JP2004229827A - 集塵装置及びそれを用いた電気掃除機 - Google Patents

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Sadao Fukushima
定男 福島
Noriyuki Murao
則行 村尾
Sadamoto Kodera
定基 小寺
Tomio Tanigawa
富夫 谷川
Takaya Azumi
喬哉 安積
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Abstract

【課題】捕集効率を低下させずに細塵の巻き上げを防ぐことができ、また捕集効率を低下させずに吸込仕事率を増加させることができる集塵装置及びそれを用いた電気掃除機を提供する。
【解決手段】吸引経路に配置されるダストボックス10内に、第1サイクロン筒体(外側フィルタフィクスチャ11)を配設し、この第1サイクロン筒体11とダストボックス10内壁との間に第1サイクロン空間22を形成し、第1サイクロン筒体11内に第2サイクロン筒体(内側フィルタフィクスチャ12)を配設して、この第2サイクロン筒体12内に第2サイクロン空間40を形成し、当該第2サイクロン筒体12のダストボックス10底面側の側壁に開口部38を形成した。また、第2サイクロン筒体12内の上部に短めの排気筒26を形成した。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、サイクロン式の集塵装置及びそれを用いた電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、使い捨ての集塵用紙パックを用いずに、掃除機本体の吸引経路に着脱自在に装着され、内部で渦巻状の空気の流れ(いわゆる、サイクロン)を発生させる集塵ケース内に筒状のフィルタを備えて、サイクロンによる遠心分離とフィルタにより濾過された塵埃を集塵ケース内に蓄積できるようにしたサイクロン式の集塵装置を用いた電気掃除機が知られている。
【0003】
サイクロン式の電気掃除機としては、例えば特許文献1に関わる塵埃分離装置を備えた電気掃除機等が知られている。
【0004】
特許文献1に示されたサイクロン式の電気掃除機は、ダストボックス内部に内側サイクロンケースを設けることにより、2重のサイクロンを発生させるものである。内側サイクロンケースの下部は、サイクロンチューブによってダストボックスの第1サイクロン空間に対して気密的に閉じられている。内側サイクロンケースの上部は、通気性を有するシュラウドを介してダストボックスの第1サイクロン空間に連通している。
【0005】
内側サイクロンケース上端の排気口に接続された電動送風機などによって発生される負圧により、塵埃を含んだ空気は、外部から吸気管を通してダストボックス内部の第1サイクロン空間へ導入され、第1サイクロン空間内部で旋回し、比較的大きな塵埃が落下してサイクロンチューブ上に堆積する。さらに、シュラウドを介して内側サイクロンケース内部の第2サイクロン空間へ導入され、第2サイクロン空間内部で旋回し、微細塵埃が落下してサイクロンチューブ内の下側に堆積する。塵埃を除去された空気は、内側サイクロンケース上端の排気口から排出される。
【0006】
また、本願出願人は、特願2002−325474号等において、ダストボックス内に外側フィルタフィクスチャと内側フィルタフィクスチャを配設して、ダストボックス内壁と外側フィルタフィクスチャとの間に第1サイクロン空間を形成し、内側フィルタフィクスチャ内に第2サイクロン空間を形成する集塵装置及びそれを用いた電気掃除機を提案している。内側フィルタフィクスチャの下端にはダストボックス底面と対向する開口部が形成され、内側フィルタフィクスチャ内の上部には排気筒が形成されている。
【0007】
【特許文献1】
特表平10−511880号公報(図1)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来のサイクロン方式のものは、ダストボックス内の外側・内側と2回遠心分離を行うことにより、ダストボックス内の細塵捕集効率を向上させてきた。
【0009】
例えば、上記本願出願人による2重のサイクロン方式では、ダストボックス内壁に沿って外側の旋回流により第1の遠心分離が起こり、続いて外側フィルタフィクスチャ内の流路を通過して第2の旋回流を起こし、内側フィルタフィクスチャの内部で第2の遠心分離が起こる。そして、塵埃の分離を行った空気のみを上部の排気筒より吸い上げるようにしている。
【0010】
ここで、上記方式では、内側フィルタフィクスチャの内側集塵部への開口部とダストボックス底面との距離を8mm以下にしないと、一度捕集した細塵の巻き上げを完全には防ぐことができないという課題が生じてきた。しかし、このようにすると、細塵の捕集効率も低下する。
【0011】
また、上記排気筒の長さと内径により、吸込仕事率と捕集効率が大幅に変動する。すなわち、排気筒の長さが短いほど、また筒内径が大きいほど、吸込仕事率は増加するが、捕集効率は減少するので、これらをどのように設定するかが課題になっている。
【0012】
そこで、本願発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、捕集効率を低下させずに細塵の巻き上げを防ぐことができ、また捕集効率を低下させずに吸込仕事率を増加させることができる集塵装置及びそれを用いた電気掃除機を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本願発明に係る集塵装置は、吸引経路に配置されるダストボックス内に、第1サイクロン筒体を配設し、この第1サイクロン筒体と前記ダストボックス内壁との間に第1サイクロン空間を形成し、前記第1サイクロン筒体内に第2サイクロン筒体を配設して、この第2サイクロン筒体内に第2サイクロン空間を形成し、当該第2サイクロン筒体のダストボックス底面側の側壁に開口部を形成したことを特徴とするものである。
【0014】
また、前記第1サイクロン筒体は、フィルタが装着された円筒状のフィルタ枠体から成ることを特徴とするものである。
【0015】
また、前記開口部の幅寸法を前記第2サイクロン筒体の遠心分離部内径の2分の1以下に設定したことを特徴とするものである。
【0016】
また、前記開口部を前記第2サイクロン筒体内への空気流の導入部の先端から45度〜135度の角度範囲に形成したことを特徴とするものである。
【0017】
また、前記第2サイクロン筒体内の上部に短めの排気筒を形成したことを特徴とするものである。
【0018】
一方、本願発明に係る電気掃除機は、電動送風機を内蔵し、その吸引経路に上記のいずれかに記載の集塵装置を配置したことを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の一実施形態を図1〜図20を参照して詳細に説明する。
【0020】
本実施形態の電気掃除機は、図1〜図4に示すように、キャニスタータイプの掃除機本体1の前部に、サイクロン式の集塵装置2が上方から挿入されることにより着脱自在に設けられ、掃除機本体1の後部には電動送風機3が内蔵されている。また、掃除機本体1の前面部の連結口4には、図示しない吸込ホースや延長管を介して吸込具が連結されるようになっている。また、掃除機本体1には、床面を容易に移動できるように、キャスター式の前輪5と一対の大径の後輪6,6が備えられている。
【0021】
上記掃除機本体1は、図4に示すように、下ケース1aと上ケース1bで電動送風機3を囲っていて、電動送風機3からの排気は矢印で示すように、上ケース1bの後部に形成された排気スリット1cから上ケース1b外に排出されようになっている。また、上記排気スリット1cを含む上ケース1b後部側を覆うようにケースカバー1dが設けられて、このケースカバー1dの背面側上部に多数の排気孔1eが形成されている。上ケース1bの排気スリット1cとケースカバー1dの排気孔1eは連通しており、ケースカバー1dの排気孔1eは上ケース1bの排気スリット1cよりも高い位置にあると共に、排気孔1e自体に斜め上向きの角度がつけられている。
【0022】
排気孔1eに上向きの角度をつけただけでは、排気の風向きを十分に上向きに変えるのは難しく、床面の埃の舞い上がりを確実に防ぐことができなかったが、上記のように構成することにより、排気スリット1cから排気孔1eに至る経路で上方向に風向きが規制され、排気孔1eを通過した後も上方向に向かって広がってゆくので、床面の埃の舞い上がりを確実に防ぐことができるようになっている。
【0023】
一方、図5〜図20等に示すように、集塵装置2は、図8に示す如く横断面形状が略Dカット形状に形成されたダストボックス10の内側に、第1サイクロン筒体となる略円筒状の外側フィルタフィクスチャ(フィルタ枠体)11と、第2サイクロン筒体となる内側フィルタフィクスチャ12が配置されており、ダストボックス10は内部に溜まった塵埃や塵埃の旋回が外から見えるように透明又は半透明の合成樹脂などで形成されている。また、外側フィルタフィクスチャ11は、図9に示すように、その上部外周面に形成された開口部13がメッシュ状のフィルタ14で覆われている。
【0024】
上記ダストボックス10の略Dカット形状における直線部である前面上部には吸気管15が突設され、この吸気管15の先端側開口16は、掃除機本体1の前面側中央部に形成された前記連結口4と直接連結できるように、ダストボックス10の前面側上部の略中心付近に形成されている。
【0025】
また、図8に示すように、ダストボックス10内面に開口する吸気管15の吸込口17には、片側に壁18が設けられていて、上記のように吸気管15が中央部に形成されていても矢印で示すように吸込風の流れを変えて、ダストボックス10内部で発生する旋回流(サイクロン)の流れる方向(図8においては時計回り方向)へ案内するようになっている。
【0026】
上記ダストボックス10は、横断面形状が略Dカット形状に形成されているので、ダストボックス10内壁と外側フィルタフィクスチャ11間に形成される後述の第1サイクロン空間22は、ダストボックス10の吸込口17の両側に流路幅(断面積)が他より広く形成された幅広部22aを有し、吸込口17とその反対側が幅狭部22bとなる。従って、第1サイクロン空間22における流速に変化が生じ、幅狭部22bでは流速が速くなり、幅広部22aでは流速が遅くなる。流速が速い幅狭部22bでは遠心分離作用が大きくなって塵埃がダストボックス10内壁側に分離され、この分離された塵埃が幅広部22aで流速が遅くなる旋回流の澱みによって落下して塵埃の溜まりになる。
【0027】
また、ダストボックス10の横断面形状が略Dカット形状であるので、ダストボックス10の前後方向の小型化を実現でき、これが装着される掃除機本体1の小型化も実現できるが、この場合、外側フィルタフィクスチャ11のフィルタ14への塵埃(綿ごみ等)の貼り付きと細塵の捕集効率に影響を及ぼす値である,外側フィルタフィクスチャ11とダストボックス10内壁との距離A(図11参照)をある程度確保することと、Dカット前の吸込仕事率を維持するために後述の排気筒26の内径B(図11参照)を確保することが困難になる。
【0028】
そこで、本実施形態においては、図11に示すように、フィルタフィクスチャ11,12の中心軸C1をDカット前のダストボックス10の中心軸C2に対して略Dカット形状の円弧部側(図11の右側)に偏心させることにより、外側フィルタフィクスチャ11とダストボックス10内壁との距離Aを十分に全周確保し、かつ排気筒26の内径Bを確保することを可能にしている。これにより、細塵の捕集効率や吸込仕事率等の性能に影響なく、ダストボックス10の小型化を実現することができ、掃除機本体1の小型化も実現できる。
【0029】
一方、図7等に示すように、外側フィルタフィクスチャ11の上下方向中央部には、内側フィルタフィクスチャ12の外壁及びダストボックス10の内壁に向かって延びる鍔部20が形成され、ダストボックス10の内壁に向かって延びる鍔部20の外周は下方に曲げられて、ダストボックス10内壁との間に隙間21が形成されるようになっている。また、外側フィルタフィクスチャ11の鍔部20の内周部から下方に延びた部分は滑らかに絞り込まれてやや小径に形成され、後述する底蓋43まで達している。従って、ダストボックス10内壁と外側フィルタフィクスチャ11との間には、ダストボックス10内壁上部と外側フィルタフィクスチャ11上部及びその鍔部20とによって囲まれて、旋回流による遠心分離とフィルタ14による濾過とによって比較的大きな塵埃(粗塵)を効率良く分離する第1サイクロン空間22が形成され、その下部側に第1サイクロン空間22と隙間21を介して連通し、分離された塵埃を捕集する外側集塵部23が形成されている。鍔部20の先端部分が下方に曲げられているため、塵埃が第1サイクロン空間22から隙間21を介して外側集塵部23へ移動するとき、大きな塵埃が先端部分に引っ掛かるのを防いでいる。
【0030】
また、上記外側フィルタフィクスチャ11は、ダストボックス10の上端開口を開閉する上蓋24の下面を成す中蓋25に垂れ下がった状態に着脱可能に取り付けられるようになっている。上蓋24の下面を成す中蓋25の中央部には、下方に延びる短めの排気筒26が形成されており、この中蓋25が当該中蓋25の外周に装着されたパッキン27を挟んだ状態で上蓋24の内壁に嵌合している。
また、中蓋25とダストボックス10の上端間も、上記中蓋25の外周に装着されたパッキン27によって密閉されるようになっている。すなわち、本実施形態では、図12等に示すように、ダストボックス10と中蓋25と上蓋24間を1つのパッキン27で密閉するように構成されている。従来技術で述べた本願出願人が提案したものでは、ダストボックスと中蓋と上蓋間が2〜3個の複数のシール部材で密閉されるようになっていた。シール部材を複数使用する場合、部品点数が増える為、組立工数が増え、また、コストアップや部品検査作業の負担増といった問題が発生し、生産面・コスト面で大きなマイナスとなる。このように、従来、ダストボック10内の気密性保持の為に複数使用していたシール部材を本実施形態では1個で対応できるようになり、従来負担となっていた組立及び部品検査作業の時間削減や、部品や組立費の低減などで大きな効果が得られる。なお、上蓋24の上面には取手部28が設けられている。
【0031】
また、上蓋24と中蓋25との間には、排気筒26の上部開口(排気口)29を覆うようにして細塵を濾過するダストフィルタ30が、中蓋25の外周上端にパッキン31を介して配置されるフィルタ枠体32に装着されて取り付けられている。上記ダストフィルタ30は、図13〜図15に示すように構成されて装着される。ここで、このダストフィルタ30が目の粗い仕様だと、細塵の中でも小さな塵埃は通ってしまい、逆に目の細かい仕様だと、細塵の中で大きな塵埃も小さな塵埃も一緒に蓄積され、ダストフィルタ30の目詰まりが早くなる。そこで、本実施形態では、ダストフィルタ30を2層構造に形成すると共に、2層構造の吸入側に排出側より目の粗いフィルタを配置したものである。具体的には、図13(b)に示すように、空気の吸入側(風の流れの上流側)に目の粗いウレタンフィルタ(例えばポリエーテル系ウレタンフォームのタイプCFH−50)30aを使用し、排出側(風の流れの下流側)に目の細かいウレタンフィルタ(例えばポリエーテル系ウレタンフォームのタイプCFS)30bを使用した2層構造とした。なお、本実施形態では、厚みの比率を、目の粗いウレタンフィルタ30aを2、目の細かいウレタンフィルタ30bを1としたが、掃除機の性能及びダストボックス10の形状や大きさ等により任意に選択できる。また、集塵性能を考慮して、3層構造以上の構成も任意に選択できるものとする。以上のように構成することにより、空気の浄化が1層に比べて長期にわたって安定的に行われ、また、ダストフィルタ30の取換え寿命が大幅に伸び、使用時の負担が低減されるなどの大きな効果が得られる。
【0032】
また、上記のように、ダストボックス10内で分離できなかった細塵の中で大きなものを第1層で捕り、小さなものを第2層で捕るようにした場合、目詰まりは第2層の表面で起こる。ここで、2種類のウレタンフィルタ30a、30bの張り合わせをフィルタ全面で接着して行っている場合、第2層の表面で起こった目詰まりは、水洗いによって目詰まりのない状態に復帰させなければならないので、メンテナンス性に課題が残る。そこで、本実施形態では、図14に網掛け図示したように、ダストフィルタ30の2層の張り合わせ部30cを一部分30dを除いた外周側のみの接着とした。このように構成することにより、ダストフィルタ30が目詰まりした時、2層目表面に溜まった細塵を、接着していない部分30dから落とすことが可能になる。これにより、水洗いすることなくダストフィルタ30を目詰まりのない状態に復帰させることが可能となり、ダストフィルタ30のメンテナンス性向上という効果が得られる。
【0033】
また、上記のようにダストフィルタ30を粗密の2層(多層)構造とした場合、フィルタ枠体32に装着する際に、表裏(粗密)を注意せずに、吸入側(流路の上流側)に密フィルタ30bを配して装着すると、塵埃が付着しやすくなって直ぐに目詰まりを起こしてしまう。そこで、本実施形態においては、図15に示すように、2層構造のダストフィルタ30の外形形状を非対称に形成し、このダストフィルタ30が装着されるフィルタ枠体32を上記フィルタ形状に合わせて形成したものである。すなわち、2槽構造のダストフィルタ30は、略Dカット形状に形成されると共に、その直線部の一端側を切り欠くようにして凹部30eと凸部30fを形成して非対称形状としている。そして、ダストフィルタ30が装着されるフィルタ枠体32も、略Dカット形状に形成すると共に、フィルタ装着部32aには上記ダストフィルタ30の凹部30eと凸部30fに対応する位置にそれらが嵌合する凸部32eと凹部30fを形成して非対称形状としている。これにより、ダストフィルタ30の表裏(粗密)を注意することなく、正しい装着を容易に行うことができるようになる。
【0034】
このように構成された上蓋24は、前部下端側に形成された係止爪33がダストボックス10の前部上端側に形成された突出部34に係合し、後部下端側に形成された係合部にダストボックス10の後部上端側に設けられてスプリング等で付勢されたクランプ(いずれも図示せず)が係合することにより、開閉可能に構成されている。
【0035】
一方、内側フィルタフィクスチャ12にはフィルタは装着されておらず、旋回流による遠心分離のみによって細かな塵埃(細塵)を分離するもので、上端から上記外側フィルタフィクスチャ11の鍔部20の下端部付近までが、内側にある排気筒26と略平行になるよう軸方向にほぼ同径に形成された大径の遠心分離部35と、その下部側から前記外側フィルタフィクスチャ11の内壁に嵌合するように滑らかに絞り込まれて形成された小径の遠心分離部36とを有している。大径の遠心分離部35には、外側フィルタフィクスチャ11の鍔部20の内周縁に引っ掛かる段部37が形成されている。従って、内側フィルタフィクスチャ12は、その大径の遠心分離部35の下部側が外側フィルタフィクスチャ11の対応部分に嵌合すると共に、外周に形成された段部37が外側フィルタフィクスチャ11の鍔部20の内周縁に引っ掛かることにより支持され、上端縁は上蓋24下面の中蓋25に当たって密接するようになっている。
【0036】
内側フィルタフィクスチャ12に上記のような大径の遠心分離部35と共に小径の遠心分離部36を形成することにより、小径の遠心分離部36で旋回流の流速が大きくなるので、細塵の捕集効率を向上することができる。また、小径の遠心分離部36の下面側は塞がれており、その側壁側に図7,図10に示すような開口部38を形成して、この開口部38から遠心力により塵埃を外側フィルタフィクスチャ11の下部内壁で囲まれた内側集塵部39にはじき飛ばすようにしている。はじき飛ばされた塵埃は底蓋43側に落下して内側集塵部39内に捕集されるので、捕集された後は巻き上がらない。従来技術で述べたように、ダストボックス底面に対向して開口部を形成する方式では、ダストボックス底面との距離を8mm以下にしないと、一度捕集した細塵の巻き上げを完全には防ぐことができず、捕集効率を犠牲にしなければならなかったが、本実施形態のように側壁側に開口部38を形成するという別方式とすることで、捕集効率を低下させずに細塵の巻き上げを防ぐことが可能となった。また、開口部38の幅寸法は、巻き上げを確実に防ぐため、その遠心分離部内径の1/2以下にするのが望ましい。
【0037】
また、上記内側フィルタフィクスチャ12の大径の遠心分離部35には、図8等に示すように、第1サイクロン空間22からの空気流を内側フィルタフィクスチャ12内の第2サイクロン空間40に導入するための導入部41が形成されている。本実施形態では、上記開口部38を上記導入部41の先端から45度〜135度の角度範囲に形成している。これは、上記開口部38の形成位置を図16,図17に示すように、内側フィルタフィクスチャ12内への導入部41の先端41aに対して、マイナス45度〜45度、45度〜135度、135度〜225度、225度〜315度に設定して調べたら、導入部41の先端41aから45度〜135度の角度範囲とした場合が図16に示すように捕集効率が最も良いことが分かったためである。
【0038】
また、本実施形態では、内側フィルタフィクスチャ12内の上部の排気筒26の長さ(高さ)を短めに設定しているが、これは次のような理由による。すなわち、前記従来技術で述べたように、排気筒26の長さと内径により、吸込仕事率と捕集効率が大幅に変動する。排気筒26の長さが短いほど、また筒内径が大きいほど、吸込仕事率は増加するが、捕集効率は減少する。しかし、内径の大きさにかかわらず、排気筒26が有るか無いかという点で、捕集効率が大きく左右されることが分かった。図18は、排気筒内径Ф40mm、高さ55mmでの捕集効率を100%としたときの排気筒高さ(図19の距離D)による捕集効率の変動を示している。図18で分かるように、排気筒26の高さが図19の破線で示す55mmから30mm、そして実線で示す本実施形態の15mmまでは捕集効率が余り変わらないが、15mmと0mmでは捕集効率が大きく変化している。
この結果から、2重のサイクロン方式では、短くとも内側吸い上げ部に円筒部分(排気筒26)を設けることで、設けない場合に比べて捕集効率を向上させることができる。すなわち、短めの排気筒26を設ければ、長めの排気筒に比べて捕集効率を低下させずに吸込仕事率を増加させることができることになる。
【0039】
一方、図6等に示すように、ダストボックス10の底部には、吸気管15の下部に設けられたヒンジ(開閉支点)42により開閉自在に構成された底蓋43が取り付けられている。この底蓋43は、ダストボックス10の後面側の取手部44の上部に設けられたボタン45を押すことにより、取手部44に内装されて上記ボタン45に連動するクランプ等が底蓋43側の係止爪等より外れて、図20に示すようにダストボックス10の下端開口46を開放するようになっている。
また、底蓋43の上面外周側には、ダストボックス10の下端縁に圧接して底蓋43を密閉するパッキン47が装着されており、その内側には外側フィルタフィクスチャ11の下端縁に圧接して外側集塵部23と内側集塵部39間を密閉するパッキン48が設けられている。
【0040】
従って、ダストボックス10内の外側集塵部23や内側集塵部39に堆積した塵埃は、ごみ箱等の上で図20に示すように底蓋43を開ければ、ごみ箱内に落下させて捨てることができる。また、この状態で、ダストボックス10内を容易に清掃することができる。
【0041】
次に、本実施形態の電気掃除機における塵埃及び空気のそれぞれの流れについて説明する。
【0042】
掃除機本体1の外部から吸引される塵埃を含む空気は、図3に示されるように、連結口4から吸気管15を通してダストボックス10内に入り、ダストボックス10の内壁に沿って旋回する。具体的には、第1サイクロン空間22内部において、空気が旋回しながら外側フィルタフィクスチャ11のフィルタ内部へ流れ、分離された塵埃は隙間21を通って下方に落ち、ダストボックス10底部の外側集塵部23に堆積する。
【0043】
同様に、外側フィルタフィクスチャ11のフィルタ内部に流れた空気もさらに旋回する。具体的には、第2サイクロン空間40内部において、空気が旋回しながら遠心分離によって細塵を分離し、分離された細塵は内側フィルタフィクスチャ12の内壁に沿って下方に落下し、内側集塵部39に堆積する。
【0044】
本実施形態においては、図8に示したように、第1サイクロン空間22の幅広部22aで多くの塵埃を捕集することにより、第1サイクロン空間22から外側フィルタフィクスチャ11のフィルタ14を介して内側フィルタフィクスチャ12内の第2サイクロン空間40へ流れ込む塵埃の量を少なくすることにより、上記フィルタ14やダストフィルタ30の目詰まりの頻度を少なくすることができる。特に本実施形態では、幅広部22aがダストボックス10の吸込口17の両側に形成されているので、より効果的である。
【0045】
また、本実施形態では、内側フィルタフィクスチャ12の下部の開口部38や上部の排気筒26に前述したような工夫を施しているので、捕集効率を低下させずに細塵の巻き上げを防ぐことができ、また捕集効率を低下させずに吸込仕事率を増加させることができる。
【0046】
上記のようにして、ダストボックス10内で塵埃が濾過された空気は、排気筒26から吸引されて上蓋24内部のダストフィルタ30により更に濾過されたのち、上蓋24後端の排気口50より集塵装置2外に出る。そして、掃除機本体1内の連絡通路7を介して電動送風機3に取り込まれる。図4に示したように、電動送風機3から排出される排気は、矢印で示す如く上ケース1bの排気スリット1cからケースカバー1dの排気孔1eに至る経路で上方向に風向きが規制され、排気孔1eを通過した後も上方向に向かって広がってゆくので、床面の埃の舞い上がりを確実に防ぐことができる。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、本願発明の集塵装置によれば、吸引経路に配置されるダストボックス内に、第1サイクロン筒体を配設し、この第1サイクロン筒体とダストボックス内壁との間に第1サイクロン空間を形成し、第1サイクロン筒体内に第2サイクロン筒体を配設して、この第2サイクロン筒体内に第2サイクロン空間を形成し、当該第2サイクロン筒体のダストボックス底面側の側壁に開口部を形成したので、捕集効率を低下させずに一度捕集した細塵の巻き上げを防ぐことができる。
【0048】
また、前記第1サイクロン筒体は、フィルタが装着された円筒状のフィルタ枠体から成るものであるから、旋回流による遠心分離とフィルタによる濾過とによって、塵埃を効率良く分離することができる。
【0049】
また、前記開口部の幅寸法を第2サイクロン筒体の遠心分離部内径の2分の1以下に設定することにより、細塵の巻き上げを確実に防ぐことができる。
【0050】
また、前記開口部を第2サイクロン筒体内への空気流の導入部の先端から45度〜135度の角度範囲に形成することにより、捕集効率が最も良くなる。
【0051】
また、前記第2サイクロン筒体内の上部に短めの排気筒を形成することにより、捕集効率を低下させずに吸込仕事率を増加させることができる。
【0052】
一方、本願発明に係る電気掃除機は、電動送風機を内蔵し、その吸引経路に上記のいずれかに記載の集塵装置を配置したものであるから、上述した効果が得られる電気掃除機が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態に係る集塵装置を備えた電気掃除機における掃除機本体の左側面図。
【図2】同じく、掃除機本体の背面図。
【図3】同じく、掃除機本体全体の左側面側から見た中央縦断面図。
【図4】同じく、掃除機本体の後部側の要部縦断面図。
【図5】上記集塵装置の一実施形態を示す斜視図。
【図6】同じく、左側面側から見た中央縦断面図。
【図7】同じく、前面側から見た中央縦断面図。
【図8】同じく、上面側から見た要部横断面図。
【図9】上記集塵装置に内蔵された外側フィルタフィクスチャを示す側面図。
【図10】同じく、内側フィルタフィクスチャを示す側面図。
【図11】上記フィルタフィクスチャの中心軸とDカット前のダストボックスの中心軸の偏心状態を説明するための縦断面図。
【図12】上記ダストボックスと中蓋と上蓋間を1つのシール部材で密閉した構成を説明するための縦断面図。
【図13】上蓋と中蓋間に装着される2層構造のダストフィルタを示す図で、(a)は平面図、(b)は縦断面図。
【図14】同じく、2層構造のダストフィルタの接着部を説明するための図。
【図15】同じく、2層構造のダストフィルタの非対称構成を説明するための図で、(a)はダストフィルタの平面図、(b)はそのフィルタ枠体の平面図。
【図16】内側フィルタフィクスチャの下部に形成される開口部の位置と捕集効率の関係を表にして示した図。
【図17】上記図16に対応する開口部の位置を説明するための要部横断面図。
【図18】内側フィルタフィクスチャ内の上部に形成される排気筒の高さによる捕集効率の変動を表にして示した図。
【図19】上記図18を説明するために右側面側から見た中央縦断面図。
【図20】上記集塵装置の底蓋を開いた状態を示す左側面側から見た中央縦断面図。
【符号の説明】
1 掃除機本体
2 集塵装置
3 電動送風機
4 連結口
10 ダストボックス
11 外側フィルタフィクスチャ
12 内側フィルタフィクスチャ
14 フィルタ
15 吸気管
17 吸込口
18 壁
20 鍔部
21 隙間
22 第1サイクロン空間
22a 幅広部
22b 幅狭部
23 外側集塵部
24 上蓋
25 中蓋
26 排気筒
27 パッキン
29 上部開口(排気口)
30 ダストフィルタ
30a 目の粗いウレタンフィルタ
30b 目の細かいウレタンフィルタ
32 フィルタ枠体
38 開口部
39 内側集塵部
40 第2サイクロン空間
41 導入部
41a 導入部先端
42 ヒンジ
43 底蓋

Claims (6)

  1. 吸引経路に配置されるダストボックス内に、第1サイクロン筒体を配設し、この第1サイクロン筒体と前記ダストボックス内壁との間に第1サイクロン空間を形成し、前記第1サイクロン筒体内に第2サイクロン筒体を配設して、この第2サイクロン筒体内に第2サイクロン空間を形成し、当該第2サイクロン筒体のダストボックス底面側の側壁に開口部を形成したことを特徴とする集塵装置。
  2. 前記第1サイクロン筒体は、フィルタが装着された円筒状のフィルタ枠体から成ることを特徴とする請求項1記載の集塵装置。
  3. 前記開口部の幅寸法を前記第2サイクロン筒体の遠心分離部内径の2分の1以下に設定したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の集塵装置。
  4. 前記開口部を前記第2サイクロン筒体内への空気流の導入部の先端から45度〜135度の角度範囲に形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の集塵装置。
  5. 前記第2サイクロン筒体内の上部に短めの排気筒を形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の集塵装置。
  6. 電動送風機を内蔵し、その吸引経路に前記請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の集塵装置を配置したことを特徴とする電気掃除機。
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