JP2008242074A - 液晶表示装置の製造方法及びこれに用いる吸着冶具 - Google Patents
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Abstract
【課題】FPC実装工程後の作業において、FPCとアレイ基板の接続部における断線が生じない液晶表示装置の製造方法及びこれに用いる吸着冶具を提供する。
【解決手段】アレイ基板と対向基板との間に配向膜を介して液晶層が保持されてなる液晶セルと、アレイ基板が対向基板から突出した突出部に接続されたフレキシブル配線基板とを含む液晶表示装置の製造方法において、液晶セルとフレキシブル配線基板を持ち上げて作業をする際に、前記液晶セルを吸着保持する吸着部とフレキシブル配線基板を吸着保持する吸着部とを備えた一体又は2連式の吸着冶具を用いる。
【選択図】図1
【解決手段】アレイ基板と対向基板との間に配向膜を介して液晶層が保持されてなる液晶セルと、アレイ基板が対向基板から突出した突出部に接続されたフレキシブル配線基板とを含む液晶表示装置の製造方法において、液晶セルとフレキシブル配線基板を持ち上げて作業をする際に、前記液晶セルを吸着保持する吸着部とフレキシブル配線基板を吸着保持する吸着部とを備えた一体又は2連式の吸着冶具を用いる。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶セルとフレキシブル配線基板(以下、「FPC」と省略する)が接続されてなる液晶表示装置の製造方法及びこれに用いる吸着冶具に関する。
近年、アレイ基板と対向基板との間に配向膜を介して液晶層が保持されてなる液晶セルにFPCを実装して液晶表示装置が製造されている(例えば、特許文献1)。
図2は、そのようなFPC実装液晶セルの例を示す模式端面図である。図2において、符号1は液晶セル、2はアレイ基板、3は対向基板、4,5は偏光板、6はFPC、7は絶縁膜をそれぞれ示す。本図に示すように、アレイ基板2は対向基板3よりも大きく形成され、対向基板3から一部が突出し、その突出した部分の端部がFPC6の端部と異方性導電膜(ACF)等を用いて接続されている。FPC6は表面保護のために絶縁膜7によって被覆されている。
FPC6は、アレイ基板2と接続されている側の端部の一定幅の部分が絶縁膜7で被覆されておらず、電極が露出しており、この部分の保護のために樹脂が塗布される。
このようなFPC実装工程後の作業のために、液晶セル1を、接続されたFPC6と共に持ち上げたり反転したりする必要があり、特に小型の液晶セルの場合、従来は図に示すように液晶セル1の表面に吸着する吸着部を1個有する吸着冶具(バキュームチャック)8を用いてそのような作業を行っていた。
しかし、FPC6とアレイ基板2との接続部は比較的狭い面積で接続されているため、この接続部に大きな負荷がかかり易く、特に図中に矢印で示す方向に屈曲する方向に負荷がかかると接続部での断線が生じるという問題があった。
特開平5−144875号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、FPC実装工程後の作業において、FPCとアレイ基板の接続部における断線が生じない液晶表示装置の製造方法及びこれに用いる吸着冶具を提供することを目的とする。
本発明の液晶表示装置の製造方法は、アレイ基板と対向基板との間に配向膜を介して液晶層が保持されてなる液晶セルと、前記アレイ基板が対向基板から突出した突出部に接続されたフレキシブル配線基板とを含む液晶表示装置の製造方法であって、上記の課題を解決するために、液晶セルとフレキシブル配線基板を持ち上げて作業をする際に、前記液晶セルを吸着保持する吸着部とフレキシブル配線基板を吸着保持する吸着部とを備えた一体又は2連式の吸着冶具を用いるものとする。
本発明の吸着冶具は、アレイ基板と対向基板との間に配向膜を介して液晶層が保持されてなる液晶セルと、前記アレイ基板が対向基板から突出した突出部に接続されたフレキシブル配線基板とを含む液晶表示装置の製造に用いる吸着冶具であって、液晶セルを吸着保持する吸着部とフレキシブル配線基板を吸着保持する吸着部とを備えた一体又は2連式の吸着冶具とする。
本発明によれば、FPC実装工程後の作業において、FPCとアレイ基板の接続部で断線が生じるのを防止でき、液晶表示装置の不良品発生率を大きく低下させることが可能となる。
以下、図を用いて本発明を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、FPC6が実装された液晶セル1(以下、これを「FPC実装液晶セル」と称する)が、本発明の吸着冶具によって保持された例を示す模式端面図である。本図において、図2と同じ符号のものは同じものを示す。
本発明の吸着冶具9は、液晶セル1を吸着保持する吸着部(バキュームチャック)10と、FPC6を吸着保持する吸着部11と、これらの吸着部10,11を相互に連結固定する連結部12とからなる。
吸着部10,11は、ゴムや合成樹脂により形成され、吸盤の原理で負圧により物体を吸着保持するようになされたものである。本発明の吸着冶具には、これら吸着部の負圧解除手段を設け、1個の解除レバー(図示せず)を引くことにより両吸着部10,11の負圧が解除されるように構成することが好ましい。
連結部12は、その形状や構造は特に限定されず、上記2個の吸着部10,11が液晶セル1の表面とFPC6の表面にそれぞれ吸着した際に、これらの吸着部が相互に移動しないように両吸着部10,11を連結固定するものであればよい。
図1に示した例では、連結部12は、吸着状態において液晶セル1とほぼ平行になる水平部分12aと、この水平部分12aとほぼ垂直をなし、先端に吸着部10,11が設けられる支柱部12b及び12cからなる。支柱部12bと12cは、水平部分12aが液晶セル1とほぼ平行になるように、液晶セル1とFPC6の上面の高さの差を考慮して長さが調整されている。すなわち、上面の高さがより高い液晶セル1側の支柱部12bの長さを、FPC6側の支柱部12cの長さより短くしてある。
なお、水平部分12aは板状でも梁(はり)状でもよく、また2つの板状部分又は梁状部分が連動するように連結具によりつなぎ合わされた2連式のものでもよい。
吸着冶具を上記のように構成した場合、水平部分12aを液晶セル1とほぼ平行に保持しつつ吸着冶具9をFPC実装液晶セル1に押し当てた際に、吸着部10,11をそれぞれ液晶セル1及びFPC6の表面にほぼ垂直に、かつほぼ同時に当接させることができ、そのままの状態で液晶セル1及びFPC6を吸着保持することができる。従って、その後の作業において液晶セル1とFPC6との接続部に負荷がかからず、断線を防止することができる。
上記吸着冶具9で液晶セル1及びFPC6を吸着保持した状態で、FPC実装液晶セル1を作業の必要に応じて持ち上げたり反転させたりして、FPC6の電極露出部の樹脂塗布等の作業を行う。作業終了後は両吸着部10,11の吸着状態を解除させて、FPC実装液晶セル1を所定の場所に載置すればよい。
1……液晶セル
2……アレイ基板
3……対向基板
4,5……偏光板
6……FPC
7……絶縁膜
8,10,11……吸着部(バキュームチャック)
9……吸着冶具
12……連結部
2……アレイ基板
3……対向基板
4,5……偏光板
6……FPC
7……絶縁膜
8,10,11……吸着部(バキュームチャック)
9……吸着冶具
12……連結部
Claims (3)
- アレイ基板と対向基板との間に配向膜を介して液晶層が保持されてなる液晶セルと、前記アレイ基板が対向基板から突出した突出部に接続されたフレキシブル配線基板とを含む液晶表示装置の製造方法であって、
液晶セルとフレキシブル配線基板を持ち上げて作業をする際に、前記液晶セルを吸着保持する吸着部とフレキシブル配線基板を吸着保持する吸着部とを備えた一体又は2連式の吸着冶具を用いる
ことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。 - 前記吸着保持が、フレキシブル配線基板上に電極露出部保護のために樹脂を塗布する際に行われることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置の製造方法。
- アレイ基板と対向基板との間に配向膜を介して液晶層が保持されてなる液晶セルと、前記アレイ基板が対向基板から突出した突出部に接続されたフレキシブル配線基板とを含む液晶表示装置の製造に用いる吸着冶具であって、
液晶セルを吸着保持する吸着部とフレキシブル配線基板を吸着保持する吸着部とを備えた一体又は2連式の吸着冶具。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007082598A JP2008242074A (ja) | 2007-03-27 | 2007-03-27 | 液晶表示装置の製造方法及びこれに用いる吸着冶具 |
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