用いて、貯留した塵埃と使用済みシート状フィルターとの両方を、塵埃を舞い上がらせることなく廃棄することができるから、家庭用および事業用の各種電気掃除機として広く利用することができる。
本発明の実施形態1に係る電気掃除機を模式的に示す平面視の断面図。 図1に示す電気掃除機の集塵部を模式的に示す平面視の断面図。 図1に示す電気掃除機の袋形成手段を模式的に示す平面図。 図1に示す電気掃除機における塵埃の貯留形態を模式的に示す断面図。 図1に示す電気掃除機における集塵の廃棄形態を模式的に示す断面図。 図1に示す電気掃除機におけるシート状フィルターの一部の拡大図。 図1に示す電気掃除機における袋形成手段のバリエーションを示す平面図等。 図1に示す電気掃除機における袋形成手段のバリエーションを示す平面図等。 図1に示す電気掃除機における袋形成手段のバリエーションを示す平面図等。 電気掃除機における一次フィルターのバリエーションを示す断面図。 電気掃除機における一次フィルターのバリエーションを示す断面図。 本発明の実施形態2に係る電気掃除機を模式的に示す平面視の断面図。 図12におけるシート状フィルターを模式的に説明する断面図。 図13におけるシート状フィルターの筒形成装置を説明する斜視図等。 本発明の実施形態3に係る電気掃除機を模式的に示す斜視図。 本発明の実施形態3に係る電気掃除機を模式的に示す平面視の断面図。 図15におけるシート状フィルターを成形する様子を示す斜視図。 図15に示す電気掃除機の使用状況を示す平面視の断面図。 本発明の実施形態4に係る電気掃除機を模式的に示す平面視の断面図等。 電気掃除機における集塵部のバリエーションを示す断面図。 図1における袋形成手段のバリエーションを示す平面図等。 図1における袋形成手段のバリエーションを示す平面図等。 本発明の実施形態5に係る電気掃除機を模式的に示す平面視の断面図等。
符号の説明
1:掃除機本体、2:集塵部、2x:集塵部、2y:集塵部、3:電動送風機、4:本体ダストカバー、5:ホース、6:吸気流入口、7:ケース体、7x:ケース体、7y:ケース体、7a:ケース外筒部、7b:ケース天井部、7c:ケース開口部、7d:ケースフランジ、7e:ケースフランジ、7f:ケースフランジ、8:フィルター部、8a:フィルター外筒部、8b:袋形成手段設置部、8c:フィルター開口部、9:シート状フィルター、10:袋形成手段(実施の形態1)、10x:袋形成手段、10y:袋形成手段、10z:袋形成手段、10a:フレーム、10b:フレーム、10c:ヒンジ、10d:ヒンジ、10e:開口部、11:一次フィルター、11x:一次フィルター、11y:一次フィルター、11a:側面、11b:底面、11c:側面、11d:底面、12:二次フィルター、13:リブ、13x:リブ、14a:滑り止め材、14b:滑り止め材、15:フレームピン、15y:フレームピン、15z:フレームピン、16:フレーム孔、16x:フレーム孔、16y:フレーム孔、17:搬送路、18:退避室、19:カバー、20:留め筒(実施の形態2、3)、31:ローラ、32:ガイド、40:風路、45:切替弁、50:風路、60:袋形成手段(実施の形態4)、80:袋形成手段設置部(実施の形態4)、100:電気掃除機(実施の形態1)、200:電気掃除機(実施の形態2)、300:電気掃除機(実施の形態3)、400:電気掃除機(実施の形態4)。

Claims (28)

  1. 掃除機本体に電動送風機を備え,前記電動送風機の吸引力により外気と塵埃を吸引するための風路と,前記風路内に塵埃を捕集する集塵部などを有する電気掃除機において、
    前記集塵部内にシート状フィルターを配設可能とし、前記シート状フィルターを略袋状に成形する袋形成手段を備えたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記集塵部には塵埃を捕集する固定フィルターを有し、
    前記袋形成手段は、
    遠心力や慣性力により空気と塵埃を分離する分離手段と固定フィルターとの間に配設されることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 前記袋形成手段は、
    前記シート状フィルターの端部同士を近接または接触させ、袋状を形成することを特徴とする請求項1または2いずれか記載の電気掃除機。
  4. 前記袋形成手段は、
    前記シート状フィルターの端部同士を接合、または勘合する機能を有することを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の電気掃除機。
  5. 前記袋形成手段は、
    開口部を有する枠体で構成され、
    前記開口部を塞ぐ構造を有することを特徴とする前記請求項1〜4いずれか記載の電気掃除機。
  6. 前記袋形成手段は、
    前記シート状フィルターの保持部分を有する一対の略コ字状のフレーム同士をヒンジで接続した枠体で形成されることを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の電気掃除機。
  7. 前記袋形成手段は、
    一方のフレームのシート状保持部分には突出するピンを設け、
    他方のフレームのシート状保持部分には前記ヒンジが回動した時に前記ピンが侵入可能な孔部を穿設して形成されることを特徴とする請求項6に記載の電気掃除機。
  8. 前記袋形成手段の両方のフレームに孔部を形成するとともに、
    前記袋形成手段が集塵部内に配設された際の一方のフレームの孔部の位置に、前記孔部を貫通して突出するピンが設置されたことを特徴とする請求項6記載の電気掃除機。
  9. 前記ピンは、前記フレーム上に複数本形成され、かつ前記ヒンジに近くなる程、短くなるようにしたことを特徴とする請求項7または8いずれか記載の電気掃除機。
  10. 前記ピンは、前記ヒンジ側に傾斜し、かつ前記ヒンジ側を中心とした略円弧形状に形成することを特徴とする請求項7〜9いずれか記載の電気掃除機。
  11. 前記ピンの先端は、前記孔部に4mm以上侵入自在になるように形成したことを特徴とする請求項7〜10いずれか記載の電気掃除機。
  12. 前記ピンは、先端に平面が形成されていることを特徴とする請求項7〜11いずれか記載の電気掃除機。
  13. 前記ピンは、先端に球面が形成されていることを特徴とする請求項7〜11いずれか記載の電気掃除機。
  14. 前記孔部は、対向するフレームに向かって径が長い略長円形(含む楕円)に形成されたことを特徴とする請求項7〜12いずれかに記載の電気掃除機。
  15. 前記ピンは、前記ヒンジ外周面から13mm以内に設置することを特徴とする請求項7〜13いずれか記載の電気掃除機。
  16. 前記袋形成手段は、
    前記集塵室から着脱自在に配設することを特徴とする請求項1〜15記載の電気掃除機。
  17. 掃除機本体に電動送風機を備え,前記電動送風機の吸引力により外気と塵埃を吸引するための風路と,前記風路内に塵埃を捕集する集塵部などを有し、
    前記集塵部内にシート状フィルターを配設可能とし、前記シート状フィルターを略袋状に成形する袋形成手段を備えた電気掃除機において、
    前記集塵部は、一方の面に開口した風路開口部を有するケース体と、前記ケース体の風路開口部を覆うように配置された固定フィルターで形成され、
    前記シート状フィルターを、前記風路開口部と前記固定フィルターとの間、もしくは前記風路開口部と前記袋形成手段の間に保持可能にしたことを特徴とする電気掃除機。
  18. 前記袋形成手段は開口部を有する枠体で構成され、前記開口部の内縁に沿うように、前記ケース体の内壁面にリブを設けたことを特徴とする請求項17記載の電気掃除機。
  19. 前記シート状フィルターは、前記袋形成手段とケース体のリブの端縁とによって挟まれて保持されることを特徴とする請求項18記載の電気掃除機。
  20. 前記袋形成手段は開口部を有する枠体で構成され、前記開口部の内側でかつ前記シート状フィルターを押し込む位置まで突出するように、前記ケース体の内壁面にリブを設けたことを特徴とする請求項17記載の電気掃除機。
  21. 前記リブにより、前記ケース内に風路が形成されることを特徴とする請求項16〜20のいずれか記載の電気掃除機。
  22. 前記袋形成手段は、前記シート状フィルターの保持部分を有する一対の略コ字状のフレーム同士をヒンジで接続した枠体で形成され前記枠体は、前記ヒンジを開いた際に形成される開口部を具備する通気性のない平板であって、前記開口部の下流側に、前記開口部を包囲する側面と該側面に連なる底面とからなる通気性を有する固定フィルターが設置され、前記シート状フィルターを設置した際、前記固定フィルターの内部に沿って前記シート状フィルターが設置自在であることを特徴とする請求項17〜21のいずれか記載の電気掃除機。
  23. 前記固定フィルターが、前記枠体の開口部に向かって広くなる略四角錐状であることを特徴とする請求項22記載の電気掃除機。
  24. 前記袋形成手段は、両端面が開口した筒体で、
    該筒体の内部に前記シート状フィルターが挿入され、挿入された前記シート状フィルターは、奥部が折り重なって底付きコップ状を呈し、前記コップ状の中に捕集された塵埃が収納されることを特徴とする請求項1または2いずれか記載の電気掃除機。
  25. 前記袋形成手段の下流側の端面に、通気性を具備する固定フィルター(一次フィルター)を配設したことを特徴とする請求項24記載の電気掃除機。
  26. 前記袋形成手段の外面に、所定の間隔を介して設置されたガイド手段と、中心軸を中心にして前記袋形成手段を回転駆動する回転手段とを有し、前記シート状フィルターの幅方向の一部が前記袋形成手段の回転によって前記袋形成手段と前記ガイド手段との隙間に巻き込まれ、前記シート状フィルターの全幅が筒状に成形され、かつ、該成形された筒状の一部が、前記電動送風機が形成した風の流れによって前記袋形成手段内に吸引されることを特徴とする請求項24または25いずれか記載の電気掃除機。
  27. 前記袋形成手段のシート状フィルター保持部分に、滑り止め部を設けたことを特徴とする請求項1〜26いずれか記載の電気掃除機。
  28. 前記袋形成手段の下流側に、塵埃を捕集する1または2以上のフィルターが設置されていることを特徴とする請求項1〜27いずれか記載の電気掃除機。
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