JP2008242729A - 携帯形電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】重量のある携帯形電子機器を、引っ掛かり部や出っ張り部といった部材を設けずに、ユーザが片手で持ちながら使用する。
【解決手段】携帯形電子機器が、表示装置1,4を内蔵した第1及び第2のハウジング2,5を有するディスプレイユニット3及び6と、ディスプレイユニット6を、ディスプレイユニット3に対して、ディスプレイユニット3の表示装置1を覆う閉じ位置と、開き角度が180度未満の所定角度である位置との間で回動可能に連結するヒンジ機構7と、ヒンジ軸に連結されるブラケット部が一側面部にディスプレイユニット3の全幅方向に亘って延在して形成されてディスプレイユニット3及び6に対して電源を供給するバッテリを内蔵するケース状のバッテリ部8とを備え、このバッテリ部8が突出する形状を有する。
【選択図】図1
【解決手段】携帯形電子機器が、表示装置1,4を内蔵した第1及び第2のハウジング2,5を有するディスプレイユニット3及び6と、ディスプレイユニット6を、ディスプレイユニット3に対して、ディスプレイユニット3の表示装置1を覆う閉じ位置と、開き角度が180度未満の所定角度である位置との間で回動可能に連結するヒンジ機構7と、ヒンジ軸に連結されるブラケット部が一側面部にディスプレイユニット3の全幅方向に亘って延在して形成されてディスプレイユニット3及び6に対して電源を供給するバッテリを内蔵するケース状のバッテリ部8とを備え、このバッテリ部8が突出する形状を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、見開き型の2つの画面を有する電子ブックや持ち運び可能なノートパソコンなどに用いて好適な携帯形電子機器に関する。
携帯形の電子機器である電子ブックは、表示装置を内蔵したハウジングを有する2つのディスプレイユニットと、これらの2つのディスプレイユニットを折り畳み可能に連結するヒンジ機構とを備えている。2つのディスプレイユニットを見開きにした状態にしてユーザが画面上の内容を読む場合、ユーザは2つのディスプレイユニットの背面部を掌と指とによって支える姿勢をとる。
ヒンジ機構を有する端末装置としてはノートパソコンがある。ノートパソコンは、表示装置を内蔵したハウジングを有する画面部筐体と、パソコン本体を内蔵しその上にキーボードを配置したハウジングを有する本体部筐体と、これらの画面部筐体及び本体部筐体を開閉可能に連結するヒンジ機構とを備えている。ノートパソコンをユーザが片手で持ちながら操作する場合、本体部筐体をユーザは片方の腕の上に載せ、かつ本体部筐体の一部を手首から先の掌や指によって掴み、この姿勢で他方の手を用いてキーボードへの入力を行う。
電子ブックやノートパソコンといった携帯形電子機器の画面を隠さず、かつこの携帯形電子機器を床や地面などに落下させないで、片手でハンドリングするためには携帯形電子機器の持ち方は限られる。また、ノートパソコンを高機能化させるためには、ハードディスク駆動装置などのメディアの駆動装置や容量の大きいバッテリを本体部筐体の内部に設ける必要があり、ノートパソコンの重量が増大する。そこで、重い部品を内蔵することによって携帯形電子機器の重量が増える場合には、携帯形電子機器の本体に、引っ掛かり部や出っ張り部を取り付けて、ユーザが片手で引っ掛かり部や出っ張り部を掴み、この状態で、読書姿勢をとり、あるいはノートパソコンを水平な姿勢に保ってパソコン作業を行う。
従来、電子ブックに関しては、筒状の綴じ部分で開閉可能に連結された2つの筐体にそれぞれ液晶表示画面を設けることによって、表示画面を保持する筐体の厚さを必要以上に厚くする必要をなくし、書籍と違和感なく使用することのできる電子ブックが提案されている(特許文献1参照)。ヒンジを有する構造に関しては、記憶媒体から任意のページの抽出を行って敏速に表示する操作スイッチを設け、さらに片手保持で安定して読書が出来るように角度を調節する装置を設けた携帯用電子図書の構造が提案されている(特許文献2参照)。
特開2001−100667号公報
特開2005−107467号公報
しかしながら、引っ掛かり部や出っ張り部といった部材を携帯形電子機器に取り付けることは、携帯形電子機器の更なる重量の増加を招き、携帯形電子機器の美観上及びコスト面から不利であるという不具合がある。
特許文献1では、本体の厚みを削減する、あるいは増加させない構造のみが言及されており、片手でハンドリングするための構造はこの特許文献1には開示されていない。特許文献2に記載の携帯用電子図書は、片手で保持して半開きの状態で使用されるものであるが、ある程度の重さのある電子機器を片手で保持した状態で取り扱う手法については開示されていない。
そこで本発明は、上記の課題に鑑み、引っ掛かり部や出っ張り部といった部材を携帯形電子機器に設けずに、重量のある携帯形電子機器をユーザが片手で持ちながら使用することが可能な携帯型電子機器を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、表示装置を内蔵した第1のハウジングを有する第1のディスプレイユニットと、表示装置を内蔵した第2のハウジングを有する第2のディスプレイユニットと、この第1のハウジングに固定される第1のブラケットと、この第2のハウジングに固定される第2のブラケットと、これらの第1のブラケット及び第2のブラケットに連結されるヒンジ軸とを有し、前記第2のディスプレイユニットを、前記第1のディスプレイユニットに対して、前記第1のディスプレイユニットの表示装置を覆う閉じ位置と、開き角度が180度未満の所定角度である位置との間で回動可能に連結するヒンジ機構と、前記ヒンジ軸に連結されるブラケット部が一側面部に前記第1のディスプレイユニットの全幅方向に亘って延在して形成されて、前記第1のディスプレイユニット及び前記第2のディスプレイユニットに対して電源を供給するバッテリを内蔵するバッテリ部と、を備え、このバッテリ部が突出する形状を有することを特徴とする携帯形電子機器が提供される。
また、本発明の別の一態様によれば、パソコン本体を内蔵するとともに、キーボードを配置した第1のハウジングを有する本体部筐体と、表示装置を内蔵した第2のハウジングを有する表示部筐体と、この第1のハウジングに固定される第1のブラケットと、この第2のハウジングに固定される第2のブラケットと、これらの第1のブラケット及び第2のブラケットに連結されるヒンジ軸とを有し、前記表示部筐体を、前記本体部筐体に対して、前記本体部筐体のキーボードを覆う閉じ位置と、開き角度が180度未満の所定角度である位置との間で回動可能に連結するヒンジ機構と、前記ヒンジ軸に連結されるブラケット部が一側面部に前記本体部筐体の全幅方向に亘って延在して形成されて、前記パソコン本体と前記表示部筐体に対して電源を供給するバッテリを内蔵するバッテリ部と、を備え、このバッテリ部が突出する形状を有することを特徴とする携帯形電子機器が提供される。
本発明によれば、引っ掛かり部や出っ張り部といった部材を携帯形電子機器に設けずに、また、特別な構造を携帯形電子機器に追加して設けることなしに、重量のある携帯形電子機器を片手でハンドリングできる。
以下、本発明の実施形態に係る携帯形電子機器について、図面を参照しながら説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付すとともに、重複した説明は省略する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る携帯形電子機器は、電子ブックに用いられる。図1は見開きにされた電子ブックを横方向から見た矢視図である。この電子ブックは、表示画面1を内蔵したハウジング2を有する端末ベース部3と、表示画面4を内蔵したハウジング5を有する端末トップ部6と、この端末トップ部6を、端末ベース部3に対して、端末ベース部3の表示画面1を覆う閉じ位置と、端末ベース部3及び端末トップ部6間の開き角度が180度未満の所定角度である位置との間で回動可能に連結する回転ヒンジ部7と、これらの端末ベース部3及び端末トップ部6に対して電源を供給するバッテリを内蔵するケース状のバッテリ部8とを備えている。端末ベース部3は第1のディスプレイユニットであり、端末トップ部6は第2のディスプレイユニットである。端末ベース部3及び端末トップ部6の上に表示される内容は縦方向であっても横方向であってもよい。
本発明の第1の実施形態に係る携帯形電子機器は、電子ブックに用いられる。図1は見開きにされた電子ブックを横方向から見た矢視図である。この電子ブックは、表示画面1を内蔵したハウジング2を有する端末ベース部3と、表示画面4を内蔵したハウジング5を有する端末トップ部6と、この端末トップ部6を、端末ベース部3に対して、端末ベース部3の表示画面1を覆う閉じ位置と、端末ベース部3及び端末トップ部6間の開き角度が180度未満の所定角度である位置との間で回動可能に連結する回転ヒンジ部7と、これらの端末ベース部3及び端末トップ部6に対して電源を供給するバッテリを内蔵するケース状のバッテリ部8とを備えている。端末ベース部3は第1のディスプレイユニットであり、端末トップ部6は第2のディスプレイユニットである。端末ベース部3及び端末トップ部6の上に表示される内容は縦方向であっても横方向であってもよい。
また、図2は本実施形態に係る携帯形電子機器を有する電子ブックの斜視図である。端末ベース部3のハウジング2の下縁部にはブラケット9、10が固定されており、端末トップ部6のハウジング5の下縁部にもブラケット11、12が固定されている。ブラケット9、10はハウジング2の幅方向に互いに離間して配置されており、ブラケット11、12もハウジング5の幅方向に互いに離間して配置されている。ヒンジ軸13はこれらのブラケット9、10及びブラケット11、12を貫通している。また、ブラケット9ないしは12及びヒンジ軸13によって、ヒンジ機構としての回転ヒンジ部7が構成されている。
バッテリ部8は突出する形状を有する。図3は折り畳まれた状態での電子ブックの背面斜視図である。電子ブックの2つの画面部が閉じられた場合、バッテリ部8は、回転ヒンジ部7から外側へ突き出た外観を呈する。バッテリ部8の一側面部は湾曲になるように形成されている。この一側面部にはヒンジ軸13に連結されるブラケット部14が端末ベース部3の全幅方向に亘って延在して形成されている。すなわち、バッテリ部8の長手方向に沿う一端部にブラケット部14が形成されているといえる。
また、回転ヒンジ部7は、端末トップ部6を、端末ベース部3に対して、端末トップ部6のハウジング5の下縁部5aがバッテリ部8の上面部8aに当接する位置にまで回動させることができ、回転ヒンジ部7がこの位置まで回動した状態において、端末トップ部6の背面部6aと、バッテリ部8の上面部8aとによって形成される空隙15(図1)に指が挿入されるようになっている。これにより、端末ベース部3と端末トップ部6とは、これらの端末ベース部3及び端末トップ部6によってなされる開き角度が180度になるまで開くことがなくなって、指を差し入れるための空間を確保できる。
このような構成の電子ブックをユーザが片手で持って画面の内容を読む場合には、図4に示すように、ユーザは、端末ベース部3と端末トップ部6とを見開きにした状態で、バッテリ部8の上面部8aと下面部8bとをそれぞれ指と掌とによって掴み、この掴んだ状態で画面の内容を読む。従って、ユーザは、バッテリ部8を掴むことができるため、特別な構造を電子ブックに追加して設けることなしに、2つの画面を隠さず、かつ電子ブックが床や地面に落下しないようにこの電子ブックを片手で保持することができる。このように、本発明によれば、持ち方にかかわらず、ユーザは携帯形電子機器を片手でハンドリングすることができるようになる。
手首から先の部分(ハンド部16)だけを用いて電子ブックを支えることが厳しい場合には、手首から肘までの腕の部分(アーム部17)を使って電子ブックを支える。本実施形態に係る携帯形電子機器によれば、手首から肘にかけてのアーム部17に電子ブックを載せて画面を見ることができるため、ユーザは重量がある電子ブックでも容易にハンドリングを行える。また、ユーザがバッテリを掴めるため、電子ブックの重みを支えるための引っ掛かり部や出っ張り部をこの電子ブックに取り付けずに電子ブックをハンドリングできるようになる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る携帯形電子機器は、携帯形のノートパソコンに用いられる。図5は本実施形態に係る携帯形電子機器を有するノートパソコンを横方向からみた矢視図である。このノートパソコンは、図示しないパソコン本体を内蔵するとともに、キーボード18を配置したハウジング19を有する本体部筐体20と、表示画面部21を内蔵したハウジング22を有する画面部筐体23と、この画面部筐体23を、本体部筐体20に対して、本体部筐体20のキーボード18を覆う閉じ位置と、本体部筐体20及び画面部筐体23間の開き角度が180度未満の所定角度である位置との間で回動可能に連結するヒンジ機構24と、パソコン本体と画面部筐体23に対して電源を供給するバッテリを内蔵するケース状のバッテリ部8とを備えている。このバッテリ部8は突出する形状を有する。突出する方向は例えば本体部筐体20の奥行き方向である。図5に示す符号のうちの上述した符号と同じ符号を有する要素はそれらと同じものである。
本発明の第2の実施形態に係る携帯形電子機器は、携帯形のノートパソコンに用いられる。図5は本実施形態に係る携帯形電子機器を有するノートパソコンを横方向からみた矢視図である。このノートパソコンは、図示しないパソコン本体を内蔵するとともに、キーボード18を配置したハウジング19を有する本体部筐体20と、表示画面部21を内蔵したハウジング22を有する画面部筐体23と、この画面部筐体23を、本体部筐体20に対して、本体部筐体20のキーボード18を覆う閉じ位置と、本体部筐体20及び画面部筐体23間の開き角度が180度未満の所定角度である位置との間で回動可能に連結するヒンジ機構24と、パソコン本体と画面部筐体23に対して電源を供給するバッテリを内蔵するケース状のバッテリ部8とを備えている。このバッテリ部8は突出する形状を有する。突出する方向は例えば本体部筐体20の奥行き方向である。図5に示す符号のうちの上述した符号と同じ符号を有する要素はそれらと同じものである。
このノートパソコンのヒンジ機構24は、ハウジング19に固定される図示しないブラケットと、ハウジング22に固定される図示しないブラケットと、これらのブラケットに連結されるヒンジ軸25とを有する。バッテリ部8の一側面部は湾曲形成されており、この一側面部にはヒンジ軸25に連結されるブラケット部26が本体部筐体20の全幅方向に亘って延在して形成されている。
このような構成のノートパソコンをユーザが片手で持ちながら操作する場合、ユーザは片方の腕の上にノートパソコンを載せ、かつバッテリ部8を指と掌とによって掴み、この掴んだ状態で他方の手を用いてキーボード18の操作を行う。従って、特別な構造をこのノートパソコンに追加して設けることなしに、画面を隠さず、かつノートパソコンが床やなどに落下しないようにノートパソコンを片手で保持することができる。このように、ノートパソコンの持ち方にかかわらず、ユーザはノートパソコンを片手でハンドリングすることができる。また、ノートパソコンが重く、ユーザが手首から先の部分だけを用いてノートパソコンを支えることが厳しい場合でも、ユーザは手首から肘にかけての腕の部分にノートパソコンを載せて画面を見ることができる。また、ユーザがバッテリ部8を掴めるため、ノートパソコンの重みを支えるための引っ掛かり部や出っ張り部をこのノートパソコンに取り付けずにハンドリングを行えるようになる。
バッテリはノートパソコンの重量を決める大きな要因となる部品であり、このバッテリはノートパソコンの重量バランスを決定する要因でもある。本実施形態に係る携帯形電子機器によれば、バッテリ部8が本体部筐体20と画面部筐体23との間に設けられているため、ノートパソコンのバランスが悪化せずに、ノートパソコンの操作性が安定するといえる。
また、バッテリが本体部筐体20の後方に突き出して設けられているため、ハウジング19内にバッテリパックを収納するためのバッテリ収納部を設けるスペースが不要となる。ノートパソコンの高機能化のために、本体部筐体20には、メモリカードを差し込むためのカードスロットが設けられる。本体部筐体20には、メディアの駆動装置のほかに、回路基板や、プラグ類及びボリウムといった機能部品も設けられる。バッテリから供給された電源から基板に必要な電圧値、電流値を生成する電源回路部が主なノイズ発生源であるため、配線が長い場合にはこの配線にノイズがのる。バッテリ部8が本体部筐体20の外側に設けられることによって、バッテリが筐体内部に設けられる場合のノイズがなくなる。従って、このノートパソコンによれば、部品配置の点や配線の効率化の点からも有利であり、また、美観上の点からも有利であるといえる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。本発明は、携帯型のゲーム機や、携帯電話機など、ユーザが片手で操作して使用する形態を有する各種の携帯形電子機器にも利用できる。
1,4…表示画面(表示装置)、2…ハウジング(第1のハウジング)、3…端末ベース部(第1のディスプレイユニット)、5…ハウジング(第2のハウジング)、5a…下縁部、6…端末トップ部(第2のディスプレイユニット)、6a…背面部、7…回転ヒンジ部(ヒンジ機構)、8…バッテリ部、8a…上面部、8b…下面部、9,10…ブラケット(第1のブラケット)、11,12…ブラケット(第2のブラケット)、13,25…ヒンジ軸、14,26…ブラケット部、15…空隙、16…ハンド部、17…アーム部、18…キーボード、19…ハウジング(第1のハウジング)、20…本体部筐体、21…表示画面部(表示装置)、22…ハウジング(第2のハウジング)、23…画面部筐体、24…ヒンジ機構。
Claims (5)
- 表示装置を内蔵した第1のハウジングを有する第1のディスプレイユニットと、
表示装置を内蔵した第2のハウジングを有する第2のディスプレイユニットと、
この第1のハウジングに固定される第1のブラケットと、この第2のハウジングに固定される第2のブラケットと、これらの第1のブラケット及び第2のブラケットに連結されるヒンジ軸とを有し、前記第2のディスプレイユニットを、前記第1のディスプレイユニットに対して、前記第1のディスプレイユニットの表示装置を覆う閉じ位置と、開き角度が180度未満の所定角度である位置との間で回動可能に連結するヒンジ機構と、
前記ヒンジ軸に連結されるブラケット部が一側面部に前記第1のディスプレイユニットの全幅方向に亘って延在して形成されて、前記第1のディスプレイユニット及び前記第2のディスプレイユニットに対して電源を供給するバッテリを内蔵するバッテリ部と、を備え、
このバッテリ部が突出する形状を有することを特徴とする携帯形電子機器。 - 前記ヒンジ機構は、前記第2のディスプレイユニットを、前記第1のディスプレイユニットに対して、前記第2のディスプレイユニットの第2のハウジングの下縁部が前記バッテリ部の上面部に当接する位置まで回動可能であり、前記ヒンジ機構がこの位置に回動した状態において、前記第2のディスプレイユニットの背面部と、前記バッテリ部の上面部とによって形成される空隙に指が挿入されることを特徴とする請求項1記載の携帯形電子機器。
- パソコン本体を内蔵するとともに、キーボードを配置した第1のハウジングを有する本体部筐体と、
表示装置を内蔵した第2のハウジングを有する表示部筐体と、
この第1のハウジングに固定される第1のブラケットと、この第2のハウジングに固定される第2のブラケットと、これらの第1のブラケット及び第2のブラケットに連結されるヒンジ軸とを有し、前記表示部筐体を、前記本体部筐体に対して、前記本体部筐体のキーボードを覆う閉じ位置と、開き角度が180度未満の所定角度である位置との間で回動可能に連結するヒンジ機構と、
前記ヒンジ軸に連結されるブラケット部が一側面部に前記本体部筐体の全幅方向に亘って延在して形成されて、前記パソコン本体と前記表示部筐体に対して電源を供給するバッテリを内蔵するバッテリ部と、を備え、
このバッテリ部が突出する形状を有することを特徴とする携帯形電子機器。 - 前記ヒンジ機構は、前記表示部筐体を、前記本体部筐体に対して、前記表示部筐体の第2のハウジングの下縁部が前記バッテリ部の上面部に当接する位置まで回動可能であり、前記ヒンジ機構がこの位置に回動した状態において、前記表示部筐体の背面部と、前記バッテリ部の上面部とによって形成される空隙に指が挿入されることを特徴とする請求項3記載の携帯形電子機器。
- 前記バッテリ部の上面部と前記バッテリ部の下面部とがそれぞれ指と掌とによって掴まれることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の携帯形電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007081404A JP2008242729A (ja) | 2007-03-27 | 2007-03-27 | 携帯形電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007081404A JP2008242729A (ja) | 2007-03-27 | 2007-03-27 | 携帯形電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008242729A true JP2008242729A (ja) | 2008-10-09 |
Family
ID=39914014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007081404A Pending JP2008242729A (ja) | 2007-03-27 | 2007-03-27 | 携帯形電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008242729A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019126257A (ja) * | 2019-04-09 | 2019-07-25 | 株式会社ユピテル | 電子機器 |
-
2007
- 2007-03-27 JP JP2007081404A patent/JP2008242729A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019126257A (ja) * | 2019-04-09 | 2019-07-25 | 株式会社ユピテル | 電子機器 |
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