JP5072704B2 - 放射線検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、対象管体の内面の放射線汚染を検査する放射線検査装置に関する。
原子力発電所などのように、放射線物質を取り扱う施設には、多数の管体が存在する。これらの管体は、定期的に、または、一定条件を充足した場合に、新しい管体に交換される。交換により取り外された管体は、放射線による汚染が無いことを確認してからでないと廃棄することはできない。
管体のうち、その外表面の放射線汚染は、一般的な放射線検査装置、例えば、板状の放射線センサを備えた放射線検査装置などを用いて、簡易に検査することができる。一方、管体の内面は、そのままの状態では、放射線センサを近接させることができない。そのため、従来では、管体の内面を検査する際には、当該管体を縦方向に切断し、その内面が外部に露出するようにしていた。しかし、かかる管体の切断は、極めて煩雑であり、管体の汚染検査の負担を大きくしていた。そこで、一部においては、管体を切断することなく、その内面の放射線汚染の有無を検査でき得る放射線検査装置が提案されている。
例えば、下記特許文献1には、鉛で遮蔽された容器内に、管体内面の放射能レベルを計測する線状または棒状の検出器(放射線センサ)が倒立して設けられた汚染密度計測装置が開示されている。この汚染密度計測装置の容器は、円筒状の下部遮蔽と、当該下部遮蔽の上側に分離自在に装着される円筒状の上部遮蔽と、から構成されている。検査時には、管体内部に検出器が挿通された状態となるべく、管体を設置する。この管体の設置の際には、上部遮蔽を吊り上げて下部遮蔽と分離させ、下部遮蔽の上側から管体を検出器に向かって落とし込む。かかる構成の汚染密度計測装置によれば、管体を縦方向に切断しなくても、管体内面の放射線汚染を検査できるため、検査効率を多少は向上できる。
実開平3−55583号公報
しかし、特許文献1に記載の汚染密度計測装置では、下部遮蔽の底面に粉塵が溜まりやすかったり、鉛からなる上部遮蔽を吊り上げる手間が必要であったりする問題があった。特許文献1の汚染密度計測装置は、管体を、一本ずつしか検査できない。一方で、原子力発電所などにおいて交換される管体は大量に存在しており、汚染検査について、更なる効率化が求められている。
そこで、本発明では、管体の内面の放射線汚染の有無をより効率的に検査でき得る放射線検査装置を提供することを目的とする。
本発明の放射線検査装置は、対象管体の内面の放射線汚染を検査する放射線検査装置であって、吊り下げ保持された複数の線状の放射線センサと、各放射線センサの真下位置に形成された挿入口と、を備える測定部と、前記複数の放射線センサに対応する位置関係で複数の対象管体を起立保持する収容ユニットと、前記収容ユニットを、前記測定部に対して水平方向に離間した待機位置と、保持されている対象管体の内部に対応する放射線センサが位置する測定位置と、の間で移動させる移動機構と、を備え、前記移動機構は、前記収容ユニットを水平面内で回動させて、当該収容ユニットを前記待機位置から前記測定位置の真下位置まで水平移動させる回動機構と、前記測定位置の真下位置に位置する収容ユニットを昇降させる昇降機構と、を備えることを特徴とする。
好適な態様では、前記回動機構は、複数の収容ユニットが載置されるテーブルであって、回動することで前記複数の収容ユニットを水平移動させるターンテーブルを有しており、前記ターンテーブルは、載置される複数の収容ユニットのうち、一つが待機位置に位置している場合、他の一つは測定位置の真下位置に位置するような位置に設置される。この場合、前記昇降機構は、前記測定位置の真下位置に位置する収容ユニットの一部を支持した状態で昇降することで当該収容ユニットを前記ターンテーブルから分離して昇降させる昇降テーブルを有することが望ましい。
本発明によれば、測定位置においては、複数の対象管体の内部に対応する放射線センサが位置することになり、複数の対象管体に対する検査を同時に実行することが出来る。換言すれば、本発明によれば、複数の対象管体の検査に要する時間を従来に比して短縮することができる。その結果、管体の内面の放射線汚染の有無をより効率的に検査できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1および図2は、本発明の実施形態である放射線検査装置10の斜視図である。また、図3は、放射線検査装置10の側面図および正面図であり、図4は放射線検査装置10の上面図である。
この放射線検査装置10は、管体内面に関する放射線汚染の検査に用いられる装置で、演算回路等を備えた本体部11、当該本体部11に電気的に接続された測定部12、測定部12を中空位置で保持する保持フレーム14、対象管体を収容保持する収容ユニット18、および、収容ユニット18を移動させる移動機構16などを備えている。
本体部11は、測定部12とは別個に設けられた略箱状体で、演算回路や、表示器、バッテリなどを備えている。本体部11の一端からは信号線が引き出されており、測定部12(より正確には測定部12に設けられたセンサユニット24)に電気的に接続される。この本体部11の詳細な構成は、公知の従来技術を適用できるため、ここでの詳説は省略する。
保持フレーム14は、アルミなどからなる角材を組み合わせて構成される骨組構造体である。測定部12は、この保持フレーム14の上側に載置固定される。別の見方をすれば、測定部12は、保持フレーム14により中空保持されており、測定部12の下側には空間が形成されている。この空間は、少なくとも、検査対象の管体(以下「対象管体」という)を収容保持した収容ユニット18が進入でき得る程度の大きさとなっている。また、測定部12の底面には、対象管体の挿入を許容する挿入口22(図1〜図4では見えず。図5参照)が形成されている。保持フレーム14の上面を構成する角材は、この挿入口22を覆わないように適度な間隔を開けて配されている。さらに、保持フレーム14の側面を構成する角材は、後に詳説するターンテーブル60の回動を許容するべく、当該ターンテーブルの長軸長さ相当の間隔を開けて配されている。
次に、測定部12について図5〜図7を参照して説明する。図5は、測定部12の概略的な斜視図である。また、図6は、センサユニット24の上端周辺の縦断面図であり、図7は、図6におけるA−A端面図である。なお、図6および図7は、センサユニット24にガイドパイプ40および対象管体100を挿入した状態の図である。
測定部12は、実際に放射線を検知する部位で、複数のセンサユニット24や、ベースプレート20、遮蔽ブロック38などを備えている。ベースプレート20は、保持フレーム14の上に載置固定される板材である。このベースプレート20には、後述するガイドパイプ40(図1、2など参照)の通過を許容する貫通孔である挿入口22が複数(本実施形態では三行四列配置の合計12個)形成されている。ここで、後に詳説するように、ベースプレート20の上側には、線状の放射線センサであるファイバシンチレータ28が複数、吊り下げ保持されている。各挿入口22は、対応するファイバシンチレータ28の真下位置に形成されている。したがって、挿入口22を通過して、ガイドパイプ40に挿入された対象管体100が上昇してきた場合、当該対象管体100の内部にはファイバシンチレータが位置することになる。
ベースプレート20の上には、三行四列配置で合計12個のセンサユニット24が設けられている。各センサユニット24は、支持柱26やファイバシンチレータ28、円柱体30などから構成される。支持柱26は、円柱体30を支持する柱でベースプレート20の上面から120度間隔で三本設けられている。支持柱26の中間高さ位置には、当該支持柱26が接続される中継リング27が設けられる。中継リング27は、支持柱26の剛性を補強する環状部材でその内径は、ガイドパイプ40の外径より大きくなっている。各支持柱26は、この中継リング27に接続されることで、撓み剛性が補強される。なお、支持柱26を中継リング27に接続するボルトの位置関係の都合上、この中継リング27を境に、三本の支持柱26の設置位置は60度回転する。
支持柱26の上端には、円柱形状の円柱体30が設置される。図3に図示するように、この円柱体30の内部には、ファイバシンチレータ28が発した光を電気信号に変換する光電子増倍管32などの電子部品が収容されている。また、電子部品に接続された信号線は、当該円柱体30の上端面から引き出され、本体部11に接続される。
円柱体30の底部中央には、ファイバシンチレータ28の上端が接続されている。したがって、この円柱体30は、ファイバシンチレータ28を吊り下げ保持する保持部材としても機能することになる。また、円柱体30の底面のうち、ファイバシンチレータ28の周囲には、弾性材料からなる弾性部材34が設けられている。この弾性部材34は、センサユニット24に挿入されたガイドパイプ40の上端に密着当接し、ガイドパイプ40の内部への外部環境光の漏れ込みを防止する。なお、遮光性向上のために、弾性部材は、光吸収率の高い色、例えば、黒色などであることが望ましい。
ファイバシンチレータ28は、線状の放射線センサで、プラスチックシンチレータなどの材料を丸棒状(線状)に成形することで構成される。ファイバシンチレータ28は、入射する放射線量に応じて発光する。光電子増倍管32は、このファイバシンチレータ28から生じた光量に応じた電気信号を出力する。ところで、ファイバシンチレータ28は、円柱体30により吊り下げ保持されているが、その吊り下げ位置は、既述したとおり、挿入口22の中央真上位置である。したがって、対象管体100を収容したガイドパイプ40が挿入口22から挿入された場合、自動的に、当該対象管体100の内部にファイバシンチレータ28が位置することになる。つまり、図4に図示するように、対象管体100がセンサユニット24に挿入された場合、ファイバシンチレータ28は、対象管体100の略中央に位置し、対象管体100の内面に近接対向する。その結果、対象管体100の内面の放射線汚染を当該ファイバシンチレータ28で検知することが可能となる。
また、図7から明らかなとおり、ファイバシンチレータ28の周囲には、三本のサポート金具36が、120度間隔で配されている。サポート金具36は、横断面形状が略L字状で、ファイバシンチレータ28と同程度の長さを備えた金具である。このサポート金具36をファイバシンチレータ28の周囲に配することにより、対象管体100とファイバシンチレータ28との直接接触が防止され、当該直接接触に起因するファイバシンチレータ28の劣化や破損が防止される。また、このサポート金具36を配することにより、低剛性で撓みやすいファイバシンチレータ28の真直性が維持される。
遮蔽ブロック38(図1〜図5参照)は、外部環境中の放射線の影響を低減するために、各センサユニット24を外部から遮蔽するためのブロックである。この遮蔽ブロック38は、鉛などの放射線透過率の低い材料(放射線遮蔽材料)からなる略平板状部材である。各遮蔽ブロック38には、センサユニット24の通過を許容する通過孔39が三行四列配置で合計12個、形成されている。放射線汚染の検査を実行する際には、各通過孔39に対応するセンサユニット24を通すようにして複数の遮蔽ブロック38を積層していく。そして、図1に図示するように、遮蔽ブロック38の積層高さが、センサユニット24の全長程度にまで達すれば、センサユニット24の周囲には、放射線遮蔽材料で遮蔽された遮断空間が形成されることになる。そして、かかる遮断空間が形成されることにより、外部環境中の放射線の影響を低減しつつ汚染検査ができ、検査結果の信頼性をより向上できる。
次に、収容ユニット18の構成について図8、図9を用いて詳説する。図8は、収容ユニット18の分解斜視図である。また、図9は、ガイドパイプ40を起立保持しているラック42の縦断面図である。
収容ユニット18は、複数の対象管体を起立保持するユニットで、対象管体100が挿入されるガイドパイプ40と、複数のガイドパイプ40を起立保持するラック42と、に大別される。ガイドパイプ40は、対象管体100が収容される有底の管状部材である。対象管体100は、このガイドパイプ40に挿入された上で、当該ガイドパイプ40ごと測定部12のセンサユニット24に挿入される。つまり、検査時においては、図7に図示するように、対象管体100の周囲は、ガイドパイプ40で覆われることになる。その結果、ファイバシンチレータ28の周辺の遮光性を確保することができ、高精度で放射線汚染の検査を行うことができる。つまり、ガイドパイプ40は、ファイバシンチレータ28の周囲を覆って遮光する遮光部材として機能する。なお、当該ガイドパイプ40をセンサユニット24に完全挿入した場合、当該ガイドパイプ40の上端は、円柱体30の底面に設けられた弾性部材34に密着当接する(図6参照)。この密着当接により、ガイドパイプ40内の遮光性がより向上される。
また、このガイドパイプ40は、対象管体100の真直性を検査する検査部材としても機能する。すなわち、本実施形態では、直線状の管体のみを対象管体100としている。しかし、本来は直線状の管体であっても、搬送時に受ける外力などに起因して屈曲が生じる場合がある。かかる屈曲に気づかず、そのまま、当該屈曲した管体をセンサユニット24に挿入すると、当該屈曲した管体とファイバシンチレータ28(正確には、その周囲にあるサポート金具36)とが干渉してしまい、ファイバシンチレータ28の破損を招く場合がある。一方、本実施形態では、対象管体100は、センサユニット24への挿入に先立って、必ず、ガイドパイプ40に挿入される。このとき、対象管体100が屈曲していた場合には、対象管体100は、ガイドパイプ40に干渉し、その挿入が妨げられる。その結果、検査に適さない屈曲した管体を容易に事前検出することができる。なお、管体とガイドパイプ40の剛性が同程度である場合、屈曲した管体とガイドパイプ40が干渉した際に、両者が共に損傷する恐れがある。そこで、本実施形態では、ガイドパイプ40を、対象管体100より低剛性の材料で形成している。具体的には、対象管体100が鋼製の場合には、ガイドパイプ40はアルミ等の柔らかい金属で形成される。これにより、ガイドパイプ40との干渉に起因する対象管体100の損傷が防止される。
また、本実施形態のガイドパイプ40は、互いに分離自在な二つの筒体、すなわち、上側筒体40aおよび下側筒体40bから構成されている。上側筒体40aは、上端および下端の両方が完全開口した筒部材で、その下端近傍には雌ネジが形成されている。また、下側筒体40bは、上端のみが開口した有底の筒部材で、その上端近傍には、上側筒体の雌ネジと螺合する雄ネジが形成されている。この下側筒体40bは、比較的短くなっており、天地逆転すれば、当該下側筒体40bの底部分に貯留した粉塵等も容易に排出できるようになっている。
このガイドパイプ40は、ラック42に設けられた筒部44に抜き挿し自在となっている。したがって、ガイドパイプ40が、破損したり、放射線で汚染されたりした場合には、容易に別のガイドパイプ40に交換できる。また、ガイドパイプ40に比して大幅に短い対象管体100を挿入した場合でも、当該ガイドパイプ40をラック42から抜き取って天地逆転させれば、短い対象管体100を容易に取り出すことができる。
ラック42は、複数のガイドパイプ40を起立保持する部材である。このラック42は、ガイドパイプ40が挿し込まれる複数の筒部44や、当該筒部44を支持する上側支持板46および下側支持板48などを備えている。筒部44は、測定部12に設けられた複数のセンサユニット24に対応した位置関係となるように三行四列配置で12個設けられている。
ここで、図9に図示するとおり、各筒部44は、本体筒52と、当該本体筒52の底部に収容された可動筒54と、を備える。可動筒54は、ガイドパイプ40の底部が挿し込まれる筒部材である。この可動筒54は、コイルスプリング等の弾性体56により弾性支持されており、ガイドパイプ40から受ける力に応じて昇降できるようになっている。つまり、この可動筒54は、各ガイドパイプ40の下端を支持するとともに垂直方向に進退自在となっている可動部材として機能する。かかる可動部材として機能する可動筒54が存在することにより、複数のガイドパイプ40の全長寸法のばらつきが吸収される。すなわち、通常、複数のガイドパイプ40は、全長などの寸法に多少のばらつきが生じる。その一方で、収容ユニット18が測定位置に達した場合、ガイドパイプ40の上端は、遮光性確保のために、対応するセンサユニット24の円柱体30の底面に当接しなければならない。換言すれば、測定位置において、複数のガイドパイプ40の上端は、全て、同じ高さになっている必要がある。このように、全長寸法にばらつきのある複数のガイドパイプ40の上端の高さを揃えるために、本実施形態では、負荷に応じて垂直移動自在の可動筒54を設け、これにより、複数のガイドパイプ40の全長寸法のばらつきを吸収している。本体筒52は、この可動筒54を昇降可能に収容するとともに、ガイドパイプ40が挿し込まれる筒部材である。ガイドパイプ40の挿入を容易にするために、この本体筒52の上端には、上側に近づくにつれて拡径するテーパが形成されている。
各筒部44は、上下に離間して設置された上側支持板46および下側支持板48により支持される。上側支持板46には、複数の筒部が挿し込まれる貫通孔のほか、ユーザがラック42を搬送等する際の取っ手として機能する取っ手孔46aも形成されている。
下側支持板48は、筒部44の下端を支持する板材で、その表面には、各筒部44を挿し込まれる複数の丸穴が形成されている。また、この下側支持板48の左右端部からは、水平方向に大きく張り出した張出部49が形成されている。この張出部49は、後述する昇降テーブル70に引っ掛かって、当該昇降テーブル70により持ち上げられる部位である。この張出部49が、昇降テーブル70に引っ掛かることで、ラック42、ひいては、収容ユニット18全体が、垂直移動することができる。
次に、再び、図1〜図4を参照して移動機構16の構成について説明する。移動機構16は、収容ユニット18を、待機位置と測定位置との間で移動させる機構であり、ターンテーブルを備えた回動機構と、昇降テーブルを備えた昇降機構と、に大別される。
ここで、待機位置とは、収容ユニット18が測定部12に対して水平方向に離間した位置である。別の言い方をすれば、待機位置は、測定部12や保持フレーム14などに邪魔されることなく、ガイドパイプ40の抜き差しなどの作業が容易に行える位置である。本実施形態では、図2において、手前側の収容ユニット18(ターンテーブル60の上に載置されている収容ユニット18)の位置を、待機位置としている。
測定位置は、実際に対象管体100の汚染検査を実行する位置である。より具体的には、測定位置は、収容ユニット18に設けられた複数のガイドパイプ40が、対応するセンサユニット24に完全挿入される位置である。本実施形態では、図2において、奥側の収容ユニット18(昇降テーブル70により持ち上げられた収容ユニット18)の位置を測定位置としている。
回動機構は、収容ユニット18を、待機位置と測定位置の真下位置との間で水平移動させる機構である。この回動機構は、収容ユニット18が載置されるターンテーブル60を有している。ターンテーブル60は、略長方形の平板状部材で、その略中央には回動軸66(図3、図4参照)が連結されている。回動軸66は、ギアなどの伝達機構(図示せず)を介して駆動源であるモータ64に連結されている。そして、モータ64の駆動に応じて、回動軸66、ひいては、回動軸66が接続されたターンテーブル60が回動するようになっている。なお、モータ64は、本体部11により駆動制御される。
ターンテーブル60の上面には、二つの載置部62が形成されている。各載置部62は、収容ユニット18(ラック42)が載置される部位である。この載置部62は、ターンテーブル60に対する収容ユニット18の位置決め機能を備えていることが望ましい。したがって、例えば、ラック42の底部形状に対応した形状の凹部であって、ターンテーブル60上におけるラック42の位置を規定する凹部などが載置部62として望ましい。
二つの載置部62は、回動軸66を挟んで180度回転対象の位置に設置されている。また、ターンテーブル60は、回動に伴い、この二つの載置部62が、待機位置および測定位置の真下位置を通過しうるような位置に設置されている。そして、ターンテーブル60が180度回転するたびに、待機位置にあった載置部62は測定位置の真下位置へ、測定位置の真下位置にあった載置部62は待機位置へ、移動するようになっている。換言すれば、このターンテーブル60は、載置される複数の収容ユニット18のうち、一つが待機位置に位置している場合、他の一つは測定位置の真下位置に位置するような位置に設置されている。
昇降機構は、測定位置の真下位置に到達した収容ユニット18を、垂直方向に移動させる機構である。この昇降機構は、図示しないモータ等の駆動に応じて昇降する昇降テーブル70を備えている。この昇降テーブル70は、測定位置の真下位置に位置する収容ユニット18の張出部49に下側から当接した状態、換言すれば、張出部49を支持した状態で昇降することで当該収容ユニット18を前記ターンテーブル60から分離して昇降させるテーブルである。昇降テーブル70は、保持フレーム14の足部に、可動自在に取り付けられた略L字状の板材である。この昇降テーブル70は、ラック42の両端を引っ掛けて持ち上げるべく、ターンテーブル60を挟んで両側に一つずつ、合計二つ設けられている。そして、この二つの昇降テーブル70が、ラック42の張出部49に当接して持ち上げることで、ラック42(収容ユニット18)が昇降テーブル70とともに昇降することになる。
なお、昇降テーブル70により収容ユニット18が昇降移動している最中(すなわち、昇降テーブル70が図1に図示する最低高さ位置よりも高い位置にある場合)に、ターンテーブル60が回動すると、各部材間の干渉や破損などを招く恐れがある。そのため、昇降テーブル70が昇降している際、ターンテーブル60の回動を阻害する回動ロック機構を設けることが望ましい。また、同様に部材間の干渉や破損を防止するために、ターンテーブル60の回動中(すなわち、いずれの載置部62も測定位置の真下位置から外れた位置にある場合)に、昇降テーブル70の昇降を禁止する昇降ロック機構も設けることが望ましい。
次に、これまで説明した放射線検査装置10を用いての検査の流れについて説明する。対象管体100に対して、放射線汚染の検査を行う場合には、まず、収容ユニット18に対象管体100をセットする。具体的には、各ガイドパイプ40に対象管体100を挿入する。そして、対象管体100が挿入されたガイドパイプ40を、ラック42の筒部44に挿し込む。
続いて、このガイドパイプ40が差し込まれたラック42をターンテーブル60に載置する。なお、このとき、ラック42は、当然ながら、ターンテーブル60に形成された二つの載置部62のうち、待機位置に位置する載置部62に載置される。ラック42が載置されれば、ユーザは、本体部11を操作して、回動用のモータを駆動させ、ターンテーブル60を180度回動させる。これにより、待機位置にあった載置部62、ひいては、当該載置部62に載置されていた収容ユニット18は、測定位置の真下位置に移動する。
この状態になれば、続いて、昇降テーブル70を駆動して、収容ユニットを測定位置まで上昇させる。この上昇動作により、ガイドパイプ40および対象管体100が、下側からセンサユニット24に挿入される。
そして、各ガイドパイプ40が対応するセンサユニット24に完全挿入される測定位置まで達すれば、ユーザは、本体部11を操作して、放射線の検出を開始する。ここで、各ガイドパイプ40は、ベースプレート20に形成された挿入口22を通過してセンサユニット24に挿入される。この挿入口22の真上位置には、ファイバシンチレータ28が吊り下げ保持されている。したがって挿入口22からガイドパイプ40を挿入すると、当該ガイドパイプ40およびガイドパイプ40に挿入された対象管体100の内部には、自動的にファイバシンチレータ28が位置することになる。換言すれば、ガイドパイプ40を完全挿入することで、対象管体100の内部にファイバシンチレータ28が挿通された状態となる。そして、これによりファイバシンチレータ28が、対象管体100の内面に近接対向することになり、当該内面の放射線汚染を検査することが可能となる。
また、ガイドパイプ40を完全挿入した際、対象管体100の周囲は、ガイドパイプ40により完全に覆われている。換言すれば、対象管体100の周辺に漏れ込む外部環境光は、ガイドパイプ40により遮光される。その結果、遮光された好適な状態での放射線検査が可能となり、検査精度を向上できる。また、既述したとおり円柱体の底面には、ガイドパイプ40の先端に密着当接する弾性部材34が設けられている。ガイドパイプ40が完全挿入されて、この弾性部材34とガイドパイプ40先端とが密着当接することで、ガイドパイプ40の内部、ひいては、ファイバシンチレータの周辺に漏れ込む外部環境光がより確実に遮蔽され、検査精度をより向上できる。
さらに、本実施形態では、複数のセンサユニット24を用いて、複数の対象管体100に対する検査を同時に行う。そのため、対象管体100一本ごとに検査を行っていた従来に比して、検査に要する時間を大幅に低減できる。なお、ファイバシンチレータ28による放射線検出に要する時間は、通常、数分程度である。ユーザは、この検出時間を利用して、現在、使用していない、もう一方の収容ユニット18(待機位置に位置する載置部62に載置された収容ユニット18)への対象管体100のセット作業などを実行することが望ましい。
放射線検出が完了すれば、ユーザは、測定位置にある収容ユニット18を、待機位置に戻す。すなわち、本体部11を操作して、昇降テーブル70を、最低高さ位置まで下降させる。この昇降テーブル70の下降に伴い、当該昇降テーブル70により支持されていたラック42(収容ユニット18)も、下降することになる。そして、最終的に、ラック42は、ターンテーブル60の載置部62に載置されることになる。
ラック42が載置部62に載置されれば、続いて、ターンテーブル60を180度回動させ、測定位置真下に位置しているラック42を待機位置に戻す。そして、ラック42が待機位置まで到達した後に、収容ユニット18から検査済の対象管体100を取り出せば、汚染検査は終了となる。なお、対象管体100は、ラック42から抜き取ったガイドパイプ40の天地を逆転すれば、容易に取り出すことができる。
以上、説明したように、本実施形態によれば、複数の対象管体100に対する汚染検査を同時に行うことができる。そのため、一本ごとに汚染検査を行っていた従来に比して、効率的に汚染検査を行うことができる。また、本実施形態では、複数の対象管体100を収容する収容ユニット18を、待機位置と、測定位置と、の間で移動自在としている。ここで、待機位置は、測定部12に対して水平方向に離間した位置であり、対象管体100のセット作業などがしやすい位置といえる。かかるセット作業などに適した位置(待機位置)と、汚染検査に適した位置(測定位置)と、の間で収容ユニット18を移動自在とすることにより、セット作業および汚染検査の両方を好適に実行することができる。
また、本実施形態では、ターンテーブル60の回動動作で、収容ユニット18を、水平移動させている。そのため、直線移動で水平移動させる場合に比して、移動機構を小型に纏めやすい。すなわち、二つの収容ユニット18を直線移動で水平移動させようとした場合、当該二つの収容ユニット18の干渉等を避けるためには、当該直線方向に長い経路を確保せざるを得ず、移動機構全体が大型になりやすい。一方、本実施形態では、回動動作により二つの収容ユニット18を移動させているため、一方向にのみ長尺な経路を確保する必要は無く、移動機構を比較的小型に纏めることが出来る。
なお、本実施形態では、一度に検査可能な対象管体100の個数を12個としているが、この個数は適宜、変更可能である。また、ターンテーブル60に載置可能な収容ユニット18の個数も二つに限定されるものではなく、より多数の収容ユニット18が載置されるようにしてもよい。例えば、略円形のターンテーブル上に、120度間隔で、三つの収容ユニット18が載置され、当該ターンテーブルが120度回転するたびに、測定位置の真下位置に到達する収容ユニットが切り替わるようにしてもよい。
本発明の実施形態である放射線検査装置の斜視図である。 他の状態における放射線検査装置の斜視図である。 放射線検査装置の側面図および正面図である。 放射線検査装置の上面図である。 測定部の概略的な斜視図である。 センサユニットの上端周辺の縦断面図である。 図6におけるA−A端面図である。 収容ユニットの分解斜視図である。 ラックの縦断面図である。
符号の説明
10 放射線検査装置、11 本体部、12 測定部、14 保持フレーム、16 移動機構、18 収容ユニット、20 ベースプレート、22 挿入口、24 センサユニット、28 ファイバシンチレータ、38 遮蔽ブロック、40 ガイドパイプ、42 ラック、44 筒部、49 張出部、60 ターンテーブル、62 載置部、70 昇降テーブル、100 対象管体。

Claims (3)

  1. 対象管体の内面の放射線汚染を検査する放射線検査装置であって、
    吊り下げ保持された複数の線状の放射線センサと、各放射線センサの真下位置に形成された挿入口と、を備える測定部と、
    前記複数の放射線センサに対応する位置関係で複数の対象管体を起立保持する収容ユニットと、
    前記収容ユニットを、前記測定部に対して水平方向に離間した待機位置と、保持されている対象管体の内部に対応する放射線センサが位置する測定位置と、の間で移動させる移動機構と、
    を備え、
    前記移動機構は、
    前記収容ユニットを水平面内で回動させて、当該収容ユニットを前記待機位置から前記測定位置の真下位置まで水平移動させる回動機構と、
    前記測定位置の真下位置に位置する収容ユニットを昇降させる昇降機構と、
    を備えることを特徴とする放射線検査装置。
  2. 請求項1に記載の放射線検査装置であって、
    前記回動機構は、複数の収容ユニットが載置されるテーブルであって、回動することで前記複数の収容ユニットを水平移動させるターンテーブルを有しており、
    前記ターンテーブルは、載置される複数の収容ユニットのうち、一つが待機位置に位置している場合、他の一つは測定位置の真下位置に位置するような位置に設置される、
    ことを特徴とする放射線検査装置。
  3. 請求項2に記載の放射線検査装置であって、
    前記昇降機構は、前記測定位置の真下位置に位置する収容ユニットの一部を支持した状態で昇降することで当該収容ユニットを前記ターンテーブルから分離して昇降させる昇降テーブルを有することを特徴とする放射線検査装置。
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