JP2008253190A - 子豚の成長促進飼料 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、従来技術よりも効果的に子豚、特に離乳後の、高いストレス状態にある子豚の成長促進を図ることのできる成長促進剤、並びに成長促進飼料を提供することを目的とするものである。
【解決手段】 羅漢果抽出物を有効成分とする、特に子豚用の成長促進剤と、羅漢果抽出物を飼料中、0.01質量%以上1.00質量%未満の割合で含有することを特徴とする子豚用飼料を提供するものである。
【選択図】 なし
【解決手段】 羅漢果抽出物を有効成分とする、特に子豚用の成長促進剤と、羅漢果抽出物を飼料中、0.01質量%以上1.00質量%未満の割合で含有することを特徴とする子豚用飼料を提供するものである。
【選択図】 なし
Description
本発明は、子豚の発育を促進するための成長促進剤と、子豚の発育を促進するための養豚用飼料に関するものである。
養豚産業の発展に伴い、養豚技術も進歩し、生産成績の改善が図られてきた。更に生産性を向上させるには分娩後の新生時から60日齢までの時期において、成長の早い、且つ、活力のある子豚を育成できるかが重大な課題である。
養豚において、哺乳子豚を母豚から切り離す、所謂、離乳が3週齢前後で行われている。生理的に未熟な子豚が、母乳を吸飲できない状態に置かれ、人工飼料の摂取へと移行する過程は、子豚にとって大きなストレス要因となる。離乳直後では人工飼料の摂取量が低下するので、子豚の体重が減少する傾向にある。
これを飼料面から改善するために、脱脂粉乳等の動物性蛋白質を多く配合すること、甘味原料やフレーバーを添加して飼料摂取量を促進させること、また、消化酵素や生菌剤を添加して、消化促進や腸内菌叢の安定化を図る手法等が一般的になされている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、以上のような従来の技術を用いても、離乳子豚のように未熟であり、環境変化への対応力の低い動物では十分な効果や生産性を上げているとはいえない。
特開平10−146156号公報
しかしながら、以上のような従来の技術を用いても、離乳子豚のように未熟であり、環境変化への対応力の低い動物では十分な効果や生産性を上げているとはいえない。
本発明は、従来技術よりも効果的に子豚、特に離乳後の、高いストレス状態にある子豚の成長促進を図ることのできる成長促進剤を提供することを目的とするものである。
さらに本発明は、従来技術よりも効果的に子豚、特に離乳後の、高いストレス状態にある子豚の成長促進を図ることのできる成長促進飼料を提供することを目的とするものである。
さらに本発明は、従来技術よりも効果的に子豚、特に離乳後の、高いストレス状態にある子豚の成長促進を図ることのできる成長促進飼料を提供することを目的とするものである。
本発明者らは、上記課題を達成するために鋭意検討を重ねた結果、羅漢果抽出物が離乳後の、高いストレス状態にある子豚において、飼料摂取量を高め、発育を促進することを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、請求項1に係る本発明は、羅漢果抽出物を有効成分とする成長促進剤を提供するものである。
請求項2に係る本発明は、子豚の成長を促進するために用いられる、請求項1に記載の成長促進剤を提供するものである。
請求項3に係る本発明は、請求項1又は2記載の成長促進剤を飼料中、0.01質量%以上1.00質量%未満の割合で含有することを特徴とする子豚用飼料を提供するものである。
請求項2に係る本発明は、子豚の成長を促進するために用いられる、請求項1に記載の成長促進剤を提供するものである。
請求項3に係る本発明は、請求項1又は2記載の成長促進剤を飼料中、0.01質量%以上1.00質量%未満の割合で含有することを特徴とする子豚用飼料を提供するものである。
本発明の成長促進剤、並びにこれを含有する子豚用飼料によれば、効果的に子豚、特に離乳時期の子豚の成長促進を図ることができる。
すなわち、ストレスを大きく受ける子豚は、本発明により、発育の早い、活力のある子豚に育成することができる。活力のある子豚は、その後も発育が順調に進み、肉豚として屠殺解体されるまでの飼育期間を短縮させるので、本発明は養豚生産成績の改善に貢献するものと期待される。
すなわち、ストレスを大きく受ける子豚は、本発明により、発育の早い、活力のある子豚に育成することができる。活力のある子豚は、その後も発育が順調に進み、肉豚として屠殺解体されるまでの飼育期間を短縮させるので、本発明は養豚生産成績の改善に貢献するものと期待される。
以下、本発明を詳細に説明する。
請求項1に係る本発明は、羅漢果抽出物を有効成分とする成長促進剤を提供するものである。
羅漢果は、ウリ科のつる性多年草植物の果実であって、キウイのような果実である。この果実は、直径4〜6cmの球形で、光沢を帯びており、産地は中国広西省桂林付近である。
本発明の羅漢果抽出物は、この羅漢果を、水で煮抽出したものであるが、これを乾燥させたもの、或いはショ糖と混合造粒したものが好ましく、特にショ糖と混合造粒したものがより好ましく、通常、これをさらに熱風乾燥等により滅菌した後に包装して用いる。
水での煮抽出は、75〜85℃で110〜130分間、好ましくは約80℃で約120分間行われる。この結果、約8〜12倍、好ましくは約10倍に濃縮した羅漢果エキスが得られる。この濃縮エキスとショ糖とを、前者45〜55:後者55〜45の割合(質量比)で、好ましくは前者50:後者50の割合(質量比)で混合造粒することにより、羅漢果抽出物が得られる。
羅漢果抽出物に含有される甘味成分は、果糖とトリテルペン系配糖体であって、後者は砂糖の約400倍の甘味を持っている。
請求項1に係る本発明は、羅漢果抽出物を有効成分とする成長促進剤を提供するものである。
羅漢果は、ウリ科のつる性多年草植物の果実であって、キウイのような果実である。この果実は、直径4〜6cmの球形で、光沢を帯びており、産地は中国広西省桂林付近である。
本発明の羅漢果抽出物は、この羅漢果を、水で煮抽出したものであるが、これを乾燥させたもの、或いはショ糖と混合造粒したものが好ましく、特にショ糖と混合造粒したものがより好ましく、通常、これをさらに熱風乾燥等により滅菌した後に包装して用いる。
水での煮抽出は、75〜85℃で110〜130分間、好ましくは約80℃で約120分間行われる。この結果、約8〜12倍、好ましくは約10倍に濃縮した羅漢果エキスが得られる。この濃縮エキスとショ糖とを、前者45〜55:後者55〜45の割合(質量比)で、好ましくは前者50:後者50の割合(質量比)で混合造粒することにより、羅漢果抽出物が得られる。
羅漢果抽出物に含有される甘味成分は、果糖とトリテルペン系配糖体であって、後者は砂糖の約400倍の甘味を持っている。
なお、羅漢果抽出物の形態としては、飼料に混合させやすいことから、通常は抽出物を乾燥させた粉末の状態で、或いは上記したようにショ糖と混合造粒して顆粒の状態で用いるが、必要に応じて抽出物をそのまま用いることもできる。
本発明の成長促進剤における羅漢果抽出物の含有量は、特に制限はないが、一般的には0.01質量%以上1.00質量%未満、好ましくは0.05質量%以上0.5質量%未満である。
成長促進剤の形態は、粉状、粒状、カプセル状など、特に制限はなく、そのために適宜賦形剤などを用いることができる。
成長促進剤の形態は、粉状、粒状、カプセル状など、特に制限はなく、そのために適宜賦形剤などを用いることができる。
本発明の成長促進剤は、豚,牛などの家畜、なかでも子豚、とりわけ離乳時期の子豚の成長を促進するために用いられるものである。
ここで離乳時期とは、文字通り、子豚を離乳させる時期を指している。生後21〜28日目(日齢)の時期が一般的であるが、離乳時期を早めた場合には12〜17日目(日齢)の時期のこともあり、飼育方法により一律に定めることはできない。
なお、子豚の品種や飼育方法は、特に限定されない。
ここで離乳時期とは、文字通り、子豚を離乳させる時期を指している。生後21〜28日目(日齢)の時期が一般的であるが、離乳時期を早めた場合には12〜17日目(日齢)の時期のこともあり、飼育方法により一律に定めることはできない。
なお、子豚の品種や飼育方法は、特に限定されない。
次に、請求項3に係る本発明は、請求項1又は2記載の成長促進剤を飼料中、0.01質量%以上1.00質量%未満の割合で含有することを特徴とする子豚用飼料である。
ここで子豚用飼料は、前記した成長促進剤となっているものを飼料中に含有させてもよいし、前記した如き羅漢果抽出物を飼料中に直接含有させてもよい。
ここで子豚用飼料は、前記した成長促進剤となっているものを飼料中に含有させてもよいし、前記した如き羅漢果抽出物を飼料中に直接含有させてもよい。
このような本発明の成長促進飼料は、羅漢果抽出物を飼料中、0.01質量%以上1.00質量%未満の割合で含有するものであり、好ましくは飼料中、0.05質量%以上0.5質量%未満の割合で含有するものである。ここで羅漢果抽出物の含有割合が飼料中、0.01質量%未満のものであると、離乳時期の子豚の成長が促進されず、本発明の効果を得ることができない。一方、羅漢果抽出物の含有割合が飼料中、1.00質量%を超えると、嗜好性が低下し、離乳時期の子豚の食欲が抑制されて充分に摂取されないので、好ましくない。
本発明の成長促進飼料は、飼料、特に人工乳飼料などの通常離乳時期の子豚に用いられる飼料に、所定量の羅漢果抽出物(或いは羅漢果抽出物を有効成分とする成長促進剤)を添加し、必要に応じて加工、殺菌等して得ることができる。
また、人工乳飼料の他、対象となる子豚の成長度合いなどに応じて、一般的な飼料を用いることもできる。一般的な飼料としては、魚粉、脱脂粉乳、乾燥ホエー、濃縮ホエー蛋白などの動物性原料;大豆粕、ナタネ粕、大豆粉、グルテンミール、脱脂米糠、小麦粉、とうもろこし粉、小麦胚芽、ふすま等の植物性原料;その他に飼料添加物として認可されたビタミン類、アミノ酸類、ミネラル類、抗酸化剤、防カビ剤、粘結剤、乳化剤、合成抗菌剤、抗生物質、着香料、呈味料、酵素などを原料としたものが挙げられる。
また、人工乳飼料の他、対象となる子豚の成長度合いなどに応じて、一般的な飼料を用いることもできる。一般的な飼料としては、魚粉、脱脂粉乳、乾燥ホエー、濃縮ホエー蛋白などの動物性原料;大豆粕、ナタネ粕、大豆粉、グルテンミール、脱脂米糠、小麦粉、とうもろこし粉、小麦胚芽、ふすま等の植物性原料;その他に飼料添加物として認可されたビタミン類、アミノ酸類、ミネラル類、抗酸化剤、防カビ剤、粘結剤、乳化剤、合成抗菌剤、抗生物質、着香料、呈味料、酵素などを原料としたものが挙げられる。
本発明の成長促進飼料の形態としては、液状、顆粒状、ペレットなどの固形状、粉状などのいずれであっても良く、特に限定されない。
このような本発明の成長促進飼料は、所望によりラミネート包装、袋詰包装等として密封することができる。
このような本発明の成長促進飼料は、所望によりラミネート包装、袋詰包装等として密封することができる。
以下、本発明を実施例により詳しく説明するが、本発明はこれによって何ら制限されるものではない。
製造例1(羅漢果抽出物の製造)
生鮮羅漢果1500kgを水で、約80℃で120分間煮抽出し、10倍に濃縮した羅漢果エキス150kgを得、これを市販の押し出し造粒機(PGL−B系、佳瑪機械製造有限公司製)を用いてショ糖150kgと混合造粒し、次いで熱風乾燥で滅菌して、顆粒状の形態の羅漢果抽出物を得た。
生鮮羅漢果1500kgを水で、約80℃で120分間煮抽出し、10倍に濃縮した羅漢果エキス150kgを得、これを市販の押し出し造粒機(PGL−B系、佳瑪機械製造有限公司製)を用いてショ糖150kgと混合造粒し、次いで熱風乾燥で滅菌して、顆粒状の形態の羅漢果抽出物を得た。
実施例1(人工乳前期における給与試験)
飼育成績における改善効果を確認する試験として、生後21日齢の子豚を母豚から離乳し、約11日間の期間(人工乳前期)において実施した。
子豚24頭を、市販の人工乳前期用飼料を給与する子豚12頭、製造例1で得られた羅漢果抽出物を人工乳前期用飼料に0.1質量%添加した飼料を給与する子豚12頭とに分け、平均10.7日間にわたる給与試験を実施した。
飼育成績における改善効果を確認する試験として、生後21日齢の子豚を母豚から離乳し、約11日間の期間(人工乳前期)において実施した。
子豚24頭を、市販の人工乳前期用飼料を給与する子豚12頭、製造例1で得られた羅漢果抽出物を人工乳前期用飼料に0.1質量%添加した飼料を給与する子豚12頭とに分け、平均10.7日間にわたる給与試験を実施した。
表1に給与試験結果を示した。括弧内の数値は、無添加区を100とした場合の相対値である。
表1によれば、製造例1で得られた羅漢果抽出物を0.1質量%添加した群において、日増体量(試験期間中の1日当りの発育速度)が無添加区比で有意に増加し、羅漢果抽出物の成長促進効果を確認した。この成長促進効果は、飼料摂取量の増加によって大きくもたらされた。日飼料摂取量(試験期間中の1日当りの飼料摂取量)では、羅漢果抽出物0.1質量%添加区が、有意に増加し、無添加区比で22%増加した。
表1によれば、製造例1で得られた羅漢果抽出物を0.1質量%添加した群において、日増体量(試験期間中の1日当りの発育速度)が無添加区比で有意に増加し、羅漢果抽出物の成長促進効果を確認した。この成長促進効果は、飼料摂取量の増加によって大きくもたらされた。日飼料摂取量(試験期間中の1日当りの飼料摂取量)では、羅漢果抽出物0.1質量%添加区が、有意に増加し、無添加区比で22%増加した。
実施例2(人工乳後期における給与試験)
実施例1に続く給与試験を実施した。
実施例1での人工乳前期の試験を終了した子豚(体重約12kg)を継続して供試した。
実施例1での人工乳前期の試験を終了した子豚24頭を、市販の人工乳後期用飼料を給与する子豚12頭と、製造例1で得られた羅漢果抽出物を人工乳後期用飼料に0.1質量%添加した飼料を給与する12頭とに分け、平均23.7日間にわたる給与試験を実施した。
実施例1に続く給与試験を実施した。
実施例1での人工乳前期の試験を終了した子豚(体重約12kg)を継続して供試した。
実施例1での人工乳前期の試験を終了した子豚24頭を、市販の人工乳後期用飼料を給与する子豚12頭と、製造例1で得られた羅漢果抽出物を人工乳後期用飼料に0.1質量%添加した飼料を給与する12頭とに分け、平均23.7日間にわたる給与試験を実施した。
表2に給与試験結果を示した。括弧内の数値は、無添加区を100とした場合の相対値である。
表2によれば、製造例1で得られた羅漢果抽出物を0.1質量%添加した群において、日増体量(試験期間中の1日当りの発育速度)が無添加区比で7%増加し、体重約12kgに大きくなった子豚でも、製造例1で得られた羅漢果抽出物の成長促進効果を確認した。この成長促進効果は、人工乳前期用と同様に、飼料摂取量の増加によって大きくもたらされた。日飼料摂取量(試験期間中の1日当りの飼料摂取量)では、製造例1で得られた羅漢果抽出物0.1質量%添加区が、有意に増加し、無添加区比で15%増加した。
表2によれば、製造例1で得られた羅漢果抽出物を0.1質量%添加した群において、日増体量(試験期間中の1日当りの発育速度)が無添加区比で7%増加し、体重約12kgに大きくなった子豚でも、製造例1で得られた羅漢果抽出物の成長促進効果を確認した。この成長促進効果は、人工乳前期用と同様に、飼料摂取量の増加によって大きくもたらされた。日飼料摂取量(試験期間中の1日当りの飼料摂取量)では、製造例1で得られた羅漢果抽出物0.1質量%添加区が、有意に増加し、無添加区比で15%増加した。
実施例3
製造例1で得られた羅漢果抽出物の給与により、子豚のストレス反応が緩和するか否かを判定する試験を実施した。
生後21日齢の子豚39頭を母豚から離乳し、市販の人工乳前期用飼料を給与する子豚19頭と、羅漢果抽出物を人工乳前期用飼料に0.1重量%添加した飼料を給与する20頭とに分け、試験飼料を4日間給与した。4日後に子豚から採血して、血液中細胞種の好中球とリンパ球の割合を測定し、評価した。
製造例1で得られた羅漢果抽出物の給与により、子豚のストレス反応が緩和するか否かを判定する試験を実施した。
生後21日齢の子豚39頭を母豚から離乳し、市販の人工乳前期用飼料を給与する子豚19頭と、羅漢果抽出物を人工乳前期用飼料に0.1重量%添加した飼料を給与する20頭とに分け、試験飼料を4日間給与した。4日後に子豚から採血して、血液中細胞種の好中球とリンパ球の割合を測定し、評価した。
表3にストレス緩和効果に関する試験結果を示した。括弧内の数値は、無添加区を100とした場合の相対値である。
動物はストレスを受けると好中球割合が増加し、リンパ球割合が減少するとされている。よって、好中球/リンパ球の比が大きくなれば、ストレス度が高く、逆に、その比が小さくなれば、ストレスが緩和されていることとなる。製造例1で得られた羅漢果抽出物0.1質量%添加飼料を給与すると、好中球/リンパ球の比は無添加飼料給与に比較して平均で31%減少した。このことから、製造例1で得られた羅漢果抽出物を給与するとストレス緩和効果があると推定された。
動物はストレスを受けると好中球割合が増加し、リンパ球割合が減少するとされている。よって、好中球/リンパ球の比が大きくなれば、ストレス度が高く、逆に、その比が小さくなれば、ストレスが緩和されていることとなる。製造例1で得られた羅漢果抽出物0.1質量%添加飼料を給与すると、好中球/リンパ球の比は無添加飼料給与に比較して平均で31%減少した。このことから、製造例1で得られた羅漢果抽出物を給与するとストレス緩和効果があると推定された。
本発明の成長促進剤、並びにこれを含有する子豚用飼料によれば、効果的に子豚、特に離乳時期の子豚の成長促進を図ることができる。
すなわち、ストレスを大きく受ける子豚は、本発明により、発育の早い、活力のある子豚に育成することができる。活力のある子豚は、その後も発育が順調に進み、肉豚として屠殺解体されるまでの飼育期間を短縮させ、養豚生産成績の改善に貢献する。
従って、本発明は、畜産業界において有用である。
すなわち、ストレスを大きく受ける子豚は、本発明により、発育の早い、活力のある子豚に育成することができる。活力のある子豚は、その後も発育が順調に進み、肉豚として屠殺解体されるまでの飼育期間を短縮させ、養豚生産成績の改善に貢献する。
従って、本発明は、畜産業界において有用である。
Claims (3)
- 羅漢果抽出物を有効成分とする成長促進剤。
- 子豚の成長を促進するために用いられる、請求項1に記載の成長促進剤。
- 請求項1又は2記載の成長促進剤を飼料中、0.01質量%以上1.00質量%未満の割合で含有することを特徴とする子豚用飼料。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011055160A1 (en) | 2009-11-06 | 2011-05-12 | Laboratorio Jaer, S.A. | The use of xylitol for the economic improvement of intensive pig farming production |
JP2013110969A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-06-10 | Seiko Epson Corp | ストレスの評価方法、ストレス評価マーカー、ストレス負荷モデル動物の作成方法、及びストレス負荷モデル動物 |
CN107996840A (zh) * | 2018-01-30 | 2018-05-08 | 灵川县億旺养殖专业合作社 | 一种针对怀孕早期母猪使用的饲料添加剂 |
CN112056593A (zh) * | 2020-08-27 | 2020-12-11 | 湖南华诚生物资源股份有限公司 | 一种提高罗汉果甜苷物质含量的方法 |
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2007
- 2007-04-05 JP JP2007099107A patent/JP2008253190A/ja not_active Withdrawn
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