JP2008243512A - 膜−電極接合体及び燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】金属イオンの触媒層及び電解質膜への侵入が防止されるように金属イオンを捕捉し、ガス拡散層の目詰まりを起こさない膜−電極接合体と、当該膜−電極接合体が組み込まれた燃料電池システムを提供する。
【解決手段】ガス拡散層3と触媒層4を有する電極が、電解質膜2の両面に設けられている膜−電極接合体を、触媒層4は電極の電解質膜側に設けられ、電極が包接化合物を有するようにする。
【選択図】図4

Description

本発明は、金属イオンを捕捉する包接化合物を有する膜−電極接合体に関する。更に、本発明は、当該膜−電極接合体が組み込まれた燃料電池システムに関する。
近年、燃料電池が、次世代型クリーンエネルギー源として注目されている。燃料電池の1種である固体高分子燃料電池は、固体高分子電解質膜の両面にアノードおよびカソードの両電極が配置された構造を有している。有機化合物が固体高分子燃料電池の燃料としてを使用される場合、有機化合物がアノード側に、酸素又は空気がカソード側に供給され、電気が電気化学反応により発生する。その際、水と二酸化炭素が生成されるが、有害な副生成物が、不純物の混入による副反応、不完全反応等により発生する。そこで、前記有害な副生成物を選択的に包接するホスト化合物を含む包接部が、生成物が排出される経路の途中に設けられた燃料電池システムが検討された(例えば、特許文献1参照)。
高分子電解質膜を使用した燃料電池スタックを備えた燃料電池システムでは、電解質膜を挟んで両側に燃料室及び酸素室が存在し、燃料室における燃料ガスが燃料極を介し、或いは、酸素室における酸化ガス(主として空気中の酸素)が酸素極を介し、イオン化し、そのイオンを、電解質膜を介して取り出して電力を得ている。
このような燃料電池システムにおいて、燃料電池に供給されるガスには、塵埃や海塩、燃料電池システムの構成材料などから生じる金属イオンが含まれる。これらの金属イオンは、燃料電池内に進入し滞留すると、高分子電解質膜及び触媒層を構成する高分子電解質と結合して、高分子電解質のイオン伝導性を低下させ、燃料電池自体の発電性能を低下させてしまうといった問題がある。
このような問題を解決するために、アルコールがガス供給路に導入された後、ガス供給路が水蒸気、脱イオン水又は弱酸性水により洗浄される方法(例えば、特許文献2参照)、高分子電解質膜がキレート剤水溶液で洗浄された後、洗浄水で洗浄される方法(例えば、特許文献3参照)、燃焼排ガスが酸素極への供給ガスに混入され、酸素極が酸性雰囲気に保たれ、汚染イオンが電池外部へ排出される方法(例えば、特許文献4参照)が検討された。しかし、上記方法は、キレート剤が触媒層に残留する、金属イオンの除去が不完全である等の問題を有していた。
そこで、触媒層及び電解質膜の構成成分である高分子電解質がガス拡散層へ塗布又は含浸され、金属イオンのガス拡散層での補足が検討された。しかし、高分子電解質はガス拡散層を目詰まりさせ、電極へのガス供給が阻害されてしまった。
特開2006−331750号公報 特開2004−6416号公報 特開2000−260455号公報 特開2002−42849号公報
本発明が解決しようとする課題は、金属イオンの触媒層及び電解質膜への侵入が防止されるように金属イオンを捕捉し、ガス拡散層の目詰まりを起こさない膜−電極接合体と、当該膜−電極接合体が組み込まれた燃料電池システムの提供である。
本発明は、ガス拡散層と触媒層を有する電極が、電解質膜の両面に設けられている膜−電極接合体であって、触媒層は電極の電解質膜側に設けられ、電極が包接化合物を有する、膜−電極接合体である。
本発明の好ましい実施態様では、包接化合物を有するトラップ層が、上記膜−電極接合体のガス拡散層と触媒層の間に設けられている。
本発明は、上記膜−電極接合体が組み込まれた燃料電池システムである。
本発明の好ましい実施態様では、上記燃料電池システムが、酸化ガスを膜−電極接合体に供給する酸化ガス供給手段と、燃料ガスを膜−電極接合体に供給する燃料ガス供給手段と、膜−電極接合体に供給される酸化ガス又は燃料ガスに酸性ガスを加える酸性ガス供給手段を備える。
本発明の別の好ましい実施態様では、上記燃料電池システムが、上記酸性ガス中に水を霧状に噴射する噴霧装置を有する。
本発明の別の好ましい実施態様では、上記燃料電池システムの上記酸化ガス供給手段又は上記燃料ガス供給手段は、前記酸性ガス供給手段から酸性ガスを取り入れるための取入部を有し、上記酸性ガス供給手段は、上記取入部に対して着脱自在に接続され、酸性ガスを供給する供給部を有する。
本発明の膜−電極接合体に含まれる包接化合物は、金属イオンの触媒層及び電解質膜への侵入が防止されるように金属イオンを捕捉する。そして、捕捉された金属イオンは、酸洗浄により、容易に包接化合物と離脱する。従って、本発明の膜−電極接合体の触媒層及び電解質膜は、長期間それらの機能を保つ。
本発明の燃料電池システムでは、酸化ガス又は燃料ガスとともに酸性ガスが膜−電極接合体に供給されるので、膜−電極接合体での酸化ガスと燃料ガスとの発電反応によって生じる生成水に酸化ガスが溶け込み、生成水は酸性となる。この酸性の水によって、包接化合物に補足された金属イオンが抽出される。生成水は随時作り出されるので、生成水によって抽出された金属イオンは、生成水とともに容易に燃料電池システムから排出される。
本発明の燃料電池システムでは、酸性ガスに接触した水を加えることによって、金属イオンを外部に押し流す効果が増進される。
本発明の燃料電池システムでは、取入部に、酸性ガス供給手段の供給部を着脱自在に接続する構成することで、取入部に供給部を要時にのみ接続し、燃料電池の不純物を排出するための再生作業を行なうことができる。これにより、常時酸性ガス供給手段を設ける必要がなくなり、燃料電池システム全体の大型化を抑制することができる。さらに、燃料電池をシステムから取り外すことなく、通常の発電動作に用いられる構成要素を用いて燃料電池の再生作業をおこなうことができるので、システムから取り外す必要がなく、燃料電池の物理的な損傷を抑制しつつ、作業を容易に完了させることが可能となる。
次にこの発明の好適実施形態について説明する。この実施形態は、電気自動車に搭載される燃料電池システムである。図1は、この発明の燃料電池システム1の構成を示すブロック図である。図1に示されているように、この燃料電池システム1は燃料電池スタック100、水素貯蔵タンク11を含む燃料供給系10、空気供給系12、水供給系50に大略構成される。
図2および図3に基づいて燃料電池スタック100の構成について説明する。図2は、燃料電池スタック10の部分断面側面図、図3は、燃料電池スタックの部分断面斜視図である。 燃料電池スタック100は、単位セル2と、セパレータ3とを備えている。単位セル2は、空気極である酸素極21と燃料極22とで固体高分子電解質膜23を挟持した膜−電極接合体となっている。
セパレータ3は、酸素極21と燃料極22にそれぞれ接触して電流を外部に取り出すための集電部材31と、集電部材31と単位セル2との間に介挿され、単位セル2の周端部に重ねられる介挿部材33とを有している。固体高分子電解質膜23において、燃料として供給された水素と酸化剤として供給された酸素が反応し、電力が得られるとともに、生成水が発生する。
集電部材31は、導電性と耐蝕性を備えた材料で構成されている。集電部材31としては、例えば、カーボンや、金属等の材料で構成されている。金属で構成した場合には、例えば、ステンレス、ニッケル合金、チタン合金等の材料に耐蝕導電処理を施したものを用いることができる。ここで、耐蝕導電処理とは、例えば、金メッキ等が挙げられる。
集電部材31の、燃料極22に接触する面には、直線状に連続して隆起した凸部311が等間隔で複数形成され、該凸部311の間には、溝312がそれぞれ形成される。つまり、凸部311と溝312は、交互に配置された形状となっている。凸部311は、最も突出した峰の平面部が燃料極22に接触する接触部313となっており、この接触部313を介して燃料極22と通電可能となる。溝312と、燃料極22の表面とによって、燃料ガスとしての水素ガスが流通する燃料ガス流通路315が形成される。
凸部311の両端には、凸部311に直交する方向に溝314、314が形成され、この溝314と燃料極22の表面とによって、燃料ガス流路316が形成される。複数の燃料ガス流通路315は、両端部で燃料ガス流路316にそれぞれ連通した構成となっており、複数の燃料ガス流通路315と一対の燃料ガス流路316とによって、燃料極22へ水素ガスを供給する燃料ガス保持部30が構成される。
燃料ガス保持部30には、燃料ガス供給孔318と燃料ガス排出孔317とが形成され、水素ガスは燃料ガス供給孔318から燃料ガス保持部30内に流入し、燃料極22に水素を供給しつつ、燃料ガス排出孔317から流出する。この実施形態では、集電部材31は、矩形であり、燃料ガス供給孔318と燃料ガス排出孔317は、集電部材31の平面視における図心を中心として点対称の位置に(対角線方向)に、それぞれ配置されている。図2には、燃料ガス供給孔318が示されている。以上のように、燃料ガス保持部30は、各セパレータ3と単位セル2の間にそれぞれ形成されている。
各燃料ガス保持部30の燃料ガス供給孔318は、燃料電池スタック100内の一方の端部において、集電部材31の積層方向に形成されている燃料ガス供給通路319aにそれぞれ連通しており、燃料ガス排出孔317は、燃料電池スタック100内の他方の端部において、集電部材31の積層方向に形成されている燃料ガス排出通路319bにそれぞれ連通している。燃料ガス供給通路319aと各燃料ガス供給孔318によって、燃料ガスを各燃料ガス保持部30に分配する燃料ガスマニホールド34が構成される。一対の燃料ガス排出通路319a、319bの一方は、燃料ガス供給流路201Bに接続され、他方は、ガス循環流路202に接続される。
集電部材31の、酸素極21に接触する面には、直線状に連続して隆起した凸部321が等間隔で複数形成され、該凸部321の間には、溝322がそれぞれ形成される。つまり、凸部321と溝322は、交互に配置された形状となっている。凸部321は、最も突出した峰の平面部が酸素極21に接触する接触部323となっており、この接触部323を介して酸素極21と通電可能となる。溝322と、酸素極21の表面とによって、酸化ガスとしての空気が流通する空気流通路325が形成される。溝322は、集電部材31の両端部に達しており、空気流通路325の上下端は、燃料電池スタック100の外側に連通する開口部と連通している。両端の開口部の一方は、空気が流入する空気流入部326を形成し、他方の開口部は、空気が流出する空気流出部327を形成している。空気流入部326から流入した空気は、空気流通路325において、酸素極22と接触し、酸素極に酸素を供給しつつ、空気流出部327へ導かれる。このように構成された燃料電池スタック100の鉛直上側には、空気マニホールド54が設けられている。空気流入部326の集合体によって導入口43が構成され、空気流出部327によって導出口44が構成される。
次に、図1に示されている燃料電池システムの構成について説明する。燃料供給系10の構成について説明する。燃料ガスボンベである水素貯蔵タンク11には、燃料ガス供給流路201A、201Bを介して燃料電池スタック100のガス取入口に接続されている。燃料ガス供給流路201Aには、水素元バルブ18、一次圧センサS0、第1調圧弁19、二次圧センサS1、第1ガス供給弁20及び第2調圧弁28a、第2ガス供給弁29、三次圧センサS2が順に設けられ、この燃料ガス供給流路201Aは、燃料ガス供給流路201Bの一端に接続されている。また、水素調圧弁28aには、第2ガス供給弁28bが並列に設けられている。燃料ガス供給流路201Bの他端は、燃料電池スタック100のガス導入口INに接続されている。燃料ガス供給流路201Bには、後述する酸化ガス供給手段7bを接続するための取入部201Bcと安全バルブSBが設けられている。
燃料電池スタック100のガス排出口OUTには、ガス排出流路202の一端が接続され、その他端は、燃料ガス供給流路201Bに接続され、燃料ガスの循環路が構成される。ガス排出流路202には、燃料電池スタック100のガス排出口側から順に、トラップ24、循環ポンプ25、循環電磁弁26が配置されている。トラップ24には、水レベルセンサS10が取り付けられ、さらに、ガス導出路203の一端が接続されている。ガス導出路203の他端は、空気ダクト124に接続されている。ガス導出路203には、排気電磁弁27aが設けられている。ガス排出流路202の循環ポンプ25下流側と、ガス導出路203の排気電磁弁27aの下流側との間には、ガス流出路204が設けられ、該ガス流出路204には、がす流出弁27bが設けられている。また、ガス排出流路202において、循環電磁弁26の下流側には、ガス導通路205の一端が接続され、ガス導通弁27dが設けられている。ガス導通路205の他端には、フィルタを介して外部に接続されている。
次に空気供給系12について説明する。空気供給系12は、空気導入路123、空気マニホールド54、空気排出路である空気ダクト124等を備えている。空気導入路123には、フィルタ121、空気ファン122、空気マニホールド54の順で流入方向に沿って設けられている。また、空気導入路123には、酸性ガス供給手段から酸性ガスを取り入れるための取入部231が設けられている。
空気導入路123内には、空気マニホールド54内の直前位置に、水を空気導入路123内へ向けて噴射するノズル55が設けられている。液体接触手段としての噴霧装置であるノズル55は、空気マニホールド54内に設けられていてもよい。ノズル55は、霧状にした水を噴射する。噴射された霧状水は、空気導入路123の横断面全域に渡って充満するように、噴射される。また、水は可能な限り細かい粒子となるように噴射される。このように構成することによって、酸性ガスと水とが接触する頻度が増え、水が酸性化することが容易となる。
空気マニホールド54は、燃料電池スタック100の導入口43に空気を分割して流入させる。燃料電池スタック100の空気導出口には、排気マニホールド53A1が接続され、導出口44から排出された空気は、排気マニホールド53A1によって合流され、空気ダクト124へ送られる。また、排気マニホールド53は、導出口44から滴り落ちる水を回収する。空気ダクト124は、導出口44から流出した空気を、凝縮器51を介して外部へ導流する。空気ダクト124の終端部には、ファンが取り付けられた凝縮器51が設けられ、続いてフィルタ125が接続されている。凝縮器51は、空気から水分取り出す。また、ノズル55から供給された水の内、燃料電池スタック100内で蒸発した水分も、ここで回収される。排気マニホールド53で回収された水と、凝縮器51で回収された水は、後述するように、水タンク531へ回収される。空気ダクト124には、排気温度センサS9が設けられ、燃料電池スタック100内の温度が間接的に検出される。
次に、水供給系について説明する。水供給系50は、貯水手段としての水タンク531と、排気マニホールド53と凝縮器51で回収した水を水タンク531へ導く導水路57と、水タンク531の水をノズル55へ導く給水路56とを有する。導水路57には、回収ポンプ62が設けられている。回収ポンプ62は、凝縮器51で排気ガスから取り出された水を、水タンク531へ送り込む。給水路56には、フィルタ64、水供給手段である供給ポンプ61が順に設けられている。水タンク531には、水位センサS5と、貯水量検出手段であるタンク水位センサS7が設けられている。
燃料電池スタック100には、図示しない負荷系が接続されており、燃料電池スタック100で出力される電力は、この負荷系に供給される。燃料電池スタック100の電極は、配線を介してインバータに接続され、インバータからモータなどの負荷に電力が供給される。インバータには、切換回路である双方向コンバータを介して補助電源が接続されている。補助電源は、例えば、バッテリ、キャパシタなどで構成することができる。負荷系回路には、燃料電池スタック100の出力を検出するための電流計と電圧計が設けられている。
次に、酸性ガスを燃料電池スタックへ供給するための酸性ガス供給手段の構成について説明する。図1に示されているように、本発明の燃料電池システム1には、酸性ガスを供給するためのガス配管が適宜接続される。燃料電池の電解質膜に不純物イオンが蓄積されると、燃料電池の出力低下を起こすため、燃料電池の出力をモニターし、出力が所定値以下に到達した場合(例えば、出力(低負荷領域)が10%程度下がた場合)に、不純物イオンを除去するために、酸性ガスを燃料電池に供給する。
以下、酸性ガスとしてNO2を供給した場合を例に挙げて説明する。不純物イオンで汚染され高分子電解質膜にNO2ガスを、酸素極及び燃料極に導入しながら燃料電池スタック100を動作させる。燃料電池スタック100の駆動によって、生成された生成水にNO2ガスが接触することにより、単位セル2内でHNO3が生成される(2NO2+H2O → HNO3+HNO2 / 3HNO2 →HNO3+2NO+H2O)。
生成されたHNO3は、直ちにH+及びNO3 -イオンを生成する(HNO3+H2O→ H3++NO3 -)。H+(H3+)イオンは、後述されるトラップ層の包接化合物に補足された金属イオンを、包接化合物から遊離させる。更に、H+(H3+)イオンは、高分子電解質膜の有するイオン交換サイトであるスルホン酸基(−SO3 -)に結合している不純物イオンを(−SO3 -+)にプロトン化することにより、イオン交換サイトを再生する。例えば、不純物イオンがCa2+である場合には、最終的に、排出される生成水中に不純物金属イオンが含まれ(Ca2++2NO3)、この不純物イオンは、Ca(NO32として回収される。回収される金属イオンは、Caの他、K, Na, Mg, Sr, Al, B, Si, Sc, Ti, V, Cr, Mn, Fe, Co, Ni, Cu, Zn, Ga, Ge, Sn, Pb,In, Ti, Y, Mo, Nb,Tc, Li, Cs, Baなどが挙げられる。
生成水のみでは、不純物金属イオンの排出が不十分である場合には、噴射装置としてのノズル55から水を噴射して、排出を促進させる。
なお、上記酸性ガスとは、例えば、水などの無機溶媒に溶けた場合に酸性水となるガスであって、NO2の他、例えば、SO2、HCl、H22等が挙げられる。
以上のように、酸性ガスを供給する方法としては、図1に示されているように、燃料電池システム1の配管に、酸性ガスを接続し、燃料電池システム1の有する構成を利用して、酸性ガスを供給する方式が採られる。
空気導入路123に酸性ガスを供給する酸性ガス供給手段7aについて説明する。酸性ガス供給手段7aは、酸性ガスが充填された酸性ガス容器71aと、酸性ガス供給路70aと、開閉弁72aと、調圧弁73aと、圧力センサS3と、供給部としてのコネクタ74aとを備えている。酸性ガス供給路70aの一端は、酸性ガス容器71aに、他端はコネクタ74aに接続され、ガス供給路70aには、酸性ガス容器71a側から順に、開閉弁72a、圧力センサS3、調圧弁73aが順に設けられている。コネクタ74aは、取入部231に着脱自在に接続可能に構成されており、接続状態において、酸性ガスを空気導入路123内へ供給できる構成となっている。調圧弁73aは、容器内の酸性ガスを適正な圧力に減圧する。この実施形態では、気圧程度まで減圧する。圧力センサS3は、酸性ガス容器71aの残量を示す。
燃料ガス供給流路201Bに酸性ガスを供給する酸性ガス供給手段7bについて説明する。酸性ガス供給手段7bは、酸性ガスが充填された酸性ガス容器71bと、酸性ガス供給路70bと、開閉弁72bと、調圧弁73bと、圧力センサS4と、供給部としてのコネクタ74bとを備えている。酸性ガス供給路70bの一端は、酸性ガス容器71bに、他端はコネクタ74bに接続され、ガス供給路70bには、酸性ガス容器71b側から順に、開閉弁72b、圧力センサS4、調圧弁73bが順に設けられている。コネクタ74bは、取入部201Bcに着脱自在に接続可能に構成されており、接続状態において、酸性ガスを燃料ガス供給流路201B内へ供給できる構成となっている。調圧弁73bは、前記第2調圧弁28aによって調圧されたガス圧と同じ圧力に酸性ガスを減圧する。圧力センサS4は、酸性ガス容器71bの残量を示す。
酸性ガスは、酸素極又は燃料極の一方のみに供給される構成であってもよい。また、燃料電池スタック100のみを燃料電池システム1から取り外し、直接燃料電池スタック100に酸性ガスを供給する構成としてもよい。
本実施形態にあっては、多数の燃料電池を積層した燃料電池スタックを備えた燃料電池システムに適用したが、燃料電池を面方向に接続した燃料電池集合体に適用しても良い。
電解質膜
本発明の膜−電極接合体で使用される電解質膜は、プロトン伝導性を有する高分子電解質を含んでいる。高分子電解質の具体例は、Nafion(登録商標、Dupont社製)、フレミオン(登録商標、旭硝子(株)製)である。本発明の膜−電極接合体で使用される電解質膜は、プロトン伝導性を有する高分子電解質が、高い機械的強度及び耐熱性を有し、電解質溶液による膨潤が抑制される多孔質基材に充填された膜(細孔フィリング膜)であり得る。
細孔フィリング膜の多孔質基材は、特に限定されず、既知の無機材料及び有機材料から選択され得る。高い寸法安定性、耐熱性、耐薬品性及び機械的強度を有する多孔質基材が好ましい。
多孔質基材の無機材料の具体例は、アルミナ系、ジルコニア系、シリカ系、窒化ケイ素系、炭化ケイ素系などのセラミック、ガラス、アルミナ、これらの複合体である。
多孔質基材の有機材料の具体例は、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂である。耐久性の点から、特に望ましい有機材料は耐熱性ポリマーである。ここで、耐熱性ポリマーとは、ガラス転移温度(Tg)が150℃以上の樹脂である。耐熱性ポリマーの好ましいガラス転移温度は、150〜300℃である。耐熱性ポリマーの具体例は、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリアリレート、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリイミド、ポリキノリン、ポリキノキサリン、架橋型ポリエチレン、これらの混合物である。
多孔質基材の空孔率は10〜95%であり、好ましい空孔率は20〜90%であり、より好ましい空孔率は40〜80%である。多孔質基材の空孔率が10%より小さくなると、高分子電解質が多孔質基材の細孔内に十分に保持されず、十分なプロトン伝導率が得られなくなる。多孔質基材の空孔率が95%より大きくなると、実用的な薄膜強度が得られなくなる。
多孔質基材の表面と裏面を貫通する細孔の平均径(平均貫通孔径)は0.001〜100μmであり、好ましい平均貫通孔径は0.005〜50μmであり、より好ましい平均貫通孔径は、0.01〜10μmである。平均貫通孔径が0.001μmより小さくなると、高分子電解質が多孔質基材の細孔内に十分に保持されず、十分なプロトン伝導率が得られなくなる。平均貫通孔径が100μmより大きくなると、高分子電解質が細孔内に固定化されにくくなる。
高分子電解質が多孔質基材の細孔に充填される方法は特に限定されない。当該充填方法の具体例は、(1)高分子電解質溶液が多孔質基材に塗布される方法、(2)多孔質基材が高分子電解質溶液に浸漬される方法、(3)高分子電解質のモノマー成分及び重合開始剤を含有するモノマー組成物溶液が多孔質基材の細孔に充填され、モノマー成分が熱又は光によりIn−situ重合される方法である。高分子電解質溶液又はモノマー組成物溶液は、減圧及び/又は超音波が利用されて、多孔質基材の細孔に充填されてもよい。モノマー組成物溶液が多孔質基材の細孔に充填される場合、多孔質基材の細孔表面は親水化されていてよい。高分子電解質溶液及びモノマー組成物溶液の粘度は、ポリマー又は溶剤の添加により適宜調節され得る。
本発明の膜−電極接合体で使用される電解質膜の膜厚は0.01〜300μmであり、好ましい膜厚は0.01〜200μmであり、より好ましい膜厚は0.1〜100μmである。電解質膜の膜厚が0.1μmより小さいと、電解質膜の強度が十分でなく、その取扱いが難しくなる。電解質膜の膜厚が300μmより大きいと、電解質膜の電気抵抗が大きくなりすぎる。
膜−電極接合体
図4は、本発明の膜−電極接合体の断面図を示す。本発明の膜−電極接合体は、電極が電解質膜23の両面に設けられた構造を有している。
(a)電極
電極は、ガス拡散層24と、ガス拡散層24の電解質膜側に設けられた触媒層25を有する。
(b)ガス拡散層
カーボン繊維織布、カーボンペーパー等の通気性を有する基体が、ガス拡散層24として使用される。基体は、好ましくは、予め撥水処理される。撥水処理の具体例は以下の通りである。基体が、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体などのフッ素樹脂からなる撥水剤の水溶液中に浸漬され、乾燥され、焼成される。
(c)触媒層
触媒の具体例は、白金、ロジウム、ルテニウム、イリジウム、パラジウム、オスニウムなどの白金族金属、これらの合金、これらの金属化合物である。これらの金属、合金又は金属化合物は、単独または混合されて使用される。好ましい触媒は、[Pt(NH34]X2または[Pt(NH36]X4(Xは1価の陰イオン)であらわされるアミン錯体である。別の好ましい触媒は、白金化合物とルテニウム化合物が混合され、還元されて得られる白金−ルテニウム合金である。
触媒の粒径は、特に限定されない。触媒活性の観点から、好ましい平均粒径は0.5〜20nmである。
触媒層の厚さは、0.1〜1000μmであり、好ましい厚さは1〜500μmであり、より好ましい厚さは2〜50μmである。
助触媒が、本発明で用いられる触媒に添加され得る。助触媒の具体例は、微粉状炭素である。白金族金属化合物が触媒としてを用いられる場合、適当な微粉状炭素はアセチレンブラックである。
ガス拡散層24の表面積に対する触媒の好ましい量は、0.02〜20mg/cm2の範囲であり、触媒の更に好ましい量は0.02〜20mg/cm2の範囲である。電極の総量に対する触媒の好ましい量は、0.01〜10質量%の範囲であり、触媒の更に好ましい量は、0.3〜5質量%の範囲である。
(d)結着剤
電極は、好ましくは、ガス拡散層24の中及び/又は触媒層25に結着剤を有する。結着剤は、上記ガス拡散層24と触媒層25との結合、及び電極と電解質膜23との結合を促進する。高分子電解質が結着剤として使用される。結着剤の具体例は、Nafion(登録商標)、フレミオン(登録商標)である。
(e)包接化合物
本発明の膜−電極接合体が有する包接化合物は、金属イオンを補足する環状化合物である。包接化合物の具体例は、クラウンエーテル類、クリプタンド類、スフェランド類、カリックスアレーン類、シクロトリベラトリレン類、フタロシアニン類、ポリフィリン類、シクロデキストリン類である。
包接化合物を有するトラップ層26が、ガス拡散層24と触媒層25の間に、ガス拡散層24あるいは触媒層25の当接する面の全面にわたって設けられる。トラップ層26の形成方法の具体例は、以下のとおりである。
(e−1)ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体などのフッ素樹脂からなる撥水剤、炭素担体(カーボンブラック、カーボンナノチューブ、グラファイト等)、包接化合物及び有機溶媒(メタノール、エタノール、イソプロパノール、テトラヒドロフラン(THF)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ピリジン等)を含む混合物が混練されて、塗布液が作製され、当該塗布液が触媒層又はガス拡散層に塗布され、乾燥される。
(e−2)上記塗布液が、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体などのフッ素樹脂からなる基板上に適用され、有機溶媒が蒸発させられて、トラップ層が作製される。その後、得られたトラップ層が触媒層又はガス拡散層に圧着され、転写される。
(e−3)上記塗布液が、触媒層又はガス拡散層に印刷される。
包接化合物はトラップ層を目詰まりさせず、トラップ層内のガス拡散性は高い。トラップ層中の包接化合物の量は、触媒層1cm2当たり0.5mmol/cm2以上であり、当該包接化合物の好ましい量は、触媒層1cm2当たり1.0mmol/cm2以上である。当該包接化合物の量が、触媒層1cm2当たり0.5mmol/cm2未満である場合、金属イオンの触媒層及び電解質膜への浸入防止が十分でなくなる。
(f)膜−電極接合体の製造
本発明の膜−電極接合体は、電解質膜上に、上記電極を設けて製造される。電極の触媒層側が、電解質膜に接合される。膜−電極接合体の製造方法の具体例は、以下の4つの方法である。
(f−1)触媒物質とガス拡散層材料を含む電極材料が、直接電解質膜上に適用される。具体的には、白金−ルテニウム、白金等の触媒物質が担持された触媒担持カーボン粒子が、水等の溶媒、固体高分子電解質等の結着剤、必要に応じてポリテトラフルオロエチレン粒子等の撥水剤と共に混合され、ペーストが作製される。当該ペーストが、電解質膜上に塗布又は噴霧された後、加熱乾燥され、触媒層(撥水剤を含む場合はガス拡散層の一部をなす撥水性層が含まれる)が電解質膜上に形成される。トラップ層が、任意に撥水処理されたカーボンペーパー等のガス拡散層又は触媒層に形成され、次いで、ガス拡散層が、トラップ層を介して触媒層上に熱プレスされ、電極が作製される。
上記ペーストの好ましい粘度は、0.1〜1000Pa・Sの範囲である。当該粘度は、(1)各粒子サイズ、(2)触媒の粒子と結着剤との組成、(3)水の含有量、(4)粘度調節剤の種類と添加量、等により調整される。粘度調節剤の具体例は、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリメチルビニルエーテルである。
(f−2)触媒物質が、あらかじめ基板上に適用されて、触媒層が作製され、得られた触媒層が電解質膜上に転写され、その後、トラップ層が触媒層又はガス拡散層に系され、さらに、ガス拡散層が、トラップ層を介して触媒層上に形成される。例えば、トーマス法等で合成された白金黒とポリテトラフルオロエチレンが均一に混合され、テフロン(登録商標)シート基板上に適用されて加圧成形された後、電解質膜上に転写され、さらにトラップ層を有するガス拡散層が、トラップ層と触媒層が接するように配置され、得られた積層物が加圧圧着される。
本発明の膜−電極接合体は、水素燃料固形高分子形燃料電池、直接型メタノール燃料電池、アルカリ水溶液型、燃料電池、リン酸型燃料電池、溶融炭酸塩型燃料電池、固体酸化物型燃料電池等の燃料電池に組み込まれる。そして、本発明の膜−電極接合体が組み込まれた燃料電池は、車載用電源、家庭用電源、その他の電源として使用される。
燃料電池システム1を示すブロック図 燃料電池スタックの部分断面側面図 燃料電池スタックの部分断面斜視図 膜−電極接合体の断面図
符号の説明
1・・・燃料電池システム、2・・・単位セル、100・・・燃料電池スタック、122・・・空気ファン、123・・・空気導入路、531・・・水タンク、53・・・排気マニホールド、54・・・空気マニホールド、55・・・ノズル、61・・・供給ポンプ

Claims (6)

  1. ガス拡散層と触媒層を有する電極が、電解質膜の両面に設けられている膜−電極接合体であって、
    触媒層は電極の電解質膜側に設けられ、
    電極が包接化合物を有する、膜−電極接合体。
  2. 包接化合物を有するトラップ層が、ガス拡散層と触媒層の間に設けられている、請求項1に記載された膜−電極接合体。
  3. 請求項1又は2に記載された膜−電極接合体が組み込まれた燃料電池システム。
  4. 酸化ガスを膜−電極接合体に供給する酸化ガス供給手段と、
    燃料ガスを膜−電極接合体に供給する燃料ガス供給手段と、
    膜−電極接合体に供給される酸化ガス又は燃料ガスに酸性ガスを加える酸性ガス供給手段を備えた、請求項3に記載された燃料電池システム。
  5. 前記酸性ガス中に水を霧状に噴射する噴霧装置を有する、請求項4に記載された燃料電池システム。
  6. 前記酸化ガス供給手段又は前記燃料ガス供給手段は、前記酸性ガス供給手段から酸性ガスを取り入れるための取入部を有し、
    前記酸性ガス供給手段は、前記取入部に対して着脱自在に接続され、酸性ガスを供給する供給部を有する、請求項5に記載された燃料電池システム。
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