JP2008247371A - 電動車両用バッテリパックの収容構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】電動車におけるバッテリパックを脱着式にして持ち運びの自由度を確保しつつ、バッテリパックの車両への取り付けをスムーズに行う。
【解決手段】電動車におけるバッテリパック収容部3の奥面に、バッテリパック5の収容時にバッテリパックのスライド方向側前面に設けたバッテリパック側コネクタ5cと連結する車両側コネクタ3aとバッテリパックのスライド方向側前面に設けた被ガイド部3bに挿入する棒状のガイド部とを設け、バッテリパックをスライド移動してバッテリパック収容部に収容する際に、前記バッテリパック側コネクタと前記車両側コネクタの位置合わせをガイド部と被ガイド部によって行い、両コネクタの連結をスムーズにした。
【選択図】図2
【解決手段】電動車におけるバッテリパック収容部3の奥面に、バッテリパック5の収容時にバッテリパックのスライド方向側前面に設けたバッテリパック側コネクタ5cと連結する車両側コネクタ3aとバッテリパックのスライド方向側前面に設けた被ガイド部3bに挿入する棒状のガイド部とを設け、バッテリパックをスライド移動してバッテリパック収容部に収容する際に、前記バッテリパック側コネクタと前記車両側コネクタの位置合わせをガイド部と被ガイド部によって行い、両コネクタの連結をスムーズにした。
【選択図】図2
Description
本発明は、電動車両の非走行時における充電および電動車両走行時の車両への電気供給を行うために、脱着可能としたバッテリパックに関するものである。
バッテリの充電を要する従来の電動車両は、通常時にバッテリの着脱を要することはなく、車両を電源付近に停止させて、車両からコードリールを引き出して電源に接続し、バッテリの充電を行っていた(例えば特許文献1)。しかしながら、例えばマンションに住む使用者の利用時等、家屋外にバッテリを充電する電気の供給手段がない場合に、利便性に欠けるものであった。そこで、近年、バッテリを電動車に対して着脱可能として、バッテリ充電量の低下が確認された場合、使用者はバッテリを電動車から取外し、自宅等の電動車から離れた場所で充電を行う手段が採用されている。例えば特許文献2では、図5に記すように、電動車両のフロア面に複数の直方体のバッテリキャリア101(本発明におけるバッテリパックに相当)を、その長さ方向がフロア面100に平行になるよう、並列に並べた実施例が開示されている。これらのバッテリキャリア101は、電動車からの取外し後の搬送の煩わしさを軽減するため、取手と車輪を一部に備えるとともに、電動車への取付時には車輪を利用して収容部に滑り込ませるように収容している。この従来技術においては、バッテリキャリア101から電動車本体への電力供給手段となるコネクタの位置およびコネクタの連結手段が明示されていない。例えば、バッテリキャリア101における収容部へ滑り込ませる方向の先端にコネクタを設けた場合、バッテリキャリア101の収容部入口から遠い位置にコネクタが存在することとなるため、作業者から視認しにくく、コネクタの接続がスムーズでないという問題が発生する。また、特許文献2においては、バッテリキャリア101を収容部に収容する際、バッテリキャリア101の一端を作業者が把持しながら、他端に設けた車輪を利用して収容部へ滑りこませている。すなわち、バッテリキャリア101を回動させながら、収容部へ滑りこませているのである。この場合、車両側のコネクタとバッテリキャリア101のコネクタの相対的な向きが、バッテリキャリア101を収容する際に連続的に変化する。したがって、両コネクタを連結する際に、両コネクタが干渉して両コネクタを損傷する恐れがある。
特開平5−85367
特開平2005−247106
本発明においては、電動車におけるバッテリパックを脱着式にして持ち運びの自由度を確保しつつ、バッテリパックの車両への取り付けをスムーズに行うことを可能とする。
前記目的を達成すべく請求項1に記載した本発明は、電動車両のバッテリパック収容部に固定して電装車両に電気を供給するスライド着脱式バッテリパックの収容構造であって、前記バッテリパックはバッテリパック本体と、バッテリパックを収容する際のスライド方向側前面に設けたバッテリパック側コネクタを有し、前記バッテリパック収容部には、前記バッテリパックの収容時に、前記バッテリパックのスライド方向側前面に向かいあうスライド方向側対向面に設けられて、前記バッテリパック側コネクタと連結する車両側コネクタを有し、前記バッテリパックのスライド方向側前面と前記バッテリパック収容部のスライド方向側対向面のどちらか一方には、凸状のガイド部を設け、他方には凹状の被ガイド部を設けることにより、前記バッテリパックをスライド移動してバッテリパック収容部に収容する際に、前記被ガイド部に前記ガイド部が挿入され、さらにバッテリパックをスライド移動させることで、前記バッテリパック側コネクタと前記車両側コネクタの連結を可能としたものである。ここで、「バッテリパック」とは、内部に複数のバッテリを内蔵したものだけでなく、バッテリ単体をも含むものである。また、なお、「スライド」とは、収容部の底面に対してバッテリパックが平行に移動するものであって、バッテリパックに車輪を設けて移動させる実施形態を含むものである
また、前記目的を達成すべく請求項2に記載した本発明は、請求項1に記載した電動車両用バッテリパックの収容構造において、前記バッテリパック収容部は、走行時にバッテリパックを収容固定する収容本部と、走行時は前記収容本部に固定され、バッテリパックの着脱時に、収容本部から外部に突出してバッテリを保持する保持部からなるものである。
また、前記目的を達成すべく請求項3に記載した本発明は、請求項1及び請求項2に記載した電動車両用バッテリパックの収容構造において、前記バッテリパックのスライド方向と平行な方向にのびるバッテリパック側スライド平行面と前記バッテリパックの収容時に前記バッテリパック側スライド平行面と向かいあう前記収容部における車両側スライド平行面のどちらか一方には係合部を備え、他方には被係合部を備え、バッテリパックの収容時は前記係合部と被係合部が係合することによって少なくともバッテリパックのスライド方向と垂直な方向への移動を規制するものである。
また、前記目的を達成すべく4に記載した本発明は、請求項3に記載した電動車両用バッテリパックの収容構造において、前記バッテリパックにおけるバッテリパック側スライド平行面は、バッテリパックの収容時であって平坦面での車両停車時に、バッテリパックの重力がかかる面であるものである。
次に、前記目的を達成すべく請求項5に記載した本発明は、請求項2乃至請求項4に記載した電動車両用バッテリパックの収容構造において、前記バッテリパック収容部における保持部は、バッテリパックの着脱時に前記収容本部に対してスライド移動可能なものであって、前記バッテリパックの前記バッテリパック収容部に対するスライド移動は、前記バッテリパックを前記保持部に保持した状態で、前記保持部を前記収容本部に対してスライド移動させることによって行うものである。
さらに、前記目的を達成すべく請求項6に記載した本発明は、請求項3乃至請求項5に記載した電動車両用バッテリパックの収容構造において、前記係合部と前記被係合部の係合は、前記バッテリパックを前記バッテリパック収容部に収容する際のスライド移動によって行うものである。
加えて、前記目的を達成すべく請求項7に記載した本発明は、請求項1乃至請求項6に記載した電動車両用バッテリパックの収容構造において、前記バッテリパックは車輪を有するものである。
<請求項1の発明>
請求項1に記載の本発明における電動車両用バッテリパックの収容構造によれば、電動車両におけるバッテリパックを脱着式にして持ち運びの自由度を確保し、電動車への取り付けをスムーズに行うことができる。また、バッテリパックの収容時にバッテリパックをスライド移動させることとしたことにより、バッテリパック側コネクタと車両側コネクタは、常に向かい合って位置することとなる為、両コネクタの連結時に両コネクタに無理な力がかからず、収容時における両コネクタの損傷を軽減させることができる。
請求項1に記載の本発明における電動車両用バッテリパックの収容構造によれば、電動車両におけるバッテリパックを脱着式にして持ち運びの自由度を確保し、電動車への取り付けをスムーズに行うことができる。また、バッテリパックの収容時にバッテリパックをスライド移動させることとしたことにより、バッテリパック側コネクタと車両側コネクタは、常に向かい合って位置することとなる為、両コネクタの連結時に両コネクタに無理な力がかからず、収容時における両コネクタの損傷を軽減させることができる。
<請求項2の発明>
請求項2に記載の本発明における電動車両用バッテリパックの収容構造によれば、バッテリパックをバッテリパック収容部における保持部に保持した状態で収容本部に収容することとしたため、ガイド部と被ガイド部の位置合わせが容易となり、スムーズな収容が可能となる。さらに、保持部が常時バッテリパックを保持することとなる為、車両走行時におけるバッテリパックのバッテリパック収容部内での移動を抑制することができる。
請求項2に記載の本発明における電動車両用バッテリパックの収容構造によれば、バッテリパックをバッテリパック収容部における保持部に保持した状態で収容本部に収容することとしたため、ガイド部と被ガイド部の位置合わせが容易となり、スムーズな収容が可能となる。さらに、保持部が常時バッテリパックを保持することとなる為、車両走行時におけるバッテリパックのバッテリパック収容部内での移動を抑制することができる。
<請求項3の発明>
請求項3に記載の本発明における電動車両用バッテリパックの収容構造によれば、係合部と被係合部の係合によって、バッテリパック収容部内でのバッテリパックの固定を行ったため、車両走行時にバッテリパック側コネクタと車両側コネクタに無理な力がかかることを軽減しつつ、両コネクタの連結を維持することができる。このことは、走行時に揺れが大きい車両搭載用のバッテリパックにとって有効な効果である。
請求項3に記載の本発明における電動車両用バッテリパックの収容構造によれば、係合部と被係合部の係合によって、バッテリパック収容部内でのバッテリパックの固定を行ったため、車両走行時にバッテリパック側コネクタと車両側コネクタに無理な力がかかることを軽減しつつ、両コネクタの連結を維持することができる。このことは、走行時に揺れが大きい車両搭載用のバッテリパックにとって有効な効果である。
なお、少なくとも、バッテリパック収容部内で複数のバッテリパックを相互に隣接させてバッテリパックの移動を規制する場合に比して、バッテリパックの意匠牲の自由度が高いという効果も有する。さらに、バッテリパック収容部におけるスペースをバッテリパックの大きさ、形状にあわせて設計することによって、バッテリパックの動作を規制する場合に比して、バッテリパック収容部の設計性が高いという効果も有する。
<請求項4の発明>
請求項4に記載の本発明における電動車両用バッテリパックの収容構造によれば、バッテリパックの重力がかかる面に係合部もしくは非係合部を設けたため、走行時にバッテリパックのスライド方向の規制だけでなく、バッテリパックの厚さ方向、すなわち、収容時における車両高さ方向への揺動も規制することができる。また、バッテリパックの収容時の係合部及び非係合部の位置合わせが容易に行うことができて、両部を容易に係合させることが可能となる。
請求項4に記載の本発明における電動車両用バッテリパックの収容構造によれば、バッテリパックの重力がかかる面に係合部もしくは非係合部を設けたため、走行時にバッテリパックのスライド方向の規制だけでなく、バッテリパックの厚さ方向、すなわち、収容時における車両高さ方向への揺動も規制することができる。また、バッテリパックの収容時の係合部及び非係合部の位置合わせが容易に行うことができて、両部を容易に係合させることが可能となる。
<請求項5の発明>
請求項5に記載の本発明における電動車両用バッテリパックの収容構造によれば、保持部を収容部に対してスライド移動可能にした為、収容部のバッテリパックの脱着に要する開口面積が小さくてすみ、収容部に対する埃等の侵入を抑制することができる。また、バッテリパック収容時のスライド移動は、保持部がバッテリパック収容部に対して設計された軌跡上を移動することで行われるため、バッテリパックのスライド移動をスムーズに行うことが可能となる。
請求項5に記載の本発明における電動車両用バッテリパックの収容構造によれば、保持部を収容部に対してスライド移動可能にした為、収容部のバッテリパックの脱着に要する開口面積が小さくてすみ、収容部に対する埃等の侵入を抑制することができる。また、バッテリパック収容時のスライド移動は、保持部がバッテリパック収容部に対して設計された軌跡上を移動することで行われるため、バッテリパックのスライド移動をスムーズに行うことが可能となる。
<請求項6の発明>
請求項6に記載の本発明における電動車両用バッテリパックの収容構造によれば、バッテリパックの収容時の係合部及び非係合部の位置合わせを考慮することなく、バッテリパックのスライド移動のみで係合を可能とする。したがって、バッテリパックの収容のみならず、固定も容易に行うことができる。
請求項6に記載の本発明における電動車両用バッテリパックの収容構造によれば、バッテリパックの収容時の係合部及び非係合部の位置合わせを考慮することなく、バッテリパックのスライド移動のみで係合を可能とする。したがって、バッテリパックの収容のみならず、固定も容易に行うことができる。
<請求項7の発明>
請求項7に記載の本発明における電動車両用バッテリパックの収容構造によれば、バッテリパックに車輪を設けたため、バッテリパック収容部内へのスライド移動時の摩擦を軽減して、スライド移動を容易に行うことができる。さらに、バッテリパック収容部内から取り外したバッテリパックを搬送する際に、バッテリパックに取り付けられた車輪を利用することにより、搬送性の高いものとなる。なお、バッテリパックに取り付けられた車輪は、弾性力を有するタイヤであることが好ましい。車両走行時にバッテリパックに伝わる振動を車輪が吸収して、バッテリパックと車両を連結するコネクタにかかる荷重を軽減することができるからである。
請求項7に記載の本発明における電動車両用バッテリパックの収容構造によれば、バッテリパックに車輪を設けたため、バッテリパック収容部内へのスライド移動時の摩擦を軽減して、スライド移動を容易に行うことができる。さらに、バッテリパック収容部内から取り外したバッテリパックを搬送する際に、バッテリパックに取り付けられた車輪を利用することにより、搬送性の高いものとなる。なお、バッテリパックに取り付けられた車輪は、弾性力を有するタイヤであることが好ましい。車両走行時にバッテリパックに伝わる振動を車輪が吸収して、バッテリパックと車両を連結するコネクタにかかる荷重を軽減することができるからである。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本発明を図1に示すような小型の電動車両1に用いる場合を一例として記す。図1は一人乗電動車両の側面図であり、図1中左方向が前方、右方向が後方となる。本発明におけるバッテリパック5は、シート2の後方に設けたバッテリパック収容部3に収容される。
バッテリパック収容部3は、車両に回動自在に固定されたカバー部4によって覆われる。バッテリパック収容部3には、二つの直方体からなるバッテリパック5を長さ方向を水平方向として並列に並べて収容できる構造となっている(図2(a)バッテリパック5がバッテリパック収容部3に収容された状態を示す側面図、図2(b)同車両後方から見た図)。なお、以下の実施形態において、バッテリパック5は、バッテリパック収容部3内に収容した状態でのバッテリパック5の上の面を上面、下の面を下面、車両前方側を前面、車両後側を後面、その他の面を側面、車両前後方向をスライド方向、車両高さ方向を高さ方向として説明する。一方、バッテリパック収納部3及び後述する保持部材6、9においては、バッテリパック5の収容状態において、バッテリパック5の下面と向かいあう面を底面、バッテリパック5の上面と向かいあう面を天井面、バッテリパック5の前面と向かいあう面を奥面として記す。
バッテリパック収容部3内の奥面(請求項におけるスライド方向側対向面)には、後述するバッテリパック側コネクタ5cと連結する車両側コネクタ3aを有し、その下方にはスライド方向へ突出する棒状のガイド部3bを備えている。また、底面には(請求項における車両側スライド平行面)スライドレール7を有し、保持部材6(請求項における保持部)がスライドレール7に固定され、スライドレール7は、バッテリパック収容部3の底面に対してスライドして車両外部に引き出し可能な構造となっている。このとき、スライドレール7は図示しないストッパによって、所定の位置で引き出しが規制されるようになっている。さらに、バッテリパック収容部3内の底面にはバッテリパック5のスライド移動を規制するラッチ3c(請求項における被係合部)が設けられている。なお、請求項における収容本部は、本実施形態における保持部材6以外のバッテリパック収容部3が該当する。
バッテリパック5は、上面に作業者が把持できる把持部5aを備え、後面にバッテリパック収納時にバッテリパックのスライド動作を行う際に作業者が掴む取手部5bを有する。また、前面には前述した車両側コネクタ3aと連結して車両へ電気を供給するバッテリパック側コネクタ5cと、バッテリパック5の収容時に前述したガイド部3bが挿入されてバッテリパック5のスライドをガイドする円筒状の開口部である被ガイド部3bを備えている。さらに、下面(請求項におけるバッテリパック側スライド平行面)にはバッテリパック収容時に前述したラッチ3cと係合するストライカ5e(請求項における係合部)を備えている。
バッテリパック5の下面に設けられたストライカ5eは、図3(図2(a)におけるストライカ5eとラッチ3cの部分拡大図)に示すように、バッテリパック5の側面から見てL字型、バッテリパック5の前面から見てU字型をなした金属部材であり、先端はバッテリパックの幅方向に連続して形成されて、両端はバッテリパック5の下面に連結されている。バッテリパック収容部3の底面に取り付けられたラッチ3cは、図3に示すように、前述したストライカの先端が上端に嵌るよう鍵型開口部3c2を形成している。さらに、その先端の鍵型開口部3c2を常時閉じるように、ストッパ3c1が設けられており、図示しないバネによって上方に突出して鍵型開口部3c2の開口を塞ぐように付勢されている。また、ストッパ3c1は先端にいくほど細くなるように傾斜させている。
次に、バッテリパック5のバッテリパック収容部3への収容方法について説明する。作業者は、バッテリパック5をバッテリパック収容部3に収容する際、まず、カバー部4を図2(a)の破線で示すように、回動させて収容部3を開口させる。次に、保持部材6及びスライドレール7を車両後方にスライドさせて引き出す。次に、バッテリパック5を保持部材6上に載置する。このとき、バッテリパック5は上面および側面と下面の一部を露出させた状態で保持部材6によって保持されることとなる(図2(b)参照)。その後、作業者はスライドレール7をスライドさせて保持部材6をバッテリパック収容部3に戻す。このとき、所定の位置までバッテリパック5をスライド移動させると、バッテリパック5の前面に設けた被ガイド部5dに、収容部の奥面に設けたガイド部3bが侵入し、バッテリパック5のスライド移動をガイドする。そして、最終的にバッテリパック側コネクタ5cが、車両側コネクタ3aと連結することで、バッテリパック5のスライド移動が完了する。
なお、このとき、バッテリパック5の下面に設けたストライカ5eがバッテリパック収容部3の底面に設けたラッチ3cに当接し、ラッチ3cの鍵型開口部3c2に嵌ってバッテリパック5の移動が規制される。最後にカバー部4を回動して元に戻してバッテリパック収容部3の開口を塞ぐことによってバッテリパックの収容が完了する。
なお、充電のためのバッテリパック5の取り出しにおいては、前述した作動と逆の順序で行うこととなるが、収納部3の底面に設けたラッチ3c2とバッテリパック5の下面に設けたストライカ5eの規制の解除は、図示しない操作部材によって、ラッチ3c2のワイヤ3c3を引っ張ることによってストッパ8aが下方に引っ張られてストライカ5eとラッチ8aの係合を解除することによって行う。
次に、本発明におけるバッテリパック5の第二の実施形態について説明する。
次に、本発明におけるバッテリパック5の第二の実施形態について説明する。
次に、本発明の第二の実施形態について図4(図4(a)バッテリパック5がバッテリパック収容部3に収容された状態を示す側面図、図4(b)同車両後方から見た図)を用いて説明する。
本発明における第二の実施形態では、請求項における保持部をバッテリパック収容部3から回動式にした点が前述した第一の実施形態と大きく異なる。
バッテリパック5については、第一の実施形態で設けた把持部5aを省いて、合成ゴムからなる車輪を前後に一対ずつ設けた。その他の点については第一の実施形態と同じ構造である。
バッテリパック収容部3には、一端を中心として所定の角度まで回動自在とした回動保持部材9(請求項における保持部)を設けた。回動保持部材9は、バッテリパック収容部3の奥面と連結する連結部9dを中心として回動自在となっている。また、回動保持部材9の奥面には車両側コネクタ9eおよびガイド部9fを備えている。このコネクタ9eは、図示しないケーブルによって、バッテリパック収容部3を介して、車両本体と連結されている。さらに、回動保持部材9の底面には、収容時にバッテリパック5の下面に設けたストライカ5gと係合するラチェット9cを設け、回動保持部材の底面裏側にはバッテリパック収容部3の底面に設けた回動保持部材固定ストライカ3dと係合する回動保持部材固定ラチェット9bを備えている。また、回動保持部材9はバッテリパック収容部3を塞ぐカバーとしての役割も担うものであるため、回動保持部材9の上側には回動保持部材9を回動させてバッテリパック収容部3を開放するための回動用取手9aを設けている。また、回動保持部材の側面9は、下端をバッテリパック5の底面に回動自在に固定したエアダンパ8を幅方向に一つずつ備えている。
次に、バッテリパック5のバッテリパック収容部3への収容方法について説明する。
まず、作業者は図示しない操作部材によって回動保持部材9底面の回動保持部材固定ラチェット9bとバッテリパック収容部3底面の保持部材固定ストライカ3dの係合を解除する。両部材の係合を解除した状態で作業者が回動用取手9aを持って回動保持部材9を上方へ持ち上げる。その結果、バッテリパック収容部3が開放され、回動保持部材9の開口が作業者側に向けられて、エアダンパ10によってその状態が保持される。次に作業者は、バッテリパック5を車輪5fを利用して回動保持部材9内にスライドさせる。このとき、回動保持部材9の奥面のガイド部9fを、バッテリパック3の被ガイド部5dに侵入させる。ガイド部9fが被ガイド部5dに侵入しない場合は、バッテリパック5の前面とガイド部9fの先端が干渉することとなるため、バッテリパック5のスライドが規制されることとなる。したがって、ガイド部9f及び被ガイド部5dによって、車両側コネクタ9eとバッテリパック側コネクタ5cの位置あわせがなされ、両コネクタの連結がスムーズに行われることとなる。ここで、バッテリパック5のスライド移動完了時には、バッテリパック5の下面に設けたストライカ5gが回動保持部材9の底面に設けたラチェット9cと係合することとなる。なお、回動保持部材9内にバッテリパック5の車輪5fのガイド溝等を設けておくと、ガイド部9f及び被ガイド部5dの位置あわせが容易に行え、よりコネクタの連結が容易となる。
バッテリパック5の回動保持部材9へのスライドが完了した後、作業者は、回動保持部材9における回動用取手9aを持ってエアダンパ10を収縮させて回動保持部材9をバッテリパック収容部3側に回動させる。回動保持部材9がバッテリパック収容部3内に収まると、回動保持部材9の底面裏側に設けた回動保持部材固定ラチェット9bがバッテリパック収容部3の底面に設けた回動保持部材固定ストライカ3dと自動的に係合することとなる。これにより、バッテリパック5のバッテリパック収容部3内への収容が完了する。
なお、バッテリパック5をバッテリパック収容部3から取り出す場合は、作業者は、図示しない解除部材によって、回動保持部材固定ラチェット9bを操作し、バッテリパック収容部3側の回動保持部材固定ストライカ3dとの係合を解除して行う。また、回動保持部材9をバッテリパック収容部3から持ち上げた後のバッテリパック5のストライカ5gと回動保持部材9のラチェット9cの係合は、前述した操作部材とは別の操作部材によって解除することによって、バッテリパック5の取り出しを行う。
以上に記した本発明におけるバッテリパック5の収容構造は、バッテリパックのスライド収容時に、ガイド部3b、9fが、バッテリパック5に設けた被ガイド部5dに挿入されることによって、バッテリパック5に設けたバッテリパック側コネクタ5cと車両側コネクタ3a、9eの連結における位置あわせを行うことができる。したがって、コネクタ間での擦れ等、コネクタが損傷する可能性を低減できる。また、バッテリパック5の収容時は、バッテリパック5の下面に設けたストライカ5e、5gとラチェット3c、9cの係合によって、車両走行時におけるバッテリパック3の前後方向のスライド移動及び、高さ方向への揺動を抑制することができる。したがって、コネクタ5c、3a、9eに負荷がかかることを抑制することができる。また、本発明においては、バッテリパック収容部3からバッテリパック5を直接脱着するのでなく、保持部材6、9でバッテリパック5を保持した状態でバッテリパック収容部3内に収容しているので、バッテリパック側コネクタ5cと車両側コネクタ3a、9eを連結する際は、常にバッテリパック5がスライド移動することとなり、両コネクタの相対的な向きを一定にして両コネクタの連結をスムーズに行うことができる。
さらに、バッテリパック側コネクタ5cと車両側コネクタ3a、9eの位置合わせのために、各バッテパック5を隣接した状態でバッテリパック収容部に収容する必要がないため、バッテリパック5の意匠牲の自由度を高めることができる。このことは、バッテリパック3を車両から取り外して搬送することを前提とする本件においては、有益な効果である。
以上本発明における実施の形態を記したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものでないことは勿論である。
例えば、本発明においては、請求項における係合部もしくは被係合部を、バッテリパック収容部3の底面及びバッテリパック3の下面に設けたが、バッテリパック収容部3及びバッテリパック5の側面もしくは上面に設ける手段も考えられる。
また、本発明による実施の形態では、ガイド部を棒状の形状としたが、多角柱状の形状や、テーパ形状にすることも可能である。
また、本発明による実施の形態では、ガイド部を棒状の形状としたが、多角柱状の形状や、テーパ形状にすることも可能である。
1 一人乗り電動車両
2 シート
3 バッテリパック収容部
4 カバー部
5 バッテリパック
6 スライド保持部材
7 スライドレール
8 エアダンパ
9 回動保持部材
2 シート
3 バッテリパック収容部
4 カバー部
5 バッテリパック
6 スライド保持部材
7 スライドレール
8 エアダンパ
9 回動保持部材
Claims (7)
- 電動車両のバッテリパック収容部に固定して電動車両に電気を供給するスライド着脱式バッテリパックの収容構造であって、前記バッテリパックはバッテリパック本体と、バッテリパックを収容する際のスライド方向側前面に設けたバッテリパック側コネクタを有し、前記バッテリパック収容部には、前記バッテリパックの収容時に、前記バッテリパックのスライド方向側前面に向かいあうスライド方向側対向面に設けられて、前記バッテリパック側コネクタと連結する車両側コネクタを有し、前記バッテリパックのスライド方向側前面と前記バッテリパック収容部のスライド方向側対向面のどちらか一方には、凸状のガイド部を設け、他方には凹状の被ガイド部を設けることにより、前記バッテリパックをスライド移動してバッテリパック収容部に収容する際に、前記被ガイド部に前記ガイド部が挿入され、さらにバッテリパックをスライド移動させることで、前記バッテリパック側コネクタと前記車両側コネクタの連結を可能とするバッテリパックの収容構造。
- 前記バッテリパック収容部は、走行時にバッテリパックを収容固定する収容本部と、走行時は前記収容本部に固定され、バッテリパックの着脱時に、収容本部から外部に突出してバッテリを保持する保持部からなる請求項1に記載のバッテリパックの収容構造。
- 前記バッテリパックのスライド方向と平行な方向にのびるバッテリパック側スライド平行面と前記バッテリパックの収容時に前記バッテリパック側スライド平行面と向かいあう前記バッテリパック収容部における車両側スライド平行面のどちらか一方には係合部を備え、他方には被係合部を備え、バッテリパックの収容時は前記係合部と被係合部が係合することによって少なくともバッテリパックのスライド方向と垂直な方向への移動を規制する請求項1及び2のバッテリパックの収容構造。
- 前記バッテリパックにおけるバッテリパック側スライド面は、バッテリパックの収容時であって平坦面での車両停車時に、バッテリパックの重力がかかる面である請求項3のバッテリパックの収容構造。
- 前記バッテリパック収容部における保持部は、バッテリパックの着脱時に前記収容本部に対してスライド移動可能なものであって、前記バッテリパックの前記バッテリパック収容部に対するスライド移動は、前記バッテリパックを前記保持部に保持した状態で、前記保持部を前記収容本部に対してスライド移動させることによって行う請求項2乃至4のバッテリパックの収容構造
- 前記係合部と前記被係合部の係合は、前記バッテリパックを前記バッテリパック収容部に収容する際のスライド移動によって行う請求項3乃至5のバッテリパックの収容構造。
- 前記バッテリパックは車輪を有するものである請求項1乃至6のバッテリパックの収容構造
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