JP6507207B2 - アクセサリ機器及び電子機器 - Google Patents

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本発明は、携帯用情報機器を着脱可能なアクセサリ機器、及び携帯用情報機器とアクセサリ機器とを備える電子機器に関する。
近年、タッチパネル式の液晶ディスプレイを有し、物理的なキーボードを持たないタブレット型PCが急速に普及している。タブレット型PCは、持ち運びが容易で入力作業もタッチパネルによって行うことができるため操作が容易である。
しかしながら、タブレット型PCは物理的なキーボードを持たないため、例えば長文の入力作業等に支障を生じる場合がある。そこで、例えば特許文献1には、タブレット型PCをキーボードを設けたアクセサリ機器に対して着脱可能に構成した電子機器が開示されている。このような電子機器は、ノート型PCとタブレット型PCの2通りの使用方法が可能であるため、使用者の利便性が高い。
特表2015−518190号公報
ところで、上記のような電子機器を構成するタブレット型PCのような携帯用情報機器は単独使用が前提であるため、バッテリ装置等の各種電子部品を搭載している。このため、このような電子機器は、一般的なノート型PCに比べてディスプレイ(携帯用情報機器)の重量が大きくなり、ディスプレイを開いた状態での角度範囲が制約されたり、ディスプレイが後方に転倒したりする可能性がある。
そこで、上記特許文献1の構成では、タブレット型PCの背面にスタンドを回動可能に設けている。そして、タブレット型PCをノート型PCのディスプレイとして使用する場合は、その背面のスタンドを開くことでタブレット型PCを所定の起立姿勢に安定保持可能としている。ところが、この構成では、タブレット型PCにスタンドを設けているため、タブレット型PCが大型化し、構造も複雑化する。このため、タブレット型PCを単独使用する際の操作性や取扱い性が低下する。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、アクセサリ機器に装着した携帯用情報機器を安定して起立保持することができると共に、携帯用情報機器の大型化及び重量化を抑制することができるアクセサリ機器、及び携帯用情報機器とアクセサリ機器とを備える電子機器を提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係るアクセサリ機器は、本体筐体と、該本体筐体に対してヒンジを用いて回動可能に連結され、携帯用情報機器を着脱可能な機器装着部とを備え、前記携帯用情報機器を装着した機器装着部を回動させることで、前記本体筐体に対して前記携帯用情報機器を回動可能なアクセサリ機器であって、前記機器装着部の背面には、該背面に沿った収納位置と、該背面から突出した起立位置とに回動可能なスタンドが設けられている。
このような構成によれば、重量物である携帯用情報機器を機器装着部を介して所望の起立姿勢に回動させた状態であっても、スタンドを利用して安定して起立保持できる。この際、スタンドは、機器装着部に対して回動可能に設けられている。このため、携帯用情報機器には、スタンド等を設ける必要がなく、携帯用情報機器の大型化及び重量化を抑制できる。
前記機器装着部は、一端部に前記ヒンジのヒンジ軸が回転可能に連結され、前記一端部とは反対側の他端部に前記携帯用情報機器が装着されるものであり、前記機器装着部に対して前記スタンドを回動可能に支持する回動軸は、前記他端部よりも前記ヒンジ軸に近接した位置に設けられ、前記本体筐体に対する前記機器装着部の回動方向と、前記機器装着部に対する前記スタンドの回動方向とが同一方向に設定された構成であってもよい。そうすると、機器装着部による携帯用情報機器の開き動作とスタンドの開き動作の回動方向が一致するため、高い操作性が得られる。
前記回動軸は、前記ヒンジ軸と同軸に設けられた構成であってもよい。そうすると、機器装着部による携帯用情報機器の開き動作とスタンドの開き動作とが、その回動中心及び回動方向で一致するため、一層高い操作性が得られる。
前記回動軸の回転トルクが、前記ヒンジ軸の回転トルクよりも大きい構成であってもよい。そうすると、携帯用情報機器を起立姿勢にする際、例えば携帯用情報機器をスタンドと共に180度位置程度まで一旦開いた後、携帯用情報機器のみを例えば135度位置等の所望の角度位置まで閉じ方向に戻すことで、容易にスタンドを起立位置に設定することができ、操作性が向上する。また、スタンドの回転トルクが大きいことで、携帯用情報機器をより安定して起立保持することができる。
前記機器装着部は、前記一端部の幅方向両端部にそれぞれ切欠形状部を有し、前記スタンドは、各切欠形状部にそれぞれ配置されて前記回動軸が設けられる一対の回動基部と、前記一対の回動基部間を繋ぐように設けられたスタンド板部とを有する構成であってもよい。そうすると、スタンドは非使用時には機器装着部の背面に対してコンパクトに収納することができる。
前記ヒンジは、前記ヒンジ軸と、前記本体筐体に回動可能に支持される本体側ヒンジ軸とを備え、前記ヒンジは、前記機器装着部に装着した携帯用情報機器と前記本体筐体との間を、前記携帯用情報機器を前記本体筐体に対して閉じた0度位置から前記携帯用情報機器を前記本体筐体から開いた場合に、前記機器装着部の背面が前記本体筐体の背面と対面する360度位置まで回動可能に連結した構成であってもよい。そうすると、当該アクセサリ機器は、携帯用情報機器を装着した状態でノート型PC及びタブレット型PCのような使用形態に可動することができ、利便性が向上する。特に、機器装着部による携帯用情報機器の開き動作とスタンドの開き動作との回動方向が一致した構成の場合は、ノート型PCの使用形態から携帯用情報機器をそのまま開き動作させることで、スタンドの状態に関係なく容易に360度位置に設定することができる。
本発明の第2態様に係るアクセサリ機器は、本体筐体と、該本体筐体に対してヒンジを用いて回動可能に連結され、携帯用情報機器を着脱可能な機器装着部とを備え、前記携帯用情報機器を装着した機器装着部を回動させることで、前記本体筐体に対して前記携帯用情報機器を回動可能なアクセサリ機器であって、前記機器装着部には、回動可能なスタンドが設けられている。
このような構成によれば、重量物である携帯用情報機器を機器装着部を介して所望の起立姿勢に回動させた状態であっても、スタンドを利用して安定して起立保持できる。この際、スタンドは、機器装着部に対して回動可能に設けられている。このため、携帯用情報機器には、スタンド等を設ける必要がなく、携帯用情報機器の大型化及び重量化を抑制できる。
前記本体筐体は、上面にキーボードを備え、前記機器装着部は、一端部に前記ヒンジのヒンジ軸が設けられ、前記一端部とは反対側の他端部に前記スタンドの回動軸が設けられ、前記スタンドは、前記回動軸を介して前記機器装着部の他端部に回動可能に連結される回動基部を有し、少なくとも前記機器装着部の前記他端部又は前記スタンドの前記回動基部は、前記機器装着部を前記ヒンジ軸を介して回動させた場合に、前記本体筐体の底面よりも下方となる位置まで張り出し可能な構成であってもよい。そうすると、携帯用情報機器を起立姿勢とする角度位置まで機器装着部を回動させた際、機器装着部の他端部又はスタンドの回動基部の少なくとも一方が机の上等の載置面上に着地して、本体筐体の後端部が上方にせり上がる。その結果、キーボードが前下がりの傾斜姿勢となり、操作性が向上する。
前記本体筐体は、後端部に前記ヒンジ軸を支持するヒンジ支持部を有すると共に、該ヒンジ支持部は、外面の一部に円柱状の外周面を有し、少なくとも前記機器装着部の前記他端部又は前記回動基部は、外面の一部に円柱状の外周面を有し、少なくとも前記機器装着部の前記他端部の前記外周面又は前記回動基部の前記外周面の外径が、前記ヒンジ支持部の前記外周面の外径よりも大きい構成であってもよい。そうすると、本体筐体は、機器装着部を回動させた際により確実に後端部が上方へとせり上がった前下がりの傾斜姿勢となる。
前記機器装着部は、前記一端部と前記他端部との間に前記携帯用情報機器が着脱される被着脱面を有すると共に、該被着脱面の前記他端部側の縁部には、該被着脱面と交差する方向に突出し、前記被着脱面に装着された前記携帯用情報機器の背面を支持する支持板が設けられた構成であってもよい。そうすると、携帯用情報機器は、機器装着部に装着された状態でのがたつきが抑制され、起立姿勢時の安定性が向上する。
本発明の第3態様に係る電子機器は、上記構成のアクセサリ機器と、前記携帯用情報機器とを備えることを特徴とする。
本発明の上記態様によれば、アクセサリ機器に装着した携帯用情報機器を安定して起立保持することができると共に、携帯用情報機器の大型化及び重量化を抑制することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器の斜視図である。 図2は、図1に示す電子機器においてアクセサリ機器から携帯用情報機器を取り外した状態での斜視図である。 図3は、図1に示す電子機器を閉じた状態での斜視図である。 図4Aは、携帯用情報機器を本体筐体に対して閉じた0度位置の状態を模式的に示す側面図である。 図4Bは、図4Aに示す状態から携帯用情報機器を開いた135度位置の状態を模式的に示す側面図である。 図4Cは、図4Bに示す状態から携帯用情報機器をさらに開いた180度位置の状態を模式的に示す側面図である。 図4Dは、図4Cに示す状態から携帯用情報機器をさらに開いた360度位置の状態を模式的に示す側面図である。 図5は、変形例に係るアクセサリ機器に携帯用情報機器を装着して135度位置とした状態を模式的に示す要部拡大側面図である。 図6は、本発明の第2の実施形態に係る電子機器においてアクセサリ機器から携帯用情報機器を取り外した状態での斜視図である。 図7は、図6に示すアクセサリ機器を後斜め上方から見た斜視図である。 図8Aは、図6に示す電子機器を0度位置とした状態での平面図である。 図8Bは、図8Aに示す電子機器の背面図である。 図9Aは、図6に示す電子機器において携帯用情報機器を本体筐体に対して閉じた0度位置の状態を模式的に示す側面図である。 図9Bは、図9Aに示す状態から携帯用情報機器を開いた135度位置の状態を模式的に示す側面図である。
以下、本発明に係るアクセサリ機器について、この機器を備えた電子機器を例示して好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器10の斜視図である。図2は、図1に示す電子機器10においてアクセサリ機器12から携帯用情報機器14を取り外した状態での斜視図である。図3は、図1に示す電子機器10を閉じた状態での斜視図である。
本実施形態の電子機器10は、携帯用情報機器14をアクセサリ機器12に対して装着した状態ではノート型PC(ラップトップ型PC)として機能し、携帯用情報機器14をアクセサリ機器12から分離した状態では、携帯用情報機器14が単独でタブレット型PCとして機能する構成である。携帯用情報機器14は、タブレット型PC以外、例えば携帯電話、スマートフォン又は電子手帳等であってもよい。すなわち当該電子機器10は、互いに着脱可能な携帯用情報機器とアクセサリ機器とを備えた電子機器であればよい。
以下、図1に示すように携帯用情報機器14をアクセサリ機器12から起立させ、携帯用情報機器14のディスプレイ16を視認しながらアクセサリ機器12のキーボード18を操作する使用者から見た方向を基準とし、手前側を前、奥側を後、幅方向で左方を左、右方を右、上方を上、下方を下と呼んで説明する。
図1〜図3に示すように、電子機器10は、アクセサリ機器12と、アクセサリ機器12のブラケット部20に対して着脱可能な携帯用情報機器14とを備える。
携帯用情報機器14は、例えばタッチパネル式の液晶表示部からなるディスプレイ16を筐体22の前面に備える。筐体22は、薄い矩形箱状の筐体である。筐体22の内部には、基板、演算装置、メモリ及びバッテリ装置等、携帯用情報機器14をタブレット型PCとして機能させるための各種電子部品が収納されている。
携帯用情報機器14は、図2中で筐体22の下端面となる着脱面22aが、図2中でブラケット部20の上端面となる被着脱面20aに対して着脱可能に装着される。携帯用情報機器14は、着脱面22aに設けられた図示しないコネクタが、ブラケット部20の被着脱面20aに設けられた図示しない端子台に接続されることで、アクセサリ機器12と電気的に接続される。携帯用情報機器14は、アクセサリ機器12に対して無線通信等を用いて電気的に接続される構成でもよい。携帯用情報機器14は、アクセサリ機器12側との着脱構造や制御機能等を有する以外は、一般的なタブレット型PCと同様な構成でよい。
アクセサリ機器12は、本体筐体24と、ブラケット部(機器装着部)20とを有する。アクセサリ機器12は、携帯用情報機器14の外部入力手段として機能するキーボード18を備える。アクセサリ機器12は、携帯用情報機器14をノート型PCのディスプレイ及び演算処理装置として機能させつつ、入力手段を補強することで、携帯用情報機器14の利便性を向上させるための拡張装置である。アクセサリ機器12は、基板、演算装置、メモリ、バッテリ装置、磁気ディスク装置及び光学ディスク装置等を搭載し、携帯用情報機器14の処理機能や電源機能等を拡張する構成であってもよい。またアクセサリ機器12は、キーボード18に代えてタッチパネル式の液晶ディスプレイを備え、この液晶ディスプレイにソフトウェアを用いてキーボード等を表示する構成等であってもよい。
本体筐体24は、薄い矩形箱状の筐体である。本体筐体24は、表面に携帯用情報機器14に対する外部入力手段となるキーボード18及びタッチパッド26を備える。本体筐体24は、携帯用情報機器14と同一の左右幅寸法を有する。本体筐体24の後端部24aには、左右一対のヒンジ28,28を介してブラケット部20が回動可能に連結されている。
図3に示すように、各ヒンジ28は、本体側ヒンジ軸28aと、ブラケット側ヒンジ軸(ヒンジ軸)28bと、ヒンジ筐体28cとを備えた2軸構造である。本体側ヒンジ軸28aは、例えば一端部が本体筐体24に対して回転不能に固定され、他端部がヒンジ筐体28cに回転可能に支持されている。ブラケット側ヒンジ軸28bは、例えば一端部がブラケット部20に対して回転不能に固定され、他端部がヒンジ筐体28cに回転可能に支持されている。これによりヒンジ28は、本体筐体24とブラケット部20との間を後述する0度位置から360度位置まで回動可能に連結している(図4A〜図4D参照)。なお、電子機器10は、本体筐体24とブラケット部20との間が例えば0度位置から180度位置まで回動可能に連結された構成等であってもよい。この場合、ヒンジ28は、例えば本体側ヒンジ軸28aのみを有するか、或いはブラケット側ヒンジ軸28bのみを有する1軸構造で構成されてもよい。
ブラケット部20は、携帯用情報機器14と同一の厚みと左右幅寸法を持った板状の筐体である。ブラケット部20は、その下端部となる一端部20bにブラケット側ヒンジ軸28bが固定され、反対側の上端部(他端部)が携帯用情報機器14の被着脱面20aとなっている。ブラケット部20の背面20cには、スタンド30が回動可能に設けられている。
被着脱面20aには、携帯用情報機器14の着脱面22aに対する着脱機構が設けられている。この着脱機構は、被着脱面20aに対して着脱面22aを着脱可能に装着するための機構である。この着脱機構は、例えば被着脱面20aから突出した左右一対のフック32,32と、左右一対の磁石33,33とを有した構成となっている。各フック32は、着脱面22aに形成された各係合穴34に係脱可能である。各磁石33は、着脱面22a自体と、或いは着脱面22aに埋設された磁石と吸引可能である。
ブラケット部20は、被着脱面20aに携帯用情報機器14の着脱面22aが装着された状態で、その一端部20bから携帯用情報機器14の上端部14aまでの長さ寸法が本体筐体24の前後方向寸法と一致又は略一致する形状となっている。これにより電子機器10は、図3に示すようにブラケット部20を介して携帯用情報機器14を0度位置に閉じた際、携帯用情報機器14の上端部14aと本体筐体24の前端部24bとが略一致し、ブラケット部20の一端部20bと本体筐体24の後端部24aとが略一致する。このように、ブラケット部20及びこれに装着された携帯用情報機器14は、ヒンジ28によって回動することでアクセサリ機器12の表面を回動可能な蓋体となり、一般的なノート型PCのディスプレイ筐体と同様に機能する。
スタンド30は、左右一対の回動基部36,36と、回動基部36,36間を繋ぐスタンド板部38とを有する。
ブラケット部20は、その一端部20bの左右両端部にそれぞれ切欠形状部40を有し、左右の切欠形状部40,40間の背面20cに矩形状の膨出部42を有する。各回動基部36は、円柱棒形状であり、ブラケット部20の各切欠形状部40に回転可能な状態で配設されている。各回動基部36とブラケット部20との間には、回動軸44が設けられている。回動軸44は、例えば一端部が回動基部36に対して回転不能に固定され、他端部がブラケット部20に回転可能に支持されている。スタンド板部38は、膨出部42の上方に回り込むように左右の回動基部36,36間を繋いだ門形状の薄板部材である。スタンド30は、左右の回動基部36がそれぞれ左右の切欠形状部40に配設されているため、後述する収納位置ではブラケット部20の外形の一部としてコンパクトに収納できる。
本実施形態の場合、回動軸44の軸中心Oは、ブラケット側ヒンジ軸28bの軸中心と同軸に配置されている(図3参照)。また、回動軸44の回転トルクは、本体側ヒンジ軸28aやブラケット側ヒンジ軸28bの回転トルクよりも大きく設定されている。
スタンド30は、切欠形状部40内で回動基部36が回動軸44を中心として回転することで、スタンド板部38がブラケット部20の背面20cから接離するように開閉する。これによりスタンド30は、ブラケット部20の背面20cに沿った収納位置(図3参照)と、背面20cから突出した起立位置(図1参照)とに回動可能である。電子機器10は、図1に示すように携帯用情報機器14をブラケット部20を介して開いたノート型PCの使用形態ではスタンド30を起立位置に設定する。これにより携帯用情報機器14は、スタンド30によって所定の起立姿勢に保持されるため、携帯用情報機器14の重量によって電子機器10が後方に倒れることが防止される。
次に、電子機器10における携帯用情報機器14の回動動作を説明する。
図4Aは、携帯用情報機器14を本体筐体24に対して閉じた0度位置の状態を模式的に示す側面図である。図4Bは、図4Aに示す状態から携帯用情報機器14を開いた135度位置の状態を模式的に示す側面図である。図4Cは、図4Bに示す状態から携帯用情報機器14をさらに開いた180度位置の状態を模式的に示す側面図である。図4Dは、図4Cに示す状態から携帯用情報機器14をさらに開いた360度位置の状態を模式的に示す側面図である。
図3及び図4Aに示すように0度位置にある電子機器10を使用する際は、ヒンジ28を介してブラケット部20に装着した携帯用情報機器14を開き、例えば図1及び図4Bに示すような所望の角度位置(例えば135度)に設定する。そして、スタンド30を回動軸44を介して開き、図4Bに示すようにスタンド板部38が机の上面等に当接する位置にセットする。これにより、携帯用情報機器14は、その重量がスタンド30によって支持されるため、所望の起立姿勢で安定保持される。その結果、電子機器10は、一般的なノート型PCと同様にディスプレイ16を視認しながらキーボード18等を使用することができる(ノートモード)。
この際、スタンド30の回動軸44は、その軸中心Oがブラケット側ヒンジ軸28bの軸中心と同軸に配置されている。このため、ブラケット部20(携帯用情報機器14)の開き動作とスタンド30の開き動作とが、その回動中心及び回動方向で一致し、高い操作性が得られる。なお、回動軸44の軸中心Oは、ブラケット側ヒンジ軸28bの軸中心と同軸に配置されなくてもよい。但し、この場合も回動軸44は、ブラケット部20の被着脱面20aよりも一端部20bに近接した位置に設けられることが望ましい。そうすると、ブラケット部20(携帯用情報機器14)の開き動作とスタンド30の開き動作とが、その回動方向では一致するため、高い操作性が得られる。
上記したように、本実施形態の場合、回動軸44の回転トルクが本体側ヒンジ軸28aやブラケット側ヒンジ軸28bの回転トルクよりも大きい。そこで、0度位置にある電子機器10をノートモードとする場合は、ブラケット部20に装着した携帯用情報機器14を図4Cに示す180度位置まで一旦開いた後、携帯用情報機器14を所望の角度位置(例えば135度)まで閉じ方向に戻す方法を用いてもよい(図4B中に破線で示す矢印参照)。すなわち、一旦180度位置まで携帯用情報機器14を開くと、これに押圧されてスタンド30も机の上面等に当接する180度位置まで開かれる。続いて、携帯用情報機器14を135度位置まで戻すと、回転トルクの大きな回動軸44が回転せず、スタンド30が180度位置に維持されたまま携帯用情報機器14のみを135度位置に設定することができる。これにより、一層容易に電子機器10をノートモードに設定できる。勿論、回動軸44の回転トルクは、本体側ヒンジ軸28aやブラケット側ヒンジ軸28bの回転トルクと同一又は低くてもよい。この場合は、一旦180度位置まで携帯用情報機器14を開いた後、スタンド板部38を指先等で押えた状態で携帯用情報機器14を閉じ方向に戻せば、上記と同様に容易に電子機器10をノートモードに設定できる。
電子機器10は、図4Cに示す180度位置からさらに開き方向に携帯用情報機器14を回動させることもできる。そして、図4Dに示すように、携帯用情報機器14が0度位置から反転した360度位置となると、携帯用情報機器14の背面側にアクセサリ機器12を折り畳んで収納した状態となる。これにより、電子機器10は、一般的なタブレット型PCとしてディスプレイ16を視認及び操作することができる(タブレットモード)。
上記したように、本実施形態の場合、携帯用情報機器14の開き動作とスタンド30の開き動作との回動方向が一致している。このため、図4Bに示すノートモードで使用中の電子機器10を図4Dに示すタブレットモードに変形させる際は、図4Bに示す状態からそのまま携帯用情報機器14を360度位置まで回動させればよい。そうすると、携帯用情報機器14の開き動作によってスタンド30がブラケット部20の背面20cで押圧され、そのまま背面20cに当接した収納位置となる。このため、スタンド30を一旦収納位置に回動させてからタブレットモードに変形するような操作が不要となる。
図5は、変形例に係るアクセサリ機器12Aに携帯用情報機器14を装着して135度位置とした状態を模式的に示す要部拡大側面図である。
図5に示す電子機器10Aを構成するアクセサリ機器12Aは、上記したアクセサリ機器12のスタンド30とは回動方向の異なるスタンド30Aを備える。このスタンド30Aを設けたブラケット部20Aは、上記したブラケット部20と同様にヒンジ28を介して本体筐体24の後端部24aに回動可能に連結されている。スタンド30Aは、ブラケット部20Aのブラケット側ヒンジ軸28bよりも被着脱面20aに近接した位置に回動軸44を介して回動可能に支持されている。このため、上記したスタンド30が携帯用情報機器14と同様に下端部を中心として回動したのに対し、スタンド30Aは上端部を中心として回動する。従って、スタンド30Aは、図5に示す起立位置ではその先端部が机の上面等に着地することになる。
以上のように、本実施形態のアクセサリ機器12(12A)は、本体筐体24と、本体筐体24に対してヒンジ28を用いて回動可能に連結され、携帯用情報機器14を着脱可能なブラケット部20(20A)とを備え、携帯用情報機器14を装着したブラケット部20(20A)を回動させることで、本体筐体24に対して携帯用情報機器14を回動可能な構成である。そして、アクセサリ機器12(12A)では、ブラケット部20(20A)の背面20cには、背面20cに沿った収納位置と、背面20cから突出した起立位置とに回動可能なスタンド30(30A)が設けられている。
従って、当該アクセサリ機器12(12A)は、重量物である携帯用情報機器14をブラケット部20(20A)を介して所望の起立姿勢に回動させた状態であっても、スタンド30(30A)を利用して安定して起立保持できる。この際、スタンド30(30A)は、ブラケット部20(20A)に対して回動可能に設けられている。このため、携帯用情報機器14には、スタンド等を設ける必要がなく、携帯用情報機器14の大型化及び重量化を抑制できると共に、複数種類の携帯用情報機器14を着脱でき、汎用性が向上する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る電子機器50においてアクセサリ機器52から携帯用情報機器14を取り外した状態での斜視図である。図7は、図6に示すアクセサリ機器52を後斜め上方から見た斜視図である。図8Aは、図6に示す電子機器50を0度位置とした状態での平面図である。図8Bは、図8Aに示す電子機器50の背面図である。なお、第2の実施形態に係る電子機器50において、上記第1の実施形態に係る電子機器10(10A)と同一又は同様な機能及び効果を奏する要素には同一の参照符号を付し、詳細な説明を省略する。また、図6及び図7では、キーボード18を構成する各キーの図示を省略している。
図6〜図8Bに示すように、電子機器50は、アクセサリ機器52と、アクセサリ機器52のブラケット部(機器装着部)54に対して着脱可能な携帯用情報機器14とを備える。
本実施形態のアクセサリ機器52は、本体筐体24と、ブラケット部54と、キーボード18とを備える。アクセサリ機器52は、上記したアクセサリ機器12と同様、携帯用情報機器14の利便性を向上させるための拡張装置である。
アクセサリ機器52の本体筐体24は、その後端部24aの幅方向中央部に左右方向に延在する凹形状部24cを有する。凹形状部24cには、ブラケット部54の一端部54bが配置されている。ブラケット部54は、左右一対のヒンジ56,56を介して本体筐体24の後端部24aに回動可能に連結されている。
図7及び図8Bに示すように、各ヒンジ56は、ヒンジ軸56aと、ヒンジ支持部56bとを備えた1軸構造である。ヒンジ支持部56bは、本体筐体24の後端部24aに設けられ、その外面の一部に円柱状の外周面58が形成されたヒンジ筐体である。ヒンジ軸56aは、例えば一端部がヒンジ支持部56bに対して回転不能に固定され、他端部がブラケット部54に回転可能に支持されている。これによりヒンジ56は、本体筐体24とブラケット部54との間を0度位置から180度位置程度まで回動可能に連結している(図9A及び図9B参照)。
ブラケット部54は、本体筐体24及び携帯用情報機器14よりも小さい左右幅寸法を持った板状の筐体である。ブラケット部54は、一端部54bにヒンジ56を介して本体筐体24が連結され、反対側の他端部54cに回動軸44を介してスタンド30が連結されている。ブラケット部54は、一端部54b及び他端部54cがそれぞれ半円柱形状に形成され、その間が平板形状に形成された縦長楕円状の断面形状を有する。つまり、ブラケット部54は、少なくとも他端部54cの一部に円柱状の外周面59を有する。ブラケット部54は、一端部54bが凹形状部24c内で回動し、他端部54cが本体筐体24の後端部24aから張り出した位置で回動する。
ブラケット部54は、キーボード18側を向いて一端部54bと他端部54cとの間に設けられた面が、携帯用情報機器14の被着脱面54aとなっている。被着脱面54aには、図1に示す電子機器10と同様、携帯用情報機器14の着脱面22aに対する着脱機構が設けられている。図6等では、着脱面22aと被着脱面54aとの間の着脱機構のうち、フック32のみを図示し、磁石33や係合穴34の図示は省略している。
ブラケット部54は、被着脱面54aの後端側縁部、つまり他端部54cの縁部に支持板60を有する。支持板60は、被着脱面54aと交差(本実施形態では直交)するように上方に突出し、ブラケット部54の幅方向に延在した板状部材である。支持板60は、着脱面22aが被着脱面54aに装着された携帯用情報機器14の背面を支持する背板である(図6及び図9B参照)。
ブラケット部54は、被着脱面54aに携帯用情報機器14の着脱面22aが装着された状態で、被着脱面54aの裏面54dから携帯用情報機器14の上端部14aまでの長さ寸法が本体筐体24の前後方向寸法と一致又は略一致する形状となっている。これにより電子機器50は、図8A及び図9Aに示すようにブラケット部54を介して携帯用情報機器14を0度位置に閉じた際、携帯用情報機器14の上端部14aと本体筐体24の前端部24bとが略一致し、ブラケット部54の裏面54dと本体筐体24の後端部24aとが略一致する。このように、ブラケット部54及びこれに装着された携帯用情報機器14は、ヒンジ56によって回動することでアクセサリ機器52の表面を回動可能な蓋体となり、一般的なノート型PCのディスプレイ筐体と同様に機能する。
スタンド30は、左右の回動基部36がブラケット部54と回動可能に連結されている。左右の回動基部36は、それぞれヒンジ56の左右のヒンジ支持部56bと対向配置されると共に、回動軸44を介してブラケット部54の他端部54cの側部に連結されている。回動基部36は、その外面の一部に円柱状の外周面62が形成されている。回動軸44は、例えば一端部が回動基部36に対して回転不能に固定され、他端部がブラケット部54に回転可能に支持されている。これによりスタンド30は、左右の回動基部36がブラケット部54の左右側部にそれぞれ回転可能に連結され、門形状のスタンド板部38が支持板60を跨ぐように設けられている。本実施形態においても、回動軸44の回転トルクは、ヒンジ軸56aの回転トルクよりも大きく設定されている。
スタンド30は、回動基部36が回動軸44を中心として回転することで、スタンド板部38がブラケット部54の他端部54c及び支持板60を跨ぐように回動可能である。これによりスタンド30は、ブラケット部54の背面となる支持板60及び携帯用情報機器14の背面14cに沿った収納位置(図8A参照)と、支持板60及び携帯用情報機器14の背面14cから離間した起立位置(図6及び図7参照)とに回動可能である。電子機器50は、図6に示すように携帯用情報機器14をブラケット部54を介して開いたノート型PCの使用形態ではスタンド30を起立位置に設定する。これにより携帯用情報機器14は、スタンド30によって所定の起立姿勢に保持されるため、携帯用情報機器14の重量によって電子機器50が後方に倒れることが防止される。
次に、電子機器50における携帯用情報機器14の回動動作を説明する。
図9Aは、図6に示す電子機器50において携帯用情報機器14を本体筐体24に対して閉じた0度位置の状態を模式的に示す側面図である。図9Bは、図9Aに示す状態から携帯用情報機器14を開いた135度位置の状態を模式的に示す側面図である。
図9Aに示すように0度位置にある電子機器50を使用する際は、ヒンジ56を介してブラケット部54に装着した携帯用情報機器14を開き、例えば図9Bに示すような所望の角度位置(例えば135度)に設定する。そして、回動軸44を介してスタンド30を開き、図9Bに示すようにスタンド板部38が机の上面等の載置面64に当接する位置にセットする。これにより、携帯用情報機器14は、その重量がスタンド30によって支持されるため、所望の起立姿勢で安定保持される。その結果、電子機器50は、一般的なノート型PCと同様にディスプレイ16を視認しながらキーボード18等を使用することができる(ノートモード)。
ところで、本実施形態に係る電子機器50は、ヒンジ56を介してブラケット部54を開き方向に回動させた際、90度位置を越えるとブラケット部54の他端部54c及びスタンド30の回動基部36が本体筐体24の底面24dよりも下方となる位置まで張り出して載置面64に当接する(図9B参照)。その結果、本体筐体24は、前端部24b側よりも後端部24aが上方にせり上がり、載置面64に対して前下がりの傾斜角θを形成した傾斜姿勢となる。さらにアクセサリ機器52では、載置面64に着地する回動基部36の外周面62及び他端部54cの外周面59の外径が、ヒンジ支持部56bの外周面58の外径よりも大きい(図9A及び図9B参照)。このため、本体筐体24は、ノートモード時に後端部24aが一層確実に上方へとせり上がると共に、せり上がり量も十分に確保できる。
なお、本実施形態の場合は、携帯用情報機器14が90度位置となるまでは本体筐体24の後端部24aのせり上がりはなく、90度位置ではブラケット部54の裏面54dが載置面64上に面接触する構造となっている。勿論、アクセサリ機器52は、携帯用情報機器14の開き動作を開始した直後から、或いは90度位置以外の所定の回動角度から、本体筐体24の後端部24aが上方へとせり上がる構造とされてもよい。
このように本実施形態に係る電子機器50は、重量物である携帯用情報機器14をブラケット部54を介して所望の起立姿勢に回動させた状態であっても、スタンド30を利用して安定して起立保持できる。この際、スタンド30は、ブラケット部54に対して回動可能に設けられている。このため、携帯用情報機器14には、スタンド等を設ける必要がなく、携帯用情報機器14の大型化及び重量化を抑制できると共に、複数種類の携帯用情報機器14を着脱でき、汎用性が向上する。しかも、電子機器50は、ノートモードにおいてキーボード18が前下がりの傾斜姿勢となるため、キーボード18の操作性が向上する。
当該電子機器50は、回動基部36の外周面62の一部に円柱形状を有する。このため、電子機器50は、ヒンジ56を介してブラケット部54及び携帯用情報機器14を所定の角度位置まで開いた後、スタンド30を起立位置まで開き動作させる際、回動基部36の外周面62が載置面64上で円滑に摺動回転する。このため、電子機器50は、携帯用情報機器14を所定の回動角度まで開いた後、スタンド30を起立位置まで円滑に開くことができ、高い操作性が得られる。なお、ブラケット部54の他端部54c及びスタンド30の回動基部36は、いずれか一方のみが載置面64に着地する構成であっても、上記のような傾斜角θは形成可能である。この場合、外周面59,62は、少なくとも載置面64に着地する一方のみが円柱形状を有していればよい。
当該電子機器50は、ノートモード時に被着脱面54aに装着された携帯用情報機器14の背面14cを支持板60によって支持することができる。これにより、電子機器50は、ノートモード時の携帯用情報機器14のがたつきを防止でき、起立姿勢時の安定性が向上する。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10,10A,50 電子機器
12,12A,52 アクセサリ機器
14 携帯用情報機器
14c,20c 背面
16 ディスプレイ
18 キーボード
20,20A,54 ブラケット部
20a,54a 被着脱面
20b,54b 一端部
22 筐体
22a 着脱面
24 本体筐体
28,56 ヒンジ
28a 本体側ヒンジ軸
28b ブラケット側ヒンジ軸
30,30A スタンド
54c 他端部
56a ヒンジ軸
56b ヒンジ支持部
36 回動基部
38 スタンド板部
40 切欠形状部
44 回動軸
58,59,62 外周面
60 支持板

Claims (11)

  1. 本体筐体と、該本体筐体に対してヒンジを用いて回動可能に連結され、携帯用情報機器を着脱可能な機器装着部とを備え、前記携帯用情報機器を装着した機器装着部を回動させることで、前記本体筐体に対して前記携帯用情報機器を回動可能なアクセサリ機器であって、
    前記機器装着部の背面には、該背面に沿った収納位置と、該背面から突出した起立位置とに回動可能なスタンドが設けられ
    前記携帯用情報機器が前記機器装着部に装着され、前記本体筐体が載置面に載置されている際、前記スタンドが前記起立位置で前記載置面に当接する位置にセットされることで前記携帯用情報機器の後方への回動が抑制されることを特徴とするアクセサリ機器。
  2. 請求項1に記載のアクセサリ機器において、
    前記機器装着部は、一端部に前記ヒンジのヒンジ軸が回転可能に連結され、前記一端部とは反対側の他端部に前記携帯用情報機器が装着されるものであり、
    前記機器装着部に対して前記スタンドを回動可能に支持する回動軸は、前記他端部よりも前記ヒンジ軸に近接した位置に設けられ、
    前記本体筐体に対する前記機器装着部の回動方向と、前記機器装着部に対する前記スタンドの回動方向とが同一方向に設定されていることを特徴とするアクセサリ機器。
  3. 請求項2に記載のアクセサリ機器において、
    前記回動軸は、前記ヒンジ軸と同軸に設けられていることを特徴とするアクセサリ機器。
  4. 請求項2又は3に記載のアクセサリ機器において、
    前記回動軸の回転トルクが、前記ヒンジ軸の回転トルクよりも大きいことを特徴とするアクセサリ機器。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載のアクセサリ機器において、
    前記機器装着部は、前記一端部の幅方向両端部にそれぞれ切欠形状部を有し、
    前記スタンドは、各切欠形状部にそれぞれ配置されて前記回動軸が設けられる一対の回動基部と、前記一対の回動基部間を繋ぐように設けられたスタンド板部とを有することを特徴とするアクセサリ機器。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項に記載のアクセサリ機器において、
    前記ヒンジは、前記ヒンジ軸と、前記本体筐体に回動可能に支持される本体側ヒンジ軸とを備え、
    前記ヒンジは、前記機器装着部に装着した携帯用情報機器と前記本体筐体との間を、前記携帯用情報機器を前記本体筐体に対して閉じた0度位置から前記携帯用情報機器を前記本体筐体から開いた場合に、前記機器装着部の背面が前記本体筐体の背面と対面する360度位置まで回動可能に連結していることを特徴とするアクセサリ機器。
  7. 本体筐体と、該本体筐体に対してヒンジを用いて回動可能に連結され、携帯用情報機器を着脱可能な機器装着部とを備え、前記携帯用情報機器を装着した機器装着部を回動させることで、前記本体筐体に対して前記携帯用情報機器を回動可能なアクセサリ機器であって、
    前記機器装着部には、回動可能なスタンドが設けられ
    前記携帯用情報機器が前記機器装着部に装着され、前記本体筐体が載置面に載置されている際、前記スタンドが回動して前記載置面に当接する位置にセットされることで前記携帯用情報機器の後方への回動が抑制されることを特徴とするアクセサリ機器。
  8. 請求項7に記載のアクセサリ機器において、
    前記本体筐体は、上面にキーボードを備え、
    前記機器装着部は、一端部に前記ヒンジのヒンジ軸が設けられ、前記一端部とは反対側の他端部に前記スタンドの回動軸が設けられ、
    前記スタンドは、前記回動軸を介して前記機器装着部の他端部に回動可能に連結される回動基部を有し、
    少なくとも前記機器装着部の前記他端部又は前記スタンドの前記回動基部は、前記機器装着部を前記ヒンジ軸を介して回動させた場合に、前記本体筐体の底面よりも下方となる位置まで張り出し可能であることを特徴とするアクセサリ機器。
  9. 請求項8に記載のアクセサリ機器において、
    前記本体筐体は、後端部に前記ヒンジ軸を支持するヒンジ支持部を有すると共に、該ヒンジ支持部は、外面の一部に円柱状の外周面を有し、
    少なくとも前記機器装着部の前記他端部又は前記回動基部は、外面の一部に円柱状の外周面を有し、
    少なくとも前記機器装着部の前記他端部の前記外周面又は前記回動基部の前記外周面の外径が、前記ヒンジ支持部の前記外周面の外径よりも大きいことを特徴とするアクセサリ機器。
  10. 請求項8又は9に記載のアクセサリ機器において、
    前記機器装着部は、前記一端部と前記他端部との間に前記携帯用情報機器が着脱される被着脱面を有すると共に、該被着脱面の前記他端部側の縁部には、該被着脱面と交差する方向に突出し、前記被着脱面に装着された前記携帯用情報機器の背面を支持する支持板が設けられていることを特徴とするアクセサリ機器。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のアクセサリ機器と、前記携帯用情報機器とを備えることを特徴とする電子機器。
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