JP2019126257A - 電子機器 - Google Patents

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勝範 野坂
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【課題】十分な量の太陽光を受けることができると共に画面表示が見えにくくなることのない車載用の情報表示装置を提供する。【解決手段】情報表示装置1は、液晶表示パネル11を前面に備えると共に、背面下部から後方に向かってバッテリー収納部12が突設された縦断面L字形状の本体ケース10と、この本体ケース10の上部に前方へ張り出す様に設置されたソーラーパネル31とを備え、バッテリー収納部12内には、ソーラーパネル31が発電した電力を充電する充電池32が収納されていて、この充電池32からの電力を各種表示等の電源として用いることができる様に構成されている。ソーラーパネル31は、表示部に対するバイザーも兼ね、表示を見やすいものとする。【選択図】図1

Description

本発明は、情報表示用の車載電子機器であって、特に、自動車のダッシュボード上に設置して用いるのに好適なものに関する。
この種の車載電子機器として、太陽電池を備えたものが知られている(特許文献1〜3)。
特許文献1は、前後方向に長い形状の本体ケースの前面に表示部を備えると共に、上面に太陽電池を備え、フロントガラスを介して入射する太陽光を受けやすい様にダッシュボード上に設置して用いるものである。
特許文献2は、本体ケースに対して回動可能に取り付けられた蓋体の内面に表示部を外面に太陽電池を備え、サンバイザーに取り付けて蓋体を開いた状態とすることで、フロントガラスを介して入射する太陽光を受けつつ表示を行う様にしたものである。
特許文献3は、特許文献1と同様の構成からなり、上部の太陽電池設置部分を後方に向かって回動可能とし、サンバイザーやダッシュボードに設置し、上部を後方へ回動させて太陽電池が太陽光を受けやすい状態にして用いるものである。
実用新案登録第3078059号(図2,図3) 実用新案登録第3095756号(図1,図2) 特開2004−271425(図1〜図3)
これら従来技術は、太陽電池の設置面積は装置のサイズに依存しており、十分な発電量が得られないという問題がある。また、装置サイズに比べて表示部が小さいため、より多くの情報を表示できる様にすると画像や文字が小さくなって見にくいという問題もある。逆に、これら従来技術の装置で表示画面を大きくしたとき、太陽電池の受光量を大きくできる様に設置すればするほど、太陽光の影響で画面が見にくくなってしまうという問題が出てくる。
そこで、本発明は、十分な量の太陽光を受けることができると共に画面表示が見えにくくなることのない車載用の情報表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明の情報表示装置は、少なくとも前方から表示部を運転者が視認可能な様にダッシュボード上に設置可能に構成された車載電子機器であって、以下の構成をも備えていることを特徴とする。
(1)前記表示部の上部に当該表示部よりも前方へ張り出す様にソーラーパネルを設置したこと。
本発明の情報表示装置によれば、表示部の上部に設置したソーラーパネルを表示部よりも前方へ張り出す様に備えることで、例えばソーラーパネル自体あるいはソーラーパネルを有する部材が表示部に対するサンバイザーを兼ねるので、表示部が太陽光によって見えにくくならず、かつ、ソーラーパネルの面積に対する制約が大幅に緩和され、従来よりも大きな面積のソーラーパネルを設置することもできる。そのため、発電量を従来に比べ大幅に増やすことができる。したがって、例えば表示部に、従来よりも高輝度、高解像度のものを用いることが容易できる。なお、ダッシュボード上に設置可能にする構成としては、例えば、情報表示装置を直接両面テープ等でダッシュボード上に貼り付ける構成としてもよいが、ブラケット等の支持具をダッシュボード上に貼り付け、当該ブラケット等に情報表示装置を固定するようにする構成とすると特によい。
ここで、本発明の情報表示装置は、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(2)前記ソーラーパネルが発電した電力を充電する充電池を表示部よりも後方に設置し、前記ソーラーパネルと、前記表示部と、前記充電池とが、一体化された状態で、前記ダッシュボード上に設置可能としたこと。
この「一体化された状態」としては、例えば、ソーラーパネルと表示部と充電池(以下これらを3つの部材と称する)とを1つの筐体に備える構成としてもよいし、例えば、3つの部材のうち2つの部材を1つの筐体に備え、他の1つの部材を着脱自在な構成とし、ダッシュボードに設置した状態では互いに「着」となる状態(以下、「着状態」という)とし、着状態では3つの部材が電気的に接続される構成としてもよい。また3つの部材をそれぞれ別の筐体に備え、着脱自在な構成として、ダッシュボードに設置した状態では着状態とし、着状態では別の筐体に備えた部材が電気的に接続される構成としてもよい。
充電池は、特に、表示部よりも後方であって、下方寄りに設置する構成とするとよい。特に、例えば、表示部と充電池を同一のケース内に格納する場合、表示部を当該ケースの前面側に設けるとともに当該ケースの背面下部から後方に突出する様に形成したバッテリ収容部内を設け、当該バッテリ収容部内に充電池を収納する構成とするとよい。このようにすれば、ソーラーパネルが上部で前方へ張り出すことによる前方への転倒モーメントが、ケース背面下部から後方に突出するバッテリ収容部分に充電池を収容することによってバランスされるため、取付けが安定し、車両の走行に伴い振動したり、情報表示装置に加速度がかかったりした場合に、倒れにくくなる。
ここで、本発明の情報表示装置は、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(3)前記ソーラーパネルを、前記表示部を備えた本体ケースに対して回動可能に支持したこと。
ソーラーパネルの傾斜角度を所望の角度にしたり、使用しないときには邪魔にならない位置へと回動させておくことができる。特に情報表示装置がダッシュボード上に設置された場合には、例えば情報表示装置の後方(車両の前方)側は、フロントガラスとなる。フロントガラスを介して直射日光がダッシュボード上に入射する。その入射角に合わせてソーラーパネルを回動させることで、表示部周辺の直射日光を、ソーラーパネルを有する部位が遮るようにすることができ、表示部が見やすくなる。
ここで、本発明の情報表示装置は、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(4)前記ソーラーパネルが設置される上面部と、当該上面部の左右から下方に伸びる側面部とを備える断面下向きコ字状に形成された日除け部材を備え、前記日除け部材を前記左右の側面部を介して前記本体ケースに対して回動可能に支持したこと。
この情報表示装置によれば、ソーラーパネルは、日除け部材が側面部を介して本体ケースに回動支持されることによって、上述の回動支持状態となる。また、日除け部材は、側面部によって側方から太陽光が表示部に入射するのも防ぐことができるから、より一層画面を見やすくすることができる。
日除け部材を備えた情報表示装置は、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(5)前記左右の側面部は、後端部から前端へいくほど高さが小さくなる先細形状を呈していること。
本発明の情報表示装置においては、ソーラーパネルを設置することとなる日除け部材の上面部を大きくすることが望ましい。この様な場合、上面部の自重による曲げモーメントに対してバランスよく強度を与えつつ、側面部が邪魔な印象を抑制することができる。
また、これら日除け部材を備えた情報表示装置は、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(6)前記日除け部材は、前記上面部の前端側を振り上げ方向に回動可能であって、所定角度に振り上げた状態を保持することができる傾斜保持機能を備えていること。
例えば、回動支持部にネジを付けておいて所望の角度に回動させた状態でネジ締めできる様にしたり、ラッチ機構を備えた回動支持部を採用して所定角度単位で傾斜角度を変えて保持できる様に構成するなど種々の態様によって実現することができる。この(6)傾斜保持機能を備えさせることで、運転の邪魔にならず、日除け効果が十分に発揮され、かつ、太陽光を受けやすい角度に日除け部材を回動させて用いることができ、一層便利となる。
さらに、少なくとも日除け部材を備えた情報表示装置は、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(7)前記日除け部材は、その前端側を振り下ろす方向にも回動可能であって、前端側を振り下ろしたとき、前記上面部が前記表示部の前面を覆うことができる長さを有していること。
(7)の構成をも備えることにより、情報表示装置を用いない場合などにおいては、日除け部材を前端側を振り下ろす方向に回動させて邪魔にならない様に収納しておくことができるからである。このとき、表示部の前面を覆うことで、表示部に埃が付着するのも防止できる。
これら本発明の情報表示装置は、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(8)前記表示部を介して情報の表示を行う電子回路が設置された第1の基板と、レーダーモジュール用のパッチアンテナを背面側に設置した第2の基板とを備え、レーダー波の受信の有無に関する情報を表示する機器として構成されていること。
上記(8)の構成をも備えることにより、ソーラーバネルが上面であるので、本体背面側のアンテナ性能に影響が少なく、レーダー波の受信の有無に関する情報が的確に表示される。
例えば、さらに、第1の基板と第2の基板とが前後に距離をあけて共に縦置き状態に収容すると共に 、上部にはGPSモジュールも設置し、これらGPSモジュール及びレーダーモジュールを介して取得される情報と電子回路に記憶させてある情報とに基づいて、表示部に対して速度取り締まりの監視をするための情報を表示する機器として構成するとよい。第1の基板と第2の基板との間に水平に第3の基板を備え、一部の機能を第2の基板に設けるようにしてもよい。表示部を大きくしても装置全体を大型化することがなく、かつ、レーダー探知機能やGPS測位機能は損なわれず、大きな表示部に多彩な情報表示が可能であると共に、日除け部材によって折角の情報表示が太陽光で見えにくくなるといったことも防止できる。この結果、表示部の輝度を抑え、消費電力を抑制し、究極的にはソーラーパネルからのソーラー電源だけでの使用も可能ならしめるものとなり得る。
本発明によれば、十分な量の太陽光を受けることができると共に画面表示が見えにくくなることのない車載用の情報表示装置を提供することができる。
実施例1の情報表示装置を示し、(A)は正面図、(B)は平面図、(C) は右側面図、(D)はa−a断面図である。 実施例1の情報表示装置を示し、(A),(B)は日除け部材を種々の角度 に回動させる様子を示す右側面図、(C)は変形例を含む縦断面図、(D)は変形例 の縦断面図である。
以下、本発明の実施形態として、具体的な実施例を図面に基づき詳細に説明する。
実施例1として、速度取り締まり情報の監視・表示を行うための車載電子機器である情報表示装置1について説明する。図1に示す様に、この情報表示装置1は、液晶表示パネル11を前面に備えると共に、背面下部から後方に向かってバッテリー収納部12が突設された縦断面L字形状の本体ケース10と、この本体ケース10の上部に前方へ張り出す様に設置されたソーラーパネル31とを備え、バッテリー収納部12内には、ソーラーパネル31が発電した電力を充電する充電池32が収納されていて、この充電池32からの電力を各種表示等の電源として用いることができる様に構成されている。
ソーラーパネル31は、本体ケース10の上部に回動可能に支持された日除け部材20の上面部21に設置されている。この日除け部材20は、上面部21の左右から下方に伸びる側面部22,22を備える断面下向きコ字状の成形品で構成され、左右の側面部22,22の後端側を介して本体ケース10の上部側面に支持部材23で回動可能に支持・固定されている。また、これら左右の側面部22,22は、後端部から前端へいくほど高さが小さくなる先細形状とされ、本実施例では側面視において概略直角三角形形状を呈している。
ケース本体10の底面には、この情報表示装置1をダッシュボードに設置するためのブラケット51が取り付けられる。情報表示装置1は、このブラケット51を介して両面テープで貼り付けるなどの適宜の方法により、ダッシュボード上の所望の位置に設置することができる。
日除け部材20の上面部21は、図1(D)に示す様に、ソーラーパネル31を嵌め込む様にして設置する矩形の窪み24が備えられている。この窪み24は、日除け部材20の上面部21のほぼ全体に渡る面積を占め、上面部21とほぼ同じ面積のソーラーパネル31を設置することができる構造となっている。
日除け部材20は、図2(A),(B)に示す様に、支持部材23を回動中心として、上面部21の前端側を振り上げる方向、振り下ろす方向のいずれにも回動可能であって、所望の角度に振り上げ、あるいは振り下ろした状態で上面部21の傾斜角度を保持することができる構造となっている。この様な傾斜保持機能は、支持部材23と本体ケース10との嵌め合いを固くしておくことによって実現することができる。なお、内部にラッチ機構を備えさせたり、支持部材23をネジ構造としておいて、緩めて傾斜角度を変更し、締めて傾斜角度を保持する機構とすることもできる。
本実施例では、日除け部材20の回動中心から上面までの垂直距離L2を、垂直上向きに最大に振り上げたときにバッテリー収納部12の後端との間に距離S1に渡るオープンスペースを形成する距離としている(図2(A)参照)。また、日除け部材20の上面部21の前後方向の長さL1を、前端を最大に振り下ろしたときに液晶表示パネル11の前面と平行となり、パネル前面を覆うことができると共に、ブラケット51の底面よりも距離S2だけ上がった位置となる様な長さとしている(図2(B)参照)。
また、本体ケース10の内部には、図1(D)に示す様に、液晶表示パネル11を介して情報の表示を行う電子回路が設置された第1の基板41と、レーダーモジュール用のパッチアンテナを背面側に設置した第2の基板42とが縦置き状態で前後方向に間隔を開けて設置されている。さらに、これら基板41,42のいずれかの上部にGPSモジュールを設置し、GPSモジュール及びレーダーモジュールを介して取得される情報と電子回路に記憶させてある情報とに基づいて、液晶表示パネル11に対して速度取り締まりの監視をするための情報を表示する機器となっている。
なお、GPSモジュール設置用として、図2(C)に示す様に、第1の基板41と第2の基板42との間の上部位置に水平方向の第3の基板43Aを備える様にしてもよい。この場合、GPSモジュールの一部の機能を第2の基板42に設けるようにしてもよい。また、充電池32の上部に第3の基板43Bを水平に設置してGPSモジュールを備える様にしてもよい。本実施例では、日除け部材20を最大に振り上げた時に、バッテリー収納部12の後端との間に距離S1のオープンスペースが形成されるから、GPSモジュールへの電波を遮ることがない。
本実施例によれば、ソーラーパネル31を表示パネル11よりも前方へ張り出す様に本体ケース10の上部に備えた日除け部材20の上面部21に設置する構成としたので、図2(C)に示す様に、本体ケース10の奥行きD1に比べて十分に大きな前後方向長さL3を有するソーラーパネル31を備えさせることができ、発電量を大幅に増加させることができる。また、このソーラーパネル31及び日除け部材20が情報表示装置1に対するサンバイザーを兼用することとなり、表示パネル11が太陽光によって見えにくくならない。この結果、本実施例によれば、ソーラーパネルの面積に対する制約が大幅に緩和され、大きな面積のソーラーパネルによる発電量の増加に加えて、従来よりも高輝度、高解像度の表示パネルを用いても見えにくくならない。
また、充電池32が本体ケース10の背面下部から後方に突設されたバッテリー収納部12に収納される構成であるから、ソーラーパネル31が上部で前方へ張り出すことによる前方への転倒モーメントがバランスされ、取付けが安定し、車両の走行に伴い振動したり、情報表示装置に加速度がかかったりした場合に、倒れ難いものとすることができている。
さらに、実施例の情報表示装置1は、ソーラーパネル31の傾斜角度を所望の角度にすることで、フロントガラスを介して入射する直射日光の入射角に合わせてソーラーパネル31を回動させ、表示部の周辺の直射日光をソーラーパネル31及び日除け部材20で適切に遮ることができ、表示を一層見やすくすることが可能となっている。なお、使用しないときには邪魔にならない位置へと回動させておくこともができる。
加えて、ソーラーパネル31を設置した日除け部材20の側面部22,22により、本体ケース10に対する回動支持をしっかりとしたものとすることができると共に、側方から太陽光が表示部に入射するのも防ぐことができるから、より一層画面を見やすくすることができる。また、左右の側面部22,22は、後端部から前端へいくほど高さが小さくなる先細形状を呈しているので、発電量を大きくすべく日除け部材20の上面部21を大きくした場合の自重による曲げモーメントに対してバランスよく強度を与えつつ、側面部22,22が邪魔な印象も与えないものとなっている。
また、日除け部材20を最大に振り上げたときに後方に出っ張ることがなく、最大に振り下げたときにダッシュボードに当たることもなく、出荷の際の荷姿を小さなものとすることも可能となっている。そして、振り下ろした状態では表示パネル11の前面を覆うことができ、表示パネル11の保護カバーをも兼ねるものとなる。
そして、ソーラーバネル31が上面であるので、本体背面側のアンテナ性能に影響が少なく、レーダー波の受信の有無に関する情報を的確に表示することができ、装置本来の機能に対する悪影響も与えない。また、ソーラーパネル31の面積を確保するために本体ケース10の奥行きを大きくする必用はなく、大きな表示部を有するコンパクトな装置として実施可能であって、レーダー探知機能やGPS測位機能を損なうことなく、大きな表示部に多彩な情報表示をしたときにも、折角の情報表示が太陽光で見えにくくなるといったことも防止できる。この結果、表示部の輝度を抑え、消費電力を抑制し、究極的にはソーラーパネルからのソーラー電源だけでの使用も可能ならしめるものとなり得る。
なお、本実施例においては、図2(C)に示す様に、ソーラーパネル31が水平となる様にしたとき、本体ケース10と日除け部材20は背面10b,20b同士が面一となり、本体ケース10の上面10aと日除け部材20の上面部21の下面21aがほぼ接する状態となる。本体ケース10の上部前後は、回動動作を妨げず、かつ、接触により回動角度を所望にしたときの傾斜保持機能を自然に発揮できる構造となる様に、若干R取りされた断面形状となっている。なお、図2(D)に示す様に、本体10の上面を回転軸中心と略同芯のR形状にすると回動動作をよりスムーズにすることができる。この場合、本体10の上面と日除け部材20の上面部21の下面を軽接触させて角度保持させる様に、接触部P1,P2等にはエラストマーなどの弾性部材を設ける等するとよい。図2(A)の最大振り上げ状態から分かる様に、回動可能な構成において、日除け部材20の上面部21の背面をさらに後方に伸ばすことが可能である。また、日除け部材20の側面部22,22にもソーラーパネルを設置して構わない。この様に、ソーラーパネルを表示部に対して少なくとも前方へ張り出す様に設置する構成は、装置の本体構造に影響を与えないことから、後端側をより後方まで伸ばしたり、左右の幅を本体ケース10よりも大きくしたりすることにより、さらに大面積のソーラーパネルを設置可能とするものである。
以上、発明を実施するための実施例を説明したが、本発明は、これらに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内における種々の変更が可能である。
例えば、バッテリー収納部12は、本体ケース10と一体ではなく別体の構成とし、車両に設置する際に本体ケース10とコネクタ接続で一体化させる構成としたり、ケーブル接続による別置きタイプとしても構わない。用途についても、カーナビゲーション装置その他の車載電子機器に適用することができる。
本発明は、自動車用の車載電子機器において利用することができる。
1・・・情報表示装置、10・・・本体ケース、11・・・液晶表示パネル、12・・・バッテリー収納部、20・・・日除け部材、31・・・ソーラーパネル、32・・・充電池。

Claims (3)

  1. 前方に画面を有する表示部と、
    前記表示部の上部に配置され、前記表示部よりも前方へ張り出すことが可能なソーラーパネルと、
    前記表示部の下方寄りの位置から前記表示部の後方に突出するように形成され、前記ソーラーパネルが発電した電力を充電する充電池を収容する収容部と、
    を有する電子機器。
  2. 前記収容部の前後方向の長さは、前方へ張り出しているときの前記ソーラーパネルの前後方向の長さよりも小さい請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記ソーラーパネルが配置される上面部と、前記上面部の左右から下方に伸びる側面部とを有し、下向きに開放する日除け部材を有し、
    前記日除け部材は、前記左右の側面部を介して前記表示部の本体ケースに回動可能に支持され、かつ前記上面部の前端側を振り上げ方向に回動可能であって、少なくとも直上向きに振り上げた状態を保持することができる傾斜保持機能を有し、
    前記日除け部材を直上向きに振り上げたとき、前記上面部よりも後方に前記収納部の後端が位置する
    請求項1または2に記載の電子機器。
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