JP2013258572A - 携帯情報端末用ホルダ - Google Patents
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Abstract
【課題】 タッチパネルを用いた移動体端末等の操作を確保しつつ、その液晶パネルの視認性を高めた新規な携帯情報端末用ホルダの開発を試みたものである。
【解決手段】 本発明の携帯情報端末用ホルダHは、所望の位置に設定固定するためのアタッチメント部3と、このアタッチメント部3に取り付けられ、携帯情報端末Pを保持固定するホルダ本体部2と、このホルダ本体部2に覆い被せるようにして取り付けられる遮光フード1とによって構成されるマウントホルダであって、正面側である前記遮光フード1の開口部の上部には庇状部15aを具えており、更にその開口部の全域には曲面状の透過保護パネル16が供えられていることを特徴として成るものである。
【選択図】図1
【解決手段】 本発明の携帯情報端末用ホルダHは、所望の位置に設定固定するためのアタッチメント部3と、このアタッチメント部3に取り付けられ、携帯情報端末Pを保持固定するホルダ本体部2と、このホルダ本体部2に覆い被せるようにして取り付けられる遮光フード1とによって構成されるマウントホルダであって、正面側である前記遮光フード1の開口部の上部には庇状部15aを具えており、更にその開口部の全域には曲面状の透過保護パネル16が供えられていることを特徴として成るものである。
【選択図】図1
Description
本願発明は、車両等に設置する携帯情報端末用ホルダに関するものであって、特に外部光による映り込み等を防ぎ、あらゆる状況下においても視認性を高く維持することができる新規な携帯情報端末用ホルダに係るものである。
近年「スマートフォン」と呼ばれる機能拡張した携帯情報端末が広く利用されるようになってきている。これらスマートフォンの中には、GPS衛星や無線基地局から信号等を受信して位置情報を得るいわゆるGPS機能あるいは、それに類似する機能が具えているものが市場に提供されている。
これらのGPS機能を具えたスマートフォンは、既存のルート検索を行うナビゲーションの代用機器、タクシーなどの業務用補助デバイスとして用いることが提案されており、自動車のみならず、自動二輪車、自転車等の運転者も使用している。このような使用方法においては、運転者が逐次視認できる位置にスマートフォンを保持する必要があり、これらの保持具も種々の形態のものが市場に提供されている。
これらのGPS機能を具えたスマートフォンは、既存のルート検索を行うナビゲーションの代用機器、タクシーなどの業務用補助デバイスとして用いることが提案されており、自動車のみならず、自動二輪車、自転車等の運転者も使用している。このような使用方法においては、運転者が逐次視認できる位置にスマートフォンを保持する必要があり、これらの保持具も種々の形態のものが市場に提供されている。
この携帯情報端末の一形態であるスマートフォンは、一般に対角3〜4インチ程度のタッチパネル機能付液晶パネルを用いており、その操作を行うにあたっては液晶パネル自体に直接触れることが一般的な操作方法である。
このため、車両等に設置にするにあたっても、原則としてタッチパネル表面へのアクセスを残しつつ、その液晶画面への太陽光、照明光の映り込み等を防ぐ、例えば庇状のフードを設けるなどの工夫がなされてきた(特許文献1)。
一方同様な技術課題を有している自動車用計器類においては、限りなく映り込み等を低減するために透過パネルを用いることが慣用技術となっているが、スマートフォンを用いる場合には、その操作自体を妨げるため、透過パネルを用いる手法をそのまま適用することができない。
このため、車両等に設置にするにあたっても、原則としてタッチパネル表面へのアクセスを残しつつ、その液晶画面への太陽光、照明光の映り込み等を防ぐ、例えば庇状のフードを設けるなどの工夫がなされてきた(特許文献1)。
一方同様な技術課題を有している自動車用計器類においては、限りなく映り込み等を低減するために透過パネルを用いることが慣用技術となっているが、スマートフォンを用いる場合には、その操作自体を妨げるため、透過パネルを用いる手法をそのまま適用することができない。
本発明は、これらの種々の背景を考慮してなされたものであって、タッチパネルを用いた移動体端末等の操作を確保しつつ、その液晶パネルの視認性を高めた新規な携帯情報端末用ホルダの開発を試みたものである。
請求項1記載の携帯情報端末用ホルダは、所望の位置に設定固定するためのアタッチメント部と、このアタッチメント部に取り付けられ、携帯情報端末を保持固定するホルダ本体部と、このホルダ本体部に覆い被せるようにして取り付けられる遮光フードとによって構成されるマウントホルダであって、正面側である前記遮光フードの開口部の上部には庇状部を具えており、更にその開口部の全域には曲面状の透過保護パネルが供えられていることを特徴として成るものである。
請求項2記載の携帯情報端末用ホルダは、前記請求項1記載の要件に加え、前記遮光フードについては、前記ホルダ本体部と連結固定された固定フレームの一端に、ヒンジ部を介して回動自在に取り付けられていることを特徴として成るものである。
請求項3記載の携帯情報端末用ホルダは、前記請求項1または2記載の要件に加え、前記遮光フードを回動自在に取り付けるためのヒンジ部については、固定フレームの上部側を回動支点とするものであり、跳ね上げられるように回動してその内部を開放させる構造であることを特徴として成るものである。
請求項4記載の携帯情報端末用ホルダは、前記請求項1、2または3記載の要件に加え、前記透過保護パネルについては、その中央部が内部のホルダ本体部側に向った凹状曲面であることを特徴として成るものである。
請求項5記載の携帯情報端末用ホルダは、前記請求項1、2、3または4記載の要件に加え、前記遮光フードの内周面については、非光沢処理がなされていることを特徴として成るものである。
請求項6記載の携帯情報端末用ホルダは、前記請求項1、2、3、4または5記載の要件に加え、前記ホルダ本体部には、携帯情報端末に電源を供給するため配線が具えられていることを特徴として成るものである。
請求項7記載の携帯情報端末用ホルダは、前記請求項1、2、3、4、5または6記載の要件に加え、前記遮光フードには、音声入力による携帯情報端末の操作を向上させ、更に携帯情報端末から発せられる音声、警告音を認知できるように連通孔が具えられていることを特徴として成るものである。
請求項8記載の携帯情報端末用ホルダは、前記請求項1、2、3、4、5、6または7記載の要件に加えて、前記遮光フードには、携帯情報端末が適正に動作する環境を維持するための管理装置が具えられていることを特徴として成るものである。
まず請求項1記載の発明によれば、スマートフォン等の携帯情報端末を覆い被せるように遮光フードが設けられていることから、いろいろな角度で入射する外部光があった場合であってもそれらの光の反射を防ぐことができる。更に携帯情報端末の表示パネルの前方には透過性パネルが配されているので、液晶パネルの損傷を防ぐことができる。
また請求項2記載の発明によれば、遮光フードがヒンジ部を介して扛伏自在に取り付けられていることから、内部の携帯情報端末を操作する必要が生じた場合には、遮光フードをヒンジ部を中心にして移動させることで、一時的に携帯情報端末のタッチ式液晶パネルやボタンにアクセスことができる。
また請求項3記載の発明によれば、ヒンジ部が上部側に設けられていることで、いわば遮光フードを上方に跳ね上げるように退去させて携帯情報端末を操作し、操作終了後は遮光フードを押し下げるようにして定常状態に戻すことができる。この際、遮光フードの上方に設けられた庇部を保持して操作することができるので、透過保護パネルに触れることがないためにその汚損を防ぐことができる。
また請求項4記載の発明によれば、透過保護パネルが内側(携帯情報端末側)に湾曲しているため、外部の反射を防ぐことができ、あらゆる状況下においても高い視認性を維持することができる。
また請求項5記載の発明によれば、遮光フード内周面は非光沢処理がなされており、このため、その内部の携帯情報端末の表示パネルから発せられた光が乱反射することなく、高い視認性を維持することができる。
また請求項6記載の発明によれば、携帯情報端末用ホルダには、携帯情報端末に電源を供給するため配線を有していることから、携帯情報端末に内蔵されているバッテリの消耗を考慮せずに、視認性を高めるためにバックライトの発光状態を高めることができる。
また請求項7記載の発明によれば、携帯情報端末用ホルダの遮光フードには連通孔が具えられていることから、携帯情報端末の音声操作が可能となり、更に携帯情報端末から発せられた音声、警告音を認知することができる。
また請求項8記載の発明によれば、携帯情報端末用ホルダの遮光フードには、携帯情報端末が適正に動作する環境を維持するための管理装置が具えられていることから、夏季、冬季などの携帯情報端末の動作環境として厳しい場合であっても携帯情報端末を適正に継続的に動作させることができる。
本発明を実施するための形態は、以下述べる実施例をその一つとするものであると共に、この技術思想に基づく種々の改良した実施例も含むものである。
以下、本発明の携帯情報端末用ホルダHを図示の実施例に基づいて具体的に説明する。
まず本発明の携帯情報端末用ホルダHを説明するにあたり、携帯情報端末Pについて簡単に説明する。本明細書中の「携帯情報端末」とは、近年利用者が増加している、高性能な情報処理能力を具えた移動通信体である、いわゆる「スマートフォン」をはじめ、更にタッチパネル機能を具えた高性能な情報処理装置であり、いわゆる「タブレット型情報端末(パーソナルコンピュータも含む)」を含み、更には、従来のPDA(PersonalDigitalAssistant)などに該当するものを包括したものとして定義する。
また本明細書において手前側(正面側)と指示する場合には、利用者が対面する液晶表示パネルが露見する側を言い、また奥側(背面側)は液晶表示パネルの裏面側を指し示すものである。
まず本発明の携帯情報端末用ホルダHを説明するにあたり、携帯情報端末Pについて簡単に説明する。本明細書中の「携帯情報端末」とは、近年利用者が増加している、高性能な情報処理能力を具えた移動通信体である、いわゆる「スマートフォン」をはじめ、更にタッチパネル機能を具えた高性能な情報処理装置であり、いわゆる「タブレット型情報端末(パーソナルコンピュータも含む)」を含み、更には、従来のPDA(PersonalDigitalAssistant)などに該当するものを包括したものとして定義する。
また本明細書において手前側(正面側)と指示する場合には、利用者が対面する液晶表示パネルが露見する側を言い、また奥側(背面側)は液晶表示パネルの裏面側を指し示すものである。
まず本発明の携帯情報端末用ホルダHは、その内部に保持対象である携帯情報端末Pを収容保持するものであって、外殻部材である遮光フード1と、携帯情報端末Pの固定保持を担うホルダ本体部2と、これらを車両Cの一例である自動車の車内などの設置場所に固定するためのアタッチメント部3とを主要な部材として構成される。以下、これら部材について説明する。
遮光フード1について説明すると、このものは、その内部に携帯情報端末Pを収容する空間を有する箱状部材である。具体的には、図1、2に示すように基盤フレーム11に対して重ね合わせるように固定枠12を固定し、この固定枠12の一部に設けられたヒンジ部13を介してフード本体15が扛伏自在に取り付けられている。
基盤フレーム11は、充分な強度を有する素材によって構成されており、いわば基台となる平板状の部材である。このものは、その表面側の面にホルダ本体部2が接続され、一方の裏面側にはアタッチメント部3が接続されるものである。
次にこの基盤フレーム11に取り付けられる固定枠12について説明すると、このものは、図に示すように一例として基盤フレーム11の周縁に沿うような矩形状の枠部材であり、その一辺(本実施例ではその上方の一辺)にヒンジ構造の一方を構成するヒンジ部13が形成されている。
基盤フレーム11は、充分な強度を有する素材によって構成されており、いわば基台となる平板状の部材である。このものは、その表面側の面にホルダ本体部2が接続され、一方の裏面側にはアタッチメント部3が接続されるものである。
次にこの基盤フレーム11に取り付けられる固定枠12について説明すると、このものは、図に示すように一例として基盤フレーム11の周縁に沿うような矩形状の枠部材であり、その一辺(本実施例ではその上方の一辺)にヒンジ構造の一方を構成するヒンジ部13が形成されている。
次にヒンジ部13に対応するヒンジ部突起14をその一部に具えたフード本体15について説明する。このものは、図1、2に示すように収容される携帯情報端末Pの周囲を保護し、外部からの光を遮るための部材であって、一例として正面側と背面側が貫通した四面によって構成される箱状部材である。本実施例では、この四面のうち上面の正面側を平面視で半円状に張り出させて上部庇15aとし、その対向する下面に下部庇15bを設ける。この下部庇15bは、正面側を上部庇15aよりもやや張り出し量を少なくするように張り出させた形状を有する。そして、他の対向する両側面については、図に示すように張り出し量の多い上面から張り出し量の少ない下面を繋げるように下窄まり状とする側部覆板15cを具えているものである。
なお実施例においては、ヒンジ部13と、ヒンジ部突起14とによって構成されるヒンジ機構には、所定の角度で扛伏状態が保持される保持機能を有しているものである。
更にこのフード本体15の背面側の周縁には、これと接する固定枠12との密着状態を維持できるように嵌め合い部を設けている。もちろん、このような扛伏角度の維持機構、密着状態の維持機構については、適宜の従来技術を用いることももとより差し支えない。
なお実施例においては、ヒンジ部13と、ヒンジ部突起14とによって構成されるヒンジ機構には、所定の角度で扛伏状態が保持される保持機能を有しているものである。
更にこのフード本体15の背面側の周縁には、これと接する固定枠12との密着状態を維持できるように嵌め合い部を設けている。もちろん、このような扛伏角度の維持機構、密着状態の維持機構については、適宜の従来技術を用いることももとより差し支えない。
次にこのフード本体15の開放された正面側に取り付けられる、保護パネル16について説明する。このものは、充分な透過性を有したプラスチック等の素材によって成形された透過部材であって、一例としてフード本体15の側部覆板15cの形状に沿うように正面側上部から下方にかけて、裏面側に退去するように曲成された形状を有している。
この保護パネル16の表面には、光学的機能などを付加するため、例えばすり傷の防止用コーティング、汚損防止用コーティング、反射防止用コーティング、曇り止め用コーティング、静電気防止コーティングなどの適宜の表面処理を施されていることが好ましい。
このような表面処理を施すことによって、先に述べたような曲成したものでない平面状の保護パネル16を用いることもできることは言うまでもない。
保護パネル16をフード本体15へ取り付けるにあたっては、一例として図4に示すようにフード本体15の側部覆板15cの端部形状に沿うように傾斜させて取り付けているが、外部光の反射を防止するためのするための適宜な手法を用いている場合には、例えば垂直方向などの適宜の角度に設定することも差し支えない。
またフード本体15への具体的な固定手法としては、嵌め込んで固定するほか接着剤による固定などが可能である。
この保護パネル16の表面には、光学的機能などを付加するため、例えばすり傷の防止用コーティング、汚損防止用コーティング、反射防止用コーティング、曇り止め用コーティング、静電気防止コーティングなどの適宜の表面処理を施されていることが好ましい。
このような表面処理を施すことによって、先に述べたような曲成したものでない平面状の保護パネル16を用いることもできることは言うまでもない。
保護パネル16をフード本体15へ取り付けるにあたっては、一例として図4に示すようにフード本体15の側部覆板15cの端部形状に沿うように傾斜させて取り付けているが、外部光の反射を防止するためのするための適宜な手法を用いている場合には、例えば垂直方向などの適宜の角度に設定することも差し支えない。
またフード本体15への具体的な固定手法としては、嵌め込んで固定するほか接着剤による固定などが可能である。
また上述したフード本体15の周面を構成している平板状部材や保護パネル16には、その一部に外部光の侵入や光の乱反射を防ぎつつ、その内部の携帯情報端末Pから発せられる操作音、警告音、音声などの音を聞き取り易く、また音声入力操作等を向上させるための連通孔17を設けている。この連通孔17は、具体的には、携帯情報端末Pのマイクやスピーカの配置される位置に対応する基盤フレーム11の中央部やフード本体15を構成する底面側に、スリット状やパンチング状に貫通させた形態をとる。
なお言うまでもないが、この連通孔17は、音の聞き取り易さ、音声入力の精度を向上するための効果に加えて、フード本体15内に収容された携帯情報端末Pから発せられる熱を外部に放出する作用を有する。
なお言うまでもないが、この連通孔17は、音の聞き取り易さ、音声入力の精度を向上するための効果に加えて、フード本体15内に収容された携帯情報端末Pから発せられる熱を外部に放出する作用を有する。
次に上述した基盤フレーム11の表面側に取り付けられる、ホルダ本体部2について説明する。このものは、収容する携帯情報端末Pを保持固定するための部材であって、図4に示すように先ず携帯情報端末Pの背面側に密着する正面視で矩形状の背面基盤20が設けられる。そしてこの背面基盤20の左右端部には、水平方向にスライド自在なクランプアーム21が左右一対で設けられ、更に背面基盤20の下端縁には、複数の爪状の下部保持突起22が設けられて、保持対象となる携帯情報端末Pを、底面と両側面とを挟み込むようにして保持固定するものである。基本的にこのホルダ本体部2の構造は、公知のホルダ構造を用いたものであるため、その構造については簡単に説明する。
まず背面基盤20について説明すると、このものは、保持する携帯情報端末Pのサイズに応じた大きさとなっており、いわゆるスマートフォンであれば、長辺が約12センチ前後、短辺が約7センチ前後の大きさとなっている。
まず背面基盤20について説明すると、このものは、保持する携帯情報端末Pのサイズに応じた大きさとなっており、いわゆるスマートフォンであれば、長辺が約12センチ前後、短辺が約7センチ前後の大きさとなっている。
次に背面基盤20の左右端部に設けられたクランプアーム21について説明すると、このものは水平方向にスライド自在になるような構成を採っており、その背面基盤20からアーム部が立ち上がるように構成され、それらのアーム先端側は、互いに向き合う側に若干傾斜した形状である。
また背面基盤20、クランプアーム21、下部保持突起22のそれぞれの表面には、滑り止めと接触による携帯情報端末Pの損傷を防止するため、スポンジ製、シリコン製、ゴム製などの保護パッド23が貼付されている。
そして図4に示すように、このホルダ本体部2は連結部24を介して上述の基盤フレーム11に接続される。この連結部24には、一例として自在関節機構を具えており、基盤フレーム11と背面基盤20との相対的な角度を幾分か調整できるように構成されている。
また背面基盤20、クランプアーム21、下部保持突起22のそれぞれの表面には、滑り止めと接触による携帯情報端末Pの損傷を防止するため、スポンジ製、シリコン製、ゴム製などの保護パッド23が貼付されている。
そして図4に示すように、このホルダ本体部2は連結部24を介して上述の基盤フレーム11に接続される。この連結部24には、一例として自在関節機構を具えており、基盤フレーム11と背面基盤20との相対的な角度を幾分か調整できるように構成されている。
次に所望の位置に固定するためのアタッチメント部3について説明する。このものは、上述の遮光フード1における基盤フレーム11の裏面側に接続されるのであって、その他端側を設置箇所に取り付けて固定するものであり、自動車等の車内、自動二輪車や自転車などのハンドルなどの設置箇所に応じて適宜の構成を用いる必要がある。
一例として図1に示すように車両Cのダッシュボード上に取り付ける場合を例に具体的に説明する。
図1に示すようにダッシュボードdにおける取り付け位置には、予めネジ等によって確実に固定された固定用ベース30が設けられている。この固定用ベース30は、一例として着脱自在な構造を介して、支持ポスト31を垂直方向に立ち上げるように取り付けられているものである。この支持ポスト31には、摺動固定自在になるように昇降ブラケット32が設けられている。本実施例においては、支持ポスト31は、丸パイプ状の形状を有しており、これに嵌まりあうように昇降ブラケット32は、円形の開口部を有し、その一部に固定部材が突出する位置固定片32aが設けられているものである。もちろんこのような固定構造については、同様の機能を発揮しうる構成を用いることはもとより差し支えない。この昇降ブラケット32には、一例としてボールジョイント等を用いたアジャスタ部33を介して突き出しフレーム34に接続される。
そしてこの突き出しフレーム34の他端部において、一方遮光フード1の基盤フレーム11の裏面側と接続される構造となっている。
一例として図1に示すように車両Cのダッシュボード上に取り付ける場合を例に具体的に説明する。
図1に示すようにダッシュボードdにおける取り付け位置には、予めネジ等によって確実に固定された固定用ベース30が設けられている。この固定用ベース30は、一例として着脱自在な構造を介して、支持ポスト31を垂直方向に立ち上げるように取り付けられているものである。この支持ポスト31には、摺動固定自在になるように昇降ブラケット32が設けられている。本実施例においては、支持ポスト31は、丸パイプ状の形状を有しており、これに嵌まりあうように昇降ブラケット32は、円形の開口部を有し、その一部に固定部材が突出する位置固定片32aが設けられているものである。もちろんこのような固定構造については、同様の機能を発揮しうる構成を用いることはもとより差し支えない。この昇降ブラケット32には、一例としてボールジョイント等を用いたアジャスタ部33を介して突き出しフレーム34に接続される。
そしてこの突き出しフレーム34の他端部において、一方遮光フード1の基盤フレーム11の裏面側と接続される構造となっている。
本発明の携帯情報端末用ホルダHは、以上述べた構成を有するものであり、次のように用いられる。
(1.予備作業:図5−1(1))
まず携帯情報端末用ホルダHを車両Cに取り付けるために、予めアタッチメント部3の固定用ベース30をダッシュボードdの適宜の位置に確実に取り付ける。実際の取り付けにあたっては、運転者Dの運転時の視界を制約することがない位置を選択することは言うまでもない。
(1.予備作業:図5−1(1))
まず携帯情報端末用ホルダHを車両Cに取り付けるために、予めアタッチメント部3の固定用ベース30をダッシュボードdの適宜の位置に確実に取り付ける。実際の取り付けにあたっては、運転者Dの運転時の視界を制約することがない位置を選択することは言うまでもない。
(2.携帯情報端末用ホルダHの位置決め作業:図5−1(2))
次に、この取り付けられた固定用ベース30上に支持ポスト31を立ち上げるように固定する。そして、この支持ポスト31に遮光フード1とホルダ本体部2とが接続されている昇降ブラケット32を外嵌するように取り付けて固定する。昇降ブラケット32の固定にあたっては、位置固定片32aを支持ポスト31の外周面に押し付けるようにして固定状態を維持している。
なお昇降ブラケット32の支持ポスト31に対する位置、向きに関しては、運転者Dからの視認性を考慮して適宜設定されるものである。
次に、この取り付けられた固定用ベース30上に支持ポスト31を立ち上げるように固定する。そして、この支持ポスト31に遮光フード1とホルダ本体部2とが接続されている昇降ブラケット32を外嵌するように取り付けて固定する。昇降ブラケット32の固定にあたっては、位置固定片32aを支持ポスト31の外周面に押し付けるようにして固定状態を維持している。
なお昇降ブラケット32の支持ポスト31に対する位置、向きに関しては、運転者Dからの視認性を考慮して適宜設定されるものである。
(3.携帯情報端末Pの取り付け:図5−1(3)、図5−2(4))
次に車両Cのダッシュボードd上に固定された携帯情報端末用ホルダHの遮光フード1の内部に、携帯情報端末Pを収容し固定する。まず遮光フード1のフード本体15をヒンジ部13を中心に跳ね上げようにして、その内部を開放する。このときのフード本体15の開放操作は、フード本体15を構成している側周面の庇部を摘んで行う。このため汚れを避けたい保護パネル16を直接指先で触れることがないために、皮脂等による汚れを生じさせず、常に鮮明な表示画面を得ることができる。
そして、遮光フード1の内部に取り付けられているホルダ本体部2に対して、携帯情報端末Pの設置を行う。具体的には、収容する携帯情報端末Pの幅とほぼ同じ寸法になるように背面基盤20の両側面に設けられているクランプアーム21をスライドするようにして調整した後、この両クランプアーム21と下部保持突起22との間に携帯情報端末Pを挟み込むようにして保持させる。この際クランプアーム21の自由端が互いに対面する側に幾分か傾斜していることから、携帯情報端末Pは、背面基盤20側に常に付勢されるように確実に保持される。
最後に図5−2(5)に示すように先ほど跳ね上げた遮光フード1のフード本体15を再び元の位置に戻すことによって、携帯情報端末Pの取り付けが完了する。携帯情報端末用ホルダHは、この状態で携帯情報端末Pの表示画面を表示させて用いるものである。
次に車両Cのダッシュボードd上に固定された携帯情報端末用ホルダHの遮光フード1の内部に、携帯情報端末Pを収容し固定する。まず遮光フード1のフード本体15をヒンジ部13を中心に跳ね上げようにして、その内部を開放する。このときのフード本体15の開放操作は、フード本体15を構成している側周面の庇部を摘んで行う。このため汚れを避けたい保護パネル16を直接指先で触れることがないために、皮脂等による汚れを生じさせず、常に鮮明な表示画面を得ることができる。
そして、遮光フード1の内部に取り付けられているホルダ本体部2に対して、携帯情報端末Pの設置を行う。具体的には、収容する携帯情報端末Pの幅とほぼ同じ寸法になるように背面基盤20の両側面に設けられているクランプアーム21をスライドするようにして調整した後、この両クランプアーム21と下部保持突起22との間に携帯情報端末Pを挟み込むようにして保持させる。この際クランプアーム21の自由端が互いに対面する側に幾分か傾斜していることから、携帯情報端末Pは、背面基盤20側に常に付勢されるように確実に保持される。
最後に図5−2(5)に示すように先ほど跳ね上げた遮光フード1のフード本体15を再び元の位置に戻すことによって、携帯情報端末Pの取り付けが完了する。携帯情報端末用ホルダHは、この状態で携帯情報端末Pの表示画面を表示させて用いるものである。
(4.携帯情報端末Pの操作作業)
更に携帯情報端末Pの操作が必要となった場合には、安全性の観点から車両Cが停止している状態になった際に、遮光フード1のフード本体15を跳ね上げて、携帯情報端末Pのタッチパネル、あるいはスイッチボタンを操作によって所望の操作を行う。その後、再びフード本体15を元の位置に戻して通常の状態として使用する。
更に携帯情報端末Pの操作が必要となった場合には、安全性の観点から車両Cが停止している状態になった際に、遮光フード1のフード本体15を跳ね上げて、携帯情報端末Pのタッチパネル、あるいはスイッチボタンを操作によって所望の操作を行う。その後、再びフード本体15を元の位置に戻して通常の状態として使用する。
〔他の実施の形態〕
本発明は以上述べた実施の形態を一つの基本的な技術思想とするものであるが、更に次のような改変が考えられる。
<内部非反射処理>
まず内部に収容する携帯情報端末Pの液晶パネルに映し出された映像によっては、遮光フード1内部で反射が生じてしまい、保護パネル16を通して見る映像が不鮮明になってしまう場合もある。このため、遮光フード1の内側壁面あるいはホルダ本体部2の表面に光の反射を抑制する処理を施すことが好ましい。具体的には、光沢のない黒色で塗装するほか、反射を防ぐ塗料を用いて塗装するなどの手法である。
本発明は以上述べた実施の形態を一つの基本的な技術思想とするものであるが、更に次のような改変が考えられる。
<内部非反射処理>
まず内部に収容する携帯情報端末Pの液晶パネルに映し出された映像によっては、遮光フード1内部で反射が生じてしまい、保護パネル16を通して見る映像が不鮮明になってしまう場合もある。このため、遮光フード1の内側壁面あるいはホルダ本体部2の表面に光の反射を抑制する処理を施すことが好ましい。具体的には、光沢のない黒色で塗装するほか、反射を防ぐ塗料を用いて塗装するなどの手法である。
<携帯情報端末用給電用配線>
また本発明の携帯情報端末用ホルダHを用いた場合であって、日差しの強い日中では、携帯情報端末Pを遮光フード1内部に収容したとしても、ある程度携帯情報端末Pの液晶パネルのバックライトの輝度や、画像のコントラストを高める必要が生じる場合がある。このことは、携帯情報端末Pに内蔵されている充電池の消耗を著しく高め、携帯情報端末P自体の使用できる時間を短くさせてしまうことにつながる。このような弊害を解決するために、携帯情報端末用ホルダHに給電用配線25を設けることも可能である。
具体的には、車両Cに搭載されているバッテリや発電機から給電され、適宜の電圧、電流に変換された後に、各種の携帯情報端末Pに具えられている受電用コネクタを介して携帯情報端末Pに給電が行われる。この際、過電流、過電圧を防止するための安全装置を給電用配線25の一部に組み込むことももとより差し支えない。更に図7に示すように遮光フード1の上面に太陽光発電パネルGを設置し、太陽光による発電で得られた電気を適宜変換した後、携帯情報端末Pに直接ないしは中継の充電池bを経由して給電するようにすることも可能である。
また本発明の携帯情報端末用ホルダHを用いた場合であって、日差しの強い日中では、携帯情報端末Pを遮光フード1内部に収容したとしても、ある程度携帯情報端末Pの液晶パネルのバックライトの輝度や、画像のコントラストを高める必要が生じる場合がある。このことは、携帯情報端末Pに内蔵されている充電池の消耗を著しく高め、携帯情報端末P自体の使用できる時間を短くさせてしまうことにつながる。このような弊害を解決するために、携帯情報端末用ホルダHに給電用配線25を設けることも可能である。
具体的には、車両Cに搭載されているバッテリや発電機から給電され、適宜の電圧、電流に変換された後に、各種の携帯情報端末Pに具えられている受電用コネクタを介して携帯情報端末Pに給電が行われる。この際、過電流、過電圧を防止するための安全装置を給電用配線25の一部に組み込むことももとより差し支えない。更に図7に示すように遮光フード1の上面に太陽光発電パネルGを設置し、太陽光による発電で得られた電気を適宜変換した後、携帯情報端末Pに直接ないしは中継の充電池bを経由して給電するようにすることも可能である。
<音声操作用外部マイク>
更に図示は省略するが、携帯情報端末Pの機能として音声による操作が可能なものについては、音声入力が行い易いように上述の連通孔17に加えて、音声操作用外部マイクを携帯情報端末用ホルダHの外部に取り付けるための配線を設けておくことも可能である。最近の音声認識機能は、その認識精度が向上しているものの音声入力の質が充分でない場合にはその認識精度を高めることができない。特に車両C内で携帯情報端末Pを音声によって操作する場合に、車内のノイズや、外部騒音の存在によって必ずしも充分な品質での音声入力が行うことが困難な場合があるため、音声入力の品質を高めるための外部マイクを用いて音声操作を行うことが好ましい。なお外部マイクの詳細に関しては、既存のコンデンサマイク等を用いるものであり、その説明については省略する。
更に図示は省略するが、携帯情報端末Pの機能として音声による操作が可能なものについては、音声入力が行い易いように上述の連通孔17に加えて、音声操作用外部マイクを携帯情報端末用ホルダHの外部に取り付けるための配線を設けておくことも可能である。最近の音声認識機能は、その認識精度が向上しているものの音声入力の質が充分でない場合にはその認識精度を高めることができない。特に車両C内で携帯情報端末Pを音声によって操作する場合に、車内のノイズや、外部騒音の存在によって必ずしも充分な品質での音声入力が行うことが困難な場合があるため、音声入力の品質を高めるための外部マイクを用いて音声操作を行うことが好ましい。なお外部マイクの詳細に関しては、既存のコンデンサマイク等を用いるものであり、その説明については省略する。
<他の設置対象>
本発明の携帯情報端末用ホルダHを説明するにあたり、図示の車両Cのダッシュボードdに設置したものを用いたが、このほかにも以下のような設置態様が可能である。
まず自動二輪車Mのハンドル部位に本願の携帯情報端末用ホルダHを設置することも可能である。具体的には、図6−1(a)に示すようにハンドルバーhにクランプ式のアタッチメント部3の固定用ベース30を用い、支持ポスト31、昇降ブラケット32などの変わりに、いわゆるフレキシブルアーム35と呼ばれる適宜の位置に固定することができるシャフト状部材を用いて遮光フード1を固定するものである。
更に自動二輪車Mの形態に応じて、例えば図6−1(b)、図6−2(c)に示すように支持ポスト31等の高さ調整機構を省略して、燃料タンクftやハンドル部のトップブリッジtbの上面に固定用ベース30を設置して固定することも可能である。
また図6−2(d)に示すものは、携帯情報端末用ホルダHを自転車Bに取り付けたものである。この場合は、一例とてクランプ式の固定用ベース30を用いたものである。
本発明の携帯情報端末用ホルダHを説明するにあたり、図示の車両Cのダッシュボードdに設置したものを用いたが、このほかにも以下のような設置態様が可能である。
まず自動二輪車Mのハンドル部位に本願の携帯情報端末用ホルダHを設置することも可能である。具体的には、図6−1(a)に示すようにハンドルバーhにクランプ式のアタッチメント部3の固定用ベース30を用い、支持ポスト31、昇降ブラケット32などの変わりに、いわゆるフレキシブルアーム35と呼ばれる適宜の位置に固定することができるシャフト状部材を用いて遮光フード1を固定するものである。
更に自動二輪車Mの形態に応じて、例えば図6−1(b)、図6−2(c)に示すように支持ポスト31等の高さ調整機構を省略して、燃料タンクftやハンドル部のトップブリッジtbの上面に固定用ベース30を設置して固定することも可能である。
また図6−2(d)に示すものは、携帯情報端末用ホルダHを自転車Bに取り付けたものである。この場合は、一例とてクランプ式の固定用ベース30を用いたものである。
これらの自動二輪車Mや自転車Bに用いる場合には、図示を省略するが、操作音等の確認ができなくなるが、連通孔17などを省略し、遮光フード1内部を密閉し防水性能を付与することが好ましい。
もちろん防水性能を充分に高めた場合には、例えば水上バイク、スノーモービル、ハンググライダー、パラグライダー、ヨット、カヌー、カヤックなどにも本発明の携帯情報端末用ホルダHを設置することができる。
なお設置箇所が振動や衝撃を受け易い場合には、図6−2(d)に示すようにアタッチメント部3から遮光フード1が脱落する危険が伴うため、遮光フード1の脱落防止用金具18に脱落防止用ワイヤ19を接続して確実な場所に予備的に連結することが好ましい。万が一携帯情報端末Pを収容している遮光フード1が、衝撃によってアタッチメント部3から離脱することがあっても、脱落防止用ワイヤ19によって遮光フード1の脱落を防ぎ、携帯情報端末Pが破損することを回避することができる。もちろん振動、衝撃を積極的に除去する目的として既存の緩衝機構を適宜用いることは差し支えない。
もちろん防水性能を充分に高めた場合には、例えば水上バイク、スノーモービル、ハンググライダー、パラグライダー、ヨット、カヌー、カヤックなどにも本発明の携帯情報端末用ホルダHを設置することができる。
なお設置箇所が振動や衝撃を受け易い場合には、図6−2(d)に示すようにアタッチメント部3から遮光フード1が脱落する危険が伴うため、遮光フード1の脱落防止用金具18に脱落防止用ワイヤ19を接続して確実な場所に予備的に連結することが好ましい。万が一携帯情報端末Pを収容している遮光フード1が、衝撃によってアタッチメント部3から離脱することがあっても、脱落防止用ワイヤ19によって遮光フード1の脱落を防ぎ、携帯情報端末Pが破損することを回避することができる。もちろん振動、衝撃を積極的に除去する目的として既存の緩衝機構を適宜用いることは差し支えない。
更に図1の下図には、タブレット型端末に適した携帯情報端末用ホルダHが示されている。このものは、一例として助手席側のシートスライドレールを固定するボルトを利用して固定用ベース30を固定し、これにフレキシブルアーム35を介して遮光フード1を支持させたものである。
タブレット型端末は、一般に7〜10インチ程度の大型の液晶パネルを用いていることから、車両Cに設置する際はダッシュボードdに設置すると運転者Dの視界を狭めてしまい安全な運転に支障が生じるためにコンソールボックス脇に設置する形態を採っている。この場合、フレキシブルアーム35の先端側に回動機構を具えておくことで、運転者のほか、助手席側からも利用し、操作を行うことが可能となる。
タブレット型端末は、一般に7〜10インチ程度の大型の液晶パネルを用いていることから、車両Cに設置する際はダッシュボードdに設置すると運転者Dの視界を狭めてしまい安全な運転に支障が生じるためにコンソールボックス脇に設置する形態を採っている。この場合、フレキシブルアーム35の先端側に回動機構を具えておくことで、運転者のほか、助手席側からも利用し、操作を行うことが可能となる。
またスマートフォン用の携帯情報端末用ホルダHについては、図中でもスマートフォンの長辺を水平方向に位置させた横置き状態で保持するタイプのものを例に説明したが、もちろん長辺を垂直方向に位置させた縦置き状態で保持するタイプとすることも可能であり、更に双方の保持のタイプができるようにすることも可能である。
また明細書中の実施例においてヒンジ部13は、フード本体15の上方に設けられていたが、図示を省略するが一方の側部覆板15cや、下部庇15bを有した底面にヒンジ部13を設けることも可能である。
また明細書中の実施例においてヒンジ部13は、フード本体15の上方に設けられていたが、図示を省略するが一方の側部覆板15cや、下部庇15bを有した底面にヒンジ部13を設けることも可能である。
<動作環境の管理装置>
また特許請求の範囲の請求項8に定義する「携帯情報端末が適正に動作する環境を維持するための管理装置」について説明する。
まず適正に動作する環境とは、温度環境、湿度環境を含むものであり、一般的な数値としては、温度は0℃〜35℃、湿度は結露しない状態において5%〜95%である。
具体的な管理装置には上述した連通孔17の放熱作用に加えて、より積極的行うために例えば換気用ファンFを具えることも差し支えない。図8に示すように例えば遮光フード1を構成するフード本体15に換気用ファンFを内蔵させることも可能である。この場合は、図7で示したような太陽光発電パネルG、充電池bなどを用いて冷却ファンを駆動させることが好ましい。もちろん、車両Cや自動二輪車Mに具えられた電源を用いて駆動させることも可能である。
この場合には、例えばフード本体15内の温度が携帯情報端末Pの動作に適した温度域から外れそうになった際に自動で換気用ファンFを可動させることも可能である。
なお換気用ファンFの取り付け位置は、熱の放出を考慮してフード本体15の天板側などの上方部に設けることが好ましい。
また特許請求の範囲の請求項8に定義する「携帯情報端末が適正に動作する環境を維持するための管理装置」について説明する。
まず適正に動作する環境とは、温度環境、湿度環境を含むものであり、一般的な数値としては、温度は0℃〜35℃、湿度は結露しない状態において5%〜95%である。
具体的な管理装置には上述した連通孔17の放熱作用に加えて、より積極的行うために例えば換気用ファンFを具えることも差し支えない。図8に示すように例えば遮光フード1を構成するフード本体15に換気用ファンFを内蔵させることも可能である。この場合は、図7で示したような太陽光発電パネルG、充電池bなどを用いて冷却ファンを駆動させることが好ましい。もちろん、車両Cや自動二輪車Mに具えられた電源を用いて駆動させることも可能である。
この場合には、例えばフード本体15内の温度が携帯情報端末Pの動作に適した温度域から外れそうになった際に自動で換気用ファンFを可動させることも可能である。
なお換気用ファンFの取り付け位置は、熱の放出を考慮してフード本体15の天板側などの上方部に設けることが好ましい。
また本願発明の携帯情報端末用ホルダHを図1のように車両Cのダッシュボードdに設置した場合には、その下方に位置する車内空調用噴出口sを効果的に利用することも可能である。具体的には図8に示すようにフード本体15の底面部位に、ハッチ状に開放させた案内フラップ15dを設ける。そして夏季においては、これを開放させ、車内空調用噴出口sから噴出される冷気をフード本体15に効率的に導くことができる。これにより、夏季のダッシュボードd付近が高温になる場合であっても携帯情報端末Pの温度を効率よく冷却することができ、安定した携帯情報端末Pの動作を維持することができる。
言うまでもないが冬季にあっては、この案内フラップ15dを閉鎖させておくことが好ましいが、極めて寒冷な環境で用いる場合には案内フラップ15dを開放させて、車内空調用噴出口sから噴出される暖気をフード本体15内に導き入れ、その内部の温度を携帯情報端末Pの動作に適した温度に維持することも可能である。
なお図8に示したものは、下方にこの案内フラップ15dが設けられ、上方に換気用ファンFが設けられているが、これ以外の配置態様とすることも可能である。また図示を省略するが、上方の換気用ファンFに換えて単なる開閉自在な連通孔17を設けてもよい。
なお湿度環境の管理は、適宜換気用ファンFにより空調された空気の導入を行うことで、結露を防止することを目的にしたものである。
言うまでもないが冬季にあっては、この案内フラップ15dを閉鎖させておくことが好ましいが、極めて寒冷な環境で用いる場合には案内フラップ15dを開放させて、車内空調用噴出口sから噴出される暖気をフード本体15内に導き入れ、その内部の温度を携帯情報端末Pの動作に適した温度に維持することも可能である。
なお図8に示したものは、下方にこの案内フラップ15dが設けられ、上方に換気用ファンFが設けられているが、これ以外の配置態様とすることも可能である。また図示を省略するが、上方の換気用ファンFに換えて単なる開閉自在な連通孔17を設けてもよい。
なお湿度環境の管理は、適宜換気用ファンFにより空調された空気の導入を行うことで、結露を防止することを目的にしたものである。
H 携帯情報端末用ホルダ
P 携帯情報端末
D 運転者
C 車両
B 自転車
M 自動二輪車
d ダッシュボード
h ハンドルバー
ft 燃料タンク
tb トップブリッジ
G 太陽光発電パネル
b 充電池
F 換気用ファン
s 車内空調用噴出口
1 遮光フード
2 ホルダ本体部
3 アタッチメント部
1 遮光フード
11 基盤フレーム
12 固定枠
13 ヒンジ部
14 ヒンジ部突起
15 フード本体
15a 上部庇
15b 下部庇
15c 側部覆板
15d 案内フラップ
16 保護パネル
17 連通孔
18 脱落防止用金具
19 脱落防止用ワイヤ
2 ホルダ本体部
20 背面基盤
21 クランプアーム
22 下部保持突起
23 保護パッド
24 連結部
25 給電用配線
3 アタッチメント部
30 固定用ベース
31 支持ポスト
32 昇降ブラケット
32a 位置固定片
33 アジャスタ部
34 突き出しフレーム
35 フレキシブルアーム
P 携帯情報端末
D 運転者
C 車両
B 自転車
M 自動二輪車
d ダッシュボード
h ハンドルバー
ft 燃料タンク
tb トップブリッジ
G 太陽光発電パネル
b 充電池
F 換気用ファン
s 車内空調用噴出口
1 遮光フード
2 ホルダ本体部
3 アタッチメント部
1 遮光フード
11 基盤フレーム
12 固定枠
13 ヒンジ部
14 ヒンジ部突起
15 フード本体
15a 上部庇
15b 下部庇
15c 側部覆板
15d 案内フラップ
16 保護パネル
17 連通孔
18 脱落防止用金具
19 脱落防止用ワイヤ
2 ホルダ本体部
20 背面基盤
21 クランプアーム
22 下部保持突起
23 保護パッド
24 連結部
25 給電用配線
3 アタッチメント部
30 固定用ベース
31 支持ポスト
32 昇降ブラケット
32a 位置固定片
33 アジャスタ部
34 突き出しフレーム
35 フレキシブルアーム
Claims (8)
- 所望の位置に設定固定するためのアタッチメント部と、
このアタッチメント部に取り付けられ、携帯情報端末を保持固定するホルダ本体部と、
このホルダ本体部に覆い被せるようにして取り付けられる遮光フードとによって構成されるマウントホルダであって、
正面側である前記遮光フードの開口部の上部には庇状部を具えており、更にその開口部の全域には曲面状の透過保護パネルが供えられていることを特徴とする携帯情報端末用ホルダ。
- 前記遮光フードは、前記ホルダ本体部と連結固定された固定フレームの一端に、ヒンジ部を介して回動自在に取り付けられていることを特徴とする前記請求項1記載の携帯情報端末用ホルダ。
- 前記遮光フードを回動自在に取り付けるためのヒンジ部は、固定フレームの上部側を回動支点とするものであり、跳ね上げられるように回動してその内部を開放させる構造であることを特徴とする前記請求項1または2記載の携帯情報端末用ホルダ。
- 前記透過保護パネルは、その中央部が内部のホルダ本体部側に向った凹状曲面であることを特徴とする前記請求項1、2または3記載の携帯情報端末用ホルダ。
- 前記遮光フードの内周面は、非光沢処理がなされていることを特徴とする前記請求項1、2、3または4記載の携帯情報端末用ホルダ。
- 前記ホルダ本体部には、携帯情報端末に電源を供給するため配線が具えられていることを特徴とする前記請求項1、2、3、4または5記載の携帯情報端末用ホルダ。
- 前記遮光フードには、音声入力による携帯情報端末の操作を向上させ、更に携帯情報端末から発せられる音声、警告音を認知できるように連通孔が具えられていることを特徴とする前記請求項1、2、3、4、5または6記載の携帯情報端末用ホルダ。
- 前記遮光フードには、携帯情報端末が適正に動作する環境を維持するための管理装置が具えられていることを特徴とする前記請求項1、2、3、4、5、6または7記載の携帯情報端末用ホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012133577A JP2013258572A (ja) | 2012-06-13 | 2012-06-13 | 携帯情報端末用ホルダ |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=49954659
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017226399A (ja) * | 2016-06-25 | 2017-12-28 | ダイハツ工業株式会社 | テレマティクスサービス |
EP3484133A1 (en) | 2017-11-13 | 2019-05-15 | Unico Corporation | Mobile terminal holder |
JP2021175102A (ja) * | 2020-04-27 | 2021-11-01 | 白飯 圭介 | モバイル用カバー |
CN114919408A (zh) * | 2022-06-14 | 2022-08-19 | 浙江汽车仪表有限公司 | 一种汽车仪表盘 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3541502A1 (de) * | 1985-11-23 | 1987-05-27 | Hammer Schluesseldienst Schroe | Schuetzgehaeuse fuer einen monitor |
JPH04371051A (ja) * | 1991-06-20 | 1992-12-24 | Fujitsu Ltd | 携帯電話機用車載ホルダ |
US20070152633A1 (en) * | 2006-01-04 | 2007-07-05 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Cradle for use with a portable electronic appliance and a portable electronic appliance set including the cradle |
DE102007045515A1 (de) * | 2007-09-24 | 2009-04-23 | Bärnklau, Karl | Vorrichtung zur Aufnahme und Aufbewahrung eines Objekts, und Fahrzeug mit einer daran befestigten Vorrichtung |
-
2012
- 2012-06-13 JP JP2012133577A patent/JP2013258572A/ja active Pending
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