JP2008256002A - 平行移動機構、それを用いた軸継手機構および旋回機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】摺動嵌合による構成を用いずに、2平面を互いに平行移動させる機構、該機構を用いて、平行にずれて配置される2軸間において回転運動の伝達を行う軸継手機構、さらに他方の軸要素が軸方向に直角方向平面において旋回可能な旋回機構を提供すること。
【解決手段】軸心方向に直角な面を互いに平行にして対向する2部材2、3を配置し、一方部材の面2aから対向面へ突出するとともに軸心に対し対称位置に第一支持フランジ14を設け、該第一支持フランジ14とは周方向に90°ずれた位置であって他方部材の面3aから対面へ突出するとともに軸心に対して対称位置に第二支持フランジ16を設け、第一支持フランジ14および第二支持フランジ16の間に帯状のリング板ばね18を軸心を巻くように装架して環状に配置して、2部材の対向面2a、3aの距離を維持してリング板ばね18のたわみによって対向面2a、3aを互いに平行移動可能に構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、2平面を互いに平行移動させる機構、及びその機構を用いて、平行にずれて配置される2軸間において回転運動の伝達を行う軸継手機構、さらにその軸継手機構の一方の軸要素を固定した場合に、他方の軸要素が軸方向に直角方向平面において旋回可能な旋回機構に関する。
従来から、2平面を互いに平行移動させる機構として、リンク機構やスラダ機構等の種々の機構が知られている。
また、同一平面内で平行にずれて配置される2軸間において回転運動を伝達する軸継手装置として、オルダム軸継手が知られている。
このオルダム軸継手は図10に示すように、円板01の両面の平行面に互いに直角方向に直線状の凸筋02、03が形成され、入力側の円板04の直径に沿って形成された溝05と凸筋02とがすべり対偶をなし、また、出力側の円板06の直径に沿っても同様に溝07が形成され、その溝07と凸筋03とがすべり対偶をなし、両軸08、09は平行で、少し隔たった軸で構成されている。そして、円板01を介して軸08からの入力回転が軸08の回転速度と同一速度で軸09に伝達されるものである。
一方、スクロール式流体機械であるスクロール式ポンプ、圧縮機等においては、旋回スクロールを固定スクロールまたはハウジングに対して自転を行わせずに公転させるための自転防止機構としてオルダム継手機構やピンクランク機構が用いられていて、オルダム継手機構は、固定スクロールに対する旋回スクロールの軸方向の距離を一定に保ちつつ、公転旋回運動を行わせる機構としても知られている。
例えば、このオルダム継手機構を用いたスクロール圧縮機として、特許文献1(特開昭53−34107号公報)が知られている。特許文献1には、図11に示すようにスクロール式圧縮機を構成する旋回スクロール部材に摺動接触し、さらに固定スクロール部材あるいはハウジングに摺動接触する継手部材030が示されている。
この継手部材030は、リング本体031の一方の環状面上において、向かい合わせ位置に結合相手の面側に設けられたキー溝に摺動してかみ合う一対のキーブロック032、034が設置される。キーブロック032、034は、リング本体031に突設されたピボットピン035、036に嵌合され、さらに、リング本体031の他方の環状面上においても同様にキーブロック032、034と90°位置をずらして一対のキーブロック038、040が設けられている。
そして、キーブロック032、034、038、040の側面には油溝045が形成され、キーブロック032、034、038、040と摺動相手のキー溝との接触面における磨耗を防止している。
さらに、オルダム継手機構を設ける例として、特許文献2(特許2756808号公報)のような技術が知られており、この特許文献2には、図12(a)に示すように、螺旋状のラップ050を立設形成する固定スクロール051がケーシング052に固定され、同じく螺旋状のラップ053を有する旋回スクロール054がオルダム継手059を介してケーシング052に固定されている。旋回スクロール054のラップ053と固定スクロール051のラップ050とが噛合して圧縮室055を形成し、圧縮室055が移動しながら所定圧力に圧縮する構成が示されている。
オルダム継手059を構成するリング状部材060は、図12(b)に示すように、直交する位置に突起部063、064を有し、さらに、該突起部063、064がカーボン繊維を積重したものを樹脂で固めたものからなり、耐摩耗性を向上する構成が示されている。
特開昭53−34107号公報 特許2756808号公報
しかし、以上説明したように、平行移動機構をリンク機構もしくはスライダ機構を用いて構成するものや、図10に示すような平行にずれて配置される2軸間において回転運動を伝達するオルダム軸継手は、その機構を成立させる上で摺動嵌合する構成が基本となっているため、摺動部の摩擦による振動、騒音、そして磨耗による隙間の増大が生じやすいものである。
そのため、摺動部の磨耗対策として特許文献1においては、摺動部分への潤滑油の供給溝をキーブロック032、034、038、040に形成して潤滑性能を向上して磨耗防止を図り、また特許文献2においては、摺動部材を耐摩耗性の部材で構成して耐摩耗性を向上させている。
しかし、摺動部の磨耗対策の必要、磨耗による隙間の増大や軸方向のクリアランスの増大等の問題については、摺動部分が存在する以上完全になくすことは難しいものである。
そこで、本発明は、このような背景に鑑みなされたものであり、従来のような摺動嵌合による構成を用いることなく、2平面を互いに平行移動させる機構、及びその機構を用いて、平行にずれて配置される2軸間において回転運動の伝達を行う軸継手機構を提供すると共に、さらに一方の軸要素と他方の軸要素が軸方向に直角方向平面において相対的に旋回運動可能な旋回機構を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1記載の平行移動機構にかかる発明は、軸心方向に直角な面を互いに平行にして対向するように2部材を配置し、一方部材の面から対向面へ突出するとともに軸心に対し対称位置に第一支持フランジを設け、該第一支持フランジとは周方向にずれた位置であって他方部材の面から対面へ突出するとともに軸心に対して対称位置に第二支持フランジを設け、前記第一支持フランジおよび第二支持フランジの間に帯状の板ばね部材を軸心を巻くように装架して軸心回りに環状に配置し、前記2部材の対向面の距離を維持した状態で前記帯状の板ばね部材のたわみによって前記2部材の対向面を互いに平行移動可能に構成したことを特徴とする。
かかる発明によれば、対向面を互いに平行にして配置された2部材は、それぞれの部材に設けられた第一支持フランジおよび第二支持フランジの間に帯状の板ばね部材を軸心を巻くように装架して軸心回りに環状に配置するため、前記2部材の対向面の距離を、帯板の板幅方向の長さによって一定に維持して、その一定の距離を保持した状態で、帯板の帯状長手方向に対する撓みによって互いの部材の平行移動変位が吸収されることによって、互いの部材の平行な対向面が平行移動可能に支持される。すなわち、2部材の対向面の平行移動機構を成立させることができる。
さらに、リンク機構やスライダ機構のような摺動部を用いずに平行移動機構を構成することができるため、磨耗等による経時変化が生じず、回転部分等における隙間の増大が生じない。また、摺動部がないため、潤滑油、グリス等の使用が不要でメンテナンスフリーとすることができる。さらに、摺動部がないため、動力が低減され、振動騒音についても発生しないものである。
また、請求項2記載の発明は、請求項1において前記帯状の板ばね部材が前記第一支持フランジおよび第二支持フランジを繋いで円環状の一枚の板ばねからなることを特徴とする。
かかる発明によれば、帯状の板ばね部材が一枚状の板ばねからなるとともに第一支持フランジおよび第二支持フランジを繋いで円環状に形成するだけの構成のため、構造が単純化され、簡単に製造することができる。
また、請求項3記載の発明は、軸継手機構にかかる発明であり、前記請求項1または2記載の平行移動機構の前記2部材の一方が主軸であり、他方が従動軸であり、該主軸と従動軸との軸心が平行にずれて配置される回転軸からなることを特徴とする。
かかる発明によれば、主軸と従動軸との位置のずれは、帯状の板ばね部材の長手方向の撓みによって吸収され、主軸から入力された回転運動は、帯状の板ばね部材の長手方向の圧縮、引っ張り力によって従動軸に伝達される。
従って、オルダム軸継手機構のような摺動部を用いずに軸心のずれた平行な2軸間に回転運動の伝達が可能になり、摺動部がないため、磨耗等による経時変化が生じず、回転部分等おいて隙間の増大が生じない。また、摺動部がないため、潤滑油、グリス等の使用が不要でメンテナンスフリーとすることができる。さらに、摺動部がないため、動力が低減され、振動騒音についても発生しない軸継手機構を成立させることができる。
また、請求項4記載の発明は、旋回機構にかかる発明であり、前記請求項1記載の平行移動機構の前記2部材の一方が主軸であり、他方が従動軸であり、該主軸と従動軸とが平行にずれて配置されるとともに、前記従動軸を固定することで前記主軸を、前記従動軸の軸心回りに旋回運動可能に構成してなることを特徴とする。
かかる請求項4記載の発明によれば、従動軸を固定化することで、主軸を従動軸回りに公転可能、即ち旋回可能な機構を簡単な構造によって得ることができる。これによって、スクロール圧縮機等の流体機械において、固定スクロールに対する旋回スクロールの旋回機構や自転防止機構として用いることができ、振動騒音を抑えると共に、オイルフリー化によってスクロールラップ部分への潤滑油やグリスの混入を防止できるスクロール式流体機械を得ることが可能になる。
また、請求項5記載の発明は、前記請求項1記載の平行移動機構の前記2部材の一方が主軸であり、他方が従動軸であり、該主軸と従動軸とが平行にずれて配置されて、前記主軸から従動軸に回転力が伝達されるとともに、前記従動軸と前記主軸とは前記ずれ量を旋回半径とする相対的な旋回運動が可能なように構成されたことを特徴とする。
かかる請求項5記載の発明によれば、スクロール圧縮機等の流体機械において使用されているいわゆる全系回転式圧縮における相対旋回機構として用いることができ、振動騒音を抑えると共に、オイルフリー化によってスクロールラップ部分への潤滑油やグリスの混入を防止したスクロール式流体機械を得ることが可能になる。
また、請求項6記載の発明は、請求項4または5において、前記第一支持フランジが周方向に90°毎に突設され、前記第二支持フランジが周方向に90°毎に前記第一支持フランジの外周側または内周側に突設され、前記板ばね部材が90°の範囲を囲うように分割して略円弧状に形成され両端部を前記第一支持フランジと第二支持フランジとに固定するとともに軸方向に複列配置し、該板ばね部材の前記第一支持フランジと第二支持フランジへの固定位置を軸方向において交互に異ならして構成されたことを特徴とする。
かかる発明によれば、軸方向に複列の帯状の板ばね部材を設置するため、帯板の幅方向の剛性によって、主軸側と従動軸側との軸方向の支持力が高められて、主軸と従動軸との間隔を一定に保持した旋回機構を構成することができる。
さらに、板ばね部材が90°の範囲を囲うように略円弧状に分割されて形成され、第一支持フランジと第二支持フランジへの固定位置を周上4箇所で支持し、軸方向に隣り合う板ばね部材を周方向にみて第一支持フランジから第二支持フランジへと連結する場合と、第二支持フランジから第一支持フランジへと連結する場合のように、第一支持フランジへの固定と第二支持フランジへの固定とを交互に異ならしているため、隣り合う板ばね部材が主軸の左右方向の捩れに対して引っ張り方向と圧縮方向の力を作用するように支持するので、主軸の左右方向の自転捩れを効果的に防止して、安定した旋回機構を簡単な構造によって得ることができる
これによって、スクロール圧縮機等の流体機械において、使用されている固定スクロールに対する旋回スクロールの旋回機構や自転防止機構として用いることができ、振動騒音を抑えると共に、オイルフリー化によってスクロールラップ部分への潤滑油やグリスの混入を防止できるスクロール式流体機械を得ることが可能になる。
本発明によれば、従来のような摺動嵌合による構成を用いることなく、2平面を互いに平行移動させる機構、及びその機構を用いて、平行にずれて配置される2軸間において回転運動の伝達を行う軸継手機構を提供すると共に、さらに一方の軸要素と他方の軸要素が軸方向に直角方向平面において相対的に旋回運動可能な旋回機構を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。但しこの実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
参照する図面において、図1は本発明に係る平行移動機構の全体構成を示す斜視図である。図2平行移動機構を用いた軸継手機構の全体構成を示す斜視図である。図3は図2のA矢視図であり、図4は図2のB矢視図であり、図5は図2のC矢視図である。図6はスクロール圧縮機への適用例を示す全体構成断面図である。第7はスクロール圧縮機への適用例を示す要部斜視図である。図8は、スクロール圧縮機の他の例を示す全体構成図である。図9はスクロール圧縮機の作動説明図である。
図1を参照して、平行移動機構1について説明する。
第一部材2と第二部材3とのそれぞれの対向面2a、3aを互いに平行に配置し、この対向面2aには、第一部材の軸心2Zに対して対称の水平位置に第一支持フランジ14、14が対向面3aに向かって突設され、さらに、対向面3aには、対向面2aに向かって第一支持フランジ14、14とは軸心3Z回りに90°ずれた上下位置に第二支持フランジ16、16が突設されている。
そして、前記第一支持フランジ14、14と第二支持フランジ16、16との間には、帯状の板ばね部材としてのリング板ばね18が、軸心2Z、3Zを巻くように装架して、軸心2Z、3Zの回りに環状に配置されている。リング板ばね18は、ばね鋼からなり図1に示すように、第一支持フランジ14と第二支持フランジ16の外側から、これら第一支持フランジ14、第二支持フランジ16を巻くように配置されて、溶接または螺子等でそれぞれのフランジに固定されている。
このように構成された平行移動機構1によると、第一部材2の対向面2aにX方向変位とY方向変位が与えられた場合には、X方向変位、Y方向変位ともに、リング板ばね18のリング形状の許容範囲内の撓み変形によって吸収されるため、対向面2a、3aの距離はリング板ばね18の幅方向の剛性によって略一定に保持されて第一部材2の対向面2aと、第二部材3の対向面3aとは互いに平行を保持しつつ、平行運動する移動機構を成立させることができる。
また、リンク機構やスライダ機構のような摺動部を用いずに平行移動機構を構成することができるため、磨耗等による経時変化が生じず、回転部分等に隙間の増大が生じない。。また、摺動部がないため、潤滑油、グリス等の使用が不要でメンテナンスフリーとすることができる。さらに、摺動部がないため、動力が低減され、振動騒音についても発生しないものである。
次に、以上説明した平行移動機構1に用いた軸継手機構30について図2〜図5を参照して説明する。平行移動機構1と同一構成要素について同一符号を付する。
図2に示すように、軸心のずれた平行な主軸31と従動軸33との2軸間に回転運動の伝達を行わせる軸継手機構30が設けられている。
主軸31の端部、従動軸33の端部には、それぞれコ字形状をした主軸継手フランジ37(第一支持フランジ)と、従動軸継手フランジ39(第二支持フランジ)とが形成され、コ字形状の先端部を向かい合わせるようにさらに略90°回転方向に位相をずらして形成されている。また主軸継手フランジ37と従動軸継手フランジ39との径方向長さは等しく設定されている。
そして、主軸継手フランジ37と、従動軸継手フランジ39とを巻くように一枚の帯状の板ばね部材としてのリング板ばね18が、環状に配置されている。リング板ばね18は、ばね鋼からなり図2に示すように、主軸継手フランジ37と従動軸継手フランジ39とを外側から取り囲むように巻かれてそれぞれのフランジのコ字形状の両端部に溶接または螺子等で固定されている。一枚のリング板ばね18でなく、複数枚を軸方向に並べて固定してもよい。
そしてこのような軸継手機構30によれば、主軸31に対して回転力が作用すると、リング板ばね18にはリング板ばね18の長手方向の引張り力および圧縮力によって主軸継手フランジ37から従動軸継手フランジ39へと回転運動が伝達される。すなわち、図3、4に示すようにリング板ばね18のD方向における引張り力、圧縮力によって回転運動が伝達される。
また、図5に示すように主軸31の軸心31Zと従動軸33の軸心33Zとの間には、距離dのずれが生じているが、X方向のずれd1およびY方向のずれd2は、それぞれリング板ばね18のリング形状の変形によって吸収される。すなわち、軸心1Zと3Zとが一致しているときには、円形状態のリング形状が、dだけずれて位置されたときには、円形が崩れて長円形状になる。そして、回転運動が作用すると、リング板ばね18に引張り力と圧縮力とが作用してさらに変形して図5に示すように変形4角形状のリング形状になって回転運動が伝達される。
従って、主軸31に入力された回転運動を主軸継手フランジ37、リング板ばね18、従動軸継手フランジ39を介して、dだけずれた従動軸33へ伝達することができる。その結果、この軸継手機構30は、従来のオルダム軸継手機構のような摺動部を用いたものに対して、摺動部を用いずに軸心31Z、33Zのずれた平行な2軸間に回転運動の伝達を行わせることが可能になる。
そして、摺動部がないため、磨耗等による経時変化が生じず、回転部分等弐隙間の増大が生ぜず、また、潤滑油、グリス等の使用が不要でメンテナンスフリーとすることができる。さらに、摺動部がないため、動力が低減され、振動騒音についても発生しない軸継手機構を成立させることができる。
次に、以上説明した軸継手機構30の従動軸33を固定化することで、主軸31を従動軸33の軸心33Z周りに旋回運動可能な旋回機構を成立させることができ、その旋回機構をスクロール流体機械であるスクロール圧縮機50に適用した例について図6、7を参照して説明する。
図6において、スクロール圧縮機50は、旋回スクロール52と、旋回スクロールラップ54とラップ壁面を互いに対面させて配置した固定スクロールラップ56を有した固定スクロール58と、旋回スクロール52を覆って固定スクロール58に固着されるスクロールケーシング60と、旋回スクロール52を駆動するモータ62を内蔵したモータケーシング64とで構成されている。
そして、固定スクロール58は、円板状に形成された鏡面58aの中央部に設けられた吐出孔68は吐出口70に連結している。該吐出孔68の近傍から外周部に向かって固定スクロールラップ56が螺旋状に植設され、この固定スクロールラップ56の頂部には図示しない自己潤滑性を有するチップシールが嵌入されている。
また、鏡面58aから円周方向に90°毎に固定スクロールフランジ71(第二支持フランジ)が植設されている。
旋回スクロール52の端板72は、図7の傾視図に示すように略円形状をし、また端板72の鏡面72a側には、固定スクロールラップ56の壁面と対面して設けられる旋回スクロールラップ54が螺旋状に植設され、この旋回スクロールラップ54の頂部には図示しない自己潤滑性を有するチップシールが嵌入されている。
また、旋回スクロール52の鏡面72aとは反対側の面72bには、玉軸受74を嵌合配置するベアリング室76が設けられている。
また、端板72の外周端部には固定スクロール58に向かって突出して形成された旋回スクロールフランジ73(第一支持フランジ)が、端板72の外周上に90°毎に4箇所に設けられている。旋回スクロールフランジ73と固定スクロールフランジ71とは円周上に同位置に設置され、固定スクロールフランジ71が、旋回スクロールフランジ73の外側に配置されている。
スクロールケーシング60の上部には、吸込口78が設けられ、さらにスクロールケーシング60には、玉軸受80を嵌合配置するベアリング室82が設けられている。
モータケーシング64内には、ロータ84を有した回転軸86と、該ロータ84の周囲に電磁石88とコイル90からなるステータ92が配置され、ロータ84には、ロータ84と一体に回転する冷却ファン94が設けられている。
前記スクロールケーシング60とモータケーシング64とは図示しないボルトによって結合されている。
回転軸86の一方側は、玉軸受96によって回転自在に嵌合保持され、他方側の嵌合部98は玉軸受74に回転自在に嵌合保持され、嵌合部98の偏心したクランク先端部100は旋回スクロール52の玉軸受74に回転可能に嵌合保持されている。クランク先端部100は回転軸86と中心がδだけずれている。
さらに、回転軸86の一方側にはカウンターウエイト102が、回転軸86の他方側にはバランスウエイト104がそれぞれ設けられ、偏心したクランク先端部100の回転によって生じるアンバランスを解消して、回転軸86の全体の回転バランスを保持している。
そして、前記固定スクロールフランジ71と旋回スクロールフランジ73との間には、図7に示すように、リング板ばね110が取付けられている。このリング板ばね110は、軸方向に2列に形成され、前リング板ばね110aと後リング板ばね110bからなり、さらに、前リング板ばね110aは、周上を90°の範囲を囲うように分割して略円弧状に形成され、それぞれ110aa、110ab、110ac、110adの板ばねから構成されている。同様に後リング板ばね110bも同様に周上を90°の範囲を囲うように分割して略円弧状に形成され、110ba、110bb、110bc、110bdの板ばねから構成されている。
そして、前リング板ばね110aaは、第一固定スクロールフランジ71aと第二旋回スクロールフランジ73bとに固定され、後リング板ばね110baは、第一旋回スクロールフランジ73aと第二固定スクロールフランジ71bとに固定されている。
同様に次の90°の周範囲を囲う前リング板ばね110abは、第二固定スクロールフランジ71bと第三旋回スクロールフランジ73cとに固定され、後リング板ばね110bbは、第二旋回スクロールフランジ73bと第三固定スクロールフランジ71cとに固定されている。
次の前リング板ばね110ac(不図示)、後リング板ばね110bc(不図示)について、さらにその次の前リング板ばね110ad、後リング板ばね110bdについても同様に旋回スクロールフランジ73c、73d(不図示)、固定スクロールフランジ71c、71dに取付けられている。
図7に示す第一旋回スクロールフランジ73aに着目すると、矢印E方向に捩れ回転(自転回転)が作用するときに、前リング板ばね100adには引張り方向の力が、後リング板ばね110baには圧縮方向の力がそれぞれ作用し、その反作用力が第一旋回スクロールフランジ73aにかかる。そして旋回スクロールフランジ73は周上に4箇所(73a、73b、73c、73d)設置され、そこで90°ごとに配置されたリング板ばねそれぞれの抑制力が作用するため、ねじれ回転が抑制され、旋回スクロール52の捩れ回転、すなわち自転を効果的に防止して、公転を安定して行わせる旋回機構を簡単な構造によって達成することができる。
また、このリング板ばね110は、軸方向に2列に形成され、前リング板ばね110a(110aa、110ab、110ac、110ad)と後リング板ばね110b(110ba、110bb、110bc、110bd)からなっているため、帯状の板ばねの幅方向の剛性によって、旋回スクロール52と固定スクロール58との軸方向の支持力が高められて、旋回スクロール52と固定スクロール58との間隔を一定に保持した旋回機構を構成することができる。
以上のように構成されたスクロール圧縮機50は、図6に示すように、回転軸86がモータ62によって回転されることで、偏心した回転軸86のクランク先端部100は、回転軸86の軸心に対して旋回回転されるが、このとき、旋回スクロール52は、固定スクロールフランジ71と旋回スクロールフランジ73との間に介在された前リング板ばね110aと後リング板ばね110bとによって、自転することなくスクロールケーシング60の鏡面58aから一定距離を保持して公転旋回することができる。
また、この一定距離を保持して旋回スクロール52を旋回させることができるため、旋回スクロールラップ54と固定スクロールラップ56とによって形成される密閉圧縮室の機密性が損なわれることが無く、スクロール圧縮機50の機能を十分確保することができ旋回機構を簡単な構造を構成することができる。
スクロールケーシング60の吸込口78から吸入した流体は、旋回スクロールラップ54によって取り込まれて、この旋回スクロールラップ54と、固定スクロールラップ56とによって形成される密閉圧縮空間により順次圧縮されて中央部に送られて、吐出孔68を出て吐出口70から排出される。
この旋回スクロールラップ54の旋回状態とそれによる吸入流体の圧縮状態を、図9を参照して説明する。
渦巻き状の固定スクロールラップ内周部56bと、渦巻き状の旋回スクロールラップ外周部54aとの間に形成される三日月状の圧縮室(密閉空間)59が、前記固定および旋回スクロール52、58の相対運動によって容積変化を起こすことを利用して、吸い込み流体を圧縮状態となすようにしたものである。
図9(a)で、旋回スクロールラップ外周部54aと、固定スクロールラップ内周部56bとの間が閉じて吸い込み過程が終了すると、吸込口78から取り込まれた流体は点状図示のように圧縮室59に閉じ込められる。ついで、回転軸86の偏心したクランク先端部100の回転によって位相が90度進んだ図9(b)では、旋回スクロールラップ外周部54aと、巻き始めの固定スクロールラップ内周部56bの端部内側との間にできた隙間61で流体の吸込み過程に入り、また中間部の圧縮室63では圧縮過程に、さらに中央の圧縮室65では吐出孔68で吐出過程に入る。
そして、前記偏心したクランク先端部100の右回転によって更に90度位相が進んだ図9(c)では、旋回する旋回スクロール52の公転運動につれ、前記点状図示の圧縮室59がスクロールの中心部位に移動して順次圧縮室の容積が減少し、流体が圧縮されて図9(d)および図9(a)を経て、固定スクロール58の中心部に設けられた吐出孔68から排出される。
以上のような、スクロール圧縮機50によれば、従来、オルダム継手機構やピンクランク機構によって、旋回スクロール52の自転防止機構を構成したのに比べて、本実施の形態によれば、固定スクロールフランジ71と旋回スクロールフランジ73と、との間に介在された前リング板ばね110aと後リング板ばね110bとによって摺動部を用いずに、自転防止機構を構成することが可能となるため、磨耗等による経時変化がないため隙間の増大がなく、また、摺動部がないため、潤滑油、グリス等の使用が不要でメンテナンスフリーとすることができる。さらに、摺動部がないため、動力が低減され、振動騒音についても発生しないスクロール圧縮機50を得ることができる。
次に、図8を参照して、前記したスクロール圧縮機50の変形例として、いわゆる全系回転式のスクロール圧縮機200について説明する。なお、スクロール圧縮機50と同一構成部材については同一符号を付する。
前記軸継手機構30の主軸31から従動軸33に回転力が伝達されると、従動軸33と主軸31は回転軸のずれ量の旋回半径をもった相対的な旋回運動が生じることから相対的な旋回運動の可能な旋回機構を成立させることができる。すなわち、スクロール圧縮機50のように固定スクロール58をスクロールケーシング60に固定して設置しなくても旋回機構を成立させることができる。
図8において、スクロール圧縮機200は、駆動側の駆動スクロール202と、この駆動スクロール202の駆動スクロールラップ204とラップ壁面を互いに対面させて配置した従動スクロールラップ206を有した従動スクロール208と、さらに、駆動スクロール202と従動スクロール208を覆うスクロールケーシング210と、駆動スクロール202を駆動するモータ62を内蔵したモータケーシング64とで構成されている。
駆動スクロール202は、図7に示した圧縮機50と同様に4角形の隅部を削り落とした略8角形の形状をした端板212の鏡面212a側の中央部から外周部に向かって駆動スクロールラップ204が螺旋状に植設され、この駆動スクロールラップ204の頂部には図示しない自己潤滑性を有するチップシールが嵌入されている。また鏡面212aとは反対側の面には、駆動軸214の端部が連結されている。
従動スクロール208は、4角形の隅部を削り落とした略8角形の形状をした端板222の鏡面222a側の中央部から外周部に向かって従動スクロールラップ206が螺旋状に植設され、この従動スクロールラップ206の頂部には図示しない自己潤滑性を有するチップシールが嵌入されている。そして、駆動スクロールラップ204と従動スクロールラップ206は、前記スクロール圧縮機50と同様に、所定角度だけずらして重なり合うように配置されている。
従動スクロール208の鏡面222a側とは反対側の面には従動軸224が一体に形成され、従動軸224の中央部には吐出穴226が形成されて吐出口228に連通している。従動軸224は玉軸受230によってスクロールケーシング210に回転支持されている。なお、駆動軸214と従動軸224とは中心がδだけずれて配置されている。
スクロールケーシング210の上部には、吸込口231が設けられ、さらにスクロールケーシング210には、玉軸受80を嵌合配置するベアリング室82が設けられている。
そして、前記スクロールケーシング210とモータケーシング64とは図示しないボルトによって結合されている。
また、駆動スクロール202の端板212の鏡面212a側の外周端部には従動スクロール208に向かって突出して形成された駆動スクロールフランジ213(第一支持フランジ)が、端板212の外周上に90°毎に4箇所に設けられている。また、従動スクロール208の端板222の鏡面222a側の外周端部には駆動スクロール202に向かって突出して形成された従動スクロールフランジ215(第二支持フランジ)が、端板222の外周上に90°毎に4箇所に設けられている。
駆動スクロールフランジ213と従動スクロールフランジ215とは円周上に同位置に設置され、従動スクロールフランジ215が、駆動スクロールフランジ213の外側に配置されている。
そして、前記駆動スクロールフランジ213と従動スクロールフランジ215との間には、図7に示した例と同様に、リング板ばね220が取付けられている。このリング板ばね220は、軸方向に2列に形成され、前リング板ばね220aと後リング板ばね220bからなり、さらに、前リング板ばね220aは、周上を90°の範囲を囲うように分割して略円弧状に形成され、同様に後リング板ばね220bも周上を90°の範囲を囲うように分割して略円弧状に形成された板ばねから構成されている。
このように構成されたスクロール圧縮機200は、図8に示すように、駆動軸214がモータ62によって回転されことで、駆動軸214と従動軸224とは中心がδだけずれて配置されているため、駆動スクロール202と従動スクロール208との間に設けられた前リング板ばね220aと後リング板ばね220bとからなる平行移動機構によって、駆動スクロール202と従動スクロール208との間で回転伝達を行うと共に、駆動スクロール202と従動スクロール208との間に相対的な旋回運動が生じる。
この旋回運動によって、駆動スクロールラップ204と従動スクロールラップ206とによって形成される圧縮室は連続的に縮小させるように作動され、スクロールケーシング210の吸込口231から吸入した流体は、駆動スクロールラップ204によって取り込まれて、この駆動スクロールラップ204と、従動スクロールラップ206とによって形成される圧縮空間により順次圧縮されて中央部に送られて、吐出穴226を出て吐出口228から排出される。
前リング板ばね220aと後リング板ばね220bとによって、駆動スクロール202の鏡面212aから従動スクロール208の鏡面222aまでを略一定距離を保持して旋回運動をすることができるため、駆動スクロールラップ204と従動スクロールラップ206とによって形成される圧縮室の機密性が損なわれることが無く、スクロール圧縮機200の機能を十分確保することができ旋回機構を簡単な構造で構成することかできる。
スクロール圧縮機200によれば、従来のように駆動軸から従動軸へ回転運動を伝えると共に相対回転を可能にするクランク機構等を駆動スクロールと従動スクロールとの間に介在させる必要が無く、前リング板ばね220aと後リング板ばね220bとによって摺動部を用いずに、駆動軸214から従動軸224へと回転運動を伝達すると共に相対的な旋回運動を可能によるため、磨耗等による経時変化がないため隙間の増大がなく耐久性を向上できる。また、摺動部がないため、潤滑油、グリス等の使用が不要でメンテナンスフリーとすることができる。さらに、摺動部がないため、動力が低減され、振動騒音についても発生しないスクロール圧縮機200を得ることができる。
本発明によれば、従来のような摺動嵌合による構成を用いることなく、2平面を互いに平行移動させる機構、及びその機構を用いて、平行にずれて配置される2軸間において回転運動の伝達を行う軸継手機構を提供すると共に、さらに一方の軸要素と他方の軸要素が軸方向に直角方向平面において相対的に旋回運動可能な旋回機構を得ることができるので、スクロール流体機械への適用に際して有益である。
本発明に係る平行移動機構の全体構成を示す斜視図である。 平行移動機構を用いた本発明に係る軸継手機構の全体構成を示す斜視図である。 図2のA矢視図である。 図2のB矢視図である。 図2のC矢視図である。 スクロール圧縮機への適用例を示す全体構成断面図である。 スクロール圧縮機への適用例を示す要部斜視図である。 スクロール圧縮機の他の例を示す全体構成図である スクロール圧縮機の作動説明図である。 従来技術のオルダム軸継手機構の説明図である。 従来技術の説明図である。 従来技術の説明図である。
符号の説明
1 平行移動機構
2 第一部材
3 第二部材
14 第一支持フランジ
16 第二支持フランジ
18 リング板ばね(板ばね部材)
30 軸継手機構
31 主軸
33 従動軸
50 スクロール圧縮機
52 旋回スクロール
58 固定スクロール
71(71a、71b、71c、71d)
固定スクロールフランジ(第二支持フランジ)
73(73a、73b、73c、73d)
旋回スクロールフランジ(第一支持フランジ)
110a(110aa、110ab、110ac、110ad) 前リング板ばね
110b(110ba、110bb、110bc、110bd) 後リング板ばね
200 スクロール圧縮機
213 駆動スクロールフランジ(第一支持フランジ)
215 従動スクロールフランジ(第二支持フランジ)
220 リング板ばね(板ばね部材)

Claims (6)

  1. 軸心方向に直角な面を互いに平行にして対向するように2部材を配置し、一方部材の面から対向面へ突出するとともに軸心に対し対称位置に第一支持フランジを設け、該第一支持フランジとは周方向にずれた位置であって他方部材の面から対面へ突出するとともに軸心に対して対称位置に第二支持フランジを設け、前記第一支持フランジおよび第二支持フランジの間に帯状の板ばね部材を軸心を巻くように装架して軸心回りに環状に配置し、前記2部材の対向面の距離を維持した状態で前記帯状の板ばね部材のたわみによって前記2部材の対向面を互いに平行移動可能に構成したことを特徴とする平行移動機構。
  2. 前記帯状の板ばね部材が前記第一支持フランジおよび第二支持フランジを繋いで円環状の一枚の板ばねからなることを特徴とする請求項1記載の平行移動機構。
  3. 前記請求項1または2記載の平行移動機構の前記2部材の一方が主軸であり、他方が従動軸であり、該主軸と従動軸との軸心が平行にずれて配置される回転軸からなることを特徴とする軸継手機構。
  4. 前記請求項1記載の平行移動機構の前記2部材の一方が主軸であり、他方が従動軸であり、該主軸と従動軸とが平行にずれて配置されるとともに、前記従動軸を固定することで前記主軸を、前記従動軸の軸心回りに旋回運動可能に構成してなることを特徴とする旋回機構。
  5. 前記請求項1記載の平行移動機構の前記2部材の一方が主軸であり、他方が従動軸であり、該主軸と従動軸とが平行にずれて配置されて、前記主軸から従動軸に回転力が伝達されるとともに、前記従動軸と前記主軸とは前記ずれ量を旋回半径とする相対的な旋回運動が可能なように構成されたことを特徴とする旋回機構。
  6. 前記第一支持フランジが周方向に90°毎に突設され、前記第二支持フランジが周方向に90°毎に前記第一支持フランジの外周側または内周側に突設され、前記板ばね部材が90°の範囲を囲うように分割して略円弧状に形成され両端部を前記第一支持フランジと第二支持フランジとにそれぞれ固定するとともに軸方向に複数列配置し、該板ばね部材の前記第一支持フランジと第二支持フランジへの固定位置を軸方向において交互に異ならして固定して構成されたことを特徴とする請求項4または5の何れかに記載の旋回機構。
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