JP2008256219A5 - - Google Patents

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内接噛合遊星歯車構造を採用した変速機のシリーズ
本発明は、変速機のシリーズ、特に内接噛合遊星歯車構造を採用した複数の変速機によって構成される変速機のシリーズに関する。
従来、主回転軸と、該主回転軸に設けられたピニオン;及び該ピニオンと噛合する複数の伝動歯車を有する第1変速段と、該伝動歯車と共に回転する複数の偏心体軸;該偏心体軸に設けられた偏心体;該偏心体に偏心体軸受を介して支持され、前記主回転軸に対して揺動回転する外歯歯車;該外歯歯車と噛合する内歯歯車;前記偏心体軸の両端を回転自在に支持すると共に、自身は前記外歯歯車の自転成分の回転を行う一対の支持ブロック;及び該一対の支持ブロック同士を連結するキャリア体;を有する第2変速段と、を備えた内接噛合遊星歯車構造を採用したタイプの変速機が、例えば特許文献1等により知られている。
図5及び図6に、この形式の内接噛合遊星歯車構造の従来例を示す。図において、符号101で示すものは円筒状のケーシングである。このケーシング101は、筒壁を軸方向に貫通する複数のボルト挿通孔102を有している。ケーシング101内の中心部には、図示しないモータによって回転駆動される中実の入力軸(主回転軸)103の先端が図中右側から挿入されている。
ケーシング101内には、軸方向に間隔をおいて厚肉円板状の第1の支持ブロック(図5中左側)104と第2の支持ブロック(図5中右側)105とが互いに対向して配置されている。第1の支持ブロック104の外端面(左端面)は相手部材取付面104aとされ、ケーシング101外に若干突き出ている。これら第1、第2の支持ブロック104、105は、それぞれ軸受106a、106bを介してケーシング101の内周に回転自在に支持されている。
両支持ブロック104、105は、入力軸103と平行に配した3本のキャリアピン150により一体に連結・固定され、全体でキャリアを構成している。キャリアピン150は、両支持ブロック104、105の外周寄りの位置に配置されており、入力軸10と同心の円周上に周方向に等間隔で配設されている(図6参照)。
第1の支持ブロック104及び第2の支持ブロック105には、各キャリアピン150を挿通させるためのキャリアピン保持孔151、152がそれぞれ形成されている。第2の支持ブロック105のキャリアピン保持孔152は、外端面側に座ぐり部153を有している。そして、第2の支持ブロック105のキャリアピン保持孔152側から、頭に鍔部150aを持つキャリアピン150が挿入され、該鍔部150aが座ぐり部153の底面に突き当たることで、キャリアピン150の第2の支持ブロック105に対する軸方向の位置決めが行われている。
又、第1の支持ブロック104と第2の支持ブロック105との間にはパイプ状のキャリアスペーサ154が配設され、各キャリアピン150の先端は、それぞれキャリアスペーサ154を貫通して第1の支持ブロック104の各キャリアピン保持孔151に挿入されている。各キャリアスペーサ154は、キャリアピン150の軸方向中間部外周に遊嵌されており、両端面が第1の支持ブロック104と第2の支持ブロック105とに密着することで、両支持ブロック104、105の間隔を一定に保っている。
キャリアピン150の先端面は、第1の支持ブロック104の相手部材取付面104aに露出している。この露出した先端面の中心には、相手部材固定用ボルト155をねじ込むためのねじ穴156が形成されており、相手部材Pのボルト挿通孔に通したボルト155を、このねじ穴156にねじ込んで相手部材Pとキャリアピン150とを結合することにより、同時に第1の支持ブロック104と第2の支持ブロック105とが、キャリアスペーサ154を介して、所定の間隔で連結・固定されるようになっている。
又、ケーシング101内には、3本の偏心体軸108が入力軸103と平行に配設されている。これら偏心体軸108は、入力軸103と同心の円周上に周方向に等間隔で配設されており、図6に示すように、前記各キャリアピン150の中間に位置している。そして、各々の偏心体軸108の両端部が、偏心体軸軸受109a、109bを介して第1の支持ブロック104及び第2の支持ブロック105の各偏心体軸軸受孔110a、110bにそれぞれ回転自在に支持されている。
各偏心体軸108の第1の支持ブロック104側には、前記偏心体軸軸受109aで支持されている部分より軸方向中間部寄りに、スプライン112を介して伝動歯車113が取付けられている。
第1の支持ブロック104、第2の支持ブロック105の径方向の中心には、それぞれ中心孔114、115が形成されており、それら中心孔114、115に前記入力軸103が第2支持ブロック105側から挿入されている。
入力軸103の先端は、第1支持ブロック104の中心孔114内にわずかに入った位置にあり、その入力軸103の先端に、前記各偏心体軸108に固定した伝動歯車113と噛合するピニオン116が固定され、これにより、入力軸103の回転がピニオン116及び伝動歯車113を介して3本の偏心体軸108に等しく分配されるようになっている。この場合、伝動歯車113の歯数はピニオン116の歯数よりも多くなっており、各偏心体軸108は、伝動歯車113とピニオン116の歯数比だけ減速回転される(第1減速段を構成)。
各偏心体軸108の軸方向中央部には、軸方向に並んで2つの偏心体117a、117bが設けられている。これら偏心体117a、117bは、互いに180°位相がずれている。
一方、第1、第2の支持ブロック104、105の間には、ケーシング101の内径よりやや小さい外径の円板状の2枚の外歯歯車118a、118bが軸方向に並べて配置されている。各外歯歯車118a、118bには、前記偏心体軸108が貫通する3つの偏心体軸受孔119a、119bが設けられており、各偏心体軸受孔119a、119bに、前記各偏心体117a、117bが偏心体軸受120a、120bを介して嵌合されている。これにより、外歯歯車118a、118bは、図6に示すように、その中心Ogが入力軸103の回転中心Ofに対して距離eだけ偏心した状態に支持され、偏心体軸108の1回転毎に、入力軸103の中心Ofに対して1回転だけ揺動回転するようになっている。
このように、外歯歯車118a、118bが配置されることにより、両支持ブロック104、105間には、第1支持ブロック104側から第2の支持ブロック105側に向かって順に、伝動歯車113、外歯歯車118a、外歯歯車118bが互いに隣接して並んでいる。
偏心体軸108を支持する図5中の左側の偏心体軸軸受109aと伝動歯車113は、左側の偏心体117aの端面と、第1の支持ブロック104の偏心体軸軸受孔110a内周に係合した止め輪160とで挟まれており、それにより偏心体軸108上で位置決めされている。
又、前記偏心体軸受120a、120bとしては、ここではニードル軸受が用いられている。そして、この偏心体軸受120a、120bの軸方向の位置決めが次のように行われている。
即ち、第1の支持ブロック104寄りの左側の偏心体軸受120aは、図5において左端側が前記伝動歯車113の側面で直接位置決めされ、右端側が両偏心体117a、117b間に設けたフランジ122により位置決めされている。又、第2の支持ブロック105寄りの偏心体軸受120bは、左端側が両偏心体117a、117b間に設けた前記フランジ122により位置決めされ、右端側が止め板123により位置決めされている。
止め板123は、偏心体軸108を支持する右側の偏心体軸軸受109bにより押さえられ、偏心体軸軸受109bは、第2の支持ブロック105の偏心体軸軸受孔110b、内周に係合した止め輪161により押さえられている。
前記外歯歯車118a、118bは外周にトロコイド歯形や円弧歯形等の外歯124を有しており、この外歯歯車118a、118bの外周側には、外歯歯車118a、118bが噛合する内歯歯車125が配設されている。内歯歯車125はケーシング101の内周に、ケーシング101と一体に形成されており、外ピン126からなる内歯を有している。なお、外ピン126は、外ピン押さえリング127により抜け落ちないように内側から止められている。
外歯歯車118a、118bには、その中心に、入力軸103の貫通する中心孔160a、160bが形成され、又、キャリアピン150に対応する位置に、嵌挿孔128a、128bが形成されている。そして、この嵌挿孔128a、128bをキャリアピン150及びキャリアスペーサ154が貫通している。
キャリアピン150は、第2の支持ブロック105が受けた回転力を、第1の支持ブロック104に伝達するものであり、外歯歯車118a、118bの嵌挿孔128a、128bは、外歯歯車118a、118bが揺動してもキャリアピン150及びキャリアスペーサ154と干渉しないα分余裕のある大きさの円孔として形成されている。
又、キャリアピン150の先端面のねじ穴156の他に、第1の支持ブロック104の相手部材取付面104aには、相手部材固定用ねじ穴156が複数形成され、これら多数のねじ穴156に固定用ボルト155をねじ込むことにより、相手部材Pを強固に連結・固定することができるようになっている。
次に作用を説明する。
ここでは、まず、仮にケーシング101が固定され、第1、第2の支持ブロック104、105で構成したキャリアから回転出力を取り出す場合を想定して説明する。
入力軸103が回転すると、その回転は、第1減速段であるピニオン116、伝動歯車113を介して減速され、3本の偏心体軸108に伝達される。3本の偏心体軸108には、それぞれ2つの偏心体117a、117bが設けられており、当該偏心体117a、117bが同方向に同一速度で偏心回転することにより、2枚の外歯歯車118a、118bが入力軸103に対して揺動回転を行う。
ここではケーシング101が固定、即ち内歯歯車125が固定されている場合を想定しているから、外歯歯車118a、118bは、内歯歯車125によって自由な自転が拘束された状態で、内歯歯車125に内接しながら揺動することになる。今、例えば外歯歯車118a、118bの歯数をN、内歯歯車25の歯数をN+1とした場合、その歯数差は1である。従って、偏心体軸108が1回転する毎に、外歯歯車118a、118bは内歯歯車125に対して1歯分だけずれる(自転する)ことになる。
この「ずれ」、即ち外歯歯車118a、118bの自転は、3本の偏心体軸108を介して第1、第2の支持ブロック104、105に伝達される。第1、第2の支持ブロック104、105に伝わった回転力は、両支持ブロック104、105がキャリアピン150を介して一体化されていることで、合力となって第1の支持ブロック104から、同支持ブロック104に連結された相手部材Pに取り出される。なお、両支持ブロック104、105は、偏心体軸108が1回転すると、−1/N回転に減速される。
上の説明では、ケーシング101を固定し、第1の支持ブロック104から出力を取り出す場合の作用を述べたが、第1、第2の支持ブロック104、105を固定し、ケーシング101側から出力を取り出すこともできる。その場合、ケーシング101から、前記第1、第2の支持ブロック104、105とは逆回転で(入力回転に対して)1/(N+1)回転の減速回転出力が取り出される。
このように、ケーシング101側を固定して両支持ブロック104、105側から減速回転出力を取り出してもよいし、両支持ブロック104、105側を固定して、ケーシング101側から減速回転出力を取り出してもよい。即ち、減速機として適用する場合には、前記二様の使用形態が可能である。出力の取り出し方によって区別する場合には、前者をキャリア回転形、後者をケース回転形と呼ぶ。
なお、この形式の内接噛合遊星歯車構造は、ケース回転形、キャリア回転形とも、入力、出力の関係を逆転させることにより、増速機として利用することも可能である。
又、偏心体軸108の本数は、2本でもよいが、実用上は外歯歯車118a、118bを安定して保持すると共に、該外歯歯車118a、118bを貫通する支持ブロック104、105の柱部分のスペースとの兼ね合いにより、少なすぎず、且つ多すぎない3本に止どめることが多い。
又、外歯歯車118a、118bは、主に伝達容量の増大、あるいは回転バランスの保持のため、複数枚(図示例では2枚であるが、3枚以上であってもよいし、1枚であってもよい)に設定されている。
次に別のタイプの構造として、中空の第1軸と、該第1軸に設けた偏心体を介してこの第1軸に対して偏心回転可能な状態で取付けられた外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、前記外歯歯車に該外歯歯車の自転成分のみを伝達する手段を介して連結された第2軸と、を備えた内接噛合遊星歯車構造を採用したタイプの変速機が知られている。
この構造の従来例を図7及び図8に示す。図において、符号201で示すものは円筒状のケーシングである。このケーシング201は、筒壁を軸方向に貫通する複数のボルト挿通孔202を有している。ケーシング201内の中心部には、図示しないモータによって回転駆動される入力軸(第1軸)203が配設されている。
ケーシング201内には、軸方向に間隔をおいて厚肉円板状の第1の支持ブロック(図7中左側)204と第2の支持ブロック(図7中右側)205とが互いに対向して配置されている。これら第1、第2の支持ブロック204、205は第2軸に相当する。第1の支持ブロック204の外端面(左端面)は相手部材取付面204aとされ、ケーシング201外に若干突き出ている。この相手部材取付面204aには、図8に示すように、相手部材固定用ボルトをねじ込むためのねじ穴256が形成されている。これら第1、第2の支持ブロック204、205は、それぞれ軸受206a、206bを介してケーシング201の内周に回転自在に支持されている。
両支持ブロック204、205は、入力軸203と平行に配した3本のキャリアボルト250により、キャリアスペーサ254を介して所定の間隔で一体に連結・固定され、全体でキャリアを構成している。キャリアボルト250は、入力軸203と同心の円周上に周方向に等間隔で配設されている(図8参照)。第1の支持ブロック204及び第2の支持ブロック205には、各キャリアボルト250のねじ孔251及び座ぐり253付きの挿通孔252がそれぞれ形成されており、キャリアボルト250は第2の支持ブロック205側から座ぐり253付きの挿通孔252に通され、第1の支持ブロック204のねじ孔251に締結されている。
第1の支持ブロック204、第2の支持ブロック205の径方向の中心には、それぞれ中心孔214、215が形成されており、それら中心孔214、215の内周に入力軸203が軸受209a、209bを介して回転自在に支持されている。入力軸203は貫通孔203aを有する中空軸により構成され、入力軸203の軸受209a、209b間の外周には、所定位相差(この例では120°)をもって偏心体217a、217b、217cが一体に形成されている。それぞれの偏心体217a、217b、217cには、軸受220a、220b、220cを介して3枚の外歯歯車218a、218b、218cが取付けられている。軸受220a、220b、220cは、コロ221と内輪222を有するもので、偏心体217a、217b、217cの外周に内輪221を嵌合することで取付けられている。
又、外歯歯車218a、218b、218cには内ローラ孔228a、228b、228cが複数個設けられ、内ピン207及び内ローラ208が、内ローラ孔228a、228b、228cを貫通している。これら外歯歯車218a、218b、218cを貫通する内ピン207は、キャリアボルト250と同一ピッチ円上に配されており、各内ピン207の両端は、第1、第2の支持ブロック204、205の内ピン保持孔210、211に嵌合固定されている。
なお、キャリアボルト250は、外歯歯車218a、218b、218cに形成された内ローラ孔228a、228b、228cを非接触で貫通している。
又、前記外歯歯車218a、218b、218cは外周にトロコイド歯形や円弧歯形等の外歯224を有しており、この外歯歯車218a、218b、218cの外周側には、外歯歯車218a、218b、218cが噛合する内歯歯車225が配設されている。内歯歯車225はケーシング201の内周に、ケーシング201と一体に形成されており、外ピン226からなる内歯を有している。なお、外ピン226は、図示しない外ピン孔に遊嵌され、回転し易く保持されている。
次に作用を述べる。
ここでは、ケーシング201が固定され、第1、第2の支持ブロック204、205で構成したキャリアから減速回転出力を取り出す場合を想定して説明する。
入力軸203が1回転すると偏心体217a、217b、217cが1回転する。この偏心体217a、217b、217cの1回転により、外歯歯車218a、218b、218cも入力軸203の周りで揺動回転を行おうとするが、内歯歯車225によってその自転が拘束されているため、外歯歯車218a、218b、218cは、この内歯歯車225に内接しながらほとんど揺動のみを行うことになる。
今、例えば外歯歯車218a、218b、218cの歯数をN、内歯歯車225の歯数をN+1とした場合、その歯数差は1である。そのため、入力軸203の1回転毎に外歯歯車218a、218b、218cはケーシング201に固定された内歯歯車225に対して1歯分だけずれる(自転する)ことになる。これは入力軸203の1回転が外歯歯車の−1/Nの回転に減速されたことを意味する。
この外歯歯車218a、218b、218cの回転は内ローラ孔228a、228b、228c及び内ピン207の隙間によってその揺動成分が吸収され、自転成分のみが該内ピン207を介して出力軸2へと伝達される。
ここにおいて、内ローラ孔228a、228b、228c及び内ピン207(内ローラ208)は「等速度内歯車機構」を形成している。
この結果、結局減速比−1/Nの減速が達成される。
なお、上記の説明では、内歯歯車225を有するケーシング201を固定し、第1軸を入力軸203、第2軸としての支持ブロック204、205を出力軸としていたが、支持ブロック204、205を固定し、内歯歯車225を出力軸とすることによっても減速機を構成可能である。更に、これらの入出力を逆転させることにより、増速機を構成することも可能である。
なお、上記の例では、外歯歯車を3枚にしているが、この場合も180°の位相差を持たせて2枚の外歯歯車にしてもよく、又1枚でもよい。複列の外歯歯車を配置することで、主に伝達容量の増大、強度の維持、あるいは回転バランスの保持を実現できる。
以上で中実の入力軸タイプと中空の入力軸タイプの機構の異なる2種類の変速機について説明したが、これらは、高精度、高性能の減速機としての機能を果たすものであるので、例えば産業ロボットの関節等の制御装置として広く利用されている。その場合、特に後者の中空の入力軸を採用したタイプは、ケーブル等をその中空の入力軸203に通すことができるメリットを提供することができるものである。
ところで、上記の2種類の変速機は、通常、ユーザの便宜を考慮し、様々な変速比と様々な取合寸法(容量)の製品バリエーションが、それぞれに別系統の「シリーズ」として用意されている。
即ち、図9に一つのシリーズが示されるように、各タイプの変速機のシリーズは、一般に「枠番」と称されるサブシリーズA、B、C、・・・Jの集合としてそれぞれに構成される。
サブシリーズ(枠番)Aには、変速比がR1の変速機Ga1、変速比がR2の変速機Ga2、変速比がR3の変速機Ga3・・・及び変速比がRkの変速機Gakが属している(製品バリエーションとして用意されている)。なお、ここで、変速比R1は最も低い変速比であり、R2、R3・・・の順に高くなり、Rkが最も高い変速比である。高い変速比とは、減速比の場合、1/Xの形で表わしたときに分母Xが大きいことを意味している。
このサブシリーズAに属する変速機Ga1〜Gakは、いずれも相手機械に対する取合寸法La(容量Caと略同義)が同一の値に統一されている。従って、サブシリーズAに属する変速機Ga1〜Gakは、いずれも取付けに際して互換性を有している。
サブシリーズ(枠番)Bにも全く同様に変速比がR1の変速機Gb1、変速比がR2の変速機Gb2・・・変速比がRkの変速機Gbkが用意されている。サブシリーズBに属する変速機Gb1〜Gbkは、サブシリーズAに属する変速機Ga1〜Gakと比べてとその容量Cb(相手機械に対する取合寸法Lb)が異なっている。従って、取付けに際し、サブシリーズAに属する変速機Ga1〜GakとサブシリーズBに属する変速機Rb1〜Gbk間には互換性はないが、サブシリーズBに属する変速機Gb1〜Gbk同士の間では互いに取付けに関して互換性を有していることになる。
このようにして、相手機械に対する取合寸法が異なるサブシリーズ(枠番)がA、B、・・・Jだけ集合され、合計(k×J)種類の変速機Ga1〜Gak、Gb1〜Gbk、・・・Gj1〜Gjkにより1つのタイプの「変速機のシリーズ」が構成される。
なお、ここの説明では、わかり易さのため、各サブシリーズA、B、・・・Jには、それぞれ同一の数の変速比(k種類の変速比)が備えられているように説明したが、当該シリーズにおいて「量」の出るサブシリーズと出ないサブシリーズとでは、用意される変速比の数(種類)が変更(増減)されることはあり得る。
ユーザは、このようにして多種類用意された変速機Ga1〜Gak、Gb1〜Gbk、・・・Gj1〜Gjkの中から任意の容量(サブシリーズ)の任意の変速比の変速機を選定し、これを注文、あるいは購入し、単独で、あるいは他のマシーン(例えば物流機械)の1つの部品として使用することになる。
特開平5−272598号公報
ところで、このように多種類の変速機からなるシリーズをメーカーが提供しようとする場合には、種々の大きさ及び変速比のバリエーションを用意する必要があることから、基本的には各サブシリーズ(大きさ)において、変速比毎に外歯歯車を用意している。しかも、従来では、図5、図6に示したタイプの変速機のシリーズと、図7、図8に示したタイプの変速機のシリーズとを独立に系列化させているので、機構の違うタイプ毎に、多種類の外歯歯車を用意していた。
本発明は、上記事情を考慮し、異なるタイプの変速機のシリーズの部品の共用化を図ることで、全体の部品点数の削減を図り、もって安価な変速機の提供を可能にする内接噛合遊星歯車構造を採用した変速機のシリーズを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、中空の第1軸と、該第1軸に設けた偏心体を介して、この第1軸に対して偏心回転可能な状態で取付けられた外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、前記外歯歯車に形成した内ピン孔を介して外歯歯車の自転成分のみを伝達するように前記外歯歯車に連結された第2軸と、を備えた内接噛合遊星歯車構造を採用した第1のタイプの変速機のシリーズを、変速比は低変速比から高変速比までそれぞれ異なるが、相手機械に据え付けるための取合寸法は同一であるような複数の変速機からなるサブシリーズの集合で構成すると共に、主回転軸と、該主回転軸に設けられたピニオン;及び該ピニオンと噛合する複数の伝動歯車を有する第1変速段と、各伝動歯車と共に回転する複数の偏心体軸;該偏心体軸に設けられた偏心体;該偏心体に偏心体軸受を介して支持され、前記主回転軸に対して揺動回転する外歯歯車;該外歯歯車と噛合する内歯歯車;前記偏心体軸の両端を回転自在に支持すると共に、自身は前記外歯歯車の自転成分の回転を行う一対の支持ブロック;及び該一対の支持ブロック同士を連結するキャリアピン;を有する第2変速段と、を備えた内接噛合遊星歯車構造を採用した第2のタイプの変速機のシリーズを、変速比は低変速比から高変速比までそれぞれ異なるが、相手機械に据え付けるための取合寸法は同一であるような複数の変速機からなるサブシリーズの集合で構成し、前記第2のタイプの変速機のシリーズでの外歯歯車に形成される偏心体の軸受孔の直径及び軸中心に対する形成位置と、キャリアピンの嵌挿孔の直径及び軸中心に対する形成位置をそれぞれ同一に設定し、前記第1のタイプの変速機のシリーズでの外歯歯車に形成される内ピン孔の直径及び軸中心に対する形成位置と、前記第2のタイプの変速機のシリーズでの外歯歯車に形成される前記共通化された偏心体の軸受孔及びキャリアピンの嵌挿孔の直径及び軸中心に対する形成位置とをそれぞれ同一に設定したことにより、上記課題を解決したものである。
なお、本発明における「内ピン孔」の概念には、前述した従来例のように滑り性能向上のために内ピンに内ローラが付設されている場合には「内ローラ孔」の概念を含むものとする。
本発明によれば、各孔等の位置一致させることができるため、外歯歯車共通部品化を促進できる。
以上説明したように、本発明によれば、各孔等の位置を一致させることができるため、外歯歯車の共通部品化を促進できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明に係る変速機のシリーズは、2つのタイプの変速機のシリーズの一部の部品(外歯歯車)を共通化したものである。各タイプの変速機のシリーズは、従来と同様に図9に示されるように、サブシリーズA、B、・・・Jの集合で構成されており、相対応するサブシリーズにおける内歯歯車を一体に有するケーシングと外歯歯車とがタイプの別に拘わらず共通部品化されている。
図1〜図4を用いて共通部品化した内歯歯車付きケーシングと外歯歯車とを使用して組み立てられた中空入力軸タイプの減速機を説明する。
この減速機は、まず、別のタイプである中実入力軸タイプの減速機を構成する場合と共通の円筒状のケーシング501と外歯歯車518a、518bとを有している。ケーシング501は、筒壁を軸方向に貫通する複数のボルト挿通孔502を有している。ケーシング501内の中心部には、モータMによって回転駆動される中空の入力軸(第1軸)503が配設されている。
ケーシング501内には、軸方向に間隔をおいて厚肉円板状の第1の支持ブロック(図1中左側)504と第2の支持ブロック(図1中右側)505とが互いに所定の間隔をおいて対向して配置されている。これら第1、第2の支持ブロック504、505は第2軸に相当する。第1の支持ブロック504の外端面(左端面)は相手部材取付面504aとされ、ケーシング501外に若干突き出ている。この相手部材取付面504aには、図3に示すように、相手部材固定用ボルトをねじ込むためのねじ穴556が形成されている。これら第1、第2の支持ブロック504、505は、それぞれ軸受506a、506bを介してケーシング501の内周に回転自在に支持されている。
第1の支持ブロック504、第2の支持ブロック505の径方向の中心には、それぞれ中心孔514、515が形成されており、それら中心孔514、515の内周に入力軸503が軸受509a、509bを介して回転自在に支持されている。入力軸503は貫通孔503aを有する中空軸により構成されており、図1の右側端面には、例えば伝動歯車591を取り付けるための多数のねじ孔592が設けられている。伝動歯車591は、モータMの出力軸に取り付けたピニオン593と噛合し、モータMの回転を入力軸503に伝える役割を果たす。
入力軸503の軸受509a、509b間の外周には、所定位相差(この例では180°)をもって偏心体517a、517bが一体に形成されている。それぞれの偏心体517a、517bの外周には、軸受を構成する多数のコロ521を介して2枚の外歯歯車518a、518bが嵌合されている。軸受はコロ521と図示しないリテーナとによって構成されており、内輪が省略されている。そして、コロ521が直接偏心体517a、517bの外周に転接するように配されている。この場合、偏心体517a、517bの外周に直接コロ521を接触させるので、偏心体517a、517bの外周面は、浸炭処理等の表面硬化処理が施されている。
又、外歯歯車518a、518bには内ローラ孔528a、528bが複数個設けられ、内ピン507及び内ローラ508が、各内ローラ孔528a、528bを貫通している。これら外歯歯車518a、518bを貫通する内ピン507は、キャリアボルトを兼ねるものであり、両端が第1、第2の支持ブロック504、505に連結されることで、両支持ブロック504、505を所定の間隔で一体に連結・固定し、全体でキャリアを構成している。
この場合、内ピン507の両端には、段付き部507aを介して、両支持ブロック504、505の内ピン保持孔510、511に嵌合する小径部507bが設けられ、そのさらに端部側に雄ねじ507cが設けられている。そして、内ピン保持孔510、511に設けた座ぐり穴510a、511a内で、内ピン保持孔510、511を貫通した内ピン507の両端の雄ねじ507cに、六角穴付きナット512を締結することにより、両支持ブロック504、505と内ピン507が連結し一体化されている。
なお、内ピン507は、図3、図4に示すように、入力軸503と同心の円周上に周方向に等間隔で多数本配設されている。
又、前記外歯歯車518a、518bは外周にトロコイド歯形や円弧歯形等の外歯524を有しており、この外歯歯車518a、518bの外周側には、外歯歯車518a、518bが噛合する内歯歯車525が配設されている。内歯歯車525はケーシング501の内周にケーシング501と一体に形成されており、外ピン526からなる内歯を有している。なお、外ピン526は、図示しない外ピン孔に遊嵌され、回転し易く保持されている。
この減速機の作用は、図7、図8で示したものと同様であるので説明は省略する。
この減速機の場合、入力軸503が中空であり、しかも、入力軸503に一体に形成した偏心体517a、517bの外周上に、軸受内輪を介さずに、外歯歯車518a、518bを回転自在に支持するコロ521を直接配設したので、入力軸507の中空径をできるだけ大きくとることができる。従って、入力軸503の内部にケーブル等を一層通しやすくなる。
以上においては、図1〜図4を参照して、内歯歯車525を一体に有するケーシング501と、外歯歯車518a、518bとを使用して組み立てた中空入力軸タイプの減速機を説明したが、同じケーシング501と外歯歯車518a、518bを使用することで、図5、図6に示した中実入力軸タイプの減速機を構成することができる。
説明の分かりやすさを優先して、第1のタイプの変速機のシリーズである図1〜図4の変速機に対し、前述した従来の第2のタイプの変速機のシリーズである図5及び図6の変速機を合わせることで、両者のケーシング及び外歯歯車の共通化を図ることについて説明する。
先ず、図6における外歯歯車118a、118b(図6には118a側のみ図示)に形成される偏心体軸受孔119a、119bの直径a1及び軸中心に対する形成位置(半径)r1と、キャリアピン150の嵌挿孔128a,128bの直径a2及び軸中心に対する形成位置(半径)r2をそれぞれ同一に設定する(a1=a2、r1=r2)。
又、前記第1のタイプの変速機である図1〜図4の変速機での外歯歯車518a、518bに形成される内ローラ孔528a、528bの数(この例では14個)、直径A1及び軸中心に対する形成位置(半径)R1に対し、前記第2のタイプの変速機のシリーズでの外歯歯車518a、518bに形成される前記共通化された偏心体軸受孔119a,119b及びキャリアピン150の嵌挿孔128a、128bの合計数、直径a1、a2及び軸中心に対する形成位置r1,r2をそれぞれ同一に設定する。
即ち、偏心体軸受孔119a,119b及びキャリアピン嵌挿孔128a、128bの合計数を14個に設定し、A1=a1=a2、R1=r1=r2にそれぞれ設定する。
これにより前記第1のタイプの変速機のシリーズと第2のタイプの変速機のシリーズの相対応するサブシリーズにおける外歯歯車(この説明では518a、518bと118a、118b)を完全共通部品化できる。
一方、第1のタイプの変速機である図5、図6のケーシング(内歯歯車)101と、第2のタイプの変速機である図1〜図4のケーシング(内歯歯車)501のそれぞれに形成される取付用ボルト孔102、502の数、直径a3、A3及び軸中心に対する形成位置r3、R3をそれぞれ同一に設定する。即ち、この例では取付ボルト孔102の数を16個に増加し、その直径a3をA3に、軸中心に対する形成位置r3をR3にそれぞれ一致させる。
これにより、前記第1のタイプの変速機のシリーズと第2のタイプの変速機のシリーズの相対応するサブシリーズにおける内歯歯車(この説明では501と101)を完全共通部品化できる。
従って、今まで全く別のシリーズとして部品の共通化が図られていなかったものを一部共通化することにより、部品点数の削減を図ることができ、もって安価な変速機を提供できるようになる。
なお、各例とも形成する孔の数については、形成位置及び半径が同一ならば、例えば一方のタイプを他方のタイプに対して一つ置きに重なるように、或いは一部のみが重なるように選択的に形成するようにしても、完全共用部品化ではなくなるが、実質的な共用部品化を実現することができる。
本発明の実施形態の減速機の一例を示す断面図 図1のII−II矢視図 図1のIII−III矢視図 図1のIV−IV矢視図 従来の内接噛合遊星歯車構造を採用した変速機の断面図 図5のVI−VI矢視図 従来の内接噛合遊星歯車構造を採用した別のタイプの変速機の断面図 図5のVIII−VIII矢視図 従来の内接噛合遊星歯車構造を採用した変速機のシリーズの一覧を示す図
101…ケーシング
103…入力軸(主回転軸)
108…偏心体軸
113…伝動歯車
116…ピニオン
117a,117b…偏心体
118a、118b…外歯歯車
104、105…支持ブロック
150…キャリアピン(キャリア体)
501…ケーシング
503…入力軸(第1軸)
504、505…支持ブロック(第2軸)
507…内ピン(自転成分のみを伝達する手段)
517a,517b…偏心体
518a,518b…外歯歯車
525…内歯歯車

Claims (3)

  1. 中空の第1軸と、該第1軸に設けた偏心体を介して、この第1軸に対して偏心回転可能な状態で取付けられた外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、前記外歯歯車に形成した内ピン孔を介して外歯歯車の自転成分のみを伝達するように前記外歯歯車に連結された第2軸と、を備えた内接噛合遊星歯車構造を採用した第1のタイプの変速機のシリーズを、変速比は低変速比から高変速比までそれぞれ異なるが、相手機械に据え付けるための取合寸法は同一であるような複数の変速機からなるサブシリーズの集合で構成すると共に、
    主回転軸と、該主回転軸に設けられたピニオン;及び該ピニオンと噛合する複数の伝動歯車を有する第1変速段と、各伝動歯車と共に回転する複数の偏心体軸;該偏心体軸に設けられた偏心体;該偏心体に偏心体軸受を介して支持され、前記主回転軸に対して揺動回転する外歯歯車;該外歯歯車と噛合する内歯歯車;前記偏心体軸の両端を回転自在に支持すると共に、自身は前記外歯歯車の自転成分の回転を行う一対の支持ブロック;及び該一対の支持ブロック同士を連結するキャリアピン;を有する第2変速段と、を備えた内接噛合遊星歯車構造を採用した第2のタイプの変速機のシリーズを、変速比は低変速比から高変速比までそれぞれ異なるが、相手機械に据え付けるための取合寸法は同一であるような複数の変速機からなるサブシリーズの集合で構成し、
    前記第2のタイプの変速機のシリーズでの外歯歯車に形成される偏心体の軸受孔の直径及び軸中心に対する形成位置と、キャリアピンの嵌挿孔の直径及び軸中心に対する形成位置をそれぞれ同一に設定し、
    前記第1のタイプの変速機のシリーズでの外歯歯車に形成される内ピン孔の直径及び軸中心に対する形成位置と、前記第2のタイプの変速機のシリーズでの外歯歯車に形成される前記共通化された偏心体の軸受孔及びキャリアピンの嵌挿孔の直径及び軸中心に対する形成位置とをそれぞれ同一に設定したことを特徴とする内接噛合遊星歯車構造を採用した変速機のシリーズ。
  2. 請求項1において、
    記第1のタイプの変速機のシリーズにおける内歯歯車と前記第2のタイプの変速機のシリーズにおける内歯歯車のそれぞれに形成される取付用ボルト孔の直径及び軸中心に対する形成位置をそれぞれ同一に設定したことを特徴とする内接噛合遊星歯車構造を採用した変速機のシリーズ。
  3. 請求項1又は2において、
    前記第1のタイプの変速機のシリーズにおける第1軸に偏心体を一体に形成すると共に、該偏心体の外周に直接コロを介して外歯歯車を回転可能に嵌合したことを特徴とする内接噛合遊星歯車構造を採用した変速機のシリーズ。
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