JP2008241633A - 放射線検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対象管体の内面の放射線汚染検査をより簡易にでき得る放射線検査装置を提供する。
【解決手段】放射線検査装置は、中空位置で保持されたセンサユニット18と、当該センサユニット18に分離自在の挿入ユニット20を備える。対象管体は、挿入ユニット20に設けられたガイドパイプ60に事前に挿入され、当該ガイドパイプ60とともにセンサユニット18に挿入される。センサユニット18には、下側からの対象管体およびガイドパイプ60の挿入を受け付ける挿入口26と、当該挿入口26の真上位置において吊り下げ保持された線状の放射線センサであるファイバシンチレータ34と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、管体の内面の放射線汚染を検査する放射線検査装置に関する。
原子力発電所などの放射線物質を取り扱う施設には、多数の管体が存在する。これらの管体は、定期的に、または、一定条件を満たした場合には、新しい管体に交換される。交換により取り外された管体は、放射線によって汚染されていないことを確認してからでないと廃棄することはできない。
管体のうち、その外表面の放射線汚染は、一般的な放射線検査装置、例えば、板状の放射線センサを備えた放射線検査装置等を用いて、簡易に検査することができる。一方、管体の内面は、そのままの状態では、放射線センサを近接させることができない。そのため、管体の内面の放射線汚染を検査するためには、管体を縦方向に切断し、管体の内面を外部に露出させる必要があった。しかし、この管体の切断は、極めて煩雑であり、管体の汚染検査の負担を大きくしていた。そこで、一部においては、管体内面の放射線汚染に適した放射線検査装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、鉛で遮蔽された容器内に、配管内面の放射能レベルを計測する線状または棒状の検出器(放射線センサ)が倒立して設けられた汚染密度計測装置が開示されている。この汚染密度計測装置の容器は、円筒状の下部遮蔽と、当該下部遮蔽の上側に分離自在に装着される円筒状の上部遮蔽から構成されている。検査時には、配管内部に検出器が挿通された状態となるべく、配管を設置する。この配管の設置の際には、上部遮蔽を吊り上げて下部遮蔽と分離させ、下部遮蔽の上側から配管を検出器に向かって落とし込む。かかる構成の汚染密度計測装置によれば、管体を縦方向に切断しなくても、管体内面の放射線汚染を検査できる。
実開平3−55583号公報
しかしながら、特許文献1に記載の汚染密度計測装置は、上述したとおり、配管を下部遮蔽の上側から検出器に向かって落とし込む構成となっている。この場合、粉塵、例えば、管体から剥離した錆粉などが下部遮蔽の底面に溜まり易いという問題がある。また、特許文献1では、管体が下部遮蔽の深さに比べて短い場合、当該下部遮蔽からの管体の取り出しが困難であるという問題もある。さらに、特許文献1では、下部遮蔽の内部に管体を設置するためには、鉛からなる非常に重い上部遮蔽を吊り上げる必要があり、放射線検査の負担を大きくしていた。
そこで、本発明では、配管内面の放射線汚染をより簡易に検査でき得る放射線検査装置を提供することを目的とする。
本発明の放射線検査装置は、対象管体の内面の放射線汚染を検査する放射線検査装置であって、本体部と、前記本体部に電気的に接続されたセンサユニットと、を備え、前記センサユニットは、当該センサユニットの底部に設けられ、下側からの対象管体の挿入を受け付ける挿入口と、前記挿入口の真上位置において吊り下げ保持され、前記挿入口から挿入された対象管体の内部に位置する線状の放射線センサと、を備えることを特徴とする。
好適な態様では、さらに、前記挿入口を開閉自在であって、前記挿入口を閉鎖することで前記挿入口からセンサユニットに挿入された対象管体の落下を防止する係止部材を備える。この場合、前記係止部材は、前記センサユニットに挿入された対象管体の下端に接触するベース面上に形成され、当該対象管体より小径の凹部である粉塵ポケットを備えることが望ましい。
他の好適な態様では、さらに、対象管体が挿入されるパイプであって、当該対象管体とともに前記挿入口から前記センサユニットに挿入されるガイドパイプを備える。この場合、前記センサユニットは、遮光性を備えた弾性材料からなり、前記ガイドパイプが完全挿入された際に当該ガイドパイプの先端に密着当接する弾性部材を備えることが望ましい。
放射線検査装置が、ガイドパイプおよび係止部材を備える場合、前記係止部材は、前記センサユニットおよび前記ガイドパイプに着脱自在であり、前記ガイドパイプおよび前記係止部材は、前記対象管体ととともに前記センサユニットに挿入される挿入ユニットを構成することが望ましい。
他の好適な態様では、前記センサユニットは、さらに、放射線遮蔽材料からなり、前記放射線センサを収容する遮蔽ケースを備え、前記遮蔽ケースは、ケース本体と、ケース本体に接続されるとともに水平面内の移動で開閉される扉体と、を備える。他の好適な態様では、さらに、前記センサユニットを、前記挿入口を外部に露出した状態で、中空位置で支持するフレーム体を備える。
本発明によれば、対象管体をセンサユニットの下側から挿入する構成となっているため、鉛からなる非常に重い上部遮蔽等の吊り上げ等が不要である。また、対象管体は、センサユニットから自重で離脱(落下)するため、当該対象管体が放射線センサに比して短くても、対象管体を容易に取り出すことができる。その結果、配管内面の放射線汚染を、従来に比べ、より簡易に検査できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態である放射線検査装置10の斜視図である。この放射線検査装置10は、管体内面の放射線汚染の検査に用いられるもので、演算回路等を備えた本体部12、当該本体部12に電気的に接続された測定部14、および、当該測定部14を中空位置で保持するフレーム16を備えている。
本体部12は、測定部14とは別個に設けられた略箱状体で、演算回路や、表示器、バッテリなどを備えている。本体部12の一端からは信号線(図示せず)が引き出されており、測定部14(より正確には測定部14に設けられたセンサユニット)に電気的に接続される。この本体部12の詳細な構成は、周知の公知技術を適用できるため、ここでの詳説は省略する。
フレーム16は、アルミなどからなる角材を組みあせて構成される骨組構造体である。このフレーム16は、測定部14の下側に作業者の作業空間を確保するべく、測定部14を中空位置で保持する。すなわち、後述するように、本実施形態では、測定部14の下側から検査対象の管体(以下「対象管体」という)を挿入する構成となっている。したがって、本実施形態では、対象管体を挿入するための作業空間を測定部14の下側に確保する必要がある。フレーム16は、この作業空間を確保するためのものである。また、測定部14の底面には、対象管体を挿入する挿入口(図1では見えず)が形成されている。フレーム16の上面を構成する角材は、この挿入口を覆わないように適度な間隔をあけて配されている。さらに、フレーム16の側面を形成する角材は、フレーム16の内部、すなわち、作業空間への作業者の出入りを可能とするために、適度な間隔、具体的には、少なくとも作業者の幅相当の間隔を開けて配されている。
測定部14は、放射線センサであるファイバシンチレータ34を備えており、実際に放射線を検知する部位である。対象管体の内面の汚染検査は、当該測定部14の所定位置に対象管体をセットして行われる。本実施形態では、この対象管体の所定位置へのセット作業を容易にし、また、一度セットされた対象管体の取り出しを容易にするために、測定部14の構成を特殊なものとしている。以下、この測定部14の具体的構成について詳説する。
図2は、測定部14の斜視図である。なお、この図2では、見易さのため、測定部14に設けられた遮蔽ケース25(図1参照)の図示を省略している。測定部14は、フレーム16の上に固定載置されたセンサユニット18と、当該センサユニット18に対して分離自在の挿入ユニット20に大別される。センサユニット18は、略平板状のベース板22を備えている。このベース板22は、フレーム16の上に載置される板材で、センサユニット18全体を支える基台として機能する。ベース板22の略中央には、後述するガイドパイプ60および対象管体の通過を許容する貫通孔である挿入口26が形成されている。対象管体は、ガイドパイプ60の内部に事前挿入された上で、当該ガイドパイプ60とともに、挿入口26からセンサユニット18の内部に挿入される。
ベース板22の底面には、挿入ユニット20に形成されたバヨネット鍔部72を係止するバヨネット受部28が形成されている。このバヨネット受部28は、バヨネット鍔部72を係止することで、挿入ユニット20のセンサユニット18への装着状態を維持するが、その具体的構成については後に詳説する。
ベース板22の上には、柱状部24が設けられている。この柱状部24の構成について図3〜図5を用いて説明する。図3は、柱状部24の上端周辺の縦断面図で、図4は柱状部24の下端周辺の縦断面図である。また、図5は、図4の概略A−A端面図である。なお、図3および図5は、柱状部24にガイドパイプ60および対象管体100を挿入した状態の図である。また、図5では、理解を容易にするために、各部材を実際とは異なる縮尺で図示している。
柱状部24は、複数の支持柱30や、ファイバシンチレータ34、円柱体36などから構成される。支持柱30は、円柱体36を支持する柱で、ベース板22の上面から、120度間隔で三本設けられている。支持柱30の中間高さ位置には、当該支持柱30が接続される中継リング32が設けられる。中継リング32は、支持柱30の剛性を補強する環状部材で、その内径は、ガイドパイプ60の外径より大きくなっている。各支持柱30は、この中継リング32に接続されることで、撓み剛性が補強される。なお、支持柱30を中継リング32に接続するボルトの位置関係の都合上、この中継リング32を境に、三本の支持柱30の設置位置は、60度回転する。
支持柱30の上端には、円柱形状の円柱体36が設置される。図3に図示するように、この円柱体36の内部には、ファイバシンチレータ34が発した光を電気信号に変換する光電子倍増管44などの電子部品が収容されている。また電子部品に接続された信号線は、当該円柱体36の上端面から引き出され、本体部12に接続される。
円柱体36の底部中央には、ファイバシンチレータ34の上端が接続されている。したがって、この円柱体36は、ファイバシンチレータ34を吊り下げ保持する保持部材としても機能することになる。また、円柱体36の底面のうち、ファイバシンチレータ34の周囲には、弾性材料からなる弾性部材42が設けられている。この弾性部材42は、柱状部24に挿入されたガイドパイプ60の上端に密着当接し、ガイドパイプ60の内部への外部環境光の漏れ込みを防止する。なお、遮光性向上のために、弾性部材42は、光吸収率の高い色、例えば、黒色などであることが望ましい。
ファイバシンチレータ34は、線状の放射線センサで、プラスチックシンチレータなどの材料を丸棒状(線状)に成形することで構成される。ファイバシンチレータ34は、入射する放射線量に応じて発光する。そして、このファイバシンチレータ34から生じた光を、光電子倍増管44で電気信号に変換することで、放射線汚染の有無を検知することが出来る。このファイバシンチレータ34は、円柱体36により吊り下げ保持されているが、その吊り下げ位置は、挿入口26の中央真上位置である(図4参照)。したがって、挿入口26から対象管体100を挿入すれば、自動的に、当該対象管体100の内部にファイバシンチレータ34が位置するようになる。つまり、図5に図示するように、対象管体100が柱状部24に挿入された場合、ファイバシンチレータ34は、対象管体100の略中央に位置し、対象管体100の内面に近接対向する。その結果、対象管体100の内面の放射線汚染を当該ファイバシンチレータ34で検知することが可能となる。
また、図5から明らかなとおり、ファイバシンチレータ34の周囲には、三本のサポート金具50が、120度間隔で配されている。サポート金具50は、横断面形状が略L字状で、ファイバシンチレータ34と同程度の長さを備えた金具である。このサポート金具50をファイバシンチレータ34の周囲に配することにより、対象管体100とファイバシンチレータ34との接触が防止され、当該接触に起因するファイバシンチレータ34の劣化や破損が防止される。また、このサポート金具50を配することにより、低剛性で撓みやすいファイバシンチレータ34の真直性が維持される。この三つのサポート金具50は、ファイバシンチレータ34の下端位置において、専用のビス51(図4参照)に固定される。
遮蔽ケース25(図1参照)は、ファイバシンチレータ34を含む柱状部24を収容するもので、鉛等の放射線透過率の低い材料(放射線遮蔽材料)で形成される。この遮蔽ケース25は、ベース板22の上面に固着されるケース本体52と、ケース本体52に対して開閉自在の扉体54と、から構成される。扉体54は、ヒンジを介してケース本体52に接続されており、水平面内で回動自在となっている。換言すれば、本実施形態では、扉体54の開閉を、当該扉体54の水平面内での移動で実現している。そのため、扉体54を垂直方向に移動させる場合に比べて、小さい力で扉体54を開閉できる。この扉体54およびケース本体52には、互いに引き合い固定するバックル機構が設けられており、当該バックル機構により、扉体54の閉鎖状態が維持される。
次に、挿入ユニット20の構成について図2、図5、図6等を参照して説明する。図6は、挿入ユニット20の下端周辺の縦断面図である。挿入ユニット20は、センサユニット18に対して着脱自在のユニットで、ガイドパイプ60と、当該ガイドパイプ60の基端に接続される係止部材62と、に大別される。ガイドパイプ60は、対象管体100が収容される管状部材である。対象管体100は、このガイドパイプ60に挿入された上で、当該ガイドパイプ60ごと測定部14の柱状部24に挿入される。つまり、検査時においては、図5に図示するように、対象管体100の周囲は、ガイドパイプ60で覆われることになる。その結果、ファイバシンチレータ34の周辺の遮光性を確保することができ、高精度で放射線汚染の検査を行うことができる。つまり、ガイドパイプ60は、ファイバシンチレータ34の周囲を覆って遮光する遮光部材として機能する。なお、既述したとおり、当該ガイドパイプ60を柱状部24に完全挿入した場合、当該ガイドパイプ60の上端は、円柱体36の底面に設けられた弾性部材42に密着当接する(図3参照)。この密着当接により、ガイドパイプ60内の遮光性がより向上される。
また、このガイドパイプ60は、対象管体100の真直性を検査する検査部材としても機能する。すなわち、本実施形態では、直線状の管体のみを対象管体100としている。しかし、本来は直線状の管体であっても、搬送時に受ける外力などに起因して屈曲が生じる場合がある。かかる屈曲に気づかず、そのまま、当該屈曲した管体を柱状部24に挿入すると、当該管体とファイバシンチレータ34(正確には、その周囲にあるサポート金具50)とが干渉してしまい、ファイバシンチレータ34の破損を招く場合がある。一方、本実施形態では、対象管体100は、柱状部24への挿入に先立って、必ず、ガイドパイプ60に挿入される。このとき、対象管体100が屈曲していた場合には、対象管体100は、ガイドパイプ60に干渉し、その挿入が阻害される。その結果、検査に適さない屈曲した管体を容易に事前検出することができる。なお、管体とガイドパイプ60の剛性が同程度である場合、屈曲した管体とガイドパイプ60が干渉した際、両者が共に損傷する恐れがある。そこで、本実施形態では、ガイドパイプ60を、対象管体100より低剛性の材料で形成している。具体的には、対象管体100が鋼製の場合には、ガイドパイプ60はアルミ等の柔らかい金属で形成される。これにより、ガイドパイプ60との干渉に起因する対象管体100の損傷が防止される。
ガイドパイプ60の下端内面には、雌ネジ64が形成されている(図6参照)。この雌ネジ64は、係止部材62との螺合接続に用いられる。換言すれば、この螺合を緩めることにより、ガイドパイプ60は、係止部材62から分離できる。その結果、ガイドパイプ60が、損傷したり、放射線で汚染されたりした場合には、新しいガイドパイプ60に交換することができる。すなわち、対象管体100が挿入されるガイドパイプ60は、上述したように、屈曲等が生じた対象管体100に干渉する場合がある。この干渉に起因してガイドパイプ60が、屈曲したり、亀裂が生じたりした場合には、適切な放射線汚染線検査が出来ないことになる。また、挿入される対象管体100が放射線で汚染されている場合には、当該対象管体100から照射される放射線によりガイドパイプ60も汚染される場合がある。かかる放射線汚染されたガイドパイプ60を用いた場合には、やはり、適切な汚染検査はできない。そこで、本実施形態では、ガイドパイプ60を、適宜、交換可能とし、常に、適切な状態で対象管体100の内面の放射線汚染を検査できるようにしている。
係止部材62は、センサユニット18に装着されることで、挿入口26からセンサユニット18に挿入された対象管体100の落下を防止する役割を持つ。この係止部材62は、略円柱形状をした部材で、その上面からはガイドパイプ60に螺合接続される接続柱66が立脚している。この接続柱66の外側面には、ガイドパイプ60の内面に形成された雌ネジ64に螺合される雄ネジ68が形成されている。
また、接続柱66の上面には、深い凹部である粉塵ポケット70が形成されており、接続柱66は、全体として、有底の略筒形状となっている。この粉塵ポケット70の内径は、対象管体100の外径よりも小さく、かつ、対象管体100の内径より大きい。したがって、ガイドパイプ60に挿入された対象管体100は、接続柱66の上面位置で留まり、粉塵ポケット70の内部に落下することはない。
ここで、原子力発電所などの施設において長年使用されてきた対象管体100には、錆粉などの粉塵が付着していることが多い。この粉塵は、ガイドパイプ60に対象管体100を挿入した際に、対象管体100から落下する。このとき、接続柱66の上面に粉塵ポケット70が形成されていない場合、ガイドパイプ60から落下した粉塵は、接続柱66の上面、すなわち、対象管体100の載置面に滞留することになる。かかる粉塵の滞留は、対象管体100のガイドパイプ60内での直立性を阻害するだけでなく、汚染検査の精度低下の原因ともなる。そこで、本実施形態では、接続柱66の上面に、凹部である粉塵ポケット70を形成し、接続柱66の上面における粉塵の滞留を防止している。すなわち、本実施形態では、対象管体100から落下した粉塵は、接続柱66の上面に留まることなく、粉塵ポケット70の内部に落ち込むことになる。その結果、接続柱66の上面、すなわち、対象管体100の載置面に粉塵が滞留することが無く、対象管体100の直立性が確保できる。そして、これにより対象管体100とガイドパイプ60との干渉等が防止される。なお、粉塵ポケット70に滞留した粉塵は、係止部材62からガイドパイプ60を取り外した状態で、当該係止部材62全体の天地を逆転することで、容易に取り除くことができる。
係止部材62の外側面には、外側に大きく張り出したバヨネット鍔部72が設けられている。このバヨネット鍔部72は、ベース板22に形成されたバヨネット受部28に係止されることで、係止部材62、ひいては、対象管体100のセンサユニット18からの落下を防止する。このバヨネット鍔部72およびバヨネット受部28の構成について図2および図7を用いて説明する。図7は、バヨネット鍔部72とバヨネット受部28との係止の様子、換言すれば、挿入ユニット20のセンサユニット18への装着の様子を示す図である。
バヨネット鍔部72は、円板状部材の外周縁を、三箇所、120度間隔で略扇状に切り欠いたような形状となっている。別の言い方をすれば、バヨネット鍔部72は、略円形の円状部の周囲に、略扇状の鍔片74が120度間隔で三つ接続されているような形状となっている。
このバヨネット鍔部72を受け入れるバヨネット受部28は、ベース板22の底面に形成されている。バヨネット受部28は、ベース板22の底面に形成された収容凹部46や、当該収容凹部46を覆うようにベース板22の底面に貼着された係止板48などから構成される(図4参照)。収容凹部46は、バヨネット鍔部72を収容する円形の凹部である。係止板48は、バヨネット鍔部72に対応した形状、すなわち、バヨネット鍔部72が通過可能な形状の開口48aが形成された板材である。
バヨネット鍔部72をバヨネット受部28に係止させる場合、作業者は、係止板48に形成された開口48aにバヨネット鍔部72を挿入し、当該バヨネット鍔部72を収容凹部46内まで押し込む。作業者は、この状態で、バヨネット鍔部72、ひいては、挿入ユニット20全体を回動させる。この回動により、バヨネット鍔部72の鍔片74は、係止板48の開口48aから外れ、係止板48の上面に係止されることになる。そして、この鍔片74と係止板48との係止関係により、挿入ユニット20のセンサユニット18からの落下が防止され、挿入ユニット20がセンサユニット18に装着(挿入)された状態が維持される。挿入ユニット20をセンサユニット18から離脱させたい場合には、再度、バヨネット鍔部72を回動させて、鍔片74を係止板48の開口48aの真上まで移動させればよい。つまり、本実施形態では、バヨネット鍔部72およびバヨネット受部28を設けることにより、挿入ユニット20をセンサユニット18から容易に着脱させることができる。なお、当然ながら、挿入ユニット20をセンサユニット18から着脱させることができるのであれば、上記以外の着脱手段を用いてもよい。
次に、この放射線検査装置10を用いた、対象管体100の内面の汚染検査の流れについて説明する。対象管体100の内面の汚染検査する際には、予め、ガイドパイプ60と係止部材62とを螺合接続し、挿入ユニット20としてユニット化しておく。作業者は、このユニット化された挿入ユニット20のガイドパイプ60の内部に、対象管体100を挿入する。このとき、直線状のガイドパイプ60に挿入できない管体は、屈曲していると判断できる。かかる屈曲していると判断された管体は、検査対象から除外する。このように、事前に、ガイドパイプ60への挿入可否で、管体の真直性を判断することで、屈曲した管体をセンサユニット18に挿入することにより生じるファイバシンチレータ34の破損等を確実に防止することができる。なお、屈曲した管体のガイドパイプ60への挿入を試みた際、当該管体とガイドパイプ60とが干渉し、ガイドパイプ60が損傷する場合がある。この場合は、ガイドパイプ60を係止部材62から分離して、新しいガイドパイプ60を係止部材62に接続すればよい。
対象管体100をガイドパイプ60に挿入すれば、続いて、作業者は、フレーム16により中空保持されているセンサユニット18の下側に移動し、センサユニット18の底面から対象管体100ごとガイドパイプ60を挿入する。すなわち、作業者は、ガイドパイプ60の先端をベース板22に形成された挿入口26に挿し込んだ上で、当該ガイドパイプ60を上方向に押し上げる。この押し上げは、ガイドパイプ60の先端が、ファイバシンチレータ34を吊り下げ保持する円柱体36の底面に当接する位置まで行い、ガイドパイプ60を完全挿入する。なお、完全挿入するためには、バヨネット鍔部72が、ベース板22底面に形成された収容凹部46に収容される位置まで押し込む必要がある。したがって、ガイドパイプ60を完全挿入する際には、予め、バヨネット鍔部72と係止板48に形成された開口48aとの相対角度を合わせておき、バヨネット鍔部72が係止板48に形成された開口48aを通過できるようにしておく。
ガイドパイプ60を完全挿入した後に、挿入ユニット20を、バヨネット鍔部72の鍔片74が開口48aから外れる位置まで回動させる。これにより、鍔片74は、係止板48に係止されることになり、挿入ユニット20の落下が防止される。したがって、鍔片74を係止板48に係止できれば、作業者は、挿入ユニット20から手を離して、本体部12の近傍まで移動し、当該本体部12を操作して、放射線汚染検査を開始する。
ここで、ガイドパイプ60の挿入は、ベース板22に形成された挿入口26を介して行われる。この挿入口26の真上位置には、ファイバシンチレータ34が吊り下げ保持されている。したがって挿入口26からガイドパイプ60を挿入すると、当該ガイドパイプ60およびガイドパイプ60に挿入された対象管体100の内部には、自動的にファイバシンチレータ34が位置することになる。換言すれば、ガイドパイプ60を完全挿入することで、対象管体100の内部にファイバシンチレータ34が挿通された状態となる。そして、これによりファイバシンチレータ34が、対象管体100の内面に近接対向することになり、当該内面の放射線汚染を検査することが可能となる。
また、ガイドパイプ60を完全挿入した際、対象管体100の周囲は、ガイドパイプ60により完全に覆われている。換言すれば、対象管体100周辺に漏れ込む外部環境光は、ガイドパイプ60により遮光される。その結果、遮光された好適な状態での放射線検査が可能となり、検査精度を向上できる。また、既述したとおり円柱体36の底面には、ガイドパイプ60の先端に密着当接する弾性部材42が設けられている。ガイドパイプ60が完全挿入されて、この弾性部材42とガイドパイプ60先端とが密着当接することで、ガイドパイプ60の内部、ひいては、ファイバシンチレータ34の周辺に漏れ込む外部環境光がより確実に遮蔽され、検査精度をより向上できる。
対象管体100の内面の汚染検査が完了すれば、作業者は、再び、センサユニット18の下側に潜り込み、挿入ユニット20を回動させる。そして、鍔片74と係止板48の係止状態を解除し、挿入ユニット20をセンサユニット18から離脱させる。挿入ユニット20をセンサユニット18から完全離脱させれば、ガイドパイプ60から挿入されている対象管体100を取り出す。このとき、対象管体100が、ガイドパイプ60に比して短い場合には、挿入ユニット20の天地を逆転させ、自重により対象管体100をガイドパイプ60から取り出せばよい。
対象管体100をガイドパイプ60から取り出せば、作業者は、続いて、次の対象管体100をガイドパイプ60に挿入し、上記と同じ手順で汚染検査を行う。このとき、前回検査した対象管体100が放射線で汚染されていた場合には、当該汚染された対象管体100でガイドパイプ60も放射線汚染される場合がある。放射線汚染されたガイドパイプ60では、適切な汚染検査ができないため、かかる場合には、適宜、ガイドパイプ60を係止部材62から分離させて、汚染されていない新しいガイドパイプ60に交換すればよい。
また、ある程度の本数の対象管体100の汚染検査を連続して行うと、接続柱66に形成された粉塵ポケット70には錆粉等の粉塵が貯留されることになる。作業者は、ある程度の粉塵が貯留されれば、粉塵ポケット70から当該貯留された粉塵を取り出す。すなわち、作業者は、ある程度の本数の対象管体100の汚染検査を行えば、螺合を緩めてガイドパイプ60と係止部材62を分離したうえで、係止部材62の天地を逆転させて、粉塵ポケット70に貯留された粉塵を取り出す。これにより、粉塵による悪影響を防止でき、常に、好適な状態で汚染検査を行うことができる。
以上の説明から明らかなとおり、本実施形態では、ファイバシンチレータ34を備えたセンサユニット18の下側から対象管体100を挿入する構成となっている。その結果、比較的、簡易な操作で対象管体100を検査位置にセットすることができる。また、対象管体100が短くても、簡易に、測定部14(ガイドパイプ60)から取り出すことが出来る。さらに、対象管体100から落下した粉塵がセンサユニット18の底部に滞留することもなく、常に、好適な状態で汚染検査を行うことができる。
また、本実施形態では、対象管体100が挿入されるガイドパイプ60を設けている。これにより、容易に対象管体100の真直性を判断することができ、屈曲した管体挿入に起因するファイバシンチレータ34の損傷を防止できる。また、対象管体100をガイドパイプ60に挿入することにより、対象管体100の周辺を確実に遮光することができ、検査精度を向上させることができる。
なお、上記説明における構成は一例であり、線状の放射線センサが吊り下げ保持されたセンサユニットの下側から対象管体を挿入でき得るのであれば、当然、他の構成でもよい。例えば、ガイドパイプはセンサユニットに固定配置してもよい。すなわち、ベース板の上面にガイドパイプを立脚させて、遮光性を確保してもよい。また、上記説明では、係止部材をセンサユニットに対して完全に分離可能としているが、少なくとも、挿入口を閉鎖して対象管体の落下を防止できるのであれば、他の構成、例えば、挿入口を開閉するシャッタなどを係止部材として用いてもよい。
本発明の実施形態である放射線検査装置の斜視図である。 測定部の斜視図である。 対象管体を挿入した状態における柱状部の上端周辺の断面図である。 柱状部の下端周辺の断面図である。 図4における概略A−A端面図である。 挿入ユニットの下端周辺の断面図である。 対象管体を挿入した状態における柱状部の下端周辺の断面図である。
符号の説明
10 放射線検査装置、12 本体部、14 測定部、16 フレーム、18 センサユニット、20 挿入ユニット、22 ベース板、24 柱状部、25 遮蔽ケース、26 挿入口、28 バヨネット受部、30 支持柱、34 ファイバシンチレータ、42 弾性部材、50 サポート金具、60 ガイドパイプ、62 係止部材、66 接続柱、70 粉塵ポケット、72 バヨネット鍔部、100 対象管体。

Claims (8)

  1. 対象管体の内面の放射線汚染を検査する放射線検査装置であって、
    本体部と、
    前記本体部に電気的に接続されたセンサユニットと、
    を備え、前記センサユニットは、
    当該センサユニットの底部に設けられ、下側からの対象管体の挿入を受け付ける挿入口と、
    前記挿入口の真上位置において吊り下げ保持され、前記挿入口から挿入された対象管体の内部に位置する線状の放射線センサと、
    を備えることを特徴とする放射線検査装置。
  2. 請求項1に記載の放射線検査装置であって、さらに、
    前記挿入口を開閉自在で、前記挿入口を閉鎖することで前記挿入口からセンサユニットに挿入された対象管体の落下を防止する係止部材を備えることを特徴とする放射線検査装置。
  3. 請求項2に記載の放射線検査装置であって、
    前記係止部材は、前記センサユニットに挿入された対象管体の下端に接触するベース面上に形成され、当該対象管体より小径の凹部である粉塵ポケットを備えることを特徴とする放射線検査装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の放射線検査装置であって、さらに、
    対象管体が挿入されるパイプであって、当該対象管体とともに前記挿入口から前記センサユニットに挿入されるガイドパイプを備えることを特徴とする放射線検査装置。
  5. 請求項4に記載の放射線検査装置であって、
    前記センサユニットは、遮光性を備えた弾性材料からなり、前記ガイドパイプが完全挿入された際に当該ガイドパイプの先端に密着当接する弾性部材を備えることを特徴とする放射線検査装置。
  6. 請求項4または5に記載の放射線検査装置であって、
    前記係止部材は、前記センサユニットおよび前記ガイドパイプに着脱自在であり、
    前記ガイドパイプおよび前記係止部材は、前記対象管体ととともに前記センサユニットに挿入される挿入ユニットを構成することを特徴とする放射線検査装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の放射線検査装置であって、
    前記センサユニットは、さらに、放射線遮蔽材料からなり、前記放射線センサを収容する遮蔽ケースを備え、
    前記遮蔽ケースは、ケース本体と、ケース本体に接続されるとともに水平面内の移動で開閉される扉体と、を備えることを特徴とする放射線検査装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の放射線検査装置であって、さらに、
    前記センサユニットを、前記挿入口を外部に露出した状態で、中空位置で支持するフレーム体を備えることを特徴とする放射線検査装置。
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