JP2008250945A - コントローラまたはディスク制御による省電力化装置 - Google Patents

コントローラまたはディスク制御による省電力化装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ディスクアレイ装置においてコントローラモジュールまたはディスクの消費電力を削減すること。
【解決手段】コントローラモジュールまたはディスクの動作履歴に基づいて将来の動作状態を判断し、コントローラモジュールまたはディスクの将来の動作状態や現在の動作状況に基づいて、冗長性を確保しつつ消費電力が少なくなるようにコントローラモジュールまたはディスクの動作状態を設定する。
【選択図】図2

Description

本発明はディスクアレイ装置に係り、特にコントローラあるいはディスクの制御に基づいて省電力化を図ったディスクアレイ装置に関する。
ディスクアレイ装置は装置制御・上位装置との通信モジュールが主として搭載されるコントローラエンクロージャ(CE)部とディスクが搭載されるディスクエンクロージャ(DE)部とに分けられる。処理速度・性能を追い求めた場合、コントローラ数もしくは1コントローラのCPU数を増やす、あるいはCPUのクロックの周波数を増やすことになる。これにより、消費電力も増大する。また、ディスクアレイの構成規模により消費電力は増大する。データ記憶量を増加させる場合はディスク数を増やす必要がある。ディスク数が増えればディスク数分だけ消費電力は増大する。
特許文献1には、磁気ディスク装置における消費電力を低減させる技術が記載されている。
特開平10−333796号公報
本発明はディスクアレイ装置においてコントローラまたはディスクの消費電力を削減することである。
本発明は、上記課題を解決するため、下記のような構成を採用した。
すなわち、本発明の一態様によれば、本発明のディスクアレイ装置は、ディスクアレイ装置において、複数のコントローラモジュールまたはディスクを動作させる手段と、コントローラモジュールまたはディスクの動作履歴に基づいて将来の動作状態を判断する手段と、コントローラモジュールまたはディスクの将来の動作状態に基づいて消費電力が少なくなるようにコントローラモジュールまたはディスクの動作状態を設定する設定手段と、を備える。
また、前記将来の動作状態を判断する手段は、動作履歴に基づいてコントローラモジュールまたはディスクの消費電力化の程度の判断基準を示すランク付けする手段と、前記ランクを動作履歴またはユーザの設定に基づいて変更する手段と、
を備えることが望ましい。
また、前記設定手段は、コントローラモジュールまたはディスクの冗長性を確保しつつ特定のコントローラモジュールの負荷を他のコントローラモジュールの負荷へと負荷分散する手段備えることが望ましい。
また、前記設定手段は、ディスクの冗長性を確保しつつ使われているディスクのデータをホットスペアディスクに移して、前記使われているディスクの動作を停止させる手段を備えることが望ましい。
本発明の一態様によれば、本発明のディスクアレイ装置は、ディスクアレイ装置において、複数のコントローラモジュールまたはディスクを動作させる手段と、前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの性能情報値を収集する性能情報収集手段と、前記性能
情報値を格納する履歴管理手段と前記性能情報値に基づき前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの将来の動作状態を算出するスケジュール変更手段と、ユーザの設定した動作状態と前記将来の動作状態とに基づき、新たな将来の動作状態を算出するスケジュール調整手段と、現在の動作状態と前記新たな将来の動作状態とに基づき、前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの電力制御を行う手段と、を備える。
本発明のディスクアレイ装置はコントローラモジュールあるいはディスクの動作履歴及びユーザ指定に基づいて消費電力を削減し最適な省電力化を図ることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るディスクアレイ装置の構造の概略図である。ホストHOSTはチャネルCHとファイバチャネルスイッチFCを介してコントローラモジュールCM内のチャネルアダプタCAに接続される。コントローラモジュールCM内には例えばCPU0,CPU1とメモリMが設けられる。コントローラモジュールCMはその内部に設けられたディスクアダプタDAを介して外部のディスクアレイエンクロージャDEに接続される。複数のCMはコントローラエンクロージャCE内に実装される。図1では運用に使用するコントローラモジュールCMは4個である。2CM以上あれば冗長性が確保される。コントローラエンクロージャCEはFCスイッチを介して上位装置側に接続されても良い。搭載ディスクアレイは冗長性を考慮したRAID構成を有する。
コントローラモジュールCMは、上位装置からのI/Oを制御するI/O制御部、装置を制御するシステム制御部、装置状態を監視する装置監視部からなる。これに加えて本発明の第1の実施の形態では新規にディスクアレイ装置の各コンポーネントのうちCM,CPU,CAの消費電力を削減するための消費電力制御部(以降エコモード制御部)を設ける。このエコモード制御部は、それぞれ4つの制御モジュールからなる。
図2はエコモード制御部20を示し、このエコモード制御部20は特定のCMのマスタと呼ばれる特定のCPU0が参照するメモリ上に設けられた電力制御部21、性能監視・履歴管理部22、スケジュール管理・変更部23、スケジュール制御部24からなる。
電力制御部21は消費電力削減のために実際に行う処理を判断し実行する制御部である。即ちいずれのCPU,CM,CAについても、スケジュール25に示すCPU Clock Down/Up, Power Off/On, CM Power Off/On, CA Power Off/Onかを制御する。
性能監視・履歴管理部22は一定時間間隔でモジュールの動作履歴に基づいての制御たとえば動作していないモジュールを検出した場合の停止・Off制御や急な負荷増加による起動・On制御を行う。性能監視・履歴管理部22はディスクアレイの動作状況を監視し、動作状況を履歴として管理する制御部である。ここではCPU/CM/CAの負荷状況をモジュールごと日時単位で監視、履歴を作成する。
性能監視・履歴管理部22は性能監視部221と履歴管理部222からなる。性能監視部221はCPUビジィ率、バックエンド(すなわちディスク側)I/Oビジィ率、ディスクビジィ率、CAビジィ率を監視する。履歴管理部222はCM CPU情報、バックエンド処理情報、ディスク処理情報、CA処理情報の履歴を管理する。
スケジュール管理・変更部23は消費電力削減のためにCPU Clock Down/Up, Power Off/On, CM Power Off/On, CA Power Off/Onのスケジュール管理と変更を実施する制御部であり、たとえばユーザの指定したスケジュールの管理と、性能監視・履歴管理部22で作成した履歴とから最適化したスケジュールを作成する。
スケジュール制御部24は消費電力削減の処理スケジュールを制御する。ユーザ指定のスケジュールをベースに最適化したスケジュールを反映し、一定時間間隔で絶えずスケジュ
ールを更新するように電力制御部21を制御する。尚、ここでスケジュールとは各コンポーネントCM,CPU,CAの負荷状態そして後述するランクあるいはビジィ率の時間的変化を言う。
また、上記に列挙した制御部と連携して動作する性能情報収集制御部(不図示)が存在する。この制御部は性能監視の下になる各コンポーネントCPU,CM,CA,DAに対する性能値を取得する。それぞれのコンポーネントや論理ボリュームにより取得する情報がある。上記の性能値やスケジュール、性能履歴はCM内にあるメモリ内に格納され、各々の制御部が参照する。
ディスクアレイ装置の通常動作を説明する。ディスクアレイは冗長性を考慮した構成を有する。このため装置を制御するコントローラモジュールCMは最低でも二重化された状態になる。コントローラモジュールCMは最低でも一台あたりCPUを1個搭載し、現在では複数個搭載するケースもある。通常運用では消費電力を意識しないため、全CMの全CPUを使用して運用する。
本発明の第1の実施の形態に係る消費電力削減処理(運用・スケジュール制御)を説明する。ディスクアレイを通常運用中は性能監視部221は、それぞれのCM、CPU、CA、DA(バックエンド)で性能の目安であるビジィ率等の性能情報値を一定時間間隔で取得する。これら取得した性能情報値をCM内のメモリに格納する。
図3は各コントローラモジュールCMのCPUの性能をビジィ率を用いて示す。ビジィ率とはアイドル時にカウント1とし、アクティブ時にカウントアップしていき、そのカウント数の比率で示す。すなわち ビジィ率=アクティブ時のカウント数/(アクティブ時のカウント数+アイドル時のカウント数)である。ビジィ率が高い程そのコントローラモジュールCMのCPUの性能情報即ち稼動あるいは負荷が高いことを示す。
履歴管理部222はメモリに格納された性能情報値からそれぞれのモジュールの稼働状況を算出し履歴情報としてコントローラモジュールCM内のメモリに格納する。
図4AはコントローラモジュールCM#0 CPU#0が0時0分からの30秒毎のビジィ率の履歴を示す。図4BはCM#0 CPU#0の30分区間毎の動作ランクの履歴を示す。ここで動作ランク(Operational Rank)とは、各コンポーネントをその動作履歴に基づくそれらのビジィ率あるいは負荷の程度から写像される省電力化の程度の判断基準を示す。例えば、動作ランクは、ビジィ率を元に算出され、ビジー率が0〜25%の場合はランクD、25〜50%の場合はランクC、50〜75%の場合はランクB、75〜100%の場合はランクAとする。
スケジュール管理・変更部23はそれぞれの稼働状況から算出された履歴情報から、装置内のCM、CPU、CAのPower Off/On制御、CPUのClock Down/Upのスケジュールを作成する。また、既にスケジュールが作成されている場合は、前回のスケジュールと今回作成されたスケジュールを照合し、最適化を行う。
図5はCM#0CPU#0の30分毎の動作ランクの変化の履歴を示すスケジュールである。Present欄は昨日までの動作ランクの平均を示しToday欄は今日の動作ランクを示す。そしてPresent欄の動作ランクのスケジュールとToday欄の動作ランクのスケジュールとから今日以降の動作ランクを、以後説明するフローにしたがって更新された動作ランクとしてRenewal欄に示す。
更にユーザにより設定されたスケジュールの有無を確認する。ユーザにより設定されたスケジュールがある場合は、スケジュール管理・変更部23により作成されたスケジュー
ルと照合し、再度最適化を実施する。
図6Aはユーザが設定したスケジュールを示す。例えば1月1日から1月3日は正月休みであるのでディスクアレイ装置は動作しないものとして、動作ランクをDと設定する。2月1日から2月3日は動作ランクをCと設定する。
図6Bは、図5Aに示した、スケジュール管理・変更部23によって作成されたスケジュールを、図6Aに示したユーザに設定されたスケジュールと照合して、後述のフローに従って最適化したスケジュールを設定したものである。即ちCM#0CPU#0は、スケジュール管理・変更部23が設定したスケジュールによる動作ランクの履歴としてAABBCであるが、2月1日のユーザが設定したスケジュールの動作ランクはCであるので、これを考慮して最適化された動作ランクの履歴としてBBAB・・・を設定することを示す。ここで動作ランクA>B>C>Dである。
スケジュール制御部24は、スケジュール管理・変更部23により作成されたスケジュールを元に電力制御部21に装置内のCM、CPU、CAのPower Off/On制御、CPUのClock Down/Upの電力制御を依頼する。電力制御部21はスケジュール制御部24の依頼から、装置内のどのCM、CPU、CAのPower制御、CPUのClock変更制御を実施するかどうかを現状の動作状況を含めて判断し、冗長性の確保を前提として構成情報と照合して最適な電力制御を実施する。
図7は2CM構成のディスクアレイ装置において、2月1日に、各CPUの30分毎の動作ランクの変化のスケジュールを示す。図7のスケジュールにおいては、CM1のランクは低く、CM0のランクは高いが、冗長性を考慮するとCM1側の処理をCM0側に片寄せすなわち処理を変更して、CM#1のPower Off処理は行わない。電力制御部21は各制御部から得られた情報で作成したスケジュールからランクの低いCM#1 CPU#1の処理をCM#1 CPU#0に移行し、CM#1 CPU#1のPower Off処理を行うことと、ランクの高いCM#0 CPU#1の処理をCM#0 CPU#0, CM#1 CPU#0に移行し、CM#0 CPU#1のPower Off処理を行うこととが実施可能かどうかを確認する。
最終的に実際の処理状況である性能監視部221の処理状況(ビジィ率)を図8に示すように数分前から30秒ごとに観察して判断する。CM#0CPU#1はビジィ率は徐々に低下しておりCM#0CPU#0のビジィ率は高いが高すぎる程ではなくCM#1CPU#0のビジィ率は比較的低い。この実施の形態では各CPUの図7に示したスケジュール(ランクの変化の履歴)を考慮し、後述のフローに従って、どのCPUを電源offし、その電源offしたCPUの処理を他のCPUにどのように負荷分散すれば最適かを決定する。
上記の性能監視部221の処理状況からCM#1 CPU#1の処理をCM#1 CPU#0に移行してもビジィ率が50%程度であり問題ないと判断できる。また、CM#0 CPU#1の処理をCM#0 CPU#0, CM#1 CPU#0に処理を分担するケースはボリューム構成を考慮し分担する。この場合CM#0 CPU#0, CM#1 CPU#0にそれぞれ20%程度のビジィ率の上昇であれば、処理的にも70〜80%程度であり問題ないと判断できる。
この処理結果を元にボリューム情報の片寄せ処理を実施し、動作CPUを変更しCM#0,CPU#1及びCM#1,CPU#1のPower Off処理を実施する。これによりCPU制御のための電力消費を削減することができる。なお、ランクの高いCM#0CPU#1も電源オフすることにより省電力効果をあげられる。
図9はCM#0CPU#1とCM#1CPU#1の処理を他のCPUに移行し負荷分散
することにより、これらのCPUの電源オフすることを図示したものである。
また、実際の処理状況である性能監視部221の処理状況が図10のスケジュールに示すように処理をCPUに分担してCPUの電源Offするのが困難と判断する場合は、対象のCPUのクロックの周波数を下げることで消費電力の削減が可能かどうかを判断する。可能な場合は全CPUもしくは一部CPUのクロック数を下げる処理を動作させる。CPUクロックの周波数を下げる処理が困難な場合は処理を実施せず、現在の状況で監視を継続する。CPUクロックの周波数も段階的に下げることが可能な場合は段階的に下げる処理を行う。
図10に示した性能監視部221の処理状況からCM#1 CPU#1の処理をCM#1 CPU#0に移行するとビジィ率が100%を超過するため実施できないと判断できる。また、CM#1 CPU#1の処理をCM#0 CPU#0, CM#1 CPU#0に処理を分担するケースも双方ともにBusビジィ率が90%〜100%であり移行は困難と判断できる。このため、全CPUのクロック数を20%程度の減少であれば、全CPUで現状の20%程度のビジィ率の上昇となり、処理的に70〜80%程度で問題ないと判断できる。
この処理結果を元にCPUのクロック数ダウン処理を実施する。これにより電力消費の削減を行うことができる。
また図11A及び図11Bに示すように、2CM構成以上の場合は、2CM構成の場合と異なり1CMのPower Offを伴った省電力を実施しても冗長性は保たれる。このためCM1側の処理をCM2側に片寄せして、CM#1のPower Off処理を行うことが可能となり選択肢の幅が広がる。2CM構成以上の場合も、各制御部で作成したスケジュールと実際の処理状況である性能監視部221の処理状況を数分前から鑑みて判断する。また1CMのPower Offを実施する場合は当該CMに搭載されているCA情報の引継ぎも必要であるため、引継ぎ先を含め判断する。
次に通常運用復帰処理(スケジュール制御時)を説明する。ユーザの設定したスケジュールと、ディスクアレイを運用中に性能監視制御部22が取得しているCM、CPU、CA、DA(バックグラウンド)の性能情報値を元に作成したスケジュールと現状の動作状況を含めて判断し、消費電力削減処理で処理分担しているモジュール即ち電源オフされているモジュールをPower Onさせ、通常運用の処理に復帰させる。
スケジュール制御部24は、スケジュール管理・変更部23により作成されたスケジュールを元に電力制御部21に装置内のCM、CPU、CAのPower Off/On制御、CPUのClock Down/Upの電力制御の依頼を実施する。
電力制御部21はスケジュール制御部24の依頼から、装置内のどのCM、CPU、CAのPower制御、CPUのClock変更制御を実施するかどうかを現状の動作状況を含めて判断し、冗長性の確保を前提として構成情報と照合して最適な電力制御を実施する。
図12Aはスケジュール管理・変更部23により作成されたユーザのスケジュールを示す。図12BはCM#0CPU#0の1月3日において、上記12A図に示したユーザのスケジュールを元に設定した電力制御を示す。これによれば20:00:00から21:00:00の間は動作ランクはDであり省電力モードである。
ところが図13Aに示すスケジュールの場合はCM0及びCM1共に21:00:00-21:30:00から処理負荷(ランク)が上昇し、21:30:00-からはかなりの処理負荷で動作することが判断できる。また実際の処理状況である性能監視部221の処理状況(ビジィ率)を図13Bに示すように数分前から30秒ごとに観察し、更に前倒しで電源制御を実施するべきかを判断する。
実際の処理状況である性能監視部222の処理状況(ビジィ率)を数分前から確認するとCM#0,#1のCPU#1は電源Off状態で、CM#0,#1のCPU#0が動作している。また、動作しているCPUも徐々に負荷が上昇していることがわかる。スケジュールも装置の負荷が上がることがわかっているため、電力制御部21はCM#0, #1のCPU#1を電源Onさせ、通常運用の状態に復帰する処理を動作させる。
次に通常運用復帰処理(負荷Up時)を説明する。ディスクアレイを通常運用中は性能監視制御部221が、それぞれのCM、CPU、CA、で性能の目安であるビジィ率等の性能情報値を一定時間間隔で取得している。これら取得した性能情報値はCM内のメモリに格納する。この性能情報値が一定値を超えた場合、スケジュール制御部24からの依頼に関係なく、装置内のどのCM、CPU、CAの電力制御、CPUのクロック変更制御を実施するかどうかを現状の動作状況を含めて判断し、消費電力削減処理で処理分担しているモジュールが存在すれば、処理分担元を電源オンし、通常運用の処理に復帰させる。
図14はCM0,CPU0及びCM1,CPU0において負荷アップが見込まれる時電源オフされていたCM0,CPU1とCM1,CPU1の電源制御を実施しこれらのCPUの電源をオンする状態を示す。
図15はCM0,CPU0及びCM1,CPU0のビジィ率が29分30秒で急激に
100%近くに上昇した場合を示す。この時はスケジュール制御部24からの依頼に関係なくCM0,CPU1とCM1,CPU1の電源がオフされていることを検出して図16に示すようにCM0,CPU1とCM1,CPU1の電源をオンしCM0,CPU0及びCM1,CPU0からCM0,CPU1とCM1,CPU1へと負荷分散を実施しながら消費電力削減時以前の負荷状態に復帰する。
なお、上述はコントローラモジュールCM及びCPUの省電力化について説明したが、この実施の形態はCM内のCA,DA等の他のコンポネートの省電力化にも適用できる。その場合には、性能監視部122はCAビジィ率、バックエンドI/Oビジィ率を用い、履歴管理部122、はCA処理情報,バックエンド情報を用いる。
次に、消費電力制御の具体的な処理を説明する。
図17は、本発明の第1の実施の形態に係るディスクアレイの消費電力制御の処理のフローチャートである。
ステップS1701において、ディスクアレイがエコモードで運用できるかをチェックする。エコモードとは消費電力の制御を行うモードのことである。
ステップS1702において、ディスアレイをエコモードで運用できる場合はステップS1703に進み、エコモードの設定がなされていない等によりエコモードで運用できない場合は終了する。
ステップS1703において、エコモードの運用を開始する。
ステップS1704において、性能情報収集部に対して、各CM、CPU、CA、DAの性能情報収集の開始を依頼する。なお、性能情報収集開始の処理の詳細は後述する。
ステップS1705は、ループの始端であり一定時間間隔で開始される。
ステップS1706において、性能監視・履歴管理部22が性能情報収集部205に対して各CM、CPU、CA、DAの情報を取得する。なお、性能情報値の取得の処理の詳細は後述する。
ステップS1707において、性能監視・履歴管理部22は取得した情報を履歴として
管理する。なお、履歴管理の処理の詳細は後述する。
ステップS1708において、スケジュール管理・変更部23は、取得したデータに基づいてスケジュール変更、管理を行う。なお、スケジュール変更処理の詳細は後述する。
ステップS1709において、ステップS1708で作成した取得データに基づくスケジュールとユーザが設定したスケジュールとに基づくスケジュールの最適化を行う。なお、スケジュール調整処理の詳細は後述する。
ステップS1710において、電力制御処理部21は電力制御処理の省電力処理・復帰処理の判断処理をおこなう。なお、電力制御処理の詳細は後述する。
ステップS1711において、エコモードの運用を終了するかチェックを行う。
ステップS1712において、エコモードの運用を終了しない場合はステップS1713に進み、終了する場合はステップS1714に進む。
ステップS1713は、ステップS1705に対応するループの終端である。
ステップS1714において、エコモードの運用を停止する。
ステップS1715において、装置の電源がオフにされていれば、ディスクアレイのパワーをオフにする。
図18は、性能情報収集開始処理(ステップS1704)の詳細なフローチャートである。
ステップS1801において、性能情報収集処理を開始する。
ステップS1802において、対象となるモジュール(例えば、CM、CPU、CA、DA等)をチェックする。
ステップS1803は、ループの始端であり、モジュール数分繰り返される。
ステップS1804において、対象となるモジュールの実装状態や動作状態をチェックする。
ステップS1805において、モジュールの状態が通常であればステップS1806に進み、モジュールが動作していないなど通常状態でなければステップS1807に進む。
ステップS1806において、性能情報収集部に対してモジュールの性能情報収集を開始する指示を行う。
ステップS1807において、性能情報収集を開始していないモジュールが残っているかをチェックする。
ステップS1808において、残っている対象がなければステップS1809に進み、残っている対象があればステップS1810に進む。
ステップS1809は、ステップS1803に対応するループの終端である。
ステップS1810において、性能情報収集開始処理を終了する。
図19は、性能情報値収集処理(ステップS1706)の詳細なフローチャートである。
ステップS1901において、性能情報値収集処理を開始する。
ステップS1902において、対象となるモジュールのチェックを開始する。
ステップS1903は、ループの始端であり、モジュール数分繰り返される。
ステップS1904において、対象となるモジュールの実装状態や動作状態をチェックする。
ステップS1905において、モジュールの状態がOKのときはステップS1906に進み、モジュールが未実装、故障、またはパワーオフの場合などNGのときはステップS1911に進む。
ステップS1906において、モジュールの性能情報の収集が行われているかチェックをする。
ステップS1907において、性能情報の収集が行われていればステップS1908に進み、行われていなければS1909に進む。
ステップS1908において、収集した性能情報値を性能監視・履歴管理部22に送信する指示を行う。
ステップS1909において、能情報収集部に対してモジュールの性能情報収集を開始する指示を行う。
ステップS1910において、初期値を設定する。
ステップS1911において、モジュールが省電力モードであるかチェックをする。省電力モードとは、
ステップS1912において、省電力モードであった場合はステップS1913に進み、そうでなかった場合はステップS1915に進む。
ステップS1913において、モジュールが省電力モードであるという情報(P-Off情報)を設定する。
ステップS1914において、モジュールの性能情報値をメモリに格納する。
ステップS1915において、性能情報値を収集していない性能情報収集開始指示がされたモジュールが残っているかチェックする。
ステップS1916において、性能情報値を収集していない性能情報収集開始指示がされたモジュールが残っている場合はステップS1917に進み、残っていない場合はステップS1918に進む。
ステップS1917は、ステップS1903に対応するループの終端である。
ステップS1918において、性能情報値収集処理を終了する。
図20は、履歴管理(ステップS1707)の処理の詳細なフローチャートである。
ステップS2001において、性能情報の履歴管理処理を開始する。
ステップS2002において、取得した性能情報に基づき、短時間分(例えば、0〜30分)の履歴の更新を行う。
ステップS2003は、ループの始端であり、モジュール数分繰り返す。
ステップS2004において、更新した履歴データをモジュール別にメモリに格納する。
ステップS2005において、更新した履歴データに基づいて、現在のOperational Rankを更新および格納する。なお、現在のOperational Rankの算出は、後述するスケジュール算出処理を用いて算出する。
ステップS2006は、ステップS2003に対応するループの終端である。
ステップS2007において、メインの履歴の更新を行う。メインの履歴は、例えば3
0分刻みで24時間分の履歴情報が格納されている。
ステップS2008において、更新時間であるかをチェックする。更新時間であればステップS2009に進み、そうでなければステップS2012に進む。
ステップS2009は、ループの始端であり、モジュール数分繰り返す。
ステップS2010において、短時間履歴更新処理で更新されているOperational Rankを当日時間の履歴情報に格納する。
ステップS2011は、ステップS2009に対応するループの終端である。
ステップS2012において、性能情報の履歴管理処理を終了する。
図21は、スケジュール算出処理(ステップS2005、S2208、S2312)のフローチャートである。本処理は、複数のOperational Rankから現在のOperational RankやOperational Rankの平均を算出するために用いられる。
ステップS2101において、スケジュール算出処理を開始する。
ステップS2102は、ループの始端であり、モジュール数分繰り返す。
ステップS2103において、平均Operational Rank算出処理を開始する。
ステップS2104は、ループの始端であり、取得データ数分繰り返す。
ステップS2105において、取得したデータのOperational RankがAの場合はステップS2106に進み、Bの場合はステップS2108に進み、Cの場合はステップS2110に進み、Dの場合はステップS2112に進む。
ステップS2106において、RANKを数値化する。RANK Aのときは、加点を1とする。
ステップS2107において、RANKごとの数を管理する評価値のRANK Aの数に1を加点する。
ステップS2108において、RANKを数値化する。RANK Bのときは、加点を2とする。
ステップS2109において、RANKごとの数を管理する評価値のRANK Bの数に1を加点する。
ステップS2110において、RANKを数値化する。RANK Cのときは、加点を3とする。
ステップS2111において、RANKごとの数を管理する評価値のRANK Cの数に1を加点する。
ステップS2112において、RANKを数値化する。RANK Dのときは、加点を4とする。
ステップS2113において、RANKごとの数を管理する評価値のRANK Dの数に1を加点する。
ステップS2114において、数値化した値をRANK数値に加点する。
ステップS2115は、ステップS2102に対応するループの終端である。
ステップS2116において、加点されたRANK数値の合計を取得データ数で割り、平均値を算出する。
ステップS2117において、平均値が1の場合はステップS2118に進み、1〜1.99の場合はステップS2119に進み、2〜2.99の場合はステップS2122に進み、3〜3.99の場合はステップS2125に進み、
ステップS2118において、ランクをAとする。
ステップS2119において、ランクがAかBかの判定を行う。判定はRank Aの数とRank B、C、Dの数の重み付け数とを比較することで行う。Rank A、Bの数に対する重みを1、Rank Cの数に対する重みを1.25、Rank Dの数に対する重みを1.5とする。そして、Rank Aの数とRank Bの数+Rank Cの数×1.25+Rank Dの数×1.5とを比較する。Rank Aの数の方が大きい場合はRank Aの方が大きいとし、Rank Bの数+Rank Cの数×1.25+Rank Dの数×1.5の方が大きい場合はRank Bの方が大きいとする。
ステップS2120において、ランクAの方が大きい場合はステップS2118に進み、そうでない場合はステップS2121に進む。
ステップS2121において、ランクをBとする。
ステップS2122において、ランクがBかCかの判定を行う。判定はRank A、Bの数とRank C、Dの数の重み付け数とを比較することで行う。Rank B、Cの数に対する重みを1、Rank A、Dの数に対する重みを1.25とする。そして、Rank Aの数×1.25+Rank Bの数とRank Cの数+Rank Dの数×1.25とを比較する。Rank Aの数×1.25+Rank Bの数の方が大きい場合はRank Bの方が大きいとし、Rank Cの数+Rank Dの数×1.25の方が大きい場合はRank Cの方が大きいとする。
ステップS2123において、ランクBの方が大きい場合はステップS2121に進み、そうでない場合はステップS2124に進む。
ステップS2124において、ランクをCとする。
ステップS2125において、ランクがCかDかの判定を行う。判定はRank A、B、Cの数とRank Dの数の重み付け数とを比較することで行う。Rank C、Dの数に対する重みを1、Rank Bの数に対する重みを1.25、Rank Dの数に対する重みを1.5とする。そして、Rank Aの数×1.5+Rank Bの数×1.25+Rank Cの数とRank Dの数とを比較する。Rank Aの数×1.5+Rank Bの数×1.25+Rank Cの数の方が大きい場合はRank Cの方が大きいとし、Rank Dの数の方が大きい場合はRank Dの方が大きいとする。
ステップS2126において、ランクCの方が大きい場合はステップS2124に進み、そうでない場合はステップS2127に進む。
ステップS2127において、ランクをDとする。
ステップS2128において、算出したランクを設定する。
ステップS2129において、スケジュール算出処理を終了する。
図22は、スケジュール変更処理(ステップS1708)の詳細なフローチャートである。
ステップS2201において、スケジュールの変更処理が開始される。
ステップS2202において、既存の履歴情報から作成される現在のスケジュールをチェックする。
ステップS2203において、更新時間または再構築の場合はステップS2204に進み、そうでない場合はステップS2218に進む。
ステップS2204において、現在のスケジュールの再構築処理が必要かどうかチェックする。
ステップS2205において、再構築が必要であった場合はステップS2206に進み、そうでない場合はステップS2212に進む。
ステップS2206は、ループの始端であり、モジュール数分繰り返す。
ステップS2207は、ループの始端であり、時間単位(例えば、30分)の数を繰り返す。
ステップS2208において、Presentスケジュールを算出する。
ステップS2209において、算出したOperational Rankを格納する。
ステップS2210は、ステップS2207に対応するループの終端である。
ステップS2211は、ステップS2206に対応するループの終端である。
ステップS2212において、新スケジュールの更新時間のチェックを行う。
ステップS2213において、更新時間であった場合はステップS2214に進み、そうでない場合はステップS2218に進む。
ステップS2214は、ループの始端であり、モジュール数分繰り返す。
ステップS2215において、全履歴情報を元に更新用のRenewalスケジュールとしてのOperational Rankを算出する。なお、RenewalスケジュールとしてのOperational Rankは、上述のスケジュール算出処理を用いて算出する。
ステップS2216において、算出したOperational Rankを更新時間領域に格納する。
ステップS2217は、ステップS2214に対応するループの終端である。
ステップS2218において、RenewalスケジュールをPresentスケジュールに更新するかをチェックする。
ステップS2219において、更新時間であった場合はステップS2220に進み、そうでない場合はステップS2224に進む。
ステップS2220は、ループの始端であり、モジュール数分繰り返す。
ステップS2221において、RenewalスケジュールをPresentスケジュールに更新する。
ステップS2222において、Renewalスケジュールを初期化する。
ステップS2223は、ステップS2220に対応するループの終端である。
ステップS2224において、スケジュール変更処理を終了する。
図23は、スケジュール調整処理(ステップS1709)の詳細なフローチャートである。
ステップS2301において、スケジュールの調整処理を開始する。
ステップS2302において、処理日スケジュールの有無をチェックする。
ステップS2303において、処理日スケジュールが存在した場合はステップS2304に進み、存在しなかった場合はステップS2306に進む。
ステップS2304において、処理日スケジュールの更新時間かをチェックする。
ステップS2305において、更新時間であった場合はステップS2306に進み、そうでなかった場合はステップS2328に進む。
ステップS2306において、ユーザスケジュールが存在するかをチェックする。
ステップS2307において、ユーザスケジュールが存在する場合はステップS2308に進み、存在しない場合はステップS2323に進む。
ステップS2308において、消費電力制御の運用において、ユーザ設定を優先するか
、ユーザ設定と履歴情報の組合せを優先するかを判断する。
ステップS2309において、最適化が必要と判断した場合はステップS2310に進み、そうでない場合はステップS2317に進む。
ステップS2310は、ループの始端であり、モジュール数分繰り返す。
ステップS2311は、ループの始端であり、時間単位の数を繰り返す。
ステップS2312において、Presentスケジュールとユーザ設定スケジュールとを照合し、最適化したOperational Rankを算出する。なお、最適化したOperational Rankは上述のスケジュール算出処理を用いて算出する。
ステップS2313において、最適化したOperational Rankを格納する。
ステップS2314は、ステップS2311に対応するループの終端である。
ステップS2315は、ステップS2310に対応するループの終端である。
ステップS2316において、最適化したスケジュールを処理日スケジュールに設定する。
ステップS2317は、ループの始端であり、モジュール数分繰り返す。
ステップS2318は、ループの始端であり、時間単位の数を繰り返す。
ステップS2319において、ユーザ設定のOperational Rankを格納する。
ステップS2320は、ステップS2317に対応するループの終端である。
ステップS2321は、ステップS2318に対応するループの終端である。
ステップS2322において、ユーザの設定したスケジュールを処理日スケジュールに設定する。
ステップS2323は、ループの始端であり、モジュール数分繰り返す。
ステップS2324は、ループの始端であり、時間単位の数を繰り返す。
ステップS2325において、Presentスケジュールを処理日スケジュールに設定する。
ステップS2326は、ステップS2326に対応するループの終端である。
ステップS2327は、ステップS2327ループの終端である。
ステップS2328において、スケジュール調整処理を終了する。
図24は、電力制御処理(ステップS1710)の詳細なフローチャートである。
ステップS2401において、電力制御処理を開始する。
ステップS2402において、履歴情報をチェックし、近況の処理状況を判断する。尚、履歴情報チェックの処理の詳細は後述する。
ステップS2403において、処理日のスケジュールと近況の処理状況から電力制御モードを判定する。なお、電力制御モードを判定する処理制御判定の詳細は後述する。
ステップS2404において、装置内の省電力対象モジュールの部品異常が無いかをチェックする。
ステップS2405において、異常があった場合はステップS2406に進み、無かった場合はステップS2409に進む。
ステップS2406において、現在の運用状態をチェックする。
ステップS2407において、現在の装置全般のOperational Rankを参照し、省電力運
用されているかを判断する。省電力運用されていればステップS2411に進み、されていなければステップS2412に進む。
ステップS2408において、装置状態に問題がないため、スケジュールと現処理状況から省電力・通常運用復帰・微調整処理を判断する。なお、電力制御判定処理の詳細は後述する。
ステップS2409において、省電力運用の場合はステップS2410に進み、そうでない場合はステップS2411に進む。
ステップS2410において、省電力化処理を行う。なお、省電力化処理の詳細は後述する。
ステップS2411において、復帰化処理を行う。なお、復帰化処理の詳細は後述する。
ステップS2412において、電力制御処理を終了する。
図25は、履歴情報チェック処理(ステップS2402)の詳細なフローチャートである。
ステップS2501において、履歴情報から近況の処理状況を判断する履歴情報チェック処理を開始する。
ステップS2502において、履歴管理部の処理状況を取得することにより短時間履歴情報を取得する。
ステップS2503は、ループの始端であり、モジュール数分繰り返す。
ステップS2504において、対象モジュールの履歴情報の平均値を算出する。
ステップS2505は、ループの始端であり、時間単位(例えば、30秒)の数を繰り返す。
ステップS2506において、履歴情報における実測値の取得時間をチェックする。
ステップS2507において、取得時間が前半であればステップS2508に進み、後半であればステップS2515に進む。取得時間を現在から30分前とすると、前半が現在から15分前、後半が15分から30分前となる。
ステップS2508において、平均値と実測値の差分をチェックする。
ステップS2509において、実測値が平均より上であればステップS2510に進み、下であればステップS2512に進む。
ステップS2510において、前半が高負荷であることを示す評価値(前半高負荷加点)に加点する。
ステップS2511において、差分を評価値の一つである前半高負荷差分加点に加点する。
ステップS2512において、前半が低負荷であることを示す評価値(前半低負荷加点)に加点する。
ステップS2513において、差分を評価値の一つである前半低負荷差分加点に加点する。
ステップS2514において、平均値と実測値の差分をチェックする。
ステップS2515において、実測値が平均より上であればステップS2518に進み
、下であればステップS2516に進む。
ステップS2516において、後半が低負荷であることを示す評価値(後半低負荷加点)に加点する。
ステップS2517において、差分を評価値の一つである後半低負荷差分加点に加点する。
ステップS2518において、後半が高負荷であることを示す評価値(後半高負荷加点)に加点する。
ステップS2519において、差分を評価値の一つである後半高負荷差分加点に加点する。
ステップS2520は、ステップS2505に対応するループの終端である。
ステップS2521において、前半高負荷加点と前半低負荷加点とを比較する。
ステップS2522において、前半高負荷加点が前半低負荷加点より大きいときはステップS2523に進み、前半高負荷加点が前半低負荷加点より小さいときはステップS2527に進む。また、前半高負荷加点と前半低負荷加点とがほぼ等しいときまたは高・低差分がデータ数の25%以上ないときはステップS2526に進む。
ステップS2523において平均差分値を算出し、前半高負荷差分加点と比較する。
ステップS2524において、平均算出差分値との差分が5%以上あればステップS2525に進み、5%未満であればステップS2526に進む。
ステップS2525において、前半は高負荷であると設定する。
ステップS2526において、前半の負荷に変化は無いと設定する。
ステップS2527において、平均差分値を算出し、前半低負荷差分加点と比較する。
ステップS2528において、平均算出差分値との差分が5%以上あればステップS2525に進み、5%未満であればステップS2526に進む。
ステップS2529において、前半は低負荷であると設定する。
ステップS2530において、後半高負荷加点と後半低負荷加点とを比較する。
ステップS2531において、後半高負荷加点が後半低負荷加点より大きいときはステップS2532に進み、後半高負荷加点が後半低負荷加点より小さいときはステップS2536に進む。また、後半高負荷加点と後半低負荷加点とがほぼ等しいときまたは高・低差分がデータ数の25%以上ないときはステップS2535に進む。
ステップS2532において平均差分値を算出し、後半高負荷差分加点と比較する。
ステップS2533において、平均算出差分値との差分が5%以上あればステップS2534に進み、5%未満であればステップS2535に進む。
ステップS2534において、後半は高負荷であると設定する。
ステップS2535において、後半の負荷に変化は無いと設定する。
ステップS2536において、平均差分値を算出し、後半低負荷差分加点と比較する。
ステップS2537において、平均算出差分値との差分が5%以上あればステップS2538に進み、5%未満であればステップS2535に進む。
ステップS2538において、後半は低負荷であると設定する。
ステップS2539において、前半の負荷と後半の負荷をチェックする。
ステップS2540において、前半の負荷が高負荷の場合はステップS2540に進み、前半の負荷が変化なしの場合はステップS2545に進み、前半の負荷が低負荷の場合はステップS2547に進む。
ステップS2541において、後半の負荷が低負荷の場合はステップS2542に進み、後半の負荷が変化なしの場合はステップS2543に進み、後半の負荷が高負荷の場合はステップS2544に進む。
ステップS2542において、負荷傾向を高負荷化大とする。
ステップS2543において、負荷傾向を高負荷化小とする。
ステップS2544において、負荷傾向を負荷変化なしとする。
ステップS2545において、後半の負荷が低負荷の場合はステップS2543に進み、後半の負荷が変化なしの場合はステップS2544に進み、後半の負荷が高負荷の場合はステップS2546に進む。
ステップS2546において、負荷傾向を低負荷化小とする。
ステップS2547において、後半の負荷が低負荷の場合はステップS2544に進み、後半の負荷が変化なしの場合はステップS2546に進み、後半の負荷が高負荷の場合はステップS2548に進む。
ステップS2548において、負荷傾向を低負荷化大とする。
ステップS2549において、負荷結果判定、差分結果、および負荷平均値を保存する。
ステップS2550は、ステップS2503対応するループの終端である。
ステップS2551において、履歴情報チェック処理を終了する。
図26は、処理制御判定処理(ステップS2403)の詳細なフローチャートである。
ステップS2601において、処理制御処理判定を開始する。
ステップS2602において、スケジュール制御部24の処理日スケジュールを取得する。
ステップS2603は、ループの始端であり、モジュール数分繰り返す。
ステップS2604において、処理日スケジュールの現在の時刻のOperational Rankをチェックする。
ステップS2605において、処理日スケジュールの現在の時刻のOperational RankのランクがAならばステップS2606に進み、ランクがBならばステップS2607に進み、ランクがCならばステップS2608に進み、ランクがDならばステップS2609に進む。
ステップS2606において、電力制御のベースを省電力抑止モードとする。
ステップS2607において、電力制御のベースを省電力可能モードとする。
ステップS2608において、電力制御のベースを省電力優先モードとする。
ステップS2609において、電力制御のベースを省電力モードとする。
ステップS2610において、履歴情報チェック処理で算出した結果から実際の電力制御処理を決定する処理を開始する。
ステップS2611において、履歴情報チェック処理で算出した負荷傾向が高負荷傾向大の場合はステップS2612に進み、高負荷傾向小の場合はステップS2613に進み、高変更なしの場合ステップS2614に進み、低負荷傾向小の場合はステップS2615に進み、低負荷傾向大の場合はステップS2616に進む。
ステップS2612において、重みを1.2とする。
ステップS2613において、重みを1.1とする。
ステップS2614において、重みを1.0とする。
ステップS2615において、重みを0.9とする。
ステップS2616において、重みを0.8とする。
ステップS2617において、履歴情報の差分結果を重みに反映し新たな重みを算出する。新たな重み=重み+(差分結果/100)とする。差分結果は、高負荷の場合は+,低負荷の場合は−である。
ステップS2618において、履歴情報の負荷に重みを反映する。具体的には、負荷にステップS2617で求めた新たな重みを乗算した値を求める。
ステップS2619において、ステップS2618で求めた値が75%〜100%の場合はステップS2620に進み、50%〜75%の場合はステップS2621に進み、25%〜50%の場合はステップS2622に進み、0%〜25%の場合はステップS2623に進む。
ステップS2620において、ランクをAとする。
ステップS2621において、ランクをBとする。
ステップS2622において、ランクをCとする。
ステップS2623において、ランクをDとする。
ステップS2624において、結果値とランクを記憶する。
ステップS2625において、電力制御のベースと反映結果を照合する。具体的には、RANKを数値化し平均をとる。そのときRANK Aを1、RANK Bを2、RANK Cを3、RANK Dを4とする。
ステップS2626において、RANK判定の省電力モード・省電力優先モードが優先対象となる。
ステップS2627において、省電力優先の場合ステップS2628に進み、そうでなければステップS2629に進む。
ステップS2628において、RANK数値の平均余りを+1とする。例えば、1.5は2となる。
ステップS2629において、RANK数値の平均余り0とする。例えば、1.5は1となる。
ステップS2630において、個別制御用Operational Rankを設定する。
ステップS2631は、ステップS2603に対応するループの終端である。
ステップS2632において、全モジュールのRANKを元に装置全般のOperational RANKを算出し、設定する。
ステップS2633において、処理制御判定処理を終了する。
図27は、電力制御判定処理(ステップS2408)の詳細なフローチャートである。
ステップS2701において、電力制御判定処理を開始する。
ステップS2702において、現在の運用状態(Operational RANK)と変更予定の運用状態(Operational RANK)をチェックする。
ステップS2703において、現在の装置全般のOperational RankがAの場合ステップS2704に進み、Bの場合ステップS2705に進み、Cの場合はステップS2706に進み、Dの場合はステップS2707に進む。
ステップS2704において、処理制御判定で算出した装置全般のOperational Rankをチェックする。
ステップS2705において、処理制御判定で算出した装置全般のOperational Rankをチェックする。
ステップS2706において、処理制御判定で算出した装置全般のOperational Rankをチェックする。
ステップS2707において、処理制御判定で算出した装置全般のOperational Rankをチェックする。
ステップS2708において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational RANKがAの場合ステップS2712に進み、B、C、またはDの場合はステップS2713に進む。
ステップS2709において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational RANKがAの場合ステップS2714に進み、B、C、またはDの場合はステップS2715に進む。
ステップS2710において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational RANKがAまたはBの場合ステップS2716に進み、CまたはDの場合はステップS2717に進む。
ステップS2711において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational RANKがA、B、またはCの場合ステップS2718に進み、Dの場合はステップS2719に進む。
ステップS2712において、電力制御判定の結果を復帰化処理とする。
ステップS2713において、電力制御判定の結果を省電力化処理とする。
ステップS2714において、電力制御判定の結果を復帰化処理とする。
ステップS2715において、電力制御判定の結果を省電力化処理とする。
ステップS2716において、電力制御判定の結果を復帰化処理とする。
ステップS2717において、電力制御判定の結果を省電力化処理とする。
ステップS2718において、電力制御判定の結果を復帰化処理とする。
ステップS2719において、電力制御判定の結果を省電力化処理とする。
ステップS2720において、電力制御判定の結果を格納する。
ステップS2721において、電力制御判定処理を終了する。
図28は、省電力化処理(ステップS2410)の詳細なフローチャートである。
ステップS2801において、省電力化処理を開始する。
ステップS2802において、装置構成の冗長度をチェックし、省電力の実行可能な範
囲をチェックする。なお、冗長度チェック処理の詳細は後述する。
ステップS2803において、装置内の省電力状態をチェックする。なお、省電力状態チェックの詳細は後述する。
ステップS2804において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational RANKをチェックする。
ステップS2805において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational RANKがAの場合はステップS2806に進み、B、C、またはDの場合はステップS2807に進む。
ステップS2806において、復帰化処理を行う。なお、復帰化処理の詳細は後述する。
ステップS2807において、冗長度、省電力状態、およびOperational RANKに基づき省電力処理を行う。なお、省電力処理の詳細は後述する。
ステップS2808において、省電力化処理を終了する。
図29は、復帰化処理(ステップS2411、S2806)の詳細なフローチャートである。
ステップS2901において、復帰化処理を開始する。
ステップS2902において、装置内の省電力状態をチェックする。なお、省電力状態チェック処理の詳細は後述する。
ステップS2903において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational RANKをチェックする。
ステップS2904において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational RANKがA、B、またはCの場合はステップS2905に進み、Dの場合はステップS2906に進む。
ステップS2905において、省電力状態、Operational RANKに基づき復帰処理を実行する。なお、復帰処理の詳細は後述する。
ステップS2906において、省電力化処理を行う。なお、省電力化処理は上述のとおりである。
ステップS2907において、復帰化処理を終了する。
図30は、冗長度チェック処理(ステップS2802)の詳細なフローチャートである。
ステップS3001において、冗長度チェック処理を開始する。
ステップS3002において、CMの数が2より多い場合はステップS3003に進み、2以下の場合はステップS3004に進む。
ステップS3003において、CMの省電力化、すなわちCMのパワーオフが実行可能であるとする。
ステップS3004において、1つのCMのCPUの数が1より多ければステップS3005に進み、1個であればステップS3006に進む。
ステップS3005において、CPUの省電力化、すなわちCPUのパワーオフが実行可能であるとする。
ステップS3006において、冗長保証をチェックする。
ステップS3007において、CMまたはCPUの省電力化が実行可能な場合は、ステップS3009に進み、そうでない場合はステップS3008に進む。
ステップS3008において、CPUのクロックダウンのみ実行可能であるとする。
ステップS3009において、上記ステップで求めた省電力化対象の情報、すなわち装置の冗長度の情報を保存する。
ステップS3010において、冗長度チェック処理を終了する。
図31は、省電力状態チェック処理(ステップS2803、S2902)の詳細なフローチャートである。
ステップS3101において、省電力状態チェック処理を開始する。
ステップS3102は、ループの始端であり、CM数分繰り返す。
ステップS3103において、省電力の対象となるCMが省電力状態かをチェックする。
ステップS3104において、省電力状態の場合はステップS3105に進み、そうでない場合はステップS3106に進む。
ステップS3105において、対象のCMが省電力状態(電源オフ状態)であることを記憶する。
ステップS3106において、1つのCMのCPUの数をチェックする。
ステップS3107は、ループの始端であり、CPU数分繰り返す。
ステップS3108において、省電力の対象となるCPUが省電力状態かをチェックする。
ステップS3109において、省電力状態の場合はステップS3110に進み、そうでない場合はステップS3114に進む。
ステップS3110において、対象のCPUの状態が電源オフまたはクロックダウンかをチェックする。
ステップS3111において、対象のCPUの状態が電源オフの場合はステップS3112に進み、そうでない場合はS3113に進む。
ステップS3112において、対象のCPUが省電力状態(電源オフ状態)であることを記憶する。
ステップS3113において、対象のCPUがクロックダウン状態であることを記憶する。
ステップS3114において、対象のCPUが未省電力状態であることを記憶する。
ステップS3115は、ステップS3107に対応するループの終端である。
ステップS3116は、ステップS3102に対応するループの終端である。
ステップS3117において、各部の電力の状態を省電力状態として保存する。
ステップS3118において、省電力状態チェック処理を終了する。
図32は、省電力処理(ステップS2807)の詳細なフローチャートである。
ステップS3201において、省電力処理を開始する。
ステップS3202において、装置構成の冗長度結果と省電力状態とを比較し、更なる
省電力化が可能かどうかチェックし、対象リスト(省電力リスト)を作成する。なお、省電力リスト作成処理の詳細は後述する。
ステップS3203において、負荷分担先の更新時に更新後の負荷状況の確認のために負荷量リストを作成する。負荷量の判定はこのリストを用いて行う。
ステップS3204は、ループの始端であり、省電力リスト数分繰り返す。
ステップS3205において、省電力リストのパワーオフ対象をチェックする。
ステップS3206において、パワーオフ対象がCMの場合はステップS3207に進み、CPUの場合はステップS3208に進み、無い場合はステップS3209に進む。
ステップS3207において、対象CM負荷の請負先チェックを行う。なお、対象CM負荷の請負先チェックの処理の詳細は後述する。
ステップS3208において、対象CPU負荷の請負先チェックを行う。なお、対象CPU負荷の請負先チェックの処理の詳細は後述する。
ステップS3209において、対象CPUのクロックダウンチェックを行う。なお、対象CPUのクロックダウンチェックの処理の詳細は後述する。
ステップS3210は、ステップS3204に対応するループの終端である。
ステップS3211において、負荷分散処理を行う。すなわち,請負元から請負先に処理を受け渡す。
ステップS3212において、負荷分散処理完了後、電源オフまたはクロックダウンを行い、省電力を実施する。
ステップS3213において、省電力処理を終了する。
図33は、省電力リスト作成処理(ステップS3202)の詳細なフローチャートである。
ステップS3301において、省電力リスト作成処理を開始する。
ステップS3302において、冗長度チェック処理で求めた装置構成の冗長度結果と省電力状態チェック処理で求めた省電力状態をチェックする。
ステップS3303は、ループの始端であり、CM数分繰り返す。
ステップS3304において、冗長度結果より、対象のCMが省電力可能かをチェックする。
ステップS3305において、省電力可能の場合はステップS3306に進み、そうでない場合はステップS3310に進む。
ステップS3306において、省電力状態より、対象のCMが省電力状態かをチェックする。
ステップS3307において、対象のCMが省電力状態の場合はステップS3308に進み、そうでない場合はステップS3309に進む。
ステップS3308において、省電力状態であるため、省電力リストから対象のCMを除外する。
ステップS3309において、対象のCMを省電力リストに追加する。
ステップS3310において、対象のCMのCPUの数をチェックする。
ステップS3311は、ループの始端であり、CPU数分繰り返す。
ステップS3312において、冗長度結果より、対象のCPUが電源オフ可能かをチェックする。
ステップS3313において、電源オフ可能な場合はステップS3314に進み、そうでない場合はステップS3317に進む。
ステップS3314において、省電力状態より、対象のCPUが電源オフ状態かをチェックする。
ステップS3315において、電源オフ状態でない場合はステップS3316に進み、電源オフ状態の場合はステップS3320に進む。
ステップS3316において、対象のCPUを省電力リストに追加する。
ステップS3317において、省電力状態より、対象のCPUがクロックダウン状態かをチェックする。
ステップS3318において、クロックダウン状態でない場合はステップS3319に進み、クロックダウン状態の場合はステップS3320に進む。
ステップS3319において、対象のCPUを省電力リストに追加する。
ステップS3320において、省電力状態であるため、省電力リストから対象のCPUを除外する。
ステップS3321は、ステップS3311に対応するループの終端である。
ステップS3322は、ステップS3303に対応するループの終端である。
ステップS3323において、省電力リスト作成処理を終了する。
図34は、復帰処理(ステップS2905)の詳細なフローチャートである。
ステップS3401において、復帰処理を開始する。
ステップS3402において、省電力状態チェック処理で求めた電源状態をチェックし、省電力状態を確認する。
ステップS3403において、負荷分担先の更新時に更新後の負荷状況の確認のために現在の負荷量リストを作成する。負荷量の判定はこのリストを用いて行う。
ステップS3404において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational Rankをチェックする。
ステップS3405において、ランクがAの場合はステップS3406に進み、Bの場合はステップS3408に進み、Cの場合はステップS3410に進む。
ステップS3406において、省電力抑止モードに設定する。
ステップS3407において、省電力状態を全て解除し、通常運用に復帰する。
ステップS3408において、省電力可能モードに設定する。
ステップS3409において、復帰対象リストを電源オフのCM、CPUを優先してソートする。
ステップS3410において、省電力優先モードに設定する。
ステップS3411において、復帰対象リストをCPUクロックダウンを優先してソートする。
ステップS3412において、復帰リストの作成を行う。なお、復帰リスト作成処理の
詳細は後述する。
ステップS3413において、作成された復帰リストを元に対象モジュールを電源オンまたはクロックアップを行い通常運用に復帰させる。
ステップS3414において、省電力処理時に請負元から請負先に受け渡ししていた処理を請負先から請負元に復帰させる。
ステップS3415において、復帰処理を終了する。
図35は、復帰リスト作成処理(ステップS3412)の詳細なフローチャートである。
ステップS3501において、復帰リスト作成処理を開始する。
ステップS3502は、ループの始端であり、復帰対象リスト分繰り返す。
ステップS3503において、復帰対象リストの省電力状態をチェックする。
ステップS3504において、状態がCMの電源オフの場合はステップS3505に進み、CPUの電源オフの場合はステップS3507に進み、CPUのクロックダウンの場合はステップS3509に進む。
ステップS3505において、対象のCM復帰後の負荷量を算出する。請負先CMの負荷量は現負荷量から省電力化の際に対象CMから引き取った負荷量を減算して算出する。対象のCMの負荷量は請負先CMから引き取った負荷量である。
ステップS3506において、対象のCMが復帰した場合に現在稼動している全モジュールのモジュールごとの負荷量をチェックする。
ステップS3507において、対象のCPU復帰後の負荷量を算出する。請負先CPUの負荷量は現負荷量から対象CPUから引き取った負荷量を減算して算出する。対象のCPUの負荷量は請負先CPUから引き取った負荷量である。
ステップS3508において、対象のCPUが復帰した場合に現在稼動している全モジュールのモジュールごとの負荷量をチェックする。
ステップS3509において、対象のCPUがクロックアップした場合の負荷量を算出する。
ステップS3510において、対象のCPUがクロックアップした場合に現在稼動している全モジュールのモジュールごとの負荷量をチェックする。
ステップS3511において、全モジュールのモジュールごとの負荷量がB以下の場合はステップS3515に進み、そうでない場合はステップS3512に進む。
ステップS3512において、復帰処理リストに対象を追加する。
ステップS3513において、復帰後の負荷量リストを更新する。
ステップS3514は、ステップS3502に対応するループの終端である。
ステップS3515において、復帰処理リストに対象を追加する。
ステップS3516において、省電力リスト作成処理を終了する。
図36は、対象CM負荷の請負先チェック(ステップS3207)の処理の詳細なフローチャートである。
ステップS3601において、対象CM負荷の請負先チェックを開始する。
ステップS3602は、ループの始端であり、対象のCMを除くCM数分繰り返す。
ステップS3603において、請負先の負荷量と請負元の負荷量を合算し、負荷の請負
が可能かチェックする。
ステップS3604において、合算値の負荷量がRANK Aならば請負不可能と判断しステップS3614に進み、RANK A以外ならば請負可能と判断しステップS3605に進む。
ステップS3605は、ステップS3602に対応するループの終端である。
ステップS3606において、対象のCMの負荷量を均一に分割する。
ステップS3607は、ループの始端であり、対象のCMを除くCM数分繰り返す。
ステップS3608において、分割した負荷の請負が可能かチェックする。
ステップS3609において、請負先の負荷量の半分と請負元の負荷量を合算し、合算値の負荷量がRANK Aならば請負不可能と判断しステップS3610に進み、RANK A以外ならば請負可能と判断しステップS3612に進む。
ステップS3610は、ステップS3608に対応するループの終端である。
ステップS3611において、対象のCMの省電力化は不可とする。
ステップS3612において、仮想請負先として記憶し、請負数を加点する。
ステップS3613において、請負数が達成したかを判断し、達成していればステップS3614に進み、そうでなければステップS3610に進む。
ステップS3614において、請負先CMと請負元CMをそれぞれ記憶する。省電力リストから該CM情報を削除する。負荷状況を更新する。該CMを負荷状況参照から削除する。
ステップS3615において、対象CM負荷の請負先チェックを終了する。
図37は、対象CPU負荷請負先チェック(ステップS3208)の処理の詳細なフローチャートである。
ステップS3701において、対象CPU負荷請負先チェックを開始する。
ステップS3702は、ループの始端であり、対象のCPUを除くCPU数分繰り返す。
ステップS3703において、請負先の負荷量と請負元の負荷量を合算し、負荷の請負が可能かチェックする。
ステップS3704において、合算値の負荷量がRANK Aならば請負不可能と判断しステップS3714に進み、RANK A以外ならば請負可能と判断しステップS3705に進む。
ステップS3705は、ステップS3702に対応するループの終端である。
ステップS3706において、負荷の請負が可能かチェックする。
ステップS3707において、対象のCPUの負荷量を均一に分割する。
ステップS3708は、ループの始端であり、対象のCMを除くCM数分繰り返す。
ステップS3709において、請負先の負荷量の半分と請負元の負荷量を合算し、合算値の負荷量がRANK Aならば請負不可能と判断しステップS3710に進み、RANK A以外ならば請負可能と判断しステップS3712に進む。
ステップS3710は、ステップS3708に対応するループの終端である。
ステップS3711において、対象のCPUの省電力化、すなわち電源オフは不可とする。
ステップS3712において、仮想請負先として記憶し、請負数を加点する。
ステップS3713において、請負数が達成したかを判断し、達成していればステップS3714に進み、そうでなければステップS3710に進む。
ステップS3714において、請負先CPUと請負元CPUをそれぞれ記憶する。省電力リストから該CPU情報を削除する。負荷状況を更新する。該CPUを負荷状況参照から削除する。
ステップS3715において、対象CPU負荷の請負先チェックを終了する。
図38は、対象CPUクロックダウンチェック(ステップS3209)の処理の詳細なフローチャートである。
ステップS3801において、対象CPUクロックダウンチェックを開始する。
ステップS3802は、ループの始端であり、対象のCPU数分繰り返す。
ステップS3803において、クロックダウンが可能かチェックする。すなわち、対象のCPUの負荷量をチェックする。
ステップS3804において、対象のCPUの負荷量がRANK B以下であればステップS3805に進み、そうでなければステップS3806に進む。
ステップS3805において、対象CPUをクロックダウン対象として記憶する。省電力リストから該CPU情報を削除する。負荷情報を更新する。該CPUを負荷状況参照から削除する。
ステップS3806は、ステップS3802に対応するループの終端である。
ステップS3807において、対象CPUクロックダウンチェックを終了する。
上記実施の形態においては、コントローラモジュールを消費電力削減の対象としていたが、次に消費電力削減の対象をディスクとした省電力装置について説明する。
図39は本発明の第2の実施の形態を示し、これは電力削減制御をディスクアレイ装置のディスクアレイに適用したものである。コントローラモジュールCMは、上位装置からのI/Oを制御するI/O制御部、装置を制御するシステム制御部、装置状態を監視する装置監視部からなる。これに加えて本発明の第2の実施の形態では新規に消費電力を削減するための消費電力制御部(以降エコモード制御部)を設ける。このエコモード制御部は、それぞれ4つの制御モジュールからなる。
図39はエコモード制御部120を示し、このエコモード制御部120は特定のCMの特定のCPU0が参照するメモリ上に設けられた電力制御部121、性能監視・履歴管理部122、スケジュール管理・変更部123、スケジュール制御部124からなる。
電力制御部121は消費電力削減のために実際に行う処理を判断し実行する制御部である。対象となるディスクのモーターオフ・オンを制御する。
性能監視・履歴管理部は一定時間間隔で動作していないディスクを検出した場合のモーターオフ制御や急な負荷増加によるモーターオン制御はここで実行する。性能監視・履歴管理部122はディスクアレイの動作状況を監視し、動作状況を履歴として管理する制御部である。ここではCPU/CM/Disk/RAIDグループ/Logical Volumeの負荷状況をモジュールごと日時単位で監視、履歴を作成する。
性能監視・履歴管理部122は性能監視部1221と履歴管理部1222からなる。性能監視部1221はCPUビジィ率、バックエンドI/Oビジィ率、ディスクビジィ率、CAビジィ率を監視する。履歴管理部1222はCM CPU情報、バックエンド処理情報、ディスク処理情報、CA処理情報の履歴を管理する。
スケジュール管理・変更部123は消費電力削減のためにDisk Motor Off, Disk Motor
Onのスケジュール管理と変更を実施する制御部である。ユーザの指定したスケジュールの管理と、性能監視・履歴管理部122で作成した履歴とから最適化したスケジュールを作成する。
スケジュール制御部124は消費電力削減の処理スケジュールを制御する。ユーザ指定のスケジュールをベースに最適化したスケジュールを反映し、一定時間間隔で絶えずスケジュールを更新するように電力制御部121を制御する。ここでスケジュールとはコンポーネントであるディスクのアクセス負荷そして、後述するランクあるいはビジィ率の時間的変化をいう。
また、上記に列挙した制御部と連携して動作する性能情報収集制御部(後述する)が存在する。この制御部は性能監視の下になる各コンポーネントに対する性能値を取得する。
それぞれのコンポーネントや論理ボリュームにより取得する情報がある。上記の性能値やスケジュール、性能履歴はCM内にあるメモリ内に格納され、各々の制御部が参照する。
次にディスクアレイ装置の通常動作を説明する。
図40に示すようにディスクアレイは冗長性を考慮した構成になる。このため装置を制御するモジュールは最低でも二重化された状態になる。装置内に搭載されるディスクで構成されるRAIDグループ401は複数のディスクで構成される。通常運用では消費電力を意識しないため、搭載されている全ディスクはモーターオンの状態で運用される。
本発明の第2の実施の形態に係る消費電力削減処理(運用・スケジュール制御)を説明する。ディスクアレイを通常運用中に性能監視部1221は、それぞれのDisk、RAIDグループ(以降RLU)、Logical Volumeで性能の目安であるビジィ率、Write/Readコマンド数、Block Size等の性能情報値を一定時間間隔で取得する。これら取得した性能情報値をCM内のメモリに格納する。
図41Aは各ディスク#0〜#2047の性能をビジィ率を用いて示す。ビジィ率が高い程そのディスクあるいはRLUの性能情報即ち稼動情報が高いことを示す。
図41BはRLU#0〜RLU#1023についてコマンド数、ブロックサイズ、ビジィ率を示す。コマンド数とブロックサイズをパラメータとしてビジィ率を算出し、このビジィ率はブロックサイズを考慮したディスクのアクセス頻度と対応する。
履歴管理部1222はメモリに格納された性能情報値からそれぞれのディスク、RAIDグループ、Logical Volumeの稼働状況を算出し履歴情報としてコントローラモジュールCM内のメモリに格納する。
図42Aはディスク#0が0時0分からの30秒毎のビジィ率の履歴を示す。図42BはRLU#0の同時刻における30分区間毎の動作ランクの履歴を示す。ここで動作ランクとは、各コンポーネントをその動作履歴に基づくそれらのビジィ率あるいは負荷の程度から写像される省電力化の程度の判断基準を示す。ランクはA>B>C>Dである。
スケジュール管理・変更部123はそれぞれの稼働状況から算出された履歴情報から、装置内のディスクのモーターオフ・オン制御のスケジュールを作成する。また、既にスケジュールが作成されている場合は、前回のスケジュールと今回作成されたスケジュールを照合し、最適化を行う。
図43はRLU#0の30分毎の動作ランクの変化の履歴を示すスケジュールである。Present欄は昨日までの動作ランクの平均を示しToday欄は今日の動作ランクを示す。そしてPresent欄の動作ランクのスケジュールとToday欄の動作ランクのスケジュールとから今日以降の動作ランクを本発明の実施の形態で求めた更新された動作ランクとしてRenewal欄に示す。
更にユーザにより設定されたスケジュールの有無を確認する。ユーザにより設定されたスケジュールがある場合は、スケジュール管理・変更部123により作成されたスケジュールと照合し、再度最適化を実施する。
図44Aはユーザが設定したスケジュールを示す。例えば1月1日から1月3日は正月休みであるのでディスクアレイ装置は動作しないものとして、動作ランクをDと設定する。2月1日から2月3日は動作ランクをCと設定する。
図44Bは、図43に示した、スケジュール管理・変更部123によって作成されたスケジュールを、図44Aに示したユーザに設定されたスケジュールと照合して、最適化したスケジュールを設定したものである。即ちRLU#0は、スケジュール管理・変更部123が設定したスケジュールによる動作ランクの履歴はAABBCであるが、2月1日のユーザが設定したスケジュールの動作ランクはCであるので、これを考慮して最適化された動作ランクの履歴としてBBAB・・・を設定することを示す。
スケジュール制御部124は、スケジュール管理・変更部123により作成されたスケジュールを元に電力制御部121に装置内ディスクのモーターオフ・オン制御を依頼する。電力制御部121はスケジュール制御部124の依頼から、装置内のどの、ディスクのモーターオフ・オン制御を実施するかどうかを現状の動作状況を含めて判断し、冗長性の確保を前提として構成情報(RAIDグループのディスク構成やホットスペアディスクの使用状況等)と照合して最適な電力制御を実施する。
図45はRLU#0,RLU#1,RLU#2,RLU#3構成のディスクアレイ装置において、2月1日に、各RLUの30分毎の動作ランクの変化のスケジュールを示す。図45に示すスケジュールの場合は、RLU#0, #1は頻繁にアクセスがあることが想定されるため省電力モードにはまだ移行せず、通常運用で動作する。
RLU#2, #3の場合はアクセス頻度が比較的少ないと想定される。特にRLU#3の場合はほとんどアクセスがないと判断することができる。この場合は省電力モードで運用できるかどうかの判断を開始する。
省電力モードに移行可能なRLUは構成しているディスクタイプにより制御が異なる。
ディスクがニアラインディスクの場合は、このディスクは即応性を要求されないバックアップに主として使われる。
対象RLUの実際のアクセス状況を確認し、装置に設定されている監視時間内にホストからのアクセスが確認されない場合すなわち負荷が0の場合は、対象RLUを構成しているディスクのモーターを全てオフにする。ニアラインディスクはFC(ファイバチャネル)ディスクに比較し、レスポンスを重視してはいないため、ホストアクセスを受け付けてからディスクのモーターオンを開始し、アクセスを受け付けることが可能なためである。すなわち、負荷が発生したタイミングで即時稼動させる。
対象RLUを構成しているディスクがFCディスクの場合は、ニアラインディスクのように構成している全ディスクのモーターオフを実施すると、モーターオフ状態にホストアクセ
スを受け付けた場合に、レスポンス時間内にディスクのモーターオンが完了せず、レスポンス遅延が発生したように見える可能性がある。FCディスクを使用するケースはレスポンスを重視するため、基本的にアクセスが受け付けられる状態であるのが普通である。
このため、FCディスクの場合は装置の搭載ディスクの状況、対象RLUのRAIDレベルから省電力モード、装置の使用環境・設定から判断し、最適なモードを選択する。たとえば最も使用されているディスク(RLU#1)のデータをホットスペアディスクにコピーし、最も使用されているディスクの動作を停止する。
次に、信頼性優先時について説明する。
アクセスのレスポンス時間を保証し、ディスク異常が発生しても冗長性が確保されているため、データロストを起こさない状態での運用方法となる。
図46はRAID構成ディスクにおいてホットスペアディスク(HS)が複数個(2個)搭載されている場合を示す。この場合は、ホットスペアディスク(HS)を有効活用する。その処理判断は以下の通りである。
装置内のホットスペアディスク(HS)の使用状況を確認し、ホットスペアディスク(HS)の未使用状態ディスクが2つ以上存在する場合、対象RLUを構成しているディスクで履歴管理データより各ディスクのビジィ率またはランクをみて、後述のフローに従ってたとえばディスクアクセス量が一番多いディスク581を検索する。
ディスクアクセス量が一番多いディスクからホットスペアディスクにデータをコピーする。
ホットスペアディスクへのコピーが完了後、コピー元のディスク582のモーターをオフする。
省電力モードのRLUは更新箇所をメモリ上においてビットマップ形式で更新箇所を監視する。
一番アクセス量が多いディスクを停止させることにより、省電力効果があがるだけでなくディスクの寿命を平均化できるという効果もある。
図47は上記省電力モード中に別RLUでディスク異常(ディスク591)が発生した場合や省電力モード(ディスク592)から通常運用モードに復帰する場合を示す。
省電力モードでモーターオフとなっているディスク(ディスク592)をモーターオンする。
モーターオンが正常に完了した後、ビットマップ形式で更新箇所のみをホットスペアディスク(HS)から書き戻しを行う。
書き戻し完了後、ホットスペアディスク(HS)を省電力モードの使用状態から解除する。
ビットマップを使用した省電力ディスクのデータ復旧方法を図48に示す。別RAIDで異常が発生し、ホットスペアディスク621が使用されると、CM内のエコモード制御部は残ホットスペアディスク(HS)が0を検出する。省電力モード中のRAIDのコピー先ホットスペアディスク622は更新部分のデータをCMのメモリ623上へ更新情報ビットマップとして記憶する。
オフされていたディスク624へホットスペアディスク622からCMのメモリ623上の更新情報ビットマップを元に更新箇所のみデータのコピーバックを実施する。これによりディスクアレイは省電力モードを解除したRAID構成となり、通常運用に復帰する。省電力モードから通常運用モードに復帰する場合も同様に、オフされていたディスク6
24へホットスペアディスク622からCMのメモリ623上の更新情報ビットマップを元に更新箇所のみデータのコピーバックを実施し、通常運用に復帰する。
図49は対象装置にホットスペアディスクが複数個搭載されていない場合を示す。
この場合は、RLUのRAIDレベルにより省電力モードへの移行の判断を実施する。
RAIDレベルがRAID6の場合は、構成するディスクのうち1つのディスクがモーターオフとなっても、モーターオンしている構成ディスクで冗長性を確保できる。このため、装置内のホットスペアディスク(HS)の使用状況を確認し、ホットスペアディスクの未使用状態ディスクが2つ以上存在しない場合であっても、対象RLUのRAIDレベルがRAID6である場合は省電力モードへの移行を実施する。
対象RLUを構成しているディスク631で履歴管理データよりディスクアクセス量が一番多いディスクを検索する。
ディスクアクセス量が一番多いディスク631のモーターをオフする。
省電力モードのRLUは更新箇所をCMのメモリ上においてビットマップ形式で更新箇所を監視する。
図50は上記省電力モード中に別RLUでディスク異常が発生した場合や省電力モードから通常運用モードに復帰する場合を示す。
省電力モードでモーターオフとなっているディスク631をモーターオンする。
モーターオンが正常に完了した後、ビットマップ形式で更新箇所のみを省電力モード時にモーターオンされていた構成ディスクから書き戻しを行う。
RAIDレベルがRAID6以外の場合は、1Diskがモーターオフとなった時点で冗長性が失われるため省電力モードには移行させない。
次に図51を参照してスケジュール優先時について説明する。
事前に設定しているスケジュールを優先し、内部履歴情報を加味したスケジュールを使用し、RLUのランクあるいはビジィ率を用いて、後述するフローに従って特定のディスクを省電力化するようにすなわちディスクの動作をオフするように設定する。スケジュールでアクセスが極めてない時間帯はニアラインディスクのように全構成ディスクのモーターオフし、アクセスが見込まれる場合には信頼性優先ケースのFCディスクのように、構成ディスクの1ディスクをモーターオフする。
RLU#0,RLU#1はアクセスが頻繁にあることが予想されるため、省電力モードには移行せず通常運用をおこなう。
RLU#2はアクセスが頻繁ではないが、アクセスがないという状態ではないため、構成ディスクの1ディスクに対してモーターオフ処理をおこなう。
RLU#3はアクセスがなくなることが見込まれるため、アクセスがなくなってから一定時間監視し、一定時間経過してもアクセスがないことを確認して構成する全ディスクに対してモーターオフ処理をおこなう。一定時間監視してもアクセスが全くない状態にならない場合は、構成ディスクの1ディスクに対してモーターオフ処理をおこない、省電力モードに移行する。
次に、消費電力制御の具体的な処理を説明する。なお、以下の本発明の第2の実施の形態に係るディスクアレイ装置は、ディスクの省電力化だけでなく、第1の実施の形態のようにコントローラモジュールおよびCPUの省電力化も行う。
図52は、本発明の第2の実施の形態に係るディスクアレイの消費電力制御の処理のフローチャートである。
ステップS5201において、ディスクアレイがエコモードで運用できるかをチェックする。エコモードとは消費電力の制御を行うモードのことである。
ステップS5202において、ディスアレイをエコモードで運用できる場合はステップS5203に進み、エコモードの設定がなされていない等によりエコモードで運用できない場合は終了する。
ステップS5203において、エコモードの運用を開始する。
ステップS5204において、性能情報収集部に対して、各CM、CPU、CA、DA、DISKの性能情報収集の開始を依頼する。なお、性能情報収集開始の処理の詳細は後述する。
ステップS5205は、ループの始端であり一定時間間隔で開始される。
ステップS5206において、性能監視・履歴管理部122が性能情報収集部に対して各CM、CPU、CA、DA、DISKの情報を取得する。なお、性能情報値の取得の処理の詳細は後述する。
ステップS5207において、性能監視・履歴管理部122は取得した情報を履歴として管理する。なお、履歴管理の処理の詳細は後述する。
ステップS5208において、スケジュール管理・変更部123は、取得したデータに基づいてスケジュール変更、管理を行う。なお、スケジュール変更処理の詳細は後述する。
ステップS5209において、ステップS5208で作成した取得データに基づくスケジュールとユーザが設定したスケジュールとに基づくスケジュールの最適化を行う。なお、スケジュール調整処理の詳細は後述する。
ステップS5210において、電力制御処理部121は電力制御処理の省電力処理・復帰処理の判断処理をおこなう。なお、電力制御処理の詳細は後述する。
ステップS5211において、エコモードの運用を終了するかチェックを行う。
ステップS5212において、エコモードの運用を終了しない場合はステップS5213に進み、終了する場合はステップS5214に進む。
ステップS5213は、ステップS5205に対応するループの終端である。
ステップS5214において、エコモードの運用を停止する。
ステップS5215において、装置の電源がオフにされていれば、ディスクアレイのパワーをオフにする。
図53は、性能情報収集開始処理(ステップS5204)の詳細なフローチャートである。
ステップS5301において、性能情報収集処理を開始する。
ステップS5302において、性能情報収集処理の対象(例えば、CM、CPU、CA、DA、DISK等)をチェックする。
ステップS5303は、ループの始端であり、モジュール数分、Disk数、およびRAIDグループ数分繰り返される。
ステップS5304において、対象の実装状態や動作状態をチェックする。
ステップS5305において、モジュールの状態が通常であればステップS5306に
進み、モジュールが動作していないなど通常状態でなければステップS5307に進む。
ステップS5306において、性能情報収集部に対してモジュールの性能情報収集を開始する指示を行う。
ステップS5307において、性能情報収集を開始していないモジュールが残っているかをチェックする。
ステップS5308において、残っているモジュールがなければステップS5309に進み、残っているモジュールがあればステップS5310に進む。
ステップS5309は、ステップS5303に対応するループの終端である。
ステップS5310において、性能情報収集開始処理を終了する。
図54は、性能情報値収集処理(ステップS5206)の詳細なフローチャートである。
ステップS5401において、性能情報値収集処理を開始する。
ステップS5402において、対象のチェックを開始する。
ステップS5403は、ループの始端であり、モジュール数分、Disk数、およびRAIDグループ数分繰り返す。
ステップS5404において、対象の実装状態や動作状態をチェックする。
ステップS5405において、対象の状態がOKのときはステップS5406に進み、対象が未実装、故障、またはパワーオフの場合などNGのときはステップS5411に進む。
ステップS5406において、モジュールの性能情報の収集が行われているかチェックをする。
ステップS5407において、性能情報の収集が行われていればステップS5408に進み、行われていなければS5409に進む。
ステップS5408において、収集した性能情報値を性能監視・履歴管理部122に送信する指示を行う。
ステップS5409において、能情報収集部に対してモジュールの性能情報収集を開始する指示を行う。
ステップS5410において、初期値を設定する。
ステップS5411において、対象が省電力モードであるかチェックをする。省電力モードとは、
ステップS5412において、省電力モードであった場合はステップS5413に進み、そうでなかった場合はステップS5415に進む。
ステップS5413において、対象が省電力モードであるという情報(P-Off情報)を設定する。
ステップS5414において、モジュールの性能情報値をメモリに格納する。
ステップS5415において、性能情報値を収集していない性能情報収集開始指示がされた対象が残っているかチェックする。
ステップS5416において、性能情報値を収集していない性能情報収集開始指示がされたモジュールが残っている場合はステップS5417に進み、残っていない場合はステップS5418に進む。
ステップS5417は、ステップS5403に対応するループの終端である。
ステップS5418において、性能情報値収集処理を終了する。
図55は、履歴管理(ステップS5207)の処理の詳細なフローチャートである。
ステップS5501において、性能情報の履歴管理処理を開始する。
ステップS5502において、取得した性能情報に基づき、短時間分(例えば、0〜30分)の履歴の更新を行う。
ステップS5503は、ループの始端であり、モジュール数分、Disk数、およびRAIDグループ数分繰り返す。
ステップS5504において、更新した履歴データをモジュール別、Disk別、RAIDグループ別にメモリに格納する。
ステップS5505において、更新した履歴データに基づいて、現在のOperational Rankを更新および格納する。なお、現在のOperational Rankの算出は、後述するスケジュール算出処理を用いて算出する。
ステップS5506は、ステップS5503に対応するループの終端である。
ステップS5507において、メインの履歴の更新を行う。メインの履歴は、例えば30分刻みで24時間分の履歴情報が格納されている。
ステップS5508において、更新時間であるかをチェックする。更新時間であればステップS5509に進み、そうでなければステップS5512に進む。
ステップS5509は、ループの始端であり、モジュール数分、Disk数、およびRAIDグループ数分繰り返す。
ステップS5510において、短時間履歴更新処理で更新されているOperational Rankを当日時間の履歴情報に格納する。
ステップS5511は、ステップS5509に対応するループの終端である。
ステップS5512において、性能情報の履歴管理処理を終了する。
図56は、スケジュール算出処理(ステップS5505、S5708、S5812)のフローチャートである。本処理は、複数のOperational Rankから現在のOperational RankやOperational Rankの平均などを算出するために用いられる。
ステップS5601において、スケジュール算出処理を開始する。
ステップS5602は、ループの始端であり、モジュール数分繰り返す。
ステップS5603において、平均Operational Rank算出処理を開始する。
ステップS5604は、ループの始端であり、取得データ数分繰り返す。
ステップS5605において、取得したデータのOperational RankがAの場合はステップS5606に進み、Bの場合はステップS5608に進み、Cの場合はステップS5610に進み、Dの場合はステップS5612に進む。
ステップS5606において、RANKを数値化する。RANK Aのときは、加点を1とする。
ステップS5607において、RANKごとの数を管理する評価値のRANK Aの数に1を加点する。
ステップS5608において、RANKを数値化する。RANK Bのときは、加点を2とする。
ステップS5609において、RANKごとの数を管理する評価値のRANK Bの数に1を加点する。
ステップS5610において、RANKを数値化する。RANK Cのときは、加点を3とする。
ステップS5611において、RANKごとの数を管理する評価値のRANK Cの数に1を加点する。
ステップS5612において、RANKを数値化する。RANK Dのときは、加点を4とする。
ステップS5613において、RANKごとの数を管理する評価値のRANK Dの数に1を加点する。
ステップS5614において、数値化した値をRANK数値に加点する。
ステップS5615は、ステップS5602に対応するループの終端である。
ステップS5616において、加点されたRANK数値の合計を取得データ数で割り、平均値を算出する。
ステップS5617において、平均値が1の場合はステップS5618に進み、1〜1.99の場合はステップS5619に進み、2〜2.99の場合はステップS5622に進み、3〜3.99の場合はステップS5625に進み、
ステップS5618において、ランクをAとする。
ステップS5619において、ランクがAかBかの判定を行う。判定はRank Aの数とRank B、C、Dの数の重み付け数とを比較することで行う。Rank A、Bの数に対する重みを1、Rank Cの数に対する重みを1.25、Rank Dの数に対する重みを1.5とする。そして、Rank Aの数とRank Bの数+Rank Cの数×1.25+Rank Dの数×1.5とを比較する。Rank Aの数の方が大きい場合はRank Aの方が大きいとし、Rank Bの数+Rank Cの数×1.25+Rank Dの数×1.5の方が大きい場合はRank Bの方が大きいとする。
ステップS5620において、ランクAの方が大きい場合はステップS5618に進み、そうでない場合はステップS5621に進む。
ステップS5621において、ランクをBとする。
ステップS5622において、ランクがBかCかの判定を行う。判定はRank A、Bの数とRank C、Dの数の重み付け数とを比較することで行う。Rank B、Cの数に対する重みを1、Rank A、Dの数に対する重みを1.25とする。そして、Rank Aの数×1.25+Rank Bの数とRank Cの数+Rank Dの数×1.25とを比較する。Rank Aの数×1.25+Rank Bの数の方が大きい場合はRank Bの方が大きいとし、Rank Cの数+Rank Dの数×1.25の方が大きい場合はRank Cの方が大きいとする。
ステップS5623において、ランクBの方が大きい場合はステップS5621に進み、そうでない場合はステップS5624に進む。
ステップS5624において、ランクをCとする。
ステップS5625において、ランクがCかDかの判定を行う。判定はRank A、B、Cの数とRank Dの数の重み付け数とを比較することで行う。Rank C、Dの数に対する重みを1、Rank Bの数に対する重みを1.25、Rank Dの数に対する重みを1.5とする。そして、Rank Aの数×1.5+Rank Bの数×1.25+Rank Cの数とRank Dの数とを比較する。Rank Aの数×1.5+Rank Bの数×1.25+Rank Cの数の方が大きい場合はRank Cの方が大きいとし、Rank Dの数の方が大きい場合はRank Dの方が大きいとする。
ステップS5626において、ランクCの方が大きい場合はステップS5624に進み、そうでない場合はステップS5627に進む。
ステップS5627において、ランクをDとする。
ステップS5628において、算出したランクを設定する。
ステップS5629において、スケジュール算出処理を終了する。
図57は、スケジュール変更処理(ステップS5208)の詳細なフローチャートである。
ステップS5701において、スケジュールの変更処理が開始される。
ステップS5702において、既存の履歴情報から作成される現在のスケジュールをチェックする。
ステップS5703において、更新時間または再構築の場合はステップS5704に進み、そうでない場合はステップS5718に進む。
ステップS5704において、現在のスケジュールの再構築処理が必要かどうかチェックする。
ステップS5705において、再構築が必要であった場合はステップS5706に進み、そうでない場合はステップS5712に進む。
ステップS5706は、ループの始端であり、モジュール数分、Disk数、およびRAIDグループ数分繰り返す。
ステップS5707は、ループの始端であり、時間単位(例えば、30分)の数を繰り返す。
ステップS5708において、Presentスケジュールを算出する。
ステップS5709において、算出したOperational Rankを格納する。
ステップS5710は、ステップS5707に対応するループの終端である。
ステップS5711は、ステップS5706に対応するループの終端である。
ステップS5712において、新スケジュールの更新時間のチェックを行う。
ステップS5713において、更新時間であった場合はステップS5714に進み、そうでない場合はステップS5718に進む。
ステップS5714は、ループの始端であり、モジュール数分、Disk数、およびRAIDグループ数分繰り返す。
ステップS5715において、全履歴情報を元に更新用のRenewalスケジュールとしてのOperational Rankを算出する。なお、RenewalスケジュールとしてのOperational Rankは、上述のスケジュール算出処理を用いて算出する。
ステップS5716において、算出したOperational Rankを更新時間領域に格納する。
ステップS5717は、ステップS5714に対応するループの終端である。
ステップS5718において、RenewalスケジュールをPresentスケジュールに更新するかをチェックする。
ステップS5719において、更新時間であった場合はステップS5720に進み、そうでない場合はステップS5724に進む。
ステップS5720は、ループの始端であり、モジュール数分、Disk数、およびRAIDグループ数分繰り返す。
ステップS5721において、RenewalスケジュールをPresentスケジュールに更新する。
ステップS5722において、Renewalスケジュールを初期化する。
ステップS5723は、ステップS5720に対応するループの終端である。
ステップS5724において、スケジュール変更処理を終了する。
図58は、スケジュール調整処理(ステップS5209)の詳細なフローチャートである。
ステップS5801において、スケジュールの調整処理を開始する。
ステップS5802において、処理日スケジュールの有無をチェックする。
ステップS5803において、処理日スケジュールが存在した場合はステップS5804に進み、存在しなかった場合はステップS5806に進む。
ステップS5804において、処理日スケジュールの更新時間かをチェックする。
ステップS5805において、更新時間であった場合はステップS5806に進み、そうでなかった場合はステップS5828に進む。
ステップS5806において、ユーザスケジュールが存在するかをチェックする。
ステップS5807において、ユーザスケジュールが存在する場合はステップS5808に進み、存在しない場合はステップS5823に進む。
ステップS5808において、消費電力制御の運用において、ユーザ設定を優先するか、ユーザ設定と履歴情報の組合せを優先するかを判断する。
ステップS5809において、最適化が必要と判断した場合はステップS5810に進み、そうでない場合はステップS5817に進む。
ステップS5810は、ループの始端であり、モジュール数分、Disk数、およびRAIDグループ数分繰り返す。
ステップS5811は、ループの始端であり、時間単位の数を繰り返す。
ステップS5812において、Presentスケジュールとユーザ設定スケジュールとを照合し、最適化したOperational Rankを算出する。なお、最適化したOperational Rankは上述のスケジュール算出処理を用いて算出する。
ステップS5813において、最適化したOperational Rankを格納する。
ステップS5814は、ステップS5811に対応するループの終端である。
ステップS5815は、ステップS5810に対応するループの終端である。
ステップS5816において、最適化したスケジュールを処理日スケジュールに設定する。
ステップS5817は、ループの始端であり、モジュール数分、Disk数、およびRAIDグループ数分繰り返す。
ステップS5818は、ループの始端であり、時間単位の数を繰り返す。
ステップS5819において、ユーザ設定のOperational Rankを格納する。
ステップS5820は、ステップS5817に対応するループの終端である。
ステップS5821は、ステップS5818に対応するループの終端である。
ステップS5822において、ユーザの設定したスケジュールを処理日スケジュールに設定する。
ステップS5823は、ループの始端であり、モジュール数分、Disk数、およびRAIDグループ数分繰り返す。
ステップS5824は、ループの始端であり、時間単位の数を繰り返す。
ステップS5825において、Presentスケジュールを処理日スケジュールに設定する。
ステップS5826は、ステップS5826に対応するループの終端である。
ステップS5827は、ステップS5827ループの終端である。
ステップS5828において、スケジュール調整処理を終了する。

図59は、電力制御処理(ステップS5210)の詳細なフローチャートである。
ステップS5901において、電力制御処理を開始する。
ステップS5902において、履歴情報をチェックし、近況の処理状況を判断する。尚、履歴情報チェックの処理の詳細は後述する。
ステップS5903において、処理日のスケジュールと近況の処理状況から電力制御モードを判定する。なお、電力制御モードを判定する処理制御判定の詳細は後述する。
ステップS5904において、装置内の省電力対象の部品異常が無いかをチェックする。
ステップS5905において、異常があった場合はステップS5906に進み、無かった場合はステップS5909に進む。
ステップS5906において、現在の運用状態をチェックする。
ステップS5907において、現在の装置全般のOperational Rankを参照し、省電力運用されているかを判断する。省電力運用されていればステップS5911に進み、されていなければステップS5912に進む。
ステップS5908において、装置状態に問題がないため、スケジュールと現処理状況から省電力・通常運用復帰・微調整処理を判断する。なお、電力制御判定処理の詳細は後述する。
ステップS5909において、省電力運用の場合はステップS5910に進み、そうでない場合はステップS5911に進む。
ステップS5910において、省電力化処理を行う。なお、省電力化処理の詳細は後述する。
ステップS5911において、復帰化処理を行う。なお、復帰化処理の詳細は後述する。
ステップS5912において、電力制御処理を終了する。
図60は、履歴情報チェック処理(ステップS5902)の詳細なフローチャートである。
ステップS6001において、履歴情報から近況の処理状況を判断する履歴情報チェック処理を開始する。
ステップS6002において、履歴管理部の処理状況を取得することにより短時間履歴情報を取得する。
ステップS6003は、ループの始端であり、モジュール数分、Disk数、およびRAIDグループ数分繰り返す。
ステップS6004において、対象モジュール、Disk、およびRAIDグループの履歴情報の平均値を算出する。
ステップS6005は、ループの始端であり、時間単位(例えば、30秒)の数を繰り返す。
ステップS6006において、履歴情報における実測値の取得時間をチェックする。
ステップS6007において、取得時間が前半であればステップS6008に進み、後半であればステップS6015に進む。取得時間を現在から30分前とすると、前半が現在から15分前、後半が15分から30分前となる。
ステップS6008において、平均値と実測値の差分をチェックする。
ステップS6009において、実測値が平均より上であればステップS6010に進み、下であればステップS6012に進む。
ステップS6010において、前半が高負荷であることを示す評価値(前半高負荷加点)に加点する。
ステップS6011において、差分を評価値の一つである前半高負荷差分加点に加点する。
ステップS6012において、前半が低負荷であることを示す評価値(前半低負荷加点)に加点する。
ステップS6013において、差分を評価値の一つである前半低負荷差分加点に加点する。
ステップS6014において、平均値と実測値の差分をチェックする。
ステップS6015において、実測値が平均より上であればステップS6018に進み、下であればステップS6016に進む。
ステップS6016において、後半が低負荷であることを示す評価値(後半低負荷加点)に加点する。
ステップS6017において、差分を評価値の一つである後半低負荷差分加点に加点する。
ステップS6018において、後半が高負荷であることを示す評価値(後半高負荷加点)に加点する。
ステップS6019において、差分を評価値の一つである後半高負荷差分加点に加点する。
ステップS6020は、ステップS6005に対応するループの終端である。
ステップS6021において、前半高負荷加点と前半低負荷加点とを比較する。
ステップS6022において、前半高負荷加点が前半低負荷加点より大きいときはステップS6023に進み、前半高負荷加点が前半低負荷加点より小さいときはステップS6027に進む。また、前半高負荷加点と前半低負荷加点とがほぼ等しいときまたは高・低差分がデータ数の25%以上ないときはステップS6026に進む。
ステップS6023において平均差分値を算出し、前半高負荷差分加点と比較する。
ステップS6024において、平均算出差分値との差分が5%以上あればステップS6025に進み、5%未満であればステップS6026に進む。
ステップS6025において、前半は高負荷であると設定する。
ステップS6026において、前半の負荷に変化は無いと設定する。
ステップS6027において、平均差分値を算出し、前半低負荷差分加点と比較する。
ステップS6028において、平均算出差分値との差分が5%以上あればステップS6025に進み、5%未満であればステップS6026に進む。
ステップS6029において、前半は低負荷であると設定する。
ステップS6030において、後半高負荷加点と後半低負荷加点とを比較する。
ステップS6031において、後半高負荷加点が後半低負荷加点より大きいときはステップS6032に進み、後半高負荷加点が後半低負荷加点より小さいときはステップS6036に進む。また、後半高負荷加点と後半低負荷加点とがほぼ等しいときまたは高・低差分がデータ数の25%以上ないときはステップS6035に進む。
ステップS6032において平均差分値を算出し、後半高負荷差分加点と比較する。
ステップS6033において、平均算出差分値との差分が5%以上あればステップS6034に進み、5%未満であればステップS6035に進む。
ステップS6034において、後半は高負荷であると設定する。
ステップS6035において、後半の負荷に変化は無いと設定する。
ステップS6036において、平均差分値を算出し、後半低負荷差分加点と比較する。
ステップS6037において、平均算出差分値との差分が5%以上あればステップS6038に進み、5%未満であればステップS6035に進む。
ステップS6038において、後半は低負荷であると設定する。
ステップS6039において、前半の負荷と後半の負荷をチェックする。
ステップS6040において、前半の負荷が高負荷の場合はステップS6040に進み、前半の負荷が変化なしの場合はステップS6045に進み、前半の負荷が低負荷の場合はステップS6047に進む。
ステップS6041において、後半の負荷が低負荷の場合はステップS6042に進み、後半の負荷が変化なしの場合はステップS6043に進み、後半の負荷が高負荷の場合はステップS6044に進む。
ステップS6042において、負荷傾向を高負荷化大とする。
ステップS6043において、負荷傾向を高負荷化小とする。
ステップS6044において、負荷傾向を負荷変化なしとする。
ステップS6045において、後半の負荷が低負荷の場合はステップS6043に進み、後半の負荷が変化なしの場合はステップS6044に進み、後半の負荷が高負荷の場合はステップS6046に進む。
ステップS6046において、負荷傾向を低負荷化小とする。
ステップS6047において、後半の負荷が低負荷の場合はステップS6044に進み
、後半の負荷が変化なしの場合はステップS6046に進み、後半の負荷が高負荷の場合はステップS6048に進む。
ステップS6048において、負荷傾向を低負荷化大とする。
ステップS6049において、負荷結果判定、差分結果、および負荷平均値を保存する。
ステップS6050は、ステップS6003対応するループの終端である。
ステップS6051において、履歴情報チェック処理を終了する。
図61は、処理制御判定処理(ステップS5903)の詳細なフローチャートである。
ステップS6101において、処理制御処理判定を開始する。
ステップS6102において、スケジュール制御部209の処理日スケジュールを取得する。
ステップS6103は、ループの始端であり、モジュール数分、Disk数、およびRAIDグループ数分繰り返す。
ステップS6104において、処理日スケジュールの現在の時刻のOperational Rankをチェックする。
ステップS6105において、処理日スケジュールの現在の時刻のOperational RankのランクがAならばステップS6106に進み、ランクがBならばステップS6107に進み、ランクがCならばステップS6108に進み、ランクがDならばステップS6109に進む。
ステップS6106において、電力制御のベースを省電力抑止モードとする。
ステップS6107において、電力制御のベースを省電力可能モードとする。
ステップS6108において、電力制御のベースを省電力優先モードとする。
ステップS6109において、電力制御のベースを省電力モードとする。
ステップS6110において、履歴情報チェック処理で算出した結果から実際の電力制御処理を決定する処理を開始する。
ステップS6111において、履歴情報チェック処理で算出した負荷傾向が高負荷傾向大の場合はステップS6112に進み、高負荷傾向小の場合はステップS6113に進み、高変更なしの場合ステップS6114に進み、低負荷傾向小の場合はステップS6115に進み、低負荷傾向大の場合はステップS6116に進む。
ステップS6112において、重みを1.2とする。
ステップS6113において、重みを1.1とする。
ステップS6114において、重みを1.0とする。
ステップS6115において、重みを0.9とする。
ステップS6116において、重みを0.8とする。
ステップS6117において、履歴情報の差分結果を重みに反映し、新たな重みを算出する。新たな重み=重み+(差分結果/100)とする。差分結果は、高負荷の場合は+,低負荷の場合は−である。
ステップS6118において、履歴情報の負荷状況に重みを反映する。具体的には、負荷にステップS6117で求めた新たな重みを乗算した値を求める。
ステップS6119において、ステップS6118で求めた値が75%〜100%の場合はステップS6120に進み、50%〜75%の場合はステップS6121に進み、25%〜50%の場合はステップS6122に進み、0%〜25%の場合はステップS6123に進む。
ステップS6120において、ランクをAとする。
ステップS6121において、ランクをBとする。
ステップS6122において、ランクをCとする。
ステップS6123において、ランクをDとする。
ステップS6124において、結果値とランクを記憶する。
ステップS6125において、電力制御のベースと反映結果を照合する。具体的には、RANKを数値化し平均をとる。そのときRANK Aを1、RANK Bを2、RANK Cを3、RANK Dを4とする。
ステップS6126において、RANK判定の省電力モード・省電力優先モードが優先対象となる。
ステップS6127において、省電力優先の場合ステップS6128に進み、そうでなければステップS6129に進む。
ステップS6128において、RANK数値の平均余りを+1とする。例えば、1.5は2となる。
ステップS6129において、RANK数値の平均余り0とする。例えば、1.5は1となる。
ステップS6130において、個別制御用Operational Rankを設定する。
ステップS6131は、ステップS6103に対応するループの終端である。
ステップS6132において、全モジュール、Disk、およびRAIDグループのRANKを元に装置全般のOperational RANKを算出し、設定する。
ステップS6133において、処理制御判定処理を終了する。
図62は、電力制御判定処理(ステップS5908)の詳細なフローチャートである。
ステップS6201において、電力制御判定処理を開始する。
ステップS6202において、現在の運用状態(Operational RANK)と変更予定の運用状態(Operational RANK)をチェックする。
ステップS6203において、現在の装置全般のOperational RankがAの場合ステップS6204に進み、Bの場合ステップS6205に進み、Cの場合はステップS6206に進み、Dの場合はステップS6207に進む。
ステップS6204において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational Rankをチェックする。
ステップS6205において、処理制御判定で算出した装置全般のOperational Rankをチェックする。
ステップS6206において、処理制御判定で算出した装置全般のOperational Rankをチェックする。
ステップS6207において、処理制御判定で算出した装置全般のOperational Rankをチェックする。
ステップS6208において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational RANKがAの場合ステップS6212に進み、B、C、またはDの場合はステップS6213に進む。
ステップS6209において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational RANKがAの場合ステップS6214に進み、B、C、またはDの場合はステップS6215に進む。
ステップS6210において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational RANKがAまたはBの場合ステップS6216に進み、CまたはDの場合はステップS6217に進む。
ステップS6211において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational RANKがA、B、またはCの場合ステップS6218に進み、Dの場合はステップS6219に進む。
ステップS6212において、電力制御判定の結果を復帰化処理とする。
ステップS6213において、電力制御判定の結果を省電力化処理とする。
ステップS6214において、電力制御判定の結果を復帰化処理とする。
ステップS6215において、電力制御判定の結果を省電力化処理とする。
ステップS6216において、電力制御判定の結果を復帰化処理とする。
ステップS6217において、電力制御判定の結果を省電力化処理とする。
ステップS6218において、電力制御判定の結果を復帰化処理とする。
ステップS6219において、電力制御判定の結果を省電力化処理とする。
ステップS6220において、電力制御判定の結果を格納する。
ステップS6221において、電力制御判定処理を終了する。
図63は、省電力化処理(ステップS5910)の詳細なフローチャートである。
ステップS6301において、省電力化処理を開始する。
ステップS6302において、装置構成の冗長度をチェックし、省電力の実行可能な範囲をチェックする。なお、冗長度チェック処理の詳細は後述する。
ステップS6303において、省電力の対象をチェックする。
ステップS6304において、省電力の対象がCMの場合はステップS6305に進み、Diskの場合はステップS6306に進む。
ステップS6305において、装置内のCMの省電力状態をチェックする。なお、省電力状態チェック(CM)の詳細は後述する。
ステップS6306において、装置内のDiskの省電力状態をチェックする。なお、省電力状態チェック(Disk)の詳細は後述する。
ステップS6307において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational RANKをチェックする。
ステップS6308において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational RANKがAの場合はステップS6309に進み、B、C、またはDの場合はステップS6310に進む。
ステップS6309において、復帰化処理を行う。なお、復帰化処理の詳細は後述する。
ステップS6310において、冗長度、省電力状態、およびOperational RANKに基づき省電力処理を行う。なお、省電力処理の詳細は後述する。
ステップS6311において、省電力化処理を終了する。
図64は、復帰化処理(ステップS5911、S6309)の詳細なフローチャートである。
ステップS6401において、復帰化処理を開始する。
ステップS6402において、省電力の対象をチェックする。
ステップS6403において、省電力の対象がCMの場合はステップS6404に進み、Diskの場合はステップS6405に進む。
ステップS6404において、装置内のCMの省電力状態をチェックする。なお、省電力状態チェック(CM)の詳細は後述する。
ステップS6405において、装置内のDiskの省電力状態をチェックする。なお、省電力状態チェック(Disk)の詳細は後述する。
ステップS6406において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational RANKをチェックする。
ステップS6407において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational RANKがA、B、またはCの場合はステップS6408に進み、Dの場合はステップS6409に進む。
ステップS6408において、省電力状態、Operational RANKに基づき復帰処理を実行する。なお、復帰処理の詳細は後述する。
ステップS6409において、省電力化処理を行う。なお、省電力化処理は上述のとおりである。
ステップS6410において、復帰化処理を終了する。
図65は、冗長度チェック処理(ステップS6302)の詳細なフローチャートである。
ステップS6501において、冗長度チェック処理を開始する。
ステップS6502において、冗長度チェックの対象をチェックする。
ステップS6503において、チェックの対象がCMの場合はステップS6504に進み、Diskの場合はステップS6512に進む。
ステップS6504において、CMの冗長度チェックを開始する。
ステップS6505において、CMの数が2より多い場合はステップS6506に進み、2以下の場合はステップS6507に進む。
ステップS6506において、CMの省電力化、すなわちCMのパワーオフが実行可能であるとする。
ステップS6507において、1つのCMのCPUの数が1より多ければステップS6508に進み、1個であればステップS6509に進む。
ステップS6508において、CPUの省電力化、すなわちCPUのパワーオフが実行可能であるとする。
ステップS6509において、冗長保証をチェックする。
ステップS6510において、CMまたはCPUの省電力化が実行可能な場合は冗長保証があるとしてステップS6517に進み、そうでない場合はステップS6511に進む。
ステップS6511において、CPUのクロックダウンのみ実行可能であるとする。
ステップS6512において、Diskの冗長度チェックを開始する。
ステップS6513において、ディスクのタイプがニアラインディスクのみの場合はステップS6514に進み、FCディスクを用いていた場合はステップS6515に進む。
ステップS6514において、対象のRAIDグループのディスクが省電力可能であるとする。
ステップS6515において、ホットスペアディスクの数が2以上の場合はステップS6516に進み、2未満の場合はステップS6517に進む。
ステップS6516において、ホットスペアディスクを使用した省電力化が可能であるとする。
ステップS6517において、上記ステップで求めた省電力化対象の情報、すなわち装置の冗長度の情報を保存する。
ステップS6518において、冗長度チェック処理を終了する。
図66は、省電力状態チェック(CM)処理(ステップS6305、S6404)の詳細なフローチャートである。
ステップS6601において、CMの省電力状態チェック処理を開始する。
ステップS6602は、ループの始端であり、CM数分繰り返す。
ステップS6603において、省電力の対象となるCMが省電力状態かをチェックする。
ステップS6604において、省電力状態の場合はステップS6605に進み、そうでない場合はステップS6606に進む。
ステップS6605において、対象のCMが省電力状態(電源オフ状態)であることを記憶する。
ステップS6606において、1つのCMのCPUの数をチェックする。
ステップS6607は、ループの始端であり、CPU数分繰り返す。
ステップS6608において、省電力の対象となるCPUが省電力状態かをチェックする。
ステップS6609において、省電力状態の場合はステップS6610に進み、そうでない場合はステップS6614に進む。
ステップS6610において、対象のCPUの状態が電源オフまたはクロックダウンかをチェックする。
ステップS6611において、対象のCPUの状態が電源オフの場合はステップS6612に進み、そうでない場合はS6613に進む。
ステップS6612において、対象のCPUが省電力状態(電源オフ状態)であることを記憶する。
ステップS6613において、対象のCPUがクロックダウン状態であることを記憶する。
ステップS6614において、対象のCPUが未省電力状態であることを記憶する。
ステップS6615は、ステップS6607に対応するループの終端である。
ステップS6616は、ステップS6602に対応するループの終端である。
ステップS6617において、電源状態を保存する。
ステップS6618において、省電力状態チェック処理を終了する。
図67は、省電力状態チェック(Disk)処理(ステップS6306、S6405)の詳細なフローチャートである。
ステップS6701において、ディスクの省電力状態チェック処理を開始する。
ステップS6702は、ループの始端であり、RAIDグループ数分繰り返す。
ステップS6703において、対象のRAIDグループが省電力状態かをチェックする。
ステップS6704において、省電力状態の場合はステップS6705に進み、そうでない場合はステップS6714に進む。
ステップS6705において、ディスクのタイプをチェックする。
ステップS6706において、ディスクのタイプがニアラインディスクの場合はステップS6707に進み、そうでない場合はステップS6710に進む。
ステップS6707において、RAIDグループを構成しているディスクをチェックする。
ステップS6708において、全ディスクがオフ状態のときはステップS6709に進み、そうでない場合はステップS6710に進む。
ステップS6709において、対象のRAIDグループを構成する全ディスクが省電力状態であると記憶する。
ステップS6710において、ホットスペアディスク使用の省電力状態かをチェックする。
ステップS6711において、省電力状態の場合はステップS6712に進み、そうでなければステップS6713に進む。
ステップS6712において、ホットスペアディスク使用の省電力状態であることを記憶する。
ステップS6713において、RAIDレベル特性の省電力状態であることを記憶する。
ステップS6714において、対象のRAIDグループのディスクが未省電力状態であることを記憶する。
ステップS6715において、ステップS6702に対応するループの終端である。
ステップS6716において、省電力状態を保存する。
ステップS6717において、ディスクの省電力状態チェック(Disk)処理を終了する。
図68は、省電力処理(ステップS6310)の詳細なフローチャートである。
ステップS6801において、省電力処理を開始する。
ステップS6802において、装置構成の冗長度結果と省電力状態とを比較し、更なる省電力化が可能かどうかチェックし、対象リスト(省電力リスト)を作成する。なお、省電力リスト作成処理の詳細は後述する。
ステップS6803において、負荷分担先の更新時に更新後の負荷状況の確認のために負荷量リストを作成する。負荷量の判定はこのリストを用いて行う。
ステップS6804は、ループの始端であり、省電力リスト数分繰り返す。
ステップS6805において、省電力の対象をチェックする。
ステップS6806において、対象がCMの場合はステップS6807に進み、ディスクの場合はステップS6813に進む。
ステップS6807において、省電力の対象をCMとする。
ステップS6808において、省電力リストのパワーオフ対象をチェックする。
ステップS6809において、パワーオフ対象がCMの場合はステップS6810に進み、CPUの場合はステップS6811に進み、無い場合はステップS6812に進む。
ステップS6810において、対象CM負荷の請負先チェックを行う。なお、対象CM負荷の請負先チェックの処理の詳細は後述する。
ステップS6811において、対象CPU負荷の請負先チェックを行う。なお、対象CPU負荷の請負先チェックの処理の詳細は後述する。
ステップS6812において、対象CPUのクロックダウンチェックを行う。なお、対象CPUのクロックダウンチェックの処理の詳細は後述する。
ステップS6813において、省電力の対象をディスクとする。
ステップS6814において、省電力リストのオフモードのチェックを行う。
ステップS6815において、構成ディスクの全てがオフの場合はステップS6816に進み、HSの代替使用によるディスクオフ状態の場合はステップS6817に進み、RAID6によるオフの場合はステップS6818に進む。
ステップS6816において、対象のRAIDグループの負荷の状況の再チェックを行う。なお、対象のRAIDグループの負荷の状況の再チェックの処理については後述する。
ステップS6817において、対象のRAIDグループの代替ディスクチェックを行う。なお、対象のRAIDグループの代替ディスクチェックの処理の詳細は後述する。
ステップS6818において、対象RAIDグループのオフディスクのチェックを行なう。なお、対象RAIDグループのオフディスクのチェックの処理の詳細は後述する。
ステップS6819は、ステップS6804に対応するループの終端である。
ステップS6820において、省電力の対象をチェックする。
ステップS6821において、対象がCMの場合はステップS6822に進み、ディスクの場合はステップS6824に進む。
ステップS6822において、負荷分散処理を行う。すなわち,請負元から請負先に処理を受け渡す。
ステップS6823において、負荷分散処理完了後、電源オフまたはクロックダウンを行い、省電力を実施する。
ステップS6824において、ホットスペアディスク代替オフの場合、ホットスペアディスクにデータの退避処理を行う。
ステップS6825において、ホットスペアディスク代替オフの場合はホットスペアディスクにデータの退避処理完了後、ホットスペアディスク代替オフの場合以外の場合は即時に省電力を実施する。
ステップS6826において、省電力処理を終了する。
図69は、省電力リスト(CM)作成処理(ステップS6802)の詳細なフローチャートである。
ステップS6901において、省電力リスト(CM)作成処理を開始する。
ステップS6902において、冗長度チェック処理で求めた装置構成の冗長度結果と省電力状態チェック(CM)処理で求めた電源状態をチェックする。
ステップS6903は、ループの始端であり、CM数分繰り返す。
ステップS6904において、冗長度結果より、対象のCMが省電力可能かをチェックする。
ステップS6905において、省電力可能の場合はステップS6906に進み、そうでない場合はステップS6910に進む。
ステップS6906において、電源状態より、対象のCMが省電力状態かをチェックする。
ステップS6907において、対象のCMが省電力状態の場合はステップS6908に進み、そうでない場合はステップS6909に進む。
ステップS6908において、省電力状態であるため、省電力リストから対象のCMを除外する。
ステップS6909において、対象のCMを省電力リストに追加する。
ステップS6910において、対象のCMのCPUの数をチェックする。
ステップS6911は、ループの始端であり、CPU数分繰り返す。
ステップS6912において、冗長度結果より、対象のCPUが電源オフ可能かをチェックする。
ステップS6913において、電源オフ可能な場合はステップS6914に進み、そうでない場合はステップS6917に進む。
ステップS6914において、電源状態より、対象のCPUが電源オフ状態かをチェックする。
ステップS6915において、電源オフ状態でない場合はステップS6916に進み、電源オフ状態の場合はステップS6920に進む。
ステップS6916において、対象のCPUを省電力リストに追加する。
ステップS6917において、電源状態より、対象のCPUがクロックダウン状態かをチェックする。
ステップS6918において、クロックダウン状態でない場合はステップS6919に進み、クロックダウン状態の場合はステップS6920に進む。
ステップS6919において、対象のCPUを省電力リストに追加する。
ステップS6920において、省電力状態であるため、省電力リストから対象のCPUを除外する。
ステップS6921は、ステップS6911に対応するループの終端である。
ステップS6922は、ステップS6903に対応するループの終端である。
ステップS6923において、省電力リスト(CM)作成処理を終了する。
図70は、省電力リスト(Disk)作成処理(ステップS6802)の詳細なフローチャートである。
ステップS7001において、省電力リスト作成処理を開始する。
ステップS7002において、冗長度チェック処理で求めた装置構成の冗長度結果と省電力状態チェック(Disk)処理で求めた省電力状態をチェックする。
ステップS7003は、ループの始端であり、RAIDグループ数分繰り返す。
ステップS7004において、RAIDグループは省電力可能かをチェックする。
ステップS7005において、省電力可能な場合はステップS7006に進み、そうでない場合はステップS7020に進む。
ステップS7006において、対象のRAIDグループが省電力状態かをチェックする。
ステップS7007において、省電力状態の場合はステップS7008に進み、そうでないならばステップS7009に進む。
ステップS7008において、省電力状態なので省電力リストから除外する。
ステップS7009において、ディスクのタイプをチェックする。
ステップS7010において、ディスクのタイプがニアラインディスクの場合はステップS7011に進み、そうでない場合はステップS7014に進む。
ステップS7011において、電力制御判定で求めた電力制御判定結果をチェックする。
ステップS7012において、電力制御判定結果がRANK Dの場合はステップS7013に進み、そうでない場合はS7014に進む。
ステップS7013において、対象のRAIDグループを構成Disk All Offとして省電力リストに追加する。
ステップS7014において、使用可能なホットスペアディスクがあるかをチェックする。
ステップS7015において、使用可能なホットスペアディスクがある場合はステップS7016に進み、ない場合はステップS7017に進む。
ステップS7016において、対象のRAIDグループをHS代替offとして省電力リストに追加する。
ステップS7017において、RAIDグループのRAIDレベルをチェックする。
ステップS7018において、RAIDレベルが6の場合はステップS7019に進み、そうでない場合はステップS7020に進む。
ステップS7019において、対象のRAIDグループをRAID 6 Offとして省電力リストに追加する。
ステップS7020において、省電力状態に移行が出来ないので、対象のRAIDグループを省電力リストから除外する。
ステップS7021は、ステップS7003に対応するループの終端である。
ステップS7022において、省電力リスト(Disk)作成処理を終了する。
図71は、復帰処理(ステップS6408)の詳細なフローチャートである。
ステップS7101において、復帰処理を開始する。
ステップS7102において、省電力状態チェック(CM)処理で求めた電源状態および省電力状態チェック(Disk)処理で求めた省電力状態をチェックし、省電力状態を確認し、復帰対象リストを作成する。
ステップS7103において、負荷分担先の更新時に更新後の負荷状況の確認のために現在の負荷量リストを作成する。負荷量の判定はこのリストを用いて行う。
ステップS7104において、復帰処理の対象をチェックする。
ステップS7105において、対象がCMの場合はステップS7106に進み、Diskの場合はステップS7117に進む。
ステップS7106において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational Rankをチェックする。
ステップS7107において、ランクがAの場合はステップS7108に進み、Bの場合はステップS7110に進み、Cの場合はステップS7112に進む。
ステップS7108において、省電力抑止モードに設定する。
ステップS7109において、省電力状態を全て解除し、通常運用に復帰する。
ステップS7110において、省電力可能モードに設定する。
ステップS7111において、復帰対象リストを電源オフのCM、CPUを優先してソートする。
ステップS7112において、省電力優先モードに設定する。
ステップS7113において、復帰対象リストをCPUクロックダウンを優先してソートする。
ステップS7114において、復帰リスト(CM)の作成を行う。なお、復帰リスト(CM)作成処理の詳細は後述する。
ステップS7115において、作成された復帰リストを元に対象モジュールを電源オンまたはクロックアップを行い通常運用に復帰させる。
ステップS7116において、省電力処理時に請負元から請負先に受け渡ししていた処理を請負先から請負元に復帰させる。
ステップS7117において、処理制御判定処理で算出した装置全般のOperational Rankをチェックする。
ステップS7118において、ランクがAの場合はステップS7119に進み、Bの場合はステップS7121に進み、Cの場合はステップS7123に進む。
ステップS7119において、省電力抑止モードに設定する。
ステップS7120において、省電力状態を全て解除し、通常運用に復帰する。
ステップS7121において、省電力可能モードに設定する。
ステップS7122において、負荷量リストおよびスケジュールにより、省電力状態の解除を判断する。
ステップS7123において、省電力優先モードに設定する。
ステップS7124において、アクセスできないケースのみ復帰する。
ステップS7125において、復帰リスト(Disk)の作成を行う。なお、復帰リスト(Disk)作成処理の詳細は後述する。
ステップS7126において、作成した復帰リストに基づき、対象のディスクを通常運用に復帰させる。
ステップS7127において、復帰処理を終了する。
図72は、復帰リスト(CM)作成処理(ステップS7114)の詳細なフローチャートである。
ステップS7201において、復帰リスト(CM)作成処理を開始する。
ステップS7202は、ループの始端であり、復帰対象リスト分繰り返す。
ステップS7203において、復帰対象リストの省電力状態をチェックする。
ステップS7204において、状態がCMの電源オフの場合はステップS7205に進み、CPUの電源オフの場合はステップS7207に進み、CPUのクロックダウンの場合はステップS7209に進む。
ステップS7205において、対象のCM復帰後の負荷量を算出する。請負先CMの負荷量は現負荷量から対象CMから引き取った負荷量を減算して算出する。対象のCMの負荷量は請負先CMから引き取った負荷量である。
ステップS7206において、対象のCMが復帰した場合に現在稼動している全モジュールのモジュールごとの負荷量をチェックする。
ステップS7207において、対象のCPU復帰後の負荷量を算出する。請負先CPUの負荷量は現負荷量から対象CPUから引き取った負荷量を減算して算出する。対象のCPUの負荷量は請負先CPUから引き取った負荷量である。
ステップS7208において、対象のCPUが復帰した場合に現在稼動している全モジュールのモジュールごとの負荷量をチェックする。
ステップS7209において、対象のCPUがクロックアップした場合の負荷量を算出する。
ステップS7210において、対象のCPUがクロックアップした場合に現在稼動している全モジュールのモジュールごとの負荷量をチェックする。
ステップS7211において、全モジュールのモジュールごとの負荷量がA以下の場合はステップS7215に進み、そうでない場合はステップS7212に進む。
ステップS7212において、復帰処理リストに対象を追加する。
ステップS7213において、復帰後の負荷量リストを更新する。
ステップS7214は、ステップS7202に対応するループの終端である。
ステップS7215において、復帰処理リストに対象を追加する。
ステップS7216において、省電力リスト(CM)作成処理を終了する。
図73は、復帰リスト(Disk)作成処理(ステップS7125)の詳細なフローチャートである。
ステップS7301において、復帰リスト(CM)作成処理を開始する。
ステップS7302は、ループの始端であり、復帰対象リスト分繰り返す。
ステップS7303において、復帰対象リストの省電力状態をチェックする。
ステップS7304において、省電力状態が構成Disk All Offの場合はステップS7305に進み、HS代替 OffまたはRAID 6 Offの場合はステップS7306に進む。
ステップS7305において、構成ディスクが全て電源オフ状態なので、復帰対象リストに指定された時点で無条件に復帰が決定される。よって、対象のRAIDグループの全構成ディスクをオンに設定する。
ステップS7306において、処理制御判定チェック処理で求めた装置全般のOperational Rankをチェックする。
ステップS7307において、ランクがBの場合ステップS7308に進み、そうでない場合ステップS7310に進む。
ステップS7308において、対象のRAIDグループの一定時間の負荷量をチェックする。
ステップS7309において、一定時間内の負荷量が一定基準を超えていた場合はステップS7310に進み、そうでない場合はステップS7311に進む。
ステップS7310において、対象を復帰リストに追加する。
ステップS7311は、ステップS7302に対応するループの終端である。
ステップS7312において、復帰リスト(Disk)作成処理を終了する。
図74は、対象CM負荷の請負先チェック(ステップS6810)の処理の詳細なフローチャートである。
ステップS7401において、対象CM負荷の請負先チェックを開始する。
ステップS7402は、ループの始端であり、対象のCMを除くCM数分繰り返す。
ステップS7403において、請負先の負荷量と請負元の負荷量を合算し、負荷の請負が可能かチェックする。
ステップS7404において、合算値の負荷量がRANK Aならば請負不可能と判断しステップS7414に進み、RANK A以外ならば請負可能と判断しステップS7405に進む。
ステップS7405は、ステップS7402に対応するループの終端である。
ステップS7406において、対象のCMの負荷量を均一に分割する。
ステップS7407は、ループの始端であり、対象のCMを除くCM数分繰り返す。
ステップS7408において、負荷の請負が可能かチェックする。
ステップS7409において、請負先の負荷量の半分と請負元の負荷量を合算し、合算値の負荷量がRANK Aならば請負不可能と判断しステップS7410に進み、RANK A以外ならば請負可能と判断しステップS7412に進む。
ステップS7410は、ステップS7408に対応するループの終端である。
ステップS7411において、対象のCMの省電力化は不可とする。
ステップS7412において、仮想請負先として記憶し、請負数を加点する。
ステップS7413において、請負数が達成したかを判断し、達成していればステップ
S7414に進み、そうでなければステップS7410に進む。
ステップS7414において、請負先CMと請負元CMをそれぞれ記憶する。省電力リストから該CM情報を削除する。負荷状況を更新する。該CMを負荷状況参照から削除する。
ステップS7415において、対象CM負荷の請負先チェックを終了する。
図75は、対象CPU負荷請負先チェック(ステップS6811)の処理の詳細なフローチャートである。
ステップS7501において、対象CPU負荷請負先チェックを開始する。
ステップS7502は、ループの始端であり、対象のCPUを除くCPU数分繰り返す。
ステップS7503において、請負先の負荷量と請負元の負荷量を合算し、負荷の請負が可能かチェックする。
ステップS7504において、合算値の負荷量がRANK Aならば請負不可能と判断しステップS7514に進み、RANK A以外ならば請負可能と判断しステップS7505に進む。
ステップS7505は、ステップS7502に対応するループの終端である。
ステップS7506において、対象のCPUの負荷量を均一に分割する。
ステップS7507は、ループの始端であり、対象のCMを除くCM数分繰り返す。
ステップS7508において、分割した負荷の請負が可能かチェックする。
ステップS7509において、請負先の負荷量の半分と請負元の負荷量を合算し、合算値の負荷量がRANK Aならば請負不可能と判断しステップS7510に進み、RANK A以外ならば請負可能と判断しステップS7512に進む。
ステップS7510は、ステップS7508に対応するループの終端である。
ステップS7511において、対象のCPUの省電力化、すなわち電源オフは不可とする。
ステップS7512において、仮想請負先として記憶し、請負数を加点する。
ステップS7513において、請負数が達成したかを判断し、達成していればステップS7514に進み、そうでなければステップS7510に進む。
ステップS7514において、請負先CPUと請負元CPUをそれぞれ記憶する。省電力リストから該CPU情報を削除する。負荷状況を更新する。該CPUを負荷状況参照から削除する。
ステップS7515において、対象CPU負荷の請負先チェックを終了する。
図76は、対象CPUクロックダウンチェック(ステップS6812)の処理の詳細なフローチャートである。
ステップS7601において、対象CPUクロックダウンチェックを開始する。
ステップS7602は、ループの始端であり、対象のCPU数分繰り返す。
ステップS7603において、クロックダウンが可能かチェックする。すなわち、対象のCPUの負荷量をチェックする。
ステップS7604において、対象のCPUの負荷量がRANK B以下であればステップS7605に進み、そうでなければステップS7606に進む。
ステップS7605において、対象CPUをクロックダウン対象として記憶する。省電力リストから該CPU情報を削除する。負荷情報を更新する。該CPUを負荷状況参照から削除する。
ステップS7606は、ステップS7602に対応するループの終端である。
ステップS7607において、対象CPUクロックダウンチェックを終了する。
図77は、対象のRAIDグループの負荷状況再チェック(ステップS6816)の処理の詳細なフローチャートである。
ステップS7701において、対象のRAIDグループの負荷状況再チェック処理を開始する。なお、省電力リストは引き継いでいる。

ステップS7702は、ループの始端であり、短時間履歴情報分繰り返す。
ステップS7703において、短時間履歴情報に基づきディスクアクセスの有無をチェックする。
ステップS7704において、アクセスがなかった場合はステップS7705に進み、有った場合はステップS7706に進む。
ステップS7705は、ステップS7702に対応するループの終端である。
ステップS7706において、アクセスされた時間をチェックする。
ステップS7707において、アクセスの無い時間をチェックする。
ステップS7708において、ユーザ、運用設定時間内のアクセスがあった場合はステップS7709に進み、無かった場合はステップS7710に進む。
ステップS7709において、省電力リストから対象のRAIDグループの構成ディスクを削除する。
ステップS7710において、対象のRAIDグループの構成ディスクを全ディスクオフとして処理リストに設定する。
ステップS7711において、対象のRAIDグループの負荷状況再チェック処理を終了する。そして、更新した省電力リストを引き渡す。
図78は、対象のRAIDグループの代替ディスクチェック(ステップS6817)の処理の詳細なフローチャートである。
ステップS7801において、対象のRAIDグループの代替ディスクチェックを開始する。なお、省電力リストは引き継いでいる。
ステップS7802において、使用可能なホットスペアディスクの数をチェックする。
ステップS7803において、残りのホットスペアディスクの数が2以上の場合はステップS7804に進み、2未満の場合はステップS7815に進む。
ステップS7804は、ループの始端であり、対象のRAIDグループの構成ディスク分繰り返す。
ステップS7805において、ディスクの稼動状態をチェックする。
ステップS7806において、稼動量を比較し、負荷が高い場合はステップS7807に進み、低い場合はステップS7808に進む。
ステップS7807において、負荷が高いディスクを電源オフの対象となるディスクを示すOff対象Diskにリストアップする。
ステップS7808は、ステップS7804に対応するループの終端である。
ステップS7809は、ループの始端であり、使用可能なホットスペアディスク数分繰り返す。
ステップS7810において、電源オフの対象のディスクの代替ディスクとなる使用可能なディスクの有無をチェックする。使用可能かどうかは、ディスクサイズ、タイプ等を比較し判断する。
ステップS7811において、使用可能なディスクがある場合ステップS7812に進み、無い場合ステップS7813に進む。
ステップS7812において、処理リストに対象のRAIDグループ内のオフにするディスク(オフディスク)、対象RAIDグループのオフディスクの代替ディスクとなるホットスペアディスクを記憶する。代替ディスクを使用可能ホットスペアディスクから削除する。
ステップS7813は、S7809に対応するループの終端である。
ステップS7814において、省電力リストから対象のRAIDグループを削除し、対象のRAIDグループのディスクを省電力不可とする。
ステップS7815において、冗長性のある構成を維持するため、ホットスペアディスクの確保を優先し、省電力リストから対象のRAIDグループを削除する。
ステップS7816において、対象のRAIDグループのディスクを省電力不可とする。
ステップS7817において、対象のRAIDグループの代替ディスクチェックを終了する。そして、更新した省電力リストを引き渡す。
図79は、対象RAIDグループのディスクオフチェック(ステップS6818)の処理の詳細なフローチャートである。
ステップS7901において、対象RAIDグループのディスクオフチェックを開始する。なお、省電力リストは引き継いでいる。
ステップS7902において、電源オフにするディスクの選定を開始する。
ステップS7903は、ループの始端であり、対象RAIDグループのディスク数分繰り返す。
ステップS7904において、ディスクの稼動状態をチェックする。
ステップS7905において、稼動量を比較し、負荷が高い場合はステップS7906に進み、低い場合はステップS7907に進む。
ステップS7906において、負荷が高いディスクを電源オフの対象となるディスクを示すOFF対象Diskにリストアップする。
ステップS7907は、ステップS7903に対応するループの終端である。
ステップS7908において、処理リストに対象のRAIDグループ内のオフにするディスク(オフディスク)、代替のホットスペアディスクを使用しないことを記憶する。
ステップS7909において、対象RAIDグループのディスクオフチェックを終了する。そして、更新した省電力リストを引き渡す。
以上、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明してきたが、本発明は、以上に
述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または形状を取ることができる。
(付記1)
複数のコントローラモジュールまたはディスクを動作させる手段と、
前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの動作履歴に基づいて将来の動作状態を判断する手段と、
前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの将来の動作状態に基づいて消費電力が少なくなるように前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの動作状態を設定する設定手段と、
を備えるディスクアレイ装置。
(付記2)
前記将来の動作状態を判断する手段は、
動作履歴に基づいてコントローラモジュールまたはディスクの消費電力化の程度の判断基準を示すランク付けする手段と、
前記ランクを動作履歴またはユーザの設定に基づいて変更する手段と、
を備えることを特徴とする付記1記載のディスクアレイ装置。
(付記3)
前記設定手段は、コントローラモジュールまたはディスクの冗長性を確保しつつ特定のコントローラモジュールの負荷を他のコントローラモジュールの負荷へと負荷分散する手段を備えることを特徴とする付記2記載のディスクアレイ装置。
(付記4)
前記設定手段は、前記特定のコントローラモジュールの動作をオフとする手段を備えることを特徴とする付記3記載のディスクアレイ装置。
(付記5)
前記コントローラモジュールは複数のCPUを備え、
前記将来の動作状態を判断する手段は、前記CPUの動作履歴に基づいて将来の動作状態を判断し、
前記設定手段は、前記CPUの将来の動作状態に基づいて消費電力が少なくなるようにCPUの動作状態を設定することを特徴とする請求項1記載のディスクアレイ装置。
(付記6)
前記将来の動作状態を判断する手段は、
動作履歴に基づいてCPUの消費電力化の程度の判断基準を示すランク付けする手段と、
前記ランクを動作履歴またはユーザの設定に基づいて変更する手段と、
を備えることを特徴とする付記5記載のディスクアレイ装置。
(付記7)
前記設定手段は、
前記CPUの冗長性を確保しつつ特定のコントローラモジュールの負荷を他のコントローラモジュールの負荷へと負荷分散する手段と、
負荷の分散によって前記他のCPUの負荷が高くなりすぎる場合には負荷の分散をする代わりに、CPUの動作周波数を低下させる手段と、
を備えることを特徴とする付記5記載のディスクアレイ装置。
(付記8)
前記設定手段は、前記コントローラモジュールまたはディスクの将来の動作状態と現在の動作状態とに基づき、前記コントローラモジュールまたはディスクを通常運用に復帰させることを特徴とする付記1記載のディスクアレイ装置。
(付記9)
前記設定手段は、前記コントローラモジュールまたはディスクの動作履歴と現在の動作状態とに基づき、前記コントローラモジュールまたはディスクを通常運用に復帰させることを特徴とする付記1記載のディスクアレイ装置。
(付記10)
前記設定手段は、ディスクの冗長性を確保しつつ使われているディスクのデータをホットスペアディスクに移して、前記使われているディスクの動作を停止させる手段を備えることを特徴とする付記1記載のディスクアレイ装置。
(付記11)
前記設定手段は、
対象RAIDグループを構成するディスクのタイプを確認する手段と、
対象RAIDグループを構成するディスクがニアラインディスクで構成されている場合には、対象RAIDグループへの負荷が全く無い場合に限り、対象RAIDグループの全ディスクを停止させる手段と、
を備える付記10記載のディスクアレイ装置。
(付記12)
前記設定手段は、
対象RAIDグループを構成するディスクのタイプを確認する手段と、
対象RAIDグループを構成するディスクがファイバチャネルディスクで構成されている場合には、対象RAIDグループへのアクセス負荷に基づいて特定のディスクを省電力化するように設定する手段と、
を備える請求項1記載のディスクアレイ装置。
(付記13)
冗長性を維持した複数のコンポーネントからなる装置において、
前記複数のコンポーネントを動作させる手段と、
前記複数のコンポーネントの動作履歴に基づいて将来の動作状態を判断する手段と、
前記複数のコンポーネントの前記将来の動作状態に基づいて特定のコンポーネントの処理を他のコンポーネントに移す手段と、
前記特定のコンポーネントを消費電力が少なくなるように設定する手段と、
を備える省電力装置。
(付記14)
複数のコントローラモジュールまたはディスクを動作させる手段と、
前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの性能情報値を収集する性能情報収集手段と、
前記性能情報値を格納する履歴管理手段と
前記性能情報値に基づき前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの将来の動作状態を算出するスケジュール変更手段と、
ユーザの設定した動作状態と前記将来の動作状態とに基づき、新たな将来の動作状態を算出するスケジュール調整手段と、
現在の動作状態と前記新たな将来の動作状態とに基づき、前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの電力制御を行う手段と、
を備えるディスクアレイ装置。
(付記15)
前記性能情報値を収集する手段は、前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの動作状態をチェックし、問題が無ければ性能情報値を収集することを特徴とする付記14記載のディスクアレイ装置。
(付記16)
前記将来の動作状態を判断する手段は、前記性能情報値に基づいてコントローラモジュールまたはディスクの消費電力化の程度の判断基準を示すランクを算出する手段を備えることを特徴とする付記14記載のディスクアレイ装置。
(付記17)
前記将来の動作状態を算出する手段は、所定の時間ごとに将来の動作状態を更新することを特徴とする請求項14記載のディスクアレイ装置。
(付記18)
前記新たな将来の動作状態を算出する手段は、前記新たな将来の動作状態を前記ユーザの設定した動作状態とすることを特徴とする付記14記載のディスクアレイ装置。
(付記19)
前記新たな将来の動作状態を算出する手段は、前記新たな将来の動作状態を前記ユーザの設定した動作状態とするか、前記新たな将来の動作状態をユーザの設定した動作状態と前記将来の動作状態とに基づいた動作状態とするかを判断することを特徴とする付記14記載のディスクアレイ装置。
(付記20)
前記電力制御を行う手段は、前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの状態をチェックし、異常がありかつ省電力状態ならば、前記コントローラモジュールまたは前記ディスクを通常運用に復帰させることを特徴とする付記14記載のディスクアレイ装置。(付記21)
前記電力制御を行う手段は、前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの冗長度をチェックし、前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの冗長性を失わないように電力制御することを特徴とする付記14記載のディスクアレイ装置。
(付記22)
前記電力制御を行う手段は、前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの冗長度をチェックし、前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの冗長性を失わないように前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの電源をオフにすることを特徴とする付記14記載のディスクアレイ装置。
(付記23)
前記電力制御を行う手段は、電源をオフにした前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの処理を他のコントローラモジュールまたはディスクに受け渡すことを特徴とする付記22記載のディスクアレイ装置。
(付記24)
前記電力制御を行う手段は、電源をオフにした前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの処理を他のコントローラモジュールまたはディスクに受け渡したときに、受け取った前記他のコントローラモジュールまたはディスクが処理を実行できるかどうかをチェックすることを特徴とする付記23記載のディスクアレイ装置。
本発明の実施の形態に係るディスクアレイ装置の構造の概略図である。 本発明の第1の実施の形態に係るエコモード制御部の構成図である。 性能情報値の例を示す図である。 短時間の稼動状況の履歴の例を示す図である。 今日のOperational Rankの例を示す図である。 履歴および算出されたスケジュールの例を示す図である。 ユーザの設定したスケジュールの例を示す。 最適化されたスケジュールの例を示す。 各CPUのOperational Rankのスケジュールの例を示す。 各CPUの短時間の稼動状況の履歴の例を示す図である。 省電力化の概念を示す図である。 各CPUの短時間の稼動状況の履歴の例を示す図である。 省電力化の概念を示す図である。 省電力化の概念を示す図である。 ユーザの設定したスケジュールの例を示す。 最適化されたスケジュールの例を示す。 各CPUのOperational Rankのスケジュールの例を示す。 短時間の稼動状況の履歴の例を示す図である。 通常運用復帰の概念を示す図である。 各CPUの短時間の稼動状況の履歴の例を示す図である。 通常運用復帰の概念を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るディスクアレイの消費電力制御の処理のフローチャートである。 性能情報収集開始処理の詳細なフローチャートである。 性能情報値収集処理の詳細なフローチャートである。 履歴管理の処理の詳細なフローチャートである。 スケジュール算出処理のフローチャートである。 スケジュール変更処理の詳細なフローチャートである。 スケジュール調整処理の詳細なフローチャートである。 電力制御処理の詳細なフローチャートである。 履歴情報チェック処理の詳細なフローチャートである。 処理制御判定の詳細なフローチャートである。 電力制御判定処理の詳細なフローチャートである。 省電力化処理の詳細なフローチャートである。 復帰化処理の詳細なフローチャートである。 冗長度チェック処理の詳細なフローチャートである。 省電力状態チェック処理の詳細なフローチャートである。 省電力処理の詳細なフローチャートである。 省電力リスト作成処理の詳細なフローチャートである。 復帰処理の詳細なフローチャートである。 復帰リスト作成処理の詳細なフローチャートである。 対象CM負荷の請負先チェックの処理の詳細なフローチャートである。 対象CPU負荷請負先チェックの処理の詳細なフローチャートである。 対象CPUクロックダウンチェックの処理の詳細なフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るエコモード制御部の構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係るディスクアレイ装置のブロック図である。 ディスクの性能情報値の例を示す図である。 RLUの性能情報値の例を示す図である。 短時間の稼動状況の履歴の例を示す図である。 今日のOperational Rankの例を示す図である。 履歴および算出されたスケジュールの例を示す図である。 ユーザの設定したスケジュールの例を示す。 最適化されたスケジュールの例を示す。 各RLUのOperational Rankのスケジュールの例を示す。 省電力化の概念を示す図である。 省電力化の概念を示す図である。 Bitmapを使用した省電力ディスクのデータ復旧方法を説明する図である。 省電力化の概念を示す図である。 通常運用復帰の概念を示す図である。 各RLUのOperational Rankのスケジュールの例を示す。 本発明の第2の実施の形態に係るディスクアレイの消費電力制御の処理のフローチャートである。 性能情報収集開始処理の詳細なフローチャートである。 性能情報値収集処理の詳細なフローチャートである。 履歴管理の処理の詳細なフローチャートである。 スケジュール算出処理のフローチャートである。 スケジュール変更処理の詳細なフローチャートである。 スケジュール調整処理の詳細なフローチャートである。 電力制御処理の詳細なフローチャートである。 履歴情報チェック処理の詳細なフローチャートである。 処理制御判定処理の詳細なフローチャートである。 電力制御判定処理の詳細なフローチャートである。 省電力化処理の詳細なフローチャートである。 復帰化処理の詳細なフローチャートである。 冗長度チェック処理の詳細なフローチャートである。 省電力状態チェック(CM)処理の詳細なフローチャートである。 省電力状態チェック(Disk)処理の詳細なフローチャートである。 省電力処理の詳細なフローチャートである。 省電力リスト(CM)作成処理の詳細なフローチャートである。 省電力リスト(Disk)作成処理の詳細なフローチャートである。 復帰処理の詳細なフローチャートである。 復帰リスト(CM)作成処理の詳細なフローチャートである。 復帰リスト(Disk)作成処理の詳細なフローチャートである。 対象CM負荷の請負先チェックの処理の詳細なフローチャートである。 対象CPU負荷請負先チェックの処理の詳細なフローチャートである。 対象CPUクロックダウンチェックの処理の詳細なフローチャートである。 対象のRAIDグループの負荷状況再チェックの処理の詳細なフローチャートである。 対象のRAIDグループの代替ディスクチェックの処理の詳細なフローチャートである。 対象RAIDグループのディスクオフチェックの処理の詳細なフローチャートである。
符号の説明
20 エコモード制御部
21 電力制御部
22 性能監視・履歴管理部
23 スケジュール管理・変更部
24 スケジュール制御部
221 性能監視部
222 履歴管理部
120 エコモード制御部
121 電力制御部
122 性能監視・履歴管理部
123 スケジュール管理・変更部
124 スケジュール制御部
1221 性能監視部
1222 履歴管理部

Claims (6)

  1. 複数のコントローラモジュールまたはディスクを動作させる手段と、
    前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの動作履歴に基づいて将来の前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの動作状態を判断する手段と、
    前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの将来の動作状態に基づいて消費電力が少なくなるように前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの動作状態を設定する設定手段と、
    を備えるディスクアレイ装置。
  2. 前記将来の動作状態を判断する手段は、
    前記動作履歴に基づいて前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの消費電力の程度の判断基準を示すランク付けをする手段と、
    前記ランクを前記動作履歴またはユーザの設定に基づいて変更する手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のディスクアレイ装置。
  3. 前記設定手段は、前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの冗長性を確保しつつ特定のコントローラモジュールの負荷を他のコントローラモジュールの負荷へと負荷分散する手段を備えることを特徴とする請求項2記載のディスクアレイ装置。
  4. 前記設定手段は、前記ディスクの冗長性を確保しつつ使われている前記ディスクのデータをホットスペアディスクに移して、前記使われているディスクの動作を停止させる手段を備えることを特徴とする請求項2記載のディスクアレイ装置。
  5. 前記設定手段は、
    対象RAIDグループを構成する前記ディスクのタイプを確認する手段と、
    前記対象RAIDグループを構成するディスクがニアラインディスクで構成されている場合には、前記対象RAIDグループへの負荷が全く無い場合に限り、前記対象RAIDグループの全ディスクを停止させる手段と、
    を備えることを特徴とする請求項4記載のディスクアレイ装置
  6. 複数のコントローラモジュールまたはディスクを動作させる手段と、
    前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの性能情報値を収集する性能情報収集手段と、
    前記性能情報値を格納する履歴管理手段と
    前記性能情報値に基づき前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの将来の動作状態を算出するスケジュール変更手段と、
    ユーザの設定した動作状態と前記将来の動作状態とに基づき、新たな将来の動作状態を算出するスケジュール調整手段と、
    現在の動作状態と前記新たな将来の動作状態とに基づき、前記コントローラモジュールまたは前記ディスクの電力制御を行う手段と、
    を備えるディスクアレイ装置。
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