JP4602346B2 - インジェクタ - Google Patents

インジェクタ Download PDF

Info

Publication number
JP4602346B2
JP4602346B2 JP2006538644A JP2006538644A JP4602346B2 JP 4602346 B2 JP4602346 B2 JP 4602346B2 JP 2006538644 A JP2006538644 A JP 2006538644A JP 2006538644 A JP2006538644 A JP 2006538644A JP 4602346 B2 JP4602346 B2 JP 4602346B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injector
holes
discharge port
combustion chamber
outer member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006538644A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007510850A (ja
Inventor
クリス,ウドー・マーディング
Original Assignee
アストリウム・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アストリウム・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング filed Critical アストリウム・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Publication of JP2007510850A publication Critical patent/JP2007510850A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4602346B2 publication Critical patent/JP4602346B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M57/00Fuel-injectors combined or associated with other devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02KJET-PROPULSION PLANTS
    • F02K9/00Rocket-engine plants, i.e. plants carrying both fuel and oxidant therefor; Control thereof
    • F02K9/42Rocket-engine plants, i.e. plants carrying both fuel and oxidant therefor; Control thereof using liquid or gaseous propellants
    • F02K9/44Feeding propellants
    • F02K9/52Injectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2260/00Function
    • F05D2260/20Heat transfer, e.g. cooling
    • F05D2260/202Heat transfer, e.g. cooling by film cooling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Description

本発明は、請求項1及び請求項6の前提部分に記載した種類の、例えばロケットエンジンなどに用いるインジェクタに関する。
ロケットエンジンにおけるインジェクタの機能は、推進剤を混合すること、そして、そのロケットエンジンの燃焼室内の燃焼状態を、確実に最適な状態にすることにある。
例えば、ドイツ特許第DE 43 05 154 C1号公報(特許文献1)によって、自燃性の2種類の推進剤を混合するための同軸形のインジェクタが公知となっている。同公報のインジェクタは、単独で燃焼室へ供給される燃料の流れを、複数の孔を有する分流器によって分割して、燃料供給管の周方向に分散させた、複数の流れにするようにしている。これによって、圧力変動を発生することのない、安定した燃焼状態が得られるようにしている。
また、ドイツ特許出願公開第DE 10130 355 A1号公報(特許文献2)によって、以下のようなインジェクタが公知となっており、そのインジェクタは、燃焼室へ供給する推進剤の流れを分割して2つの部分流を作り出し、それら2つの部分流を個別に燃焼室内へ噴射するようにしたものである。また、それら2つの部分流を噴射する際に、互いに同軸的な位置関係にある2つの中空円錐形噴流が形成されるようにしている。これによって、2つの中空円錐形噴流の内部において、互いに粒径の異なる液滴が好適に形成されるようにし、もって、互いに燃焼特性の異なる2つの燃焼ゾーンを形成できるようにしており、即ち、推進剤の段階的燃焼を可能にしている。
また、ドイツ特許第DE 19515 879 C1号公報(特許文献3)によって、二部材同軸形のインジェクタが公知となっており、そのインジェクタは、酸化剤の円錐形噴流を形成するための第1吐出口を有する内側部材と、この内側部材に対して同軸形の配置とされた外側部材とを備えており、外側部材は、複数の貫通流路の形態とした、燃料噴流を形成するための複数の第2吐出口を有している。
多くの場合、燃焼室の壁面近傍部分を冷却するための、冷却ゾーンを設けることが必要とされている。この目的を達成するための手段として、冷却用のインジェクタを追加するという方策が用いられることがある。冷却用のインジェクタは、冷却用液体に旋回運動を付与するようにしたインジェクタとして構成されることもあり、また、単に孔を設けただけの簡単なインジェクタとして構成されることもある。
ドイツ特許第DE 43 05 154 C1号公報 ドイツ特許出願公開第DE 101 30 355 A1号公報 ドイツ特許第DE 19515 879 C1号公報
本発明の課題は、推進剤を燃焼室内へ噴射することに加えて、更に、冷却用液体膜を形成することも合わせてできるようにした、例えばロケットエンジンなどに用いるインジェクタを提供することにある。
この課題は、特許請求の範囲の請求項1ないしは請求項6に記載した特徴を備えたインジェクタによって達成される。従属請求項は、かかるインジェクタの好適な構成例に関する特徴を記載したものである。
本発明の重要な概念は、インジェクタの内側部材または外側部材に複数の孔を設け、それら複数の孔を介して、冷却用液体膜を形成するために必要とされる分の推進剤を取出すというものである。かかるインジェクタによって得られる利点は、在来のインジェクタに既に装備されている構成要素を利用して、高燃料濃度ゾーンと高酸化剤濃度ゾーンとを作り出せるということにある。更に、ただ1つだけのインジェクタを用いて、冷却用液体膜の形成領域を作り出すことができ、冷却用のインジェクタを追加する必要がないということもある。更に加えて、本発明に係るインジェクタを使用することで、燃焼室内に2つの燃焼ゾーンを作り出すことも可能である。更に、本発明によれば、段階的反応(燃焼)を行わせることも可能である。そして、本発明によれば、推進剤の混合比に関する広範な動作領域に亘る動作にも適合することができる。
本発明は以下のようなインジェクタに関するものであり、そのインジェクタは、第1吐出口を有する内側部材と、前記第1吐出口に対して同軸形の配置とされた少なくとも1つの第2吐出口を有し前記内側部材に対して同軸形の配置とされた外側部材とを備えた、流入してくる推進剤を燃焼室内へ噴射するための、例えばロケットエンジンなどに用いるインジェクタである。そして、本発明によれば、前記外側部材が更に、冷却用液体膜を形成するための、複数の孔の形態とした複数の第3吐出口を有しており、それら複数の孔は、前記第1吐出口及び前記第2吐出口に対して同軸形の配置とされている。
また特に、前記外側部材が、供給する推進剤の流れに旋回運動を付与するためのスワール室を備え、該スワール室に前記複数の孔が設けられているようにするのもよい。そうすることにより、前記複数の孔を介して取出される、冷却用液体膜を形成するための推進剤が、スワール室から取出されるようになる。スワール室は、例えば本明細書の冒頭部で言及したドイツ特許出願公開第DE101 30 355 A1号公報(特許文献2)にも記載されており、同公報においては、旋回運動発生部と呼ばれている。
また、前記複数の孔が、前記スワール室のテーパ部に設けられているようにすることが望ましい。そうすることにより、前記複数の孔に、推進剤を効率的に流入させることが可能になる。
前記外側部材上における前記複数の孔の配置は、前記複数の孔によって形成される前記冷却用液体膜が、前記燃焼室内へ噴射される推進剤へ及ぼす影響が最小となるような配置とするのがよい。換言するならば、前記複数の孔の配列は、前記冷却用液体膜と、前記燃焼室内へ噴射される推進剤とが、前記燃焼室内へ吐出された直後に互いに接触して混合することのないような配列とするのがよい。
前記複数の孔が、旋回運動を発生させるための1つの環状空間へ移行しているようにするのもよい。そうすることによって、旋回運動をする冷却用液体膜が形成されるため、燃焼室内において最適な混合体を形成し得るという効果が得られる。
本発明は更に、以下のようなインジェクタに関するものであり、そのインジェクタは、第1吐出口を有する内側部材と、前記第1吐出口に対して同軸形の配置とされた少なくとも1つの第2吐出口を有し前記内側部材に対して同軸形の配置とされた外側部材とを備えた、流入してくる推進剤を燃焼室内へ噴射するための、例えばロケットエンジンなどに用いるインジェクタであって、本発明によれば、前記内側部材が、冷却用液体膜を形成するための、複数の孔の形態とした複数の第3吐出口を有しており、それら複数の孔は、前記第1吐出口及び前記第2吐出口に対して同軸形の配置とされている。
かかるインジェクタによれば、部分的な予混合が行われる。この部分的な予混合は、特に、推進剤が噴射されることによって形成される中空円錐形噴流どうしが、互いに交わらないように構成されているインジェクタにおいて、最適な燃焼状態を得る上で非常に重要である。
上述した2種類の本発明に係るインジェクタのいずれにおいても、特に、前記複数の孔が、前記外側部材または前記内側部材の全周に亘って、均一に分散配置されているようにすることができる。そうすることによって、円錐形の冷却用の液体膜が形成される。このようにしたものは、特に、インジェクタを1つだけ用いたロケットエンジン(単一インジェクタ形燃焼室を備えたロケットエンジン)に適している。そのようなロケットエンジンでは、その円錐形の液体膜によって燃焼室の内壁面が冷却され、しかも、燃焼フェーズの期間中に、燃焼室内の内壁面近傍領域における推進剤の濃度が、過剰な推進剤により増大してしまうという事態が回避される。このことは特に、短時間燃焼動作を行わせる場合に重要な意味を持つものであり、また更に、燃焼室の内壁面に煤などの残渣物質が大量に堆積するおそれを大幅に低減し得るものである。また何よりも、既述のごとく、1つのインジェクタを使用するだけで、2ゾーン燃焼を行わせることが可能である。
また特に、複数のインジェクタを装備するような場合には、前記複数の孔が、前記外側部材または前記内側部材の全周のうちの一部分だけに、均一に分散配置されているようにすると有利である。また、その場合には、前記複数の孔が、全周のうちの前記燃焼室の内壁面に近接した部分だけに配置されているようにして、前記複数の孔から吐出される液体膜が、内壁面の方向へ噴射されるようにするのがよい。
単純な形状の複数の成分供給孔を備えた好適な実施の形態においては、前記複数の孔の配列は、それら複数の孔から吐出される液体噴流が、複数の成分供給孔から吐出される液体噴流と混合するような配列としておくことが好ましい。そうしておくことによって、推進剤と成分との予混合が行われて、液滴形成が早期に行われるようになる。そして、これによって、スワール生成部の中空円錐形噴流との主混合において好適な効果が得られる。
最後に、本発明は、燃焼室を備えたロケットエンジンに用いるという使用に関するものである。かかるロケットエンジンは、少なくとも1つの本発明に係るインジェクタを備えたことを特徴とするものである。
特に、前記ロケットエンジン上における前記少なくとも1つの本発明に係るインジェクタの配置は、該インジェクタから吐出される前記冷却用液体膜が少なくとも部分的に前記燃焼室の内壁面へ向けて吐出されるような配置とするのがよい。
本発明の更なる利点及び利用可能性については、図面に示した具体的な実施の形態に関する以下の説明を通して明らかにして行く。
以下の詳細な説明、特許請求の範囲、要約書、及び図面には、符号の説明に列挙した参照符号が使用されている。また、以下の詳細な説明においては、互いに同一の構成要素、ないしは互いに機能的に同一の構成要素には、同一の参照符号を用いて説明している。
図1Aに断面図で示したインジェクタ10は、内側部材12と外側部材14とを備えている。内側部材12と外側部材14とは、互いに同軸形の配置とされている。それら部材には、高圧の推進剤が流入し、流入した推進剤は、各部材により中空円錐形の噴流の形とされて、ロケットエンジンの燃焼室(不図示)内へ噴射される。内側部材12へ供給される推進剤は、供給孔60を介して内側部材12の中へ流入し、また、外側部材14へ供給される推進剤は、供給孔62を介して外側部材14の中へ流入する。更に、外側部材14は、推進剤に旋回運動を付与するためのスワール室18を備えている。
図2Aは、図1Aのインジェクタ10を断面斜視図で示した図である。図2Aには、インジェクタ10の端面30が明瞭に示されており、推進剤は、この端面30から吐出されて燃焼室内へ噴射される。
外側部材14は、その外周壁部28に、複数の孔16が形成されており、それら孔16の始端はスワール室18のテーパ部20に開口しており、それら孔16の末端は燃焼室内を向いた端面30に開口している。スワール室18内の推進剤はそれら複数の孔16へ流入し、流入した推進剤はそれら複数の孔16によって、更なる中空円錐形の噴流とされて燃焼室内へ噴射される。また、それら複数の孔16の配列は、それら複数の孔16から燃焼室内へ噴射された推進剤の噴流の形状が、燃焼室内において、この燃焼室の内壁面へ向かって開いた中空円錐形となるように、そして、その噴流によって内壁面の冷却が行われるようにすることのできる配列とされている。
図1Bは、別のインジェクタ11を断面図で示した図であり、このインジェクタ11は図1Aのインジェクタ10と基本的に同一構造であるが、ただし、外側部材15に形成されている複数の傾斜した孔24の末端が、外側部材15の環状空間22の中に開口している点が異なっている。この実施の形態では、推進剤は、旋回運動を付与された状態で、環状空間22を介して燃焼室内へ噴射される。また、そのようにするために、複数の孔24は、2つの平面内において傾斜させてある。図2Aは、この実施の形態を断面斜視図で示した図である。複数の孔24を傾斜させることで、推進剤が、環状空間22の中へ噴射された時点で、既に旋回運動を付与された状態にあるようにしている。
図2Cは、図1A及び図2Aに示した実施の形態のインジェクタ10の端面30を示した図であり、図2Dは、図1B及び図2Bに示した実施の形態のインジェクタ11の端面32を示した図である。図2Cに示した第1の実施の形態の10では、合計8個の孔16が端面30の周方向に均一に分散配置されており、即ち、等間隔で配置されている。図2Dに示した第2の実施の形態の11では、端面32の周方向に均一に分散配置された4個の孔16の端部が環状空間22の中に開口している。インジェクタ10及び11はいずれも、1つの燃焼室ないし燃焼チャンバに、インジェクタを1つだけ装備するという用途に適したものである。
図3は、ロケットエンジンの1つの燃焼チャンバに複数のインジェクタ28及び34を装備する場合の、それらインジェクタの配列を示した図である。参照符号34を付したインジェクタは、燃焼室内へ推進剤を噴射する機能しか備えていない、従来のインジェクタである。本発明に係るインジェクタ28は、推進剤を噴射する機能を備えると共に、燃焼室の内壁面26を冷却するための液体膜を形成する機能をも備えたものである。ただし、インジェクタ28には、上で説明したインジェクタ10及び11とは異なり、複数の孔16が、このインジェクタ28の端面の全周のうちの、燃焼室の内壁面26に近接した部分だけ、即ち、燃焼室の内壁面26の壁際部分だけに設けられている。この構成によれば、複数の孔16から噴射される推進剤は、燃焼室の内壁面の方向へ噴射されて、内壁面を冷却する。この実施の形態は、図示したごとく、複数のインジェクタを装備するロケットエンジンに用いるのに適したものである。また、スワール室の残余流動方向長さを適当に定めることによって、噴射の形状的非均一性及び方向性を調節することができる。
図4に断面図で示したのは、更に別の実施の形態のインジェクタ36であり、このインジェクタ36は、内側部材38と、この内側部材38に対して同軸形に配置された外側部材40とを備えている。この実施の形態では、内側部材38に、複数の孔42が形成されており、それら複数の孔42の末端は端面43に開口している。複数の孔42は、内側部材38の中を流れる推進剤の一部を取出して、その取出した推進剤を、外側部材40から燃焼室内へ噴射される推進剤(中空円錐形の推進剤噴流46)に混合することを目的として設けられている。これによって、図示した実施の形態のように、2つの中空円錐形の推進剤噴流44と46が互いに交差しないように形成されたインジェクタにおいて、好適な効果をもたらす部分的な予混合が行われる。
最後に、図5及び図6に示したインジェクタ48及び50は、成分供給構造を備えており、より厳密にいうならば、成分を供給するための複数の孔52及び54を備えている。図5に示したのは、3本の液体噴流が(参照符号56で示した交点で)交わるようにした「アンライク・トリプレット」である。一方、図6に示したのは、2本の液体噴流が(参照番号58で示した交点で)交わるようにした「アンライク・ダブレット」である。噴流が「交わる」ことによって、予混合及び液滴形成が行われ、それによって、スワール発生部の中空円錐形噴流との主混合において好適な効果が得られるようになっている。
本発明の第1の実施の形態に係るインジェクタの断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るインジェクタの断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るインジェクタの断面斜視図である。 本発明の第4の実施の形態に係るインジェクタの断面斜視図である。 図2Aに示したインジェクタの端面を示した平面図である。 図2Bに示したインジェクタの端面を示した平面図である。 ロケットエンジンの燃焼室に装備した多数のインジェクタの配列を示した図である。 本発明の第5の実施の形態に係るインジェクタの断面図である。 本発明の第6の実施の形態に係るインジェクタの断面斜視図である。 本発明の第7の実施の形態に係るインジェクタの断面斜視図である。
符号の説明
10 インジェクタ
11 インジェクタ
12 内側部材
14 外側部材
15 外側部材
16 孔
18 スワール室
20 スワール室18のテーパ部
22 環状空間
24 傾斜孔
26 燃焼室の内壁面
28 インジェクタ
30 インジェクタ10の端面
32 インジェクタ11の端面
34 インジェクタ
36 インジェクタ
38 内側部材
40 外側部材
42 孔
44 内側の中空円錐形の推進剤噴流
46 外側の中空円錐形の推進剤噴流
48 インジェクタ
50 インジェクタ
52 成分を供給するための孔
54 成分を供給するための孔
56 3本の液体噴流の交点
58 2本の液体噴流の交点
60 推進剤の供給孔
62 推進剤の供給孔

Claims (11)

  1. 第1吐出口を有する内側部材(12)と、前記第1吐出口に対して同軸形の配置とされた少なくとも1つの第2吐出口を有し前記内側部材に対して同軸形の配置とされた外側部材(14)とを備えた、流入してくる推進剤を燃焼室内へ噴射するための、インジェクタ(10)において、
    前記外側部材(14)が更に、スワール室(18)を有するとともに、冷却用液体膜を形成するための、複数の孔(16)の形態とした複数の第3吐出口を該スワール室(18)に有しており、それら複数の孔(16)は、前記第1吐出口及び前記第2吐出口に対して同軸形の配置とされている、
    ことを特徴とするインジェクタ。
  2. 第1吐出口を有する内側部材(12)と、前記第1吐出口に対して同軸形の配置とされた少なくとも1つの第2吐出口を有し前記内側部材に対して同軸形の配置とされた外側部材(14)とを備えた、流入してくる推進剤を燃焼室内へ噴射するための、インジェクタ(10)において、
    前記外側部材(14)が更に、冷却用液体膜を形成するための、複数の孔(16)の形態とした複数の第3吐出口を有しており、それら複数の孔(16)は、前記第1吐出口及び前記第2吐出口に対して同軸形の配置とされており、
    前記複数の孔(16)が、旋回運動を発生させるための1つの環状空間(22)へ移行していることを特徴とするインジェクタ。
  3. 前記外側部材(14)が更に、スワール室(18)を備えており、該スワール室(18)に前記複数の孔(16)が設けられていることを特徴とする請求項2記載のインジェクタ。
  4. 前記複数の孔(16)が前記スワール室(18)のテーパ部(20)に設けられていることを特徴とする請求項1または3記載のインジェクタ。
  5. 前記外側部材(14)上における前記複数の孔(16)の配置及び配列は、前記冷却用液体膜と、前記燃焼室内へ噴射される推進剤とが、前記燃焼室内へ吐出された直後に互いに接触して混合することのないような配置及び配列であることを特徴とする請求項1または3記載のインジェクタ。
  6. 第1吐出口を有する内側部材(12)と、前記第1吐出口に対して同軸形の配置とされた少なくとも1つの第2吐出口を有し前記内側部材に対して同軸形の配置とされた外側部材(14)とを備えた、流入してくる推進剤を燃焼室内へ噴射するための、インジェクタ(10)において、
    前記内側部材(12)が、冷却用液体膜を形成するための、複数の孔(16)の形態とした複数の第3吐出口を有しており、それら複数の孔(16)は、前記第1吐出口及び前記第2吐出口に対して同軸形の配置とされていて、
    前記複数の孔(16)は、前記内側部材(12)と前記外側部材(14)の軸に対して傾斜している、
    ことを特徴とするインジェクタ。
  7. 前記複数の孔(16)が、前記外側部材または前記内側部材(14)の全周に亘って、均一に分散配置されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載のインジェクタ。
  8. 前記複数の孔(16)が、前記外側部材または前記内側部材(14)の全周のうちの一部分だけに、均一に分散配置されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載のインジェクタ。
  9. 前記複数の孔(16)の配列は、それら複数の孔(16)から吐出される液体噴流が、成分供給孔(52、54)から吐出される液体噴流と混合するような配列であることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項記載のインジェクタ。
  10. 燃焼室を備えたロケットエンジンであって、請求項1乃至9の何れか1項記載のインジェクタ(10)を少なくとも1つ備えたロケットエンジン
  11. 少なくとも1つのインジェクタ(10)を、該インジェクタから吐出される前記冷却用液体膜が少なくとも部分的に前記燃焼室の内壁面(26)へ向けて吐出されるように配置することを特徴とする請求項10記載のロケットエンジン
JP2006538644A 2003-11-15 2004-11-03 インジェクタ Expired - Fee Related JP4602346B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10353423A DE10353423B3 (de) 2003-11-15 2003-11-15 Einspritzelement
PCT/DE2004/002430 WO2005049998A1 (de) 2003-11-15 2004-11-03 Einspritzelement

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007510850A JP2007510850A (ja) 2007-04-26
JP4602346B2 true JP4602346B2 (ja) 2010-12-22

Family

ID=34306430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006538644A Expired - Fee Related JP4602346B2 (ja) 2003-11-15 2004-11-03 インジェクタ

Country Status (6)

Country Link
US (2) US8516821B2 (ja)
EP (1) EP1689996B1 (ja)
JP (1) JP4602346B2 (ja)
AT (1) ATE494470T1 (ja)
DE (2) DE10353423B3 (ja)
WO (1) WO2005049998A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013018146B4 (de) 2013-12-04 2021-02-25 Arianegroup Gmbh Einspritzelement für eine Raketenbrennkammer
CN112196700B (zh) * 2020-09-16 2021-09-14 西安航天动力研究所 一种提高燃气发生器燃气温度均匀性的内底结构
DE102020124413A1 (de) 2020-09-18 2022-03-24 Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. Brennkammeranordnung
CN114427507B (zh) * 2022-04-06 2022-07-15 西安航天动力研究所 一种冷却路射流均匀性检测导流结构及检测装置

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1046916A (en) * 1964-04-22 1966-10-26 Boelkow Gmbh Rocket combustion chamber and method of feeding liquid propellents thereto
US3439502A (en) 1966-01-25 1969-04-22 North American Rockwell Cooling of gas generators
US3439503A (en) * 1966-01-25 1969-04-22 North American Rockwell Rocket engine cooling
US3675425A (en) * 1966-07-11 1972-07-11 United Aircraft Corp Variable thrust reaction motor with multiple sets injector orifices
GB1114728A (en) 1967-03-20 1968-05-22 Rolls Royce Burner e.g. for a gas turbine engine combustion chamber
US3703259A (en) * 1971-05-03 1972-11-21 Gen Electric Air blast fuel atomizer
US3777983A (en) * 1971-12-16 1973-12-11 Gen Electric Gas cooled dual fuel air atomized fuel nozzle
US3913314A (en) * 1972-06-09 1975-10-21 Westinghouse Electric Corp System and method for operating a gas turbine electric power plant with bypass flow fueling operation to provide improved reliability and extended apparatus life
US3866413A (en) * 1973-01-22 1975-02-18 Parker Hannifin Corp Air blast fuel atomizer
JPH0192560A (ja) * 1987-10-02 1989-04-11 Natl Aerospace Lab ロケット噴射器
GB8811126D0 (en) * 1988-05-11 1988-12-14 Royal Ordnance Plc Bipropellant rocket engines
US5172548A (en) * 1988-09-14 1992-12-22 Societe Europeene De Propulsion Device for tapping off hot gases from a combustion chamber and injector head equipped with such a device
US4916896A (en) * 1988-11-02 1990-04-17 Paul Marius A Multiple propulsion with quatro vectorial direction system
US5113647A (en) * 1989-12-22 1992-05-19 Sundstrand Corporation Gas turbine annular combustor
FR2698914B1 (fr) * 1992-12-09 1995-03-03 Europ Propulsion Moteur-fusée à ergols liquides à flux dérivé et générateur de gaz intégré.
DE4305154C1 (de) * 1993-02-19 1994-05-26 Deutsche Aerospace Einspritzelement in Koaxialbauweise für Raketenbrennkammern
FR2712030B1 (fr) * 1993-11-03 1996-01-26 Europ Propulsion Système d'injection et éléments d'injection tricoaxiaux associés.
DE19515879C1 (de) * 1995-04-29 1996-06-20 Daimler Benz Aerospace Ag Einspritzelement in Koaxialbauweise für Raketenbrennkammern
US5673554A (en) * 1995-06-05 1997-10-07 Simmonds Precision Engine Systems, Inc. Ignition methods and apparatus using microwave energy
US6397580B1 (en) 1998-07-09 2002-06-04 Bi-Propellant Rocket Research Corporation High performance rocket engine having a stepped expansion combustion chamber and method of making the same
US6101814A (en) * 1999-04-15 2000-08-15 United Technologies Corporation Low emissions can combustor with dilution hole arrangement for a turbine engine
US6547163B1 (en) * 1999-10-01 2003-04-15 Parker-Hannifin Corporation Hybrid atomizing fuel nozzle
DE10045322C2 (de) * 2000-09-12 2002-07-18 Messer Griesheim Gmbh Zerstäubungsbrenner für die thermische Spaltung von schwefelhaltigem Reststoff
DE10130355C2 (de) * 2001-06-23 2003-11-27 Astrium Gmbh Einspritzelement für einen Raketenantrieb
US6942121B1 (en) * 2002-01-31 2005-09-13 David Northup Commercial container drinking adapter for juvenile use and drinking system
US7143583B2 (en) * 2002-08-22 2006-12-05 Hitachi, Ltd. Gas turbine combustor, combustion method of the gas turbine combustor, and method of remodeling a gas turbine combustor

Also Published As

Publication number Publication date
EP1689996A1 (de) 2006-08-16
JP2007510850A (ja) 2007-04-26
WO2005049998A1 (de) 2005-06-02
US8919095B2 (en) 2014-12-30
US20130284149A1 (en) 2013-10-31
DE502004012096D1 (de) 2011-02-17
DE10353423B3 (de) 2005-04-14
US20070089397A1 (en) 2007-04-26
EP1689996B1 (de) 2011-01-05
US8516821B2 (en) 2013-08-27
ATE494470T1 (de) 2011-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5813847A (en) Device and method for injecting fuels into compressed gaseous media
US6533954B2 (en) Integrated fluid injection air mixing system
EP3401602B1 (en) Fuel injectors for use in gas turbine combustor
CN100590359C (zh) 燃烧器
US7503511B2 (en) Pintle injector tip with active cooling
CA2584270A1 (en) Burner for gas turbine
US20130074472A1 (en) Injector having multiple impingement lengths
EP1715173A1 (en) Pintle injector
GB2398375A (en) A mixer for two fluids having a venturi shape
US8919095B2 (en) Injection element
JP2007120333A (ja) ロケット用燃焼器の噴射管およびロケット用燃焼器
US6550696B2 (en) Integrated fuel injection and mixing system with impingement cooling face
JP2003035207A (ja) ロケットエンジンの噴射エレメント
JPH09145058A (ja) ガスタービン燃焼器
RU2607918C1 (ru) Соосно-струйная форсунка
CN113279881B (zh) 一种多针栓喷注器单元燃烧室
US8701414B2 (en) Injection device for combustion chambers of liquid-fueled rocket engines
US3802193A (en) Barrier ring injector
JPH08145363A (ja) 液体燃料用ガスタービン燃焼器
KR102480591B1 (ko) 로켓 엔진의 동축 전단 분사기
KR101347262B1 (ko) 3유체 분리분사형 동축전단 미립화 분사기
RU2225947C2 (ru) Смесительная головка камеры жидкостного ракетного двигателя
KR20230165000A (ko) 액체로켓엔진용 인젝터
EP4214409B1 (de) Brennkammeranordnung
KR100654966B1 (ko) 냉각성능이 향상된 액체 로켓엔진의 연료분사면판

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071017

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100921

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100929

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees