JP2008259023A - カメラ、カメラの記録制御プログラムおよび再生用プログラム - Google Patents

カメラ、カメラの記録制御プログラムおよび再生用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影状況の理解を容易にするカメラ、カメラの記録制御プログラムおよび再生用プログラムを提供する。
【解決手段】撮像時録画モードに設定されると、TV受信部4で受信した放送番組の内容が直近の一定時間分だけバッファリングする。レリーズボタンが全押し操作されると被写体像が撮像されて、撮像データとして記録媒体11に記録される。また、バッファリングしているレリーズボタン全押し操作前の1分間のMPEGデータと、レリーズボタン全押し操作後1分間のMPEGデータとを1つの録画データのファイルとして、撮像データと同じファイル名を付すことで撮像データと関連づけて記録媒体11に記録する。撮像データの再生時には、ファイル名を手がかりとして、関連づけられている録画データも同時に再生する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラ、カメラの記録制御プログラムおよび再生用プログラムに関する。
テレビジョン放送を受信して録画する録画機能と、被写体像を撮像するカメラ機能とを備えた装置として、たとえば携帯電話機が知られている(非特許文献1参照)。
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しかし、従来の装置では、録画された放送の内容と、撮像された被写体像とを関連づけて記憶することができなかった。そのため、たとえば、スポーツ観戦をしている観戦者を撮影しても、撮影して得られた画像を後日再生した際に、観戦しているスポーツのどのシーンで観戦者を撮影したものなのかが分からなくなる恐れがある。
(1) 請求項1の発明によるカメラは、受信した放送の内容を記録する放送内容記録手段と、被写体像を撮像する撮像手段と、撮像手段で撮像して得た被写体像の画像データを記録する画像データ記録手段と、放送内容記録手段で記録する放送の内容と、画像データ記録手段で記録する画像データとを関連づけて記憶するように、放送内容記録手段および画像データ記録手段を制御する記録制御手段とを備えることを特徴とする。
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、関連づけられている、放送内容記録手段で記録される放送の内容と、画像データ記録手段で記憶される画像データとは、当該放送の内容に関する事象と、当該画像データの被写体像に関する事象とに関連性があることを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のカメラにおいて、放送内容記録手段で記録する放送の内容は、撮像手段で被写体像を撮像する前、および、後の少なくともいずれか一方であることを特徴とする。
(4) 請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のカメラにおいて、記録制御手段は、放送内容記録手段で記録される放送の内容のファイル名と、画像データ記録手段で記憶される画像データのファイル名とを関連づけることにより、放送内容記録手段で記録する放送の内容と、画像データ記録手段で記録する画像データとを関連づけることを特徴とする。
(5) 請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のカメラにおいて、記録制御手段は、放送内容記録手段で記録される放送の内容のファイルの規格であらかじめ定められた、メーカまたはユーザが任意に利用可能な領域と、画像データ記録手段で記憶される画像データのファイルの規格であらかじめ定められた、メーカまたはユーザが任意に利用可能な領域とに所定のデータを書き込むことにより、放送内容記録手段で記録する放送の内容と、画像データ記録手段で記録する画像データとを関連づけることを特徴とする。
(6) 請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のカメラにおいて、放送内容記録手段で記録された放送の内容を再生する放送内容再生手段と、画像データ記録手段で記憶された画像データを再生する画像データ再生手段とをさらに備え、放送内容再生手段は、画像データ再生手段で画像データが再生されると、再生される画像データに関連づけられて放送内容記録手段で記録されている放送の内容を再生することを特徴とする。
(7) 請求項7の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のカメラにおいて、放送内容記録手段で記録された放送の内容を再生する放送内容再生手段と、画像データ記録手段で記憶された画像データを再生する画像データ再生手段とをさらに備え、画像データ再生手段は、放送内容再生手段で放送の内容が再生されると、再生される放送の内容に関連づけられて画像データ記録手段で記録されている画像データを再生することを特徴とする。
(8) 請求項8の発明は、請求項6または請求項7に記載のカメラにおいて、放送内容再生手段は、放送内容記録手段で記録された放送の内容を再生する際に、再生される放送の内容に関連づけられて画像データ記録手段で記録されている画像データが、再生される放送内容のどの時点に対応するのかが分かるように放送内容を再生することを特徴とする。
(9) 請求項9の発明は、請求項6〜8のいずれか一項に記載のカメラにおいて、再生する放送の内容または画像データを選択する選択手段と、選択手段による放送の内容または画像データのファイルの選択に際して、ファイルの内容を示す画像を表示する表示手段と、表示手段にファイルの内容を示す画像を表示する際に、ファイルが放送の内容または画像データに関連づけられて記憶されている場合には、関連づけられたファイルの存在を示すアイコンを、ファイルの内容を示す画像とともに表示手段に表示させる表示制御手段をさらに備えることを特徴とする。
(10) 請求項10の発明によるカメラの記録制御プログラムは、コンピュータに、受信した放送の内容と、撮像して得た被写体像の画像データとを関連づけて記憶する処理を実行させることを特徴とする。
(11) 請求項11の発明による再生用プログラムは、コンピュータに、記憶された画像データを再生する処理と、記憶された画像データを再生する際に、再生する画像データに関連づけて記憶された放送の内容を再生する処理とを実行させことを特徴とする。
(12) 請求項12の発明による再生用プログラムは、コンピュータに、記憶された放送の内容を再生する処理と、記憶された放送の内容を再生する際に、再生する放送の内容に関連づけて記憶された画像データを再生する処理とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、撮影状況の理解に資する。
−−−第1実施例−−−
図1〜7を参照して、本発明によるカメラ、カメラの記録制御プログラムおよび再生用プログラムの第1の実施の形態を説明する。図1は、携帯情報端末の一例としての電子カメラのブロック図である。電子カメラ100は、撮像部1と、画像処理部2と、一時記録部3と、TV受信部4と、電源部5と、コントロール部6と、操作スイッチ部7と、表示部8と、音声出力部9と、記録媒体装着部10とを備えている。
撮像部1は、CCDイメージセンサなどによって構成される。撮像部1は、撮影用の不図示のレンズを通過した被写体光による像を撮像し、撮像信号を画像処理部2へ出力する。画像処理部2は、A/D変換回路やASICなどによって構成される。画像処理部2は、撮像部1から出力されたアナログ撮像信号をデジタル信号に変換して、デジタル変換後の画像データにホワイトバランス処理などの画像処理を行うほか、画像処理後の画像データを所定の形式で圧縮する圧縮処理、圧縮された画像データを伸長する伸長処理などを行う。また、画像処理部2は、後述するTV受信部4から受信したアナログテレビジョン放送の映像信号および音声信号をたとえばMPEGデータに圧縮する圧縮処理や、圧縮されたMPEGデータを伸長する伸長処理などを行う。なお、画像処理部2は、上述した画像処理のほかに、後述する表示部8に表示させるためのいわゆるサムネイル画像のデータも生成する。
一時記憶部3は、上述した画像処理後の画像データやサムネイル画像のデータ、MPEGデータなどが一時的に記録される内蔵メモリなどによって構成される。TV受信部4は、アンテナやアナログテレビジョン放送の受信回路等から構成され、受信したテレビジョン放送の映像信号および音声信号を出力する。電源部5は、一次電池や二次電池などの電力源と、電力源の電力を安定的に供給するための電源回路とによって構成される。電源部5は、電子カメラ100の各部に電力を供給する。
コントロール部6は、マイクロコンピュータなどによって構成される。コントロール部6は、電子カメラ100の各部から出力される信号を入力して所定の演算を行い、演算結果に基づく制御信号を各部へ出力する。コントロール部6と各部とは互いに接続されている。操作スイッチ部7は、電子カメラ100のレリーズボタン、ズーム操作ボタン、メイン電源スイッチ、各種設定操作用のボタンやスイッチなどを含む各ボタンやスイッチによって構成されている。操作スイッチ部7は、各ボタンが操作されると、各ボタンに対応するスイッチから、操作内容に応じた操作信号をコントロール部6に出力する。
表示部8は、たとえば液晶表示装置(LCD)などによって構成される。表示部8は、撮像して得られた画像や各種のメニュー画面、TV受信部4で受信したテレビジョン放送の映像を表示する表示モニタとして働くほか、撮像時に、被写体の画像(スルー画)を表示する電子ファインダとして働く。なお、スルー画は、本撮影の前段階として撮像素子101で繰り返し取得される予備撮影画像である。本撮影は、不図示のレリーズボタンが全押し操作されたことによる操作信号(撮影指示)に応じて行われる撮影である。音声出力部9は、スピーカや音声信号の増幅回路などによって構成される。音声出力部9は、電子カメラ100を操作する際の操作音や警告音をスピーカから発するほか、TV受信部4で受信したテレビジョン放送の音声をスピーカから出力する。
記録媒体装着部10は、記録媒体11を着脱可能に保持し、装着された記録媒体11に記録されたデータの読み込みや消去、記録媒体11へのデータの書き込みを行う。記録媒体11は、記録媒体装着部10に着脱可能なメモリカードであり、画像処理後の画像データやテレビジョン放送のMPEGデータが記録される。
電子カメラ100には、上述した構成要素のほかにも、測光や測距など撮像に関する構成要素が設けられているが、これらは公知であり、本願発明には直接関係しないので、説明を省略する。なお、電子カメラ100は、表示部8にスルー画を表示するスルー画表示機能を有するカメラであれば、一眼レフタイプのカメラでもよく、コンパクトタイプのカメラでもよい。
上述した構成により、電子カメラ100では、不図示のメイン電源スイッチの操作によって電源がオンされた状態でレリーズボタンが押圧されると、コントロール部6は、シャッタ速度および絞り値を適宜決定する。そしてコントロール部6は、決定したシャッタ速度および絞り値で被写体像を撮像するように撮像部1を制御する。撮像部1から出力された撮像信号は、画像処理部2で処理されて、記録媒体装着部10に装着された記録媒体11で画像データとして記録される。電子カメラ100では、操作スイッチ部7の操作によって、記録媒体11で記録されている画像データの再生が指示されると、記録媒体装着部10に装着された記録媒体11に記録されているサムネイル画像のデータを読み込んで表示部8に表示するように、コントロール部6が各部を制御する。そして、表示されたサムネイル画像から任意のサムネイル画像が選択されると、当該サムネイル画像に係る画像データを読み込んで表示部8に画像を表示するように、コントロール部6が各部を制御する。
電子カメラ100では、コントロール部6は、TV受信部4で受信したアナログテレビジョン放送の映像を表示部8に表示し、音声を音声出力部9から出力するように各部を制御する。また、電子カメラ100では、コントロール部6は、TV受信部4で受信したアナログテレビジョン放送の映像信号および音声信号をMPEGデータに圧縮して記録媒体11に記録するように各部を制御する。さらに、電子カメラ100では、コントロール部6は、記録媒体11に記録されているMPEGデータ(すなわち録画データ)を伸長して、映像を表示部8に表示し、音声を音声出力部9から出力するように各部を制御する。
後述するように、電子カメラ100では、撮像部1で撮像して得た被写体像の画像データ(撮像データ)と、TV受信部4で受信したアナログテレビジョン放送の録画データとを関連づけて、記録媒体11に記録できる。また、電子カメラ100では、記録媒体11に記録された撮像データを再生する際に、再生する撮像データに関連づけて記録されている録画データも併せて再生する。以下、詳述する。
−−−撮像時録画モードについて−−−
たとえば、電子カメラ100のユーザが友人とともに野球場で野球の試合を観戦しているときに、ひいきチームのバッターがホームランを打ち、その様子を見て喜ぶ友人の姿を電子カメラ100で撮影した場合のことを考える。従来の電子カメラでは、撮影時の日時が記録されるが、後日撮像データを再生しても、ひいきチームのバッターが打ったホームランを見て友人が喜んでいるのか、他のシーン(たとえば相手チームの失策)を見て友人が喜んでいるのかが分からなくなる恐れがある。また、ひいきの選手がバッターボックスに立ったところをユーザが従来のカメラで撮影しても、後日撮像データを再生した際に、何回目の打席のものであったのかが分からなくなる恐れがある。
野球の試合に限らず、サッカーやテニスなどの他のスポーツや、コンサートなどの様々なイベントでも同様のことが起こりうる。すなわち、撮像データの画像が、どのような状況下で撮像されたものかが後日分からなくなる恐れがある。特に、一見しただけでは進捗状況が把握し難い画像では、どのような状況下で撮像されたものかが分かり難い。
しかし、たとえば野球の試合では、その試合の様子がテレビジョン放送の生放送の番組として放送されることがある。野球の試合のテレビジョン放送(中継番組)では、試合の進捗状況を理解しやすくするために、出塁状況やスコア、カウントなどがテレビ受像機の画面上に表示されるように放送されている。この放送番組を録画しておき、電子カメラ100で撮像して得た撮像データが録画された放送番組の映像(動画)のどのシーンと時間的に一致するのかが簡単に分かれば、その撮像データの画像がどのような状況下で撮像されたものかが容易に把握できる。また、たとえば上述した野球の試合の例では、その場に居合わせたユーザやその友人に撮像データの画像と録画された動画とを見せることで、撮像時のシーンを想起させて、ユーザや友人に撮像時の感動を鮮明によみがえらせることもできる。
そこで、本実施の形態の電子カメラ100では、撮像時録画モードを設け、撮像時録画モードに設定されると、後述するようにTV受信部4で放送番組を受信して、その内容を直近の一定時間分だけバッファリングするように構成した。そして、撮像部1で被写体像の本撮影が行われると、後述するように本撮影時点の前後の放送番組を一定時間録画して、撮像データと関連づけて、撮像データとともに記録媒体11に記録するように構成した。
−−−撮像時録画モードにおける被写体像の撮像−−−
すなわち、コントロール部6は、ユーザの操作スイッチ部7の操作入力によって撮像時録画モードに設定されると、アナログテレビジョン放送を受信するようTV受信部4を制御する。そしてコントロール部6は、TV受信部4で受信した放送番組の映像信号および音声信号を画像処理部2でMPEGデータに圧縮して一時記録部3に直近の一定時間分(たとえば1分間)だけ一時的に記憶するよう各部を制御する。これにより、電子カメラ100では、撮像時録画モードに設定されると、TV受信部4で受信した放送番組の内容が直近の一定時間分だけバッファリングされる。
撮影待機中に操作スイッチ部7の不図示のモニタ再生ボタンが押圧されると、モニタ再生ボタンが押圧されている間だけ、コントロール部6は、TV受信部4で受信した放送番組の映像および音声を表示部8や音声出力部9から出力するよう各部を制御する。コントロール部6は、モニタ再生ボタンが押圧されている間に、操作スイッチ部7の不図示の十字キースイッチボタンの左右いずれか一方が押圧されると、十字キースイッチボタンが押圧される毎に、受信チャンネルを変更するようTV受信部4を制御する。コントロール部6は、モニタ再生ボタンが押圧されている間に、十字キースイッチボタンの上下いずれか一方が押圧されると、十字キースイッチボタンが押圧される毎に、音声出力部9から出力される音声の音量を変更するように音声出力部9を制御する。
コントロール部6は、モニタ再生ボタンの押圧が中止されると、表示部8における放送番組の映像の表示、および、音声出力部9からの音声の出力を中止し、スルー画を表示部8に表示するよう各部を制御する。
したがって、撮像データに関連づけて録画すべき放送番組を受信しているか否かを確認するためには、ユーザはモニタ再生ボタンを押圧すればよい。モニタ再生ボタンが押圧されている間は、TV受信部4で受信した放送番組の映像が表示部8に表示され、放送番組の音声が音声出力部9から出力される。ユーザは、モニタ再生ボタンを押圧しながら十字キースイッチボタンの左右いずれか一方を押圧することで、受信放送局を選局できる。ユーザは、モニタ再生ボタンを押圧しながら十字キースイッチボタンの上下いずれか一方を押圧することで、受信確認中に(モニタ再生ボタン押圧中に)音声出力部9から出力される音声の音量を調節できる。ユーザがモニタ再生ボタンの押圧を止めると、表示部8における放送番組の映像の表示、および、音声出力部9からの音声の出力が中止され、スルー画が表示部8に表示される。
ここで、操作スイッチ部7の不図示のレリーズボタンが半押し操作されると、コントロール部6は、図2に示すように、撮像部1で撮像して得たスルー画(スルー画81)と、TV受信部4で受信した放送番組の映像(放送映像82)とを表示部8に2画面表示するよう各部を制御する。なお、図2において、8aは表示部8の画像表示面を示す。ユーザは、レリーズボタンを半押し操作することで、表示部8に表示されるスルー画81と放送映像82とを同時に観察できる。
レリーズボタンが全押し操作されると、コントロール部6はシャッタ速度および絞り値を適宜決定し、本撮影するよう撮像部1を制御する。コントロール部6は、撮像部1で撮像された被写体像のアナログ撮像信号を、上述したように画像処理部2で画像処理および圧縮処理し、所定のファイル名を付して、撮像データとして記録媒体11に記録するよう各部を制御する。
また、コンロール部6は、バッファリングしているレリーズボタン全押し操作前1分間のMPEGデータと、レリーズボタン全押し操作後に一時記録部3で記憶される1分間のMPEGデータとを1つのファイルとして、撮像データと同じファイル名を付して記録媒体11に記録するよう各部を制御する。すなわち、コントロール部6は、レリーズボタンが全押し操作される前後1分間ずつ、計2分間の放送番組の録画データに撮像データと同じファイル名を付すことで、撮像データと録画データとを関連づけて記録媒体11に記録させる。なお、上述した時間(1分間)は一例である。
たとえば、コントロール部6は、撮像データに「0001」という通し番号をファイル名として付した場合には、撮像データと関連づける録画データに撮像データのファイル名と同じ「0001」をファイル名として付する。同様に、コントロール部6は、撮像データに「0002」をファイル名として付した場合には、撮像データと関連づける録画データに「0002」をファイル名として付し、撮像データに「0003」をファイル名として付した場合には、撮像データと関連づける録画データに「0003」をファイル名として付する。なお、撮像データと録画データとでは、ファイルのフォーマットが異なり、拡張子が異なるため、同じファイル名を付しても問題はない。
コントロール部6は、録画データを記録媒体11に記録させる際、撮像データが録画データのどの時点で撮像されたのかを示す情報(撮像時点情報)を、あわせて記憶するよう各部を制御する。撮像時点情報については、たとえばMPEGデータのシーケンス層のUD(User Date)のように、ユーザやメーカが自由に利用できる領域に記録するようにしてもよい。なお、撮像データには、撮像データのサムネイル画像も含まれている。
このように電子カメラ100では、本撮影時に放送されている番組放送を録画して、撮像データと録画データとを関連づけて記録する。
−−−撮像時録画モードで撮像して得られた撮像データの再生−−−
上述した撮像時録画モードで被写体像を撮像した後、撮像データを再生する際には、電子カメラ100では次のように処理が行われる。撮像データを再生するモードとなるように操作スイッチ部7が操作されると、コントロール部6は、装着されている記録媒体11から撮像データのサムネイル画像を読み込んで、図3に示すように、表示部8に表示するよう各部を制御する。図3において、83はサムネイル画像を示す。なお、コントロール部6は、サムネイル画像を読み込んだ撮像データのファイル名と同じファイル名を有する録画データが記録媒体11に記録されている場合には、関連づけて記憶されている録画データがあることを示すアイコン84を、表示部8に表示させるサムネイル画像83に重ねて表示するよう各部を制御する。
操作スイッチ部7が操作されて、表示部8に表示されたサムネイル画像83から任意のサムネイル画像83が選択されると、コントロール部6は、選択されたサムネイル画像83に対応する撮像データを記録媒体11から読み込んで、表示部8に表示するよう各部を制御する。また、コントロール部6は、選択されたサムネイル画像83に対応する撮像データと同じファイル名を有する録画データが記録媒体11に記録されている場合には、図4(a)に示すように、関連づけて記憶されている録画データも同時に再生するよう各部を制御する。
図4(a)において、85は撮像データから再生された静止画像であり、86は録画データから再生された動画であり、87は撮像データの撮影情報であり、88は再生された動画の再生可能時間(録画時間)や、どの時点まで再生されたかを示す表示バーである。図4(b)は、表示バー88の詳細を示す図である。表示バー88には、録画データがどの時点まで再生されたのかを示すバーグラフ88aと、録画データに関連づけて記憶された撮像データが録画データ中のどの時点で撮像して得られたものなのかを示す撮像時点マーク88bとが示される。なお、上述したように、録画データには、本撮影の前後1分間ずつの放送番組が録画されているため、撮像時点マーク88bは、表示バー88に略中央に表示されることとなる。すなわち、撮像時点マーク88bは、録画データ記録期間中の本撮影の時期を反映して表示バー88上に表示される。
−−−フローチャート−−−
図5は、撮像時録画モードにおける被写体像の撮像の際に電子カメラ100で行われる処理についてのフローチャートを示す図である。図5のフローチャートによるプログラムは、操作スイッチ部7の操作入力によって撮像時録画モードに設定されると起動してコントロール部6で実行される。ステップS1において、放送番組の受信を開始するようTV受信部4に制御信号を出力してステップS3へ進む。
ステップS3において、TV受信部4で受信した放送番組の映像信号および音声信号を画像処理部2でMPEGデータに圧縮して一時記録部3に直近の一定時間分だけ一時的に記憶するよう各部を制御してステップS5へ進む。ステップS5において、撮像部1で撮像して得たスルー画を表示部8に表示するよう各部を制御してステップS7へ進む。ステップS7において、レリーズボタンが半押し操作されて、レリーズボタンに対応する不図示のスイッチ(レリーズスイッチ)から出力される半押し操作信号を受信するまで待機する。
ステップS7が肯定判断されるとステップS9へ進み、図2に示すように、撮像部1で撮像して得たスルー画と、TV受信部4で受信した放送番組の映像とを表示部8に2画面表示するよう各部を制御してステップS11へ進む。ステップS11において、レリーズボタンが全押し操作されて、レリーズスイッチから出力される全押し操作信号を受信したか否かを判断する。ステップS11が否定判断されるとステップS7へ戻る。ステップS11が肯定判断されるとステップS13へ進み、本撮影を行うよう各部を制御してステップS15へ進む。
ステップS15において、ステップS13の本撮影で得られた被写体像の撮像データと、レリーズボタンの全押し操作の前後1分間ずつの放送番組の録画データとに、上述したように同じファイル名を付して記録媒体11に記録するよう各部を制御してリターンする。
図6は、撮像時録画モードにおける撮影待機中に、不図示のモニタ再生ボタンが押圧された際に電子カメラ100で行われる処理についてのフローチャートを示す図である。図6のフローチャートによるプログラムは、撮像時録画モードに設定されているときにモニタ再生ボタンが押圧されたことを示す操作信号をコントロール部6が受信すると起動して、上述した図5のフローチャートによるプログラムに割り込む形でコントロール部6で実行される。
ステップS21において、モニタ再生ボタンが押圧され続けているか否か、すなわち、モニタ再生ボタンに対応する不図示のスイッチ(モニタ再生スイッチ)から操作信号が継続して出力されているか否かを判断する。ステップS21が肯定判断されるとステップS23へ進み、TV受信部4で受信した放送番組の映像および音声を表示部8や音声出力部9から出力するよう各部を制御してステップS25へ進む。
ステップS25において、モニタ再生ボタンが押圧されている間に、不図示の十字キースイッチボタンの左右いずれか一方が押圧されたか否かを判断する。すなわち、ステップS25において、モニタ再生スイッチから操作信号を受信し、かつ、十字キースイッチボタンに対応する不図示の十字キースイッチから、十字キースイッチボタンの左右への押圧操作に対応する操作信号を受信したか否かを判断する。ステップS25が肯定判断されるとステップS27へ進み、十字キースイッチから受信した操作信号に応じて受信チャンネルを変更するようTV受信部4を制御してステップS21へ戻る。
ステップS25が否定判断されるとステップS29へ進み、モニタ再生ボタンが押圧されている間に、十字キースイッチボタンの上下いずれか一方が押圧されたか否かを判断する。すなわち、ステップS29において、モニタ再生スイッチから操作信号を受信し、かつ、十字キースイッチから、十字キースイッチボタンの上下への押圧操作に対応する操作信号を受信したか否かを判断する。ステップS29が肯定判断されるとステップS31へ進み、十字キースイッチから受信した操作信号に応じて、音声出力部9から出力される音声の音量を変更するように音声出力部9を制御してステップS21へ戻る。ステップS29が否定判断されるとステップS21へ戻る。
ステップS21が否定判断されると、ステップS33へ進み、本プログラムによる割込処理を終了する。
図7は、撮像データを再生するモード(再生モード)における撮像データの再生の際に電子カメラ100で行われる処理についてのフローチャートを示す図である。図7のフローチャートによるプログラムは、操作スイッチ部7の操作入力によって再生モードに設定されると起動してコントロール部6で実行される。ステップS41において、記録媒体11に記録された任意の1つの撮像データから、その撮像データに含まれるサムネイル画像を読み込んでステップS43へ進む。ステップS43において、ステップS41でサムネイル画像を読み込んだ撮像データと同じファイル名の録画データが記録媒体11に記録されているか否かを判断する。
ステップS43が肯定判断されるとステップS45へ進み、ステップS41で読み込んだサムネイル画像を後に表示部8に表示する際に、上述したアイコン84を付して表示するように設定する。ステップS45が実行されるか、ステップS43が否定判断されるとステップS47へ進み、記録媒体11に記録されたすべての撮像データからサムネイル画像を読み込んだか否かを判断する。ステップS47が否定判断されるとステップS41へ戻る。
ステップS47が肯定判断されるとステップS49へ進み、図3に示すように読み込んだサムネイル画像を表示部8に表示させてステップS51へ進む。ステップS51において、操作スイッチ部7が操作されて、表示部8に表示されたサムネイル画像83から任意のサムネイル画像83が選択されるまで待機する。ステップS51が肯定判断されるとステップS53へ進み、ステップS51で選択されたサムネイル画像にアイコン84が付されているか否か、すなわち、ステップS51で選択されたサムネイル画像に対応する撮像データと同じファイル名を有する録画データが記録媒体11に記録されているか否かを判断する。
ステップS53が肯定判断されるとステップS55へ進み、ステップS51で選択されたサムネイル画像に対応する撮像データと、当該撮像データと同じファイル名を有する録画データとを、図4(a)に示すように同時に再生するよう各部を制御してステップS57へ進む。ステップS57において、操作スイッチ部7の操作入力によって再生モード以外のモードに設定されたか否かを判断する。ステップS57が肯定判断されると本プログラムを終了する。
ステップS57が否定判断されるとステップS59へ進み、すでに再生している撮像データとは別の撮像データのサムネイル画像が選択されるように操作されたか否かを判断する。ステップS59が否定判断されるとステップS57へ戻る。ステップS59が肯定判断されるとステップS53へ戻る。
ステップS53が否定判断されるとステップS61へ進み、ステップS51で選択されたサムネイル画像に対応する撮像データ再生するよう各部を制御してステップS57へ進む。
上述した第1の実施の形態の電子カメラ100では、次の作用効果を奏する。
(1) 撮像部1で撮像して得た撮像データと、TV受信部4で受信した放送番組の録画データとを関連づけて記憶するように構成した。これにより、後日撮像データを再生する際に、撮像データと関連づけて記憶されている録画データを特定して再生できるようになる。したがって、録画データを再生することで、撮像データがどのような状況下で撮影されたものなのかが推測できるようになり、利便性が高い。上述した野球の試合の例では、たとえば、録画データを再生した際に、ひいきチームのバッターがホームランを打つシーンが再生されれば、撮像データの再生画像に喜んでいる友人の姿が写っていても、なぜ友人が喜んでいるのかが容易に推測できる。
(2) 撮影対象と何らかの関連性を有する内容が放送されている放送波を受信できる環境下であれば、当該放送を選局して受信することで、撮像部1で撮像して得た撮像データと関連性を有する放送番組の録画データを記録できるように構成した。これにより、録画データを再生することで、撮像データがどのような状況下で撮影されたものなのかが確実に認識できるようになり、利便性が高いだけでなく、その場に居合わせたユーザなどが撮像データの画像と録画された動画とを見ることで、撮像時のシーンを想起でき、撮像時の感動を再び味わうことも可能となる。
(3) 本撮影の前後一定時間ずつの放送番組の内容を録画するように構成したので、録画データを再生することで本撮影時の前後の状況を容易に認識できるようになる。
(4) ファイル名を同じに(共通化)することで撮像データと録画データとを関連づけて記憶するように構成した。これにより、ファイル名を付す際の処理や、関連づけられた相手のデータの有無を判断する処理が容易となり、処理プログラムが単純なものとなり、作成も容易となる。また、パーソナルコンピュータ等のような画像や映像を再生可能な外部の装置を用いて、記録媒体11に記録された撮像データや録画データを再生する際に、外部の装置の操作者が関連づけられた相手のデータを容易に発見できるようになる。したがって、外部の装置の操作者も撮像データがどのような状況下で撮影されたものなのかが推測できるようになり、利便性が高い。
(5) 録画データと関連づけて記憶されている撮像データが再生されると、当該録画データも同時に再生されるように構成した。これにより、再生する撮像データに関連づけられた録画データをユーザがわざわざ探す必要がなくなるので、ユーザの操作の手間を省くことができる。
(6) 撮像データに関連づけられた録画データを再生する場合には、表示バー88を表示するように構成した。これにより、たとえば2分間の録画データの中で、どのシーンで本撮影が行われたかが容易に理解できるようになるので、本撮影が行われたときの状況の正確な理解に資する。
(7) サムネイル画像を読み込んだ撮像データのファイル名と同じファイル名を有する録画データが記録媒体11に記録されている場合には、関連づけて記憶されている録画データがあることを示すアイコン84を、表示部8に表示させるサムネイル画像83に重ねて表示するように構成した。これにより、撮像データに関連のある録画データの存在を容易に認識できるので、撮像データに関連づけられた録画データの有無を考慮してユーザが再生する撮像データを任意に選択可能となり、ユーザの意志を反映できる。
−−−第2の実施の形態−−−
図8〜14を参照して、本発明によるカメラ、カメラの記録制御プログラムおよび再生用プログラムの第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、TV受信部4で受信した放送番組を録画している最中に、撮像部1によって被写体像の本撮影が行われた場合について説明する。
−−−録画時撮影モードについて−−−
たとえば、第1の実施の形態で説明した例と同様に、電子カメラ100のユーザが友人とともに野球場で野球の試合を観戦しているときのことを考える。従来のカメラにテレビジョン放送の受信機能および録画機能が備えられていれば、その試合を生放送で中継している放送番組を録画することができる。そのときに、たとえばひいきチームのバッターがホームランを打ち、その様子を見て喜ぶ友人の姿や打った選手の姿を従来のカメラで撮影することが考えられる。この場合にも、上述したように、撮像データがどのような状況下で撮影して得られたものであるのかが後日分からなくなる恐れがある。また、上述した野球の試合の例では、居合わせた友人の様子を撮影しているにもかかわらず、従来のカメラで録画された試合の番組を後日再生した際に、ホームランや好守、好走などのシーンで、友人がどのような反応を見せたのかが分かり難い。
そこで、本実施の形態の電子カメラ100では、録画時撮影モードを設け、録画時撮影モードに設定されると、後述するようにTV受信部4で放送番組を受信して録画するように構成した。そして、放送番組の録画中に撮像部1で被写体像の本撮影が行われると、後述するように撮像データを録画データと関連づけて、録画データとともに記録媒体11に記録するように構成した。
−−−録画時撮影モードにおける被写体像の撮像−−−
すなわち、コントロール部6は、ユーザの操作スイッチ部7の操作入力によって録画時撮影モードに設定されると、アナログテレビジョン放送を受信するようTV受信部4を制御する。そしてコントロール部6は、ユーザの操作によって上述したように選局操作がなされ、録画開始の指示が与えられると、TV受信部4で受信した放送番組の映像信号および音声信号を画像処理部2でMPEGデータに圧縮して記録媒体11に記憶する(録画する)よう各部を制御する。また、コントロール部6は、放送番組の録画を開始すると、電子カメラ100を撮影待機状態とするよう各部を制御する。コントロール部6は、放送番組の録画中には、TV受信部4で受信した放送番組の映像を表示部8に表示し、放送番組の音声を音声出力部9から出力するよう各部を制御する。なお、事前の設定により、放送番組の録画中に、放送番組の映像の表示および音声の出力をしないようにすることもできる。
ここで、操作スイッチ部7の不図示のレリーズボタンが半押し操作されると、コントロール部6は、図2に示すように、撮像部1で撮像して得たスルー画81と、TV受信部4で受信した放送番組の放送映像82とを表示部8に2画面表示するよう各部を制御する。レリーズボタンが全押し操作されると、コントロール部6はシャッタ速度および絞り値を適宜決定し、本撮影するよう撮像部1を制御する。コントロール部6は、撮像部1で撮像された被写体像のアナログ撮像信号を、上述したように画像処理部2で画像処理および圧縮処理し、後述するようにファイル名を付して、撮像データとして記録媒体11に記録するよう各部を制御する。
たとえば、コントロール部6は、放送番組の録画データに「0001」という通し番号をファイル名として付す場合には、録画データのファイル名の後に当該録画データの記録中に行われた本撮影の回数を通し番号(たとえば01,02等)を付した「0001−01」を撮像データのファイル名として付す。ここで、ファイル名「0001−01」のうち、ハイフンより右側の「01」が当該録画データの記録中に行われた本撮影の回数の通し番号に該当する。
コントロール部6は、録画データを記録媒体11に記録させる際、それぞれの撮像データが録画データのどの時点で撮像されたのかを示す情報(撮像時点情報)を、あわせて記録するよう各部を制御する。
このように第2の実施の形態の電子カメラ100では、放送番組の録画中に本撮影が行われると、撮像データと録画データとを関連づけて記録する。
−−−録画時撮影モードで録画された録画データの再生−−−
上述した録画時撮影モードで放送番組を録画した後、その録画データを再生する際には、電子カメラ100では次のように処理が行われる。録画データの再生モードとなるように操作スイッチ部7が操作されると、コントロール部6は、装着されている記録媒体11から録画データのサムネイル画像を読み込んで、図8に示すように、表示部8に表示するよう各部を制御する。図8において、93はサムネイル画像を示す。
なお、コントロール部6は、サムネイル画像を読み込んだ録画データのファイル名(たとえば「0001」)と同じファイル名を一部に有する(たとえば「0001−01」)撮像データが記録媒体11に記録されているか否かを判断する。そして、コントロール部6は、該当する撮像データが存在すると判断した場合には、関連づけて記憶されている撮像データがあることを示すアイコン94を、表示部8に表示させるサムネイル画像93に重ねて表示するよう各部を制御する。
操作スイッチ部7が操作されて、表示部8に表示されたサムネイル画像93から任意のサムネイル画像93が選択されると、コントロール部6は、選択されたサムネイル画像93に対応する録画データを記録媒体11から読み込む。そして、コントロール部6は、読み込んだ録画データを再生して、図9に示すように表示部8に動画95として表示するとともに、再生された動画95の再生可能時間(録画時間)や、どの時点まで再生したかを示す表示バー98を表示するよう各部を制御する。
また、コントロール部6は、選択されたサムネイル画像93に対応する録画データと同じファイル名を一部に有する撮像データが記録媒体11に記録されている場合には、図9に示すように、表示バー98に撮像時点マーク98bを表示させる。撮像時点マーク98bは、録画データに関連づけて記憶された撮像データが録画データ中のどの時点で撮像して得られたものなのか(放送内容のどの時点に対応するのか)を示すマークである。表示バー98において、98aは録画データをどの時点まで再生したかを示すバーグラフである。
撮像データが撮像された時点まで録画データが再生されると、コントロール部6は、当該撮像データを記録媒体11から読み込んで、図10に示すように、再生している動画95とともに再生して2画面表示を行う。図10において、96は記録媒体11から読み込まれて再生された撮像データの静止画像である。コントロール部6は、図10に示すように、動画95と静止画像96とを表示部8に所定時間(たとえば1分間)表示させた後、静止画像96の表示を中止して、図9に示すように動画95の再生を継続するよう各部を制御する。
−−−フローチャート−−−
図11は、録画時撮影モードにおける放送番組の録画の際に電子カメラ100で行われる処理についてのフローチャートを示す図である。図11のフローチャートによるプログラムは、操作スイッチ部7の操作入力によって録画時撮影モードに設定されると起動してコントロール部6で実行される。ステップS101において、放送番組の受信を開始するようTV受信部4に制御信号を出力してステップS103へ進む。
ステップS103において、操作スイッチ部7の操作入力によって、TV受信部4で受信している放送番組の録画開始が指示されるまで待機する。ステップS103が肯定判断されるとステップS105へ進み、TV受信部4で受信している放送番組の録画開始を開始するよう各部を制御してステップS107へ進む。
ステップS107において、操作スイッチ部7の操作入力によって、ステップS105で開始した録画を終了するよう指示されるまで待機する。ステップS107が肯定判断されるとステップS109へ進み、ステップS105で開始した録画を終了するよう各部を制御してリターンする。
図12は、録画時撮影モードにおける被写体像の撮像の際に電子カメラ100で行われる処理についてのフローチャートを示す図である。図12のフローチャートによるプログラムは、操作スイッチ部7の操作入力によって録画時撮影モードに設定されると起動してコントロール部6で実行される。なお、図12のフローチャートによるプログラムは、図11のフローチャートによるプログラムと並行して実行される。
ステップS117において、レリーズボタンが半押し操作されて、レリーズスイッチから出力される半押し操作信号を受信するまで待機する。ステップS117が肯定判断されるとステップS119へ進み、図2に示すように、スルー画と、TV受信部4で受信した放送番組の映像とを表示部8に2画面表示するよう各部を制御してステップS121へ進む。
ステップS121において、レリーズボタンが全押し操作されて、レリーズスイッチから出力される全押し操作信号を受信したか否かを判断する。ステップS121が否定判断されるとステップS117へ戻る。ステップS121が肯定判断されるとステップS123へ進み、本撮影を行うよう各部を制御してステップS125へ進む。
ステップS125において、ステップS123の本撮影で得られた被写体像の撮像データに対して、上述したようにファイル名を付して記録媒体11に記録するとともに、録画データに撮像時点情報を記録するよう各部を制御してリターンする。
図13,14は、再生モードにおける録画データの再生の際に電子カメラ100で行われる処理についてのフローチャートを示す図である。図13,14のフローチャートによるプログラムは、操作スイッチ部7の操作入力によって動画再生モードに設定されると起動してコントロール部6で実行される。ステップS141において、記録媒体11に記録された任意の1つの動画データから、その動画データに含まれるサムネイル画像を読み込んでステップS143へ進む。ステップS143において、ステップS141でサムネイル画像を読み込んだ録画データと同じファイル名を一部に有する撮像データが記録媒体11に記録されているか否かを判断する。
ステップS143が肯定判断されるとステップS145へ進み、ステップS141で読み込んだサムネイル画像を後に表示部8に表示する際に、上述したアイコン94を付して表示するように設定する。ステップS145が実行されるか、ステップS143が否定判断されるとステップS147へ進み、記録媒体11に記録されたすべての録画データからサムネイル画像を読み込んだか否かを判断する。ステップS147が否定判断されるとステップS141へ戻る。
ステップS147が肯定判断されるとステップS149へ進み、図8に示すように読み込んだサムネイル画像を表示部8に表示させてステップS151へ進む。ステップS151において、操作スイッチ部7が操作されて、表示部8に表示されたサムネイル画像93から任意のサムネイル画像93が選択されるまで待機する。ステップS151が肯定判断されると図14のステップS153へ進み、図13のステップS151で選択されたサムネイル画像にアイコン94が付されているか否か、すなわち、ステップS151で選択されたサムネイル画像に対応する録画データと同じファイル名を一部に有する撮像データが記録媒体11に記録されているか否かを判断する。
ステップS153が肯定判断されるとステップS155へ進み、ステップS151で選択されたサムネイル画像に対応する録画データを、図9に示すように動画として再生するよう各部を制御してステップS156aに進む。ステップS156aにおいて、操作スイッチ部7が操作されて、動画の再生終了指示がされたか否かを判断する。ステップS156aが否定判断されるとステップS156bへ進み、録画データと関連づけられた撮像データが撮像された時点まで録画データが再生されたか否かを判断する。
ステップS156bが肯定判断されるとステップS156cへ進み、ステップS156bの判断対象とされた撮像データを記録媒体11から読み込んで、図10に示すように、再生させている動画95とともに、所定時間だけ再生・表示させる。ステップS156bが実行されるか、ステップS156bが否定判断されるとステップS156dへ進む。ステップS156dにおいて、ステップS155で開始した録画データの再生が最後まで行われたか否かを判断する。ステップS156dが否定判断されるとステップS156aに戻る。ステップS156dが肯定判断されるとステップS156eへ進み、動画の再生を停止してステップS157へ進む。
ステップS157において、操作スイッチ部7の操作入力によって再生モード以外のモードに設定されたか否かを判断する。ステップS157が肯定判断されると本プログラムを終了する。
ステップS157が否定判断されるとステップS159へ進み、すでに再生した録画データとは別の録画データのサムネイル画像が選択されるように操作されたか否かを判断する。ステップS159が肯定判断されるとステップS153へ戻る。ステップS159が否定判断されるとステップS160へ進み、操作スイッチ部7が操作されて、動画の再生開始指示がされたか否かを判断する。ステップS160が肯定判断されるとステップS155へ戻る。ステップS160が否定判断されるとステップS157へ戻る。
ステップS156aが肯定判断されるとステップS156eへ進む。
ステップS153が否定判断されるとステップS161へ進み、図13のステップS151で選択されたサムネイル画像に対応する録画データを再生するよう各部を制御してステップS162aへ進む。ステップS162aにおいて、操作スイッチ部7が操作されて、動画の再生終了指示がされたか否かを判断する。ステップS162aが否定判断されるとステップS162bへ進み、ステップS161で開始した録画データの再生が最後まで行われたか否かを判断する。ステップS162bが否定判断されるとステップS162aに戻る。ステップS162bが肯定判断されるとステップS156eへ進む。ステップS162aが肯定判断されるとステップS156eへ進む。
上述した第2の実施の形態の電子カメラ100では、第1の実施の形態の作用効果に加えて次の作用効果を奏する。
(1) 録画時撮影モードで放送番組を録画しているときに電子カメラ100で被写体像が撮像されると、放送番組の録画データに撮像部1で撮像して得た撮像データを関連づけて記憶するように構成した。これにより、後日録画データを再生する際に、録画データと関連づけて記憶されている撮像データを特定して再生できるようになる。したがって、撮像データを再生することで、録画データが録画されている状況下で、ユーザの周囲でどのようなことが起こっていたのかを推測できるようになり、利便性が高い。
(2) ファイル名に共通する名称を付することで撮像データと録画データとを関連づけて記憶するように構成した。これにより、ファイル名を付す際の処理や、関連づけられた相手のデータの有無判断する処理が容易となり、処理プログラムの構成が単純化され、作成が容易となる。また、パーソナルコンピュータ等のような画像や映像を再生可能な外部の装置を用いて、記録媒体11に記録された撮像データや録画データを再生する際に、外部の装置の操作者が関連づけられた相手のデータを容易に発見できるようになる。したがって、外部の装置の操作者も録画データが録画されている状況下で、ユーザの周囲でどのようなことが起こっていたのかを推測できるようになり、利便性が高い。
(3) 撮像データが撮像された時点まで録画データが再生されると、再生している動画95とともに、当該撮像データを再生して静止画として表示するように構成した。これにより、再生する録画データに関連づけられた撮像データをユーザがわざわざ探す必要がなくなるので、ユーザの操作の手間を省くことができる。また、撮像データを再生した静止画像がタイムリーに表示されるようになるので、録画データが録画されている状況下で、ユーザの周囲で起こった事象がいつの時点のことであるかを正確に理解できるようになる。
(4) 録画データを再生する場合には、表示バー98を表示するように構成した。また、関連する撮像データがある場合には、表示バー98に撮像時点マーク98bを表示させるように構成した。これにより、たとえば再生する録画データの中で、電子カメラ100による本撮影がいつ、何回行われたかが容易に理解できるようになるので、利便性が高い。また、撮像時点マーク98bが再生する動画のしおりのような役割を果たすので、電子カメラ100による本撮影が行われた時点の前後だけ録画データを再生するというような操作も可能となり、見たいところだけ動画を再生するというユーザの意志を反映できる。
(5) サムネイル画像を読み込んだ録画データのファイル名と同じファイル名を一部に有する撮像データが記録媒体11に記録されている場合には、関連づけて記憶されている撮像データがあることを示すアイコン94を、表示部8に表示させるサムネイル画像93に重ねて表示するように構成した。これにより、録画データに関連のある撮像データの存在を容易に認識できるので、当該撮像データの有無を考慮してユーザが再生する録画データを任意に選択可能となり、ユーザの意志を反映できる。
−−−変形例−−−
(1) 上述した第1の実施の形態では、撮像データに関連する録画データを、本撮影の前後1分ずつ録画し、撮像データの再生時には、記録した録画データのはじめから終わりまでを再生するように構成したが、本発明はこれに限定されない。録画データを本撮影のたとえば前後1分間ずつ記録し、撮像データの再生時には、記録した録画データのうち、本撮影のたとえば前後30秒間ずつを再生するように構成してもよい。また、録画データの記録時間や、撮像データの再生時に再生する録画データの再生時間をユーザが任意に設定できるように構成してもよい。
(2) 上述の説明では、TV受信部4は、アナログテレビジョン放送の放送波を受信するように構成しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、ISDB−T規格に対応した地上デジタル放送の放送波を受信できるようにTV受信部4を構成してもよい。なお、このように構成した場合には、録画データとともに、録画する放送番組の放送波に含まれるEIT(Event information Table)を参照して番組の名称や放送日時などの情報を記録するように構成してもよい。そして、録画データを再生する際には、あわせて記録している番組の名称や放送日時などの情報を表示部8に表示するように構成してもよい。
(3) 上述した第1の実施の形態において、短い期間(たとえば1分以内)に撮像部1で被写体像の本撮影が連続して行われた場合には、録画データの記録期間を、連続撮影の最初の1コマ目が撮影された時点の1分前から連続撮影の最後の1コマが撮影されてから1分後までとしてもよい。この場合には、第2の実施の形態の場合と同様に、放送番組の録画データには、たとえば「0001」という通し番号をファイル名として付す。撮像データには、録画データのファイル名の後に連続撮影の回数を通し番号(たとえば01,02等)を付した、たとえば「0001−01」をファイル名として付す。
このように録画データを記録した場合、連続撮影に係る撮像データを再生する際には、再生する撮像データのファイル名(たとえば「0001−01」)のハイフンより前の部分(たとえば「0001」)と同じファイル名を有する録画データを記録媒体11から読み出して、第1の実施の形態の場合と同様に、静止画像と動画とを表示するようにすればよい。この場合、図15に示すように、撮像時点マーク88bは、録画データ記録期間中の本撮影の時期を反映するため、表示バー88の略中央からずれた位置に表示されることがある。なお、再生されている撮像データとは異なる、連続撮影に係る他の撮像データについての撮像時点マーク88cを、撮像時点マーク88bとは識別可能に表示するようにしてもよい。図15の例では、たとえば撮像時点マーク88cを撮像時点マーク88bとは異なる色調などで表示していることを示している。
(4) 電子カメラ100で撮影および録画を行い、上述した撮像データおよび録画データを記憶させた記録媒体11を、パーソナルコンピュータや携帯電話機、携帯情報端末装置などの外部の機器に装着して、再生することができる。ここで、外部の機器に、上述した処理を行うプログラムをインストールしておくことで、互いに関連づけられた撮像データおよび録画データを上述した各実施の形態と同様に再生できる。すなわち、上述した処理を行うプログラムを外部の機器にインストールしてもよい。
(5) 上述の説明では、ファイル名に共通する名称を付することで撮像データと録画データとを関連づけて記憶するように構成したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、撮像データおよび録画データのそれぞれで、データの規格で定められたメーカやユーザが任意に利用可能な領域に、相手のデータとの関連づけのための情報(たとえば相手ファイルのファイル名)を記録させることで、撮像データと録画データとを関連づけて記憶するように構成してもよい。撮像データであれば、たとえば、EXIF規格におけるEXIF情報中の各ベンダー(メーカー)が任意に使用できる任意領域、ユーザーが任意に使用できる領域などを利用してもよい。録画データであれば、たとえば、MPEG2規格におけるシーケンス層のUD(User Date)などを利用してもよい。
(6) 上述の説明では、撮像データと録画データとを関連づけた上で、撮像データと録画データとを別個に記憶するように構成したが、1つのファイルに記憶するように構成してもよい。
(7) 上述した第1の実施の形態では、撮像データを再生すると、当該撮像データに関連づけられた録画データの再生を行うように構成したが、録画データの再生を行った際に、当該録画データに関連づけられた撮像データの再生を行うように構成してもよい。また、上述した第2の実施の形態では、録画データを再生すると、当該録画データに関連づけられた撮像データの再生を行うように構成したが、撮像データの再生を行った際に、当該撮像データに関連づけられた録画データの再生を行うように構成してもよい。
(8) 上述の説明では、レリーズボタンが半押し操作されると、スルー画81と放送映像82とを表示部8に2画面表示するように構成しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、電子カメラ100が、スルー画表示機能のない一眼レフタイプのカメラである場合には、レリーズボタンが半押し操作されると、放送映像82を表示部8に表示するように構成してもよい。
(9) 上述した第1の実施の形態では、撮像データを再生すると、当該撮像データに関連づけられた録画データを自動的に再生するように構成し、上述した第2の実施の形態では、録画データを再生すると、当該録画データに関連づけられた撮像データを自動的に再生するように構成したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、上述した第1の実施の形態において、撮像データを再生した際に当該撮像データに関連づけられた録画データを自動的に再生するか否かをあらかじめ選択可能に構成してもよい。同様に、上述した第2の実施の形態において、録画データを再生した際に当該録画データに関連づけられた撮像データを自動的に再生するか否かをあらかじめ選択可能に構成してもよい。
(10) 上述した第1の実施の形態では、撮像データに関連する録画データを、本撮影の前後1分ずつ記録するように構成したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、本撮影前の録画データだけを記録するように構成してもよく、本撮影後の録画データだけを記録するようにしてもよい。
(11) 上述の説明では、TV受信部4で受信した放送番組の内容がバッファリングされているか、録画されているときに本撮影が行われるように構成したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、TV受信部4で放送波を受信していない場合や、バッファリングまたは録画を行っていないときに本撮影が行われると、TV受信部4で放送波を受信して、所定時間だけ受信した番組放送の内容を録画するように構成してもよい。たとえば、野球の試合のであれば、生中継であっても、ホームランのシーンなどはホームランが打たれた直後にリプレイされて放送されることがある。そのため、本撮影後に放送番組の録画を開始したとしても、上述した作用効果と同様の作用効果を奏する。
(12) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
なお、本発明は、上述した実施の形態のものに何ら限定されず、受信した放送の内容を記録する放送内容記録手段と、被写体像を撮像する撮像手段と、撮像手段で撮像して得た被写体像の画像データを記録する画像データ記録手段と、放送内容記録手段で記録する放送の内容と、画像データ記録手段で記録する画像データとを関連づけて記憶するように、放送内容記録手段および画像データ記録手段を制御する記録制御手段とを備える各種構造のカメラや携帯電話機、その他の携帯情報端末などを含むものである。
電子カメラ100のブロック図である。 表示部8の画像表示面8aの表示内容を説明する図である。 表示部8の画像表示面8aの表示内容を説明する図である。 表示部8の画像表示面8aの表示内容を説明する図である。 撮像時録画モードにおける被写体像の撮像の際に電子カメラ100で行われる処理についてのフローチャートを示す図である。 撮像時録画モードにおける被写体像の撮像待機中に、モニタ再生ボタンが押圧された際に電子カメラ100で行われる処理についてのフローチャートを示す図である。 再生モードにおける撮像データの再生の際に電子カメラ100で行われる処理についてのフローチャートを示す図である。 表示部8の画像表示面8aの表示内容を説明する図である。 表示部8の画像表示面8aの表示内容を説明する図である。 表示部8の画像表示面8aの表示内容を説明する図である。 第2の実施の形態の録画時撮影モードにおける放送番組の録画の際に電子カメラ100で行われる処理についてのフローチャートを示す図である。 第2の実施の形態の録画時撮影モードにおける被写体像の撮像の際に電子カメラ100で行われる処理についてのフローチャートを示す図である。 第2の実施の形態の再生モードにおける録画データの再生の際に電子カメラ100で行われる処理についてのフローチャートを示す図である。 第2の実施の形態の再生モードにおける録画データの再生の際に電子カメラ100で行われる処理についてのフローチャートを示す図である。 変形例を示す図である。
符号の説明
1 撮像部 2 画像処理部
3 一時記憶部 4 TV受信部
6 コントロール部 8 表示部
10 記録媒体装着部 11 記録媒体
100 電子カメラ

Claims (12)

  1. 受信した放送の内容を記録する放送内容記録手段と、
    被写体像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で撮像して得た被写体像の画像データを記録する画像データ記録手段と、
    前記放送内容記録手段で記録する前記放送の内容と、前記画像データ記録手段で記録する前記画像データとを関連づけて記憶するように、前記放送内容記録手段および前記画像データ記録手段を制御する記録制御手段とを備えることを特徴とするカメラ。
  2. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    関連づけられている、前記放送内容記録手段で記録される前記放送の内容と、前記画像データ記録手段で記憶される前記画像データとは、当該放送の内容に関する事象と、当該画像データの被写体像に関する事象とに関連性があることを特徴とするカメラ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のカメラにおいて、
    前記放送内容記録手段で記録する前記放送の内容は、前記撮像手段で被写体像を撮像する前、および、後の少なくともいずれか一方であることを特徴とするカメラ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記記録制御手段は、前記放送内容記録手段で記録される前記放送の内容のファイル名と、前記画像データ記録手段で記憶される前記画像データのファイル名とを関連づけることにより、前記放送内容記録手段で記録する前記放送の内容と、前記画像データ記録手段で記録する前記画像データとを関連づけることを特徴とするカメラ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記記録制御手段は、前記放送内容記録手段で記録される前記放送の内容のファイルの規格であらかじめ定められた、メーカまたはユーザが任意に利用可能な領域と、前記画像データ記録手段で記憶される前記画像データのファイルの規格であらかじめ定められた、メーカまたはユーザが任意に利用可能な領域とに所定のデータを書き込むことにより、前記放送内容記録手段で記録する前記放送の内容と、前記画像データ記録手段で記録する前記画像データとを関連づけることを特徴とするカメラ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記放送内容記録手段で記録された前記放送の内容を再生する放送内容再生手段と、
    前記画像データ記録手段で記憶された前記画像データを再生する画像データ再生手段とをさらに備え、
    前記放送内容再生手段は、前記画像データ再生手段で前記画像データが再生されると、前記再生される前記画像データに関連づけられて前記放送内容記録手段で記録されている前記放送の内容を再生することを特徴とするカメラ。
  7. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記放送内容記録手段で記録された前記放送の内容を再生する放送内容再生手段と、
    前記画像データ記録手段で記憶された前記画像データを再生する画像データ再生手段とをさらに備え、
    前記画像データ再生手段は、前記放送内容再生手段で前記放送の内容が再生されると、前記再生される前記放送の内容に関連づけられて画像データ記録手段で記録されている前記画像データを再生することを特徴とするカメラ。
  8. 請求項6または請求項7に記載のカメラにおいて、
    前記放送内容再生手段は、前記放送内容記録手段で記録された前記放送の内容を再生する際に、前記再生される前記放送の内容に関連づけられて画像データ記録手段で記録されている前記画像データが、前記再生される前記放送内容のどの時点に対応するのかが分かるように前記放送内容を再生することを特徴とするカメラ。
  9. 請求項6〜8のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    再生する前記放送の内容または前記画像データを選択する選択手段と、
    前記選択手段による前記放送の内容または前記画像データのファイルの選択に際して、前記ファイルの内容を示す画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段に前記ファイルの内容を示す画像を表示する際に、前記ファイルが前記放送の内容または前記画像データに関連づけられて記憶されている場合には、関連づけられたファイルの存在を示すアイコンを、前記ファイルの内容を示す画像とともに表示手段に表示させる表示制御手段をさらに備えることを特徴とするカメラ。
  10. コンピュータに、
    受信した放送の内容と、撮像して得た被写体像の画像データとを関連づけて記憶する処理を実行させるためのカメラの記録制御プログラム。
  11. コンピュータに、
    記憶された画像データを再生する処理と、
    前記記憶された画像データを再生する際に、再生する前記画像データに関連づけて記憶された放送の内容を再生する処理とを実行させるための再生用プログラム。
  12. コンピュータに、
    記憶された放送の内容を再生する処理と、
    前記記憶された放送の内容を再生する際に、再生する前記放送の内容に関連づけて記憶された画像データを再生する処理とを実行させるための再生用プログラム。
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