JP2008243104A - 楽曲分類装置、および楽曲分類方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが各楽曲を自身の感覚に適合したジャンルに容易に分類できるようにする。
【解決手段】該複数の楽曲を格納する格納手段と、該複数の楽曲の各々を解析し、その解析結果に基づいて各楽曲を所定の特徴値で表現する表現手段と、各楽曲に、対応する該特徴値を関連付ける関連付け手段と、該特徴値が関連付けられた楽曲を再生する再生手段と、ユーザの入力を受け付ける入力手段と、入力手段で受け付けた入力に従って、該再生中の楽曲の特徴値を補正する第一の特徴値補正手段と、第一の特徴値補正手段における補正値を用いて、格納手段に格納される他の全ての楽曲の特徴値を補正する第二の特徴値補正手段と、第一および第二の特徴値補正手段により補正された各楽曲の特徴値に基づいて各楽曲のジャンル分けを行う分類手段とを備えた楽曲分類装置を提供する。
【選択図】図5

Description

この発明は、複数の楽曲を適切なジャンルに分類可能な楽曲分類装置に関する。また、複数の楽曲を適切なジャンルに分類する楽曲分類方法に関する。
近年、オーディオデータの形式がアナログ形式からデジタル形式に移り、カーナビゲーションやカーステレオ等を始めとする様々な形態の音楽再生機器でデジタルオーディオデータによる楽曲再生が可能となっている。デジタルオーディオデータ対応の音楽再生機器(以下、「デジタル音楽再生機器」という)は、例えばCD−DA(Compact Disc Digital Audio)等の記録メディアから楽曲を取り込んで内蔵HDD(Hard Disk Drive)や外付けHDD等に格納する構成を有しており、HDDの容量によって例えば数千、数万といった膨大な数の楽曲を格納することができる。
その一方で、格納する楽曲数が増加するにつれてユーザが自分自身で楽曲を管理することが困難となる不都合がある。例えばHDDに格納された数万の楽曲の中からユーザが所望の楽曲を探し出すことは容易ではない。このような不都合を解消するため、例えば楽曲を自動的に分類して管理する機能を有したデジタル音楽再生機器が提案され実用に供されている。例えば下記特許文献1に、このようなデジタル音楽再生機器の一形態が開示されている。下記特許文献1によれば、各楽曲が対応するジャンルに分類されるため、ユーザはジャンルを選択することで所望の楽曲を簡単に見付けることができる。
特開2004−110422号公報
しかし、ユーザの感覚には個人差があるため、デジタル音楽再生機器側の分類基準とユーザの感覚的な分類基準が一致するとは限らない。従って、ユーザの感覚とは異なるジャンルに楽曲が分類されることも十分にあり得る。この場合、ユーザは、ジャンル選択によって当該の楽曲を簡単には見付けることができない。このため、楽曲の自動分類機能は、感覚的な分類基準がデジタル音楽再生機器側の分類基準と異なるユーザにとっては不便であり不要な機能になり得る。
上記不都合を解消するため、例えばユーザが自身の感覚と異なるジャンルに分類された楽曲の一つ一つを当該感覚に適合するジャンルに分類されるよう操作して、各楽曲のジャンルを自身の感覚に合わせていく方法が考えられる。しかし、楽曲が数千、数万にも及ぶ場合、このような操作により各楽曲のジャンルを変更することはユーザにとって極めて繁雑な作業であるため好ましくない。
そこで、本発明は上記の事情に鑑みて、ユーザが各楽曲を自身の感覚に適合したジャンルに容易に分類することを可能とする楽曲分類装置、および楽曲分類方法を提供することを課題としている。
上記の課題を解決する本発明の一態様に係る楽曲分類装置は、複数の楽曲を適切なジャンルに分類可能な装置である。楽曲分類装置は、該複数の楽曲を格納する格納手段と、該複数の楽曲の各々を解析し、その解析結果に基づいて各楽曲を所定の特徴値で表現する表現手段と、各楽曲に、対応する該特徴値を関連付ける関連付け手段と、該特徴値が関連付けられた楽曲を再生する再生手段と、ユーザの入力を受け付ける入力手段と、入力手段で受け付けた入力に従って、該再生中の楽曲の特徴値を補正する第一の特徴値補正手段と、第一の特徴値補正手段における補正値を用いて、格納手段に格納される他の全ての楽曲の特徴値を補正する第二の特徴値補正手段と、第一および第二の特徴値補正手段により補正された各楽曲の特徴値に基づいて各楽曲のジャンル分けを行う分類手段とを備えたことを特徴とした装置である。
このように構成された楽曲分類装置によれば、ユーザが再生中の楽曲の特徴値を自身の感覚に従って補正すると、その補正値が全ての楽曲に対して適用されるため、格納手段に格納されている楽曲数が膨大であってもそれら全てが適切に(すなわちユーザの感覚が反映された状態で)ジャンル分けされ、ユーザの操作負担が大幅に軽減する効果が得られる。
なお、上記表現手段は、例えば楽曲を周波数解析し、該周波数解析の結果に基づいて該所定の特徴値を算出する構成であっても良い。
また、上記表現手段は、例えば周波数解析の結果に基づいて複数の所定のパラメータ値を算出し、該算出された各パラメータ値に基づいて該所定の特徴値を算出する構成であっても良い。
また、上記表現手段は、例えば各楽曲に対して、各ジャンルに対応するそれぞれ異なる特徴値を算出し、分類手段は、各楽曲を、第一および第二の特徴値補正手段により補正された各ジャンルの特徴値の中で所定の条件を満たす特徴値に対応するジャンルに分類する構成であっても良い。
ここで、上記所定の条件とは、該特徴値が所定の閾値以上であることであっても良く、或いは、各ジャンルの特徴値の中で最も高い特徴値であることであっても良い。
また、上記楽曲分類装置は、例えば所定のネットワークを介してCDDB(CD DataBase)にアクセスし、該複数の楽曲の各々の楽曲情報を取得する楽曲情報取得手段を更に備えた構成であっても良い。この場合、上記関連付け手段は、該取得した楽曲情報をそれぞれ対応する楽曲に関連付けるよう動作する。
また、上記の課題を解決する本発明の別の態様に係る楽曲分類装置は、複数の楽曲を適切なジャンルに分類可能な装置である。楽曲分類装置は、該複数の楽曲を格納する格納手段と、該複数の楽曲の各々を解析し、その解析結果に基づいて各楽曲を所定の特徴値で表現する表現手段と、各楽曲に、対応する該特徴値を関連付ける関連付け手段と、該関連付けられた特徴値に基づいて各楽曲をジャンル分けする分類手段と、該ジャンル分けされた楽曲を再生する再生手段と、ユーザの入力を受け付ける入力手段と、入力手段で受け付けた入力に従って、該再生中の楽曲の特徴値を補正する第一の特徴値補正手段と、第一の特徴値補正手段における補正値を用いて、格納手段に格納される他の全ての楽曲の特徴値を補正する第二の特徴値補正手段と、第一および第二の特徴値補正手段により補正された各楽曲の特徴値に基づいて各楽曲をジャンル分けし直す再分類手段とを備えたことを特徴とした装置である。
このように構成された楽曲分類装置によれば、ユーザが再生中の楽曲の特徴値を自身の感覚に従って補正すると、その補正値が全ての楽曲に対して適用されるため、格納手段に格納されている楽曲数が膨大であってもそれら全てが適切にジャンル分けされ、ユーザの操作負担が大幅に軽減する効果が得られる。
また、上記の課題を解決する本発明の別の態様に係る楽曲分類装置は、複数の楽曲を適切なジャンルに分類可能な装置である。楽曲分類装置は、該複数の楽曲を格納する格納手段と、該複数の楽曲の各々を解析し、その解析結果を所定の関数に従って所定の特徴値に変換する第一の変換手段と、各楽曲に、対応する該特徴値を関連付ける関連付け手段と、該関連付けられた特徴値に基づいて各楽曲をジャンル分けする分類手段と、該ジャンル分けされた楽曲を再生する再生手段と、ユーザの入力を受け付ける入力手段と、入力手段で受け付けた入力に従って、該再生中の楽曲の特徴値を補正する第一の特徴値補正手段と、第一の特徴値補正手段における補正値に基づいて該所定の関数を変更する関数変更手段と、該変更された関数に従って各楽曲の特徴値を変換する第二の変換手段と、第一の特徴値補正手段により補正された楽曲の特徴値、および第二の変換手段により得られた各楽曲の特徴値に基づいて各楽曲をジャンル分けし直す再分類手段とを備えたことを特徴とした装置である。
このように構成された楽曲分類装置によれば、ユーザが再生中の楽曲の特徴値を自身の感覚に従って補正すると、その補正値が全ての楽曲に対して適用されるため、格納手段に格納されている楽曲数が膨大であってもそれら全てが適切にジャンル分けされ、ユーザの操作負担が大幅に軽減する効果が得られる。
ここで、上記楽曲分類装置は、例えば車両に搭載された装置であっても良い。
また、上記の課題を解決する本発明の一態様に係る楽曲分類方法は、複数の楽曲を適切なジャンルに分類する方法である。楽曲分類方法は、該複数の楽曲を所定の記憶媒体に格納する格納ステップと、該格納された複数の楽曲の各々を解析し、その解析結果に基づいて各楽曲を所定の特徴値で表現する表現ステップと、各楽曲に、対応する該特徴値を関連付ける関連付けステップと、該特徴値が関連付けられた楽曲を再生する再生ステップと、ユーザの入力を受け付ける入力ステップと、入力ステップで受け付けた入力に従って、該再生中の楽曲の特徴値を補正する第一の特徴値補正ステップと、第一の特徴値補正ステップにおける補正値を用いて、該所定の記憶媒体に格納される他の全ての楽曲の特徴値を補正する第二の特徴値補正ステップと、第一および第二の特徴値補正ステップで補正された各楽曲の特徴値に基づいて各楽曲のジャンル分けを行う分類ステップとを含む方法である。
このような楽曲分類方法によれば、ユーザが再生中の楽曲の特徴値を自身の感覚に従って補正すると、その補正値が全ての楽曲に対して適用されるため、格納手段に格納されている楽曲数が膨大であってもそれら全てが適切にジャンル分けされ、ユーザの操作負担が大幅に軽減する効果が得られる。
なお、上記表現ステップにおいて、例えば楽曲を周波数解析し、該周波数解析の結果に基づいて該所定の特徴値を算出するようにしても良い。
また、上記表現ステップにおいて、例えば該周波数解析の結果に基づいて複数の所定のパラメータ値を算出し、該算出された各パラメータ値に基づいて該所定の特徴値を算出する算出するようにしても良い。
また、上記表現ステップにおいて、例えば各楽曲に対して、各ジャンルに対応するそれぞれ異なる特徴値を算出し、分類ステップにおいて、各楽曲を、第一および第二の特徴値補正ステップで補正された各ジャンルの特徴値の中で所定の条件を満たす特徴値に対応するジャンルに分類するようにしても良い。
ここで、上記所定の条件とは、該特徴値が所定の閾値以上であることであっても良く、或いは、各ジャンルの特徴値の中で最も高い特徴値であることであっても良い。
また、上記楽曲分類方法は、例えば所定のネットワークを介してCDDB(CD DataBase)にアクセスし、該複数の楽曲の各々の楽曲情報を取得する楽曲情報取得ステップを更に含む方法であっても良く、この場合、上記関連付けステップにおいて、該取得した楽曲情報をそれぞれ対応する楽曲に関連付けるようにしても良い。
また、上記の課題を解決する本発明の別の態様に係る楽曲分類方法は、複数の楽曲を適切なジャンルに分類する方法である。楽曲分類方法は、該複数の楽曲を所定の記憶媒体に格納する格納ステップと、該格納された複数の楽曲の各々を解析し、その解析結果に基づいて各楽曲を所定の特徴値で表現する表現ステップと、各楽曲に、対応する該特徴値を関連付ける関連付けステップと、該関連付けられた特徴値に基づいて各楽曲をジャンル分けする分類ステップと、該ジャンル分けされた楽曲を再生する再生ステップと、ユーザの入力を受け付ける入力ステップと、入力ステップで受け付けた入力に従って、該再生中の楽曲の特徴値を補正する第一の特徴値補正ステップと、第一の特徴値補正ステップにおける補正値を用いて、該所定の記憶媒体に格納される他の全ての楽曲の特徴値を補正する第二の特徴値補正ステップと、第一および第二の特徴値補正ステップで補正された各楽曲の特徴値に基づいて各楽曲をジャンル分けし直す再分類ステップとを含む方法である。
このような楽曲分類方法によれば、ユーザが再生中の楽曲の特徴値を自身の感覚に従って補正すると、その補正値が全ての楽曲に対して適用されるため、格納手段に格納されている楽曲数が膨大であってもそれら全てが適切にジャンル分けされ、ユーザの操作負担が大幅に軽減する効果が得られる。
また、上記の課題を解決する本発明の別の態様に係る楽曲分類方法は、複数の楽曲を適切なジャンルに分類する方法である。楽曲分類方法は、該複数の楽曲を格納する格納ステップと、該複数の楽曲の各々を解析し、その解析結果を所定の関数に従って所定の特徴値に変換する第一の変換ステップと、各楽曲に、対応する該特徴値を関連付ける関連付けステップと、該関連付けられた特徴値に基づいて各楽曲をジャンル分けする分類ステップと、該ジャンル分けされた楽曲を再生する再生ステップと、ユーザの入力を受け付ける入力ステップと、入力ステップで受け付けた入力に従って、該再生中の楽曲の特徴値を補正する第一の特徴値補正ステップと、第一の特徴値補正ステップにおける補正値に基づいて該所定の関数を変更する関数変更ステップと、該変更された関数に従って各楽曲の特徴値を変換する第二の変換ステップと、第一の特徴値補正ステップで補正された楽曲の特徴値、および第二の変換ステップで得られた各楽曲の特徴値に基づいて各楽曲をジャンル分けし直す再分類ステップとを含む方法である。
このような楽曲分類方法によれば、ユーザが再生中の楽曲の特徴値を自身の感覚に従って補正すると、その補正値が全ての楽曲に対して適用されるため、格納手段に格納されている楽曲数が膨大であってもそれら全てが適切にジャンル分けされ、ユーザの操作負担が大幅に軽減する効果が得られる。
本発明に係る楽曲分類装置および楽曲分類方法によれば、ユーザが再生中の楽曲の特徴値を自身の感覚に従って補正すると、その補正値が全ての楽曲に対して適用される。このため、格納手段に格納されている楽曲数が膨大であってもそれら全てが適切にジャンル分けされ、結果的にユーザの操作負担が大幅に軽減する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態のナビゲーション装置の構成および作用について説明する。
図1は、本発明の実施の形態のナビゲーション装置100の構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置100は、車両に搭載される所謂カーナビであり、ユーザを目的地に案内するためのナビゲーション機能、および楽曲を再生するオーディオ機能を有する。
ナビゲーション装置100は、CPU1、GPS(Global Positioning System)レシーバ2、ジャイロセンサ3、車速センサ4、HDD5、入力部6、表示部7、ROM(Read Only Memory)8、DRAM(Dynamic Random Access Memory)9、SRAM(Static Random Access Memory)10、VRAM(Video Random Access Memory)11、FM信号処理部12、ビーコン処理部13、ユーザインタフェース14、画像処理部15、CD制御部16、DSP(Digital Signal Processor)17、D/Aコンバータ18、およびスピーカ19を備える。
CPU1は、ナビゲーション装置100全体の制御を統括して実行する。ナビゲーション装置100の各構成要素は、CPU1の制御下で各種機能を実現する。
GPSレシーバ2は、地球を周回する複数のGPS衛星の幾つかを捕捉・追尾する。そして、捕捉・追尾中に受信される各GPS衛星からのGPS信号を用いて、位置および速度測位を実行する。GPSレシーバ2は、算出された測位(以下、便宜上「GPS測位」と記す)結果をCPU1に出力する。
ジャイロセンサ3および車速センサ4は、周知のデッドレコニング(Dead Reckoning、以下、「DR」と略記)用のセンサである。ジャイロセンサ3は、ナビゲーション装置100を搭載した車両の方位に関する角速度を計測して、その計測結果をCPU1に出力する。また、車速センサ4は、当該車両の左右の駆動輪の回転速度を検出して、その検出結果に応じたパルス数をCPU1に出力する。なお、説明の便宜上、これらのセンサ出力を「DRセンサ出力」と記す。
HDD5は、地図データベースや各種プログラム、MP3(MPEG Audio Layer-3)形式のデジタルオーディオデータ等を格納した記録媒体である。
入力部6は、ユーザ・オペレーションを受け付ける構成を有するものであり、例えばナビゲーション装置100のフロントパネル(不図示)に設置されたメカニカル式の入力キー、或いはユーザ・オペレーションに応じてユーザインタフェース14と赤外線通信を行うリモートコントロール機器(不図示)である。例えば電源スイッチは入力部6を構成する一要素である。
表示部7は、例えばナビゲーション用画面を表示するディスプレイである。具体的には、表示部7は、例えば感圧式又は静電式等の周知のタッチパネル構造を有する液晶ディスプレイであり、入力手段を兼ね備えた構成を有する。表示部7に表示される画像は、画像処理部15により生成される。入力部6又は表示部7が操作されると、それに応じた信号がユーザインタフェース14を介してCPU1に入力する。そして、CPU1は、ユーザ・オペレーションに対応した処理が実行されるよう各構成要素を制御する。
ROM8には、ブートプログラム、BIOS、ナビゲーション機能を実現するための各種プログラム、データ等が格納されている。また、DRAM9やSRAM10は、例えばHDD5やROM8に格納されているプログラムやデータ等が一時的に展開されるメモリである。CPU1は、例えばROM8に格納されているプログラムを読み出して、DRAM9やSRAM10の所定領域に展開して実行させる。これにより、例えばナビゲーション用のプログラムが動作してナビゲーション機能が実現される。なお、SRAM10は、電源オフ時にバッテリバックアップされており、そのメモリ内容を保持可能である。また、VRAM11は、表示部7に表示される画像を保持するための画像用メモリである。
FM信号処理部12は、例えばFM多重放送を受信し、その受信信号の中から所望の信号を抽出して処理する装置である。また、ビーコン処理部13は、例えば幹線道路に設置された光ビーコンや、高速道路に設置された電波ビーコンから発信される信号を受信して処理する装置である。FM信号処理部12やビーコン処理部13で受信される信号は、例えば道路交通情報通信システムセンターが配信する道路交通情報(VICS(Vehicle Information and Communication System)信号)である。
次に、GPSレシーバ2からのGPS測位結果および各センサからのDRセンサ出力を受け取った際のCPU1の処理について説明する。
CPU1は、各センサが出力したDRセンサ出力に基づいてDR測位演算を行い、DR測位結果を得る。次いで、演算したDR測位結果とGPS測位結果と、夫々の測位結果に対する誤差推定値とを比較する。そして、この比較結果に基づいて高精度と判定される測位結果を選択し、選択された測位結果を最終的な測位結果として決定しマップマッチングする。また、CPU1は、各測位結果に基づいてHDD5の地図データベースを検索し、現在位置周辺の地図画像データを抽出する。次いで、画像処理部15を制御して、この抽出された地図画像データに車両の現在位置を示す自車位置マークが重畳表示された画面を表示部7に表示させる。
なお、ここでいうマップマッチングとは、表示部7に表示されている地図中の道路から外れた位置に自車位置マークが表示される等の誤差を補正することを示す。マップマッチングを行うことによって自車位置と地図との整合性が取れ、ユーザは自車の現在位置を正確に把握することができる。マップマッチングは、ナビゲーションの実行に拘わらず常時行われている。
ある目的地に向けてナビゲーションするようにユーザ・オペレーションが成されたとき、CPU1は、ナビゲーションプログラムをHDD5から読み出して例えばDRAM9に展開する。次いでHDD5の地図データベースを読み込み、且つ、測位結果に基づく現在位置情報および設定された目的地の情報を参照して、例えば周知のダイクストラ法により経路検索を実行する。そして、最適と判断される経路を検索結果として得る。CPU1は、例えば得られた経路や当該経路に関する種々の情報を表示部7に表示させる。ユーザは、このようなナビゲーション情報を参照することで目的地までの経路を把握することができる。
ナビゲーション装置100には、CD−ROMやCD−DA等の記録メディアが挿入されるスロット(不図示)が設けられている。CD制御部16は、当該スロットに挿入された記録メディアに書き込まれているデジタルオーディオデータを読み取ってDSP17に出力する。
DSP17は、ユーザ・オペレーションに応じた機能を実現する。例えばCD−DA等の楽曲を再生するようユーザ・オペレーションが成されたとき、DSP17は、CD制御部16で読み取られたデジタルオーディオデータに所定の信号処理(CIRC(Cross Interleaved Reed-solomon Code)デコード、EFM(Eight to Fourteen Modulation)復調等)を施してD/Aコンバータ18に出力する。D/Aコンバータ18が入力信号をD/A変換してスピーカ19に出力すると、CD−DA等の楽曲がスピーカ19から出力される。
また、例えばCD−DA等の楽曲を取り込みようユーザ・オペレーションが成されたとき、DSP17は、CD制御部16で読み取られたデジタルオーディオデータをリッピングして例えばMP3形式にエンコードする。そして、得られたMP3形式のデジタルオーディオデータをHDD5に格納する。HDD5にはこのようにして楽曲が蓄積されていき、最大で例えば数万曲の楽曲が格納可能である。なお、このときCPU1は、各楽曲の格納先アドレスにユニークな情報(例えばシリアルナンバ等)を関連付けた楽曲インデックスを作成してHDD5の所定領域に格納する。また、例えばナビゲーション装置100がネットワークに接続可能に構成され、且つCDDB(CD DataBase)対応機器であるとする。この場合、CPU1は、各格納先アドレスに、「アーティスト名」、「アルバム名」、「発売年月日」等の情報を関連付けた楽曲インデックスを作成する。
また、例えばHDD5に格納された楽曲を再生するようユーザ・オペレーションが成されたとき、DSP17は、再生対象のMP3形式のデジタルオーディオデータをHDD5から読み出してデコードし、D/Aコンバータ18に出力する。D/Aコンバータ18が入力信号をD/A変換してスピーカ19に出力すると、HDD5に格納された楽曲がスピーカ19から出力される。
ここで、各楽曲を自動的に分類するようユーザ・オペレーションが成されたときのナビゲーション装置100の動作について説明する。図2に、各楽曲を自動的に分類する楽曲自動分類処理のフローチャートを示す。
自動分類のためのユーザ・オペレーションが成されると、先ず、各楽曲に対する解析処理が行われる(ステップ1、以下の明細書および図面においてステップを「S」と略記)。ここでの解析処理には様々な形態があり、例えば上記特許文献1や非特許文献(株式会社徳川システム、[平成19年3月検索]、インターネット、<http://www.ipa.go.jp/NBP/13nendo/reports/dcaj/techadvn/musicsrc/musicsrc.pdf>)等で参照することができる。本実施形態における解析処理について説明すると、例えばHDD5内の各楽曲がMP3形式からWAVE形式に変換されて、所定部分(例えば開始60秒等、或いは楽曲全体であっても良い)がサンプリングされる。次いで、サンプリングされたデータがフーリエ変換されて各楽曲に対する解析結果(スペクトル分布)が得られる。
S1の解析処理が行われると、次に、得られたスペクトル分布に基づいて楽曲の分類処理が行われる(S2)。本実施形態では分類先のジャンルとして「悲しい曲」、「楽しい曲」、「ムードのある曲」、「激しい曲」がある。なお、上記の何れのジャンルにも分類されない楽曲は、「その他」に分類される。ここでは「激しい曲」を例に取り、図3を用いてS2の分類処理について説明する。
図3(a)に示されるように、楽曲が激しい曲か否かを判定するためのパラメータには「速度値」、「強弱値」、および「テンポ値」がある。S2の分類処理では、先ず、S1の処理で得られた各楽曲のスペクトル分布に基づいて、各楽曲に対するパラメータ値(「0」乃至「5」の何れか)が設定される。図3(a)の例によれば、分類対象の楽曲(以下、「楽曲M」という)の「速度値」、「強弱値」、「テンポ値」はそれぞれ「3」、「1」、「5」に設定される。各楽曲に対するパラメータ値は、上記楽曲インデックスに関連付けられた状態でHDD5に保存される。
なお、「速度値」は、例えば楽曲のビートを表すものであり、楽曲のスペクトル分布中で最も高い強度を示す周波数成分に基づいて設定される。例えば最も高い強度を示す周波数成分が低周波数成分であれば「速度値」もそれに応じて低い値に設定され、当該の周波数成分が高周波数成分であれば「速度値」もそれに応じて高い値に設定される。また、「強弱値」は、サンプリングされた楽曲のデータ(波形)の中で最も高い振幅と最も低い振幅との差に基づいて決定される。当該の差が小さければ「強弱値」もそれに応じて低い値に設定され、大きければ「強弱値」もそれに応じて高い値に設定される。また、「テンポ値」は、特定の周波数帯域幅(ドラムやベース等がテンポを取るのが一般的であるため、ここでは低周波数帯域幅)で最も高い強度を示す周波数成分に基づいて設定される。例えば上記低周波数帯域幅で最も高い強度を示す周波数成分が当該帯域幅の下限側の周波数成分であれば「テンポ値」もそれに応じて低い値に設定され、当該の周波数成分が当該帯域幅の上限側の周波数成分であれば「テンポ値」もそれに応じて高い値に設定される。
他のジャンル(「悲しい曲」、「楽しい曲」、「ムードのある曲」)にもそれぞれ対応するパラメータ(「速度値」等とは異なるパラメータが例えば3つずつ)が用意されている。そして、他のジャンルに関しても先の説明と同様の処理が各楽曲に対して実行されて、各パラメータ値が設定・保存される。
各楽曲に対する各パラメータ値が設定されると、次に、各楽曲の激しさポイントが算出される。例えばROM8には図3(b)に示されるテーブルTBが格納されている。テーブルTBは各パラメータと激しさポイントとの関係を表すもの(関数)であり、CPU1は、テーブルTBを参照することにより各楽曲に対する激しさポイントを算出することができる。図3(a)に示されるパラメータ値をテーブルTBに当てはめると、図3(c)に示されるように、楽曲Mの「速度値」、「強弱値」、「テンポ値」のそれぞれの激しさポイントは「2」、「1」、「4」となる。
次に、1パラメータ当たりの激しさポイント、すなわち激しさポイントの平均値が算出される。図3(c)の例によれば、楽曲Mの激しさポイントの平均値は、「2.33・・・」となる。ここでは四捨五入され、最終的に得られる楽曲Mの激しさポイントは「2」となる。
本実施形態では、激しさポイントが「2」以上の楽曲を「激しい曲」として分類し、「1」以下の楽曲を「激しい曲」としては分類しない。従って、図3の例によれば、楽曲Mは激しさポイントが「2」であるため、「激しい曲」として分類される。次いでS3の処理に進み、各楽曲に対する分類先のジャンル情報が上記楽曲インデックスに関連付けられてHDD5に保存され、図2の楽曲自動分類処理が終了する。
また、他のジャンル(「悲しい曲」、「楽しい曲」、「ムードのある曲」)にもそれぞれ対応するテーブルが用意され、先の説明と同様の処理により悲しさポイント、楽しさポイント、ムードポイントが算出される。そして各楽曲を、閾値(例えば先と同様に「2」)以上のポイントを有するジャンルに分類し上記楽曲インデックスを更新する。
附言するに、例えば激しさポイントのみが「2」以上の楽曲は、「激しい曲」として分類される。また、複数種類のポイントが「2」以上の楽曲は、当該の複数種類のジャンルに分類される。例えば悲しさポイントとムードポイントが「2」以上の楽曲は、「悲しい曲」および「ムードのある曲」の両方に分類される。何れのポイントも「1」以下の楽曲は、何れのジャンルにも分類できないとして「その他」に分類される。
以上説明した楽曲自動分類処理により各楽曲の分類が自動的に行われる。楽曲自動分類処理終了後に楽曲選択のためのユーザ・オペレーションが成されると、図4(a)に示される画面が表示部7に表示される。図4(a)の画面は、ユーザにジャンルを選択させるための画面であり、ジャンル選択のためのアイコンとして「悲しい曲」、「楽しい曲」、「ムードのある曲」、「激しい曲」、「その他」が配列されている。ユーザが何れかのアイコンをタッチすると、そのアイコンに対応するジャンルに分類されている楽曲のリストが表示される(図4(b)参照)。更に、図4(b)の画面においてユーザが何れかの楽曲をタッチすると、それに対応する楽曲が再生される。ここでは、例えば「激しい曲」のアイコンが選択されてそれに対応するリストが表示され、当該リスト中の楽曲M(図3の例で用いた楽曲と同じ楽曲)が選択・再生されるものとする。
ここで、上記楽曲自動分類処理による分類は、ナビゲーション装置100側の分類基準で一方的に決まってしまうものであり、ユーザの感覚が反映されるものではない。このため、上記楽曲自動分類処理で「激しい曲」と分類された楽曲Mをユーザがあまり激しい曲でないと感じることもあり得る。このような不都合を解消するため、本実施形態のナビゲーション装置100では、ユーザの感覚を反映した楽曲分類を実行することも可能である。以下、ユーザの感覚を反映した楽曲分類を行う処理である楽曲再分類処理について説明する。
図5に、本実施形態の楽曲再分類処理のフローチャートを示す。また、図6に、楽曲再分類処理実行時に表示部7に表示される画面を示す。楽曲再分類処理は、楽曲再生中に、再分類のためのユーザ・オペレーションが行われると実行される。また、楽曲再分類処理の途中でリモートコントロール機器の終了ボタン等を押下すると、楽曲再分類処理を中断又は終了することができる。
再分類のためのユーザ・オペレーションが成されると、図6(a)に示される画面が表示部7に表示される(S11)。図6(a)の画面には、再生中の楽曲の情報(例えば曲名等)、およびその楽曲が分類されているジャンルのポイントに対応するグラフGが表示される。例えば楽曲Mは「激しい曲」に分類されているため、グラフGは、楽曲の激しさを5段階の評価で示すものとなる。この評価は、グラフG中のポインタPの位置で決まる。図3の例によれば、楽曲Mの激しさポイントは「0」乃至「4」中の「2」(すなわち5段階中の3番目)であるため、図6(a)のグラフGにおいても5段階中の3番目の位置にポインタPが配置される。グラフG中のポインタPの位置は、ユーザ・オペレーションにより自在に変更可能である。
図6(a)の画面が表示されると、ポインタPの位置を変更するユーザ・オペレーションを待機する状態に移行する(S12)。そして、当該の操作が行われると(S12:YES)、HDD5に格納される全ての楽曲に対して再分類処理が行われる(S13)。S13の処理が行われると、その処理結果に基づいて上記楽曲インデックスが更新され(S14)、図5の楽曲再分類処理が終了する。なお、S13および14の処理中は、再分類中であることを報知するメッセージが表示部7に表示される。次いで、図5の楽曲再分類処理が終了すると、それを報知するメッセージが表示され、所定時間経過後、例えば図4(a)等の画面に復帰する。
例えばユーザが楽曲Mをそれ程激しくないと感じて図6(b)に示されるように激しさの評価を一段階下げるようユーザ・オペレーションを行ったとする。これは、ナビゲーション装置100とユーザの激しさに対する分類基準が異なる(より具体的には、激しさに対する分類基準がナビゲーション装置100よりもユーザの方が辛い)ことを意味する。このため、ナビゲーション装置100では、その分類基準がユーザの感覚に適合するように更新される。
具体的には、図3(b)のテーブルTBが図7に示される内容に書き換えられる。すなわち、各パラメータ値に対応する激しさポイントが1ポイント低くなるようにテーブルTBが書き換えられる。例えば楽曲の「速度値」が「4」である場合、図3(b)のテーブルTBではそれに対応する激しさポイントが「3」であったが、図7のテーブルTBでは「2」となる。従って、楽曲Mの場合、「速度値」、「強弱値」、「テンポ値」のそれぞれの激しさポイントは「1」、「0」、「3」となり、最終的に得られる楽曲Mの激しさポイントは「1」(平均値「1.33・・・」)となる。
S13の再分類処理では、図7のテーブルTBを参照して各楽曲に対する激しさポイントが算出され、該算出されたポイントに応じて再分類が行われる。すなわち、HDD5に格納される全ての楽曲に対して激しさポイントが再計算され、その結果に応じて再分類される。従って、図6(a)の画面においてユーザが評価を上げた場合には、ユーザの感覚に応じるように、今まで「激しい曲」に分類されなかった楽曲が「激しい曲」に分類され得る。また、該評価を下げた場合には、ユーザの感覚に応じるように、今まで「激しい曲」に分類されていた楽曲が「激しい曲」の分類から外れ得る。上記例によれば、楽曲Mは激しさポイントが「1」以下となるため、「激しい曲」の分類から外れる。なお、楽曲Mが他の何れのジャンルにも分類されていない場合、ユーザの感覚によれば、楽曲Mが「悲しい曲」、「楽しい曲」、「ムードのある曲」、「激しい曲」の何れのジャンルにも属さない楽曲であることを意味し、「その他」に分類される。
ユーザが様々なジャンルの楽曲を聴いてその評価を自身の感覚に合わせて変更していく毎に、ナビゲーション装置100の分類基準がユーザの感覚的な分類基準に向かって徐々に収斂されていく。ユーザは、例えば数曲の楽曲を聴いて楽曲再分類処理を数回実行させることにより、HDD5に格納される数千、数万といった膨大な数の楽曲全てを自身の感覚に適合したジャンルに分類させることができる。これは、ユーザにとって極めて簡便な操作であるため好ましい。附言するに、ナビゲーション装置100のようなユーザの操作に制約の多い機器では、このような操作負担の軽減は極めて好適であると云える。
また、本実施形態によれば、ユーザは、「激しい曲」の分類基準を設定する際にそれに対応する全てのパラメータ値(すなわち「速度値」、「強弱値」、「テンポ値」)を個別に設定する必要がなく、「激しいか」、「激しくないか」だけを感覚的に判断するだけで良い。このような観点においても、本実施形態のナビゲーション装置100はユーザの操作負担を軽減し、簡便なユーザインタフェースを提供する構成であると云える。
以上が本発明の実施の形態である。本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく様々な範囲で変形が可能である。例えば楽曲のジャンルや各パラメータは本実施形態のものに限定されず、様々なものが想定される。
また、別の実施の形態によれば、閾値以上となるポイントが複数種類ある楽曲であっても、その分類先となるジャンルは、ポイントが閾値以上のジャンル(又は全ジャンル)の中で最も高いポイントのジャンルに限定される。
また、本実施形態ではS12の処理でユーザ・オペレーションが検知されると直ぐにS13の処理が実行されるが、別の実施の形態では、再生中の楽曲が終了するまでS13の処理は実行されない。換言すると、別の実施の形態によれば、S13の処理は、再生中の楽曲が終了した時点で実行される。
本発明の実施の形態のナビゲーション装置の構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態において実行される楽曲自動分類処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態において実行される楽曲自動分類処理を説明するための図である。 本発明の実施の形態において楽曲選択時に表示される画面を示す図である。 本発明の実施の形態において実行される楽曲再分類処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態において楽曲再分類処理実行時に表示される画面を示す図である。 本発明の実施の形態において実行される楽曲再分類処理を説明するための図である。
符号の説明
1 CPU
2 GPSレシーバ
3 ジャイロセンサ
4 車速センサ
5 HDD
6 入力部
7 表示部
8 ROM
9 DRAM
10 SRAM
11 VRAM
12 FM信号処理部
13 ビーコン処理部
14 ユーザインタフェース
15 画像処理部
16 CD制御部
17 DSP
18 D/Aコンバータ
19 スピーカ
100 ナビゲーション装置

Claims (19)

  1. 複数の楽曲を適切なジャンルに分類可能な楽曲分類装置において、
    該複数の楽曲を格納する格納手段と、
    該複数の楽曲の各々を解析し、その解析結果に基づいて各楽曲を所定の特徴値で表現する表現手段と、
    各楽曲に、対応する該特徴値を関連付ける関連付け手段と、
    該特徴値が関連付けられた楽曲を再生する再生手段と、
    ユーザの入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段で受け付けた入力に従って、該再生中の楽曲の特徴値を補正する第一の特徴値補正手段と、
    前記第一の特徴値補正手段における補正値を用いて、前記格納手段に格納される他の全ての楽曲の特徴値を補正する第二の特徴値補正手段と、
    前記第一および第二の特徴値補正手段により補正された各楽曲の特徴値に基づいて各楽曲のジャンル分けを行う分類手段と、を備えたこと、を特徴とする楽曲分類装置。
  2. 前記表現手段は楽曲を周波数解析し、該周波数解析の結果に基づいて該所定の特徴値を算出すること、を特徴とする請求項1に記載の楽曲分類装置。
  3. 前記表現手段は、該周波数解析の結果に基づいて複数の所定のパラメータ値を算出し、該算出された各パラメータ値に基づいて該所定の特徴値を算出すること、を特徴とする請求項2に記載の楽曲分類装置。
  4. 前記表現手段は、各楽曲に対して、各ジャンルに対応するそれぞれ異なる特徴値を算出し、
    前記分類手段は、各楽曲を、前記第一および第二の特徴値補正手段により補正された各ジャンルの特徴値の中で所定の条件を満たす特徴値に対応するジャンルに分類すること、を特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の楽曲分類装置。
  5. 該所定の条件とは、該特徴値が所定の閾値以上であること、を特徴とする請求項4に記載の楽曲分類装置。
  6. 該所定の条件とは、各ジャンルの特徴値の中で最も高い特徴値であること、を特徴とする請求項4に記載の楽曲分類装置。
  7. 所定のネットワークを介してCDDB(CD DataBase)にアクセスし、該複数の楽曲の各々の楽曲情報を取得する楽曲情報取得手段を更に備え、
    前記関連付け手段は、該取得した楽曲情報をそれぞれ対応する楽曲に関連付けること、を特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の楽曲分類装置。
  8. 複数の楽曲を適切なジャンルに分類可能な楽曲分類装置において、
    該複数の楽曲を格納する格納手段と、
    該複数の楽曲の各々を解析し、その解析結果に基づいて各楽曲を所定の特徴値で表現する表現手段と、
    各楽曲に、対応する該特徴値を関連付ける関連付け手段と、
    該関連付けられた特徴値に基づいて各楽曲をジャンル分けする分類手段と、
    該ジャンル分けされた楽曲を再生する再生手段と、
    ユーザの入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段で受け付けた入力に従って、該再生中の楽曲の特徴値を補正する第一の特徴値補正手段と、
    前記第一の特徴値補正手段における補正値を用いて、前記格納手段に格納される他の全ての楽曲の特徴値を補正する第二の特徴値補正手段と、
    前記第一および第二の特徴値補正手段により補正された各楽曲の特徴値に基づいて各楽曲をジャンル分けし直す再分類手段と、を備えたこと、を特徴とする楽曲分類装置。
  9. 複数の楽曲を適切なジャンルに分類可能な楽曲分類装置において、
    該複数の楽曲を格納する格納手段と、
    該複数の楽曲の各々を解析し、その解析結果を所定の関数に従って所定の特徴値に変換する第一の変換手段と、
    各楽曲に、対応する該特徴値を関連付ける関連付け手段と、
    該関連付けられた特徴値に基づいて各楽曲をジャンル分けする分類手段と、
    該ジャンル分けされた楽曲を再生する再生手段と、
    ユーザの入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段で受け付けた入力に従って、該再生中の楽曲の特徴値を補正する第一の特徴値補正手段と、
    前記第一の特徴値補正手段における補正値に基づいて該所定の関数を変更する関数変更手段と、
    該変更された関数に従って各楽曲の特徴値を変換する第二の変換手段と、
    前記第一の特徴値補正手段により補正された楽曲の特徴値、および前記第二の変換手段により得られた各楽曲の特徴値に基づいて各楽曲をジャンル分けし直す再分類手段と、を備えたこと、を特徴とする楽曲分類装置。
  10. 車両に搭載されていること、を特徴とする請求項1から請求項9の何れかに記載の楽曲分類装置。
  11. 複数の楽曲を適切なジャンルに分類する楽曲分類方法において、
    該複数の楽曲を所定の記憶媒体に格納する格納ステップと、
    該格納された複数の楽曲の各々を解析し、その解析結果に基づいて各楽曲を所定の特徴値で表現する表現ステップと、
    各楽曲に、対応する該特徴値を関連付ける関連付けステップと、
    該特徴値が関連付けられた楽曲を再生する再生ステップと、
    ユーザの入力を受け付ける入力ステップと、
    前記入力ステップで受け付けた入力に従って、該再生中の楽曲の特徴値を補正する第一の特徴値補正ステップと、
    前記第一の特徴値補正ステップにおける補正値を用いて、該所定の記憶媒体に格納される他の全ての楽曲の特徴値を補正する第二の特徴値補正ステップと、
    前記第一および第二の特徴値補正ステップで補正された各楽曲の特徴値に基づいて各楽曲のジャンル分けを行う分類ステップと、を含む楽曲分類方法。
  12. 前記表現ステップにおいて楽曲を周波数解析し、該周波数解析の結果に基づいて該所定の特徴値を算出する、請求項11に記載の楽曲分類方法。
  13. 前記表現ステップにおいて、該周波数解析の結果に基づいて複数の所定のパラメータ値を算出し、該算出された各パラメータ値に基づいて該所定の特徴値を算出する、請求項12に記載の楽曲分類方法。
  14. 前記表現ステップにおいて、各楽曲に対して、各ジャンルに対応するそれぞれ異なる特徴値を算出し、
    前記分類ステップにおいて、各楽曲を、前記第一および第二の特徴値補正ステップで補正された各ジャンルの特徴値の中で所定の条件を満たす特徴値に対応するジャンルに分類する、請求項11から請求項13の何れかに記載の楽曲分類方法。
  15. 該所定の条件とは、該特徴値が所定の閾値以上である、請求項14に記載の楽曲分類方法。
  16. 該所定の条件とは、各ジャンルの特徴値の中で最も高い特徴値である、請求項14に記載の楽曲分類方法。
  17. 所定のネットワークを介してCDDB(CD DataBase)にアクセスし、該複数の楽曲の各々の楽曲情報を取得する楽曲情報取得ステップを更に含み、
    前記関連付けステップにおいて、該取得した楽曲情報をそれぞれ対応する楽曲に関連付ける、請求項11から請求項16の何れかに記載の楽曲分類方法。
  18. 複数の楽曲を適切なジャンルに分類する楽曲分類方法において、
    該複数の楽曲を所定の記憶媒体に格納する格納ステップと、
    該格納された複数の楽曲の各々を解析し、その解析結果に基づいて各楽曲を所定の特徴値で表現する表現ステップと、
    各楽曲に、対応する該特徴値を関連付ける関連付けステップと、
    該関連付けられた特徴値に基づいて各楽曲をジャンル分けする分類ステップと、
    該ジャンル分けされた楽曲を再生する再生ステップと、
    ユーザの入力を受け付ける入力ステップと、
    前記入力ステップで受け付けた入力に従って、該再生中の楽曲の特徴値を補正する第一の特徴値補正ステップと、
    前記第一の特徴値補正ステップにおける補正値を用いて、該所定の記憶媒体に格納される他の全ての楽曲の特徴値を補正する第二の特徴値補正ステップと、
    前記第一および第二の特徴値補正ステップで補正された各楽曲の特徴値に基づいて各楽曲をジャンル分けし直す再分類ステップと、を含む楽曲分類方法。
  19. 複数の楽曲を適切なジャンルに分類可能な楽曲分類方法において、
    該複数の楽曲を格納する格納ステップと、
    該複数の楽曲の各々を解析し、その解析結果を所定の関数に従って所定の特徴値に変換する第一の変換ステップと、
    各楽曲に、対応する該特徴値を関連付ける関連付けステップと、
    該関連付けられた特徴値に基づいて各楽曲をジャンル分けする分類ステップと、
    該ジャンル分けされた楽曲を再生する再生ステップと、
    ユーザの入力を受け付ける入力ステップと、
    前記入力ステップで受け付けた入力に従って、該再生中の楽曲の特徴値を補正する第一の特徴値補正ステップと、
    前記第一の特徴値補正ステップにおける補正値に基づいて該所定の関数を変更する関数変更ステップと、
    該変更された関数に従って各楽曲の特徴値を変換する第二の変換ステップと、
    前記第一の特徴値補正ステップで補正された楽曲の特徴値、および前記第二の変換ステップで得られた各楽曲の特徴値に基づいて各楽曲をジャンル分けし直す再分類ステップと、を含む楽曲分類方法。
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