JP2008259304A - 直流モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】給電ブラシの摩耗を低減し長寿命化を図ることができる直流モータを提供する。
【解決手段】整流子21(セグメント22)の摺接面31aにおける給電ブラシ7a,7bの摺接軌道上に、その摺接軌道上の平面度を向上すべく摺接する補助ブラシ7c,7dが配置される。補助ブラシ7c,7dは、給電ブラシ7a,7bよりも黒鉛粉体の割合を多く、若しくは銅粉体を使用せずに焼結形成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、電機子に回転駆動のための給電を行う給電ブラシ及び整流子を備えた直流モータに関するものである。
直流モータは、電機子に回転駆動のための給電を行う整流子が備えられており、その整流子に対し給電ブラシを摺接させて給電を行うことで回転駆動するように構成されている。このような直流モータにおいて、給電ブラシが軸方向に押圧接触されると共に、給電ブラシが摺接する摺接面が軸直交平面となる平面型の整流子のものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平9−74721号公報
ところで、給電ブラシは整流子との摺接により摩耗するため、やがて給電ブラシの交換が必要となったり、モータが使用不能になる等、給電ブラシの長寿命化が要求される。この場合、給電ブラシを長くして長寿命化を図ることもできるが、これはモータの大型化に繋がるため、得策でない。従って、給電ブラシの長さを極力長くしないで、如何に給電ブラシの摩耗を低減するかが課題となっている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、給電ブラシの摩耗を低減し、長寿命化を図ることができる直流モータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数個のセグメントが周方向に並設され軸直交平面よりなる摺接面を有する整流子に給電ブラシを押圧接触させ、その給電ブラシ及び整流子にて電機子に回転駆動のための電源供給がなされる構成の直流モータであって、前記整流子の摺接面における前記給電ブラシの摺接軌道上に、その摺接軌道上の平面度を向上すべく摺接する補助ブラシを配置したことをその要旨とする。
この発明では、整流子(セグメント)の摺接面における給電ブラシの摺接軌道上に補助ブラシが配置され、その補助ブラシの摺接により摺接軌道上の平面度が向上される。これにより、給電ブラシの摺接時の摩耗が低減され、給電ブラシの長寿命化、ひいては直流モータの長寿命化に貢献できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の直流モータにおいて、前記給電ブラシは、主として黒鉛粉体と銅粉体とを混合して焼結形成されるものであり、前記補助ブラシは、前記給電ブラシよりも黒鉛粉体の割合を多く、若しくは銅粉体を使用せずに焼結形成され、前記摺接面の表面凹部に自身の摺接による摩耗粉を入り込ませる、若しくは前記摺接面の表面凸部を摺接により研磨して、前記摺接軌道上の平面度を向上させるようにしたことをその要旨とする。
この発明では、補助ブラシは、給電ブラシよりも黒鉛粉体の割合を多く、若しくは銅粉体を使用せずに焼結形成される。この場合、補助ブラシは、焼結温度を高くすると摩耗粉が比較的多く生じるように形成できる一方、焼結温度を低くすると硬く(削磨性高く)形成できる。そして、補助ブラシを前者とした場合、整流子の摺接面の表面凹部に自身の摺接による摩耗粉が入り込み、これにより、給電ブラシの摺接軌道上の平面度が向上される。また、補助ブラシを後者とした場合、整流子の摺接面の表面凸部が摺接により研磨され、これにより、摺接軌道上の平面度が向上される。このように補助ブラシを形成する黒鉛粉体の割合を給電ブラシよりも多くすることで、容易に対応できる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の直流モータにおいて、前記整流子には、所定角度間隔の前記セグメント同士を同電位とする短絡部材が備えられるものであり、前記補助ブラシは、前記給電ブラシが接触する前記セグメントと同電位とされた前記セグメントに接触するように配置されていることをその要旨とする。
この発明では、補助ブラシは、給電ブラシが接触するセグメントと短絡部材にて同電位とされたセグメントに接触するように配置される。これにより、セグメントに対する接触時及び離間時に発生する火花放電が補助ブラシ側と分散され、給電ブラシでの火花放電による磨耗が低減される。また、補助ブラシのセグメントへの接触が給電ブラシよりも早く、補助ブラシのセグメントからの離間が給電ブラシよりも遅くなるようにブラシの形状(寸法)を調整すれば、補助ブラシ側で火花放電が生じるようになり、給電ブラシでの火花放電による磨耗を確実に低減できる。しかもこの場合、補助ブラシは高抵抗なことから、補助ブラシでの火花放電も生じ難く火花放電による自身の磨耗も低減されるため、より効果が高い。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、前記補助ブラシは、その径方向寸法が前記給電ブラシ以上に設定されていることをその要旨とする。
この発明では、補助ブラシの径方向寸法が給電ブラシ以上に設定され、補助ブラシが給電ブラシよりも径方向に大きいことから、補助ブラシにて給電ブラシの摺接軌道上表面を確実に調整できる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、前記整流子のセグメントは、径方向外側に向かうに連れて幅が広くなる略扇形状をなし、前記各ブラシは、前記整流子との接触する先端面が矩形状をなしていることをその要旨とする。
この発明では、整流子のセグメントは、径方向外側に向かうに連れて幅が広くなる略扇形状に形成され、各ブラシは、整流子(セグメント)との接触する先端面が矩形状に形成される。これにより、各ブラシのセグメントに対する接触時及び離間時の接触面積が緩やかに変化するようになり、このことによっても各ブラシの火花放電が低減され、磨耗が低減される。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、前記補助ブラシは、電源非供給とされていることをその要旨とする。
この発明では、補助ブラシは電源非給電であるため、補助ブラシへの給電線の取り回しが必要なく、モータ構成の簡素化に貢献できる。
本発明によれば、給電ブラシの摩耗を低減でき、長寿命化を図ることができる直流モータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のモータを示す。有底円筒状のモータハウジング1の内周面には、6磁極を構成するマグネット2が固着されており、該ハウジング1の底部中央には軸受3aが固定されている。モータハウジング1の開口部は、電機子11を収容した後に略円板状のエンドフレーム4にて閉塞され、このエンドフレーム4の中央には前記軸受3aと対をなす軸受3bが固定されている。
エンドフレーム4におけるモータハウジング1側の面には、ブラシホルダ5が固定されている。ブラシホルダ5は、エンドフレーム4に固定される円板状の固定板5aと、該固定板5a上から軸方向に延びる四角筒状のブラシ保持部5bとが一体に形成されてなる。各ブラシ保持部5bは、固定板5aの中心の同一円周上において、周方向に所定間隔を有して4つ設けられている(図1では、2つを図示)。各ブラシ保持部5bの近傍には、それぞれ板ばね6が備えられている。
各ブラシ保持部5bには、それぞれ略直方体状で同形状をなすブラシ7a〜7dが収容されている。ブラシ7a〜7dは、図4及び図6に示すように、一対の給電(陽極側及び陰極側)ブラシ7a,7bと一対の補助ブラシ7c,7dで構成されている。ここで、ブラシは、一般的に主材料の黒鉛粉体と銅粉体とを所定量ずつ混合して焼結形成されるものであり、本実施形態の給電ブラシ7a,7bは、銅粉体を重量比で約50%とした電気抵抗の低い低抵抗ブラシで形成され、補助ブラシ7c,7dは、黒鉛粉体を重量比で約100%(銅粉体を混合しない)とした電気抵抗の高い高抵抗ブラシで形成されている。給電ブラシ7a,7bは、陽極側用と陰極側用とが180°間隔で対向配置されており、補助ブラシ7c,7dは、給電ブラシ7a,7bと対応して設けられ各給電ブラシ7a,7bから120°間隔を有して対向配置されている。これら各ブラシ7a〜7dは、後述の整流子21に押圧接触するように板ばね6により整流子21側に付勢されている。そして、給電ブラシ7a,7bには外部から駆動電源が供給される一方、補助ブラシ7c,7dは電源非給電とされ、給電ブラシ7a,7bの摩耗を低減する目的で設けられている(詳細は後述)。
図1に示すように、前記モータハウジング1及びエンドフレーム4にて囲まれた空間内には、電機子11が回転可能に収容されている。電機子11を構成する回転軸12は、一対の前記軸受3a,3bによって回転可能に支持され、該回転軸12の一部がエンドフレーム4から外部に突出している。回転軸12に固定されたコア13は、放射状に延びる8つのティース14a〜14hを有しており、これら8つのティース14a〜14h間の空間がスロット15a〜15hとなっている(図1では、ティース14a〜14cのみを図示)。コア13には、装着されたインシュレータ16の上から各ティース14a〜14hにコイル17a〜17hがそれぞれ集中巻きにて巻回されている。尚、インシュレータ16には、各コイル17a〜17hの径方向外側へのはみ出しを防止するはみ出し防止壁16aが軸方向に立設されている。そして、図2(a)に示すように、はみ出し防止壁16aの径方向内側面には、その面の中央部で径方向内側に突出する第1保持凸部18aが設けられ、その両側には第1保持凸部18aと間隔を空けて第2及び第3保持凸部18b,18cが設けられている。そして、図2(a)及び図2(b)に示すように、各コイル17a〜17hの一端の端末線19は、第1,第2保持凸部18a,18bにて保持されて軸方向に引き出され、他端の端末線19は、第1,第3保持凸部18a,18cにて保持されて軸方向に引き出されている。
前記回転軸12におけるコア13の前記ブラシホルダ5側には、整流子21が固定される。図3は、整流子21の軸方向断面図であり、図4は、整流子21の前記ブラシホルダ5側の面の平面図である。図3及び図4に示すように、整流子21は、周方向に配置された24個のセグメント22と、同電位となるセグメント22同士を短絡するための短絡部材23と、セグメント22及び短絡部材23を保持する保持部24とから構成されている。
図4に示すように、24個のセグメント22は、周方向に隣り合うセグメント22間に間隔を空けて、放射状に、且つ周方向に等角度間隔に配置されている。各セグメント22は、軸方向から見ると、径方向内側の端部から径方向外側に向かうに連れて徐々にその幅が広くなる略扇形状をなしており、隣り合うセグメント22間の間隔の周方向の幅が径方向に一定となっている。
各セグメント22は、軸方向から見た形状が略扇形状をなす板状のセグメント本体31を有し、該セグメント本体31の図3における下面は、前記各ブラシ7a〜7dが摺接する平坦な摺接面31aとなっている。また、セグメント本体31の径方向内側の端部には、図3においてやや上方へ延びた後、径方向内側に向かって前記摺接面31aと平行に延びる内周側接続部32が形成されている。内周側接続部32において、摺接面31aと平行に延びる部位は、図5に示すように、軸方向から見ると、径方向内側に向かうに連れて徐々に幅が狭くなる略台形状をなしており、図3における上面は、前記摺接面31aと平行な内周側接続面32aとなっている。そして、各セグメント22は、摺接面31aがそれぞれ同一平面上に配置されると共に、内周側接続面32aがそれぞれ同一平面上に配置されるように、周方向に並んで配置されている。
セグメント本体31の径方向外側端部における周方向中央から一方側には、図3における斜め上方(摺接面31aとは反対側)に延びる外周側接続部33が形成されている。外周側接続部33は、内周側接続面32aよりも高く突出しており、外周側接続部33の径方向内側を向く外周側接続面33aと、セグメント本体31の摺接面31aと平行な上面31bとは鈍角をなしている。また、図4に示すように、セグメント本体31の径方向外側端部における周方向中央から他方側には、径方向外側に延びるコイル接続部34が形成されている。図2(b)に示すように、コイル接続部34の先端には、軸方向に延びる前記コイル17a〜17hの端末線19を嵌め込んで接続するための接続溝34aが形成されている。
図5に示すように、短絡部材23は、24個の短絡片41から構成されている。尚、図5は、保持部24を除く整流子21の構成部品、即ちセグメント22と短絡部材23とを示す平面図である。各短絡片41は、各セグメント22の外周側接続部33に接続される外周側端部42と、各セグメント22の内周側接続部32に接続される内周側端部43と、外周側端部42と内周側端部43とを120°ずらして連結する連結部44から構成されている。短絡部材23は、セグメント本体31の反摺接面31a側(上面31b側)に配置される。
図3に示すように、外周側端部42は、前記セグメント22と平行に延び、その径方向外側端部に前記外周側接続面33aに倣って延びる接続片45が形成されている。一方、内周側端部43は、内周側接続面32aと同様の台形状をなし、内周側接続面32a上に載置される。図4に示すように、連結部44は、外周側端部42と内周側端部43とを図5において反時計回り(セグメント22側からは時計回り)に120°ずらして連結するように延びている。この場合、連結部44は、インボリュート曲線に沿った湾曲形状をなしている。そして、このような各短絡片41は、互いに非接触となるように間隔を空けて配置されている。因みに、各短絡片41(短絡部材23)は、一枚の金属板(例えば銅板)からプレス加工により形成される。
このような構成の短絡部材23(各短絡片41)は、図3及び図5に示すように、周方向に配置された24個のセグメント22に対し、外周側端部42の接続片45を外周側接続部33の外周側接続面33aに当接させると共に、内周側端部43を内周側接続部32の内周側接続面32aに当接させて配置される。この場合、短絡部材23は、内周側接続面32aと同一平面上に配置されることとなり、短絡片41の連結部44部分がセグメント22との上面31bと間隔を空けて平行に配置され、互いに非接触とされる。そして、互いに接触する外周側端部42の接続片45と外周側接続部33、及び内周側端部43と内周側接続部32がそれぞれ接合され、互いに電気的に接続される。これにより、短絡部材23によって周方向に120°間隔を空けて配置されたセグメント22同士が短絡される。
図3に示すように、保持部24は、絶縁性の樹脂材料よりなり、前記セグメント22の一部及び短絡部材23を埋設させることにより、セグメント22及び短絡部材23を一体化して保持している。因みに、保持部24の外径は、図4に示すように、周方向に配置された24個のセグメント22のコイル接続部34の先端を通る円と略等しく形成されていると共に、図1に示すように、マグネット2の内径よりも大きく且つモータハウジング1の内径よりも小さく形成されている。また、保持部24は、セグメント22及び短絡部材23の保持と共に、その樹脂材料が周方向に隣り合うセグメント22間、同じく周方向に隣り合う短絡片41間、更にはセグメント22と短絡片41との所定部位間に回り込むことで各箇所の短絡を防止している。
また、図4に示すように、保持部24の外周面には、コイル接続部34と対応する位置に、軸方向に延びる配置溝24bがそれぞれ形成されている。この配置溝24bが形成されることにより、コイル接続部34は、配置溝24bの底面24cから径方向外側に突出し、接続溝34aが保持部24と軸方向に重ならないようになっている。
更に、図3に示すように、保持部24の中央部には、その直径が前記回転軸12の外径より若干小さく形成された嵌入孔24dが軸方向に貫通して形成されている。そして、この嵌入孔24dの軸方向の他端側(図3における上端側)の開口周縁には、軸方向に円筒状に突出したボス部24eが一体に形成され、嵌入孔24dが連続的に形成されている。
このような構成の整流子21は、図1に示すように、セグメント22がコア13と逆方向を向くようにして、嵌入孔24dに回転軸12が圧入されることにより、回転軸12に対して一体回転可能に固定される。そして、整流子21のセグメント22の摺接面31aは軸直交平面となり、該摺接面31aには各ブラシ7a〜7dが軸方向に押圧接触され、整流子21の回転に伴い摺接面31aと各ブラシ7a〜7dとが摺接する。
整流子21の各セグメント22には、対応する前記コイル17a〜17hの端部(端末線19)が接続されている。ここで、図6に、本実施形態の直流モータの結線図を示す。尚、本実施形態では、ティース14aとティース14hとの間に配置されたセグメント22をセグメント番号「1」とし、そこから時計回りに「24」までセグメント番号を付すことにする。図6に示すように、周方向に隣り合って対をなす8対のセグメント22に、対応するコイル17a〜17hの端部が接続されている。8対のセグメント22間には、コイル17a〜17hの端部が接続されないセグメント22が1つずつ配置されている。本実施形態では、周方向に隣り合って対をなすセグメント番号「2」,「3」のセグメント22には、コイル17aの一端と他端がそれぞれ接続されている。そして、セグメント番号「4」のセグメント22には何れのコイル17a〜17hの端部も接続されず、周方向に隣り合って対をなすセグメント番号「5」,「6」のセグメント22にコイル17bの一端と他端がそれぞれ接続されている。同様に、セグメント番号「4」のセグメント22から2つ置きのセグメント番号「7」,「10」,「13」,「16」,「19」,「22」,「1」のセグメント22には、何れのコイル17a〜17hの端部も接続されていない。そして、セグメント番号「8」,「9」のセグメント22にコイル17cの一端と他端がそれぞれ接続されており、セグメント番号「11」,「12」のセグメント22にコイル17dの一端と他端がそれぞれ接続されており、セグメント番号「14」,「15」のセグメント22にコイル17eの一端と他端がそれぞれ接続されている。更に、セグメント番号「17」,「18」のセグメント22にコイル17fの一端と他端がそれぞれ接続されており、セグメント番号「20」,「21」のセグメント22にコイル17gの一端と他端がそれぞれ接続されており、セグメント番号「23」,「24」のセグメント22にコイル17hの一端と他端がそれぞれ接続されている。
因みに、本実施形態の整流子21及び電機子11の製造について以下にまとめると、先ず、短絡部材形成工程により短絡部材23が形成される。この短絡部材形成工程において、図7(a)に示すように、導電性の板材(例えば銅板)からパンチ(何れも図示略)にて24個の短絡片41(短絡部材23)が同時に打ち抜かれ、その後、各短絡片41の接続片45となる部位が折り曲げられて形成される。
また、短絡部材形成工程とは別工程のセグメント形成工程にてセグメント22が形成される。このセグメント形成工程において、導電性の板材からパンチにて24個のセグメント22が打ち抜かれ、その後、外周側接続部33及び内周側接続部32が折り曲げられて形成される。
次に、セグメント22に対し短絡部材23を配置する配置工程において、図7(b)に示すように、摺接面31aが同一平面上に配置されるように24個のセグメント22が周方向に並べて配置される。放射状に配置された24個のセグメント22には短絡部材23が摺接面31aと平行に配置される。この時、短絡部材23は、内周側端部43が内周側接続面32aに当接されると共に、接続片45が外周側接続面33aに当接されて配置される。そして、セグメント22に対して短絡部材23が配置されると、図5に示す状態となる。セグメント22に対して短絡部材23が配置された状態では、短絡部材23におけるセグメント22側の面が内周側接続面32aと同一平面上となり、セグメント本体31の上面31b(反摺接面31a)と連結部44とが隙間を空けて配置されて互いに非接触とされる。
次に、短絡部材23とセグメント22とを接続する接合工程が行われる。この接合工程において、内周側端部43と内周側接続部32とが溶接により接合されると共に、接続片45と外周側接続部33とが溶接により接合される。これにより、外周側端部42が接続片45を介して外周側接続部33に電気的に接続されると共に、内周側端部43が内周側接続部32に電気的に接続される。
次に、保持部24を形成する保持部形成工程が行われる。この保持部形成工程において、互いに接続された24個のセグメント22及び短絡部材23は、保持部24形成用の成形型(図示略)内に配置される。その後、成形型内に、溶融した絶縁性樹脂材料が充填される。この時、絶縁性樹脂材料は、周方向に隣り合うセグメント22間、周方向に隣り合う連結部44間、及び軸方向に対向するセグメント本体31と連結部44との間の隙間に充填される。そして、絶縁性樹脂材料の硬化により、整流子21が完成する。
上記の工程を経て形成された整流子21は、図8に示すように、コイル17a〜17hが巻回された状態のコア13が固定された回転軸12が嵌入孔24dに圧入され、該回転軸12に固定される。その後、各コイル17a〜17hの端部(端末線19)が保持部24の外周面に形成された配置溝24bを通って、それぞれ対応するセグメント22のコイル接続部34に形成された接続溝34a内に挿入される。そして、各コイル17a〜17hの端部がその接続溝34a内に配置された状態で、整流子21の径方向外側からコイル接続部34に対して溶接が施されて各セグメント22とコイル17a〜17hの端部とが電気的に接続され、電機子11に整流子21が取り付けられる。
このように構成された本実施形態の直流モータでは、外部から駆動電源が給電ブラシ7a,7bを介してコイル17a〜17hに選択的に電流が供給されると、コイル17a〜17hにて発生される回転磁界に応じて電機子11が回転する。この回転に伴って整流子21も回転することから、給電ブラシ7a,7bに接触するセグメント22が順次切り替わり、各コイル17a〜17hの整流が行われる。
また、整流子21と各ブラシ7a〜7dとの摺接において、給電ブラシ7a,7bと同一円周上に配置されている補助ブラシ7c,7dは、摺接面31aの摺接軌道上の平面度を高くする。ここで、補助ブラシ7c,7dは、黒鉛粉体を約100%(銅粉体を混合しない)としたブラシであって、焼結温度を高くすると摩耗粉が比較的多く生じるように形成できる一方、焼結温度を低くすると硬く(削磨性高く)形成できる。摩耗粉が比較的多く生じるように形成した場合には、その摩耗粉が摺接面31aの摺接軌道上の表面凹部に入り込み、摺接軌道上の平面度が高くなる。一方、硬く(削磨性高く)形成した場合には、摺接面31aの摺接軌道上の表面凸部を研磨し、これによっても摺接軌道上の平面度が高くなる。つまり、補助ブラシ7c,7dの摺接により、いずれにおいても摺接面31aの摺接軌道上の平面度が高くなり、同一摺接軌道上で摺接する給電ブラシ7a,7bの摩耗が低減されるようになっている。
また、補助ブラシ7c,7dは、黒鉛粉体が約100%の高抵抗ブラシであり、給電ブラシ7a,7bが接触するセグメント22と短絡部材23にて同電位とされているセグメント22に同時に接触するものであるため、セグメント22に対する接触時及び離間時に発生する火花放電が補助ブラシ7c,7d側と分散され、給電ブラシ7a,7bでの火花放電の低減が図られている。つまり、ブラシ摩耗の要因の一つでもある火花放電を低減することによっても、給電ブラシ7a,7bの摩耗が低減されるようになっている。この場合、補助ブラシ7c,7dのセグメント22への接触が給電ブラシ7a,7bよりも早く、補助ブラシ7c,7dのセグメント22からの離間が給電ブラシ7a,7bよりも遅くなるようにブラシ7a〜7dの形状(寸法)を調整すれば、補助ブラシ7c,7d側で火花放電が生じるようになり、給電ブラシ7a,7bでの火花放電を確実に低減できる。しかも、補助ブラシ7c,7dは高抵抗なことから、補助ブラシ7c,7dでの火花放電も生じ難くなるため、より効果が高い。
また、各ブラシ7a〜7dは直方体状をなしているため、図4に示すように、セグメント22と接触する先端面が長方形状(矩形状)をなしている。この場合、各ブラシ7a〜7dの先端面の長辺が径方向直線と平行となるように各ブラシ7a〜7dが配置されている。これに対し、セグメント22(セグメント本体31)は略扇形状をなしている。これにより、各ブラシ7a〜7dのセグメント22に対する接触時及び離間時の接触面積が緩やかに変化するようになり、このことによっても各ブラシ7a〜7dの火花放電の低減が図られている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、整流子21(セグメント22)の摺接面31aにおける給電ブラシ7a,7bの摺接軌道上に補助ブラシ7c,7dが配置され、その補助ブラシ7c,7dの摺接により摺接軌道上の平面度が向上されている。これにより、給電ブラシ7a,7bの摺接時の摩耗が低減され、給電ブラシ7a,7bの長寿命化、ひいては直流モータの長寿命化に貢献することができる。
(2)本実施形態では、補助ブラシ7c,7dは、給電ブラシ7a,7bと異なり、銅粉体を使用せず黒鉛粉体を約100%として焼結形成されている。この場合、補助ブラシ7c,7dは、焼結温度を高くすると摩耗粉が比較的多く生じるように形成できる一方、焼結温度を低くすると硬く(削磨性高く)形成できる。そして、補助ブラシ7c,7dを前者とした場合、整流子21の摺接面31aの表面凹部に自身の摺接による摩耗粉が入り込み、これにより、給電ブラシ7a,7bの摺接軌道上の平面度を向上することができる。また、補助ブラシ7c,7dを後者とした場合、整流子21の摺接面31aの表面凸部が摺接により研磨され、これにより、摺接軌道上の平面度を向上することができる。このように補助ブラシ7c,7dを形成する黒鉛粉体の割合を給電ブラシ7a,7bよりも多くすることで、容易に対応することができる。尚、補助ブラシ7c,7dに銅粉体を混合してもよく、この場合、給電ブラシ7a,7bよりも黒鉛粉体の割合を多くして対応してもよい。
(3)本実施形態では、補助ブラシ7c,7dは、給電ブラシ7a,7bが接触するセグメント22と短絡部材23にて同電位とされたセグメント22に接触するように配置されている。これにより、セグメント22に対する接触時及び離間時に発生する火花放電が補助ブラシ7c,7d側と分散され、給電ブラシ7a,7bでの火花放電による磨耗を低減することができる。また、補助ブラシ7c,7dのセグメント22への接触が給電ブラシ7a,7bよりも早く、補助ブラシ7c,7dのセグメント22からの離間が給電ブラシ7a,7bよりも遅くなるようにブラシ7a〜7dの形状(寸法)を調整すれば、補助ブラシ7c,7d側で火花放電が生じるようになり、給電ブラシ7a,7bでの火花放電による磨耗を確実に低減することができる。しかもこの場合、補助ブラシ7c,7dは高抵抗なことから、補助ブラシ7c,7dでの火花放電も生じ難く火花放電による自身の磨耗も低減されるため、より効果が高い。
(4)本実施形態では、給電ブラシ7a,7b及び補助ブラシ7c,7dは同形状をなし、補助ブラシ7c,7dの径方向寸法が給電ブラシ7a,7bと同等に設定されている。これにより、補助ブラシ7c,7dにて給電ブラシ7a,7bの摺接軌道上表面を確実に調整することができる。この場合、補助ブラシ7c,7dの径方向寸法を給電ブラシ7a,7bよりも大きく設定すれば、より確実である。
(5)本実施形態では、整流子21のセグメント22(セグメント本体31)は、径方向外側に向かうに連れて幅が広くなる略扇形状に形成され、各ブラシ7a〜7dは、整流子21(セグメント22)との接触する先端面が矩形状に形成されている。これにより、各ブラシ7a〜7dのセグメント22に対する接触時及び離間時の接触面積が緩やかに変化するようになり、このことによっても各ブラシ7a〜7dの火花放電を低減でき、磨耗を低減することができる。
(6)本実施形態では、補助ブラシ7c,7dは電源非給電であるため、補助ブラシ7c,7dへの給電線の取り回しが必要なく、モータ構成の簡素化に貢献することができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、補助ブラシ7c,7dを非給電としたが、補助ブラシ7c,7dからも給電してもよい。この場合、補助ブラシ7cが電源の陽極側、補助ブラシ7dが陰極側となる。
・上記実施形態では、120°離れたセグメント22同士を1個の短絡片41で接続する構成の短絡部材23であったが、例えば、セグメント22から60°離れた位置で短絡片同士を一旦接続した2個の短絡片にて、120°離れたセグメント22同士を接続する構成の短絡部材であってもよい。尚、120°離れたセグメント22同士を短絡することは直流モータの構成で決定されるものであるため、この角度が変わる場合、短絡部材(短絡片)の構成も同様に変更する。
・上記実施形態では、ブラシ7a〜7dの整流子21(セグメント22)との接触する先端面を矩形状としたが、例えば、扇形状のセグメント22に対応させてブラシの先端面を台形状としてもよい。
・上記実施形態では、短絡部材23を有する整流子21を備えた直流モータに適用したが、短絡部材を有していない整流子を備えるモータに適用してもよい。
本実施形態における直流モータの断面図である。 (a)はコアの一部分を示す部分斜視図であり、(b)は整流子部分を示す部分斜視図である。 整流子の断面図(図4におけるA−A断面図)である。 整流子の底面図である。 整流子のセグメントと短絡部材を示す平面図である。 直流モータの結線図である。 (a)は短絡部材の斜視図であり、(b)はセグメントの斜視図である。 電機子に整流子を組み付ける前の状態を示す斜視図である。
符号の説明
7a,7b…給電ブラシ、7c,7d…補助ブラシ、11…電機子、21…整流子、22…セグメント、23…短絡部材、31a…摺接面。

Claims (6)

  1. 複数個のセグメントが周方向に並設され軸直交平面よりなる摺接面を有する整流子に給電ブラシを押圧接触させ、その給電ブラシ及び整流子にて電機子に回転駆動のための電源供給がなされる構成の直流モータであって、
    前記整流子の摺接面における前記給電ブラシの摺接軌道上に、その摺接軌道上の平面度を向上すべく摺接する補助ブラシを配置したことを特徴とする直流モータ。
  2. 請求項1に記載の直流モータにおいて、
    前記給電ブラシは、主として黒鉛粉体と銅粉体とを混合して焼結形成されるものであり、
    前記補助ブラシは、前記給電ブラシよりも黒鉛粉体の割合を多く、若しくは銅粉体を使用せずに焼結形成され、前記摺接面の表面凹部に自身の摺接による摩耗粉を入り込ませる、若しくは前記摺接面の表面凸部を摺接により研磨して、前記摺接軌道上の平面度を向上させるようにしたことを特徴とする直流モータ。
  3. 請求項2に記載の直流モータにおいて、
    前記整流子には、所定角度間隔の前記セグメント同士を同電位とする短絡部材が備えられるものであり、
    前記補助ブラシは、前記給電ブラシが接触する前記セグメントと同電位とされた前記セグメントに接触するように配置されていることを特徴とする直流モータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、
    前記補助ブラシは、その径方向寸法が前記給電ブラシ以上に設定されていることを特徴とする直流モータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、
    前記整流子のセグメントは、径方向外側に向かうに連れて幅が広くなる略扇形状をなし、
    前記各ブラシは、前記整流子との接触する先端面が矩形状をなしていることを特徴とする直流モータ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、
    前記補助ブラシは、電源非供給とされていることを特徴とする直流モータ。
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