JP2008245169A - 放送受信装置及び放送受信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 設定国及び周辺国の放送信号の周波数帯域幅に基づく安定したサーチ処理を行なうことができる放送受信装置及び放送受信方法を提供する。
【解決手段】 デジタル放送受信のための設定が行なわれる設定国と、設定国の周辺国と、周辺国に応じた周波数の帯域幅をもつテーブル情報(図4)を格納する記憶部35と、デジタル放送信号を受信し復調して復調信号を出力するチューナ部12と、チューナ部が受信可能な設定国及び周辺国のデジタル放送信号を、テーブル情報の設定国及び周辺国の周波数の帯域幅に基づいて順次サーチして、各チャンネルに受信可能なデジタル放送信号の周波数と国情報が対応づけられたチャンネルリスト(図5)を生成するサーチ部30と、チャンネルの指示信号を受けると、チャンネルリストのデジタル放送信号の周波数に基づく選局をチューナ部により行なう制御部30をもつ放送受信装置。
【選択図】図1
【解決手段】 デジタル放送受信のための設定が行なわれる設定国と、設定国の周辺国と、周辺国に応じた周波数の帯域幅をもつテーブル情報(図4)を格納する記憶部35と、デジタル放送信号を受信し復調して復調信号を出力するチューナ部12と、チューナ部が受信可能な設定国及び周辺国のデジタル放送信号を、テーブル情報の設定国及び周辺国の周波数の帯域幅に基づいて順次サーチして、各チャンネルに受信可能なデジタル放送信号の周波数と国情報が対応づけられたチャンネルリスト(図5)を生成するサーチ部30と、チャンネルの指示信号を受けると、チャンネルリストのデジタル放送信号の周波数に基づく選局をチューナ部により行なう制御部30をもつ放送受信装置。
【選択図】図1
Description
この発明は、チューナ部のチャンネルサーチを行なう放送受信装置に関し、特に複数国の放送信号に関するチャンネルサーチを行なう放送受信装置及び放送受信方法に関する。
最近、デジタル技術の普及に伴い、地上波デジタル放送の利用が非常に進んできており、地上波デジタル放送を受信する放送受信装置が普及しつつある。このような放送受信装置においては、放送受信装置を設置する際に、どのような放送が受信できるかをサーチ処理を行なってチャンネル登録を行なうことが知られている。特に、複数の国からの放送信号に対してもサーチ処理を行なうことができる。
特許文献1は、仕向け地を“日本”,“欧州”,“北米”等と異ならせて受信可能なチャンネルの自動チューニングを行なうテレジョン装置を提供している。これにより、複数の仕向け地に対する受信可能なチャンネルの自動チューニングが可能となる。
特開平6−46427号公報
しかし、この特許文献1の従来技術では、例えば、欧州を仕向け地として自動チューニングを行なった場合、例えばスイスで自動サーチを行なうと、スイスだけでなくその周辺国のフランス、ドイツ、イタリア、オーストリアについても受信可能となってしまう。
この時、設定国の受信放送として設定国以外の国の放送信号も解釈してしまうので、他国の放送信号を正しく画面に表示できないという問題がある。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、設定国及び周辺国の放送信号の周波数帯域幅に基づく安定したサーチ処理を行なうことができる放送受信装置及び放送受信方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための一実施形態は、
デジタル放送受信のための設定が行なわれる設定国と、前記設定国の周辺国と、前記周辺国に応じた周波数の帯域幅をもつテーブル情報(図4)を格納するメモリ部(35)と、
デジタル放送信号を受信し復調して復調信号を出力するチューナ部(12)と、
前記チューナ部が受信可能な前記設定国及び前記周辺国のデジタル放送信号を、前記テーブル情報の前記設定国及び周辺国の周波数の帯域幅に基づいて順次サーチして、各チャンネルに受信可能なデジタル放送信号の周波数と国情報が対応づけられたチャンネルリスト(図5)を生成するサーチ部(30)と、
チャンネルの指示信号を受けると、前記チャンネルリストのデジタル放送信号の周波数に基づく選局を前記チューナ部により行なう制御部(30)と、
を具備することを特徴とする放送受信装置である。
デジタル放送受信のための設定が行なわれる設定国と、前記設定国の周辺国と、前記周辺国に応じた周波数の帯域幅をもつテーブル情報(図4)を格納するメモリ部(35)と、
デジタル放送信号を受信し復調して復調信号を出力するチューナ部(12)と、
前記チューナ部が受信可能な前記設定国及び前記周辺国のデジタル放送信号を、前記テーブル情報の前記設定国及び周辺国の周波数の帯域幅に基づいて順次サーチして、各チャンネルに受信可能なデジタル放送信号の周波数と国情報が対応づけられたチャンネルリスト(図5)を生成するサーチ部(30)と、
チャンネルの指示信号を受けると、前記チャンネルリストのデジタル放送信号の周波数に基づく選局を前記チューナ部により行なう制御部(30)と、
を具備することを特徴とする放送受信装置である。
複数の設定国とこの周辺国の放送信号の周波数帯域幅のテーブル情報を用意しておき、各国の帯域幅を用いて受信可能な放送局のサーチ処理を確実に行なうことができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
<本発明の一実施形態である放送受信装置>
(放送受信装置の構成と動作)
本発明の一実施形態であるデジタルテレビジョン装置等の放送受信装置の構成の一例を、以下に図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置の構成の一例を示すブロック図である。
(放送受信装置の構成と動作)
本発明の一実施形態であるデジタルテレビジョン装置等の放送受信装置の構成の一例を、以下に図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置の構成の一例を示すブロック図である。
放送受信装置10は、図1に示すように一例としてテレビジョン装置であり、制御部30は全体の動作を司るべくデータバスを介して各部に接続されている。放送受信装置10は、再生側を構成するMPEGデコーダ部16と、装置本体の動作を制御する制御部30とを主たる構成要素としている。放送受信装置10は、入力側のセレクタ部14と出力側のセレクタ部21とを有しており、入力側のセレクタ部14には、LAN等やメール機能をもった通信部11と、BS/CS/地上波デジタルチューナ部12と、BS/地上波アナログチューナ部13が接続される。
放送受信装置10は、更に、BS/CS/地上波デジタルチューナ部12からの復調信号を一時格納するバッファ部15と、格納された復調信号であるパケットを種類別に分離する分離部17と、分離部17から供給された映像音声用のパケットにMPEGデコード処理を施し映像音声信号を出力するMPEGデコーダ部16と、操作情報等を重畳するための映像信号を生成するOSD(On Screen Display)生成部18と、OSD生成部18で生成した操作情報や字幕情報等を重畳する重畳部18−2を有している。放送受信装置10は、更に、分離部17からの音声信号に増幅処理等を施す音声処理部19と、MPEGデコーダ部16及びOSD生成部18から映像信号を受けて、所望の映像処理を施す映像処理部20と、音声信号及び映像信号の出力先を選択するセレクタ部21と、音声処理部19からの音声信号に応じて音声を出力するスピーカ部22と、セレクタ部21に接続されて与えられた映像信号に応じた映像を液晶表示画面等に表示する表示部23と、外部装置との通信を行うインタフェース部24を有する。
ここで、映像処理部20は、インターレス信号をプログレッシブに変換するIP変換部41と、コアリング処理及びエンハンス処理を行なう画質処理部42と、スケーリング処理を行なうスケーリング部43と、映像信号のγ補正を行なうγ補正部44を有している。
放送受信装置10は、更に、BS/CS/地上波デジタルチューナ部12及びBS/地上波アナログチューナ部13からの映像情報等を適宜記録する記憶部35と、放送信号等から電子番組情報を取得して画面表示等を行なう電子番組情報処理部36と、例えばデジタル放送信号を受信し復調した信号に含まれるTOT(Time Offset Table),TDT(Time Date Table)から現在の日時情報を抽出する日時情報検出部37を有しており、これらは、データバスを介して制御部30に接続されている。放送受信装置10は、更に、データバスを介して制御部30に接続されユーザの操作やリモコンRの操作を受ける操作部32及び操作信号を表示する表示部33を有している。ここで、リモコンRは、放送受信装置10の本体に設けられる操作部32とほぼ同等の操作を可能とするものであり、チューナの操作等、各種設定が可能である。
また、制御部30は、特に、後述する本発明の一実施形態であるチューナ部の設定国及び周辺国の放送信号のサーチ機能を有している。また、これに伴い、記憶部35も、フラッシュROM等を用いて、後述する図4に示す帯域幅テーブル、図5に示すチャンネルリスト、また、複数の国毎のOSD規格情報(例えば国に応じた言語情報)等を更に格納している。
このような構成をもった放送受信装置10は、放送信号が受信アンテナからBS/CS/地上波デジタルチューナ部12等に入力され、ここで選局が行われる。選局され復調されたパケット形式の復調信号は、分離部17により、種類別のパケットに分離され、音声映像用パケットがMPEGデコーダ部16等でデコード処理されて映像音声信号となって、音声処理部19及び映像処理部20に供給される。映像処理部20は、与えられた映像信号について、IP変換部41によりインターレス信号をプログレッシブに変換され、画質処理部42ではコアリング処理及びエンハンス処理が施され、スケーリング部43ではスケーリング処理が施され、γ補正部44では、映像信号のγ補正が施された後に、セレクタ部21に供給される。
セレクタ部21は、制御部30の制御信号に応じて例えば表示部23に映像信号を供給し、これにより映像信号に応じた映像が表示部23に表示される。また、音声処理部19からの音声信号に応じた音声がスピーカ部22から出力される。
また、OSD生成部18で生成された各種の操作情報や字幕情報等が、重畳部18−2により放送信号に応じた映像信号に重畳され、映像処理部20を経て、これに応じた映像が表示部23に表示される。
<本発明の一実施形態であるチャンネルサーチ処理>
次に、本発明の一実施形態であるチャンネルサーチ処理を図面を用いて以下に詳細に説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置のチャンネルサーチ処理の一例を示すフローチャートである。図3は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置のチャンネルサーチ処理の詳細な一例を示すフローチャートである。
次に、本発明の一実施形態であるチャンネルサーチ処理を図面を用いて以下に詳細に説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置のチャンネルサーチ処理の一例を示すフローチャートである。図3は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置のチャンネルサーチ処理の詳細な一例を示すフローチャートである。
図4は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置のチャンネルサーチ処理に用いられる設定国の一例を示す説明図である。図5は、放送受信装置のチャンネルサーチ処理により生成されるチャンネルリストの一例を示す説明図である。図6は、放送受信装置のチャンネルサーチ処理の設定画面の一例を示す説明図である。
なお、以下の図2、図3、図7のフローチャートの各ステップは、回路ブロックに置き換えることができ、従って、各フローチャートのステップは、全てブロックに定義しなおすことが可能である。
(チャンネルリストの生成)
初めに、図4に示す帯域幅テーブルを用いたチャンネルサーチ処理によるチャンネルリストの生成処理を図2及び図3のフローチャートを用いて詳細に説明する。
初めに、図4に示す帯域幅テーブルを用いたチャンネルサーチ処理によるチャンネルリストの生成処理を図2及び図3のフローチャートを用いて詳細に説明する。
例えば、本発明に係る放送受信装置においては、国毎に細部規格の異なるデジタル放送波が受信可能なヨーロッパ等の大陸地域において、ユーザが放送受信の設定を行なう設定国を指定して受信サーチを実施した際に、設定国とその周辺国の放送信号の周波数の帯域幅テーブル(図4)に基づき、各国の放送規格に従って受信可能な放送を順次サーチするものである。
すなわち、例えば、設定国がスイス(帯域幅7MHz)であるとき、隣接国の帯域幅は、必ずしも7MHzではない。図4に示すように、スイスの隣接国のフランス、ドイツ、イタリア、オーストリアは、それぞれ、帯域幅が、8MHz、7MHz、8MHz、7MHzとなる。従って、記憶部35等に設定国とその周辺国の放送信号の周波数の帯域幅テーブル(図4)等を記録していなければ、基準周波数(一例として175MHz)から全くスキップ処理することなく連続的に放送信号をサーチすることとなり、非常に非効率的な処理となる。
一方、この実施形態の図1に示す放送受信装置10の記憶部35のように設定国とその周辺国の放送信号の周波数の帯域幅テーブル(図4)等を記録していれば、スイスの周辺国のフランス、ドイツ、イタリア、オーストリアは、帯域幅が7MHか8MHzなので、基準周波数(一例として175MHz)から7MHzの整数倍の周波数及び8MHzの整数倍の周波数につき上限の周波数(一例として860MHz)までを順番にサーチするだけで済むので効率的で確実なサーチ処理を実現することができる。
すなわち、放送受信装置10は、制御部30の働きにより、図6に示す設定画面において、チャンネルサーチ処理の設定を行なう(ステップS11)。つまり、ユーザは、この図6の設定画面100において、国101と、言語102(言語は国101に応じて選択肢が決定される)と、周辺国サーチを行なうか(yes)設定国サーチのみであるか(no)の選択を決定する。そして、サーチをスタートする際はアイコン104を操作する。また、サーチを終了するときはアイコン105を操作する。
制御部30は、アイコン104の操作を検出すると(ステップS12)、次に、設定画面100において周辺国のサーチが選択されているかどうかを判断する(ステップS13)。制御部30が、設定画面100において周辺国のサーチが選択されていると判断すると、次に、記憶部35から帯域幅テーブル(図4)を読み出し(ステップS14)、この帯域幅テーブルの各国の情報に基づいてチャンネルサーチ処理を行なう(ステップS15)。
しかし、制御部30が、設定画面100において設定国のサーチが選択されていると判断すると、制御部30は、記憶部35から帯域幅テーブル(図4)の設定国の帯域幅だけを用いて、設定国だけをチャンネルサーチの対象国としてチャンネルサーチを行なう(ステップS16)。
具体的な処理としては、制御部30は、図3に示すフローチャートに示すように、チャンネルサーチの帯域幅を、図4の周辺国テーブルの各国が示す帯域幅とする(ステップS21)。すなわち、設定国がスイスであれば、周辺国がフランス、ドイツ、イタリア、オーストリアと決定する。そして、制御部30は、BS/CS/地上波デジタルチューナ部12について、チャンネルサーチの周波数を基準周波数(一例として175MHz)とする(ステップS22)。
ここで、制御部30は、BS/CS/地上波デジタルチューナ部12が、受信チャンネルを検出すれば、分離部17が検出したPSI(Program Specific Information)等から国情報を取得する(ステップS24)。そして、図5に示すようなチャンネルリストにチャンネル番号を保存する(ステップS25)。図5では、例えば、“1”と保存する。次に、PSI等から取得した国情報を、このチャンネルリストにチャンネル番号に対応する国情報として、例えばフランスと設定する(ステップS26)。
次に、制御部30は、図5に示すチャンネルリストにチャンネル番号“1”に対応する周波数情報を例えば175MHz(175MHz+8MHz×0)として設定する(ステップS27)。次に、制御部30は、チャンネルサーチ周波数(例えば175MHz)にチャンネルサーチの帯域幅(例えば7MHz)を加算する(ステップS28)。そして、チャンネルサーチが終了するまで、例えば欧州の地上波デジタル放送の割当周波数の上限の一例である860MHzまで、この処理を継続する(ステップS29)。
また、ステップS23で受信チャンネルが検出できなかった場合は、直ちにステップS28に飛んで、例えば欧州の地上波デジタル放送の割当周波数の上限である860MHzまでこの処理を継続する(ステップS28)。
このような処理を基準周波数(例えば7MHz)から割当周波数の上限である860MHzまで継続することで、図5に示すようなチャンネルリストが生成され、設定国が例えばスイスでも、チャンネル番号に対応して設定国とは必ずしも同じではない国情報が、受信可能な放送の周波数と共に記録されるものである。
なお、上述したように、各国毎に固有の帯域幅情報を保有しているため、設定国がスイスであれば、その周辺国のフランス、ドイツ、イタリア、オーストリアの帯域幅を考慮して、7MHzと8MHzについてサーチ処理を行なうため、安定して効率的なサーチ処理が可能となる。すなわち、図5のチャンネルリストの一例において、2チャンネルのドイツでは、175MHz+7MHz×2=189MHzにて、3チャンネルのイタリアでは、175MHz+8MHz×4=207MHzにて、4チャンネルのオーストリアでは、175MHz+7MHz×10=245MHzにて、5チャンネルのスイスでは、175MHz+7MHz×15=280MHzにて、周波数が保存される。同様に、各チャンネルに応じた放送局名が、図5のチャンネルリストに示すようにそれぞれ保存される。
(チャンネルリストの活用)
次に、上述したように求められたチャンネルリスト情報は、一例として、以下に示すようにデジタル放送信号の受信処理に活用される。図7は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置により生成されたチャンネルリストを用いて行なわれるオンスクリーン表示処理の一例を示すフローチャートである。
次に、上述したように求められたチャンネルリスト情報は、一例として、以下に示すようにデジタル放送信号の受信処理に活用される。図7は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置により生成されたチャンネルリストを用いて行なわれるオンスクリーン表示処理の一例を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態である放送受信装置10において、図7のフローチャートに従って、チャンネルリストを用いて行なわれるオンスクリーン表示処理の一例を説明する。
すなわち、放送受信装置10において、制御部30は、リモコンR等のチャンネル操作を検出したり電源の投入を検出すると(ステップS31)、与えられたチャンネル信号または記憶部35等に記録されているチャンネル信号に応じた周波数を、記憶部35が記憶しているチャンネルリスト(図5)から読み出して、BS/CS/地上波デジタルチューナ部12に設定する(ステップS32)。すなわち、“1ch”が選択されれば、チャンネルリスト(図5)に示すように、183MHzがBS/CS/地上波デジタルチューナ部12に設定される。
次に、制御部30が分離部17から出力されるPSI(Program Specific Information)のPAT(Program Association Table)に該当するチャンネルが存在すると判断すれば(ステップS33)、分離部17から出力されるPSI,SI(Service Information)に応じて、操作情報、管理情報、字幕情報等を、チャンネルリスト(図5)が示すチャンネル番号に応じた国情報に対応するOSD規格情報により解釈して、重畳すべき画像情報を生成する(ステップS34)。
具体的には、チャンネルが2チャンネルの場合、チャンネルリストがドイツを示していれば、制御部30は、記憶部35からドイツ用のOSD規格情報を読み出してきて、このOSD規格情報に基づき、PSI,SI(Service Information)の操作情報、管理情報、字幕情報等を解釈する。これにより、ドイツの放送の字幕情報等は、ドイツ語の字幕画像として重畳画像が生成される。また、同様に、3チャンネルであれば、イタリアの放送の字幕情報等は、イタリア語の字幕画像として重畳画像が生成される。
この重畳画像は、重畳部18−2において、分離部17から供給される映像信号に重畳され映像処理部20を経て、番組映像に重畳される字幕等として表示部23に表示されるものである(ステップS35)。
このように、本発明に係る実施形態の放送受信装置10によれば、チャンネルリスト(図5)により各チャンネル毎に国情報が管理されているため、例えば、ヨーロッパのように設定国(スイス等)で受信可能な周辺国(フランス、ドイツ、イタリア、オーストリア等)の放送の字幕情報等をその国の管理情報に従って確実に画面表示することが可能となるものである。
また、上述したように、本発明に係る実施形態の放送受信装置10によれば、設定国とその周辺国の放送信号の帯域幅テーブルを記憶部等に予め用意して利用することで、例えば、ヨーロッパのように設定国(スイス等)で受信可能な周辺国(フランス、ドイツ、イタリア、オーストリア等)のサーチ処理を確実に行なうことができる。
以上記載した様々な実施形態により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
10…放送受信装置、11…通信部、12…BS/CS/地上波デジタルチューナ、13…BS/CS/地上波アナログチューナ、14…セレクタ部、15…バッファ部、16…MPEGデコーダ部、17…分離部、18…OSD生成部、18−2…重畳部、19…音声処理部、20…映像処理部、21…セレクタ部、22…スピーカ部、23…表示部、24…I/F部、30…制御部、32…操作部、33…表示部、35…記憶部、36…電子番組情報処理部、37…日時情報検出部。
Claims (9)
- デジタル放送受信のための設定が行なわれる設定国と、前記設定国の周辺国と、前記周辺国に応じた周波数の帯域幅をもつテーブル情報を格納するメモリ部と、
デジタル放送信号を受信し復調して復調信号を出力するチューナ部と、
前記チューナ部が受信可能な前記設定国及び前記周辺国のデジタル放送信号を、前記テーブル情報の前記設定国及び周辺国の周波数の帯域幅に基づいて順次サーチして、各チャンネルに受信可能なデジタル放送信号の周波数と国情報が対応づけられたチャンネルリストを生成するサーチ部と、
チャンネルの指示信号を受けると、前記チャンネルリストのデジタル放送信号の周波数に基づく選局を前記チューナ部により行なう制御部と、
を具備することを特徴とする放送受信装置。 - 前記チャンネルリストの受信可能なデジタル放送信号の国情報は、前記設定国又は前記設定国の周辺国の中の少なくとも一つが含まれることを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
- 前記チューナ部の前記復調信号から抽出した情報に前記チャンネルリストの国情報に応じる処理を行なって生成した画像信号を生成し、前記復調信号に基づく映像信号に重畳する重畳部を更に有することを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
- 前記チューナ部の前記復調信号から抽出した情報に前記チャンネルリストの国情報に応じる言語により生成した画像信号を生成し、前記復調信号に基づく映像信号に重畳する重畳部を更に有することを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
- 前記チューナ部の前記復調信号に基づいて映像を画面に表示する表示部を更に有することを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
- デジタル放送受信のための設定が行なわれる設定国と、前記設定国の周辺国と、前記周辺国に応じた周波数の帯域幅をもつテーブル情報を用意し、
チューナ部が受信可能な前記設定国及び前記周辺国のデジタル放送信号を、前記テーブル情報の前記設定国及び周辺国の周波数の帯域幅に基づいて順次サーチし、
この結果、各チャンネルに受信可能なデジタル放送信号の周波数と国情報が対応づけられたチャンネルリストを生成し、
チャンネルの指示を受けると、前記チャンネルリストのデジタル放送信号の周波数に基づく選局を前記チューナ部により行なうことを特徴とする放送受信方法。 - 前記チャンネルリストの受信可能なデジタル放送信号の国情報は、前記設定国又は前記設定国の周辺国の中の少なくとも一つが含まれることを特徴とする請求項6記載の放送受信方法。
- 前記チューナ部により放送信号を復調して復調信号を取得し、
この復調信号から抽出した情報に前記チャンネルリストの国情報に応じる処理を行なって生成した画像信号を生成し、
この画像信号を前記復調信号に基づく映像信号に重畳することを特徴とする請求項6記載の放送受信方法。 - 前記チューナ部により放送信号を復調して復調信号を取得し、
この復調信号から抽出した情報に前記チャンネルリストの国情報に応じる言語により生成した画像信号を生成し、
この画像信号を前記復調信号に基づく映像信号に重畳することを特徴とする請求項6記載の放送受信方法。
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