JP2008245909A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】当否抽選手段は、始動口への入球を契機として、特別遊技への移行可否を判定するための当否抽選を実行する。特別遊技制御手段は、当否抽選の結果が当たりであったときに、特別図柄の停止表示後に大入賞口を開放させることにより遊技者に有利な特別遊技を実行する。逸失条件表示制御手段は、Nミッション期間中に所定の逸失画像が表示されると時短が終了するとして逸失条件を演出的に表示する。時短が終了するときには、このNミッション期間中において逸失画像が表示され、逸失条件が成立する。
【選択図】図4
Description
一般的な遊技者は多くの賞球を獲得するために大入賞口を開放させる、すなわち、特別遊技に遊技状態を移行させることを目的として遊技を行う(たとえば、特許文献1参照)。
この弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な状態に開放可能な大入賞口と、始動入賞口へ遊技球が入球したことを契機として、当否抽選を実行する当否抽選手段と、当否抽選の結果を示す特別図柄を変動表示させる特図制御手段と、当否抽選の結果が当たりであったときに、特別図柄の停止表示後に大入賞口を開放させることにより遊技者に有利な特別遊技を実行する特別遊技制御手段と、特別図柄が所定回数変動される期間内に所定の演出画像の表示がなされることが遊技者の受益機会を逸失させられる条件として定められた逸失条件を演出的に表示する逸失条件表示制御手段と、を備える。
逸失条件表示制御手段は、上記期間内において受益機会の逸失が予定されるときには、上記期間内において所定の演出画像を表示させることにより、逸失条件の成立により受益機会が逸失させられる旨を示唆する。
以下、弾球遊技機として従来にいういわゆる第1種ぱちんこ遊技機を例に説明する。ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、および発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉可能に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。
特別図柄192は、通常当たり時は0、確変当たり時は1、外れ時は2〜9のいずれか、が停止図柄として停止表示される。
本実施例における時短は、特別図柄変動30回分または60回分継続する。30回となるか60回となるかは特別遊技終了時にランダムに決定されるが、決定時に遊技者に通知されない点は重要である。一般的には、変動時間短縮遊技よりも確率変動遊技の方が遊技者にとって有利であることが多い。以下においては、特別遊技後に開始される図柄変動のことを「当たり後図柄変動」とよぶことにする。
1.確変:確変当たりの発生による特別遊技後、確変に移行し、次に通常当たりが発生するまで継続する。
2.時短:大当たりの発生による特別遊技後、時短に移行し、当たり後図柄変動が30回または60回実行されるまで継続する。
電源スイッチ40はぱちんこ遊技機10の電源をオンオフするスイッチである。メイン基板102は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に始動口62へ入賞したときの抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板104は、液晶ユニット42を備え、演出表示装置60における表示内容や複数の可動役物140の動作、遊技効果ランプ90の点灯を制御し、特にメイン基板102による抽選結果に応じて表示内容を変動させ、その演出の進行に沿って可動役物140や遊技効果ランプ90の点灯を作動させる。メイン基板102およびサブ基板104は、遊技制御装置100を構成する。セット基盤39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域52へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
ぱちんこ遊技機10において、遊技制御装置100は、始動口62、大入賞口66、一般入賞口72、作動口68、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、普通図柄表示装置59、操作ボタン82、スピーカ18、遊技効果ランプ90、可動役物140のそれぞれと電気的に接続されており、各種制御信号の送受信を可能とする。遊技制御装置100は、遊技の基本動作だけでなく、図柄変動表示や可動役物140、電飾等の演出的動作も制御する。遊技制御装置100は、遊技の基本動作を含むぱちんこ遊技機10の全体動作を制御するメイン基板102と、図柄の演出等を制御するサブ基板104とに機能を分担させた形態で構成される。遊技制御装置100は、ハードウエア的にはデータやプログラムを格納するROMやRAM、演算処理に用いるCPU等の素子を含んで構成される。
なお、メイン基板102に含まれる各機能ブロックは、いずれかがメイン基板102ではなくサブ基板104に搭載されるかたちで構成されてもよい。同様に、サブ基板104に含まれる各機能ブロックは、いずれかがサブ基板104ではなくメイン基板102に搭載されるかたちで構成されてもよい。
図柄決定手段114は、当否抽選の結果、変動パターンのID、停止図柄をメイン表示制御手段118および演出決定手段132へ送出する。
また、特定遊技実行手段122は、特別遊技後に通常遊技を時短状態に設定することにより変動時間短縮遊技を実行する。時短は、当たり後図柄変動の変動回数が30回または60回のいずれか所定回数に至るまで継続される。以下、この時短が終了する契機となる当たり後図柄変動の変動回数のことを「時短継続回数」とよぶ。特定遊技実行手段122は、特別遊技終了後に30回または60回のいずれかを時短継続回数としてランダムに選択する。
以下においては、特別図柄192の変動時間とその変動過程のことを「特別図柄192の変動パターン」または単に「変動パターン」、演出図柄190の変動時間とその変動過程のことを「演出図柄190の変動パターン」、演出図柄190の変動表示も含めた演出画像の動画再生過程を示すデータのことを「演出パターン」とよぶ。
本実施例におけるぱちんこ遊技機10は、演出図柄の変動表示中に2種類のミッション演出を実行する。一方は、ミッション達成が遊技者の利益を示唆する一般的な「ポジティブ・ミッション演出(以下、「P(Positive)ミッション」と略記する)」であり、他方はミッション達成が遊技者の不利益を示唆する本実施例において特徴的な「ネガティブ・ミッション(以下、「N(Negative)ミッション」と略記する)」である。逸失条件表示制御手段200はNミッションを制御し、保証条件表示制御手段202はPミッションを制御する。
なお、保証条件や逸失条件は、このほかにも「5分以内にキャラクタXを出せ」のように期間と表示態様を特定するものであれば任意の内容であればよい。
逸失条件表示画面208は通常当たりによる特別遊技後の当たり後図柄変動に際して表示され、逸失条件表示領域206に逸失条件を提示する。時短キャラクタ207は、特定遊技演出態様として、現在の遊技状態が時短中であることを示している。
時短継続回数は30回または60回であるが、決定時には遊技者に知らされない。このため、当たり後図柄変動の回数が30回に近づくと、遊技者は時短が30回で終了するか60回まで継続するか注視することになる。逸失条件表示制御手段200は、当たり後図柄変動の回数が時短が終了する可能性のある30回に近づいたとき、たとえば、21回目の当たり後図柄変動時に、逸失条件を演出的に表示させる。逸失条件表示画面208においては、Nミッション期間「10回転以内」、逸失画像「左変動列における2の停止」として逸失条件が示されている。遊技者は、逸失画像が表示されることなくNミッション期間が終了することを願うことになる。すなわち、Nミッション期間の開始により時短終了という不利益について遊技者の緊張感・不安感を喚起し、逸失条件が成立せずにNミッション期間が終了したときに遊技者の安堵感を喚起するという演出効果を発揮させることができる。
同図においては、時刻t0において特別図柄と演出図柄が大当たり態様にて停止表示され、時刻t0から時刻t1まで特別遊技が実行されている。特別遊技の終了する時刻t1において、特定遊技実行手段122は時短継続回数として30回または60回を設定し、遊技状態を時短に移行させる。説明を簡単にするため、時刻t0における大当たりは通常当たりであり、時刻t1以降において確変には移行していないものとして説明する。後の図7(a)、図7(b)、図7(c)についても同様である。特定遊技演出手段204は、時短中であることを示すため時短キャラクタ207を表示させる。
一方、時短継続回数が60回のときには、逸失条件表示制御手段200は、Nミッション期間中のいずれのタイミングにおいても逸失条件を成立させない。
図6の保証条件表示画面210は、逸失条件表示画面208が表示された後に表示される画面であり、逸失条件に加えて、保証条件表示領域212に保証条件が表示されている。保証条件表示制御手段202は、任意のタイミングにて保証条件を表示させる。保証条件表示領域212には「15回転以内に「2」でリーチすると当たり確定!!」という字幕が表示されている。すなわち、Pミッション期間「15回転以内」、保証画像「2でリーチ」として保証条件が提示されている。Nミッション期間が終了する前にPミッション期間が開始しているため、逸失条件の不成立を願いつつ保証条件の成立を期待するという遊技性が実現されることになる。また、保証条件表示画面210の逸失条件と保証条件は互いに排他的な関係にはない。たとえば、左変動列に「2」が停止表示され逸失条件が成立してしまったとしても、更に、「2」のリーチが成立することにより大当たり確定となるかもしれない。すなわち、逸失条件が成立してしまうという不利益な状況が発生したとしても、保証条件の成立によりその不利益を帳消しにし、更には、大当たりという受益機会が付与される可能性がある。このため、いったん逸失条件が成立しても、更に、保証条件成立による挽回を期待するという遊技者心理を喚起できる。
図7(a)は、Nミッション期間中において逸失条件が成立した後に大当たりが発生するときのタイムチャートである。
特別遊技は時刻t1に終了し、時短が開始されている。ここで、時刻t2において逸失条件表示制御手段200は逸失条件を表示している。図7(b)、図7(c)についても設定状況は同じである。
なお、時刻t6における大当たりはPミッション期間中に発生する大当たりであってもよい。この場合には、時刻t5の図柄変動時に逸失条件が成立し、時刻t6の図柄変動時に保証条件が成立するという演出態様となる。
以下においては、当否抽選の結果が大当たりとなったときの図柄変動のことを「当たり確定変動」とよぶことにする。当たり確定変動の場合、その変動表示終了後に特別遊技が開始されることになる。図7(b)においては、Nミッション期間中における当たり確定変動と逸失条件の成立タイミングがたまたま一致している(時刻t7)。この場合、いったん逸失条件を成立させた上で大当たりを示してもよい。この場合、図7(a)と同様の演出効果を発揮させることができる。
図7(c)においては、Nミッション期間中において逸失条件が成立するタイミングに至る前の時刻t8においてたまたま大当たりが発生している。大当たりが発生するとNミッション期間は強制的に終了される。その結果、逸失条件が成立しないまま特別遊技に移行することになる。この場合においても、図7(b)に関連して説明したように時刻t8からの図柄変動中に逸失条件をいったん成立させてから大当たりを示してもよい。
同図に示す処理はループ処理として繰り返し実行される処理である。まず、遊技球が始動口62、一般入賞口72、大入賞口66などへ入賞した場合や、遊技球が作動口68を通過した場合の入賞処理を実行し(S10)、特別遊技中でなければ(S12のN)、特別図柄抽選などの通常遊技の制御処理を実行し(S14)、特別遊技中であれば(S12のY)、特別遊技の制御処理を実行し(S16)、S10からS16までの処理における各種入賞に応じた賞球払出を処理する(S18)。
通常遊技制御処理において、当否抽選値の保留がなされている場合であって(S30のY)、図柄変動が表示中でなければ(S32のN)、当否抽選手段112が当否判定処理を実行する(S34)。当否判定処理の詳細については、次の図10に関連して説明する。メイン表示制御手段118は特別図柄192の変動表示を開始するとともに、変動開始コマンドをサブ基板104へ送信する。これを受信した演出決定手段132は演出パターンを選択し、演出表示制御手段134は演出図柄190の変動表示を開始する(S36)。S36の処理の詳細については図11、図12、図13に関連して説明する。
まず、当否抽選手段112は、保留制御手段116から読み出した抽選値の当否判定を行う(S50)。確率変動遊技中であれば確変当否テーブル、確率変動遊技中でなければ非確変当否テーブルにより当否判定がなされる。大当たりであれば(S52のY)、特別遊技制御手段120は特別遊技フラグをオンする(S54)。特別遊技フラグがオンのときには、当該変動の終了後に特別遊技が実行される。
なお、当否抽選が外れであれば(S52のN)、特別遊技制御手段120は特別遊技フラグをオフする(S56)。
まず、保証条件表示制御手段202は、Pミッション期間中でないことを条件として、Pミッションの実行可否を判定する(S104)。Pミッション演出の実行可否は抽選によりランダムに決定してもよい。Pミッションを実行する場合(S104のY)、保証条件表示制御手段202はその保証条件を決定する(S106)。保証条件表示制御手段202は保証条件表示領域212にて保証条件を提示させる。Pミッションを実行しない場合には(S104のN)、S106の処理はスキップされる。
時短中であれば(S116のY)、逸失条件表示制御手段200はあらかじめ定められたNミッションの実行タイミングであるかを判定する(S118)。本実施例の場合、21回目の当たり後図柄変動がNミッションの実行タイミングに相当する。Nミッションを実行する場合(S118のY)、逸失条件表示制御手段200はその逸失条件を決定する(S120)。本実施例におけるNミッション期間は、30回目の当たり後図柄変動が終了するまでである。時短継続回数が30回であり逸失条件が成立する予定であれば(S122のY)、逸失条件表示制御手段200は逸失条件の成立タイミングを当該図柄変動も含めた21回目から30回目のいずれかの図柄変動についてランダムに決定する(S124)。こうして逸失条件の成立タイミングが予約される。時短継続回数が60回であり逸失条件が成立する予定でなければ(S122のN)、S124はスキップされる。もともと時短中でないときや(S116のN)、Nミッションの実行タイミングでないときには(S118のN)、逸失条件の設定(S120)やその成立タイミングの設定(S124)等の処理は実行されない。
図7(b)に関連して説明したように当たり確定変動において逸失条件の成立タイミングが設定されているときには(S130のY)、逸失条件表示制御手段200は、S128における逸失画像を設定指示をキャンセルする(S132)。これにより、逸失条件が成立することなく大当たりとなる態様の演出となる。上記状況でなければ(S130のN)、S132の処理はスキップされる。メイン表示制御手段118は、特別図柄を変動表示を開始し、これに同期して、演出表示制御手段134も演出図柄を変動表示を開始する(S134)。このとき、演出決定手段132は、S112、S128あるいはS132の指示に基づいて演出パターンを選択し、演出表示制御手段134は選択された演出パターンにしたがって演出図柄を変動表示させることになる。
Pミッションの実行時(S104のY)やNミッションの実行時(S118のY)においては、保証条件表示制御手段202や逸失条件表示制御手段200は、変動中の所定のタイミングにて保証条件や逸失条件を図4や図6に示した態様にて表示させる。また、時短中や確変中の場合には、特定遊技演出手段204は上記したような特定遊技演出を実行する。
特別遊技は、当否抽選が大当たりとなって特別遊技フラグがオンとなったとき、図柄変動後に実行される遊技である。まず、大入賞口66が開放済でなければ(S70のN)、演出表示制御手段134が特別遊技演出処理を開始し(S72)、開閉制御手段124が大入賞口66を開放する(S74)。大入賞口66が開放済であればS72およびS74をスキップする(S70のY)。大入賞口66が開放されてから所定の開放時間が経過した場合(S76のY)、または、開放時間が経過していないものの(S76のN)、大入賞口66へ遊技球が9球以上入球した場合(S78のY)、開閉制御手段124が大入賞口66を閉鎖させる(S80)。開放時間が経過しておらず(S76のN)、大入賞口66への入球数も9球以上に達していない場合は(S78のN)、S80以降の処理をスキップしてS16のフローを終了する。
なお、ラウンド数が15に達していなければ(S82のN)、ラウンド数に1を加算してS16のフローを終了する(S90)。
また、時短や確変といった特定遊技が開始するかしないかという状況をNミッションにより演出してもよい。図15以降においては、特定遊技のうちの確変を例として、特別遊技終了後に確変に移行するか否かをNミッションにより演出する態様について説明する。
図15は、確変移行可否とNミッション演出の関係を示すタイムチャートである。
本実施例においては、特別遊技の終了後に必ず時短に移行するが、確変当たりでなければ確変には移行しない。そのため、遊技者は特別遊技終了後に確変に移行するか否かについても関心を持つことになる。そこで、特別遊技終了後の最初の図柄変動からNミッション期間を設定し、このNミッション期間において逸失条件が成立しなければ確変移行に成功するという演出を実行する。
確変中でなければ、Nミッション期間中のいずれかのタイミングにて逸失条件が成立し、確変キャラクタも画面から消える。このような演出方法により、実際には、もともと確変に移行していないにも関わらず、逸失条件が成立したために確変への移行に失敗したかのような演出態様を実現することができる。
特別遊技終了後の最初の図柄変動であれば(S140のY)、逸失条件表示制御手段200はNミッションを実行する(S142)。このとき逸失条件も提示される。確変でなければ(S146のY)、逸失条件表示制御手段200は逸失条件の成立タイミングを設定する(S148)。確変中であれば(S146のN)、逸失条件は成立しないためS148の処理はスキップされる。また、特別遊技終了後の最初の図柄変動以外であれば(S140のN)、S142からS148までの処理はスキップされる。
更に別の変形例として、時短の転落抽選を実行してもよい。たとえば、特別遊技終了後、時短継続回数を特に設定することなく時短を開始するとする。時短中においては、定期的または不定期的なタイミングにて、所定確率、たとえば、5%の確率で当たりとなる転落抽選を実行する。転落抽選が当たりとなると、当該転落抽選から所定回数の図柄変動後に時短が終了するとする。このようなぱちんこ遊技機において、転落抽選の実行時にNミッションを開始し、上記所定回数の図柄変動期間をNミッション期間として設定してもよい。転落抽選が当たりとなるときには逸失条件が成立し、外れとなって時短が継続するときには逸失条件が不成立となるように制御してもよい。このような態様によっても、転落抽選によって時短という受益機会が失われる可能性をNミッションにより効果的に演出できる。
あるいは、時短等の特定遊技が開始されると同時にNミッションを実行してもよい。上記と同様、特別遊技終了後、時短継続回数を特に設定することなく時短を開始する。時短中においては図柄変動が実行されるごとに転落抽選を実行する。転落抽選が当たりとなると、次の図柄変動時から通常状態に戻る。このようなぱちんこ遊技機において、特別遊技が終了して時短が開始すると同時に、Nミッション期間を区切らずにNミッションを実行する。そして転落抽選が当たりとなると逸失条件がすぐに成立するように制御してもよい。このような態様によっても、転落抽選による受益機会喪失の可能性をNミッションにより効果的に演出できる。
このほかにも、請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、本実施例において示された各機能ブロックの単体もしくはそれらの連係によって実現されることも当業者には理解されるところである。
Claims (8)
- 遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な状態に開放可能な大入賞口と、
前記始動入賞口へ遊技球が入球したことを契機として、当否抽選を実行する当否抽選手段と、
前記当否抽選の結果を示す特別図柄を変動表示させる特図制御手段と、
前記当否抽選の結果が当たりであったときに、特別図柄の停止表示後に前記大入賞口を開放させることにより遊技者に有利な特別遊技を実行する特別遊技制御手段と、
特別図柄が所定回数変動される期間内に所定の演出画像の表示がなされることが遊技者の受益機会を逸失させられる条件として定められた逸失条件を演出的に表示する逸失条件表示制御手段と、を備え、
前記逸失条件表示制御手段は、前記期間内において前記受益機会の逸失が予定されるときには、前記期間内において前記所定の演出画像を表示させることにより、前記逸失条件の成立により前記受益機会が逸失させられる旨を示唆することを特徴とする弾球遊技機。 - 所定の開始条件が成立したときに通常の遊技状態よりも特別遊技へ移行しやすい遊技状態である特定遊技を開始し、所定の終了条件が成立したときに特定遊技を終了させる特定遊技制御手段を更に備え、
前記逸失条件表示制御手段は、特別図柄が所定回数変動される期間内に所定の演出画像の表示がなされることが特定遊技による受益機会を逸失させられる条件として定められた前記逸失条件を演出的に表示させ、前記期間内において特定遊技の受益機会逸失が予定されるときには、前記期間内において前記所定の演出画像を表示させることにより、前記逸失条件の成立により特定遊技の受益機会が逸失させられる旨を示唆することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。 - 前記逸失条件表示制御手段は、所定の演出画像の表示がなされることが特定遊技が終了させられる条件として前記逸失条件を演出的に表示させ、前記期間内において特定遊技の終了が予定されるときには、前記期間内において前記所定の演出画像を表示させることにより、前記逸失条件の成立により特定遊技が終了させられる旨を示唆することを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
- 前記逸失条件表示制御手段は、前記期間内において特定遊技が終了した後に更に新たな特定遊技が開始される予定であるときには、前記期間内においては前記逸失条件の成立態様として前記所定の演出画像を表示させないことを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
- 前記逸失条件表示制御手段は、前記期間内において特定遊技が終了した後に更に新たな特定遊技が開始される予定であるときには、前記期間内において前記逸失条件の成立態様として前記所定の演出画像を表示させた上で遊技者に有利な遊技状態の開始を報知することを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
- 前記特定遊技制御手段は、特別遊技終了後、所定確率にて特定遊技を実行し、
前記逸失条件表示制御手段は、特別遊技終了後、所定の演出画像の表示がなされることが特定遊技への移行に失敗させられる条件として前記逸失条件を演出的に表示させ、特定遊技へ移行しないときには、前記期間内において前記所定の演出画像を表示させることにより、前記逸失条件の成立により特定遊技への移行に失敗させられた旨を示唆することを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。 - 特定遊技実行中において、特定遊技実行中である旨を示唆する特定遊技演出を実行する特定遊技演出手段、を更に備え、
前記特定遊技演出手段は、特別遊技終了後に特定遊技への移行に失敗したときにも前記期間内において前記特定遊技演出を実行することを特徴とする請求項6に記載の弾球遊技機。 - 特別図柄が所定回数変動される期間内に所定の演出画像の表示がなされることが前記当否抽選の当たりが保証される条件として定められた保証条件を演出的に表示する保証条件表示制御手段、を更に備え、
前記保証条件表示制御手段は、前記期間内において実行される当否抽選が当たりとなるときには、その当否抽選を契機として変動表示される特別図柄が停止表示される前に前記所定の演出画像を表示させることにより、前記保証条件の成立により当否抽選の当たりが確定された旨を示唆することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
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