JPH02219439A - 電刷子 - Google Patents
電刷子Info
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- JPH02219439A JPH02219439A JP3701589A JP3701589A JPH02219439A JP H02219439 A JPH02219439 A JP H02219439A JP 3701589 A JP3701589 A JP 3701589A JP 3701589 A JP3701589 A JP 3701589A JP H02219439 A JPH02219439 A JP H02219439A
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Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は回転電機、特に大形・大容量の回転電機に使用
される電刷子に関する。
される電刷子に関する。
(従来の技術)
高度忙黒鉛化された人造黒鉛系又は天然産の鱗状黒鉛を
主原料とする天然黒鉛系の電刷子は、潤滑性に優れる長
所を有するが、一般に知られているように整流子表面に
過剰の皮膜を形成し易く。
主原料とする天然黒鉛系の電刷子は、潤滑性に優れる長
所を有するが、一般に知られているように整流子表面に
過剰の皮膜を形成し易く。
整流火花等忙よシ皮膜の一部が脱落するとその部分に電
流が集中し、整流子に条痕が発生するなどの不具合が発
生する。
流が集中し、整流子に条痕が発生するなどの不具合が発
生する。
過剰な皮膜を除去し又は過剰な皮膜の生成を防止して整
流子面に適度な皮膜を形成し、整流状態を良好に維持す
るためには次の手段がある。
流子面に適度な皮膜を形成し、整流状態を良好に維持す
るためには次の手段がある。
(1) 研摩剤の粉末を含有するクリーニングブラシ
を通常の電刷子と併用して使用する。
を通常の電刷子と併用して使用する。
(2)難黒鉛化性の原料を用いた電刷子又は黒鉛化をあ
る程度弁えた電刷子を使用する。
る程度弁えた電刷子を使用する。
(3)例えば特公昭60−13382号公報に示を熱硬
化性樹脂(結合材)と混合し、成形後熱処理して樹脂を
硬化させた電刷子を用いる。
化性樹脂(結合材)と混合し、成形後熱処理して樹脂を
硬化させた電刷子を用いる。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、前記(1)に示す方法は回転電機の周辺
が複雑となり又はスペース上使用できない場合があり、
(2)は回転電機の個性に合わせた原料の選定や黒鉛化
度の制御が事実上困難である。(3)は電気掃除機等の
小形の回転電機には好ましいが。
が複雑となり又はスペース上使用できない場合があり、
(2)は回転電機の個性に合わせた原料の選定や黒鉛化
度の制御が事実上困難である。(3)は電気掃除機等の
小形の回転電機には好ましいが。
樹脂の硬化によって粒子を結合させているので電気抵抗
が高く、耐熱性も不十分であシ、ミル用発電機等の大電
流を通ずる回転電機には適さないという問題がある。
が高く、耐熱性も不十分であシ、ミル用発電機等の大電
流を通ずる回転電機には適さないという問題がある。
本発明は、上記した問題を解消し、大形の回転電機に用
いて、適度な皮膜調整作用を有して良好な整流を維持す
る電刷子を提供することを目的とする。
いて、適度な皮膜調整作用を有して良好な整流を維持す
る電刷子を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、黒鉛化した炭素材の気孔中に炭化珪素の微粉
末及び熱硬化性樹脂を充填してなる電刷子に関する。
末及び熱硬化性樹脂を充填してなる電刷子に関する。
本発明において黒鉛化した炭素材とは1人造黒鉛系でも
天然黒鉛系でもよいが、良好な潤滑性を保持するために
高度に黒鉛化された不純物の少ない素材である。このよ
うな炭素材は10〜30μmの人体の毛細血管のように
入り組んだ気孔を有しているから、この気孔に充填する
炭化珪素の粉末は数μm以下、好ましくは2μm以下の
ものを用い、電刷子中に1〜2重量%充填するのが好ま
しい。多すぎると相手材を傷つける。熱硬化性樹脂はこ
の気孔中に炭化珪素粉末を接着固定して電刷子の使用中
における脱落を防止するために用いる。
天然黒鉛系でもよいが、良好な潤滑性を保持するために
高度に黒鉛化された不純物の少ない素材である。このよ
うな炭素材は10〜30μmの人体の毛細血管のように
入り組んだ気孔を有しているから、この気孔に充填する
炭化珪素の粉末は数μm以下、好ましくは2μm以下の
ものを用い、電刷子中に1〜2重量%充填するのが好ま
しい。多すぎると相手材を傷つける。熱硬化性樹脂はこ
の気孔中に炭化珪素粉末を接着固定して電刷子の使用中
における脱落を防止するために用いる。
炭化珪素粉末だけを分散媒体によシ含浸充填しても1分
散媒体の除去過程で気孔から出てしまうことがある。
散媒体の除去過程で気孔から出てしまうことがある。
本発明の電刷子は、熱硬化性樹脂を溶剤に溶解し、これ
に炭化珪素を添加分散させたものを公知の真空含浸性等
圧より含浸し、乾燥して溶剤を除去後、熱処理して樹脂
を硬化させて得られる。
に炭化珪素を添加分散させたものを公知の真空含浸性等
圧より含浸し、乾燥して溶剤を除去後、熱処理して樹脂
を硬化させて得られる。
含浸する炭化珪素粉末及び熱硬化性樹脂の量は炭素材の
気孔率、対象とする回転電機の種類により適宜選定する
ものであり2%に制限はない。
気孔率、対象とする回転電機の種類により適宜選定する
ものであり2%に制限はない。
(作用)
炭素材の気孔中に充填され、樹脂によシ接着固定された
炭化珪素の微粉末が整流子面の適度な皮膜調整をする。
炭化珪素の微粉末が整流子面の適度な皮膜調整をする。
(実施例)
次に本発明の詳細な説明する。
実施例1
炭化珪素粉(不二見研摩材工業製、す1000゜平均粒
径0.6μm)30重量部及びフェノール樹脂フェス(
日立化成工業製、VP112N)30重量部にアセトン
40重量部を加えて攪拌し含浸液を得九。次に骨材のピ
ッチコークス粉と結合材のタールピッチを混練、粉砕、
成形、焼成及び黒鉛化した人造黒鉛の電刷子材を含浸槽
に入れ、1mmHgtで減圧してから、前記含浸液を注
入含浸した。次いで大気中で風乾後、乾燥機に入れ18
0℃まで徐々に昇温してアセトンを除去し、更にその温
度に維持してフェノール樹脂を硬化させ、電刷子とした
。
径0.6μm)30重量部及びフェノール樹脂フェス(
日立化成工業製、VP112N)30重量部にアセトン
40重量部を加えて攪拌し含浸液を得九。次に骨材のピ
ッチコークス粉と結合材のタールピッチを混練、粉砕、
成形、焼成及び黒鉛化した人造黒鉛の電刷子材を含浸槽
に入れ、1mmHgtで減圧してから、前記含浸液を注
入含浸した。次いで大気中で風乾後、乾燥機に入れ18
0℃まで徐々に昇温してアセトンを除去し、更にその温
度に維持してフェノール樹脂を硬化させ、電刷子とした
。
実施例2
実施例IVcおける炭化珪素粉、フェノール樹脂フェス
及びアセトンを50重量部、20重量部及び30重量部
として混合し含浸液を得た。この含浸液を実施例1と同
じ電刷子材に、実施例1と同じ方法で含浸し、樹脂を硬
化させて電刷子とした。
及びアセトンを50重量部、20重量部及び30重量部
として混合し含浸液を得た。この含浸液を実施例1と同
じ電刷子材に、実施例1と同じ方法で含浸し、樹脂を硬
化させて電刷子とした。
比較例1
実施例1におけるフェノール樹脂フェス30重量部をア
セトン70重量部で希釈し含浸液とした。
セトン70重量部で希釈し含浸液とした。
この含浸液を実施例1と同じ電刷子材に、実施例1と同
じ方法で含浸し、樹脂を硬化させて電刷子とした。
じ方法で含浸し、樹脂を硬化させて電刷子とした。
比較例2
実施例1における電刷子材をそのまま電刷子とした。
上記実施例及び比較例で得た電刷子の含浸率(重量%)
を第1表に示す。また、上記電刷子について、温度40
℃、湿度20 g 7cm”の条件下。
を第1表に示す。また、上記電刷子について、温度40
℃、湿度20 g 7cm”の条件下。
銅製のリング径160mmの回転機に取付け、20Aの
直流電流を通じつつ周速30m/secで運転を行い、
摩擦係数の測定及びリングの表面状態を観察した。その
結果を第1表に示す。
直流電流を通じつつ周速30m/secで運転を行い、
摩擦係数の測定及びリングの表面状態を観察した。その
結果を第1表に示す。
第1表
施例1の場合が最も安定しておシ、実施例2の場合はや
や皮膜調整作用が強くなっており、比較例の場合は過剰
皮膜のため黒色を呈し、かつ多数のスジ(条痕)が見ら
れる。
や皮膜調整作用が強くなっており、比較例の場合は過剰
皮膜のため黒色を呈し、かつ多数のスジ(条痕)が見ら
れる。
(発明の効果)
本発明の電刷子は、適度な皮膜調整作用を有し。
回転電機に使用して安定な摺動状態が得られる。
Claims (1)
- 1、黒鉛化した炭素材の気孔中に炭化珪素の微粉末及び
熱硬化性樹脂を充填してなる電刷子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3701589A JPH02219439A (ja) | 1989-02-16 | 1989-02-16 | 電刷子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3701589A JPH02219439A (ja) | 1989-02-16 | 1989-02-16 | 電刷子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02219439A true JPH02219439A (ja) | 1990-09-03 |
Family
ID=12485847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3701589A Pending JPH02219439A (ja) | 1989-02-16 | 1989-02-16 | 電刷子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02219439A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006288168A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Mitsuba Corp | 回転電機 |
JP2008259304A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Asmo Co Ltd | 直流モータ |
EP3341433B2 (en) † | 2015-08-24 | 2023-12-06 | Morgan Advanced Materials And Technology, Inc | Preparation of articles comprising graphitic particles |
-
1989
- 1989-02-16 JP JP3701589A patent/JPH02219439A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006288168A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Mitsuba Corp | 回転電機 |
JP2008259304A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Asmo Co Ltd | 直流モータ |
EP3341433B2 (en) † | 2015-08-24 | 2023-12-06 | Morgan Advanced Materials And Technology, Inc | Preparation of articles comprising graphitic particles |
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