JP2008256866A - メカニカルスプライス及びメカニカルスプライスの組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業の安全性を確保しつつ接続工数を減少させ、接続信頼性を向上させることができるメカニカルスプライス及びメカニカルスプライスの組立方法を提供する。
【解決手段】メカニカルスプライス10は、ガイド溝21が形成された基板20と、光ファイバ11,12を固定するファイバ固定部30R,30Lと、光ファイバ11,12同士を接続するV溝42を有する接続部40と、撓み空間51が形成された撓み部50と、基板20と固定蓋31R,31Lとを挟持して接合させるクランプスプリング13と、を備え、V溝42が撓み空間51の底部に対して下がった位置に設けられ、光ファイバ11,12をV溝42へ向けて撓ませるとともに光ファイバ11,12に対して所定のクリアランスβを有する押さえ部43が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、対向する光ファイバ同士を突き合わせて接続するためのメカニカルスプライスに関する。
従来、光ファイバ同士を接続するための装置として、光ファイバの端面同士を突き合わせた状態で固定するメカニカルスプライスが知られている(例えば特許文献1、2参照)。
特許文献1,2に記載の技術では、まず、接続する両光ファイバの端部の被覆を除去して端面を処理し、支持部の溝に挿入して両光ファイバの端面同士を接触させ、硬質部材によって押圧することにより両光ファイバを整合させる。この際、光ファイバを湾曲させて、光ファイバの伸びようとする反発力により接触面同士を押圧し、確実に接続できるようにしている。
特開昭59−218415号公報 特開2000−56178号公報
ところで、特許文献1に記載のメカニカルスプライスにおいては、光ファイバの調心精度を確保するために、被覆を除去してガラスファイバの外径を基準として調心し、固定を行わねばならない。そのため、被覆を除去した後、露出したガラスファイバを清掃し、所定の長さに切断するといった作業が必要となり、接続作業の工数が多くなってしまう。また、光ファイバの被覆を剥いてガラスが剥き出しになるため、接続作業中に作業者の手等を傷付けるおそれがある。
さらに、被覆を除去してガラス状態で使用するため、接続作業中にガラス部分に傷が付くおそれがある。このような場合には、光ファイバの強度が低下して、最悪の場合には断線するおそれもある。
また、通常メカニカルスプライスはPPS、エポキシ等の樹脂材料で構成されているため、接続時にガラスファイバをメカニカルスプライスの基板のV溝に沿わせて挿入する際に、ガラスのエッジが樹脂を削り、樹脂ゴミを巻き込んだ状態で接続する可能性があり、初期特性が安定しにくい。
また、接続が完了したメカニカルスプライスにおいて、光ファイバの線膨張係数と樹脂製のメカニカルスプライス本体の線膨張係数が異なるため、温度変化に伴う各部材の収縮差から、接続端面が外れてロス増を招くおそれがある。
さらに、接続の確認ができないため、十分に光ファイバの端面が突き当っていない状態で接続作業を完了させるおそれがある。
そこで、本発明の目的は、作業の安全性を確保しつつ接続工数を減少させ、接続信頼性を向上させることができるメカニカルスプライス及びメカニカルスプライスの組立方法を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明に係るメカニカルスプライスは、対向する光ファイバのそれぞれを基板上に固定するファイバ固定部と、前記光ファイバ同士を調心しつつ突き合わせて接続する突き合わせ部を有する接続部と、前記接続部と前記ファイバ固定部との間で前記光ファイバの撓みを許容する撓み空間が形成された撓み部と、を備え、前記接続部は、前記接続部へ導入された前記光ファイバが前記突き合わせ部に向けて撓んだ状態で収納可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るメカニカルスプライスにおいて、前記接続部は、前記光ファイバを前記突き合わせ部へ向けて撓ませる押さえ部が設けられていることが好ましい。
また、本発明に係るメカニカルスプライスにおいて、前記押さえ部は、前記突き合わせ部においては前記光ファイバに対して所定のクリアランスを有することが好ましい。
また、本発明に係るメカニカルスプライスにおいて、前記押さえ部における前記光ファイバの長手方向の両端部に対応する部分には、前記光ファイバを挿入方向に沿って前記接続部の底部へ導く挿入テーパ部が設けられていることが好ましい。
また、本発明に係るメカニカルスプライスにおいて、前記接続部の底部と、前記撓み部の底部との間に段差を有し、前記接続部の底部に前記突き合わせ部を有していることが好ましい。
また、本発明に係るメカニカルスプライスにおいて、前記突き合わせ部は、断面がV字またはU字形状の溝からなることが好ましい。
また、本発明に係るメカニカルスプライスにおいて、前記撓み部は、前記接続部に対する一方側のみに設けられていることが好ましい。
また、本発明に係るメカニカルスプライスにおいて、前記接続部には、前記突き合わせ部と繋がる空気逃げ用の溝が設けられていることが好ましい。
また、本発明に係るメカニカルスプライスにおいて、前記接続部の内部に屈折率整合材が設けられていることが好ましい。
上記課題を解決するための本発明に係るメカニカルスプライスの組立方法は、対向する被覆付きの光ファイバのそれぞれを基板上に固定するファイバ固定部と、前記光ファイバ同士を被覆付きの状態で調心しつつ突き合わせて接続する接続部を備えたメカニカルスプライスの組立方法であって、前記メカニカルスプライスの一方から被覆付きの光ファイバを挿入するとともに、他方からも被覆付きの光ファイバを挿入して、前記接続部において前記光ファイバを撓んだ状態で突き合わせる工程と、前記接続部と前記ファイバ固定部との間で前記光ファイバの少なくとも一方を撓ませる工程と、両方の前記光ファイバをそれぞれ前記ファイバ固定部に固定する工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、接続部において、被覆が付いたままの光ファイバ同士を調心しつつ、突き合わせ部へ向けて撓ませて接続し、接続部とファイバ固定部との間で少なくとも一方の光ファイバを撓ませて、両方の光ファイバをそれぞれファイバ固定部に固定する。そのため、接続部では光ファイバを突き合わせ部へ向けて撓ませることで、光ファイバの端部を突き合わせ部内に安定して位置決めすることができる。さらに、撓み空間内で光ファイバを撓ませることで相手の光ファイバに向けて付勢されるため、光ファイバ同士の接続状態を高い信頼性で保つことができる。
以下、本発明に係るメカニカルスプライス及びメカニカルスプライスの組立方法の実施形態の例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明のメカニカルスプライスに係る実施形態を示す概略構成図、図2はクランプスプリングを外した状態を示すメカニカルスプライスの斜視図、図3はメカニカルスプライスの分解斜視図、図4(A)は接続部の軸線に沿った断面図、図4(B)は図4(A)中B−B位置の拡大断面図、図5は接続部における光ファイバの状態を示す断面図、図6は接続蓋を上方から見た斜視図、図7は接続蓋を下方から見た斜視図、図8は接続蓋及び固定蓋の組み付け状態を示す分解斜視図、図9(A)は撓み部がV字形状の場合の光ファイバの移動状態を示す説明図、図9(B)は撓み部が矩形状の場合の光ファイバの移動状態を示す説明図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のメカニカルスプライス10は、全長にわたって全体矩形状の基板20を有しており、基板20の上面20a(図1において上面)には、基板20の長手方向、すなわち接続する光ファイバ11,12の軸方向(図1において左右方向)に沿って真っ直ぐなV溝形状のガイド溝21が形成されている。これにより、光ファイバ11,12を対向した状態で同軸上にガイドすることが可能である。
基板20の左右両端部に対応して、接続する光ファイバ11,12をそれぞれ固定するファイバ固定部30R,30Lが設けられており、各光ファイバ11,12を基板20のガイド溝21に押圧して固定するための固定蓋31R,31Lが基板20に対向して設けられている。
また、ファイバ固定部30Lに隣接して、光ファイバ11,12同士を調心しつつ突き合わせて接続する接続部40が設けられており、基板20に対向する接続蓋41が設けられている。接続部40は、この接続部40へ導入された光ファイバ11,12が撓んだ状態で収納可能に構成されている。
さらに、接続部40と右側のファイバ固定部30Rとの間には、光ファイバ11の撓みを許容して光ファイバ11,12同士の押圧力を発生させるための撓み空間51が形成された撓み部50が設けられている。なお、基板20、固定蓋31R,31L、接続蓋41は、PPS樹脂やエポキシ樹脂等、硬質プラスチックにより形成されている。
左右の固定蓋31R,31Lの上面、接続蓋41の上面、撓み部50における基板20の上端面20cの高さ位置(基板20の下面からの厚さ)は、全長にわたってほぼ同一面上にあり、固定蓋31R,31L、接続蓋41を基板20と共に挟持して接合させるとともに光ファイバ11,12を押圧して固定する断面コ字状のクランプスプリング13が、基板20のほぼ全長にわたって設けられている。なお、固定蓋31R,31Lの上面及び接続蓋41の上面には、それぞれ水平面を有する押圧部31b,41aが設けられており、クランプスプリング13によって確実に把持されるようになっている。クランプスプリング13の材質は、例えば、ベリリウム銅である。
図3に示すように、基板20の上面20aには、左右のファイバ固定部30R,30L及び撓み部50に対応して前述したガイド溝21が一直線に設けられており、接続部40に対応してV溝42が設けられている。また、撓み部50においては基板20の両側壁20bはほぼメカニカルスプライス10の全高の高さを有しており、中央部にはガイド溝21を下端の底部とする断面V字形状の撓み空間51が形成されている。
なお、基板20の両端面においては、ガイド溝21を頂点とする円錐形状のテーパ部23が形成されている。また、固定蓋31R,31Lの端面にも、同様のテーパ部31aが設けられており、テーパ部23とともに円錐形状を形成している。これにより、光ファイバ11,12のガイド溝21への挿入を容易にしている。
図3及び図4に示すように、基板20上面の接続部40には深さHの矩形状の凹部45が設けられており、凹部45の底部には調心用のV溝42が設けられている。V溝42は、左側固定部30Lのガイド溝21及び撓み部50の撓み空間51の底部との間に段差42a(高さH)を有し、撓み空間51及び基板20の上面20aに設けられているガイド溝21より下がった位置に設けられることになる。なお、V溝42は、断面U字状のU溝としても良い。
一方、図6及び図7に示すように、接続蓋41の下部には、接続部40に設けられている凹部45に嵌合する全体矩形状の押さえ部43が下方へ突出して設けられている。押さえ部43の中央には、光ファイバ11,12を導くスリット46が軸方向に沿って凹状に設けられており、スリット46の両端部には光ファイバ11,12を挿入方向に沿ってV溝42へ導く挿入テーパ部46a(図5及び図7参照)が設けられている。また、押さえ部43の下面には、スリット46から外側面にかけて、挿入方向に直交する空気逃げ用の溝43aが設けられている。これにより、スリット46に沿って光ファイバ11,12を挿入する際の空気の逃げ道を形成し、光ファイバ11,12の挿入時に空気の圧縮抵抗を生じさせず、容易に挿入することができる。
図5に示すように、光ファイバ11,12は、挿入テーパ部46aの下端46bによって押さえ込まれて下方への曲げ力が作用しており、光ファイバ11,12同士の突き合わせ部である接続位置44においては光ファイバ11,12はV溝42に向けて(図5における下向きに)付勢されるので、図4(B)に示すように、光ファイバ11,12とスリット46との間にはクリアランスβが設けられることになる。このため、接続位置44では光ファイバ11,12は押圧されないで調心されることになる。
なお、軸ずれを小さくして接続ロスを小さくするためには、クリアランスβを小さくすることが望ましいが、V溝42の形成精度および接続蓋41の成型精度は、共に樹脂成型品であるため数μmの寸法精度を出すことは困難である。このため、成型の寸法のバラツキを見込んだクリアランスを設定しておき、光ファイバ11,12を高精度で調心して接続するとよい。
また、接続位置44においては、屈折率整合材47を設けておき、左右両側の光ファイバ11,12を突き合わせた際の端面間に屈折率整合材47が含まれるようになっている。屈折率整合材47は、屈折率整合用のグリスや薄膜シートを用いることができる。
このように、接続部40の底部(V溝42の底部)と撓み部50の底部(撓み空間51の底部)との間に段差を有し、接続部40のV溝42が撓み空間51の底部よりも低く形成されているため、被覆が付いたままの光ファイバ11,12を撓み空間51の底部を沿わせて接続部40へと導入することができる。そして、接続部40では押さえ部43により光ファイバ11,12をV溝42の底部へ向けて撓ませることで、光ファイバ11,12の端部をV溝42内に安定して位置決めすることができる。これにより、光ファイバ11,12の軸ずれロスの低減を図ることができる。
また、光ファイバ11,12を挿入テーパ部46aに沿ってV溝42に挿入した際に、V溝42と押さえ部43の間の空気が空気逃げ用の溝43aから押し出されて逃げるため、光ファイバ11,12の突き合わせ時に空気の圧縮抵抗を生じさせず、容易に挿入することができる。
図9(A)に示すように、撓み部50における撓み空間51はV字形状とされている。これにより、ガイド溝21に沿って挿入された光ファイバ11に軸方向圧縮力を作用させた場合に、図9(B)に示す矩形状の場合と比較して、光ファイバ11は撓み部50の内側で引っ掛かることなくスムーズに上方へ移動して撓むことができ、両光ファイバ11,12の端面同士を互いに所定の押圧力で押圧して接触させることができる。
なお、図2及び図3に示したクランプスプリング13は、撓み部50の上面を覆う構造となっているが、図1に示したように撓み部50の上面を覆わない構造とすれば、撓み空間51内の光ファイバ11の撓みの状態を目視で確認することができる。
また、本実施形態の例では、接続部40の押さえ部43によって、光ファイバ11,12を接続位置44に向けて押しつけて撓ませる構成としたが、例えば接続部40の両側に光ファイバ11,12を斜め下方に向けて接続位置44(突き合わせ部)へ導入する通路が形成され、その通路を通して光ファイバ11,12を接続位置44へ向けて撓ませる構成としても良い。
次に、本実施形態のメカニカルスプライスの組立方法について説明する。
図10(A)〜(G)はメカニカルスプライスの組立方法を示す工程図である。
図10(A)に示すように、メカニカルスプライス10を位置決めして接続作業を行うための接続工具14にメカニカルスプライス10をセットし、図10(B)に示すように、楔部材15を2箇所に差し込んで、基板20と固定蓋31R,31L及び接続蓋41との間を開いて接合を解除する。次いで、図10(C)に示すように、把持具16によって把持された被覆付きの光ファイバ11,12を、メカニカルスプライス10の左右の一方側から挿入するとともに他方側からも挿入する。
その際、把持具16により把持された光ファイバ11,12は、把持具16からの突出長さが所定長さとなるように、予めファイバカッタにより切断されている。また、接続部40に対して撓み部50が設けられている側(ここでは右側)の接続位置44から接続工具14の端面までの長さをLとすると、把持具16から突出している光ファイバ11,12の長さは、所定量αだけ長くなっている。また、接続部40に対して撓み部50が設けられていない側(ここでは左側)にスペーサ17を取り付けて、接続位置44からスペーサ17の外側面までの長さがLになるようにする。
次に、図10(D)に示すように、把持具16が接続工具14またはスペーサ17に当接するまで、すなわち光ファイバ11,12が固定される位置に配置されるまで、光ファイバ11,12をメカニカルスプライス10のガイド溝21に挿入する。光ファイバ11,12は、接続部40において、接続蓋41のスリット46に沿って下方へ屈曲し、押さえ部43によりV溝42の底部へ向けて撓ませた状態で押さえられて、V溝42によって調心される。
このとき、撓み部50が設けられている側(右側)から先に一方側の光ファイバ11を挿入して、その後、他方側(左側)の光ファイバ12を挿入することが好ましい。これにより、両光ファイバ11,12は接続位置44において当接し、光ファイバ11,12の余分な長さαを吸収するために、撓み空間51において光ファイバ11が所定量撓むことになる。光ファイバ11は、撓み空間51の中央部で撓み空間51の底部(すなわちガイド溝21)から離れる方向に撓むことにより(図1参照)、丸穴43へと挿入された箇所では光ファイバ11が撓み空間51の底部に押し付けられるように力が作用する。そして、撓み部50の上面がクランプスプリング13により覆われていない場合には、光ファイバ11が確かに撓んでいることを目視により確認する。
光ファイバ11が撓んだ状態で、図10(E)に示すように、楔部材15,15を取り外して、クランプスプリング13の押圧力により固定蓋31R,31Lと基板20を接合させて、両光ファイバ11,12をガイド溝21に固定する。そして、把持具16を取り外し(図10(F)参照)、さらにスペーサ17を取り外してメカニカルスプライス10を接続工具14から取り出すと(図10(G)参照)、接続作業が完了する。
以上説明したメカニカルスプライス10及びメカニカルスプライス10の組立方法によれば、ファイバ固定部30R,30L及び撓み部50に対応してガイド溝21が一直線に設けられており、被覆が付いたままの光ファイバ11,12を撓み空間51の底部を沿わせて接続部40へと導入することができる。そして、接続部40では撓み空間51の底部(すなわちガイド溝21)より下がった位置にV溝42が設けられ、押さえ部43により光ファイバ11,12をV溝42の底部へ向けて撓ませることで、光ファイバ11,12の端部をV溝42内に安定して位置決めすることができる。これにより、光ファイバ11,12の軸ずれロスの低減を図って接続信頼性を向上させることができる。
そして、接続部40内では、押さえ部43と光ファイバ11,12との間にはクリアランスβが設けられており、光ファイバ11,12を径方向に押し付けることがないため、光ファイバ11,12に側圧が作用せず、被覆の変形がない。そのため、V溝42内の所定の位置で光ファイバ11,12の調心を高精度に行なうことができる。
さらに、撓み空間51内で光ファイバ11を撓ませることで相手の光ファイバ12に向けて付勢されるため、メカニカルスプライス10の各部の収縮差の影響を受けずに光ファイバ11,12自身による押圧力が常に接続面に作用し、光ファイバ11,12同士の接続状態を高い信頼性で保つことができる。
すなわち、被覆付きの光ファイバ11,12を少ない接続工数で容易に接続することができ、しかも接続信頼性が良好である。また、光ファイバ11,12を被覆付きのまま接続できるため、接続作業の安全性を確保することができ、光ファイバ11,12をメカニカルスプライス10に挿入する時に、光ファイバ11,12のガラスがメカニカルスプライス10の樹脂部分を削ることを防止することができる。
なお、上記実施形態では、光ファイバ11を撓ませた撓み部50を、接続部40に対する一方側(右側)のみに設けたが、接続部40の左右両側に設けることもできる。
また、撓み空間51は、断面V字形状のものに限られず、例えば断面U字形状としても良い。
また、接続部40の底部と撓み部50の底部との間に設けられる段差は、上記実施形態では下方向としたが、上方向や横方向であっても良い。その場合、接続部40内では、その段差の方向に光ファイバ11,12を撓ませれば良い。
次に、本発明に係るメカニカルスプライス10の一実施例について説明する。
光ファイバ11,12としては、ガラス径が80μmで、被覆外径が125μmのものを用いる。また、曲げに強い光ファイバが好ましく、例えば、シングルモードファイバの場合は、コア径が約10μm、MFD(モードフィールド径)が8〜9μmである。また、マルチモードファイバ(MMF)の場合は、コア/クラッドの比屈折率差Δnが1.9%である。また、被覆層は、例えば、ヤング率が980MPaのウレタンアクリレート系紫外線硬化型樹脂による一層コートである。この光ファイバは、被覆層が薄く(22.5μm)、一層コートであるため、外径寸法は1μm以下で制御することができる。
(撓み部)
まず、撓み部50においては、撓み空間51の長さを短くすれば座屈力が大きくなるが、一方で光ファイバ11の曲率半径が小さくなり、曲げロス増、曲げ破断の可能性が高くなる。適用する光ファイバ11,12に応じた撓み長さ及び押込み量の設定が必要である。ここでは、Δn=1.9%の細径マルチモードファイバを使用する場合について説明する。
・ファイバ押込み量:カット長のバラツキを考慮して、0.4±0.3mm(0.1〜0.7μm)とする。
・撓みロス:低ロス性を考慮して、0.05dB以下とする。
・曲率半径:破断強度を考慮して、3mm以上とする。
測定は、2個の単心キャピラリを用いて光ファイバのたわみ量を設定し、片側から固定されていない光ファイバを押し込んで撓みを作り、そのときの伝送ロスを測定した。なお、ここでは、波長0.85μmのLED光源を使用した。その結果、上記条件を満たす撓み長さは6mm以上であった。また、各撓み長におけるファイバ押し込み量とファイバ曲率半径との計算結果から、上記条件を満たすたわみ長は、約11mm以上となった。以上の結果から、撓み長は11mm以上となるが、押し込み量の範囲はファイバカット精度の向上等により狭くできるので、撓み長の下限は6mm程度、上限はメカニカルスプライスの長さから制約されるが実使用上20mm程度となる。
撓み部の断面形状はV字形状であり、角度は30〜120°である。好適な範囲は45〜90°であり、実施例としては60°である。
(接続部)
撓み力による結合維持のため、光ファイバ同士の接続箇所は撓み力の範囲で摺動可能なように、ファイバ外径と押さえ部43との間には、ある一定以上のクリアランスβ(図4(B)参照)を確保することが好ましい。一方で、低ロス性を確保するためには、そのクリアランスで接続特性(ロス)が決まるため、極力、低クリアランスが望ましい。ここでは、細径ファイバの撓み時の座屈力が、ガラス径125μmの通常の光ファイバと比べて1/9と小さく、設定たわみ長が11mmのときの座屈力は約4gfである。このため、少なくとも0.1mm以上のクリアランスがあれば光ファイバの挿入が可能となる。従って、穴径は、被覆外径の最大値よりも0.1mm以上大きく、穴径公差は接続ロス(軸ずれ)の観点から±0.5mm以下が望ましい。
前述したように、V溝42には段差42a(高さH)が設けられており、撓み空間51の底部及び基板20上面20aに設けられているガイド溝21の底部より下がった位置に設けられている。一般に、光ファイバ11,12のオフセット量、すなわち段差Hの高さが大きいほど光ファイバ11,12の曲げ力が増加して、V溝42への接地精度が向上する。一方、光ファイバの曲げ力が大きくなると、挿入性が損なわれる。また、撓み部50における撓み長の設計において、細径ファイバの撓み時の座屈力は例えば4gf程度と小さいため、この座屈力でファイバ挿入でき、かつ低ロス性(V溝接地性)を両立させる段差の高さH、ファイバ挿入角度θを設定する必要がある。
図5に示すように、押さえ部43のスリット46における挿入テーパ部46aの下端46bからV溝42の段差42aまでの距離をL1、段差の高さをHとすると、光ファイバ11,12の挿入角度θ及びファイバ曲げ力(接地性≒ロス)が決定される。ここで、ファイバ接地部のV溝長L2をL2=2mmとし、L1=2mm、H=0.1〜0.5mmとして接続ロスおよびファイバ挿入性(挿入の可否)を評価した。なお、光ファイバ11,12は細径MMF、接続位置44には屈折率整合材47を塗布した。また、測定光源としては、0.85μmのLEDを用いた。
その結果、段差42aの高さHが増加するほど接続ロスが小さくなる傾向が確認され、さらに高さHが500μm以上では光ファイバ11,12の挿入ができなくなった。したがって、細径MMFファイバを用いた場合、段差42aの高さHは、200〜500μm、好ましくは、300〜400μmの範囲(例えば、H=350μm)が良い。なお、ガラス径が125μmの一般的な光ファイバの場合には、ファイバ座屈力が大きくなるため、その範囲は、細径ファイバに比して大きくなる。また、接続部40におけるV溝42の底部と押さえ部43の底部との間隔は、押さえ部43の底部と光ファイバ11,12とのクリアランスβ(例えば、5〜100μm、好ましくは15±10μm)から、130〜225μmの範囲となる。
(固定部)
従来のメカニカルスプライスでは、主にガラスファイバ部分で保持力を発生させていたが、本メカニカルスプライス10では、被覆つき光ファイバ11,12を保持する。この場合、設計のポイントは、ファイバ把持力及び低ロス性を両立する固定蓋31R,31Lの長さ及び押し付け力である。V溝(ガイド溝)上にセットした細径の光ファイバ11,12を各長さの固定蓋31R,31Lで押し付けて、そのときのファイバ引き抜き荷重及び曲げロスを測定した。判断基準としては、ファイバ把持力>5N、押し付け時ロス<0.05dBとした。これらを満たすためには、固定蓋の長さは5mm以上、押し付け荷重は3kgf以上となった。実使用上、固定蓋の長さはサイズの制約から15mm以下、荷重の上限はロスの制約から5kgf程度とする。以上から、各固定蓋31R,31Lの長さは8mmとして、そのうち光ファイバを固定する固定部の長さを6mm、挿入テーパ部31aの長さを2mmとする。また、ガイド溝21の深さは、光ファイバ11,12の断面積とガイド溝21の断面積がほぼ等しく(0.8〜1.2倍)なる深さとする。したがって、ガイド溝21の角度は60°で、深さは約140μmとする。
本発明のメカニカルスプライスに係る実施形態を示す概略構成図である。 クランプスプリングを外した状態を示すメカニカルスプライスの斜視図である。 メカニカルスプライスの分解斜視図である。 (A)は接続部の軸線に沿った断面図、(B)は図4(A)中B−B位置の拡大断面図である。 接続部におけるファイバの状態を示す断面概略図である。 接続部における接続蓋を示す上方から見た斜視図である。 接続部における接続蓋を示す下方から見た斜視図である。 接続蓋及び固定蓋の組み付け状態を示す分解斜視図である。 (A)は撓み部がV字形状の場合の光ファイバの移動状態を示す説明図であり、(B)は撓み部が矩形状の場合の光ファイバの移動状態を示す説明図である。 メカニカルスプライスの組立方法を示す工程図である。
符号の説明
10 メカニカルスプライス
11,12 被覆付きの光ファイバ
13 クランプスプリング
20 基板
21 ガイド溝
30 ファイバ固定部
31R,31L 固定蓋
40 接続部
42 V溝
42a 段差
43 押さえ部
43a 空気逃げ用の溝
44 接続位置(突き合わせ部)
46a 挿入テーパ部
47 屈折率整合材
50 撓み部
51 撓み空間
β クリアランス

Claims (10)

  1. 対向する光ファイバのそれぞれを基板上に固定するファイバ固定部と、
    前記光ファイバ同士を調心しつつ突き合わせて接続する突き合わせ部を有する接続部と、
    前記接続部と前記ファイバ固定部との間で前記光ファイバの撓みを許容する撓み空間が形成された撓み部と、を備え、
    前記接続部は、前記接続部へ導入された前記光ファイバが前記突き合わせ部に向けて撓んだ状態で収納可能に構成されていることを特徴とするメカニカルスプライス。
  2. 請求項1に記載のメカニカルスプライスであって、
    前記接続部は、前記光ファイバを前記突き合わせ部へ向けて撓ませる押さえ部が設けられていることを特徴とするメカニカルスプライス。
  3. 請求項2に記載のメカニカルスプライスであって、
    前記押さえ部は、前記突き合わせ部においては前記光ファイバに対して所定のクリアランスを有することを特徴とするメカニカルスプライス。
  4. 請求項2または3に記載のメカニカルスプライスであって、
    前記押さえ部における前記光ファイバの長手方向の両端部に対応する部分には、前記光ファイバを挿入方向に沿って前記接続部の底部へ導く挿入テーパ部が設けられていることを特徴とするメカニカルスプライス。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載のメカニカルスプライスであって、
    前記接続部の底部と、前記撓み部の底部との間に段差を有し、前記接続部の底部に前記突き合わせ部を有していることを特徴とするメカニカルスプライス。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載のメカニカルスプライスであって、
    前記突き合わせ部は、断面がV字またはU字形状の溝からなることを特徴とするメカニカルスプライス。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載のメカニカルスプライスであって、
    前記撓み部は、前記接続部に対する一方側のみに設けられていることを特徴とするメカニカルスプライス。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載のメカニカルスプライスであって、
    前記接続部には、前記突き合わせ部と繋がる空気逃げ用の溝が設けられていることを特徴とするメカニカルスプライス。
  9. 請求項1から8の何れか一項に記載のメカニカルスプライスであって、
    前記接続部の内部に屈折率整合材が設けられていることを特徴とするメカニカルスプライス。
  10. 対向する被覆付きの光ファイバのそれぞれを基板上に固定するファイバ固定部と、
    前記光ファイバ同士を被覆付きの状態で調心しつつ突き合わせて接続する接続部を備えたメカニカルスプライスの組立方法であって、
    前記メカニカルスプライスの一方から被覆付きの光ファイバを挿入するとともに、他方からも被覆付きの光ファイバを挿入して、前記接続部において前記光ファイバを撓んだ状態で突き合わせる工程と、
    前記接続部と前記ファイバ固定部との間で前記光ファイバの少なくとも一方を撓ませる工程と、
    両方の前記光ファイバをそれぞれ前記ファイバ固定部に固定する工程と、を有することを特徴とするメカニカルスプライスの組立方法。
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