JP2008255834A - 燃料噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】貫徹力を抑えた高拡散の燃料噴霧を形成する燃料噴射装置を提供する。
【解決手段】ニードル弁20と、前記ニードル弁を中心軸AX方向に往復動可能に収納すると共に、前記ニードル弁20が当接する内壁面13に燃料流入口を形成した燃料通路を含むノズルボディ10とを、備えている燃料噴射装置1Aであって、前記ノズルボディが第1の燃料通路14と第2の燃料通路16とを有すると共に、当該ノズルボディの表面には、前記第1の燃料通路の燃料流出口と前記第2の燃料通路の燃料流出口とが合流する合流噴孔18が形成されており、前記合流噴孔18は、前記第1の燃料通路及び前記第2の燃料通路の通路断面積を合計した合計通路断面積よりも大きい通路断面積で形成され、前記第1の燃料通路の中心軸線L1と前記第2の燃料通路の中心軸線L2とが、前記合流噴孔18内で交差している。
【選択図】 図1
【解決手段】ニードル弁20と、前記ニードル弁を中心軸AX方向に往復動可能に収納すると共に、前記ニードル弁20が当接する内壁面13に燃料流入口を形成した燃料通路を含むノズルボディ10とを、備えている燃料噴射装置1Aであって、前記ノズルボディが第1の燃料通路14と第2の燃料通路16とを有すると共に、当該ノズルボディの表面には、前記第1の燃料通路の燃料流出口と前記第2の燃料通路の燃料流出口とが合流する合流噴孔18が形成されており、前記合流噴孔18は、前記第1の燃料通路及び前記第2の燃料通路の通路断面積を合計した合計通路断面積よりも大きい通路断面積で形成され、前記第1の燃料通路の中心軸線L1と前記第2の燃料通路の中心軸線L2とが、前記合流噴孔18内で交差している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、内燃機関(以下、エンジンと称する)で採用される燃料噴射装置に関する。
エンジンの燃焼室に直接、または間接に燃料を噴射する装置として燃料噴射装置(インジェクタ)が広く採用されている。燃料噴射装置から噴射された燃料は、吸気管或いは燃焼室において空気と混合される。燃焼室へ吸入された混合気はピストンにより圧縮された後、例えば点火プラグにより着火されて燃焼する。このようなエンジンの場合、燃料噴射弁から噴射された燃料と空気との混合性能はエンジン性能に影響を及ぼすことになる。特に、燃料噴射装置から噴射された燃料の貫徹力(ペネトレーション:Penetrationとも、称される)及び微粒化(霧化)の状態はエンジンの性能を左右する重要な要素となっている。
そこで、例えば特許文献1は第1の燃料通路(第一燃料噴射通路)及び第2の燃料通路(第二燃料噴射通路)がノズルボディ(弁本体)に形成されている燃料噴射装置を開示する。そして、これら燃料通路はノズルボディ表面側に形成した合流噴孔に連通されて合流している。特許文献1の燃料噴射装置は、ニードル弁のリフト量が小さいときに第1の燃料通路だけを開いてニードル弁表面に形成した溝部で燃料の偏流を形成し、これを通路内に導いて旋回させながら進行させて、出口から中空円錐状の噴霧を形成させる。これによりエンジンの低負荷時などに強い貫徹力の噴射された燃料が壁面に付着して燃料効率が低下するのを抑制する。また、エンジンが高負荷運転されたときには、ニードル弁のリフト量を大きくして第1の燃料通路及び第2の燃料通路を同時に開いて旋回流と非旋回流が合流噴孔内で合流させて低拡散で高貫徹力噴霧を実現して、エンジンが低負荷及び高負荷に対応できる燃料噴射装置している。
ところで、特許文献1の燃料噴射装置はノズルボディ内に配備するニードル弁の表面に斜めに複数の溝部が形成されている。この溝部に流れ込んだ燃料を第1の燃料通路へ流入させることで内部に旋回流を発生させている。しかしながら、燃料噴射弁はノズルボディでニードル弁の位置が回転するので、第1の燃料通路での旋回流の状態が不安定となる。その結果、噴霧形状が変化し易いので、安定した燃料噴射を実現することが困難である。
したがって、本発明の主な目的は、貫徹力を抑えた高拡散の燃料噴霧を安定的に形成できる燃料噴射装置を提供することである。
上記目的は、ニードル弁と、前記ニードル弁を中心軸方向に往復動可能に収納すると共に、前記ニードル弁が当接する内壁面に燃料流入口を形成した燃料通路を含むノズルボディとを、備えている燃料噴射装置であって、前記ノズルボディが第1の燃料通路と第2の燃料通路とを有すると共に、当該ノズルボディの表面には、前記第1の燃料通路の燃料流出口と前記第2の燃料通路の燃料流出口とが合流する合流噴孔が形成されており、前記合流噴孔は、前記第1の燃料通路及び前記第2の燃料通路の通路断面積を合計した合計通路断面積よりも大きい通路断面積で形成され、前記第1の燃料通路の中心軸線と前記第2の燃料通路の中心軸線とが、前記合流噴孔内で交差している、ことを特徴とする燃料噴射装置によって達成できる。
本発明によると、第1の燃料通路と第2の燃料通路とが所定の条件でノズルボディの表面側に形成した合流噴孔で合流する構造となっているので、燃料を高拡散、低貫徹力で噴霧することができる。
そして、前記合流噴孔の通路断面積は、前記合計通路断面積の1.5倍以上に設定してあることが望ましい。
また、前記ノズルボディの先端側の内壁面及び当該内壁面に当接する前記ニードル弁の先端部が、ノズルボディの前記中心軸を中心として対称形状に形成してある構造とするのが好ましい。これにより、第1の燃料通路及び第2の燃料通路内にストレートな燃料流を形成できる。
また、前記第1の燃料通路の通路断面積をA1、前記第2の燃料通路の通路断面積をA2とし、前記合流噴孔の中心軸を、次式、
(第1の燃料通路と第2の燃料通路の相対角度θ0)×A1/(A1+A2)
で設定してもよい。この場合、通路断面積A1、A2が等しい場合には合流噴孔内で旋回流が均等に配置され、均一、安定な高拡散、低貫徹力の燃料噴霧を形成できる。また、通路断面積A1、A2が異なる場合には合流噴孔内の旋回流は流量に応じて配置され、同様に均一、安定な高拡散、低貫徹力の燃料噴霧を形成できる。
(第1の燃料通路と第2の燃料通路の相対角度θ0)×A1/(A1+A2)
で設定してもよい。この場合、通路断面積A1、A2が等しい場合には合流噴孔内で旋回流が均等に配置され、均一、安定な高拡散、低貫徹力の燃料噴霧を形成できる。また、通路断面積A1、A2が異なる場合には合流噴孔内の旋回流は流量に応じて配置され、同様に均一、安定な高拡散、低貫徹力の燃料噴霧を形成できる。
また、さらに他の燃料通路が前記ノズルボディに形成されて前記合流噴孔に合流しており、前記合流噴孔の通路断面積は全ての燃料通路の通路を合計した合計通路断面積よりも大きく設定するのが望ましい。複数の燃料通路が合流する場合、使用する燃料通路を切換えて、高拡散、低貫徹力の燃料噴霧と、高貫徹力の燃料噴霧とを形成できる。そして、複数の燃料通路が前記合流噴孔で合流し、前記燃料通路のうちで2個の燃料通路が前記第1の燃料通路及び前記第2の燃料通路として機能し、他の燃料通路とは独立に開閉可能とされていることが好ましい。
また、前記第1の燃料通路と前記第2の燃料通路とを独立に開閉して燃料噴霧を切換える噴霧切換機構を備えている構造としてもよい。また、前記ノズルボディに前記第1の燃料通路、前記第2の燃料通路及び前記合流噴孔を含む燃料通路群が複数形成されており、前記燃料通路群を独立に開閉して燃料噴霧を切換える噴霧切換機構を備えている構造としてもよい。
本発明によると、貫徹力を抑えた高拡散の燃料噴霧を安定的に形成できる燃料噴射装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る燃料噴射装置の実施例を説明する。
図1は、実施例1に係る燃料噴射装置1Aについて示した縦断面図である。燃料噴射装置1Aは、内部に空間を有している円筒形状のノズルボディ10と、このノズルボディ10内に収納されて中心軸AX方向へ往復動可能に配置されているニードル弁20とを含んでいる。ノズルボディ10の内壁面13は、上側が円筒形状の内壁面13Aで、下側が円錐形状の内壁面13Bとなっている。ニードル弁20が下降したときに下側の内壁面13Bに当接(着座)して停止する。この位置がニードル弁20の下限位置であり、これにより燃料噴射弁1は閉弁状態となる。本実施例では、このようにニードル弁20の先端部が当接する内壁面13の一部をシート面13STと称する。燃料噴射弁1Aは、図示しない公知のニードル弁移動機構を備えており、ニードル弁20が中心軸AX方向へ移動されて移動量(リフト量)が変更される。
そして、ノズルボディ10には新規な燃料通路構造が形成してある。この燃料通路構造について詳述する。このノズルボディ10には2つの燃料通路、すなわち第1の燃料通路14と第2の燃料通路16とがほぼ同じ通路断面積で形成してある。この第1の燃料通路14及び第2の燃料通路16は、共に直線的な円筒状の通路である。そして、前記ノズルボディ10の先端側の内壁面及び前記ニードル弁20の先端部は、ノズルボディ10の中心軸AXを中心に対称形状に形成してある。よって、ニードル弁20を上昇させて開弁させたとき、第1の燃料通路14及び第2の燃料通路16内に燃料FEをストレート流で流通させることができる。
図2は、図1における円内CR内を拡大して示した図である。第1の燃料通路14の中心軸線L1は中心軸AXに対して所定の傾斜角度αをもって設計されている。第2燃料通路16は第1の燃料通路14の下側に、の中心軸線L2が中心軸AXに対して異なる所定の傾斜角度βをもって形成されている。傾斜角度βの傾斜角度αより大きく、αとβとの角度差(β−α)が第1の燃料通路14と第2燃料通路16との相対角度となる。
第1の第1の燃料通路14は、シート面13STに燃料流入口14ENが形成してある。同様に、第2の第1の燃料通路16もシート面13STに燃料流入口16ENを有している。ところが、これら第1の燃料通路14及び第2の燃料通路16の燃料流出口は、ノズルボディ10の表面(外側の周表面)に有していない。ノズルボディ10の表面には、第1の燃料通路14の燃料流出口14EX及び第2の燃料通路16の燃料流出口16EXが合流する合流噴孔18が形成してある。よって、第1の燃料通路14及び第2の燃料通路16のそれぞれに流入してきた燃料FEは、合流噴孔18で合流して外向(ノズルボディ10の半径方向での外側)に噴射される。ここで、第1の燃料通路14及び第2の燃料通路16並びに、合流噴孔18は、以下で説明するように条件で設計されている。このように設定されていることにより、合流噴孔18から噴射される燃料FEの噴霧形態を高拡散かつ低い貫徹力とすることができる。
まず、合流噴孔18の通路断面積は第1の燃料通路14及び第2の燃料通路を合わせた合計通路断面積よりも十分に大きく設定されている。なお、ここでの通路断面積とは、燃料通路の横断面積である。より具体的には、合流噴孔18の通路断面積は、第1の燃料通路14及び第2の燃料通路を合計した合計通路断面積の1.5倍以上としておくのがより好ましい。
そして、図2でよく図示されているように、第1の燃料通路14及び第2の燃料通路16の燃料流出口が合流噴孔18の上面に開口し、第1の燃料通路の中心軸線L1と第2の燃料通路の中心軸線L2とが、合流噴孔18内で交差するように形成してある。図2では、点CPが交差点であり、合流噴孔18内となっている。以上のように、合流噴孔18の通路断面積が第1の燃料通路14及び第2の燃料通路を合わせた合計通路断面積の1.5倍以上で、中心軸線L1、L2の交点CPが合流噴孔18内に存在するように設定することで、合流噴孔内に適度な旋回流を発生させて高拡散、低貫徹力の燃料噴霧をより確実に形成することができる。
図3は、図1でのA矢視図であり、(A)は燃料噴射前、(B)は燃料噴射初期、(C)は燃料噴射中の様子を模式的に示した図である。第1の燃料通路14からの燃料流と第2の燃料通路16からの燃料流とが合流噴孔18内で衝突する。ここで、第1、第2の通路の断面積をほぼ同じとし、燃料の流量も同量として直線的に流すと、(B)で示すように合流噴孔内で2つの横方向への燃料流となる。この横方向への燃料流は、合流噴孔18の壁面に当たるので壁面に沿う流れとなる。その結果、(C)で示すように、燃料流が継続的に合流噴孔18へ流れ込む燃料噴射中では合流噴孔内に旋回流が発生する状態となる。このようにすると、一般に噴霧形状が変わり易いことを抑制して、合流噴孔18から噴射する燃料は高拡散、低貫徹力の噴霧とすることができる。よって、燃料噴射装置1Aを採用するエンジンは安定した燃焼を確保できる。
そして、燃料噴射装置1Aのノズルボディ10は従来のものと比較して、簡単に作製できるというメリットもある。このノズルボディ10は、先ず外側から比較的直径の大きな合流噴孔18を形成し、その後に合流噴孔18を介して第1、第2の燃料通路14、16順に形成するという工程で、図2で示すような燃料通路構造を作製できる。このノズルボディ10は外側から、放電加工、レーザ加工、ドリル加工などを施して簡易に形成できる。なお、従来の燃料噴射装置では、ノズルボディの内壁やニードル弁の表面に微細な加工を施していたので高コスト化していた。本実施例の燃料噴射装置1Aは、工程の簡素化により量産化が可能であるので製造コストの低減を図ることができる。さらに、ノズルボディ10内でニードル弁20が回転しても形成する燃料の噴霧形態が影響を受けないので、信頼性の高い燃料噴射装置となる。また、形成した燃料通路に加工精度程度のバラツキあっても噴霧が影響を受け難いという特長もある。
前述したように、第1の燃料通路の中心軸線L1と第2の燃料通路の中心軸線L2とが、合流噴孔18内で交差するように形成してある。この条件は、上記燃料通路14及び上記燃料通路16の円筒壁面を延長した線の交線の一部が合流噴孔18内に存在するような構造としても燃料噴射装置1Aと同様の効果を得ることができる。図4は、第1の燃料通路14と第2の燃料通路16の円筒壁面を延長した線が、合流噴孔18内で交差するよう設定した通路構造について示した図である。互いに内側となる円筒壁面の延長線の交点(最近接点)CP−1が合流噴孔18内となる。この変形構造の場合も合流噴孔38から噴射する燃料を高拡散、低貫徹力の噴霧とすることができる。よって、安定した燃焼を確保できる。なお、図4で示す例では外側の交点CP−2は合流噴孔18の外側になっているが、この交点CP−2についても合流噴孔18内となるようにしてもよい。
図5は、実施例2に係る燃料噴射装置1Bについて示した図であり、(A)は縦断面図、(B)は(A)におけるB−B断面の一部を示した図である。なお、実施例1の燃料噴射装置1Aと同様に構成部分については、同じ符号を付すことで重複する説明を省略する。以下で説明する他の実施例についても同様にして、重複する説明を省略する。実施例1の燃料噴射装置1Aのノズルボディ10には、中心軸AX方向で上下位置となるように第1の燃料通路14と第2の燃料通路16とが設定されていた。これに対して、本実施例2に係る燃料噴射装置1Bのノズルボディ30の場合は、第1の燃料通路34と第2の燃料通路36が中心軸AXを中心として円周方向に設定され、合流噴孔38内で合流するように形成してある。
図5(B)で示すように、燃料噴射装置1Bの場合には第1の燃料通路34と第2の燃料通路36とがノズルボディの周方向で左右から合流噴孔38に燃料FEが合流する状態となる。燃料噴射装置1Aについて示す図3では燃料流が上下方向から合流であるが、これが90度回転して燃料流が両側(左右)から合流することになる。
ノズルボディ30における第1の燃料通路34及び第2の燃料通路36、並びに合流噴孔38との基本的な条件については、前述した燃料噴射装置1Aのノズルボディ10と同様である。実施例2の燃料噴射装置1Bの場合も合流噴孔38から噴射する燃料を高拡散、低貫徹力の噴霧とすることができる。よって、安定した燃焼を確保できる。
図6は、実施例3に係る燃料噴射装置1Cについて示した縦断面図である。実施例1の燃料噴射装置1Aのノズルボディ10の場合には、中心軸AX方向で上下位置となるように第1の燃料通路14と第2の燃料通路16が設定され、中心軸AXに対して異なる傾斜角度α、βとなっていた。
これに対して、本実施例3に係る燃料噴射装置1Cのノズルボディ40の場合は、第1の燃料通路44の通路断面積(A1)と第2の燃料通路46の通路断面積(A2)とが等しく設定されている。そして、第1の燃料通路44の中心軸線L1と第2の燃料通路46の中心軸線L2とは、合流噴孔48内で交差するように設定されている。そして更に、合流噴孔48の中心軸線L3が中心軸線L1と中心軸線L2とが成す角度θ0の分割2等分線となるように設定してある。すなわち、中心軸線L1と中心軸線L2との相対角度がθ0であり、合流噴孔48の中心軸線L3がθ0/2の位置に設定されている。そして、中心軸線L1と中心軸線L3とが成す角度をθ1、中心軸線L2と中心軸線L3とが成す角度をθ2としたときに、θ1=θ2=(θ0/2)の関係が形成してある。他の条件は実施例1の燃料噴射装置1Aと同様である。実施例3の燃料噴射装置1Cの場合も合流噴孔48内で旋回流が均等に配置され、均一、安定な高拡散、低貫徹力の燃料噴霧を形成できる。
図7は、実施例4に係る燃料噴射装置1Dについて示した縦断面図である。本実施例4の燃料噴射装置1Dのノズルボディ50は、実施例3のノズルボディ40と比較して2つの燃料通路の通路断面積の関係、及び各中心軸線の関係が異なっている。この実施例4に係る燃料噴射装置1Dのノズルボディ50の場合も、第1の燃料通路54と第2の燃料通路56との合計通路断面積より、合流噴孔58の通路断面積が十分に大きく設定してある。この点は前述した実施例と同様である。
第1の燃料通路54の通路断面積をA1、第2の燃料通路56の通路断面積をA2としたときに、合流噴孔58の中心軸線L3が次の条件で設定されている。中心軸線L3との第1の燃料通路54の中心軸線L1との角度θ11と、第2の燃料通路56の中心軸線L2との角度θ22とする。このθ22に対して、θ11は、次式で規定されている。
θ11=(A1/(A1+A2))×θ0
本実施例4の燃料噴射装置1Dでは合流噴孔58内の旋回流は流量に応じて設定されるので、前述した実施例の場合と同様に均一、安定な高拡散、低貫徹力の燃料噴霧を形成できる。
θ11=(A1/(A1+A2))×θ0
本実施例4の燃料噴射装置1Dでは合流噴孔58内の旋回流は流量に応じて設定されるので、前述した実施例の場合と同様に均一、安定な高拡散、低貫徹力の燃料噴霧を形成できる。
図8は、実施例5に係る燃料噴射装置1Eについて示した図であり、(A)は縦断面図、(B)は(A)におけるC−C断面の一部を示した図、(C)は(A)のニードル弁の構造を確認できるように示した断面図である。この実施例5に係る燃料噴射装置1Eのノズルボディ60は、第1の燃料通路64と第2の燃料通路66とが中心軸AXを中心として円周方向に設定され、合流噴孔68内で合流する。このように図5で示した実施例2の燃料噴射装置1Bのノズルボディ30と同様の燃料通路構造を備えているが、ノズルボディ60は次の点が異なっている。
このノズルボディ60の先端部側(図8で下側)には、更に内外を連通するように形成した第3の燃料通路69が設けられている。この燃料通路69は従来において一般的なもので、円筒状の通路でシート面13STに燃料流入口69EN、ノズルボディ60の表面には燃料流出口69EXが形成されている。
さらに、燃料噴射装置1Eの場合には、ノズルボディ60内に配備されるニードル弁20が前述したものとは異なっている。このニードル弁20は、第1の燃料通路64及び第2の燃料通路66の燃料流入口を開閉する第1のニードル部21と、このニードル部21の内側で第3の燃料通路69の燃料流入口を開閉する第2のニードル部22とを含む2重構造のニードルとして形成してある。
図9は、燃料噴射装置1Eの燃料噴射を切換えたときの様子を示した図であり、(A)は合流噴孔68からから高拡散かつ低い貫徹力で燃料FEを噴射する場合、(B)は単一の燃料通路69から高貫徹力で燃料FEを噴射する場合を示している。燃料噴射装置1Eには、従来において公知の2重ニードル切換機構25が配備され、図示しないECU(Electronic Control Unit)により、エンジンの状態に応じて2重構造のニードル弁の駆動を制御する。2重ニードル切換機構25が噴霧切換機構として機能して、燃料を流す燃料通路を切換えて燃料噴霧を切換える。なお、ノズルボディ60における第1の燃料通路64及び第2の燃料通路66、並びに合流噴孔68との関係は、燃料噴射装置1Bのノズルボディ20と同様である。実施例5の燃料噴射装置1Eの場合も合流噴孔68から噴射する燃料を高拡散、低貫徹力の噴霧とすることができる。よって、安定した燃焼を確保できる。そして、燃料噴射装置1Eは必要な場合には第3の燃料通路69から高貫徹力の燃料噴霧を形成することもできる。
図10及び図11は実施例6に係る燃料噴射装置1Fについて示している。図10は、燃料噴射装置1Fの縦断面図である。この実施例6に係る燃料噴射装置1Fのノズルボディ70は、実施例1のノズルボディ10と同様に形成してある。すなわち、ノズルボディ70には第1の燃料通路74と第2燃料通路76とが形成してある。そして、第2の燃料通路76は第1の燃料通路74の下側に形成されている。これらの燃料通路74、76も合流噴孔78内で合流している。
一方、燃料噴射装置1Fの場合にはノズルボディ70内に配備されるニードル弁20が、実施例5の燃料噴射装置1Eの場合と同様に第1のニードル部21と第2のニードル部22とを含む2重構造のニードル弁として形成してある。
図11は、燃料噴射装置1F燃料噴射を切換えたときの様子を示した図であり、(A)は合流噴孔68からから高拡散かつ低い貫徹力で燃料FEを噴射する場合、(B)は下側の第2の燃料通路76からだけ燃料FEを噴射して高貫徹力の噴射する場合を示している。実施例6の燃料噴射装置1Fの場合も合流噴孔78から噴射する燃料を高拡散、低貫徹力の噴霧とすることができる。よって、安定した燃焼を確保できる。そして、燃料噴射装置1Fは必要な場合には第2の燃料通路76から高貫徹力の燃料噴霧を形成することもできる。
図12は、実施例7に係る燃料噴射装置1Gについて示した図であり、(A)は縦断面図、(B)は(A)におけるD−D断面の一部を示した図である。この燃料噴射装置1Gのノズルボディ80は、実施例2の燃料噴射装置1Bのノズルボディ30に類似の燃料通路の構造が形成してある。すなわち、燃料噴射装置1Gのノズルボディ80にも、実施例2のノズルボディ30と同様に第1の燃料通路と第2の燃料通路とが中心軸AXを中心として円周方向に設定され、合流噴孔内で合流するように形成してある。そして、ノズルボディ80は第1の燃料通路、第2の燃料通路及びこれらの合流噴孔を1つのグループ(燃料通路群)GPとして、複数のグループ(図12では一例として2つのグループ(燃料通路群)GP1とGP2)を含んでいる。
各グループの合流噴孔は、図12(A)で示すように高さ位置(中心軸AX方向での位置)がほぼ同じであるが、(B)で示すようグループGP1とグループGP2とは互いに周方向にずらして設定してある。そして、グループGP1に属する燃料通路の方が、中心軸AXに対して大きな傾斜角度に設定してある。2つのグループGP1、GP2をこのように設定することで、下側となるグループGP2の合流噴孔が、上側となるグループGP1の合流噴孔の間に位置するので燃料を流入し易くすることができる。
ノズルボディ80に各GP1、GP2における第1の燃料通路及び第2の燃料通路、並びに合流噴孔の関係は、前述した燃料噴射装置1Bのノズルボディ30と同様である。この実施例7の燃料噴射装置1Gは、実施例2の燃料噴射装置1Bより燃料を噴射する噴孔が増加するので必要に応じてより多くの燃料を噴射できる。この場合に、グループGP1とグループGP2とは互いに周方向にずらして設定してあるので、下側となるグループGP2にもスムーズな燃料の流れを確保し、各合流噴孔から噴射する燃料を高拡散、低貫徹力の噴霧とすることができる。
(変形例)
前述した複数の実施例は、合流噴孔に2本の燃料通路が合流する場合について説明している。しかし、合流噴孔で合流する燃料通路は2本以上でもよい。図13は、合流噴孔に4本の燃料通路が合流する場合について示している。合流噴孔90には、上下2本の燃料通路91、92から燃料が流入する場合と、上下左右4本の燃料通路91〜94から燃料が流入する場合がある。
前述した複数の実施例は、合流噴孔に2本の燃料通路が合流する場合について説明している。しかし、合流噴孔で合流する燃料通路は2本以上でもよい。図13は、合流噴孔に4本の燃料通路が合流する場合について示している。合流噴孔90には、上下2本の燃料通路91、92から燃料が流入する場合と、上下左右4本の燃料通路91〜94から燃料が流入する場合がある。
図13の上段は上下2本の燃料通路91、92から燃料が合流噴孔90に合流する場合である。この場合は前述したように高拡散、低貫徹力の噴霧が形成される。一方、下段は上下左右4本の燃料通路91〜94から燃料が流入すると合流噴孔90内で形成される旋回流が小さくなり、噴霧を拡散させる力が弱くなる。その結果、2本の場合より高貫徹力の噴霧が形成できる。よって、この変形例の構成を採用すると、高拡散、低貫徹力の噴霧と、これより高貫徹力の噴霧とを切換えて形成できる。なお、燃料通路91、92の合計流路断面積に対して、合流噴孔90の流路断面積を1.5倍以上に設定しておくのが好ましい。この点の条件は前述した実施例の場合と同様である。ただし、合流噴孔90の流路断面積は全4本の合計流路断面積より大きくが、1.5倍以上に設定する必要はない。
図14は、図13の変形例と関連する他の変形例を示した図である。この変形例は4本の燃料通路を2本ずつ、2段のグループ(燃料通路群)に設定した場合を示している。図14の上段は上側の2本の燃料通路から燃料が合流噴孔に合流する場合である。この場合も前述したのと同様に高拡散、低貫徹力の噴霧を形成できる。そして、下段に示す全4本の燃料通路から燃料が流入すると合流噴孔内で形成される旋回流が小さくして、より高貫徹力の噴霧が形成できる。図14で示す燃料噴霧の切換えを行う場合については、前述した2重ニードルの切換機構を適用すればよい。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1(1A〜1G) 燃料噴射装置
10 ノズルボディ
13 内壁面
13ST シート面
14 第1の燃料通路
14EN 燃料流入口
14EX 燃料流出口
16 第2の燃料通路
16EN 燃料流入口
16EX 燃料流出口
18 合流噴孔
20 ニードル弁
L1 第1の燃料通路の中心軸線
L2 第2の燃料通路の中心軸線
FE 燃料
AX ノズルボディの中心軸
10 ノズルボディ
13 内壁面
13ST シート面
14 第1の燃料通路
14EN 燃料流入口
14EX 燃料流出口
16 第2の燃料通路
16EN 燃料流入口
16EX 燃料流出口
18 合流噴孔
20 ニードル弁
L1 第1の燃料通路の中心軸線
L2 第2の燃料通路の中心軸線
FE 燃料
AX ノズルボディの中心軸
Claims (8)
- ニードル弁と、
前記ニードル弁を中心軸方向に往復動可能に収納すると共に、前記ニードル弁が当接する内壁面に燃料流入口を形成した燃料通路を含むノズルボディとを、備えている燃料噴射装置であって、
前記ノズルボディが第1の燃料通路と第2の燃料通路とを有すると共に、当該ノズルボディの表面には、前記第1の燃料通路の燃料流出口と前記第2の燃料通路の燃料流出口とが合流する合流噴孔が形成されており、
前記合流噴孔は、前記第1の燃料通路及び前記第2の燃料通路の通路断面積を合計した合計通路断面積よりも大きい通路断面積で形成され、
前記第1の燃料通路の中心軸線と前記第2の燃料通路の中心軸線とが、前記合流噴孔内で交差している、ことを特徴とする燃料噴射装置。 - 前記合流噴孔の通路断面積は、前記合計通路断面積の1.5倍以上に設定してある、ことを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置。
- 前記ノズルボディの先端側の内壁面及び当該内壁面に当接する前記ニードル弁の先端部が、ノズルボディの前記中心軸を中心として対称形状に形成してある、ことを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置。
- 前記第1の燃料通路の通路断面積をA1、前記第2の燃料通路の通路断面積をA2とし、
前記合流噴孔の中心軸を、次式、
(第1の燃料通路と第2の燃料通路の相対角度θ0)×A1/(A1+A2)
で設定してある、ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の燃料噴射装置。 - さらに他の燃料通路が前記ノズルボディに形成されて前記合流噴孔に合流しており、前記合流噴孔の通路断面積は全ての燃料通路の通路を合計した合計通路断面積よりも大きい、ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の燃料噴射装置。
- 複数の燃料通路が前記合流噴孔で合流し、前記燃料通路のうちで2個の燃料通路が前記第1の燃料通路及び前記第2の燃料通路として機能し、他の燃料通路とは独立に開閉可能とされている、ことを特徴とする請求項5に記載の燃料噴射装置。
- 前記第1の燃料通路と前記第2の燃料通路とを独立に開閉して燃料噴霧を切換える噴霧切換機構を備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の燃料噴射装置。
- 前記ノズルボディに前記第1の燃料通路、前記第2の燃料通路及び前記合流噴孔を含む燃料通路群が複数形成されており、
前記燃料通路群を独立に開閉して燃料噴霧を切換える噴霧切換機構を備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の燃料噴射装置。
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- 2007-04-02 JP JP2007096911A patent/JP2008255834A/ja active Pending
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